JPH0516791B2 - - Google Patents

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JPH0516791B2
JPH0516791B2 JP61039387A JP3938786A JPH0516791B2 JP H0516791 B2 JPH0516791 B2 JP H0516791B2 JP 61039387 A JP61039387 A JP 61039387A JP 3938786 A JP3938786 A JP 3938786A JP H0516791 B2 JPH0516791 B2 JP H0516791B2
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JP
Japan
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circuit
video signal
output
pass filter
signal
Prior art date
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JP61039387A
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English (en)
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JPS62196987A (ja
Inventor
Kenji Shiroshita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPS62196987A publication Critical patent/JPS62196987A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は映像信号処理回路に関し、特に映像
信号記録再生装置の輝度信号処理回路の改善に関
するものである。
〔従来の技術〕 第2図は例えば「テレビ技術」1985年10月号
P.41に示された帰還形くし形フイルタを用いた従
来の輝度信号処理回路、所謂輝度信号バーテイカ
ルプロセツサのVTR再生時における回路動作を
示すブロツク図であり、図において、1は1H遅
延回路、2は加算回路、3及び4は係数回路、5
は減算回路、6は係数回路、7はリミツタ、8は
減算回路である。
次に動作について説明する。今、第3図aに示
すような「黒→白→黒」の帯状の映像信号が第2
図に示される従来の垂直方向雑音除去回路に入力
される場合について述べる。上記信号は例えば黒
から白に変化する部分Aの数水平期間分の信号波
形は第3図bに示すごとくであり、また、画面を
垂直方向に切断した場合のB−B部分の信号は第
3図cに示すごとくである。
さて、第3図aに示すような信号が第2図のa
点に入力されたとする。上記入力信号は雑音を含
んであり、これを第4図及び第5図aに示す。
1H遅延回路1、加算回路2、係数回路3は帰還
形Y形くし形フイルタ10を構成しており、輝度
信号に対しては垂直方向の低域通過形フイルタと
して機能する。故に第2図b点の信号は第4図及
び第5図bに示すようになる。即ち垂直方向に対
し立ち上り、立ち下り波形がなまると同時に雑音
成分が抑圧される。
第4図及び第5図bの信号を係数回路4にて正
規化し、減算器5にて第4図及び第5図aの信号
との差をとると第4図及び第5図cに示す信号が
得られる。即ち、1H遅延回路1、加算回路2、
係数回路3,4及び減算回路5により垂直方向高
域通過フイルタ20が構成され、この信号は第4
図及び第5図aに示す信号の垂直方向の高域成
分、即ち信号の垂直方向の変化分と垂直方向の雑
音成分とを含んだものである。故に、第4図及び
第5図cに示す信号から雑音成分を取り出すため
に係数回路6及びリミツタ7からなる振幅制限回
路30により信号振幅を制限し、第4図及び第5
図dに示す信号を得る。第4図及び第5図dに示
す信号、即ち雑音を示す信号を減算器(雑音除去
回路)8により第4図及び第5図aに示す信号か
ら差し引くことにより第4図及び第5図eに示す
雑音成分が除去された信号を得る。
このようにすれば、映像信号の垂直相関を利用
した垂直方向の雑音除去が可能となり、雑音成分
の少ない再生映像信号が得られるが、第5図eの
e1,e2の部分のように垂直方向に信号が大き
く変化する部分では波形歪が生ずる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の帰還形Y形くし形フイルタを用いた垂直
方向雑音除去回路は以上のように構成されている
ので、輝度信号の変化が大きい部分での波形歪が
大きくなり画像の輪郭が劣化するという問題があ
つた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、S/N改善効果を何ら損なう
ことなく上記弊害を防止できる映像信号処理回路
を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の第1の発明に係る映像信号処理回路
は、帰還形Y形くし形フイルタを用いた垂直方向
高域通過フイルタの出力段に雑音成分を取り出す
ための水平方向の高域通過フイルタを設け、該垂
直方向高域通過フイルタの出力を再生映像信号よ
り差し引いて垂直方向の雑音成分を除去するよう
にしたものである。
また本発明の第2の発明に係る映像信号処理回
路は、帰還形Y形くし形フイルタを用いた垂直方
向高域通過フイルタの出力段に記録すべき映像信
号の高域成分を取り出すための水平方向の高域通
過フイルタを設け、該垂直方向高域通過フイルタ
の出力を記録映像信号に加えることにより、記録
時予め垂直方向の高域成分を強調したうえで、再
生時上述の雑音除去を行なうようにしたものであ
る。
〔作用〕
この発明の第1の発明においては、垂直方向高
域通過フイルタの出力をさらに水平方向の高域通
過フイルタに通すので、垂直方向に相関が無く、
かつ、水平方向に相関があるような信号に対する
出力はほとんど除去され、逆に水平方向にも相関
のない信号、即ち雑音信号に対しては従来通りの
出力が得られるので、S/Nの改善と波形歪の改
善とが同時に実現される。
また、この発明の第2の発明においては、再生
時の雑音除去に先立つて記録時に映像信号の高域
成分が強調されるから、再生時雑音とともに除去
される映像信号の高域成分が補償され、波形歪の
より一層の改善が実現される。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図について説明す
る。第1図は本発明の第1の発明の一実施例によ
る映像信号処理回路を示し、図において、1は
1H遅延回路、2は加算回路、3は係数回路、1
0は帰還形Y形くし形フイルタ、4は係数回路、
5は減算回路、20は垂直方向高域通過フイル
タ、6は係数回路、7はリミツタ、30は振幅制
限回路、8は減算回路、9は高域通過フイルタで
ある。
次に動作について説明する。第1図における構
成要素1〜8,10,20,30の動作は、第2
図のものと全く同様であるので説明は省略する。
本実施例の高域通過フイルタ9は直流及び低周
波成分を除去し、ランダムに現れる雑音成分のみ
を取り出すものである。第6図に水平方向に見た
場合の各部の信号波形を、第7図に垂直方向に見
た場合の各部の信号波形を示す。なお、第1図、
第6図、第7図に示すa〜fの記号は各々同一部
分を示す。
第1図のa点に第6図及び第7図のaに示す信
号aが入力されると、第1図のb点、即ち帰還形
Y形くし形フイルタの出力とc点、即ち垂直方向
の高域通過フイルタの出力は各々第6図、第7図
のb及びcに示す波形となる。次にc点の波形を
高域通過フイルタ9に通すと第1図のf点の波形
は第6図、第7図のfで示される波形となる。こ
のf点の波形は直流分をほとんど含まないので、
信号が大きく変化する部分のスパイク状の信号以
外はほとんど雑音成分のみであると見なせる。さ
らに、このf点で得られた信号をリミツタ7に通
すとリミツタ7の出力、即ちd点の波形は第6図
及び第7図eに示すものとなる。このd点の波形
は、ほぼ雑音成分のみからなり、波形歪を生じる
低周波成分を含まないので減算器8により雑音成
分を除去したe点の信号波形は第6図及び第7図
fに示すように雑音が少なく、かつ、波形歪のほ
とんどないものとなる。
以上により帰還形Y形くし形フイルタを用いた
垂直方向雑音除去回路に高域通過フイルタを導入
することにより、S/N改善効果を従来より劣化
させることなく波形歪の少ない映像信号処理回路
が実現できる。
なお、上記実施例では高域通過フイルタ9をリ
ミツタ7の前段に挿入したものを示したが、リミ
ツタ後段に挿入するようにしてもよい。この場合
微小信号レベルの雑音に対しては上記実施例とほ
ぼ同じ効果が得られるが、リミツタ7で制限を受
けた信号は高周波成分を含むので、減算回路8ま
たは加算回路10に入力される雑音信号の振幅が
管理できない等の欠点を有する。
また、上記実施例では係数回路6をリミツタ7
の前段に挿入したが、リミツタ7の後段に挿入し
てもよい。
また、上記実施例では再生信号処理回路に用い
る場合のみについて説明したが、第8図に示すよ
うに減算回路8を加算回路18に変更することに
より垂直方向の高域強調を行なうことができるの
で、記録時の映像信号処理に用いることにより、
波形歪の少ない垂直方向の高域強調が実現でき
る。
この第8図の垂直方向高域強調回路を第1図の
垂直方向雑音除去回路と併せ用いたものが本発明
の第2の発明であり、再生時の雑音除去に伴い損
なわれる映像信号の高域成分を記録時に補償でき
るので、S/Nを向上させつつ再生映像信号の波
形歪をより改善でき、画像の輪郭劣化をより一層
防止できるという効果がある。
なお、この第8図の回路は加算回路、減算回路
の違いを除き第1図の回路と同一の構成であるの
で、加減算回路とすることにより両者は容易に兼
用できる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明の第1の発明に係る映
像信号処理回路によれば、雑音信号を得るように
したので、S/N改善効果を何ら損なうことなく
波形歪を小さくできるという効果がある。
またこの発明の第2の発明に係る映像信号処理
回路によれば、帰還形くし形フイルタを用いた垂
直方向の高域通過フイルタの出力を水平方向の高
域通過フイルタに通して記録信号の高域成分を得
るようにしたので、記録時に再生時に雑音ととも
に除去される映像信号の高域成分を予め補償で
き、再生波形の波形歪をより一層小さくできると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の発明の一実施例によ
る映像信号処理回路を示す構成図、第2図は従来
の映像信号処理回路を示す構成図、第3図は映像
信号の一例を示す図、第4図及び第5図は従来の
映像信号処理回路の信号処理を説明するための
図、第6図及び第7図はこの発明の一実施例によ
る映像信号の信号処理を説明するための図、第8
図はこの発明の第2の発明の一実施例による映像
信号処理回路の垂直方向高域強調回路を示す構成
図である。 図中、1は1H遅延回路、2は加算回路、3及
び4は係数回路、5は減算回路、6は係数回路、
7はリミツタ、8は減算回路(雑音除去回路)、
9は高域通過フイルタ、10は帰還形形くし形フ
イルタ、20は垂直方向高域通過フイルタ、30
は振幅制限回路、18は加算回路(高域強調回
路)である。なお、図中同一符号は同一又は相当
部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カラー映像信号記録再生装置の映像信号処理
    回路において、 再生映像信号が入力されるn水平周期遅延回路
    (n=1,2,…)及びその出力側から入力側に
    信号を帰還する帰還回路を有する帰還形くし形フ
    イルタを含み上記入力再生映像信号と該帰還形く
    し形フイルタの出力信号間の非相関成分を抽出す
    る垂直方向高域通過フイルタと、 該垂直方向高域通過フイルタの出力信号の水平
    方向の高域成分のみを通す高域通過フイルタと、 該高域通過フイルタの出力振幅を制限する振幅
    制限回路と、 上記振幅制限回路の出力を上記入力再生映像信
    号から除去する雑音除去回路とを備えたことを特
    徴とする映像信号処理回路。 2 カラー映像信号記録再生装置の映像信号処理
    回路において、 記録すべき映像信号が入力されるn水平周期遅
    延回路(n=1,2,…)及びその出力側から入
    力側に信号を帰還する帰還回路を有する帰還形く
    し形フイルタを含み上記入力記録映像信号と上記
    帰還形くし形フイルタの出力信号間の非相関成分
    を抽出する垂直方向高域通過フイルタと、 該垂直方向高域通過フイルタの出力信号の水平
    方向の高域成分のみを通す高域通過フイルタと、 該高域通過フイルタの出力振幅を制限する振幅
    制限回路と、 該振幅制限回路の出力を上記入力記録映像信号
    に加算する強調回路と、 磁気記録媒体から再生された、上記強調回路出
    力の再生映像信号が入力されるn水平周期遅延回
    路(n=1,2,…)及びその出力側から入力側
    に信号を帰還する帰還回路を有する帰還形くし形
    フイルタを含み上記入力再生映像信号と上記帰還
    形くし形フイルタの出力信号間の非相関成分を抽
    出する垂直方向高域通過フイルタと、 該垂直方向高域通過フイルタの出力振幅の水平
    方向の高域成分のみを通す高域通過フイルタと、 該高域通過フイルタの出力振幅を制限する振幅
    制限回路と、 該振幅制限回路の出力を上記入力再生映像信号
    から除去する雑音除去回路とを備えたことを特徴
    とする映像信号処理回路。
JP61039387A 1986-02-25 1986-02-25 映像信号処理回路 Granted JPS62196987A (ja)

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JPS62196987A JPS62196987A (ja) 1987-08-31
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JP2597610B2 (ja) * 1987-12-11 1997-04-09 日本放送協会 テレビジョンオフセットビート除去装置

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