JPH03269806A - イコライザ回路 - Google Patents
イコライザ回路Info
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- JPH03269806A JPH03269806A JP6810690A JP6810690A JPH03269806A JP H03269806 A JPH03269806 A JP H03269806A JP 6810690 A JP6810690 A JP 6810690A JP 6810690 A JP6810690 A JP 6810690A JP H03269806 A JPH03269806 A JP H03269806A
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- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims abstract description 22
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 32
- 230000006903 response to temperature Effects 0.000 claims description 5
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 5
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 3
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 241000272470 Circus Species 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
入力信号と遅延された入力信号との合成信号の大きさを
変える信号変化手段を備え、大きさを変えた後の合成信
号の波形により入力信号の波形を補正するイコライザ回
路に関し、 温度変化により入力信号の波形が変化してもその波形を
最適に補正し、信号復調マージンの低下を防止すること
を目的とし、 上述のイコライザ回路において、上記信号変化手段によ
る上記合成信号の変化量を、温度変化に応じた入力信号
の波形の変化を補償するように変換する温度補償手段を
設は構成する。
変える信号変化手段を備え、大きさを変えた後の合成信
号の波形により入力信号の波形を補正するイコライザ回
路に関し、 温度変化により入力信号の波形が変化してもその波形を
最適に補正し、信号復調マージンの低下を防止すること
を目的とし、 上述のイコライザ回路において、上記信号変化手段によ
る上記合成信号の変化量を、温度変化に応じた入力信号
の波形の変化を補償するように変換する温度補償手段を
設は構成する。
本発明は、入力信号と遅延された入力信号との合成信号
の大きさを変える信号変化手段を備え、大きさを変えた
後の合成信号の波形により入力信号の波形を補正するイ
コライザ回路に関する。
の大きさを変える信号変化手段を備え、大きさを変えた
後の合成信号の波形により入力信号の波形を補正するイ
コライザ回路に関する。
(従来の技術)
従来のイコライザ回路として第6図に示すような磁気デ
ィスク装置に用いられる余弦等花器について説明する。
ィスク装置に用いられる余弦等花器について説明する。
同図においてイコライザ回路10に入力した再生信号は
第1のデイレイライン(Delay 1ine )11
により時間でだけ遅延され、その一部が更に4!s2の
デイレイライン12により再度時間でだけ遅延される一
方、他は差動増幅器14の正の入力端に入力する。そし
て元の再生信号と、この再生信号から時間2τだけ遅延
された信号との合成信号がその大きさを減衰させる減衰
器13に入力する。
第1のデイレイライン(Delay 1ine )11
により時間でだけ遅延され、その一部が更に4!s2の
デイレイライン12により再度時間でだけ遅延される一
方、他は差動増幅器14の正の入力端に入力する。そし
て元の再生信号と、この再生信号から時間2τだけ遅延
された信号との合成信号がその大きさを減衰させる減衰
器13に入力する。
減衰器13には同図に示すように3台の抵抗R工、 R
2,R3と2台のスイッチS前工、SW2とが設けられ
ている。これは磁気ディスク上のアウタ側、センタ、イ
ンナ側とでは分解能が変わるので、ヘッドがアウタ側に
ある時は抵抗R1だけの抵抗値、ヘッドがセンタに来た
時は抵抗R0及びR2による合成抵抗値、ヘッドがイン
チ側に来た時は抵抗R工、R2及びR3による合成抵抗
値というようにMPU15からの指令によりスイッチS
前工、 SW、を切り換えることにより上記合成抵抗を
減衰させる際の抵抗値を変え、ヘッドの位置に応じた最
適な抵抗値に基づいて合成信号を減衰させるためである
。
2,R3と2台のスイッチS前工、SW2とが設けられ
ている。これは磁気ディスク上のアウタ側、センタ、イ
ンナ側とでは分解能が変わるので、ヘッドがアウタ側に
ある時は抵抗R1だけの抵抗値、ヘッドがセンタに来た
時は抵抗R0及びR2による合成抵抗値、ヘッドがイン
チ側に来た時は抵抗R工、R2及びR3による合成抵抗
値というようにMPU15からの指令によりスイッチS
前工、 SW、を切り換えることにより上記合成抵抗を
減衰させる際の抵抗値を変え、ヘッドの位置に応じた最
適な抵抗値に基づいて合成信号を減衰させるためである
。
そしてヘッドの各位置に応じて設定された抵抗値に基づ
いて変換された合成信号が差動増幅器14の負の入力端
に入力する。差動増幅器14はこの減衰された合成信号
と正の入力端に入力した時間τだけ遅延された再生信号
との差を求めて再生信号の波形補正つまりスリミングを
行ない、第7図(a)に示すような波形の再生信号を出
力していた。
いて変換された合成信号が差動増幅器14の負の入力端
に入力する。差動増幅器14はこの減衰された合成信号
と正の入力端に入力した時間τだけ遅延された再生信号
との差を求めて再生信号の波形補正つまりスリミングを
行ない、第7図(a)に示すような波形の再生信号を出
力していた。
ところで、このような従来のイコライザ回路では温度変
化に応じて減衰器の抵抗値を変えるようなことはしてい
なかったため、温度変化により再生信号の波形が変化し
た場合にはその波形を最適に補正することができなかっ
た。
化に応じて減衰器の抵抗値を変えるようなことはしてい
なかったため、温度変化により再生信号の波形が変化し
た場合にはその波形を最適に補正することができなかっ
た。
特にイコライザ回路を磁気ディスク装置に用いた場合に
は、温度変化によりヘッドの再生特性が変化して分解能
や出力レベルが変り再生信号の波形が変わるので、その
ままの抵抗値により波形補正を行なうと、再生信号にレ
ベルダウンやショルダノイズが発生することがあった。
は、温度変化によりヘッドの再生特性が変化して分解能
や出力レベルが変り再生信号の波形が変わるので、その
ままの抵抗値により波形補正を行なうと、再生信号にレ
ベルダウンやショルダノイズが発生することがあった。
このためイコライザ回路における波形補正後の再生信号
を例えばパルス復調回路(図示せず)でパルス化する際
、第7図(b)に示すようにレベルダウンにより固定ス
ライスレベルに達しないところ(図中Aの部分)や固定
スライスレベルを超えるショルダノイズ(図中Bの部分
)が発生し、信号復調マージンが低下するという問題が
あった。
を例えばパルス復調回路(図示せず)でパルス化する際
、第7図(b)に示すようにレベルダウンにより固定ス
ライスレベルに達しないところ(図中Aの部分)や固定
スライスレベルを超えるショルダノイズ(図中Bの部分
)が発生し、信号復調マージンが低下するという問題が
あった。
そこで、本発明は温度変化により入力信号の波形が変化
してもその波形を最適に補正し、信号復調マージンの低
下を防止することができるイコライザ回路を提供するこ
とを目的とする。
してもその波形を最適に補正し、信号復調マージンの低
下を防止することができるイコライザ回路を提供するこ
とを目的とする。
本発明にあって上記課題を解決するための手段は、入力
信号と遅延された入力信号との合成信号の大きさを変え
る信号変化手段1を備え、大きさを変えた後の合成信号
の波形により入力信号の波形を補正するイコライザ回路
において、上記信号変化手段1による上記合成信号の変
化量を、温度変化に応じた入力信号の波形の変化を補償
するように変換する温度補償手段2を設けたことである
。
信号と遅延された入力信号との合成信号の大きさを変え
る信号変化手段1を備え、大きさを変えた後の合成信号
の波形により入力信号の波形を補正するイコライザ回路
において、上記信号変化手段1による上記合成信号の変
化量を、温度変化に応じた入力信号の波形の変化を補償
するように変換する温度補償手段2を設けたことである
。
本発明では第1図に示すように温度補償手段2が温度変
化に応じて入力信号の波形の変化を補償するように信号
変化手段1の変化量を変換する。このため例えば温度上
昇に従い入力信号の波形の変化が大きくなってきた場合
には、温度補償手段2が温度上昇に従い入力信号の波形
の変化を補償するように信号変化手段1による入力信号
と遅延された入力信号との合成信号の変化量を大きくさ
せて、信号変化手段1がその入力信号の波形の変化を補
償つまり小さくなるように波形補正を行なう。
化に応じて入力信号の波形の変化を補償するように信号
変化手段1の変化量を変換する。このため例えば温度上
昇に従い入力信号の波形の変化が大きくなってきた場合
には、温度補償手段2が温度上昇に従い入力信号の波形
の変化を補償するように信号変化手段1による入力信号
と遅延された入力信号との合成信号の変化量を大きくさ
せて、信号変化手段1がその入力信号の波形の変化を補
償つまり小さくなるように波形補正を行なう。
(実施例)
以下、本発明に係るイコライザ回路の実施例を磁気ディ
スク装置のデータ読み取り回路と共に図面に基づいて説
明する。尚、本実施例においては従来例と同様にイコラ
イザ回路として余弦等化器を用い、その中で従来のもの
と同一のものには同一番号及び符号を付して説明する。
スク装置のデータ読み取り回路と共に図面に基づいて説
明する。尚、本実施例においては従来例と同様にイコラ
イザ回路として余弦等化器を用い、その中で従来のもの
と同一のものには同一番号及び符号を付して説明する。
まず本実施例のイコライザ回路20は第2図に示すよう
にヘッドにより再生されて入力する再生信号とこの再生
信号の反転された反転信号を夫々減衰器23の抵抗値に
基づいて波形整形する構成となっている。即ち、本実施
例のイコライザ回路20は再生信号を時間でだけ遅延さ
せる第1のデイレイライン(Delay 1ine )
21 aと、第1のデイレイライン21aを介して入
力する再生信号を同様に時間でだけ遅延させる第2のデ
イレイライン22aと、再生信号と第1のデイレイライ
ン21a及び第2のデイレイライン22aを介して時間
2τだけ遅延された再生信号との合成信号の大きさを抵
抗値に基づいて減衰させて出力する信号変化手段として
の減衰器23と、第1のデイレイライン21aを介して
時間τだけ遅延された再生信号が正の入力端に入力する
一方、減衰器23で減衰された後の上記合成信号が負の
入力端に入力し両者の差を求めて出力する差動増幅器2
4aとを宥する。また本実施例のイコライザ回路20は
、これと同様に再生信号の反転信号の波形を補正するた
め、この反転信号に対し上述のものと同一作用を宥する
第1のデイレイライン21b、第2のデイレイライン2
2b及び差動増幅器24bを有し、差動増幅器24bで
第1のデイレイライン21bを介して時間でだけ遅延さ
れて正の入力端に入力する反転信号と減衰器23を介し
て減衰されて負の入力端に入力する合成信号との差を求
めて出力するようにしている。
にヘッドにより再生されて入力する再生信号とこの再生
信号の反転された反転信号を夫々減衰器23の抵抗値に
基づいて波形整形する構成となっている。即ち、本実施
例のイコライザ回路20は再生信号を時間でだけ遅延さ
せる第1のデイレイライン(Delay 1ine )
21 aと、第1のデイレイライン21aを介して入
力する再生信号を同様に時間でだけ遅延させる第2のデ
イレイライン22aと、再生信号と第1のデイレイライ
ン21a及び第2のデイレイライン22aを介して時間
2τだけ遅延された再生信号との合成信号の大きさを抵
抗値に基づいて減衰させて出力する信号変化手段として
の減衰器23と、第1のデイレイライン21aを介して
時間τだけ遅延された再生信号が正の入力端に入力する
一方、減衰器23で減衰された後の上記合成信号が負の
入力端に入力し両者の差を求めて出力する差動増幅器2
4aとを宥する。また本実施例のイコライザ回路20は
、これと同様に再生信号の反転信号の波形を補正するた
め、この反転信号に対し上述のものと同一作用を宥する
第1のデイレイライン21b、第2のデイレイライン2
2b及び差動増幅器24bを有し、差動増幅器24bで
第1のデイレイライン21bを介して時間でだけ遅延さ
れて正の入力端に入力する反転信号と減衰器23を介し
て減衰されて負の入力端に入力する合成信号との差を求
めて出力するようにしている。
そして本実施例の減衰器23にはスイッチSW□。
SW2と夫々直列に接続された2台の抵抗R,,R3と
、温度変化に応じて抵抗値が変化するサーミスタ23a
とが並列に設けられている。これは従来と同様にヘット
の位置が磁気ディスク上のアウタ側、センタ、インチ側
と異なる時は分解能が変わるので、ヘッドがアウタ側に
ある時はサーくスタ23aだけの抵抗値、ヘッドがセン
タに来た時はサーミスタ23a及び抵抗R2による合成
抵抗値、ヘッドがインチ側に来た時はサーミスタ23a
、抵抗R2及びR3による合成抵抗値というようにMP
U15からの指令によりスイッチSW、、 sw、を切
り換えることにより抵抗値を変え、ヘッドの位置に応じ
た抵抗値に基づいて合成信号を減衰させるためである。
、温度変化に応じて抵抗値が変化するサーミスタ23a
とが並列に設けられている。これは従来と同様にヘット
の位置が磁気ディスク上のアウタ側、センタ、インチ側
と異なる時は分解能が変わるので、ヘッドがアウタ側に
ある時はサーくスタ23aだけの抵抗値、ヘッドがセン
タに来た時はサーミスタ23a及び抵抗R2による合成
抵抗値、ヘッドがインチ側に来た時はサーミスタ23a
、抵抗R2及びR3による合成抵抗値というようにMP
U15からの指令によりスイッチSW、、 sw、を切
り換えることにより抵抗値を変え、ヘッドの位置に応じ
た抵抗値に基づいて合成信号を減衰させるためである。
そして本実施例では温度が上昇するに従いヘッドの再生
特性が変り再生信号及びその反転信号の波形の歪が大き
く(再生信号及びその反転信号に対する等化量が小さく
)なるので、本実施例ではこれを補償するため温度が上
昇するに従いその歪を小さく(等化量を大きく)つまり
温度上昇に従いヘッドの各位置における抵抗値が増大し
再生信号の波形の変化を補償するようにサーくスタ23
a、抵抗R2及びR3の値を設定しておく。
特性が変り再生信号及びその反転信号の波形の歪が大き
く(再生信号及びその反転信号に対する等化量が小さく
)なるので、本実施例ではこれを補償するため温度が上
昇するに従いその歪を小さく(等化量を大きく)つまり
温度上昇に従いヘッドの各位置における抵抗値が増大し
再生信号の波形の変化を補償するようにサーくスタ23
a、抵抗R2及びR3の値を設定しておく。
また、以上のような本実施例のイコライザ回路20が使
用される磁気ディスク装置のデータ読み取り回路として
第3図に示すものがある。このデータ読み取り回路は同
図に示すように磁気ディスク34上からデータを再生す
るデータ再生回路31と、再生信号及びその反転信号を
増幅するリードアンプ(Read AMP)回路41と
、再生信号及びその反転信号を一つのディジタル信号に
復調するリード(Read )復調回路51と、ディジ
タル化された信号をインタフェースに出力するためにN
RZ (non−return−to−zero)方式
に変換するデコーダ回路61と、上記各回路に指令を出
すMPU15とからなる。
用される磁気ディスク装置のデータ読み取り回路として
第3図に示すものがある。このデータ読み取り回路は同
図に示すように磁気ディスク34上からデータを再生す
るデータ再生回路31と、再生信号及びその反転信号を
増幅するリードアンプ(Read AMP)回路41と
、再生信号及びその反転信号を一つのディジタル信号に
復調するリード(Read )復調回路51と、ディジ
タル化された信号をインタフェースに出力するためにN
RZ (non−return−to−zero)方式
に変換するデコーダ回路61と、上記各回路に指令を出
すMPU15とからなる。
データ再生回路31は磁気ディスク34上にトラック毎
に書き込まれているデータ情報を再生するヘッド32と
、再生信号とその再生信号が反転された反転信号とを増
幅して出力するプリアンプ(HDIC)33とを有する
。
に書き込まれているデータ情報を再生するヘッド32と
、再生信号とその再生信号が反転された反転信号とを増
幅して出力するプリアンプ(HDIC)33とを有する
。
またリードアンプ回路4工はデータ再生回路31から出
力された再生信号及び反転信号から夫々高域ノイズを除
去するローパスフィルタ(LPF)42と、これらの信
号の出力値が一定となるように利得を制御して増幅する
オートゲインコントロールアンプ(AGCアンプ)43
とを有する。
力された再生信号及び反転信号から夫々高域ノイズを除
去するローパスフィルタ(LPF)42と、これらの信
号の出力値が一定となるように利得を制御して増幅する
オートゲインコントロールアンプ(AGCアンプ)43
とを有する。
またリード復調回路51はリードアンプロ路41から出
力された再生信号及びその反転信号の波形を夫々細化つ
まりスリくングする前述のイコライザ回路20と、この
スリミングされたアナログの再生信号及び反転信号をデ
ィジタル信号に変換するパルス復調回路(パルスシェイ
パ−)52とを有する。尚、本実施例のパルス復調回路
52は例えば第4図に示すように再生信号及びその反転
信号を夫々半波整流するダイオード53゜54と、半波
整流後の各信号を夫々固定スライスレベル(基準電圧)
と比較してパルス波形を得るコンパレータ55,56と
、パルス化された2つの信号を加算するORゲート57
とで構成される。
力された再生信号及びその反転信号の波形を夫々細化つ
まりスリくングする前述のイコライザ回路20と、この
スリミングされたアナログの再生信号及び反転信号をデ
ィジタル信号に変換するパルス復調回路(パルスシェイ
パ−)52とを有する。尚、本実施例のパルス復調回路
52は例えば第4図に示すように再生信号及びその反転
信号を夫々半波整流するダイオード53゜54と、半波
整流後の各信号を夫々固定スライスレベル(基準電圧)
と比較してパルス波形を得るコンパレータ55,56と
、パルス化された2つの信号を加算するORゲート57
とで構成される。
次に磁気ディスク装置における本実施例の作用を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
まず磁気ディスク装置では第3図に示すように、ヘッド
32が磁気ディスク34上に書き込まれているデータ情
報を再生し、再生信号及びその反転信号をプリアンプ3
3で増幅して出力する。
32が磁気ディスク34上に書き込まれているデータ情
報を再生し、再生信号及びその反転信号をプリアンプ3
3で増幅して出力する。
この再生信号及び反転信号は夫々リードアンプ回路41
においてローパスフィルタ42により高域ノイズを除去
され、そしてオートゲインコントロールアンプ43によ
りその出力値が一定となるように利得が制御されて出力
される。
においてローパスフィルタ42により高域ノイズを除去
され、そしてオートゲインコントロールアンプ43によ
りその出力値が一定となるように利得が制御されて出力
される。
さらにこの再生信号及び反転信号は夫々リード復調回路
51に入力して、イコライザ回路20でその信号波形を
温度変化に応じて設定された抵抗値に基づいてスリミン
グされる。
51に入力して、イコライザ回路20でその信号波形を
温度変化に応じて設定された抵抗値に基づいてスリミン
グされる。
即ちイコライザ回路20に入力した再生信号及びその反
転信号は夫々第2図に示すように、第1のデイレイライ
ン21a、21bにより時間τだけ遅延され、この遅延
された信号の一部は差動増幅器24a、24bの正の入
力端に入力する一方、他方は第2のデイレイライン21
a。
転信号は夫々第2図に示すように、第1のデイレイライ
ン21a、21bにより時間τだけ遅延され、この遅延
された信号の一部は差動増幅器24a、24bの正の入
力端に入力する一方、他方は第2のデイレイライン21
a。
21bにより再度時間でだけ遅延され夫々再生信号或は
反転信号より時間2τだけ遅延された信号となる。そし
て時間2τだけ遅延された各信号と元の再生信号或は反
転信号との合成信号が夫々減衰器23に入力する。
反転信号より時間2τだけ遅延された信号となる。そし
て時間2τだけ遅延された各信号と元の再生信号或は反
転信号との合成信号が夫々減衰器23に入力する。
減衰器23ではヘッド32の位置が例えば磁気ディスク
34上のセンタに来た時はスイッチS前工だけがオンに
なっていて、サーミスタ23a及び抵抗R2による合成
抵抗値により再生信号及びその反転信号を減衰させる。
34上のセンタに来た時はスイッチS前工だけがオンに
なっていて、サーミスタ23a及び抵抗R2による合成
抵抗値により再生信号及びその反転信号を減衰させる。
その際、サーミスタ23aはこのデータ再生回路の温度
に応じた抵抗値に変っており、サーミスタ23a及び抵
抗R2による合成抵抗値はイコライザ回路20に入力す
る再生信号及び反転信号の波形の変化を補償する最適な
値に変っている。このため上記各合成信号は例えば温度
が以前より上昇していて再生信号及びその反転信号の波
形が変化している場合には、その温度に応じて大きくな
った抵抗値に基づいて等化量が大きくされた状態で減衰
される。これはヘッドがアウタ側及びインナ測成にある
時も同様で、アウタ側の時はサーミスタ23a単独の抵
抗値が温度に応じた上記最適なものに、インナ側にある
時はスイッチSWI、SW2をオンにしてサーミスタ2
3a、R2及びR3による各合成抵抗値は温度に応じた
上記最適なものに変っている。
に応じた抵抗値に変っており、サーミスタ23a及び抵
抗R2による合成抵抗値はイコライザ回路20に入力す
る再生信号及び反転信号の波形の変化を補償する最適な
値に変っている。このため上記各合成信号は例えば温度
が以前より上昇していて再生信号及びその反転信号の波
形が変化している場合には、その温度に応じて大きくな
った抵抗値に基づいて等化量が大きくされた状態で減衰
される。これはヘッドがアウタ側及びインナ測成にある
時も同様で、アウタ側の時はサーミスタ23a単独の抵
抗値が温度に応じた上記最適なものに、インナ側にある
時はスイッチSWI、SW2をオンにしてサーミスタ2
3a、R2及びR3による各合成抵抗値は温度に応じた
上記最適なものに変っている。
そして、ヘッドの位置と温度変化に応じた抵抗値により
減衰された各合成信号が夫々差動増幅器24a、24b
の負の入力端に入力する。このため各差動増幅器24a
、24bでは夫々再生信号と正の入力端に入力した時間
でだけ遅延された再生信号或は反転信号との差を求めて
、ショルダノイズやレベルダウン等の生じていないスリ
ミングした再生信号及び反転信号を出力することができ
る。
減衰された各合成信号が夫々差動増幅器24a、24b
の負の入力端に入力する。このため各差動増幅器24a
、24bでは夫々再生信号と正の入力端に入力した時間
でだけ遅延された再生信号或は反転信号との差を求めて
、ショルダノイズやレベルダウン等の生じていないスリ
ミングした再生信号及び反転信号を出力することができ
る。
次にこれらの再生信号及び反転信号は第4図に示すよう
なパルス復調回路52に入力する。パルス復調回路52
に入力した再生信号及び反転信号は同図に示すように夫
々ダイオード53.54に入力し、ダイオード53.5
4により夫々半波整流され、コンパレータ55,56で
半波整流後の各信号が固定スライスレベル(基準電圧)
と比較されてパルス化される。その際、再生信号及び反
転信号の波形はイコライザ回路20でヘッドの位置及び
温度変化に応じた最適な抵抗値に基づいて等化量を変え
られて波形補正されショルダノイズやレベルダウン等は
生じていないので、固定スライスレベルを越える異常電
圧やそのレベル以下となる再生信号及び反転信号も発生
せず、温度変化によって信号復調マージンが低下しない
。
なパルス復調回路52に入力する。パルス復調回路52
に入力した再生信号及び反転信号は同図に示すように夫
々ダイオード53.54に入力し、ダイオード53.5
4により夫々半波整流され、コンパレータ55,56で
半波整流後の各信号が固定スライスレベル(基準電圧)
と比較されてパルス化される。その際、再生信号及び反
転信号の波形はイコライザ回路20でヘッドの位置及び
温度変化に応じた最適な抵抗値に基づいて等化量を変え
られて波形補正されショルダノイズやレベルダウン等は
生じていないので、固定スライスレベルを越える異常電
圧やそのレベル以下となる再生信号及び反転信号も発生
せず、温度変化によって信号復調マージンが低下しない
。
そして再生信号及び反転信号はパルス復調回路53のO
Rゲート57で加算されパルス信号に復調され、最後に
デコータ回路61でNRZ(non−return−t
o−zero)方式に変換されインタフェースに出力さ
れる。
Rゲート57で加算されパルス信号に復調され、最後に
デコータ回路61でNRZ(non−return−t
o−zero)方式に変換されインタフェースに出力さ
れる。
従って本実施例のイコライザ回路によれば、温度変化に
応じてイコライザ回路の抵抗値を変化させ波形補正の際
の等化量を変えるようにしたので、温度変化に応じて磁
気ヘットの再生特性が変り出力レベルや分解能が変化し
て再生信号及びその反転信号の波形が変るような場合で
も、その変化に合せて上記合成信号を減衰させる際の抵
抗値を変えることにより等化量を変えて再生信号等の波
形補正を行ない、その再生信号等に温度変化によるレベ
ルダウンやショルダノイズが発生することのないように
して信号復調マージンの低下を防止することができる。
応じてイコライザ回路の抵抗値を変化させ波形補正の際
の等化量を変えるようにしたので、温度変化に応じて磁
気ヘットの再生特性が変り出力レベルや分解能が変化し
て再生信号及びその反転信号の波形が変るような場合で
も、その変化に合せて上記合成信号を減衰させる際の抵
抗値を変えることにより等化量を変えて再生信号等の波
形補正を行ない、その再生信号等に温度変化によるレベ
ルダウンやショルダノイズが発生することのないように
して信号復調マージンの低下を防止することができる。
尚、本実施例においてはイコライザ回路に再生信号及び
その反転信号が入力して夫々波形補正するようにしたが
、本発明では例えば第5図に示すイコライザ回路のよう
に再生信号−つだけが入力するようにし、差動増幅器7
1からの波形補正後の出力の一部をNOT回路72によ
り反転させ、再生信号及びその反転信号としてもよい。
その反転信号が入力して夫々波形補正するようにしたが
、本発明では例えば第5図に示すイコライザ回路のよう
に再生信号−つだけが入力するようにし、差動増幅器7
1からの波形補正後の出力の一部をNOT回路72によ
り反転させ、再生信号及びその反転信号としてもよい。
また本実施例においてはイコライザ回路として磁気ディ
スク装置に用いられる余弦等化量を一例に説明したが、
本発明のイコライザ回路は磁気ディスク装置に使用する
ものに限定されることはなく例えば磁気テープ装置等に
使用してもよい。また本発明のイコライザ回路は余弦等
化量に限定されるものではなく、入力信号とこの入力信
号を遅延された信号との合成信号の大きさを変えてこの
合成信号の波形により元の入力信号の波形を補正するよ
うにしたイコライザ回路であればよい。さらに本実施例
ではイコライザ回路の上記合成信号の大きさを変える際
の抵抗値を変えるのにサーミスタを用いて説明したが、
サーミスタ以外であっても温度変化に応じて入力信号の
波形の変化を補償するように上記合成信号の変化量を変
換するものであれば他の温度補償手段でも勿論よい。以
上のように本実施例は本発明の一例であって、本発明は
本発明の趣旨に従い種々の変形が可能である。
スク装置に用いられる余弦等化量を一例に説明したが、
本発明のイコライザ回路は磁気ディスク装置に使用する
ものに限定されることはなく例えば磁気テープ装置等に
使用してもよい。また本発明のイコライザ回路は余弦等
化量に限定されるものではなく、入力信号とこの入力信
号を遅延された信号との合成信号の大きさを変えてこの
合成信号の波形により元の入力信号の波形を補正するよ
うにしたイコライザ回路であればよい。さらに本実施例
ではイコライザ回路の上記合成信号の大きさを変える際
の抵抗値を変えるのにサーミスタを用いて説明したが、
サーミスタ以外であっても温度変化に応じて入力信号の
波形の変化を補償するように上記合成信号の変化量を変
換するものであれば他の温度補償手段でも勿論よい。以
上のように本実施例は本発明の一例であって、本発明は
本発明の趣旨に従い種々の変形が可能である。
以上説明したように本発明によれば、入力信号と遅延さ
れた入力信号との合成信号の変化量を、温度変化に応じ
た入力信号の波形の変化を補償するように変化させるよ
うにした。このためこのイコライザ回路を例えば磁気デ
ィスク装置等に用いれば、磁気ヘッドの再生特性が温度
変化により変り再生信号の波形が変るような場合でも、
その変化に合せて上記合成信号の大きさを変える際の変
化量を変えて再生信号の波形補正を行ない、再生信号に
温度変化によるレベルダウンやショルダノイズが発生す
ることのないようにして信号復調マージンの低下を防止
することができる。
れた入力信号との合成信号の変化量を、温度変化に応じ
た入力信号の波形の変化を補償するように変化させるよ
うにした。このためこのイコライザ回路を例えば磁気デ
ィスク装置等に用いれば、磁気ヘッドの再生特性が温度
変化により変り再生信号の波形が変るような場合でも、
その変化に合せて上記合成信号の大きさを変える際の変
化量を変えて再生信号の波形補正を行ない、再生信号に
温度変化によるレベルダウンやショルダノイズが発生す
ることのないようにして信号復調マージンの低下を防止
することができる。
第1図は本発明の原理図、第2図は本発明に係るイコラ
イザ回路の実施例を示す図、第3図は磁気ディスク装置
の一例を示すブロック図、第4図は本実施例のパルス復
調回路の構成を示す図、第5図は本発明のイコライザ回
路の他の例を示す図、第6図は従来のイコライザ回路の
一例を示す図、第7図は従来のイコライザ回路による波
形の補正を示す図である。 1・・・信号変化手段 2・・・温度補償手段
イザ回路の実施例を示す図、第3図は磁気ディスク装置
の一例を示すブロック図、第4図は本実施例のパルス復
調回路の構成を示す図、第5図は本発明のイコライザ回
路の他の例を示す図、第6図は従来のイコライザ回路の
一例を示す図、第7図は従来のイコライザ回路による波
形の補正を示す図である。 1・・・信号変化手段 2・・・温度補償手段
Claims (1)
- 入力信号と遅延された入力信号との合成信号の大きさ
を変える信号変化手段(1)を備え、大きさを変えた後
の合成信号の波形により入力信号の波形を補正するイコ
ライザ回路において、上記信号変化手段(1)による上
記合成信号の変化量を、温度変化に応じた入力信号の波
形の変化を補償するように変換する温度補償手段(2)
を設けたことを特徴とするイコライザ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6810690A JPH03269806A (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | イコライザ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6810690A JPH03269806A (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | イコライザ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03269806A true JPH03269806A (ja) | 1991-12-02 |
Family
ID=13364158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6810690A Pending JPH03269806A (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | イコライザ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03269806A (ja) |
-
1990
- 1990-03-20 JP JP6810690A patent/JPH03269806A/ja active Pending
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