JPH0372474A - γ‐ピロン‐3‐カルボキサミド誘導体とその製造方法及び植物成長抑制剤 - Google Patents

γ‐ピロン‐3‐カルボキサミド誘導体とその製造方法及び植物成長抑制剤

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JPH0372474A
JPH0372474A JP6887689A JP6887689A JPH0372474A JP H0372474 A JPH0372474 A JP H0372474A JP 6887689 A JP6887689 A JP 6887689A JP 6887689 A JP6887689 A JP 6887689A JP H0372474 A JPH0372474 A JP H0372474A
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phenyl
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JP6887689A
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English (en)
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Yukihisa Goto
幸久 後藤
Yasuo Morishima
森島 靖雄
Hirokazu Osabe
長部 広和
▲はま▼谷 武
Takeshi Hamaya
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、γ−ピロンー3−カルボキサミドに属する新
規化合物とその製造方法及び植物に対する成長抑制剤に
関するものである。 (従来の技術及び発明が解決しようとする課題)従来、
γ−ピロンー3−カルボキサミドに属する化合物につい
ては以下に示す文献に記載されている。 J、 Org、 Chem、、 29.3548 (1
964) ; J、 Org、 Chem、、 29゜
3555(1964);薬学雑誌、鎧、 1212 (
1967) ;薬学雑誌、8iJ1351 (1967
) ;特公昭45−31663号:薬学雑誌、血、43
(1981);米国特許4060533゜また、特開昭
61−158977号及び特開昭63−115878号
には、ある種のγ−ピロンー3−カルボキサミドが植物
に列して成長抑制作用を示すことが開示されている。し
かしながら、本発明の式(I)に示すようなγ−ピロン
ー3−カルボキサミド誘導体及びこれを有効成分とする
植物成長抑制剤は、これまで知られていなかった。 (課題を解決するための手段) 一般式(I): 1式中、R1とR2は、異なっても同一でもよく、それ
ぞれC1〜C11のアルキル基、低級アルケニル基、低
級アルキニル基、又は置換されてもよいフェニル基、 
R3は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級
アルケニル基、低級アルキニル基、置換されてもよいフ
ェニル基:又はR2とR3は、−緒に−(CH2)m−
(mは3もしくは4);R4とR6は異なっても同一で
もよく、それぞれ水素原子又は低級アルキル基;l’(
6は置換されてもよいフェニル基を表す]で示されるγ
−ピロンー3−カルボキサミド誘導体を提供するもので
ある。 この発明で、アルキル基としては、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、イソペンチル
、ヘキシル、オクチルなど直鎖状又は分枝状のアルキル
基が含まれる。アルケニル基には、ビニル、アリル、イ
ソプロペニル、2−ブテニル、1,3−ブタジェニル、
2−ペンテニル、■、4−ペンタジェニル、1,6−へ
ブタジェニル、1.ヘキセニルなどが、又アルキニル基
には、エチニル、2−プロピニルなどが含まれる。尚、
この発明で低級とは01〜C5の炭素原子を含有する基
を意味する。 置換されてもよいフェニル基とはフェニル基及びハロゲ
ン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、シアノ基
、ニトロ基、ハロゲン化低級アルキル基の1又は2以上
で置換されたフェニル基が含まれる。ハロゲン原子には
、塩素、臭素、ヨウ素、又はフッ素原子が挙げられる。 式(I)の化合物の具体的な例としては、以下のような
化合物が挙げられる。 N−(2−エチル−1−フェニル−1−ブテニル)−6
−メチル−4−オキソ−2−プロピル−4H−ピラン−
3−カルボキサミド5.6,7.8−テトラヒドロキシ
−N−(2−メチル−1−フェニル−1−フロベニル)
−2−プロピル−3−クロモンカルボキサミド 5.6−ジメチル−N−(2−メチル−1−p−クロロ
フェニル−1−プロペニル)−4−オキソ−2−プロピ
ル−4H−ピラン−3−カルボキサミド 5.6−ジメチル−N−(2−メチル−1−p−トリル
−1−プロペニル)−4−オキソ−2−プロピル−4H
−ピラン−3−カルボキサミド 4−オキソ−N−(1−フェニルエチニル)−2−プロ
ピル−シクロペンタ[blピラン−3−カルボキサミド
4−オキソ−N−(1−フェニル−■−プロペニル)−
2−プロピル−シクロペンタ[blピラン−3−カルボ
キサミド4−オキソ−N−(1−フェニル−1−ブテニ
ル)−2−プロピル−シクロペンタ[blビラン−3−
カルボキサミド2−へキシル−5,6,−ジメチル−N
−(2−メチル−1−フェニル−1−プロペニル)−4
−オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド 5.6−ジメチル−4−オキソ−N−(1−フェニルエ
チニル)−2−プロピル4H−ピラン−3−カルボキサ
ミド5.6−ジメチル4−オキソ−N−(1−フェニル
−1−プロペニル)−2−プロピル−4H−ピラン−3
−カルボキサミド5.6−ジメチル−4−オキソ−N−
(1−フェニル−1−ブテニル)−2−プロピル4H−
ピラン−3−カルボキサミド5−アリル−2,6−ジメ
チル−N−(2−メチル−1−フェニル−■−プロペニ
ル)−4−オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド 5−アリル−2,6−ジメチル−N−(2−メチル−1
−フェニル−1−ブテニル)−4−オキソ−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミド 5−アリル−N−(2−エチル−1−フェニル−1−ブ
テニル)−2,6−ジメチル−4−オキソ−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミド 5.6−ジメチル−N−(2−メチル−1−フェニル−
1−プロペニル)−4−オキソ−2−プロピル−4H−
ピラン−3−カルボキサミド 2−ブチル−5,6−ジメチル−N−(2−メチル−1
−フェニル−1−プロペニル)−4−オキソ4H−ピラ
ン−3−カルボキサミド 5.6−ジメチル−N−(2−メチル−1−フェニル−
1−ブテニル)−4−オキソ−2,プロピル−4H−ピ
ラン−3−カルボキサミド N−(2−エチル−1−フェニル−1−ブテニル)−5
,6−ジメチル−4−オキソ−2−プロピル−4H−ピ
ラン−3−カルボキサミド N−(2−メチル−1−フェニル−1−プロペニル)−
4−オキソ−2−プロピル−シクロペンタ[blビラン
−3−カルボキサミド N−(2−メチル−1−フェニル−1−ブテニル)−4
−オキソ−2−プロピル−シクロペンタ[blピラン−
3,カルボキサミド N−(2−エチル、1−フェニル−1−ブテニル)−4
−オキソ−2−プロピル−シクロペンタ[blピラン−
3−カルボキサミド ローメチル−N−(2−メチル−1−フェニル−1−ブ
テニル)−4−オキソ−2−プロピル−4H−ピラン−
3−カルボキサミド2−エチル−5,6−ジメチル−N
−(2−メチル−1−フェニル−1−プロペニル)−4
−オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド 5−メチル−N−(2−メチル−1−フェニル−1−プ
ロペニル)−4−オキソ−2,6−ジプロピル−4H−
ピラン−3−カルボキサミド 2−(3−ブテニル)−5,6−ジメチル−N−(2−
メチル、フェニル−1−プロペニル)−4−オキソ4H
−ピラン−3−カルボキサミド 2−イソベンチルー5,6−ジメチル−N−(2−メチ
ル−フェニル−1−プロペニル)4−オキソ−4H−ピ
ラン−3−カルボキサミド この発明のγ−ピロンー3−カルボキサミド誘導体は以
下の方法で製造することができる。 すなわち、−紋穴(II):
【式中、R2は01〜C1□のアルキル基、低級アルケ
ニル基、低級アルキニル基又は置換されてもよいフェニ
ル基・R3は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基
、低級アルケニル基、低級アルキニル基、置換されても
よいフェニル基;又はR2とR3が一緒に−(CH2)
m−(mは3もしくは4);R?はアルキル基を表す】
で示される化合物をモレキュラーシーブの存在下、 一般式(III)又は(III’):
【式中、R1はC1〜C11のアルキル基、低級アルケ
ニル基、低級アルキニル基又は置換されてもよいフェニ
ル基;R4とR5は異なっても同一でもよく、それぞれ
水素原子又は低級アルキル基・R6は置換されてもよい
フェニル基;R8はアルキル基、N、N−ジアルキルア
ミノ基、N、N−ジアルキルアミノアルキル基、l−ピ
ロリジニルアルキル基、ピペリジノアルキル基、又はモ
ルホリノアルキル基を表す】で示される化合物と反応さ
せることにより、 一般式(1): 【式中R1,R2,R3,R4,R5,R6は上記と同
じ1で示されるγ−ピロンー3.カルボキサミド誘導体
が得られる(製造法人)。 この発明の製造方法において、原料として用いる式(I
I)の化合物は既知の方法で製造することができる。 また、式(III)と(III’ )の化合物は、互い
に互変異性体であり、 一般式(■): [式中、R1は01〜C1□のアルキル基、低級アルケ
ニル基、低級アルキニル基又は置換されてもよいフェニ
ル基;R4とR5は異なっても同一でもよく、それぞれ
水素原子又は低級アルキル基・R6は置換されてもよい
フェニル基を表す。1で示されるp−ケトアミド誘導体
と一般式(VI)H2N−R8(VI) [式中、R8はアルキル基、N、N−ジアルキルアミノ
基、N、N−ジアルキルアミノアルキル基、■−ピロリ
ジニルアルキル基、又はモルホリノアルキル基を表ず1
で示される化合物との脱水縮合反応によって得られる生
成物を意味している。 又、一般式(V)の化合物は、 一般式(■): [式中、R1は01〜C1□のアルキル基、低級アルケ
ニル基、低級アルキニル基、又は置換されてもよいフェ
ニル基を表すJで示される化合物と、一般式(■)(■
′) R) 1式中、R4とR5は異なっても同一でもよく、それぞ
れ水素原子又は低級アルキル基、 l’(6は置換され
てもよいフェニル基を表す。式(■)と式(■′)の化
合物は互いに互変異性体である。Jで示される化合物と
の反応で得られる生成物を意味している。 化合物(■)及び(■)(■″)既知は方法ので製造す
ることができる。 式(V)で示される化合物の具体的な例としては、以下
のような化合物が挙げられる。 N−(2−メチル−1−フェニル−1−プロペニル)−
3−オキソヘキサンアミド N−(2−メチル−1−フェニル−1−ブテニル)−3
−オキソヘキサンアミド N−(2−エチル−1−フェニル−1−ブテニル)−3
−オキソヘキサンアミド 3−オキソ−N−(1−フェニルエチニル)ヘキサンア
ミド 3−オキソ−N−(1フェニル−1−プロペニル)ヘキ
サンアミド 3−オキソ−N−(1−フェニル−1−ブテニル)ヘキ
サンアミド N−(2−メチル−1−フェニル−1−プロペニル)−
3−オキソヘプタンアミド N−(2−メチル−1−フェニル−1−プロペニル)−
3−オキソノナンアミド N−(2−メチル−1−フェニル−1−プロペニル)−
3−オキソペンタンアミド N−(2−メチル−1−フェニル−1,プロペニル)−
3−オキソ−6−ヘプテンアミド 6−メチルーN−(2−メチル−1−フェニル−1−プ
ロペニル)−3−オキソヘプタンアミド 式(III )(III ’ )及び(IV)における
R8はメチル、エチル、プロピル、ブチルなどのアルキ
ル基;N、N−ジメチルアミノ、N、N−ジエチルアミ
ノなとのN、N−ジアルキルアミノ基; N、N−ジメ
チルアミノエチル、N、N−ジメチルアミノプロピルな
どのN、N−ジアルキル、アミノアルキル基;1−ピロ
リジニルエチル、ニーピロリジニルプロビルなどの1−
ピロリジニルアルキル基・ピペリジノエチル、ピペリジ
ノプロビルなどのピペリジノアルキル基;モルホリノエ
チル、モルホリノプロピルなどのモルホリノアルキル基
を表す。なおR8がアルキル基の場合には、反応系内に
ピリジンあるいは、トリエチルアミン等の第三級アミン
など有機塩基を添加すると収率が向上する。 式(II)の化合物と式(III)又は(III’)の
化合物との反応は不活性溶媒中、モレキュラーシーブの
存在下で好都合に行われる。好ましい不活性溶媒の例と
して、ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、テ
トラリン、デカリンなどが挙げられる。反応温度として
は、通常80〜3006C程度の温度が用いられるが、
120〜170°C付近が好適である。モレキュラーシ
ーブとしては、例えば3A。 4A、5A、13Xなどが使用できる。 又−紋穴(■): 【式中R1,R2,R3,R4,R5,R6,R8は上
記と同じJで示される化合物と反応させるこによっても
、−紋穴(I): [式中、R2は01〜C1□のアルキル基、低級アルケ
ニル基、低級アルキニル基又は置換されてもよいフェニ
ル基;R3は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基
、低級アルケニル基、低級アルキニル基、置換されても
よいフェニル基;又はR2とR3が一緒に−(CH2)
m−(mは3もしくは4)を表す1で示される化合物を 一般式(III)又は(III″): [式中R1,R2,R3,R4,R5,R6は上記と同
じ1で示されるγ−ピロンー3−カルボキサミド誘導体
を得ることができる(製造法B)。 この発明の原料として用いる式(III)の化合物は既
知の方法(Chem、 Pharm、 Bull、、 
31.1986(1983) ;特開昭54−1064
7号、同61−22077号公報参照)で製造すること
ができる。 式(IV)の化合物と式(III)又は(III’)の
化合物との反応は不活性溶媒中、加熱することにより好
都合に行われる。好ましい不活性溶媒の例として、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、テトラリン、
デカリンなどが挙げられる。反応温度としては、通常8
0〜3006C程度の温度が用いられるが、120〜1
70°C付近が好適である。 以上の反応で生成した式(I)の化合物は例えば抽出、
再結晶、カラムクロマトグラフィー、蒸留等により分離
精製することができる。 さらに本発明は式(I)の化合物の少なくとも1種を有
効成分として含有することからなる植物成長抑制剤を提
供する。 この発明の植物成長抑制剤は、前記(I)で示される有
効成分化合物をそのまま使用してもよいが、一般にはそ
の使用目的に応じて固体担体、液体担体、界面活性剤、
その他の製剤用補助剤と混合して、水利剤、粒剤、乳剤
等に製剤する。 これらの製剤には、−有効成分として、水和剤では10
〜80%、粒剤では0.1〜20%、乳剤では10〜5
0%(いずれも重量%を示ず)を含有することが望まし
い。 製剤に使用される固体担体には、カオリン、ベントナイ
ト、クレー類、タルク、珪藻土、ジ−クライト、ゼオラ
イト、パイロフィライト、合成含水酸化珪素、炭酸カル
シウムなどの微粉末あるいは粒状物があり、液体担体に
は、キシレン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素類
、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール
、メチルセロソルブ等のアルコール類、ア七トン、イソ
ホロン、シクロヘキサノン等のケトン類、大豆油、綿実
油等の植物油、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
オキシド、アセトニトリル、水等がある。乳化、分散、
湿層等のために用いられる界面活性剤には、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルアリールエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキエチレンソル
ビタン脂肪酸エステル、ポ、リオキシエチレンポリオキ
?プロピレンブロックポリマー等のノニオン性界面活性
剤、アルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩、
アルキルアリールスルホン酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキル硫酸エステル塩等のアニオン性界面活性剤等があ
る。 製剤用補助剤には、リグニンスルホン酸塩、アルギン酸
塩、ポリアクリレート類、ポリビニルアルコール、植物
ガム類、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ヒド
ロキシエチルセルロース(HEC)等がある。 以上のようにして製剤された水利剤、乳剤は通常水で希
釈して、粒剤はそのままで、土壌散布あるいは茎葉散布
して施用できる。 また本発明の植物成長抑制剤は、殺線虫剤、殺菌剤、肥
料または土壌改良剤と混合使用することもできる。 この発明の植物成長抑制剤を土壌処理、茎葉処理のいず
れかで用いる場合、施用量は相当広範囲で変えることが
できるが、通常は1アール当たり有効成分量で0.1〜
200g、好ましくは1〜100gであり、施用濃度は
水利剤、乳剤の水希釈剤では、1%〜80%である。こ
れらの施用量、施用濃度は製剤の種類、施用場所、方法
、時期、作物、雑草害の程度、気象条件等によって上記
の範囲にかかわることなく増減することができる。 (実施例) 次の実施例により、本発明を更に具体的に説明する。 実施例1 5−アリル−2,6−ジメチル−N−(2−メチル−1
−フェニル−1−プロペニル)−4−オキソ−4H−ピ
ラン−3−カルボキサミド(製造法Aン 本実施例の反応式は次の式により示される。 エチル2−アリルアセトアセテ−) 4.62 g(2
7,2mmol)とN−(2−メチル−1−フェニル−
1−プロペニル)−3−(N、N−ジメチルヒドラジノ
)−酪酸アミド3.73 g (14,3mmol )
のキシレン(28ml)溶液に、モレキュラーシーブ5
A(5,5g)を加え、150’Cで8時間還流した。 ろ過によりモレキュラーシーブを除いた反応溶液を1規
定の塩酸次いで飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し
、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去した後
、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル;w−200
、溶媒:ヘキサンl酢酸エチルエステル=5/1)を行
うことにより、題記化合物が1.76 g (収率38
%)得られた。 実施例2.3 原料の置換基を変化させたほかは、実施例1と同様の操
作を行い、以下の化合物を得た。 実施例2 5−アリル−2,6−ジメチル−N−(2−メチル−1
−フェニル−1−ブテニル)−4−オキソ−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミド 実施例3 5−アリル−N−(2〜エチル−■−フェニルー1−ブ
テニル)−2,6−ジメチル−4−オキソ−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミド 実施例4 5.6−ジメチル−N−(2−メチル−1−フェニル−
■−プロペニル)−4−オキソ−2−プロピル−4H−
ピラン−3−カルボキサミド(製造法B) 本実施例の反応式は次の式により示される。 2.2,5,6−テトラメチル−4H−1,3−ジオキ
シン−4−オン1.0 g(6,4mmol )とN−
(2−メチル−1−フェニル−1−プロペニル)−3−
(N、N−ジメチルヒドラジノ)ヘキサンアミド0.7
 g(2,3mmol )のキシレン溶液を160°C
で3時間還流を行った。反応溶液を1規定の塩酸次いで
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した後、硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、カラムクロマ
トグラフィー(シリカゲル:w−200、溶媒;ヘキサ
ンl酢酸エチルエステルミ511)を行うことにより、
連記化合物が560 mg(収率78%)得られた。 実施例5〜12 原料の置換基を変化させたほかは、実施例4と同様の操
作を行い、以下の化合物を得た。 実施例5 2−ブチル−5,6−ジメチル−N−(2−メチル−1
−フェニル−1−プロペニル)4−オキソ−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミド 実施例6 5.6−ジメチル−N−(2−メチル−1−7エニルー
1−ブテニル)−4−オキソ−2−プロピル−4H−ピ
ラン−3−カルボキサミド 実施例7 N−(2−エチル−1,フェニル−1−ブテニル)−5
,6−ジメチル−4−オキソ−2−プロピル−4H−ピ
ラン−3−カルボキサミド 実施例8 N−(2−メチル−1−フェニル−1−プロペニル)−
4−オキソ−2−プロピル−シクロペンタ[blピラン
−3−カルボキサミド 実施例9 N−(2−メチル−1−フェニル−1−ブテニル)−4
−オキソ−2−プロピル−シクロペンタ[blピラン−
3−カルボキサミド 実施例1O N−(2−エチル−1−フェニル−1−ブテニル)−4
−オキソ−2−プロピル−シクロペンタ[blピラン−
3−カルボキサミド 実施例11 6−メチル−N−(2−メチル−1−フェニル−1−ブ
テニル)−4−オキソ−2−プロピル−4H−ピラン−
3−カルボキサミド 実施例12 N−(2−エチル−1−フェニル−1−ブテニル)−6
−メチル4−オキソ−2−プロピル−4H−ピラン−3
−カルボキサミド 以上得られた化合物の収率、融点、lHlNMR,IR
の結果を表工、表IIに示す。 (以下余白) 表Hつづき 試験例 実施例1〜12で得た化合物の性能評価を示す。(表I
II )。ただし“性能評価”とは次のとおりである。 タルク(50重量部)、ベントナイト(25重量部)、
ソルボ−ルー9047 (東邦化学層、2重量部)、ソ
ルボ−ルー5039(同前、3重量部)を混合しキャリ
アーを調整した。テスト化合物50重量部と前記キャリ
アー200重量部とを混合し、20%水和剤を作った。 この水和剤を純粋に分散させ所定濃度の水和剤分散液を
得た。別にイネ、タイヌビエ、二十日ダイコン種子を催
芽させたシャーレを用意し、上記水和剤分散液を添加し
、25°Cの照明付き定温庫で7日間育苗して成長程度
を観察した。結果の表示は、l=無影響、2=25%成
長抑剤、3=50%戒長押剤、4=75%威長押剤、5
=完全枯死とする。 表III 表■■つづき

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1とR^2は、異なっても同一でもよく、
    それぞれC_1〜C_1_1のアルキル基、低級アルケ
    ニル基、低級アルキニル基、又は置換されてもよいフェ
    ニル基;R^3は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキ
    ル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、置換され
    てもよいフェニル基;又はR^2とR^3は、一緒に−
    (CH_2)m−(mは3もしくは4);R^4とR^
    5は異なっても同一でもよく、それぞれ水素原子又は低
    級アルキル基;R^6は置換されてもよいフェニル基を
    表す]で示されるγ−ピロン−3−カルボキサミド誘導
    体。 2、一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、R^2はC_1〜C_1_1のアルキル基、低
    級アルケニル基、低級アルキニル基、又は置換されても
    よいフェニルキ基;R^3は水素原子、ハロゲン原子、
    低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基
    、置換されてもよいフェニル基;又はR^2とR^3が
    一緒に−(CH_2)_m−(mは3もしくは4);R
    ^7はアルキル基を表す]で示される化合物をモレキュ
    ラーシーブの存在下、 一般式(III)又は(III′): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III′) [式中、R^1はC_1〜C_1_1のアルキル基、低
    級アルケニル基、低級アルキニル基又は置換されてもよ
    いフェニルキ基;R^4とR^5は異なっても同一でも
    よく、それぞれ水素原子又は低級アルキル基;R^6は
    置換されてもよいフェニル基;R^8はアルキル基、N
    ,N−ジアルキルアミノ基、N,N−ジアルキルアミノ
    アルキル基、1−ピロリジニルアルキル基、ピペリジノ
    アルキル基、又はモルホリノアルキル基を表す]で示さ
    れる化合物と反応させることを特徴とする 一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、R^
    6は上記と同じ]で示されるγ−ピロン−3−カルボキ
    サミド誘導体の製造方法。 3、一般式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) [式中、R^2はC_1〜C_1_1のアルキル基、低
    級アルケニル基、低級アルキニル基又は置換されてもよ
    いフェニル基;R^3は水素原子、ハロゲン原子、低級
    アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、置
    換されてもよいフェニル基;又はR^2とR^3が一緒
    に−(CH_2)_m−(mは3もしくは4)を表す]
    で示される化合物を 一般式(III)又は(III′): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III′) [式中、R^1はC_1〜C_1_1のアルキル基、低
    級アルケニル基、低級アルキニル基又は置換されてもよ
    いフェニル基;R^4とR^5は異なっても同一でもよ
    く、それぞれ水素原子又は低級アルキル基;R^6は置
    換されてもよいフェニル基;R^8はアルキル基、N,
    N−ジアルキルアミノ基、N,N−ジアルキルアミノア
    ルキル基、1−ピロリジニルアルキル基、ピペリジノア
    ルキル基、又はモルホリノアルキル基を表す]で示され
    る化合物と反応させることを特徴とする 一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、R^
    6は上記と同じ]で示されるγ−ピロン−3−カルボキ
    サミド誘導体の製造方法。 4、一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1とR^2は、異なっても同一でもよく、
    それぞれC_1〜C_1_1のアルキル基、低級アルケ
    ニル基、低級アニキニル基、又は置換されてもよいフェ
    ニル基;R^3は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキ
    ル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、置換され
    てもよいフェニル基;又はR^2とR^3は、一緒に−
    (CH_2)_m−(mは3もしくは4);R^4とR
    ^5は異なっても同一でもよく、それぞれ水素原子又は
    低級アルキル基;R^6は置換されてもよいフェニル基
    を表す]で示されるγ−ピロン−3−カルボキサミド誘
    導体の少なくとも一種を有効成分として含有することか
    らなる植物成長抑制剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100683282B1 (ko) * 2006-09-27 2007-02-22 (주)에리트퍼니처 벤치

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