JP3283069B2 - 置換アルケニルケトン誘導体及び殺虫剤 - Google Patents

置換アルケニルケトン誘導体及び殺虫剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は置換アルケニルケトン誘
導体及びこれを有効成分として含有する殺虫剤に関する
ものである。
【0003】
【従来の技術】これまで、2−アミノ−1−アルケニル
トリハロメチルケトン誘導体として、次の化合物が知
られているがその殺虫活性については知られていない。
例えば一般式
【0004】
【化3】
【0005】(但し、式中、Xは塩素原子又はフッ素原
子を示し、R7はメチル基又はフェニル基を示し、R8
エチル基又はフェニル基を示し、R9は水素原子又はエ
チル基を示す。)で示される化合物〔シンセシス(Synt
hesis)第1013頁(1986年)〕、一般式
【0006】
【化4】
【0007】(式中、R10は水素原子、エチル基、フェ
ニル基、ベンジル基又は2−ピリジル基等を示す。)で
示される化合物〔Zh. Org. Khim.26巻、9号、187
7頁(1990年)〕、式
【0008】
【化5】
【0009】(式中、R11は2−チアゾリル基、3−ク
ロロ−5−トリフルオロメチル−2−ピリジル基、4−
トリフルオロメチル−2−ピリミジニル基等を示す。)
で示される化合物〔Gaodeng Xuexiao Huaxue Xuebao,6
巻、9号、799頁(1985年)〕、また、2−
(1,3−ジメチル−5−ピラゾリルアミノ)−1,1,
1,5,5,5−ヘキサフルオロ−2−ペンテン−4−オ
ン〔Pol. J. Chem.55巻、10号、1995頁(19
81年)〕等である。この他、特開平3−151363
号公報明細書には一般式
【0010】
【化6】
【0011】(式中、R12は独立してハロゲン原子、ア
ルキル等から選択される1個又はそれ以上の置換基を有
するピリジル基又はチアゾリル基を示し、R13は水素原
子、アルキル基もしくはアルキルカルボニル基を示し、
14はアルキル基を示し、R15はハロアルキル基を示
し、Yは硫黄又は式N−R16基を示し、nは0又は1で
ある。)を有するブテノン化合物が殺虫活性を有すると
記載されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は殺虫活性がさ
らに改良された新規な置換アルケニルケトン誘導体及び
これを含む殺虫剤を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは有用な殺虫
剤を開発すべく種々の置換アルケニルケトン誘導体を合
成し、その殺虫活性について検討を重ねた結果、本発明
化合物が種々の有害昆虫類、特にトビイロウンカ、ツマ
グロヨコバイなどの水稲害虫及びコナガなどの園芸害虫
に対し極めて優れた殺虫活性を有することを見い出し本
発明を完成した。
【0014】すなわち、本発明の置換アルケニルケトン
誘導体は一般式〔I〕
【0015】
【化7】
【0016】〔式中、R12つ以上のフッ素原子が結
合したハロアルキル基を示し、R2は水素原子を示し、
3は分岐してもよいアルキル基又はフェニル基(当該
フェニル基はハロゲン原子、分岐してもよいアルキル
基、アルコキシ基又はハロアルキル基で置換されてもよ
い。)を示し、R4は水素原子、分岐してもよいアルキ
ル基及びハロアルキル基を示し、Zはピリジル基、ピリ
ミジニル基及びチアゾリル基(当該ピリジル基、ピリミ
ジニル基及びチアゾリル基はハロゲン原子、分岐しても
よいアルキル基、アルコキシ基又はハロアルキル基で置
換されてもよい。)又は式
【0017】
【化8】
【0018】(式中、R5、R6は水素原子、分岐しても
よいアルキル基及びハロアルキル基を示し、R5とR6
炭素数3〜7の環を形成することもできる。Qはハロゲ
ン原子、分岐してもよいアルキル基、ハロアルキル基、
アルコキシ基、ハロアルコキシ基及びフェノキシ基より
任意に選ばれる置換基を有していてもよいフェニル基又
は置換基を有していてもよいピリジル基を示す。)で表
される基を示す。〕で表され、殺虫剤はこの化合物を有
効成分として含有するしてなる。
【0019】本発明化合物は一般的に以下の合成法によ
り製造できるが、これらに限定されるものではない。
【0020】
【化9】
【0021】(式中、R17は低級アルキル基を示し、R
1、R2、R3、R4、及びZは前記と同じ意味を示す。)
【0022】すなわち、一般式〔I〕の化合物は一般式
〔II〕の化合物1当量に対し、一般式〔III〕の化合物
1当量を、適当な溶媒中で反応させることにより得るこ
とができる。ここで反応温度は0℃より溶媒の沸点温度
範囲、好ましくは40〜80℃である。また0.5〜2
0時間させる。使用される溶媒としては、例えばメタノ
ール、エタノール等のアルコール類、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム等の
エーテル類、ペンタン、ヘキサン、石油エーテル等の脂
肪族炭化水素類、ジクロロメタン、ジクロロエタン、ク
ロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、ア
セトニトリル等のニトリル類、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド等の非プ
ロトン性極性溶媒類、及びこれらから選択される溶媒を
組み合わせた混合溶媒を用いることができる。
【0023】
【実施例】次に、一般式〔I〕で表される本発明化合物
を表1〜表8に例示する。なお、表中Phはフェニル基を
意味する。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】
【表5】
【0029】
【表6】
【0030】
【表7】
【0031】
【表8】
【0032】次に実施例を挙げて本発明化合物の製造法
を具体的に説明する。
【0033】実施例1 2−(4,6−ジメチル−2−ピリミジルアミノ)−1
−プロペニルトリフロオロメチルケトン(化合物3)の
合成 2−メトキシ−5,5,5−トリフロオロ−2−ペンテン
−4−オン(3g)を60mlのアセトニトリルに溶解さ
せ、これに4,6−ジメチル−2−アミノピリミジン
(2.2g)を加え、10時間加熱還流した。反応終了
後、反応液を濃縮し濃縮物を酢酸エチル−n−ヘキサン
混合溶液を展開溶媒とするシリカゲル(ワコーゲルC−
200:和光純薬株式会社製造)・クロマトグラフィー
に付し、淡黄色結晶(融点:69〜70℃)の目的物
1.8gを得た(収率38.9%)。
【0034】 NMRデータ(60MHz、CDCl3溶媒、δ値) 2.40 (s,6H) 2.63 (s,3H) 5.50 (s,1H) 6.70 (s,1H) 12.27〜12.60 (bs,1H)
【0035】実施例2 2−(4−クロロ−α,α−ジメチルベンジルアミノ)
−1−プロペニルペルフルオロプロピルケトン(化合物
27)の合成 2−メトキシ−5,5,6,6,7,7,7−ヘプタフロオロ
−2−ペンテン−4−オン(3g)を60mlのアセトニ
トリルに溶解させ、これに4−クロロ−α,α−ジメチ
ルベンジルアミン(1.9g)を加え、3時間加熱還流し
た。反応終了後、反応液を濃縮し濃縮物を酢酸エチル−
n−ヘキサン混合溶液を展開溶媒とするシリカゲル(ワ
コーゲルC−200)・クロマトグラフィーに付し、黄
色透明液体の目的物1.2g(屈折率1.4983)を得
た(収率26.4%)。
【0036】 NMRデータ(60MHz、CDCl3溶媒、δ値) 1.67 (s,3H) 1.73 (s,6H) 5.30 (s,1H) 7.27 (dd,4H) 11.73〜12.23 (bs,1H)
【0037】実施例3 2−〔N−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−
メチルアミノ〕−1−プロペニルトリフロオロメチルケ
トン(化合物45)の合成 2−メトキシ−5,5,5−トリフロオロ−2−ペンテン
−4−オン(3g)を、60mlのアセトニトリルに溶解
させこれにN−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−
2−メチルアミン(2.8g)を加え、3時間加熱した。
反応終了後、反応液を濃縮し濃縮物を酢酸エチル−n−
ヘキサン混合溶液を展開溶媒とするシリカゲル(ワコー
ゲルC−200)・クロマトグラフィーに付し、黄褐色
透明粘凋液体の目的物3.2g(屈折率1.5752)を
収率61.3%で得た。
【0038】 NMRデータ(60MHz、CDCl3溶媒、δ値) 2.63 (s,3H) 3.10 (s,3H) 4.63 (s,2H) 5.33 (s,1H) 7.17〜7.67 (m,2H) 8.20 (d,1H)
【0039】本発明の殺虫剤は一般式〔I〕で示される
置換アルケニルケトン誘導体を有効成分としてなる。本
発明化合物を殺虫剤として使用するには本発明化合物そ
れ自体で用いてもよいが、製剤化に一般的に用いられる
担体、界面活性剤、分散剤又は補助剤等を配合して、粉
剤、水和剤、乳剤、微粒剤又は粒剤等に製剤して使用す
ることもできる。製剤化に際して用いられる担体として
はジークライト、タルク、ベントナイト、クレー、カオ
リン、珪藻土、ホワイトカーボン、バーミキュライト、
消石灰、珪砂、硫安、尿素等の固体担体、イソプロピル
アルコール、キシレン、シクロヘキサノン、メチルナフ
タレン等の液体担体等が挙げられる。界面活性剤及び分
散剤としてはアルキルベンゼンスルホン酸金属塩、ジナ
フチルメタンジスルホン酸金属塩、アルコール硫酸エス
テル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、リグニンスル
ホン酸塩、ポリオキシエチレングリコールエーテル、ポ
リオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキ
シエチレンソルビタンモノアルキレート等が挙げられ
る。補助剤としてはカルボキシメチルセルロース、ポリ
エチレングリコール、アラビアゴム等があげられる。
【0040】有効成分の配合割合については必要に応じ
て適宜選ばれるが、粉剤又は粒剤とする場合は0.05
〜20%(重量)、好ましくは0.1%〜10%(重
量)の範囲から適宜選ぶのがよい。乳剤又は水和剤とす
る場合は0.5〜80%(重量)、好ましくは1〜60
%(重量)の範囲から適宜選ぶのがよい。
【0041】本発明の殺虫剤は茎葉散布、土壌施用、育
苗箱施用又は水面施用等により使用することができる。
使用に際しては適当な濃度に希釈して散布するか又は直
接施用する。本発明の殺虫剤の施用量は使用される化合
物の種類、対象害虫、発生傾向、被害の程度、環境条
件、使用する剤型などによってかわるが、粉剤及び粒剤
のようにそのまま使用する場合は有効成分として10ア
ール当り0.05g〜5Kg、好ましくは0.1g〜1Kgの範
囲から適宜選ぶのがよい。また、乳剤及び水和剤とする
場合のように液状で使用する場合は0.1〜5000pp
m、好ましくは1〜1000ppmの範囲から適宜選ぶのが
よい。
【0042】本発明の殺虫剤は、他の殺虫剤、殺菌剤、
肥料、植物成長調製剤を混合して使用することもでき
る。
【0043】次に、代表的な製剤例を挙げて製剤方法を
具体的に説明するが化合物、添加剤の種類及び配合比率
はこれのみに限定されることなく広い範囲で変更可能で
ある。以下の説明において、%は重量百分率を示す。
【0044】製剤例1 乳剤 化合物(8)30%、シクロヘキサノン20%、ポリオ
キシエチレンアルキルアリールエーテル11%、アルキ
ルベンゼンスルホン酸カルシウム4%及びメチルナフタ
リン35%を均一に溶解して乳剤とした。これを水で希
釈して施用する。
【0045】製剤例2 水和剤 化合物(9)40%、珪藻土15%、クレー15%、ホ
ワイトカーボン25%、ジナフチルメタンジスルホン酸
ナトリウム2%及びリグニンスルホン酸ナトリウム3%
を均一に混合粉砕して水和剤とした。これを水で希釈し
て施用する。
【0046】製剤例3 粉剤 化合物(21)2%、珪藻土5%及びクレー93%を均
一に混合粉砕して粉剤とした。これを直接施用する。
【0047】製剤例4 粒剤 化合物(31)5%、ラウリルアルコール硫酸エステル
のナトリウム塩2%、リグニンスルホン酸ナトリウム5
%、カルボキシメチルセルロース2%及びクレー86%
を均一に混合粉砕する。この混合物100重量部に水2
0重量部を加えて練合し、押出式造粒機を用いて14〜
32メッシュの粒状に加工したのち、乾燥して粒剤とし
た。これを直接施用する。
【0048】
【発明の効果】本発明の置換アルケニルケトン誘導体は
作物に悪影響を及ぼすことなく、種々の有害昆虫類、例
えばトビイロウンカ、セジロウンカ及びヒメトビウンカ
等のウンカ類、ツマグロヨコバイ及びミドリヒメヨコバ
イ等のヨコバイ類等の半翅目害虫、ワタアブラムシ、モ
モアカアブラムシ、ダイコンアブラムシ等のアブラムシ
類及びコナガ、ニカメイガ、シロイチモジヨトウ、ハス
モンヨトウ等の鱗翅目害虫、更にナミハダニ、カンザワ
ハダニ、ミカンハダニ等のハダニ類の防除に有効であ
る。特にトビイロウンカ、ツマグロヨコバイ等の水稲害
虫及びコナガ等の園芸害虫を殺滅防除することができ
る。
【0049】次に本発明化合物の奏する効果について試
験例をもって説明する。尚、いずれの試験においても効
果は以下の基準で評価した。また比較薬剤としては公知
化合物4−(2−ピリジルアミノ)−1,1,1−トリフ
ルオロ−2−ブテン−3−オン〔Zh. Org. Khim. 26
巻、9号、1877頁(1990年)記載化合物〕を供
試化合物と同様に製剤して使用した。
【0050】Aは死虫率90%〜100%、Bは死虫率
70%〜90%未満、Cは死虫率50%〜70%未満、
Dは死虫率50%未満を意味する。
【0051】試験例1 トビイロウンカ殺虫試験 製剤例2に準じて調製した水和剤を500ppmの濃度に
水で希釈した。その薬液にイネ茎葉を浸漬し、風乾後、
試験管に静置した。その中にトビイロウンカ幼虫10頭
を放ち、脱脂綿で栓をした。その後、25℃の恒温室に
置き、6日後に死虫数を調査し、死虫率を算出した。試
験は2連制で行った。結果を表9に示す。
【0052】
【表9】
【0053】試験例2 ツマグロヨコバイ殺虫試験 製剤例2に準じて調製した水和剤を500ppmの濃度に
水で希釈した。その薬液にイネ茎葉を浸漬し、風乾後、
試験管に静置した。その中にツマグロヨコバイ幼虫5頭
を放ち、脱脂綿で栓をした。その後、25℃の恒温室に
置き、6日後に死虫数を調査し、死虫率を算出した。試
験は2連制で行った。結果を表10に示す。
【0054】
【表10】
【0055】試験例3 ニカメイガ殺虫試験 製剤例2に準じて調整した水和剤を500ppmの濃度に
水で希釈した。その薬液にイネ芽だし籾を浸漬し、濾紙
を入れた60cc塩ビ製カップに静置した。その中にニカ
メイガ幼虫10頭を放ち、フタをし25℃の恒温室に置
き、6日後に死虫数を調査し、死虫率を算出した。試験
は2連制で行った。結果を表11に示す。
【0056】
【表11】
【0057】試験例4 コナガ殺虫試験 製剤例2に準じて調整した水和剤を500ppmの濃度に
水で希釈した。その薬液にキャベツ葉を浸漬し、風乾
後、濾紙を入れた60cc塩ビ製カップに静置した。その
中にコナガ幼虫10頭を放ち、フタをし25℃の恒温室
に置き、6日後に死虫数を調査し、死虫率を算出した。
試験は2連制で行った。結果を表12に示す。
【0058】
【表12】
【0059】試験例5 ワタアブラムシ殺虫試験 製剤例2に準じて調製した水和剤を100ppmの濃度に
水で希釈した。その薬液に、予めワタアブラムシ若虫を
接種しておいたキュウリ苗を浸漬し、風乾した。処理後
のキュウリ苗は25℃の恒温室に置き、3日後に死虫数
を調査し、死虫率を算出した。試験は2連制で行った。
結果を表13に示す。
【0060】
【表13】
【0061】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C07D 239/24 C07D 239/24 277/20 277/20 (72)発明者 矢野 祐幸 静岡県小笠郡菊川町加茂1809番地 (72)発明者 平野 忠美 静岡県掛川市葛ヶ丘3丁目9番地の2 審査官 伊藤 幸司 (56)参考文献 Z.Chem.,Vol.25,No. 1,21−23 Chem.Pharm.Bull., Vol.25,No.6,1230−1236 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 213/60 A01N 35/02 A01N 43/40 101 A01N 43/54 C07D 239/24 C07C 225/14 C07D 277/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 〔式中、R12つ以上のフッ素原子が結合したハロア
    ルキル基を示し、R2は水素原子を示し、R3は分岐して
    もよいアルキル基又はフェニル基(当該フェニル基はハ
    ロゲン原子、分岐してもよいアルキル基、アルコキシ基
    又はハロアルキル基で置換されてもよい。)を示し、R
    4は水素原子、分岐してもよいアルキル基及びハロアル
    キル基を示し、Zはピリジル基、ピリミジニル基及びチ
    アゾリル基(当該ピリジル基、ピリミジニル基及びチア
    ゾリル基はハロゲン原子、分岐してもよいアルキル基、
    アルコキシ基又はハロアルキル基で置換されてもよ
    い。)、又は式 【化2】 (式中、R5、R6は水素原子、分岐してもよいアルキル
    基及びハロアルキル基を示し、R5とR6は炭素数3〜7
    の環を形成することもできる。Qはハロゲン原子、分岐
    してもよいアルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ
    基、ハロアルコキシ基及びフェノキシ基より任意に選ば
    れる置換基を有していてもよいフェニル基及び同様の置
    換を有していてもよいピリジル基を示す。)で表される
    基を示す。〕で表される置換アルケニルケトン誘導体。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の置換アルケニルケトン誘
    導体を有効成分として含有することを特徴とする殺虫
    剤。
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