JPH0371209B2 - - Google Patents

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JPH0371209B2
JPH0371209B2 JP1086509A JP8650989A JPH0371209B2 JP H0371209 B2 JPH0371209 B2 JP H0371209B2 JP 1086509 A JP1086509 A JP 1086509A JP 8650989 A JP8650989 A JP 8650989A JP H0371209 B2 JPH0371209 B2 JP H0371209B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rim
axial direction
flange
mandrel
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1086509A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0394942A (ja
Inventor
Mitsuru Furuya
Masanobu Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ENKEI OOTOMOOTEIBU KK
Original Assignee
ENKEI OOTOMOOTEIBU KK
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Publication date
Application filed by ENKEI OOTOMOOTEIBU KK filed Critical ENKEI OOTOMOOTEIBU KK
Priority to JP8650989A priority Critical patent/JPH0394942A/ja
Publication of JPH0394942A publication Critical patent/JPH0394942A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、展延性に富む金属資材からなる円板
素材の外周部を展延して広幅かつオフセツト量の
大きいリムを成形するリムの成形方法に関するも
のである。
(従来の技術) 従来の技術として、特公昭59−15733号公報に
記載されたものがあつた。
まず、第6図に示すように、スピニングマシン
の主軸に固定された第1マンドレル1の外周形状
を一方のリム、例えばインナリムに対応する形状
に形成し、この第1マンドレル1の右側面に展延
性に富む合金かなる円板素材7を同軸に配置して
その軸心部7aを第1マンドレル1と心押し棒2
とにより挾持する。
次いで、第6図仮想線で示すように、円板素材
7を回転させつつ、その径方向中間部をロール3
により第1マンドレル1の右部外周に沿つて屈曲
させて円錐筒部7bを形成し、外周部7cを左方
(軸方向)に偏倚させる。
次いで、第7図に示すように、円板素材7の円
錐筒部7bの右部に、外周形状が他方のリム、例
えばアウタリムに対応する形状に形成された第2
マンドレル4を当接し、円板素材7を回転させつ
つ、裂開ロール5を軸心方向に移動させて円板素
材7の外周部7cをその厚さ方向中央部にて左右
方向(軸方向)に裂開する。
次いで、第8図に示すように、転圧ロール6に
より上記裂開された各裂開片をそれぞれ第1・第
2マンドレル1,4の外周に沿つて軸方向に展延
してインナリム8aおよびアウタリム8bを形成
してなるリムの成形方法があつた。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来のものは、軸心部7aに対して軸方向
に変位した外周部7cを直ちに裂開し、この裂開
した裂開片を相反する軸方向に展延してリムを形
成するようにしていた。
このものは、裂開量が限られるため、広幅なリ
ムを形成することができなくなる。
また、リムのオフセツト量は円錐筒部7bの幅
(軸方向の長さ)によつて決定されることになる
が、この円錐筒部7bは厚肉となつているため、
広幅に形成することができず、オフセツト量を大
きくすることができない等の欠点があつた。
本発明は、上記欠点を解消したリムの成形方法
を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、以下の
如く構成したものである。
即ち、展延性に富む金属材からなる円板素材の
径方向中途を一方の軸方向に屈曲させて内部筒を
形成する第1工程と、内部筒の一方端で径方向外
方に突出するフランジの外周部をスピニング加工
によりその内周部の肉厚の略半部の厚さで一方向
の軸方向に展延して外部筒を形成する第2工程
と、前記フランジの内周部を裂開ロールにより等
分の肉厚で軸方向に裂開する第3工程と、スピニ
ング加工により一方の裂開片とこれに連続する外
部筒とを展延してインナリムを形成し、かつ他方
の裂開片を展延してアウタリムを形成する第4工
程とを設けてなる構成にしたものである。
(作用) 本発明は上記構成にしたものであるから、イン
ナリムは、フランジの外周部が一方の軸方向に屈
曲した外部筒と、フランジの内周部が裂開した一
方の裂開片とからなる多量に突出する筒部で広幅
に形成され、また、アウタリムは、フランジの内
周部を裂開した他方の裂開片のみからなる少量に
突出する筒部により小幅に形成されることにな
る。
また、リムの幅方向の中心は、フランジ部から
一方の軸方向に大きく変位し、またフランジは内
部筒によつて円板素材の軸心部に対して一方の軸
方向に変位することになる。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。
図面において、第1図〜第4図は本発明の実施例
を示す第1工程図〜第4工程図、第5図は本発明
の実施例によつて成形されたリムをデイスクに組
付けたホイールの要部断面図である。
第1図において、10は軸心部に嵌合孔が形成
された円板状の円板素材であり、展延性に富む金
属材、例えばアルミニユーム合金材により形成さ
れてなる。
20は上記金属素材10を支持する第1マンド
レルであり、左部が大径軸20aに右部が小径軸
20bとなる段付き軸に形成してなり、小径軸2
0bに上記金属素材10を嵌合させ、第1心押し
筒21cにより左方に押圧して挾持固定する。
そして、第1マンドレル20を介して円板素材
10を回転させつつ、その径方向中間部をロール
22により転圧して左方に屈曲させ、第1図仮想
線で示すように径方向中間部を円筒状の内部筒1
1に形成する。
この場合、上記内部筒11は、その肉厚が円板
素材10の内・外周部と略等肉厚になる如く形成
する。
次いで第2図に示すように、第1マンドレル2
0の大径軸20aの外周に嵌合した円錐台状の第
2マンドレル23を右方に移動させ、その小径側
端面23aを内部筒11の左端に位置するフラン
ジ12の内周部12aの左面に当接させ、また、
第1心押し筒21の外周に嵌合させた第2心押し
筒24を左方に移動させて上記内周部12aの右
面に当接させ、この状態で円板素材10を回転さ
せつつ、フランジ12の外周部12bをロール2
5により転圧して第2マンドレル23のテーパ面
23bに沿つて左方に屈曲させ、第2図に示すよ
うに上記外周部12bをテーパ状の外部筒13に
形成する。
この場合、上記外部筒13は、その肉厚を内周
部12aの肉厚の略二分の一になる如く形成す
る。
次いで第3図に示すように、対向側外周縁部に
V字形の開先面26a,26aが形成された一対
の第3マンドレル26,26により、円板素材1
0の軸心部を挾持するとともに、上記開先面26
a,26aをフランジ12の内周部12aの左右
両側に対面させ、円板素材10を回転させつつ、
上記内周部12aの厚さ方向略中央部をV形の裂
開ロール27により軸心方向に押圧して左右方向
(軸方向)に裂開して裂開片14,15を形成す
る。
次いで第4図に示すように、第4マンドレル2
8により、円板素材10の軸心部10aを挾持す
る。この第4マンドレル28は、左部のマンドレ
ル28aはその外周形状をインナリムに対応する
形状に形成され、右部のマンドレル28bはその
外周形状をアウタリムに対応する形状に形成され
ている。
そして、円板素材10を回転させつつ、ロール
29により展延してリム16を形成する。つま
り、ロール29により、外部筒12bおよび左方
の裂開片14を左部のマンドレル28aに沿うイ
ンナリム16aに、また右方の裂開片15を右部
のマンドレル28bに沿うアウタリム16bに形
成する。
そして、第5図に示すように、円板素材10の
軸心部10aを所定の内径にプレスで打ち抜いた
後、周方向に多数のボルト穴を明けてリム取付け
フランジ17を形成して一体形のリム本体18を
形成し、別途形成されたデイスク19にボルト締
めしてホイールAを構成する。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明によれ
ば、円板素体の径方向中間部を軸方向に屈曲させ
てその外周部、つまりフランジ部を一方の軸方向
に変位させ、このフランジ部でリムを形成すると
ともに、このリムのインナリムは、フランジの外
周部全部とフランジの内周部の略半部の肉とによ
り一方の軸方向に大きく突出させて形成し、アウ
タリムはフランジの内周部の略半部の肉のみによ
り他方の軸方向に小さく突出させて形成するよう
にしたので、リムの幅を増大させながら、そのオ
フセツト量を増大させることができる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の実施例を示す第1工
程図〜第4工程図、第5図は本発明の実施例によ
つて成形されたリムをデイスクに組付けたホイー
ルの要部断面図、第6図〜第8図は従来の成形工
程を示す第1工程図〜第3工程図である。 10:円板素体、10:軸心部、11:内部
筒、12:フランジ、12a:内周部、12b:
外周部、13:外部筒、14,15:裂開片、1
6:リム、16a:アウタリム、16b:インナ
リム、17:リム取付けフランジ、18:リム本
体、19:デイスク。20:第1マンドレル、2
0a:大径軸、20b:小径軸、21:第1心押
し筒、22:ロール、23:第2マンドレル、2
3a:小径側端面、23b:テーパ面、24:第
2心押し筒、25:ロール、26:第3マンドレ
ル、26a:開先面、27:裂開ロール、28:
第4マンドレル、29:ロール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 展延性に富む金属材からなる円板素材の径方
    向中途を一方の軸方向に屈曲させて内部筒を形成
    する第1工程と、内部筒の一方端で径方向外方に
    突出するフランジの外周部をスピニング加工によ
    りその内周部の肉厚の略半部の厚さで一方の軸方
    向に展延して外部筒を形成する第2工程と、前記
    フランジの内周部を裂開ローラにより略等分の肉
    厚で軸方向に裂開する第3工程と、スピニング加
    工により一方の裂開片とこれに連続する外部筒と
    を展延してインナリムを形成し、かつ他方の裂開
    片を展延してアウタリムを形成する第4工程とを
    設けてなることを特徴とするリムの成形方法。
JP8650989A 1989-04-04 1989-04-04 リムの成形方法 Granted JPH0394942A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8650989A JPH0394942A (ja) 1989-04-04 1989-04-04 リムの成形方法

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JP8650989A JPH0394942A (ja) 1989-04-04 1989-04-04 リムの成形方法

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Publication Number Publication Date
JPH0394942A JPH0394942A (ja) 1991-04-19
JPH0371209B2 true JPH0371209B2 (ja) 1991-11-12

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JP8650989A Granted JPH0394942A (ja) 1989-04-04 1989-04-04 リムの成形方法

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JPH0394942A (ja) 1991-04-19

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