JPH0771699B2 - スピニング成形方法とその装置 - Google Patents

スピニング成形方法とその装置

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JPH0771699B2
JPH0771699B2 JP62246585A JP24658587A JPH0771699B2 JP H0771699 B2 JPH0771699 B2 JP H0771699B2 JP 62246585 A JP62246585 A JP 62246585A JP 24658587 A JP24658587 A JP 24658587A JP H0771699 B2 JPH0771699 B2 JP H0771699B2
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君夫 落合
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旭テック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はスピニング成形方法とその装置に関する。
〔従来技術〕
従来において、車両用ホイールをスピニング成形する場
合には、第6図に示すように、周縁部に折り曲げ片11を
略皿状に一体形成した円板状素材1を用意し、この円板
状素材1を軸心を中心として回転しながら前記折り曲げ
片11の折曲部を裂開具21によってその軸心方向に向かっ
て裂開して前記折り曲げ片11に連なるリム素材(裂開
片)15と前記折り曲げ片11に連ならないリム素材(裂開
片)16とを形成し、その後、前記円板状素材1を軸心を
中心として回転しながらこれらのリム素材15,16をマン
ドレル2,2に沿って押圧具(図示せず)によりしごいて
いた。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら、かかる従来のスピニング成形において
は、前記折り曲げ片の折曲部を裂開具によって裂開して
いたにすぎないため、前記折り曲げ片に連なるリム素材
(裂開片)の裂開端が尖角状となり、この結果、後にこ
のリム素材をマンドレに沿って扱く場合、この部分に皺
が生じやすいという不都合を有した。
〔前記問題点を解決するための手段〕
この発明は前記不都合を解消するためになされたもので
あり、 その構成は、 周縁部に折り曲げ片を略皿状に一体形成した円板状素材
を用意し、 この円板状素材を軸心を中心として回転しながら前記折
り曲げ片の折曲部を裂開具によってその軸心方向に向か
って裂開して前記折り曲げ片に連なる裂開片と前記折り
曲げ片に連ならない裂開片とを形成し、 その後、前記円板状素材を軸心を中心として回転しなが
らこれらの裂開片をマンドレルに沿って押圧具によりし
ごくことによりスピニング成形するスピニング成形方法
において、 前記折り曲げ片に連なる裂開片の折り曲げ部を曲面状に
形成した後、前記スピニング成形を行うことを特徴とす
るスピニング成形方法(以下、「第一発明」と記す)で
あり、 又、 周縁部に折り曲げ片を略皿状に一体形成した円板状素材
を用意し、 この円板状素材を軸心を中心として回転しながら前記折
り曲げ片の折曲部を裂開具によってその軸心方向に向か
って裂開して前記折り曲げ片に連なる裂開片と前記折り
曲げ片に連ならない裂開片とを形成し、これらの裂開片
をマンドレルに沿ってスピニング成形するスピニング成
形装置において、 前記裂開具は先端に裂開刃を有するとともにこの裂開具
における前記折り曲げ片側の根幹部に湾曲部を形成した
ことを特徴とするスピニング成形装置(以下、「第二発
明」と記す)であり、 又、 周縁部に折り曲げ片を略皿状に一体形成した円板状素材
を用意し、 この円板状素材を軸心を中心として回転しながら前記折
り曲げ片の折曲部を裂開具によってその軸心方向に向か
って裂開して前記折り曲げ片に連なる裂開片と前記折り
曲げ片に連ならない裂開片とを形成し、 その後、前記円板状素材を軸心を中心として回転しなが
らこれらの裂開片をマンドレルに沿って押圧具によりし
ごくことによりスピニング成形するスピニング成形方法
において、 前記押圧具は先端に押圧部を有するとともにこの押圧具
における前記折り曲げ片側の根幹部に湾曲部を形成した
ことを特徴とするスピニング成形装置(以下、「第三発
明」と記す)である。
〔発明の作用〕
第一発明に係るスピニング成形方法は、 周縁部に折り曲げ片を略皿状に一体形成した円板状素材
を用意し、 この円板状素材を軸心を中心として回転しながら前記折
り曲げ片の折曲部を裂開具によってその軸心方向に向か
って裂開して前記折り曲げ片に連なる裂開片と前記折り
曲げ片に連ならない裂開片とを形成し、 その後、前記円板状素材を軸心を中心として回転しなが
らこれらの裂開片をマンドレルに沿って押圧具によりし
ごくことによりスピニング成形するスピニング成形方法
において、 前記折り曲げ片に連なる裂開片の折り曲げ部を曲面状に
形成した後、前記スピニング成形を行うものである。
このため、前記折り曲げ片に連なる裂開片をマンドレル
に沿って押圧具によって扱く際に、前記折り曲げ片に連
なる裂開片の裂開端に皺が発生することはない。
又、 第二発明に係るスピニング成形装置は、 周縁部に折り曲げ片を略皿状に一体形成した円板状素材
を用意し、 この円板状素材を軸心を中心として回転しながら前記折
り曲げ片の折曲部を裂開具によってその軸心方向に向か
って裂開して前記折り曲げ片に連なる裂開片と前記折り
曲げ片に連ならない裂開片とを形成し、これらの裂開片
をマンドレルに沿ってスピニング成形するスピニング成
形装置において、 前記裂開具は先端に裂開刃を有するとともにこの裂開具
における前記折り曲げ片側の根幹部に湾曲部を形成した
ものである。
このため、前記折り曲げ片の折曲部を裂開具によって裂
開する際に、裂開具の湾曲部を前記裂開片(折り曲げ片
に連なるもの)の裂開端に当接すれば、この裂開端は曲
面状に形成される。
又、第三発明に係るスピニング成形装置は、 周縁部に折り曲げ片を略皿状に一体形成した円板状素材
を用意し、 この円板状素材を軸心を中心として回転しながら前記折
り曲げ片の折曲部を裂開具によってその軸心方向に向か
って裂開して前記折り曲げ片に連なる裂開片と前記折り
曲げ片に連ならない裂開片とを形成し、 その後、前記円板状素材を軸心を中心として回転しなが
らこれらの裂開片をマンドレルに沿って押圧具によりし
ごくことによりスピニング成形するスピニング成形方法
において、 前記押圧具は先端に押圧部を有するとともにこの押圧具
における前記折り曲げ片側の根幹部に湾曲部を形成した
ものである。
このため、前記折り曲げ片に連なる裂開片をマンドレル
に沿って押圧具によりしごく際に、押圧具の湾曲部を前
記裂開片の裂開端に当接すれば、この裂開端は曲面状に
形成される。
〔実施例の説明〕
以下、車両用ホイールの製造工程を採り上げ、この発明
の実施例を説明する。
第1図において、1は皿状の円板状素材、11はこの素材
1の外周縁にプレス成形、スピニング成形等によって形
成された折り曲げ片11である。又、12は車軸孔であり、
素材1の軸心に形成されている。
次に、第2図に示すように、円盤状素材1をマンドレル
2,2によって挟み、軸心Oを中心として回転する。そし
て、裂開具31によって円盤状素材1の折り曲げ部13(第
1図参照)をその軸心方向に向かって裂開して、裂開溝
14を形成するとともに前記折り曲げ片11に連なるリム素
材(裂開片)15と前記折り曲げ片11に連ならないリム素
材(裂開片)16とを形成する。このとき使用する切開具
31は第4図に示すように、支軸32に対して回転可能であ
り、先端に裂開刃311を有するとともに前記折り曲げ片1
1側の根幹部に湾曲部312が形成されている。このため、
この裂開作業の際に、裂開具31の湾曲部312を前記リム
素材(折り曲げ片11に連なるもの)15の裂開端に当接す
れば、この裂開端を曲面状に形成することができる。
次に、前記リム素材15,16をマンドレル2,2とともに回転
し、押圧ローラ(「押圧具」に相当する)41によって、
各々のマンドレル2,2に沿ってしごけば、リムRがスピ
ニング成形され、第3図に示す車両用ホイールWが完成
する。
なお、第5図(a),(b)は他の押圧ローラ42,43を示した
ものであり、軸心44近傍部(根幹部)に湾曲部421,431
が形成されている。この押圧ローラ42,43を使用すれ
ば、前記裂開具31を使用せずとも、前記リム素材15をマ
ンドレル2に沿ってしごく際に、押圧ローラ42,43の湾
曲部421,431を前記リム素材15の裂開端に当接すれば、
この裂開端を曲面状に形成することができる。
〔発明の効果〕
第一発明に係るスピニング成形方法は、 周縁部に折り曲げ片を略皿状に一体形成した円板状素材
を用意し、 この円板状素材を軸心を中心として回転しながら前記折
り曲げ片の折曲部を裂開具によってその軸心方向に向か
って裂開して前記折り曲げ片に連なる裂開片と前記折り
曲げ片に連ならない裂開片とを形成し、 その後、前記円板状素材を軸心を中心として回転しなが
らこれらの裂開片をマンドレルに沿って押圧具によりし
ごくことによりスピニング成形するスピニング成形方法
において、 前記折り曲げ片に連なる裂開片の折り曲げ部を曲面状に
形成した後、前記スピニング成形を行うものである。
このため、前記折り曲げ片に連なる裂開片をマンドレル
に沿って押圧具によって扱く際に、前記折り曲げ片に連
なる裂開片の裂開端に皺が発生することはない。
よって、このスピニング成形方法を使用すれば、スピニ
ング成形の成形面は滑らかになり,この結果、成形物の
美観は向上する。
又、 第二発明に係るスピニング成形装置は、 周縁部に折り曲げ片を略皿状に一体形成した円板状素材
を用意し、 この円板状素材を軸心を中心として回転しながら前記折
り曲げ片の折曲部を裂開具によってその軸心方向に向か
って裂開して前記折り曲げ片に連なる裂開片と前記折り
曲げ片に連ならない裂開片とを形成し、これらの裂開片
をマンドレルに沿ってスピニング成形するスピニング成
形装置において、 前記裂開具は先端に裂開刃を有するとともにこの裂開具
における前記折り曲げ片側の根幹部に湾曲部を形成した
ものである。
このため、前記折り曲げ片の折曲部を裂開具によって裂
開する際に、裂開具の湾曲部を前記裂開片(折り曲げ片
に連なるもの)の裂開端に当接すれば、この裂開端は曲
面状に形成される。
よって、このスピニング成形装置を使用すれば、前記折
り曲げ片の折曲部を裂開具によって裂開する際に裂開端
を曲面状に形成することができ、作業能率は向上する。
又、第三発明に係るスピニング成形装置は、 周縁部に折り曲げ片を略皿状に一体形成した円板状素材
を用意し、 この円板状素材を軸心を中心として回転しながら前記折
り曲げ片の折曲部を裂開具によってその軸心方向に向か
って裂開して前記折り曲げ片に連なる裂開片と前記折り
曲げ片に連ならない裂開片とを形成し、 その後、前記円板状素材を軸心を中心として回転しなが
らこれらの裂開片をマンドレルに沿って押圧具によりし
ごくことによりスピニング成形するスピニング成形方法
において、 前記押圧具は先端に押圧部を有するとともにこの押圧具
における前記折り曲げ片側の根幹部に湾曲部を形成した
ものである。
このため、前記折り曲げ片に連なる裂開片をマンドレル
に沿って押圧具によりしごく際に、押圧具の湾曲部を前
記裂開片の裂開端に当接すれば、この裂開端は曲面状に
形成される。
よって、このスピニング成形装置を使用すれば、前記裂
開片をマンドレルに沿って押圧具によりしごく際に裂開
端を曲面状に形成することができ、この結果、作業能率
は向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明に係るスピニング裂開装置の
工程図、 第4図は第2図におけるIV部拡大図、 第5図(a),(b)は他の押圧具の正面図、 第6図は従来におけるスピニング成形装置の断面図であ
る。 1……円板状素材 11……折り曲げ片 13……折曲部 15,16……リム素材(裂開片) 2……マンドレル 31……裂開具 311……裂開刃 312……湾曲部(裂開具の) 41,42,43……押圧ローラ(押圧具) 421,431……湾曲部(押圧具の)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周縁部に折り曲げ片を略皿状に一体形成し
    た円板状素材を用意し、 この円板状素材を軸心を中心として回転しながら前記折
    り曲げ片の折曲部を裂開具によってその軸心方向に向か
    って裂開して前記折り曲げ片に連なる裂開片と前記折り
    曲げ片に連ならない裂開片とを形成し、 その後、前記円板状素材を軸心を中心として回転しなが
    らこれらの裂開片をマンドレルに沿って押圧具によりし
    ごくことによりスピニング成形するスピニング成形方法
    において、 前記折り曲げ片に連なる裂開片の折り曲げ部を曲面状に
    形成した後、前記スピニング成形を行うことを特徴とす
    るスピニング成形方法。
  2. 【請求項2】周縁部に折り曲げ片を略皿状に一体形成し
    た円板状素材を用意し、 この円板状素材を軸心を中心として回転しながら前記折
    り曲げ片の折曲部を裂開具によってその軸心方向に向か
    って裂開して前記折り曲げ片に連なる裂開片と前記折り
    曲げ片に連ならない裂開片とを形成し、これらの裂開片
    をマンドレルに沿ってスピニング成形するスピニング成
    形装置において、 前記裂開具は先端に裂開刃を有するとともにこの裂開具
    における前記折り曲げ片側の根幹部に湾曲部を形成した
    ことを特徴とするスピニング成形装置。
  3. 【請求項3】周縁部に折り曲げ片を略皿状に一体形成し
    た円板状素材を用意し、 この円板状素材を軸心を中心として回転しながら前記折
    り曲げ片の折曲部を裂開具によってその軸心方向に向か
    って裂開して前記折り曲げ片に連なる裂開片と前記折り
    曲げ片に連ならない裂開片とを形成し、 その後、前記円板状素材を軸心を中心として回転しなが
    らこれらの裂開片をマンドレルに沿って押圧具によりし
    ごくことによりスピニング成形するスピニング成形方法
    において、 前記押圧具は先端に押圧部を有するとともにこの押圧具
    における前記折り曲げ片側の根幹部に湾曲部を形成した
    ことを特徴とするスピニング成形装置。
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