JPH10137460A - プラスチック材料のパイプを横方向に切断するためのパイプカッタペンチ装置 - Google Patents
プラスチック材料のパイプを横方向に切断するためのパイプカッタペンチ装置Info
- Publication number
- JPH10137460A JPH10137460A JP9245677A JP24567797A JPH10137460A JP H10137460 A JPH10137460 A JP H10137460A JP 9245677 A JP9245677 A JP 9245677A JP 24567797 A JP24567797 A JP 24567797A JP H10137460 A JPH10137460 A JP H10137460A
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- Japan
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- pipe
- cutting
- blade
- cutting edge
- seat
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26B—HAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B26B17/00—Hand cutting tools, i.e. with the cutting action actuated by muscle power with two jaws which come into abutting contact
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D3/00—Cutting work characterised by the nature of the cut made; Apparatus therefor
- B26D3/16—Cutting rods or tubes transversely
- B26D3/169—Hand held tube cutters
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Scissors And Nippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 切断の始まりまたは終わりに大きな力を必要
としない、プラスチック材料のパイプを横方向に切断す
るためのパイプカッタペンチ装置を提供する。 【解決手段】 軸(5)のまわりで互いに回転するよう
に連結された二つの柄(3,4)を有し、そのうちの一
方がカッタブレード(40)を備えており、他方の柄は
パイプを受容すべく凹んでいる座(30)を有してお
り、ブレード(40)は120°から150°の凸鈍角
を形成する二つの刃先(41、42)を備えており、軸
(5)から遠い方の刃先(41)とブレード(40)の
先端(43)及び軸(5)が通る直線(F)とによって
形成される角度(α)が、他方の刃先(42)と直線
(F)とによって形成される角度(β)より大きく、ブ
レード(40)の先端(43)は、軸(5)と座(3
0)の中で静止することができるより大きな直径のパイ
プの中心(C)とをつなぐ直線線分(D)を分割する円
弧(A)を描く。
としない、プラスチック材料のパイプを横方向に切断す
るためのパイプカッタペンチ装置を提供する。 【解決手段】 軸(5)のまわりで互いに回転するよう
に連結された二つの柄(3,4)を有し、そのうちの一
方がカッタブレード(40)を備えており、他方の柄は
パイプを受容すべく凹んでいる座(30)を有してお
り、ブレード(40)は120°から150°の凸鈍角
を形成する二つの刃先(41、42)を備えており、軸
(5)から遠い方の刃先(41)とブレード(40)の
先端(43)及び軸(5)が通る直線(F)とによって
形成される角度(α)が、他方の刃先(42)と直線
(F)とによって形成される角度(β)より大きく、ブ
レード(40)の先端(43)は、軸(5)と座(3
0)の中で静止することができるより大きな直径のパイ
プの中心(C)とをつなぐ直線線分(D)を分割する円
弧(A)を描く。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック材料
のパイプを横方向に切断するためのパイプカッタペンチ
装置に関する。
のパイプを横方向に切断するためのパイプカッタペンチ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】すでに知られているパイプカッタペンチ
装置はすべて、横軸のまわりに互いに連結されている二
つの柄を有しており、そのうちの一方は端部にカッタブ
レードを備え、それに対して他方の柄の端部は、切断さ
れるべきパイプを受容するための座を備えている。
装置はすべて、横軸のまわりに互いに連結されている二
つの柄を有しており、そのうちの一方は端部にカッタブ
レードを備え、それに対して他方の柄の端部は、切断さ
れるべきパイプを受容するための座を備えている。
【0003】一般に、パイプカッタ装置はブレードを有
しており、その刃先は直線的であり、そのことから、切
断の始まりに大きな力が必要となるという不都合が生じ
る。実際に、刃先はパイプに対して接線方向に作用し、
パイプはわずかにつぶされる傾向がある。その結果、刃
先とパイプとの間の接触ゾーンは一つのラインとなり、
これが、パイプを押しつぶしたり、変形させたりする危
険とともに切断の始まりを難しいものにしてしまう。
しており、その刃先は直線的であり、そのことから、切
断の始まりに大きな力が必要となるという不都合が生じ
る。実際に、刃先はパイプに対して接線方向に作用し、
パイプはわずかにつぶされる傾向がある。その結果、刃
先とパイプとの間の接触ゾーンは一つのラインとなり、
これが、パイプを押しつぶしたり、変形させたりする危
険とともに切断の始まりを難しいものにしてしまう。
【0004】この不都合は、パイプの直径が大きいと
き、より厳密にはパイプの直径と厚みとの比が大きいと
きにとりわけ際立ってくる。というのも、このような場
合にはパイプの剛性が小さくなるからである。
き、より厳密にはパイプの直径と厚みとの比が大きいと
きにとりわけ際立ってくる。というのも、このような場
合にはパイプの剛性が小さくなるからである。
【0005】この不都合を部分的に解消するために、
「引張り切断(tirante)」または「引き切り(en tira
nt)」とよばれる切断を行なうことができるパイプカッ
タ装置が提案されている。すなわち、刃先と一致してい
るラインの近くに回転軸を置く代わりに、軸をこのライ
ンから遠ざけ、その結果、従来の切断法に、切断される
物体上での刃先の並進運動が組み合わされる。
「引張り切断(tirante)」または「引き切り(en tira
nt)」とよばれる切断を行なうことができるパイプカッ
タ装置が提案されている。すなわち、刃先と一致してい
るラインの近くに回転軸を置く代わりに、軸をこのライ
ンから遠ざけ、その結果、従来の切断法に、切断される
物体上での刃先の並進運動が組み合わされる。
【0006】また、ギロチンタイプのパイプカッタのよ
うに、凸鈍角を形成する二つの刃先をもつブレードを備
え、ほんのわずかな力で切断を開始し、パイプが押しつ
ぶされるのを防ぐことができる先端(切っ先)を備えて
いるパイプカッタペンチ装置も提案されている。しかし
この装置では、反対に、切断の終わりに、二つの刃先が
同時にかつ接線方向にパイプの内壁に当たるので、結局
大きな力が必要になる。
うに、凸鈍角を形成する二つの刃先をもつブレードを備
え、ほんのわずかな力で切断を開始し、パイプが押しつ
ぶされるのを防ぐことができる先端(切っ先)を備えて
いるパイプカッタペンチ装置も提案されている。しかし
この装置では、反対に、切断の終わりに、二つの刃先が
同時にかつ接線方向にパイプの内壁に当たるので、結局
大きな力が必要になる。
【0007】ただし、二つの刃先が鋭角を形成するブレ
ードを使用することによってこの不都合を解消すること
が可能であろう。しかしながら、この場合、ブレードの
大きな行程が必要となる、つまり工具の柄の間隔が大き
くなければならないことから、使用は容易ではない。
ードを使用することによってこの不都合を解消すること
が可能であろう。しかしながら、この場合、ブレードの
大きな行程が必要となる、つまり工具の柄の間隔が大き
くなければならないことから、使用は容易ではない。
【0008】さらに、文献CA−A―1 178 42
6によって、互いに70°から100°、できれば85
°の角度を形成する二つの刃先をもつブレードを備えた
パイプカッタペンチ装置が知られている。この場合、回
転軸の最も近くの刃先が水平線との間に20°から60
°、できれば55°の角度を形成するのに対して、もう
一方の刃先は、水平線との間に20°から60°、でき
れば40°の角度を形成する。
6によって、互いに70°から100°、できれば85
°の角度を形成する二つの刃先をもつブレードを備えた
パイプカッタペンチ装置が知られている。この場合、回
転軸の最も近くの刃先が水平線との間に20°から60
°、できれば55°の角度を形成するのに対して、もう
一方の刃先は、水平線との間に20°から60°、でき
れば40°の角度を形成する。
【0009】この装置は他の既存の装置よりも効果的な
切断を行なうことができるが、それでもなおいくつかの
不都合をもっている。一方では、刃先が形成する角度が
柄の大きな開口を必要とするので、切断の始まりに大き
な力が要求されるとともに切断能力が限定されてしま
う。もう一方では、切断の終わりに、水平線に対して刃
先の角度のずれがあるにもかかわらず、前記刃先は、同
時にまた接線方向に内部からパイプの壁面に当ってしま
い、その結果大きな力が必要となるという段階が残され
てしまう。
切断を行なうことができるが、それでもなおいくつかの
不都合をもっている。一方では、刃先が形成する角度が
柄の大きな開口を必要とするので、切断の始まりに大き
な力が要求されるとともに切断能力が限定されてしま
う。もう一方では、切断の終わりに、水平線に対して刃
先の角度のずれがあるにもかかわらず、前記刃先は、同
時にまた接線方向に内部からパイプの壁面に当ってしま
い、その結果大きな力が必要となるという段階が残され
てしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、切断
の始まりまたは終わりに大きな力を必要としないことか
ら、既存の装置よりも容易に使用できるパイプカッタペ
ンチ装置を提案することによって、これらさまざまな不
都合を解消することにある。
の始まりまたは終わりに大きな力を必要としないことか
ら、既存の装置よりも容易に使用できるパイプカッタペ
ンチ装置を提案することによって、これらさまざまな不
都合を解消することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の対象であるパイ
プカッタペンチ装置は、横軸のまわりで回転するように
互いに連結された二つの柄を有しており、そのうちの一
方が端部にカッタブレードを備えていると共に、他方の
柄の端部には切断されるべきパイプを受容すべく凹んで
いる座が備えられている。この装置は主に、前記ブレー
ドが互いに120°から150°の凸鈍角を形成する二
つの刃先を備えており、したがって、前記軸から遠い方
の刃先と前記ブレードの先端(切っ先)及び前記軸を通
る直線とによって形成される角度が、他方の刃先と前記
直線とによって形成される角度よりも大きく、さらに前
記先端は、その回転時、前記回転軸と前記座の中に置く
ことのできるより大きな直径のパイプの中心とをつなぐ
直線線分を分割する円弧を描き、その結果、切断の始ま
りが前記先端によって行われると共に切断の終わりは前
記回転軸から遠い方の刃先によってのみ行われることを
特徴とする。
プカッタペンチ装置は、横軸のまわりで回転するように
互いに連結された二つの柄を有しており、そのうちの一
方が端部にカッタブレードを備えていると共に、他方の
柄の端部には切断されるべきパイプを受容すべく凹んで
いる座が備えられている。この装置は主に、前記ブレー
ドが互いに120°から150°の凸鈍角を形成する二
つの刃先を備えており、したがって、前記軸から遠い方
の刃先と前記ブレードの先端(切っ先)及び前記軸を通
る直線とによって形成される角度が、他方の刃先と前記
直線とによって形成される角度よりも大きく、さらに前
記先端は、その回転時、前記回転軸と前記座の中に置く
ことのできるより大きな直径のパイプの中心とをつなぐ
直線線分を分割する円弧を描き、その結果、切断の始ま
りが前記先端によって行われると共に切断の終わりは前
記回転軸から遠い方の刃先によってのみ行われることを
特徴とする。
【0012】本発明による装置の追加の特徴によれば、
ブレードの刃先は135°の角度を形成する。
ブレードの刃先は135°の角度を形成する。
【0013】本発明による装置の別の追加の特徴によれ
ば、ブレードの先端が描く円弧は、座の中に置くことの
できるより大きな直径のパイプの中央を回転軸に接続す
る直線線分を、前記パイプの半径における中央領域に位
置する点において分割する。
ば、ブレードの先端が描く円弧は、座の中に置くことの
できるより大きな直径のパイプの中央を回転軸に接続す
る直線線分を、前記パイプの半径における中央領域に位
置する点において分割する。
【0014】本発明による装置の別の追加の特徴によれ
ば、回転軸から遠い方の刃先とブレードの先端及び前記
軸を通る直線とによって形成される角度は、他方の刃先
と前記直線とによって形成される角度の二倍である。
ば、回転軸から遠い方の刃先とブレードの先端及び前記
軸を通る直線とによって形成される角度は、他方の刃先
と前記直線とによって形成される角度の二倍である。
【0015】本発明によるパイプカッタ装置は、座の直
径に対応する直径をもつパイプを最適に切断するために
設計されている。ただし、この装置は、直径が小さなパ
イプと同様、ブレードの先端で切断を始めるには小さす
ぎる直径のパイプを切断することもできる。実際にこの
場合には、パイプの直径及び厚みの比が小さいので、前
記切断が「引き切り」である限り、大きな力を必要とせ
ずに完璧な切断を行なうのに回転軸から遠い方の刃先で
十分である。
径に対応する直径をもつパイプを最適に切断するために
設計されている。ただし、この装置は、直径が小さなパ
イプと同様、ブレードの先端で切断を始めるには小さす
ぎる直径のパイプを切断することもできる。実際にこの
場合には、パイプの直径及び厚みの比が小さいので、前
記切断が「引き切り」である限り、大きな力を必要とせ
ずに完璧な切断を行なうのに回転軸から遠い方の刃先で
十分である。
【0016】さらに、切断時に座から逃げないように直
径が非常に小さいパイプの固定を可能にするために、前
記座は、回転軸から遠い方のその端縁に、前記パイプを
固定することができるくぼみを備えている。
径が非常に小さいパイプの固定を可能にするために、前
記座は、回転軸から遠い方のその端縁に、前記パイプを
固定することができるくぼみを備えている。
【0017】さらにまた、「引き切り」切断作用は、パ
イプを座の底面の方へ連れ戻す傾向を有している。
イプを座の底面の方へ連れ戻す傾向を有している。
【0018】限定的でない実施形態を示す添付の図面を
参照して、本発明の利点及び特性を、よりわかりやすく
以下に説明する。
参照して、本発明の利点及び特性を、よりわかりやすく
以下に説明する。
【0019】
【発明の実施の形態】図1a及び図1bを参照すると、
切断されるべきパイプ2を受容するための座1と、直線
状の刃先11を備えているブレード10を有する既存の
パイプカッタペンチ装置を見ることができる。
切断されるべきパイプ2を受容するための座1と、直線
状の刃先11を備えているブレード10を有する既存の
パイプカッタペンチ装置を見ることができる。
【0020】図1aでは、切断の始まりに、刃先11が
パイプ2に対して接線方向に作用し、パイプ2が押しつ
ぶされる傾向があることから、大きな力が必要となる。
パイプ2に対して接線方向に作用し、パイプ2が押しつ
ぶされる傾向があることから、大きな力が必要となる。
【0021】図1bでは、切断の終わりに、切り残され
ているパイプ2の部分が座1と接触していることから、
押しつぶされる危険はないが、反対に、切断ラインは大
きいままである。
ているパイプ2の部分が座1と接触していることから、
押しつぶされる危険はないが、反対に、切断ラインは大
きいままである。
【0022】ここで、図2a及び図2bを参照すると、
既存の別のパイプカッタペンチ装置を見ることができ
る。この装置は、互いに凸鈍角を形成する二つの刃先1
3及び14を備えたブレード12を有していることか
ら、図2aで示されているように、先端(切っ先)15
によってパイプ2に作用することができ、その結果、パ
イプ2が押しつぶされる危険を防ぐとともに、必要な力
も限定できる。
既存の別のパイプカッタペンチ装置を見ることができ
る。この装置は、互いに凸鈍角を形成する二つの刃先1
3及び14を備えたブレード12を有していることか
ら、図2aで示されているように、先端(切っ先)15
によってパイプ2に作用することができ、その結果、パ
イプ2が押しつぶされる危険を防ぐとともに、必要な力
も限定できる。
【0023】反対に、図2bに示されているように、切
断の終わりには、刃先13及び14が二つのラインに沿
って同時に、パイプ2の内壁に接線方向に作用すること
から、大きな力が必要となる。
断の終わりには、刃先13及び14が二つのラインに沿
って同時に、パイプ2の内壁に接線方向に作用すること
から、大きな力が必要となる。
【0024】ここで、図3を参照すると、本発明による
パイプカッタ装置を見ることができる。この装置は、軸
5上で回転するように取り付けられた二つの柄3及び4
を備えており、柄3はその端部に円弧形の座30を備え
ているのに対して、柄4は、その端部の座30の正面に
カッタブレード40を備えている。
パイプカッタ装置を見ることができる。この装置は、軸
5上で回転するように取り付けられた二つの柄3及び4
を備えており、柄3はその端部に円弧形の座30を備え
ているのに対して、柄4は、その端部の座30の正面に
カッタブレード40を備えている。
【0025】座30はまたV形とすることができること
を指摘しておく。
を指摘しておく。
【0026】ブレード40は、互いに135°の角度を
形成し、先端(切っ先)43をつくりだす二つの刃先4
1及び42を備えており、この先端43は、回転する
と、座30の中に置くことのできるより大きな直径のパ
イプに対応する円Eの中心Cと回転軸5とをつなぐ直線
線分Dを点Bで分割する円弧Aを描く。
形成し、先端(切っ先)43をつくりだす二つの刃先4
1及び42を備えており、この先端43は、回転する
と、座30の中に置くことのできるより大きな直径のパ
イプに対応する円Eの中心Cと回転軸5とをつなぐ直線
線分Dを点Bで分割する円弧Aを描く。
【0027】Rを円Eの半径とすると、線分CBの長さ
は、比R/5からR/1.25とすることができるが、
最良値はR/2.25である。
は、比R/5からR/1.25とすることができるが、
最良値はR/2.25である。
【0028】さらに、刃先41と軸5及び先端43が通
る直線Fとによって形成される角度は、刃先42と直線
Fとによって形成される角度Bより大きい。ここに示さ
れている実施形態においては、角度α及びβはそれぞれ
30°及び15°である。
る直線Fとによって形成される角度は、刃先42と直線
Fとによって形成される角度Bより大きい。ここに示さ
れている実施形態においては、角度α及びβはそれぞれ
30°及び15°である。
【0029】ここで、図4a、図4b、図4c、図4d
を参照すると、パイプ2の切断のさまざまな段階を見る
ことができる。
を参照すると、パイプ2の切断のさまざまな段階を見る
ことができる。
【0030】図4aでは、ブレード40はその先端43
によってパイプ2に作用し、その結果、力を必要とせず
またパイプ2が変形することなく、切断の始まりを行な
うことできる。
によってパイプ2に作用し、その結果、力を必要とせず
またパイプ2が変形することなく、切断の始まりを行な
うことできる。
【0031】図4b及び図4cでは、刃先41及び42
が厚み方向にパイプ2の壁面20を切断し、その結果与
える力は最小限ですむ。
が厚み方向にパイプ2の壁面20を切断し、その結果与
える力は最小限ですむ。
【0032】図4dでは、刃先42はパイプ2を横切っ
ており、刃先41は、唯一つの刃先しかもたない従来の
ブレードのような力や変形の危険をともなわずに、さら
に角度αの値のために「引き切り」作用の効果によっ
て、接線方向にパイプ2の切断を終えることができる。
ており、刃先41は、唯一つの刃先しかもたない従来の
ブレードのような力や変形の危険をともなわずに、さら
に角度αの値のために「引き切り」作用の効果によっ
て、接線方向にパイプ2の切断を終えることができる。
【0033】また、これらの図面においては、座30
は、小さい直径のパイプの固定を可能にするようなくぼ
み31を備えており、こうしたパイプの切断は刃先41
だけで行われる。
は、小さい直径のパイプの固定を可能にするようなくぼ
み31を備えており、こうしたパイプの切断は刃先41
だけで行われる。
【図1a】切断の始まり段階における従来のパイプカッ
タペンチ装置の部分的概略図である。
タペンチ装置の部分的概略図である。
【図1b】切断の終わり段階における従来のパイプカッ
タペンチ装置の部分的概略図である。
タペンチ装置の部分的概略図である。
【図2a】切断の始まり段階における従来の別のパイプ
カッタペンチ装置の部分的概略図である。
カッタペンチ装置の部分的概略図である。
【図2b】切断の終わり段階における従来の別のパイプ
カッタペンチ装置の部分的概略図である。
カッタペンチ装置の部分的概略図である。
【図3】本発明によるパイプカッタペンチ装置の平面図
である。
である。
【図4a】ある作動段階における装置の概略図である。
【図4b】他の作動段階における同じ装置の概略図であ
る。
る。
【図4c】更に他の作動段階における同じ装置の概略図
である。
である。
【図4d】更に他の作動段階における同じ装置の概略図
である。
である。
2 パイプ 3、4 柄 5 横軸 30 座 31 くぼみ 40 カッタブレード 41、42 刃先 43 先端
Claims (7)
- 【請求項1】 プラスチック材料のパイプを横方向に切
断するためのパイプカッタペンチ装置であって、横軸
(5)のまわりで互いに回転するように連結された二つ
の柄(3、4)を有しており、そのうちの一方が端部に
カッタブレード(40)を備えていると共に、他方の柄
の端部は切断されるべきパイプ(2)を受容すべく凹ん
でいる座(30)を備えており、前記ブレード(40)
は、互いに120°から150°の凸鈍角をつくる二つ
の刃先(41、42)を有しており、前記軸(5)及び
前記ブレード(40)の先端(43)を通る直線(F)
と前記軸(5)から遠い方の刃先(41)とによって形
成される角度(α)が、他方の刃先(42)と直線
(F)とによって形成される角度(β)よりも大きく、
前記先端(43)が、回転時に、前記軸(5)と前記座
(30)の中に置くことのできるより大きな直径のパイ
プの中心(C)とをつなぐ直線線分(D)を分割する円
弧(A)を描き、切断の始まりが前記先端(43)によ
って行われると共に切断の終わりは前記回転軸(5)か
ら遠い方の刃先(41)によってのみ行われることを特
徴とする装置。 - 【請求項2】 ブレード(40)の各刃先(41、4
2)が135°の角度を形成することを特徴とする請求
項1に記載の装置。 - 【請求項3】 ブレード(40)の先端(43)が描く
円弧(A)は、座(30)の中に置くことのできるより
大きいパイプの中心(C)に回転軸(5)を接続する直
線線分(D)を、前記パイプの半径における中央領域に
位置する点(B)において分割することを特徴とする請
求項1または2に記載の装置。 - 【請求項4】 座(30)の中に置くことのできるより
大きな直径のパイプの半径をRとすると、前記中央領域
が値R/5及びR/1.25によって限定されることを
特徴とする請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】 ブレード(40)の先端(43)が描く
円弧(A)が、座(30)の中に置くことのできるより
大きな直径のパイプの中心(C)に回転軸(5)を接続
する直線線分(D)を、前記中心(C)からR/2.2
5の距離に位置する点(B)において分割することを特
徴とする請求項4に記載の装置。 - 【請求項6】 回転軸(5)から遠い方の刃先(41)
とブレード(40)の先端(43)及び前記軸(5)を
通る直線(F)とによって形成される角度(α)が、他
方の刃先(42)と前記直線(F)とによって形成され
る角度(β)の二倍であることを特徴とする請求項1か
ら5のいずれか一項に記載の装置。 - 【請求項7】 座(1)が、回転軸(5)から遠い方の
その端縁に、小さな直径をもつパイプの固定を可能にす
るくぼみ(31)を備えていることを特徴とする請求項
1から6のいずれか一項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9611164A FR2753120B1 (fr) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | Dispositif de pince coupe-tube pour couper transversalement un tube en matiere plastique |
FR9611164 | 1996-09-10 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10137460A true JPH10137460A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=9495700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9245677A Pending JPH10137460A (ja) | 1996-09-10 | 1997-09-10 | プラスチック材料のパイプを横方向に切断するためのパイプカッタペンチ装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6513245B1 (ja) |
EP (1) | EP0827815A1 (ja) |
JP (1) | JPH10137460A (ja) |
CA (1) | CA2213789C (ja) |
FR (1) | FR2753120B1 (ja) |
Families Citing this family (19)
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