JP3929200B2 - 不等厚リムの製造方法とその装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不等厚リムの製造方法と、その方法の実施に直接用いる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
リムとディスクとを溶接接合した2ピースホイールにおいて、不等厚リムを製造する方法としては、
(i) 平板を丸め、端部を突合せ溶接して円筒状素環とし、円筒状素環の段階で軸方向の一部を軸方向に移動不能の回転ローラーでリング圧延して減肉し、ついでリム形状にロール成形する方法(たとえば特開平6−227662、特開平8−293631)、および
(ii)平板の段階で幅方向の一部を圧延ロールあるいは引抜きで減肉し、ついで平板を丸め、端部を突合せ溶接して円筒状素環とする方法(たとえば特開平8−292585、特開平9−302178)、
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(i) 円筒状素環の段階でリング圧延して不等厚化する場合には、つぎの問題がある。
リング圧延により部分圧下した場合、排除された材料の移動により幅寸法と周長が変化するが、幅変化と周長変化の割合は一定ではない。実験によれば、1個所圧下の場合は、圧下幅が約15mm以下では幅のみが拡がるが、それを越えると周長も大きくなる。2個所圧下の場合は、幅と周長の両方が変化する他、左右の圧下幅が異なる場合は左右の周長に差が生じラッパ状になりやすい。このため、所望の寸法のものを1工程で得ることは容易でなく、減肉部位に制約が生じたり、減肉加工に多工程を要することになる。3個所以上の場合も2個所以上の場合と基本的に似た問題が生じる。
(ii)板の段階で圧延あるいは引抜きにより不等厚化する場合には、つぎの問題がある。
不等厚化した材料はその後、巻き→突合せ溶接→溶接のばりのトリミングの工程を経てリム形状に加工されるが、その際、つぎの問題がある。
1)断面形状が左右非対称の場合、巻き加工において両端面の食い違いやねじれが生じやすい。
2)円環内外の溶接ばりのトリミングは、円環に形状がついているため周方向に行うことになるが、バイト形状と減肉形状を完全に一致させることは難しいので、取り残しや取り過ぎが生じやすく、外観品質が低下する。
本発明の目的は、円筒状素環の段階で不等厚化する場合に円筒状素環が幅方向(軸方向)にだけ変化し周長方向には変化しない不等厚リムの製造方法およびその装置を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、円筒状素環の段階で不等厚化する場合に円筒状素環の不等厚化装置への着脱を速やかに行うことができる不等厚リムの製造装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 平板を巻き、端部を突合せ溶接して円筒状素環とし、溶接部をトリミングし、円筒状素環の軸方向の一部を減肉加工し、部分減肉加工した円筒状素環をロール成形してリム形状を出す、工程を有する不等厚リムの製造方法であって、部分減肉加工を回転扱き加工とし、
該回転扱き加工を、軸方向に互いに2分割された左マンドレルと右マンドレルからなる回転可能なマンドレルを円筒状素環の内周側に挿入し、円筒状素環の外周側に位置し左マンドレルに対応して設けられた回転可能な左ローラーを円筒状素環に接触部の軸方向長さを15mm以下にして押し付けながら円筒状素環の軸方向に左右のマンドレルの分割部から左側に移動させるとともに、円筒状素環の外周側でかつ左ローラーのマンドレルを挟んで反対側に位置し右マンドレルに対応して設けられた回転可能な右ローラーを円筒状素環に接触部の軸方向長さを15mm以下にして押し付けながら円筒状素環の軸方向に左右のマンドレルの分割部から右側に移動させることにより行う不等厚リムの製造方法。
(2) 不等厚リムの製造における円筒状素環の部分減肉加工工程で用いられる不等厚リムの製造装置であって、円筒状素環の内周側に挿入される回転可能なマンドレルと、円筒状素環の外周側に位置し円筒状素環に押し付けられ円筒状素環の軸方向に移動される回転可能なローラーとを有し、
前記マンドレルが軸方向に互いに2分割された左マンドレルと右マンドレルからなり、前記ローラーが左マンドレルに対応して設けられた左ローラーと右マンドレルに対応して設けられた右ローラーとからなり、左ローラーと右ローラーとはマンドレルを挟んで互いに反対側の位置にあり、左ローラーと右ローラーの幅はそれぞれ円筒状素環との接触部の軸方向長さが15mm以下となるように設定されている、不等厚リムの製造装置。
【0005】
上記(1)の不等厚リムの製造方法および上記(2)の不等厚リムの製造装置では、部分減肉加工を回転扱き加工により行うので、かつ左ローラーと右ローラーの幅はそれぞれ円筒状素環との接触部の軸方向長さが15mm以下となるように設定されているので、ローラーとワーク(円筒状素環)の接触面積が円筒状素環の幅方向に小さく、圧下によって生じる材料の移動が円筒状素環の幅方向のみに生じる。すなわち、減肉量に応じてワークの幅が拡がり、径は変化しない。このため、寸法制御が容易であり、所望の形状・寸法の不等厚円筒状素環を容易に得ることができる。
また、マンドレルが左右のマンドレルに2分割されているので、ワーク(円筒状素環)のマンドレルへの着脱が左右のマンドレルをワークの長さ分離して行うことができ、単一マンドレルの場合に比べて速やかに行うことができる。また、左右のローラーで加工するため、ローラー1個の場合に比べてローラー移動量を約1/2にすることができる。
また、左右ローラがマンドレルを挟んで互いに反対側位置にあるので、左右のローラー の押力を互いにバランスさせることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明実施例の不等厚リムの製造方法を示し、図2、図3は本発明の不等厚リムの製造装置の第1実施例を示し、図4、図5は本発明の不等厚リムの製造装置の第2実施例を示す。
本発明の全実施例に共通または類似する部分には、本発明の全実施例にわたって同じ符号を付してある。
【0007】
まず、本発明実施例の不等厚リムの製造方法を、図1を参照して説明する。
本発明実施例の2ピースホイール用の不等厚リムの製造方法は、素材のコイルから素材を引き出す工程1と、引き出された平板素材を定寸に切断する工程2と、巻き加工する工程3と、巻かれた素材の両端部を突合せ溶接し円筒状素環とする工程4と、溶接ばりをトリミングする工程5と、溶接部の軸方向ばりをサイドカッターで除去する工程6と、円筒状素環の幅方向(軸方向)の一部を減肉加工する工程7と、部分減肉された円筒状素環の両端をフレアリング加工(拡開加工)する工程8と、#1成形(整形)ロール、#2成形(整形)ロール、#3成形(整形)ロールで順次ロール成形してリム形を出していく工程9、10、11と、エキスパンダーまたはシュリンカーによりリム形状を真円にする整形工程12と、エア洩れ、外観検査を施す工程13と、からなる。ただし、工程7と工程8の順序を逆にし、フレアリングで真円度を修正してから回転扱き加工を行うようにしてもよい。
【0008】
そして、トリミング工程とリムロール成形工程との間に挿入された円筒状素環の幅方向(軸方向)の一部の部分減肉加工は、回転扱き加工からなる。
回転扱き加工は、図2、図3または図4、図5に示すように、円筒状素環20の内周側に回転可能なマンドレル21を挿入し、円筒状素環20の外周側からローラー22を押し付け、ローラー22を円筒状素環20の幅方向(軸方向)に移動させながら、円筒状素環20を減肉する加工からなる。回転扱き加工は、スピニング加工の一種である。この回転扱き加工は、円筒状素環20の幅方向(軸方向)に部分的に施される、部分減肉加工である。減肉はリムのドロップ部に対応する部分に施される。
【0009】
ローラー22の(円筒状素環軸方向の)幅は、円筒状素環20との接触部の(円筒状素環軸方向の)長さが15mm以下となるように設定されており、これによって減肉加工時に円筒状素環20の周長が変化せず幅方向にのみ変化するようになっている。
【0010】
上記本発明の不等厚リムの製造方法の作用については、部分減肉加工を回転扱き加工により行うので、ローラー22とワーク(円筒状素環)20の接触面積が円筒状素環20の幅方向に小さく、圧下によって生じる材料の移動が円筒状素環20の幅方向のみに生じる。すなわち、減肉量応じてワークの幅が拡がり、径は変化しない。このため、寸法制御が容易であり、所望の形状・寸法の不等厚円筒状素環20を容易に得ることができる。
【0011】
つぎに、本発明実施例の不等厚リムの製造装置を説明する。
まず、本発明の第1実施例の不等厚リムの製造装置と本発明の第2実施例の不等厚リムの製造装置との共通または類似する部分を、たとえば図2、図3を参照して、説明する。
本発明実施例の不等厚リムの製造装置は、不等厚リムの製造における円筒状素環20の部分減肉加工工程で用いられる不等厚リムの製造装置であって、円筒状素環20の内周側に挿入される回転可能なマンドレル21と円筒状素環20の外周側に位置し円筒状素環20に押し付けられ円筒状素環20の軸方向に移動される回転可能なローラー22とを有する。
ローラー22の(円筒状素環軸方向の)幅は、円筒状素環20との接触部の(円筒状素環軸方向の)長さが15mm以下となるように設定されており、これによって減肉加工時に円筒状素環20の周長が変化せず幅方向にのみ変化するようになっている。
【0012】
上記本発明の不等厚リムの製造装置の作用については、部分減肉加工を回転扱き加工により行うので、ローラー22とワーク(円筒状素環)20の接触面積が円筒状素環20の幅方向に小さく、圧下によって生じる材料の移動が円筒状素環20の幅方向のみに生じる。すなわち、減肉量応じてワークの幅が拡がり、径は変化しない。このため、寸法制御が容易であり、所望の形状・寸法の不等厚円筒状素環20を容易に得ることができる。
【0013】
つぎに、本発明の不等厚リムの製造装置の各実施例に特有な部分を説明する。
まず、本発明の第1実施例の不等厚リムの製造装置では、図2、図3に示すように、マンドレル21が円筒状素環20の軸方向に互いに2分割された左マンドレル21Lと右マンドレル21Rからなり、ローラー22が左マンドレル21Lに対応して設けられた左ローラー22Lと右マンドレル21Rに対応して設けられた右ローラー22Rとからなる。左ローラー22Lはマンドレル21の分割部から左側に移動しながら円筒状素環20を扱き加工し、右ローラー22Rはマンドレル21の分割部から右側に移動しながら円筒状素環20を扱き加工する。左ローラー22Lと右マンドレル21Rとはマンドレルを挟んで互いに反対側位置にあり、左ローラー22Lの押力と右ローラー22Rの押力とを互いにバランスさせるようにしてあり、マンドレルの支持を容易にしてある。
【0014】
左マンドレル21Lは、軸方向に移動可能でかつ回転可能な左プレート23Lに固定されて左プレート23Lと一体に回転し、右マンドレル21Rは、軸方向に移動可能でかつ回転可能な右プレート23Rに固定されて右プレート23Rと一体に回転する。
左マンドレル21Lと右マンドレル21Rは、マンドレル軸方向に相対動可能に、互いにインロー嵌合している。円筒状素環20が扱き加工されて軸方向に伸びた時、左マンドレル21Lと右マンドレル21Rとの間隔は拡大し左プレート23Lと右プレート23Rとの間隔は拡大する。
また、円筒状素環20の左端と左マンドレル21Lとの間に左ストリッパー24Lが設けられており、円筒状素環20の右端と右マンドレル21Rとの間に右ストリッパー24Rが設けられている。ストリッパー24L、24Rにより円筒状素環(ワーク)20を軸方向に所定の位置に位置決めし固定するとともにワーク取外し時にはワークをエジェクトする。
【0015】
本発明の第1実施例の不等厚リムの製造装置の作用のうち、扱き加工はつぎのようにして行う。
ローラーをワークに押し当てながら、左ローラー22Lはマンドレル分割位置から左側へ移動させ、右ローラー22Rはマンドレル分割位置から右側へ移動させる。扱き加工が進むにつれてワーク20の幅が拡がるので、それに追随させて両側プレート23L、23Rの間隔を拡げる。その方法としては、マンドレルが閉じる方向(相対的に接近する方向)にワークの幅拡がりを妨げない程度の力で常時力を加えておきワークの幅拡がり力により自然に拡げる方法と、油圧サーボ機構などにより位置制御して開く方法があるが、そのどちらでもよい。
【0016】
また、ワークの取外しは、ローラー22L、22Rを後退させ、ついで左右のストリッパー24L、24Rをワークの方向へ加圧するとともに、左右のマンドレル21L、21Rを開く。
ワークの装着は、ローラー22L、22Rを後退させ左右のマンドレル21L、21Rを開いた状態で、ワークを左右のマンドレル21L、21Rの間に置いてローラー22L、22Rを前進させ左右のマンドレル21L、21Rを閉じることにより行う。
ワークの着脱において、ワークは左右のマンドレル21L、21Rに対して各マンドレル21L、21R分の長さだけ相対動させればよいので、単一マンドレル(分割マンドレルの2倍の長さをもつマンドレル)の場合の1/2だけ相対動させればよく、ワークのマンドレルへの着脱は速やかに行うことができる。
【0017】
本発明の第2実施例(参考例)の不等厚リムの製造装置では、図4、図5に示すように、マンドレル21は単一マンドレルからなり、ローラー22がマンドレルに対応して設けられている。ローラー22に対してバランスローラーを設けてもよく、その場合はローラー22とバランスローラーとはマンドレルを挟んで互いに反対側位置に設けられ、マンドレルの支持を容易にすることが望ましい。マンドレル21は回転可能なプレート23に固定されており、プレート23と一体に回転する。プレート24とワーク端との間にはストリッパー24が設けられている。
【0018】
本発明の第2実施例(参考例)の不等厚リムの製造装置の作用のうち、扱き加工はつぎのようにして行う。
ローラー22をワーク20に押し当てながら、軸方向に移動させ、扱き加工を行う。扱き加工が進むにつれてワーク20の幅が拡がるがワークの一端を軸方向に押えないこととして自由に伸びを逃がす。なお、ワークがスリップするのを防ぐため、ワークの一端を、ワークの幅拡がりを妨げない程度の力で常時加圧するようにしてもよい。
【0019】
また、ワークの取外しは、ローラー22を後退させ、ついでストリッパー24をワークの方向へ加圧し、ワーク20をマンドレル21に対しスライドさせてマンドレル21から外す。
ワークの装着は、ローラー22を後退させた状態で、ワークをマンドレル21の端部に対向させてマンドレル21に対しスライドさせることにより行う。
【0020】
【発明の効果】
請求項1の不等厚リムの製造方法および請求項2の不等厚リムの製造装置によれば、部分減肉加工を回転扱き加工により行うので、かつ左ローラーと右ローラーの幅はそれぞれ円筒状素環との接触部の軸方向長さが15mm以下となるように設定されているので、ローラーとワーク(円筒状素環)の接触面積が円筒状素環の幅方向に小さく、圧下によって生じる材料の移動が円筒状素環の幅方向のみに生じる。すなわち、減肉量の応じてワークの幅が拡がり、径は変化しない。このため、寸法制御が容易であり、所望の形状・寸法の不等厚円筒状素環を容易に得ることができる。
また、マンドレルが左右のマンドレルに2分割されているので、ワーク(円筒状素環)のマンドレルへの着脱が左右のマンドレルをワークの長さ分離して行うことができ、単一マンドレルの場合に比べて速やかに行うことができる。また、左右のローラーで加工するため、ローラー1個の場合に比べてローラー移動量を約1/2にすることができる。
また、左右ローラがマンドレルを挟んで互いに反対側位置にあるので、左右のローラーの押力を互いにバランスさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施例の不等厚リムの製造方法の工程図である。
【図2】 本発明の第1実施例の不等厚リムの製造装置の扱き加工完了時の断面図である。
【図3】 本発明の第1実施例の不等厚リムの製造装置のワーク取外し時の断面図である。
【図4】 本発明の第2実施例(参考例)の不等厚リムの製造装置の扱き加工完了時の断面図である。
【図5】 本発明の第2実施例(参考例)の不等厚リムの製造装置のワーク取外し時の断面図である。
【符号の説明】
20 円筒状素環
21 マンドレル
21L 左マンドレル
21R 右マンドレル
22 ローラー
22L 左ローラー
22R 右ローラー
23 プレート
24 ストリッパー

Claims (2)

  1. 平板を巻き、端部を突合せ溶接して円筒状素環とし、溶接部をトリミングし、円筒状素環の軸方向の一部を減肉加工し、部分減肉加工した円筒状素環をロール成形してリム形状を出す、工程を有する不等厚リムの製造方法であって、部分減肉加工を回転扱き加工とし、
    該回転扱き加工を、軸方向に互いに2分割された左マンドレルと右マンドレルからなる回転可能なマンドレルを円筒状素環の内周側に挿入し、円筒状素環の外周側に位置し左マンドレルに対応して設けられた回転可能な左ローラーを円筒状素環に接触部の軸方向長さを15mm以下にして押し付けながら円筒状素環の軸方向に左右のマンドレルの分割部から左側に移動させるとともに、円筒状素環の外周側でかつ左ローラーのマンドレルを挟んで反対側に位置し右マンドレルに対応して設けられた回転可能な右ローラーを円筒状素環に接触部の軸方向長さを15mm以下にして押し付けながら円筒状素環の軸方向に左右のマンドレルの分割部から右側に移動させることにより行う不等厚リムの製造方法。
  2. 不等厚リムの製造における円筒状素環の部分減肉加工工程で用いられる不等厚リムの製造装置であって、円筒状素環の内周側に挿入される回転可能なマンドレルと、円筒状素環の外周側に位置し円筒状素環に押し付けられ円筒状素環の軸方向に移動される回転可能なローラーとを有し、
    前記マンドレルが軸方向に互いに2分割された左マンドレルと右マンドレルからなり、前記ローラーが左マンドレルに対応して設けられた左ローラーと右マンドレルに対応して設けられた右ローラーとからなり、左ローラーと右ローラーとはマンドレルを挟んで互いに反対側の位置にあり、左ローラーと右ローラーの幅はそれぞれ円筒状素環との接触部の軸方向長さが15mm以下となるように設定されている、不等厚リムの製造装置。
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