JPH037081A - 回転機械の制御装置 - Google Patents

回転機械の制御装置

Info

Publication number
JPH037081A
JPH037081A JP1140432A JP14043289A JPH037081A JP H037081 A JPH037081 A JP H037081A JP 1140432 A JP1140432 A JP 1140432A JP 14043289 A JP14043289 A JP 14043289A JP H037081 A JPH037081 A JP H037081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
motor
speed
voltage
rotational speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1140432A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Koyama
正人 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1140432A priority Critical patent/JPH037081A/ja
Publication of JPH037081A publication Critical patent/JPH037081A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 この発明は、ルームエアコンなどの空調機や冷蔵庫に使
用される密閉型圧縮機等の回転機械を可変速制御するた
めの種制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
現在、例えばルームエアコンの冷房または暖房能力を可
変にする方式として、密閉型圧縮機に内蔵された電動機
の回転速度をインバータにより一制御して変える方式が
通常用いられている。従来、この柿の電動機の制御を行
う密閉型圧縮機の制御装置としては、第11図に示すよ
うなものがある。この制御装置の構成は、例えば文献(
「パワーエレクトロニクス入門」の8章8.3節オーム
社発行、昭和59年)に示されている。また、このり制
御装置をルームエアコン用の圧縮機に通用した例が文献
([冷凍J Vol、62.No、721の11p47
−53j987年発行)に示されている。
上記?S11図において、IAは密閉型圧縮機に内蔵さ
れた誘導電動機、2は誘導電動機IAを可変周波数で駆
動するためのインバータ回路、3は基準1次周波数発生
器、4は関数発生器、5は基準1次電圧発生回路、6は
PWM回路である。
まず、この制御装置による誘導電動機IAの周波数制御
の原理を、第12図に示された公知の誘導電動機の1相
あたつのT形等価回路を用いて説明する。第12図中、
R1は1次抵抗、R2は2次抵抗、lIは1次漏れイン
バクタンス、12は2次漏れインダクタンス、Mは1次
2次相互インダクタンス、ω1は1次周波数、ω3はす
へり周波数、v、は1次電圧、eoは空隙誘起電圧、i
、は1次電流、12は2次電流を示している。
上記の回路において、空隙磁束Φ。は、誘起電圧e。と
1次男波数ω宜とから決まり、電圧の時間積公債が磁束
となることから次式が成り立つ。
この磁束Φ。に作用してトルクを発生する電流12rは
、2次電流12に含まれる存効成分、すなわち誘起電圧
e。と同相成分であるので第12図より次式で表わされ
る。
8′8°  ・巴−・・・・−(2) i”” R,2+ω8′1□ ω1 また、誘導電動機IAの発生トルクで、は、上記磁束Φ
。と電流12.、の禎に比例するので、次式%式% (3) 但し、Kは比例定数である。そして、上記(1)、(2
)式を(3)式に代入すると、次式が得られる。
02 ω!IR2 τ・“K に) R2・+、8・ユ2・ −°(4)(
4)式より、eo/ω1が一定となるように制御すると
、発生トルクτ、はすべり周波数ω、に依存して変化す
ることがわかる。また最大トルクで1.8は、(4)式
をすべり周波数ω1で微分し、その分子を零とおけば得
られ、次式で表わされる。
021 τ□8 二に(−)□     ・・・・・・(5)ω
、    2 Jl□ 従って、最大トルクτ、1つは、eo/ω、を定に制御
すると1次周波数ω1の変化に無関係となる。しかし、
実際には誘起電圧e0を検出するのが容易でないため、
1次電圧V、を1次周波数ω、に比例させ、v+/ω、
を一定に制御する方式(VlF一定制御方式)が通常用
いられている。
次に、第11図の従来の―IrMJ装置の動作について
説明する。まず、関数発生器4は基準1次周波数発生器
3から出力される基準1次周波数ωIを入力し、第13
図に示すような電圧−周波数パターンに従って基準1次
電圧振幅Vl’を出力する。また、基準1次電圧発生回
路5は、上記基準1次電圧振幅Vげと基準1次周波数ω
げとから次式の演算を行い、話4電動機IAの各1次巻
線に印加すべき基準1次電圧v、u 、Vl、、Vly
を出力する。
そして、PWM回路6は実際に誘導電動機IAに印加さ
れる1次電圧vl LI+ vl V+  ν8wがそ
れぞれの基準1次電圧Vlu、 Vlv  、 V1y
’に追随するようにインバータ回路2に含まれる半導体
スイッチング素子をON、0FFi制御するための制御
信号(ON10FF信号)を出力する。
以上により、簡単な回路構成で話4電動機IAの1次周
波数、ひいては回転速度を可変制御することができる。
ところで、ルームエアコン等においては、冷房運転や暖
房運転などの運転条件によって誘導電動機IAに作用す
る負荷トルクが変化する。このように負荷トルクが変化
する場合、誘導電動機IAで発生する根尖を最小にして
電動機効率を最適に保つためには、負荷トルクに応じて
上述の基準1次電圧振幅Vl’を変化させる必要がある
。例えば、第13図に示すように無負荷時の電圧−周波
数パターンが直線Aのパターンであるとすると、負荷が
加わった場合には直線Bのパターンのように負荷の大き
さに応じた電圧分ΔVだけ無負荷時に対して基準1次電
圧振幅Vどを大きくする必要がある。さらに、インバー
タ回路2に接続されている直流電源(図示せず)の電圧
が変動する場合には、基準1次電圧振幅V 1 ”が一
定であっても実際に誘導電動機IAに印加される1次電
圧の振幅は上記直流電源電圧変動によって変動する。そ
の結果、−“「動機効率も直′tfL電源電圧変動の影
響を受ける。
このように、V/F一定制御方式は回路構成が簡qtで
あるという利点がある反面、負荷トルクの変化や直流電
源電圧変動により電動機効率が変化してしまうという欠
点があることは衆知の通りである。
また、V/F制御は開ループ構成であるため、基準1次
周波数ωどの時間的変化が速くなると、基準1次周波数
ω、′に追随して誘導電動機IAを可変速させるのに充
分なトルクが得られないので、応答の速い誘導電動機I
Aの速度制御が困難である。ざらに、低速回転時には第
12図の1次抵抗R7による電圧降下分が1次電圧に対
して占める割合が大きくなるため、この電圧降下を考慮
して電圧−周波数パターンを補正する必要があるが、1
次抵抗R1は温度によって値が変化するため、電圧降下
分を正確に補正することが困難である。そのため、最7
′思の場合には起動できない場合が生じる。
以上のことから、実際の圧縮機の制御装置においては、
基準1次電圧振幅Vばは大きめに設定されるのが普通で
ある。そのため、軽負荷時には過励磁となり、電動機効
率が低下してしまう。また、速度制御の応答性を上げる
ことができないという問題は解決されない。
このようなV/F制御の問題を解決するための一手段と
して、誘導電動機IAの回転速度を直接検出し、回転速
度のフィードバック制御系を構成する方法が知られてい
る。
すなわち、誘導電動機IAの1次局波数ω1は、次式の
ように回転速度ω、とすべり周波数ω、の和として表さ
れる。
ω1=ω、+ω、・・・−(7) 従って、回転速度ω。が検出できれば、1次局波数ω、
は基準1次周波数ω11と一致することがら、(7)式
よりすべり周波数ω8が得られる。
そして、前述したように誘導電動機IAの発生トルクτ
1は、V/F一定制御方式の場合すべり周波数ω、に依
存することから、負荷トルクτ1を推定することができ
る(誘導電動機IAの回転速度ω、は発生トルクτ1と
負荷トルクで1とがつり合うように変化する)。その結
果、すべり周波数ω3に基いて第13図に示したような
電圧−周波数パターンを補正することにより、負荷トル
クの変化によらず電動機効率を最適値に保つことができ
る。また、回転速度ω、が検出できると、起動失敗の間
層も解決され、さらに速度制御の応答性を向上させるこ
とも可能となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、以上のような従来の回転m械のIII御
装置にあフては、電動機が回転機械に内蔵された構造と
なっているため、エンコーダのような検出器を直接回転
機械内部に組み込むことは、該検出器の取付はスペース
、機械内部の環境条件(高温、高圧)、さらには特殊加
工の回転機械が必要などの点から困難であり、電動機効
率及び速度制御の応答性を向上させることができないと
いう問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、電動機の回転速度を特別な検出器を回転機
械内部に組み込まないでも検出でき、電動機効率が高く
、かつ速度制御の応答性が高い回転機械の*Jjm装置
を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る回転機械の制御装置は、回転機械に内蔵
された電動機の回転速度に応じた周期的な振動を検出す
る振動検出手段と、その振動検出手段の出力信号から上
記電動機の回転速度を推定する速度推定回路と、その推
定回転速度に基づいて上記電動機の駆動を制御する制御
手段を備えたものである。
〔作用〕
この発明の回転機械の制御装置においては、電動機の回
転速度に応じた周期的な振動を検出して該電動機の回転
速度を推定し、その推定回転速度に基づいて上記電動機
の駆動を制御するようにL・ているので、特別な検出器
を回転機械内部に組み込まなくても電動機の回転速度を
検出できる。
〔実施例〕
まず、この発明の第1実施例を第1図ないし第6図につ
いて説明する。第1図はこの第1実施例の全体の構成を
示すブロック図であり、図において、IAは不図示の回
転Rj4である密閉型圧縮機に内蔵された誘導電動機、
7はこの誘導電動機IAの回転速度に応じた周期的な振
動を機械的あるいは電気的に検出する振動検出手段、8
はその振動検出手段7の出力信号から誘導電動機7の回
転速度を推定する速度推定回路、9は基準電圧振幅演算
回路である。なお、インバータ回路2.基準1次周波数
発生器3.基準1次電圧発生回路5、PWM回路6は前
述の従来装置のものと全く同一の構成要素である。そし
て、上記基準1次電圧発生回路5.PWM回路6及びイ
ンバータ回路2とから、上記推定回路速度に基づいて誘
導電動機IAの駆動を制御する電圧制御手段10が構成
されている。
第2図は上述した振動検出手段7の詳細な栖成例を示す
ブロック図である。図中、71は乗算器である。また、
第3図は上述した速度推定回路8の詳細な構成を示すブ
ロック図である。図中、81はバンドパスフィルタ、8
2は比較器、B3は微分器、84は周期測定回路、85
はROM、86はD/Aコンバータである。
第4図は上述した基準電圧振幅演算回路9の詳細な構成
を示すブロック図である。図中、91はA/Dコンバー
タ、92はROM、93はD/Aコンバータ、94は減
算器、95は増幅器、96は加算器である。
また、第5図は上述した基準1次電圧発生回路5の詳細
な構成を示すブロック図である。図中、51はV/Fコ
ンバータ、52はカウンタ、53.54.55はROM
、56,57.58は乗算機能を備えたD/Aコンバー
タである。
次に、上記構成の制御装置の動作を第2図〜第6図を参
照しながら説明する。
まず、振動検出手段7及び速度推定回路8による誘導電
動機IAの回転速度検出方法の原理について説明する。
前述のように、密閉型圧縮機はケーシング内部に駆動用
の電動機が内蔵された構造を有している。そして、圧縮
機の行程は、冷媒ガスを吸入する牧人工程、吸入した冷
媒ガスを圧縮する圧縮行程、及び圧縮した冷媒ガスを吐
出する吐出行程からなり、このうち圧縮行程の後半と吐
出行程で大きな力が必要となる。そのため、内蔵された
電動機には圧縮行程に応じて周期的な負荷トルク脈動が
印加される。従って、電動機の発生トルクを負荷トルク
の変化に応じて周期的に変化させるような特別な手段を
用いないと発生トルクと負荷トルクとの間には周期的な
偏差が生じ、結果として電動機の回転数変動となって現
れる。
この回転数変動が密閉型圧縮機のケーシングを回転振動
させる。第6図に一例として密閉型ロータリー圧縮機に
おける負荷トルクで1、電動機の発生トルクτ1、及び
電動機の回転速度ω、の概略波形を示す。尚、これらの
関係は、次の運動方程式で示される。
dω。
τ”dt  =τ、−τ1      ・・・−(B 
)但し、τ、は電動機の慣性モーメントである。
第6図からもわかるように、負荷トルクτ1の波形は電
動機の回転子位置に応した周期的な波形となる。従って
、密閉型圧縮機に発生する振動は、内蔵された電動機の
回転速度に同期した周期的な振動となる。
このように、密閉型圧縮機はその構造および動作原理上
から周期的な振動を必然的に発生する機械となっている
。従って、この周期的な振動を以下に述べるような方法
て検出し、さらにその周期を測定すれば、電動機の1回
転あたりの平均回転速度が得られる。
ところで、上記の振動を検出する方法としては、8M的
に検出する方法と電気的に検出する方法の2通りがある
。まず、機械的に検出する方法の1例として、加速度セ
ンサを圧縮機のケーシング表面等の振動する箇所に取り
付けて該圧縮機の振動加速度を検出する方式がある。他
の1例としては、圧縮機とその支持部材である合板との
間に荷重変換器を取り付け、荷重の変化として振動を検
出する方式かある。
次に、電気的に振動を検出する方式の原理について説明
する。第1図に示されたインバータ回路2は図外の直流
電源から受けとったエネルギを誘導電動機IAに供給す
るが、誘導電動機IA中で発生する銅損や鉄損などの損
失及びインバータ回路2自体の損失は誘導電動機IAの
機械的出力と比較して小さいので無視すると、インバー
タ回路2を介してやり取りされるエネルギの間には衆知
のように次式が成立する。
poc”ω、τ、           −−−−−−
(9)但し、PDCは直流入力電力で次式で表される。
P oc=V oc IDC+++ +++ (10)
但し、vDC+  IDCはそれぞれインバータ回路2
の入力端の直流電圧及び直流電流である。また、(9)
式の右辺は機械的出力を表している。ここで、誘導電動
機IAの発生トルクで、はほぼ一定とみなせることから
、その機械的出力には第6図に示ず回転速度ω、の変動
に同期した振動成分(交流成分)が含まれる。従って、
(9)式より直流入力電力P。Cに含まわる交流成分を
検出することにより、回転速度ω。に同期した圧縮機の
振動を検出することができる。
そして、第2図に示すように、上記直流入力電力P。C
が乗算器71によって出力される。すなわち、図示しな
い電圧検出器から出力された直流電圧V。C及び図示し
ない電流検出器から出力された直流電流iocの積がこ
の乗算器71で求められ、直流入力電力P。Cが出力さ
れる。つづいて、第3図に示すように、推定回転速度ω
、がD/Aコンバータ86によって出力される。すなわ
ち、振動検出手段7から出力された直流入力電力P。C
がバンドパスフィルタ81に人力され、直流入力電力P
DCに含まれる回転速度ω、に同期した振動成分(交流
成分)PACが出力される。このバンドパスフィルタ8
1は、直流入力電力P。Cに含まれる直流成分及び上記
交流成分以外の高調波成分を検出する働きをする。次に
上記交流成分PACは比較器82に人力され、この交流
成分PACと同じ周波数を持った矩形波信号に変換され
る。さらに、この矩形波信号は微分器83に入力され、
その矩形波信号の立上り、立下りに同期したパルス信号
に変換される。つづいて、このパルス信号の間隔を高周
波クロック信号を用いて計測する周期測定回路84で測
定することにより、このパルス信号の周期がディジタル
量として得られる。このディジタル量をアドレスとして
周期の逆数、すなわち周波数を記憶させたROM85に
人力すると、誘導電動機IAの推定回転周波数すなわち
推定回転周波数、のディジタル量が出力される。そして
、この推定回転速度品、のディジタル量は、D/Aコン
バータ86によってアナログ量に変換される。
次に、第4図に示すように、基準1次電圧振幅VSが加
算器96によって出力される。すなわち、基準1次周波
数発生器3から出力されたアナログ量の基準1次周波数
ωげがA / Dコンノ(−タ91によってディジタル
量に変換される。つづいて、第13図の直線Aで示され
た無負荷時の電圧−周波数パターンを記憶しているRO
M92のアドレスとして、この基準1次周波数ω1′の
ディジタル量を入力すると、その周波数ω1′に対応し
た無負荷時の基準1次電圧振幅V。′のディジタル量が
出力され、さらにD/Aコンバータ93によってアナロ
グ量に変換される。
一方、減算器94によって基準1次周波数ωIと速度推
定回路8から出力された推定回転速度品、どの偏差が求
められ、(7)式の関係からすべり周波数ωヨが出力さ
れる。このすべり周波数ω1を増幅器95で増幅すると
、基準補正電圧Δv8が出力される。つづいて加算器9
6によって無負荷時の基準1次電圧振幅V。−基準補正
電圧Δv9が加算され、基準1次電圧振幅v11として
出力される。ここで、上述したようにすべり周波数ω、
は負荷トルクτ1に応じて変化するので、基準補正電圧
Δv1も負荷トルクτ1に応じて変化することになる。
次に、第5図に示すように、基準1次電圧Vlul V
ly  + Vl、”がそれぞれ乗算機能を備えたD/
Aコンバータ56,57.58から出力される。すなわ
ち、基準1次周波数発生器3から出力されたアナログ量
の基準1次周波数ω19がV/Fコンバータ51によっ
てパルス列に変換された後、カウンタ52によって基準
1次周波数ω11の時間積分値である基準1次角度θげ
のディジタルmが求めら8、ROM53,54.55に
供給される。つづいて、CO5θ、 ” 、 cos 
(θ♂−2π/3)、cos(01′+2π/3)のデ
ィジタル量がそれぞれROM53,54.55によって
出力される。すなわち、基準1次角度θ11のディジタ
ル量をアドレスとしてROM53,54.55に人力す
ると、それぞれのROM53,54.55に記憶された
cosθ、 、 cos(θ1−2π/3)。
COS (θ 11+2π/3)のディジタル量が出力
される。
つづいて、乗算機能を備えたD/Aコンバータ56.5
7,58において、それぞれ基準電圧振幅演算回路9か
ら出力された基準1次電圧振幅v1′ノアナログffl
とROM53,54.55か6出力されたcosθ、 
、 cos(θ*2π/3)、cos(θ11+2π/
3)のディジタル量との積が求められ、これにより(6
)式の演算が行わわ、基準1次電圧v+  、V、  
、V、w”が出力される。
次に、これらの基準1次電圧vlu 、Vl。
vIw′はPWM回路6に供給され、インバータ回路2
に用いられている例えばトランジスタやMOSFET等
の高速スイッチング素子の0N10FF(7,号がPW
M回路6によって出力される。
従って、誘導電動機IAの1次電圧■lII+ vlV
+V1wが基準1次電圧Vl、  、v  + Vl、
”に追I 随するように、それぞれPWM回路6及びインバータ回
路2によって制御される。
以上のことから、誘導電動機IAの1次電圧■Iu+ 
vlV+ V Iwが、基準1次周波数ω1”及び基準
1次電圧振幅V 1 ”に基いて、第1図に示した基1
111次電圧発生回路5.PWM回路6及びインバータ
回路2から構成される電圧制御手段10によって制御さ
れることがわかる。
次に、この発明の第2実施例を第7図〜軍9図について
説明する。第7図はこの第2実施例の全体の構成を示す
ブロック図であり、訓導電動機lA、垢動検出手段7.
速度推定回路8.インバータ回路2及びPWM回路6は
上記第1実施例のものと全く同一の構成である。第7図
において、11は基準速度発生器、12は速度制御回路
、13は基準1次電圧演算回路である。そして、この基
準1次電圧演算回路13.インバータ回路2及びPWM
回路6とから誘導電動機IAのトルク制御手段が構成さ
れている。
第8図は上述した速度制御回路12の詳細な構成を示す
ブロック図である。図中、121は減算器、122は係
数器、123は積分器、124は加算器、125はII
J限回路である。
また、第9図は上述した基準1次電圧演算回路13の詳
細な構成を示すブロック図である。図中、131はレベ
ル設定器、132,133゜134.135,136,
137,138は係数器、139,140は除算器、1
41,142゜143は減算器、144.145は乗W
器、146.147.148は加算器、149はV/F
コンバータ、150はカウンタ、151゜152.15
3,154はROM、!55゜156.157.158
は乗算機能を備えたD/Aコンバータ、159は符号反
転器である。
ここで、上記第7図のトルク制御手段14においては、
高速応答のトルク制御を実現するためにベクトル制御方
式を用いており、このベクトル制御方式についてmta
に説明する。
周知のように、ベクトル制御は誘導電動機IAの発生ト
ルクで、と2次磁束Φ2とを独立に制御する制御方式で
あるが、このベクトル制御を行った場合、話4電動$I
Aの電圧と電流との間には定常状態において次式が成立
することが知られている。
但し、id:励@電流成分、 iq: トルク電流成分
σ= 1 M2 LIL2:漏れ係数。
L、:1次自己インダクタンス L2 :2次自己インダクタンス さらに、発生トルクτ1.2吹繊束Φ2及びすべり周波
数ω、は次式で示される。
τ、=P、□Φ21Q      ・・・・−(12)
2 Φ2=Mid           −・・−(+3)
R,Miq         ++・・・・(目)“”
 L2 Φ2 但し、p、:Vi対数 また、電圧成分vd、vqと1次電圧V 1 u。
Vlv、VIwとの関係は次式で示される。
但し、θ1 =5ω、dt       −・・・−(
+6)従って、基準2吹繊束Φ26及び基準トルクで。
を入力し、(+2) 、 (+3)式を用いて基準励磁
電流id8及び基準トルク電流iq″を求め、さらに(
11ン式を用いて!I+準電圧成分vd” 、vq”を
求めると、(7) 、 (14) 、 (15ン、 (
16)式の演算によって基準1次電圧V+u  +  
v、v T  VIw”が得らゎる。
これらの基準1次電圧V1.  + VIV  + V
Iw廖にそわぞれの1次電圧vIu+  vIv+  
V IWが追随するように制御すると、基準2吹繊束Φ
、@及び基準トルクτIに応じて2吹繊束Φ2及び発生
トルクτ、をそれぞれ独立に制御することができる。こ
の場合、基準2吹繊束Φ21を一定に保てば、高速応答
のトルク制御が可能となり、また制御回路構成も簡単に
なる。
次に、上記構成のル制御装置の動作を第7図〜第9図を
参照しながら説明する。
まず、第8図に示すように、速度偏差Δω、が減算器1
21によって出力される。すなわち、基準速度発生fJ
11から出力された基準速度ωrと速度推定回路8から
出力された推定回転速度ω。
との速度閉鎖Δω、(−ω、1−ω、)が求められ、係
数器122及び積分器123に供給される。つづいて、
基準トルクτ、1が加算器124によって出力され、1
t111限回路125を経て演算回路13に出力される
。すなわち、係数器122の出力と積分器123の出力
との和が求められて制限回路125に供給されるが、こ
の制限回路125は、基準トルクτIの絶対値の最大値
を制限する働きをしている。
尚、第8図に示す速度制御回路12の制御方式はPI制
御方式と呼ばれ、電動機の速度制御方式として広く採用
されている。
次に、第9図に示すように、レヘル設定器131より一
定振幅の基準2吹繊束Φ2″″が出力される。つづいて
、(13)式に基いて係数器132から基準励磁電流i
d@が出力される。一方、速度制御回路12から出力さ
れた基準トルクで、1及び基準2吹繊束Φ21から係数
器133及び除算器139によって、(12)式に基づ
き基準トルク電1Itiq”が出力される。また、基準
トルク電流19@及び基準2吹繊束Φ2′から係数器1
38及び除算器140によって、(14)式に基づき基
準すべり周波数ωlと速度推定回路8から出力された推
定回転速度ω、との和が求められ、(7)式の関係より
基準1次周波数ω11として出力される。
次に、係数器134,135,136,137、乗p器
144,145、減算器141及び加p器146により
、(目)式で示した演算が行われ、基準励Mi電流id
’、基準トルク電流191及び基準1次周波数ω、′か
ら基準電圧成分vd”v q IIが出力される。つづ
いて、アナログ量の基準1次周波数ωIがV/Fコンバ
ータ149によってパルス列に変換された後、カウンタ
150によって基準1次周波数ω1″の時間積分値であ
る基準1次角度θIのディジタル量が求められ、cos
θ、 、 sinθ、 、 cos(θ、 −2yr/
3)及び5in(θピー2π/3)のディジタル量がそ
れぞれ記憶されているROM151,152,153゜
154にアドレスとして入力される。これにより、RO
M151,152,153,154からそれぞれcos
θ、”、 sinθl”+ cos(θ、 −2yr/
3)及び5in(θ1−2π/3)のディジタル量が出
力され、これらのディジタル量と基準励磁電流id′及
び基準トルク電流iqHとの間で乗算機能を備えたD/
Aコンバータ155,156.157゜158によって
乗算が行われ、その結果得られた出力が減算器142.
143に入力され、(15)式の演算が行われる。そし
て、減算器142゜143よりそれぞれ基準1次電圧V
lu、 Vlvか出力される。つづいて、加算器148
及び符号反転器159によって、(15)式に基づき基
準1次電流V 1 y ”か出力される。
なお、PWM回路6及びインバータ回路2の動作につい
ては、上記第1実施例と全く同一であるので、動作説明
は省略する。
以上のことから、誘導電動機IAの発生トルクτ、が基
準トルクτ、1に追随するように、基準1次電圧演算回
路13.インバータ回路2及びPWM回路6とから構成
されたトルク制御手段14によって制御されることがわ
かる。
次に、この発明の第3実施例を第10図につし)て説明
する。
第10図はこの第3実施例の全体の構成を示すブロック
図であり、この実施例は第7図に示した誘導電動機IA
及び基準1次電圧演算回路13に代えて、永久磁石を界
磁とした同期電動機IB及び基準1次電圧演算回路13
Aで構成したものであり、その他は上記第2実施例のも
のと全く同の構成となっている。
上記構成では永久磁石を界磁とした同期電動機IBを使
用しているが、この同期電動機IBにおいては、2次磁
束は永久磁束の発生する磁束となるので励磁電流idが
零であり、またすべり周波数ω、が零であることから、
基準1次電圧演算回路13Aは第9図に示す基準1次電
圧演算回路13において基準励磁電流id1及び基準す
べり周波数ω1を零とするとともに、レヘル設定器13
1から出力される基準2次磁束Φ21の振幅を永久磁束
の発生磁束にあわせて調節すわばよい。
尚、他の動作は上記第2実施例と同様であるので説明は
省略する。
以上、各実施例について説明したが、本発明では電動機
の周期的な振動から回転速度を推定して該電動機の駆動
rw1mを行っているので、電動機の回転速度を検出す
る特別な検出器、センサを機械内部に組み込む必要がな
く、電動機効率及び速度制御の応答性を高めた制御を簡
単かつ安価な構成で実現することができる。
なお、上記実施例では誘導電動機IA及び永久磁石を界
磁とする同期電動機IBを内蔵した密閉型圧縮機を用い
た場合について説明したが、直流電動機を内蔵した密閉
型圧縮機を用いてもよい。
また、密閉型圧縮機に限らず、周期的な振動を発生する
機械を電動機を用いて駆動する場合には、上記実施例と
同様の効果を奏することは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、回転機械に内蔵され
た電動機の回転速度を、該電動機の振動検出手段と速度
推定回路とを用いて推定するように構成したので、速度
検出のための特別な検出器を回転機域内部に組み込まな
くても電動機効率及び速度応答性の高い制御ができ、ま
た装置が安価かつ簡単な構成にできるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の全体の構成を示すブロ
ック図、第2図は第1図の振動検出手段の詳細構成を示
すブロック図、第3図は第1図の速度推定回路の詳細構
成を示すブロック図、第4図は第1図の基準電圧振幅演
算回路の詳細構成を示すブロック図、第5図は第1図の
基準1次電圧発生回路の詳細構成を示すブロック図、第
6図は密閉型ロータリー圧縮機の負荷トルク、電動機の
発生トルク及び電動機の回転速度の概略波形図、第7図
はこの発明の第2実施例の全体の構成を示すブロック図
、第8図は第7図の速度制御回路を示すブロック図、第
9図は第7図の基準1次電圧演算回路の詳細構成を示す
ブロック図、第1θ図はこの発明の第3実施例の全体の
構成を示すブロック図、第11図は従来の密閉型圧縮機
の制御表jI7の全体構成を示すブロック図、第12図
は誘導電動機の!相あたりのT型等価回路図、第13図
は電動機に印加される電圧−周波数パターンを示す説明
図である。 IA・・・・・・誘導電動機 1B・・・・・・同期電動機 2・・・・・・インバータ回路 3・・・・・・基準1次周波数発生器 5・・・・・・基準1次電圧発生回路 6・・・・・・PWM回路 7・・・・・・振動検出手段 8・・・・・・速度推定回路 9 ・−−−−−基準電圧振幅演算回路10−−−−−
−電圧制御手段 11−−−−一基準速度発生器 12・・・・・・速度制御回路 13.13A・−・・・基準1次電圧演算回路14・−
・・・トルク制御手段 尚、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  回転機械に内蔵された電動機の回転速度に応じた周期
    的な振動を検出する振動検出手段と、その振動検出手段
    の出力信号から上記電動機の回転速度を推定する速度推
    定回路と、その推定回転速度に基づいて上記電動機の駆
    動を制御する制御手段を備えたことを特徴とする回転機
    械の制御装置。
JP1140432A 1989-06-02 1989-06-02 回転機械の制御装置 Pending JPH037081A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1140432A JPH037081A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 回転機械の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1140432A JPH037081A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 回転機械の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH037081A true JPH037081A (ja) 1991-01-14

Family

ID=15268537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1140432A Pending JPH037081A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 回転機械の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH037081A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7031873B2 (en) 2002-06-07 2006-04-18 Exxonmobil Research And Engineering Company Virtual RPM sensor
WO2006106642A1 (ja) * 2005-03-31 2006-10-12 Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha 制御装置
US7133801B2 (en) 2002-06-07 2006-11-07 Exxon Mobil Research And Engineering Company System and methodology for vibration analysis and condition monitoring
JP2007037274A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 同期電動機の制御装置
WO2015042675A3 (en) * 2013-09-25 2015-05-21 Whirlpool S.A. System and method for controlling the operation of an electric motor of a compressor

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7031873B2 (en) 2002-06-07 2006-04-18 Exxonmobil Research And Engineering Company Virtual RPM sensor
US7133801B2 (en) 2002-06-07 2006-11-07 Exxon Mobil Research And Engineering Company System and methodology for vibration analysis and condition monitoring
WO2006106642A1 (ja) * 2005-03-31 2006-10-12 Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha 制御装置
JP2006288076A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Toshiba Elevator Co Ltd 制御装置
US7671552B2 (en) 2005-03-31 2010-03-02 Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha Control device
JP2007037274A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 同期電動機の制御装置
JP4721801B2 (ja) * 2005-07-27 2011-07-13 東芝三菱電機産業システム株式会社 同期電動機の制御装置
WO2015042675A3 (en) * 2013-09-25 2015-05-21 Whirlpool S.A. System and method for controlling the operation of an electric motor of a compressor
CN105723612A (zh) * 2013-09-25 2016-06-29 惠而浦股份有限公司 用来控制压缩机的电动马达的操作的系统和方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100724667B1 (ko) 동기 전동기의 제어 장치, 전기 기기 및 모듈
CN103051270B (zh) 控制永磁铁同步电动机的d轴电流的电动机控制装置
JPH1127999A (ja) 誘導電動機の誘導起電力推定方法、速度推定方法、軸ずれ補正方法及び誘導電動機制御装置
US11499537B2 (en) Closed loop torque compensation for compressor applications
JP4060805B2 (ja) 電動機のトルク制御装置及び電動機のトルク制御方法及び電動機の回転子位置検出装置及び電動機の回転子位置検出方法及び密閉型圧縮機及び冷凍空調装置
JP4402600B2 (ja) 同期電動機の駆動システム及び同期電動機の駆動方法
JP3435975B2 (ja) 回転電機の電流制御部及びこれを用いた制御装置
JPH1189297A (ja) 電力変換装置
JP2000166278A (ja) 同期電動機の制御装置
JPH037081A (ja) 回転機械の制御装置
US20200195176A1 (en) Device and method for controlling rotary electric machine
JP2017077099A (ja) 交流モータの鉄損を補償する制御装置
JP2020039227A (ja) 電動機の駆動装置
JP3958920B2 (ja) 主軸制御装置
JP3287147B2 (ja) 誘導電動機の制御方法
JP2002165478A (ja) モータ制御装置
KR20050024631A (ko) 순시무효전력을 이용한 영구자석 동기전동기의 센서리스제어방법
Slavov Adaptive observer of resistance in sensorless estimation of speed and position in brushless DC electric motor
JP3309520B2 (ja) 誘導電動機の制御方法
JP2634959B2 (ja) 速度センサレス速度制御方式
WO2019008838A1 (ja) 誘導電動機の駆動装置及び駆動方法
RU2709098C1 (ru) Устройство согласованного управления электроприводами с электронной редукцией
JPH05146191A (ja) 同期電動機の制御装置
JP2000342000A (ja) 誘導電動機の制御装置およびその制御方法
JPH04127893A (ja) 同期電動機の制御装置