JPH0368774B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0368774B2
JPH0368774B2 JP61012700A JP1270086A JPH0368774B2 JP H0368774 B2 JPH0368774 B2 JP H0368774B2 JP 61012700 A JP61012700 A JP 61012700A JP 1270086 A JP1270086 A JP 1270086A JP H0368774 B2 JPH0368774 B2 JP H0368774B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forging
vehicle wheel
manufacturing
disc
light alloy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61012700A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62173040A (ja
Inventor
Katsunori Yoshimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Washi Kosan Co Ltd
Original Assignee
Washi Kosan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Washi Kosan Co Ltd filed Critical Washi Kosan Co Ltd
Priority to JP1270086A priority Critical patent/JPS62173040A/ja
Publication of JPS62173040A publication Critical patent/JPS62173040A/ja
Publication of JPH0368774B2 publication Critical patent/JPH0368774B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は軽合金鍛造製車輌用ホイールの製造方
法に関する。
[従来の技術とその問題点] 従来車輌用ホイールの重要な寸法の一つに、第
4図に示すとおり、リム内巾L1の中心線とハブ
取付面Hの距離を表わしているオフセツト寸法
L2がある。このオフセツト寸法は、現状では大
体18mmから60mm位の範囲に設定されているが、車
輌のタイプやメーカーによつて種々のオフセツト
寸法が採られている。
ホイールを製造する場合、通常、オフセツト寸
法の変化にある程度対応できるように、ホイール
素材におけるハブ取付部の肉厚を厚く成形してお
き、必要に応じてその部分を切削し、オフセツト
寸法を調整しているが、この場合の調整範囲はせ
いぜい数mmまでである。従つて、従来より使用し
ているオフセツト寸法の設定範囲外のものを製作
する場合には、新たに鍛造金型やスピニング金型
等を製作する必要があり、例えば、リム巾L1
7インチ、ホイール径Dが15インチの一体型鍛造
ホイールを製作するには、その金型の製作費が
600万円〜700万円にも及ぶ高額となり、オフセツ
ト寸法に応じて複数の金型を準備すると、金型の
製作費に非常に多大の費用を要し、また、ホイー
ルの製造にあたつても、オフセツト寸法が変わる
毎に、いちいち金型を交換して鍛造しなければな
らず、このため鍛造効率が悪くなるとともに、在
庫管理も煩雑となるので、必然的に製造コストが
高くなるという欠点があつた。
[発明の解決課題] 本発明は、以上の欠点を解消し、オフセツト寸
法の異なる軽合金鍛造製車輌用ホイールの製造に
おいて、共通の金型を用いて、鍛造後にオフセツ
ト寸法の設定を行なうことのできる製造効率の高
い車輌用ホイールの製造方法を提供することを目
的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、少なくともデイスク部材又はデイス
ク部が軽合金鍛造製である車輌用ホイールの製造
において、デイスク部材又はデイスク部を鍛造又
は鍛造とスピニング加工との併用により所定の形
状に成形した後、デイスク部材又はデイスク部を
プレス部材で押圧して塑性変形させ、所望のオフ
セツト寸法を設定することにより、前記従来の問
題点を解決するものである。
[作用] デイスク部材又はデイスク部を鍛造又は鍛造と
スピニング加工の併用により所定の形状に成形し
た後、オフセツト寸法に応じて、デイスク部材又
はデイスク部を、円筒状のプレス部材によつて押
圧する結果、デイスク部材又はデイスク部が所定
の寸法まで塑性変形され、所望のオフセツト寸法
が得られるようになる。
[実施例] 以下に、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は、一体型軽合金鍛造製車輌用ホイール
素材のデイスク部を、本発明に従つて塑性変形さ
せる場合の例を示す断面図であり、実線で示す1
は公知の鍛造とスピニング加工との併用によつて
形成された、オフセツト寸法未設定の車輌用ホイ
ール素材であり、2は内側リム部、3は外側リム
部、4はデイスク部である。前記の車輌用ホイー
ル素材1は鍛造のみによつて形成することも可能
である。本実施例では、同図に示すように、ま
ず、ホイール素材1における外側リム部3の内側
部3aを、受け台5の支承端5aに支承させてホ
イール素材1を水平に位置させた後、プレス機
(図示せず)の上型取付面6に固定した円筒状の
プレス部材7を、デイスク部4のハブ取付両側4
aに当接させ、矢印方向より押圧力を加える。こ
れにより、デイスク部4を、一点鎖線4′で示す
位置まで塑性変形させ、所望のオフセツト寸法に
設定させるのである。
本実施例において、リム内巾L1が7インチ、
ホイール径Dが15インチの車輌用ホイール素材
を、変形量Tが12mmとなるように変形させるのに
必要なプレス圧力は25トンであつた。又このとき
のホイールの径方向の収縮量は2.3mmであつたが、
この径方向の収縮については、この工程の後に施
される機械加工によつて補正できるので実用上何
ら問題はない。
第2図は、外側リム部材(図示せず)を固着す
ることにより形成する、いわゆる組立型車輌用ホ
イールのうち2ピース型のものを、本発明に従つ
て塑性変形させる場合の例を示す断面図であり、
8は内側リム部30を一体に持つデイスク部材で
あり、この場合においても前実施例同様、プレス
部材7をデイスク部材40のハブ取付両側40a
に当接させ、矢印方向より押圧力を与えて一点鎖
線40′で示す位置まで塑性変形させて所望のオ
フセツト寸法に設定するようになつている。な
お、同図において、50は受け台、50aは支承
端である。前記のデイスク部8は鍛造とスピニン
グ加工との併用によつて形成してもよく、鍛造の
みによつて形成してもよい。
第3図は、外側リム部材および内側リム部材
(図示せず)を固着することにより形成する、い
わゆる組立型車輌用ホイールのうちの3ピース型
のものを、本発明に従つて塑性変形させる場合の
例を示す断面図であり、41は鍛造により形成し
たデイスク部材であつて、前記の実施例と同様
に、プレス部材7によつてデイスク部材41のハ
ブ取付面側41aより矢印方向より押圧力を与
え、デイスク部材41を一点鎖線41′で示す位
置まで塑性変形させることにより、所望のオフセ
ツト寸法に設定するようになつている。また、同
図において、51は受け台、51aは支承端であ
る。
以上の実施例のうち、第1図および第2図の実
施例においては、素材の鍛造後にスピニング加工
を施す場合には、スピニング加工の後で、本発明
による方法を行う。
また、図示の実施例においては、すべてデイス
ク部分のハブ取付面側を押圧する方法を示してい
るが、もちろんデイスク部分のハブ取付面の反対
側の面を押圧することも可能であり、この手法も
本発明の請求範囲に包含されることはいうまでも
ない。
更に、第2図では内側リム部とデイスク部とが
一体成形された例を示しているが、外側リム部と
デイスク部とが一体成形された材料の場合におい
ても本発明の製造方法を適用することができる。
[発明の効果] 本発明は、少なくともデイスク部材又はデイス
ク部が軽合金鍛造製である車輌用ホイールの製造
において、デイスク部材又はデイスク部を鍛造又
は鍛造とスピニング加工との併用により所定の形
状に成形した後、デイスク部材又はデイスク部
を、プレス部材による押圧によつて塑性変形さ
せ、所望のオフセツト寸法を設定するようにした
ので、オフセツト寸法がかなり広範囲に及ぶ同形
状の軽合金鍛造製車輌用ホイールを製造する場合
においても、共通の鍛造金型で種々のオフセツト
寸法が得られる。従つて、オフセツト寸法に応じ
た金型を準備する必要がなくなる結果、鍛造効率
アツプが図れるとともに、在庫管理も容易となる
などの諸効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一体型軽合金鍛造製車輌用ホイール
素材のデイスク部を、本発明に従つて塑性変形さ
せる場合の例を示す断面図であり、第2図は、組
立型車輌用ホイールのうち2ピース型のものを、
本発明に従つて塑性変形させる場合の例を示す断
面図であり、第3図は、組立型車輌用ホイールの
うちの3ピース型のものを、本発明に従つて塑性
変形させる場合の例を示す断面図であり、第4図
は、成形後の一体型軽合金鍛造製車輌用ホイール
の断面図である。 符号の説明、1……一体型車輌用ホイール素
材、4……デイスク部、7……プレス部材、8…
…デイスク部材、40……デイスク部、41……
デイスク部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくともデイスク部材又はデイスク部が軽
    合金鍛造製である車輌用ホイールの製造におい
    て、デイスク部材又はデイスク部を鍛造又は鍛造
    とスピニング加工との併用により所定の形状に成
    形した後、このデイスク部材又はデイスク部を、
    プレス部材により押圧して塑性変形させて所望の
    オフセツト寸法に設定することを特徴とする軽合
    金鍛造製車輌用ホイールの製造方法。 2 車輌用ホイールが一体型である上記特許請求
    の範囲第1項記載の軽合金鍛造製車輌用ホイール
    の製造方法。 3 車輌用ホイールが組立型である上記特許請求
    の範囲第1項記載の軽合金鍛造製車輌用ホイール
    の製造方法。
JP1270086A 1986-01-22 1986-01-22 軽合金鍛造製車輌用ホイ−ルの製造方法 Granted JPS62173040A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1270086A JPS62173040A (ja) 1986-01-22 1986-01-22 軽合金鍛造製車輌用ホイ−ルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1270086A JPS62173040A (ja) 1986-01-22 1986-01-22 軽合金鍛造製車輌用ホイ−ルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62173040A JPS62173040A (ja) 1987-07-29
JPH0368774B2 true JPH0368774B2 (ja) 1991-10-29

Family

ID=11812666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1270086A Granted JPS62173040A (ja) 1986-01-22 1986-01-22 軽合金鍛造製車輌用ホイ−ルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62173040A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01273635A (ja) * 1988-04-26 1989-11-01 Nippon Spindle Mfg Co Ltd 車輌用ホイールの製造方法
JPH076990Y2 (ja) * 1990-11-20 1995-02-22 日本スピンドル製造株式会社 車輛用ホイール
JP4961243B2 (ja) * 2007-03-30 2012-06-27 旭テック株式会社 プレス装置およびプレス方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844934A (ja) * 1981-09-11 1983-03-16 Sumitomo Metal Ind Ltd ロ−ドホイ−ル用デイスクのプレス成形方法
JPS5847533A (ja) * 1981-09-14 1983-03-19 Sumitomo Metal Ind Ltd デイスク用粗形体のプレス成形方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844934A (ja) * 1981-09-11 1983-03-16 Sumitomo Metal Ind Ltd ロ−ドホイ−ル用デイスクのプレス成形方法
JPS5847533A (ja) * 1981-09-14 1983-03-19 Sumitomo Metal Ind Ltd デイスク用粗形体のプレス成形方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62173040A (ja) 1987-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5520269A (en) Floating type brake disk assembly
US4429926A (en) Thin-walled bearing bushings manufactured by a deep drawing process
JP4396910B2 (ja) 自動車車輪用車輪ディスクと自動車車輪を形成する方法
JPH0368774B2 (ja)
JP4906186B2 (ja) 自動車用リムの製造方法
JP2769775B2 (ja) 回転体ボス部の成形方法
JPH0471743A (ja) 自動車用ホイールの製造方法
JP2769732B2 (ja) 回転体のボス部の製造方法
JPS609473Y2 (ja) ブレ−キデイスク
JPH032574B2 (ja)
JPS61108002A (ja) 分割型デイスクホイ−ル
JP4100565B2 (ja) 鍛造ケースの成形方法
KR930010315B1 (ko) 스피닝 성형소재
JP2687662B2 (ja) 缶のネック成形装置
JP3316991B2 (ja) ロードホイール用ディスクの製造方法
JPS6113144Y2 (ja)
JP2784598B2 (ja) 車両用ホイールの製造方法
JPH0532888B2 (ja)
JPS6224113Y2 (ja)
JPH0557386A (ja) 自動車用アルミホイールのデイスクの製造方法
JPS617022A (ja) 金属製有底円筒体の成形方法
JP2817325B2 (ja) 鍛造接合による成形方法
JPH084688A (ja) インペラ
JPS5829425B2 (ja) 板金製2条vプ−リ−とその製造方法
JP2004141955A (ja) ホイールディスクの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees