JPH0367448B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0367448B2
JPH0367448B2 JP3983985A JP3983985A JPH0367448B2 JP H0367448 B2 JPH0367448 B2 JP H0367448B2 JP 3983985 A JP3983985 A JP 3983985A JP 3983985 A JP3983985 A JP 3983985A JP H0367448 B2 JPH0367448 B2 JP H0367448B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
strip
point
springback
coefficient
Prior art date
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Expired
Application number
JP3983985A
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English (en)
Other versions
JPS61199518A (ja
Inventor
Yoshihito Sakai
Shosuke Kawachi
Tomoyoshi Muto
Hidetoshi Enosono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP3983985A priority Critical patent/JPS61199518A/ja
Publication of JPS61199518A publication Critical patent/JPS61199518A/ja
Publication of JPH0367448B2 publication Critical patent/JPH0367448B2/ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は条材の成形加工における制御方法に関
するものである。
従来の技術 従来、船舶のロンジ材などの条材を冷間曲げ加
工する場合、所定の曲げ形状に対して経験的に得
られたスプリングバツク量を見込んだ曲げ量まで
曲げ、スプリングバツク後の形状を測定し、所定
の形状が得られないときには、再度補正のための
加工を行つている。
発明が解決しようとする問題点 上記従来構成によれば、条材のロツト毎にヤン
グ率が異なり、またその寸法精度がロツト毎に異
なることから、断面2次モーメントが異なり、さ
らにその矯正方法などにより内部の残留応力分布
が異なる。したがつてスプリング係数が各条材ご
とに異なり、目標の曲がり量を得るために数回の
補正曲げ、修正曲げを必要とし、数置制御を用い
た成形機では、加工時間が長くなるという問題点
がある。
本発明は上記問題点を解消した条材の成形加工
における制御方法を提供することを目的とする。
問題を解決するための手段 上記問題を解決するため、本発明の条材の成形
加工における制御方法は、成形加工すべき1本の
条材を、送り→曲げ加工→送り→曲げ加工を繰返
しながら所定の形状に成形加工する際に、並設し
た左右両支点に上記条材をあてがい、初回曲げ時
には予め計算したスプリングバツク係数に基づい
て両支点間の力点において条材に所定の加圧力を
付与し、それにつづく除荷工程でその条材の荷重
−変位の関係をサンプリングし、そのサンプリン
グ値に基づいてスプリングバツク係数を修正する
とともに曲げ装置がもつ固有の誤差を検出し、次
にその修正スプリングバツク係数および曲げ装置
がもつ固有の誤差に基づいて条材に加圧力を付与
するものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明す
る。まず第4図において、1は条材曲げ加工装置
であつて、機枠2と、その機枠2に支持されて、
それぞれ矢印イ,ロ方向へ移動自在な支点金型
3,4と、両点金型3,4の間において、ガイド
レール5に矢印ハ,ニ方向移動自在に支持された
力点用中央金型6と、その中央金型6に加圧検出
器7≪たとえばロードセル≫を介して接続された
加工装置8≪たとえば油圧シリンダ≫とから構成
されている。なお両支点金型3,4の支点R,L
および中央金型6の力点Zは図示を省略してあ
る。9は条材Kを支持するスタンドである。
上記構成において、両支点金型3,4の支点
R,Lに条材Kをあてがい、初回曲げ時には予め
計算したスプリングバツク係数に基づいて両支点
R,L間の力点Tにおいて条材Kに加圧装置8で
所定の加圧力Pを付与する。次に加圧装置8の加
圧力Pを減少させていき、その除荷工程で後述す
るその条材Kの荷重−変位の関係をサンプリング
し、そのサンプリング値に基づいてスプリングバ
ツク係数を修正し、次にその修正スプリングバツ
ク係数に基づいて加圧装置8により1回だけ所定
の加圧力Pを付与して所定どうりに曲げ加工され
た条材Kを得るものである。
以下、本発明実施例の原理を説明する。まず直
線状の条材Kを曲げ加工し、全加工後の所定の形
状の曲線を加工曲線Eとした場合、この加工曲線
Eを第1図に示すように表わすものとする。すな
わち条材Kの両端ホ,ヘを結ぶ直線をU軸とし、
条材Kの先端ホを通りU軸に直角な直線をV軸と
し、U−V座標系により加工曲線Eを表わす。
そして条材Kは第2図に示すように、左右に配
設されたコンベアM,N≪第4図では図示を省略
≫上に載置され、左方より右方へ断続的に送られ
る。両コンベアM,N間の各支点金型3,4内に
は右支点Rと左支点Lとが設けられ、中央金型8
には力点Tが設けられている。中央金型8の移動
方向ハ,ニをY軸とし、そのY軸に直角な方向を
X軸とする。また加圧検出器7の検出値をPL
し、中央金型8の位置を検出する位置検出器PS
設け、各支点金型3,4のX−Y座標系により位
置を検出する位置検出器RS、LSを設けてある。
さらに条材Kの送り量については、条材Kの曲げ
中立軸に沿つて距離を計ることができる位置検出
器ASを設けてある。
第4図においてはスプリング直線であり、材
料力学的には次式で表わされる。
P=k(δ−δ0) ただしk=3(l+r)EI/(l×r)3 E…ヤング率 I…条材Kの断面2次モーメント r:支点Rと力点Tとの間の距離 l:支点Lと力点Tとの間の距離 は実際に条材Kを曲げた時の荷重−変位線図
である。はスプリングバツク直線から荷重−
変位線図を引いた曲線である。
荷重−変位線図において、A点は初回曲げに
おいて加圧力Pが加わつたところで、スプリング
バツク直線に基づいてB点まで条材Kは弾性変
形する。またB点以降は条材Kが弾塑性変形す
る。
またこれとは逆に曲線では、A′→B′→C′と
なつて変化していく。このためスプリングバツク
直線と荷重−変位線図との交点Cは曲線が
零になつたところである。
次にC点から加圧装置8の加圧力Pを少しづつ
減少させる除荷工程でその条材Kの荷重−変位の
関係をサンプリングするわけであるが、条材Kの
曲げ方向が今までと異なるため、その荷重−変位
線図は、除荷開始時に下向きに凸の曲線トとな
る。サンプリングはその凸の曲線トを除き、具体
的にはC−P間の3/4〜1/4の区間αでおこなう。
これらサンプリングデータを最小2乗法を用いて
スプリングバツク係数を求め、点Dからこの傾き
を用いて点Pを求める。また除荷開始点Cよりス
プリングバツク係数を用いて点Qを求める。点P
と点Qとの差が曲げ装置がもつ固有の誤差aとな
る。それを式で示せば次のようになる a=δp−δQ この値は曲げ加工機1と条材Kの種類が決まれ
ば決まる固定値である。
したがつて点Dから再び負荷して除荷後、点Z
にくるためには、目標点Zからオフセツト量aを
引いた点、すなわち点Rよりスプリングバツク係
数を用いて点Eを求めればよい。
すなわち直線REを修正スプリングバツク直線
とすれば、′=′−で前回と同じく′が
零となる点で除荷すれば、除荷後は点Zと一致す
る。
上記のように初めての曲げ加工では、初回曲
げ、補正曲げを行なつたが、次からの曲げ位置で
の加圧では、スプリングバツク係数および曲げ装
置がもつ固有の誤差aがすでに求まつているの
で、これらの値を用い、1回の曲げで最適曲げ加
工が可能である。
上記実施例では、点Zからのスプリングバツク
係数を計算し、直線を仮定したが、無条件で点
Z、すなわちδ0まで曲げた後の除荷工程でスプリ
ングバツク係数、オフセツト量aを計測計算し、
上記の′=′−の方法で最終目標点Eを求め
てもよい(他の実施例)。
発明の効果 以上述べたごとく本発明によれば、まず予め計
算したスプリングバツク係数に基づいて初回曲げ
を行ない、それにつづく除荷工程でその条材の荷
重−変位の関係をサンプリングして実際のスプリ
ングバツク係数を求め、この値を用いて次の曲げ
位置からは1回の曲げで条材を正確に曲げること
ができるものである。したがつて船舶のロンジ材
などの条材では一本当り通常20〜30ヶ所の曲げ加
工をおこなうが、従来初期曲げそして補正曲げ再
補正曲げなどをおこなつていたものが、初めの一
ヶ所の曲げのみ初期曲げ、補正曲げをおこなつた
が次の曲げ個所から初期曲げでのみ正確に曲がる
ため曲げ加工時間は約半分に短縮できた。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示し、第1図は成形加
工後の条材の平面図、第2図は条材の曲げ加工状
態を示す概略平面図、第3図は加圧力と曲げ量と
の関係を示すグラフ、第4図は条材曲げ加工装置
の概略斜視図である。 1……条材曲げ加工装置、3,4……支点金
型、6……中央金型、7……加圧検出器、8……
加圧装置、R、L……支点、T……力点、K……
条材、P……加圧力、……スプリングバツク直
線、……荷重−変位線図、′……修正スプリ
ングバツク直線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 成形加工すべき1本の条材を、送り→曲げ加
    工→送り→曲げ加工を繰返しながら所定の形状に
    成形加工する際に、並設した左右両支点に上記条
    材をあてがい、初回曲げ時には予め計算したスプ
    リングバツク係数に基づいて両支点間の力点にお
    いて条材に所定の加圧力を付与し、それにつづく
    除荷工程でその条材の荷重−変位の関係をサンプ
    リングし、そのサンプリング値に基づいてスプリ
    ングバツク係数を修正するとともに曲げ装置がも
    つ固有の誤差を検出し、次にその修正スプリング
    バツク係数および曲げ装置がもつ固有の誤差に基
    づいて条材に加圧力を付与することを特徴とする
    条材の成形加工における制御方法。
JP3983985A 1985-02-27 1985-02-27 条材の成形加工における制御方法 Granted JPS61199518A (ja)

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JP3983985A JPS61199518A (ja) 1985-02-27 1985-02-27 条材の成形加工における制御方法

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JP3983985A JPS61199518A (ja) 1985-02-27 1985-02-27 条材の成形加工における制御方法

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JPS61199518A JPS61199518A (ja) 1986-09-04
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JP5517740B2 (ja) * 2010-05-20 2014-06-11 株式会社神戸製鋼所 金属製形材のプレス曲げ加工装置

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JPS61199518A (ja) 1986-09-04

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