JP5517740B2 - 金属製形材のプレス曲げ加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アルミニウム合金等からなる金属製形材のプレス曲げ加工装置に関するもので、特に金属製形材に発生する残留応力を小さくできる特定の曲げ加工方法を実施するためのプレス曲げ加工装置に関する。
アルミニウム合金製中空形材(押出形材)は、自動車用ドア補強材、バンパー補強材、ルーフ補強材など、衝突時に荷重を受け持ち、エネルギー吸収を行う部品やフレームへの適用が進んでいる。中でもJIS6000系(Al−Mg−Si−(Cu)系)及び7000系(Al−Zn−Mg−(Cu)系)アルミニウム合金は、素材強度が高く、高強度エネルギー吸収部品として期待されている。
アルミニウム合金は、条件によっては応力腐食割れが生じることがしばしば問題になる。特に前記6000系又は7000系アルミニウム合金は、この応力腐食割れが生じやすいという問題がある。
応力腐食割れは、素材を加工したときに生じる残留応力に依存しており、素材強度に対して引張残留応力が高いほど発生しやすくなる。アルミニウム合金製中空形材は、車体フレームや補強材などに適用する際に、曲げ加工が要求される場合も多く、その曲げ加工後に残留する応力に起因して、前記応力腐食割れが発生する場合がある。
なお、鋼や銅合金など、他の金属材料についても同様の問題がある。
7000系又は6000系アルミニウム合金では、この応力腐食割れ性の向上を目的とする材料組成あるいは製造方法の開発が行われている(特許文献1〜3参照)。
しかし、これらの素材を用いても、加工条件によっては、一部に引張応力が残留し、応力腐食割れが発生する場合がある。これに対して、表面にショットピーニング加工を施すことで残留応力を低減する対策も見られるが(特許文献4参照)、後加工追加によるコストアップが問題になる。
加工後の熱処理による耐応力腐食割れ対策も一般的に行われている。例えば、耐力の低いT1調質状態での加工後に、T5あるいはT6処理(時効処理)を行うことで素材強度を増加させれば、素材強度に対する引張残留応力の割合を減少させることが可能となる。
しかし、T1調質材は、室温中でも自然時効するために、素材特性が変化しやすく、加工タイミングによってスプリングバック量が変化し、製品形状にバラツキが生じる。特に曲げ半径の大きい製品では、スプリングバック量自体が大きくなり、製品形状精度の確保が難しいという問題が生じる。
逆に素材特性が安定しやすいT5又はT6調質材を曲げ加工する場合、製品形状精度の確保はしやすくなるものの、残留応力が高いという問題が生じやすい。また、熱間加工(押出)で形成されるアルミニウム合金製中空形材の場合、T5,T6調質材でも素材のバラツキが生じやすく、加工条件の調整により製品形状のバラツキを低減することが必要になることが多い。
押出形材の曲げ加工方法については、プレス曲げ、押し付け曲げ、引張曲げ、ロール曲げなど、様々な方法がある。これらの曲げ加工方法はそれぞれ特徴があり、上記のような素材特性バラツキが生じた場合の加工条件調整方法もいくつか存在する(特許文献5,6)。また、曲げ加工に供される押出形材の断面形状についても、種々の提案(特許文献7,8参照)がなされている。
曲げ金型に素材を押し付けることで曲げ加工を行うプレス曲げ加工あるいは押し付け曲げ加工の場合は、工具自体が剛体で形成されている。このため、量産時に素材バラツキが生じた場合は、パンチ工具の押し込み量あるいは曲げ角度で調整することができる。金型コストがかかるが、曲げ加工後の残留応力が小さいという利点がある。
素材に張力を加えながら曲げ加工を行う引張曲げ加工では、張力を付与されることでスプリングバック量自体が小さく、寸法精度を確保しやすいという利点がある。また、素材特性にバラツキが生じた場合には、加工中に加える張力を変更することでスプリングバック量を調整し、所定の製品を得ることが可能になる。しかし、素材に張力を加えるためにクランプした端部は、曲げ加工後に、切断、廃棄することが必要であり、素材の歩留まり低下や加工工程追加によるコストアップが問題となる。
ロール曲げ加工の場合、ロール工具の押し込み量を変化させることで異なるRの製品を製造することが可能である。つまり、素材特性や形状にバラツキが生じた場合にも、ロール工具の押し込み量を変更するだけで所定の形状精度の製品を得ることができる。このため、特に大Rの曲げ製品などスプリングバックの大きい条件の製品への適用に有利である。しかし、ロール曲げ加工は、特に中空形材を対象とした場合、曲げ加工後の製品に残留する応力が、プレス曲げ加工など他の曲げ加工方法に比べて高いという問題がある。
特公昭61−28744号公報 特開2001−207233号公報 特開2001−240930号公報 特開平5−320838号公報 特開2008−229643号公報 特開平10−290962号公報 特許第3525979号公報 特開2002−225651号公報
アルミニウム合金製形材、特に6000系又は7000系アルミニウム合金製の部材では、残留応力が高くなると応力腐食割れ(SCC)が生じやすく、前記したエネルギー吸収部材やフレームへの適用が難しくなるという問題がある。この応力腐食割れの問題は鋼についても同様に存在し、銅合金など他の金属材料でも同様である。
一方、発明者らは、残留応力低減の面で有利なプレス曲げ加工により、アルミニウム合金等の金属製形材の長手方向に曲率を付与する場合において、曲げ加工後の残留応力をさらに低減し、曲げ加工製品の耐SCC(耐応力腐食割れ)性能を向上させることができるプレス曲げ加工方法を見出し、先に特許出願をした(特願2010−18448)。
このプレス曲げ加工方法は、金属製形材(例えばアルミニウム合金の中空押出形材)を1回目のプレス曲げ加工で一方向に過剰に曲げ加工した後、2回目のプレス曲げ加工で逆方向に曲げ戻しを行い、これにより前記金属製形材について目標とする曲げ形状を得るというものである。
上記プレス曲げ加工方法において、2回目のプレス曲げ加工では、1回目のプレス曲げ加工後の金属製形材の曲げ形状の、基準値(目標とする曲げ形状の基準値)からのずれ量に応じて、曲げ金型の押し込み量を調整することが望ましい。より具体的には、量産開始前の初期の条件出しとして、前記ずれ量と、2回目のプレス曲げ加工で目標とする曲げ形状が得られる曲げ金型の押し込み量の対応関係を予め求め、量産開始後は、量産対象の個々の金属製形材について、1回目のプレス曲げ加工後に前記ずれ量を測定し、2回目のプレス曲げ加工において前記対応関係に基づいて決まる押し込み量で曲げ加工を行うようにする。なお、前記曲げ形状を表す指標として、例えば、金属製形材の両端を水平に置いたときの長さ方向中央部の高さ(曲げ高さ)が選定される。
上記プレス曲げ加工方法は、緩やかな曲線(小さい曲率)に加工されることが望まれる金属製形材製品の曲げ加工に好適であり、アルミニウム合金製形材であれば、例えば車体の軽量化と変形強度の確保の両立のために中空形材が望まれる自動車用ドア補強材、バンパー補強材、ルーフ補強材等のエネルギー吸収部材、クロスメンバーなどの曲げ加工に好適である。これらの部材は車体形状に応じて比較的緩やかな曲線に加工される。
本発明は、アルミニウム合金のほか、鋼、銅合金等、他の金属製形材に対しても適用し得るが、応力腐食割れ性に対する感受性が比較的高い6000系又は7000系アルミニウム合金製中空押出形材を素材とする場合に、特に好適である。
本発明は、上記プレス曲げ加工(プレス曲げ加工+プレス曲げ戻し加工)を効率よく実施できるプレス曲げ加工装置を提供することを目的とする。
本発明に係る金属製形材のプレス曲げ加工装置は、上下方向に移動可能なプレス曲げ金型と、前記プレス曲げ金型と共にプレス曲げ加工を行う一組の第1支持ローラと、前記プレス曲げ金型を上下移動させる第1駆動装置と、上下方向に移動可能なプレス曲げ戻し金型と、前記プレス曲げ戻し金型と共にプレス曲げ加工を行う一組の第2支持ローラと、前記プレス曲げ戻し金型を昇降させる第2駆動装置を備え、前記プレス曲げ金型は成形面を上方に向け、前記プレス曲げ戻し金型は成形面を下方に向けて上下に対向配置され、前記第1,第2支持ローラは上下方向に互いに離れて配置され、かつ前記第1支持ローラは前記プレス曲げ戻し金型側に、前記第2支持ローラは前記プレス曲げ金型側に配置され、さらに、前記第2支持ローラの両側に配置され、下方の待機位置と上方の計測位置の間を上下方向に移動可能な水平な計測台と、その中間位置に配置され、前記計測台上に置かれた金属製形材の曲げ高さを測定する測定装置を備えることを特徴とする。
ここで、「第1」,「第2」は単なる区別のためにのみ付与した番号である。
上記プレス曲げ加工装置は、望ましくは、測定された曲げ高さと前記金属製形材の曲げ高さの基準値から曲げ高さのずれ量を算出し、前記プレス曲げ戻し金型の押し込み量を前記ずれ量に応じた押し込み量に制御する制御装置を備える。この場合、前記制御装置は、例えば、予め求められた前記ずれ量と前記押し込み量の対応関係に基づいて 前記プレス曲げ戻し金型の押し込み量を制御する。
本発明に係るプレス曲げ加工装置によれば、アルミニウム合金製形材等の金属製形材を素材として、先に説明した曲げ加工方法(一方向への過剰なプレス曲げ加工+逆方向へのプレス曲げ戻し加工)を続けて実施することができ、目標とする曲げ形状を有し、曲げ加工後の引張残留応力が低く、耐SCC(応力腐食割れ)性能に優れたプレス曲げ加工製品を製造することができる。
このプレス曲げ加工製品を、自動車用ドア補強材、バンパー補強材、又はルーフ補強材等の自動車用エネルギー吸収部材に適用した場合、経時変化に伴う応力腐食割れが防止されることで、き裂発生に伴う衝突性能の低下抑制という効果を得ることができる。
本発明に係るプレス曲げ加工装置を、アルミニウム合金製形材のプレス曲げ加工に適用する場合、応力腐食割れに対する感受性の高い6000系(Al−Mg−Si−(Cu)系)又は7000系(Al−Zn−Mg−(Cu)系)アルミニウム合金への適用に対して最も効果があり、T1調質状態で曲げ加工後に時効処理(T5,T6)を行う場合はむろんのこと、時効処理(T5,T6)材を曲げ加工する場合であっても耐応力腐食割れ性を改善できる。
本発明に係るプレス曲げ加工装置で実施するプレス曲げ加工を工程順に説明する模式図である。 実施例に用いた中空形材の断面図である。 本発明に係るプレス曲げ加工装置の正面図である。 その側面図である。 実施例で成形したプレス曲げ製品の残留応力値を示すグラフである。
はじめに、図1,2を参照して、本発明に係るプレス曲げ加工装置で実施するプレス曲げ加工方法について説明する。このプレス曲げ加工方法は、例えば図2に示す断面のアルミニウム合金製中空押出形材1に対し、長手方向に沿って大Rの曲率を付与して、自動車のドア補強材(ドアビーム)とするために行われる。中空押出形材1は、衝突面側に略鉛直に向けて配置されるフランジ2、車体側に配置されるフランジ3、両フランジ2,3を連結し両フランジ2,3に略垂直なウエブ4,5からなり、ウエブ4,5に平行な面内で曲げ加工が行われる。
図1(a)は、素材としての真直な中空押出形材1を示す。図1(b)は、プレス曲げ加工の第1工程(1回目のプレス曲げ加工)を模式的に示すもので、1組(2個)の第1支持ローラ6,6により中空押出形材1の両端近傍を支持し、中央に位置するプレス曲げ金型7をフランジ3に当接させ、第1支持ローラ6,6の間に押し込み(白抜き矢印参照)、中空押出形材1をプレス曲げ金型7の成形面の曲率(長さ方向の全長にわたって一定である必要はない)とプレス曲げ金型7の押し込み量に対応する所定の曲げ形状に曲げ加工する。
このときのプレス曲げ金型7の押し込み量は、目標とする曲げ形状が得られる適正押し込み量より大きく設定する。つまり、第1工程では、プレス曲げ金型7の押し込み量を適正値よりあえて大きくし、中空押出形材1を過剰に(目標より小さい曲率半径に)曲げ加工する。
図1(c)に、プレス曲げ金型7が後退して無負荷状態となり、スプリングバックが生じた中空押出形材(以下、中間材1Aという)を示す。中間材1Aは、スプリングバックにより、曲率半径が図1(b)の状態よりかなり大きくなっている。なお、図1(c)において、中間材1Aは両端が水平な計測台11,11の上に置かれている。
ここでは、中間材1Aの曲げ形状(円弧形状)を特徴付ける指標として、測定のしやすさから、両端を水平に置いたときの長さ方向中央部の曲げ高さ(計測台11,11からの高さ)dが選定される。最終的な曲げ加工製品の曲げ高さの基準値をd、その寸法公差をαとしたとき、該曲げ加工製品の目標曲げ高さは(d−α)〜(d+α)の範囲となるが、中間材1Aの曲げ高さdは、意図的に上記範囲を外れるように設定される(d>d+α)。
中間材1Aの曲げ高さdと、曲げ加工製品の曲げ高さの基準値dとの差が、ずれ量Δd(=d−d)である。このずれ量Δdの大きさは、初期の条件出しにおいて適宜設定すればよいが、アルミニウム合金形材であれば、0.1≦(Δd/d)≦0.25程度の範囲に設定することで、残留応力軽減及び生産性の面でよい結果が得られる。すなわち、Δd/dが余り小さいと残留応力軽減の効果が少なく、余り大きいとプレス曲げ金型7のストロークが(後述するプレス曲げ戻し金型9,9のストロークも)大きくなり、生産性が低下する(プレス曲げ加工の時間が多く掛かる)。
図1(d)は、プレス曲げ加工の第2工程(2回目のプレス曲げ加工、すなわちプレス曲げ戻し加工)を模式的に示すもので、1組(2個)の第2支持ローラ8,8により中間材1Aの両端近傍を支持し、中央付近の2箇所に対称的に位置し同時に移動する一対の半円筒形のプレス曲げ戻し金型9,9をフランジ2に当接させ、第2支持ローラ8,8の間に押し込み(押し込み量S)、中間材1Aを逆方向にプレス曲げ加工(プレス曲げ戻し加工)する。
図1(e)に、曲げ戻し金型9,9が後退し、計測台11,11上に置かれた中空押出形材(以下、曲げ加工製品1Bという)を示す。曲げ加工製品1Bは、無負荷状態となりスプリングバックが生じ、曲率半径が図1(d)の状態よりかなり小さくなっている。
曲げ加工製品1Bの曲げ高さ(計測台11,11からの高さ)dは、中間材1Aの曲げ高さdより当然小さい(d<d)。そして、2回目のプレス曲げ加工では、曲げ加工製品1Bの曲げ高さdが、曲げ加工製品の目標曲げ高さ(d−α≦d≦d+α)の範囲に収まるように、曲げ戻し金型9,9の押し込み量Sを調整する。
このように2段階のプレス曲げ加工(プレス曲げ加工及びプレス曲げ戻し加工)を行うことにより、一度のプレス曲げ加工で所定の曲げ形状(曲げ半径)を得る従来法に比べて、曲げ加工製品1Bの残留引張応力を大幅に軽減することができる。
一方、押出形材では、同じ材質であっても、押出ダイス摩耗等に起因する素材断面形状寸法の変化や素材の機械的特性のバラツキが大きく、このため、1回目のプレス曲げ加工においてプレス曲げ金型7の押し込み量を一定にしても、押出形材毎(特に製造ロット毎)に、曲げ高さのずれ量Δd(=d−d)にバラツキが生じる。これは、特に大R曲げ(大きい半径への曲げ)の場合に顕著である。
2回目のプレス曲げ加工(プレス曲げ戻し加工)後の曲げ加工製品1Bの曲げ高さdを、目標曲げ高さの範囲内(d−α≦d≦d+α)で安定して得るには、1回目のプレス曲げ加工後の中間材1Aの曲げ高さのずれ量Δd(=d−d)の大きさに応じて、2回目のプレス曲げ加工のプレス曲げ戻し金型9,9の押し込み量Sを調整することが望ましい。
ずれ量Δd(=d−d)の大きさが変わると、目標曲げ高さ(d−α≦d≦d+α)が得られる押し込み量Sも変わる。従って、例えば量産開始前に、予め、1回目のプレス曲げ加工後の中間材1Aの曲げ高さのずれ量Δdの大きさと、2回目のプレス曲げ加工の曲げ戻し金型9,9の押し込み量S(目標曲げ高さ(d−α≦d≦d+α)が得られる押し込み量S)の対応関係を求めておき、量産開始後は、第1工程のプレス曲げ加工後に実際の曲げ高さのずれ量Δdを測定し、前記対応関係に基づいて、測定された曲げ高さのずれ量Δdに対応する押し込み量Sを求め、この押し込み量Sで2回目のプレス曲げ加工(プレス曲げ戻し加工)を行って、目標曲げ高さ(d−α≦d≦d+α)を有する曲げ加工製品1Bが得られるようにする。
前記対応関係は、基本的に、量産用のアルミニウム合金中空押出材を用い、量産用の実機で実験して求めることができるが、必要に応じて一部にFEM解析を援用して求めることもできる。
なお、前記押し込み量Sとして、例えば、2回目のプレス曲げ加工における曲げ戻し金型9,9の全ストローク(上端の待機位置(定位置)から加工を停止するまでの移動距離)、あるいは曲げ戻し金型9,9が中空押出形材1に当接してから押し込みを停止するまでのストロークを選定することができる。
前記対応関係は、例えば、曲げ高さのずれ量Δdの数値と対応する押し込み量Sの数値を表1に示すテーブルで表したり、あるいは押し込み量SをΔdの関数として表す(S=f(Δd))ことができる。この対応関係を制御装置のメモリに記憶させておき、測定した曲げ高さのずれ量Δdの数値から、押し込み量Sを直ちに算出できるようにしておくことが望ましい。なお、表1のテーブルにおいて、測定したずれ量Δdの数値がテーブル内の例えばΔdとΔdの間の値であった場合、SとSの間の値を公知の補間法により対応する押し込み量Sとして算出すればよい。前記制御装置は、算出した押し込み量Sに応じて、曲げ戻し金型9,9の駆動源が例えば油圧シリンダであれば、油圧ポンプを駆動するサーボモータを制御する。
Figure 0005517740
なお、上記の例では、中間材1A及び曲げ加工製品1Bの曲げ形状(円弧形状)を特徴付ける指標として、これらを計測台11,11上に置いたときの長さ方向中央部の前記計測台11,11からの高さ(曲げ高さ)を選定したが、このほか、水平面上に置いた中間材1A及び曲げ加工製品1Bの端部の接線角度θ(図1(c)参照)、あるいは中間材1A及び曲げ加工製品1Bの曲率又は曲率半径そのものを用いることもできる。
また、上記の例では、2工程のプレス曲げ加工を行って、目標値から所定の寸法公差範囲内(曲げ高さd±α)の曲げ形状を得たが、2回目のプレス曲げ加工(プレス曲げ戻し加工)後の曲げ加工製品1Bの曲げ高さdを測定したとき、万一、曲げ高さdが目標曲げ高さの範囲内でなかった場合(d>d+α)、さらに1回又は2回以上の追加のプレス曲げ加工(プレス曲げ戻し加工)を行って、目標とする曲げ形状を得るようにしてもよい。具体的には、2回目のプレス曲げ加工(プレス曲げ戻し加工)後に、曲げ戻し金型9,9により3回目のプレス曲げ加工(プレス曲げ戻し加工)を行う。このときの曲げ戻し金型9,9の押し込み量Sは、前記対応関係に基づいて算出すればよい。さらに追加のプレス曲げ戻し加工を行う場合も同様である。
図3,4に本発明に係るプレス曲げ加工装置の代表例を示す。
このプレス曲げ加工装置は、1工程目のプレス曲げ加工を行う装置と、2工程目のプレス曲げ加工(プレス曲げ戻し加工)を行う装置を有し、それぞれの装置がプレス曲げ金型(又はプレス曲げ戻し金型)と支持ローラ及び駆動源を有する。すなわち、プレス曲げ加工装置は、フレーム12に設置された第1油圧シリンダ13、第1油圧シリンダ13のピストンロッドの先端に設置され、上下方向に移動可能なプレス曲げ金型7、及び水平に配置され、前記プレス曲げ金型7と協働してプレス曲げ加工を行う1組(2個)の第1支持ローラ6,6と、同じくフレーム12に設置された第2油圧シリンダ14、第2油圧シリンダ14のピストンロッドの先端に設置され、上下方向に移動可能な一対のプレス曲げ戻し金型9,9、及び水平に配置され、前記プレス曲げ戻し金型9,9と協働してプレス曲げ戻し加工を行う1組(2個)の第2支持ローラ8,8を有する。また、プレス曲げ金型7とプレス曲げ戻し金型9,9のストロークを制御する制御装置が設置されている。
プレス曲げ金型7は成形面が上方を向き、プレス曲げ戻し金型9,9は成形面が下方を向き、上下に対向配置されている。また、第1支持ローラ6,6と第2支持ローラ8,8は上下方向に互いに所定距離離れて、第1支持ローラ6,6が上方側(プレス曲げ戻し金型9,9側)、第2支持ローラ8,8が下方側(プレス曲げ金型7側)に配置されている。第1支持ローラ6,6と第2支持ローラ8,8の間隙をアルミニウム合金押出形材2が水平方向に自由に通過し得るようになっている。この配置であれば、アルミニウム合金押出形材2に対するプレス曲げ加工及びプレス曲げ戻し加工を、連続して行うことができる。プレス曲げ金型7及び第1支持ローラ6,6の組と、プレス曲げ戻し金型9,9及び第2支持ローラ8,8の組の位置が逆転していてもよい。また、この例では第1支持ローラ6,6及び第2支持ローラ8,8は上下方向の位置が固定されている。15,16はプレス曲げ金型7とプレス曲げ戻し金型9,9のガイドロッドである。
アルミニウム合金押出形材2の搬入側(図3の左側)に、第2支持ローラ8,8と同じ搬送高さの搬入ローラ17が配置され、第2支持ローラ8,8の間に搬送ローラ18,18が配置され、第2支持ローラ8,8を挟んで搬入ローラ17の反対側に位置決め用のストッパー19が配置されている。第2支持ローラ8,8の両側に近接して水平な計測台11,11が配置され、その中間位置に前記曲げ高さを計測する測定装置(例えばレーザ位置計測装置)21が設置されている。
搬入側の第2支持ローラ8はモータにより回転可能である。搬送ローラ18,18は軸方向(図3において紙面に垂直方向)に進退可能である。計測台11,11は、待機位置(図3に示す位置)と計測位置(第2支持ローラ8,8より上の位置)の間を上下方向に移動可能である。
プレス曲げ金型7、プレス曲げ戻し金型9,9、第1支持ローラ6,6、第2支持ローラ8,8、及び搬送ローラ18,18は、図3に示すように左右対称に配置され、図4に示すように上下方向に揃って配置されている。
図3,4に示すプレス曲げ加工装置によるプレス曲げ加工を、図1も同時に参照しつつ、工程順に説明する。
(1)搬送ローラ17及び搬入側の第2支持ローラ8を回転させ、アルミニウム合金押出形材1をプレス曲げ加工装置に搬入し、図3に示すようにストッパー19に当接させ、位置決めする。
(2)搬送ローラ18,18を退避(図3において紙面後方に)させ、油圧シリンダ13を作動させてプレス曲げ金型7を下方の待機位置(図3の位置)から上方に移動させ、第1支持ローラ6,6間に押し込み、アルミニウム合金押出形材1に対し1回目のプレス曲げ加工を施す。このときのプレス曲げ金型7の押し込み量は、アルミニウム合金押出形材1が上方に過剰にプレス曲げ加工されるように選択される。曲げ加工後のアルミニウム合金押出形材1が中間材1A(図1(c)参照)である。
(3)油圧シリンダ13を逆に作動させてプレス曲げ金型7を待機位置に戻し、同時に計測台11,11を待機位置から上方の計測位置に移動させる。これにより中間材1Aが計測台11,11の上に置かれ、計測装置21により曲げ高さdが測定される(図1(c)参照)。
(4)制御装置が、測定された曲げ高さdと曲げ高さの基準値dから曲げ高さのずれ量Δd(=d−d)を算出し、先に図1を参照して説明したように、初期の条件出しで求めたずれ量Δdと押し込み量S(2回目のプレス曲げ加工における曲げ戻し金型9,9の押し込み量)の対応関係に基づいて、測定されたずれ量Δdに対応する押し込み量Sを求める。
(5)計測台11,11を計測位置から下方の待機位置に移動させ、油圧シリンダ14を作動させてプレス曲げ戻し金型9,9を上方の待機位置(図3の位置)から下方に移動させ、第2支持ローラ8,8間に押し込み、中間材1Aに対し2回目のプレス曲げ加工(プレス曲げ戻し加工)を施す。このときのプレス曲げ戻し金型9,9の押し込み量Sは、上記(4)で計算された値である。プレス曲げ戻し加工後のアルミニウム合金押出形材1が、先に図1を参照して説明した曲げ加工製品1Bである。
(6)油圧シリンダ14を逆に作動させてプレス曲げ戻し金型9,9を待機位置に戻し、同時に計測台11,11を待機位置から上方の計測位置に移動させる。これにより曲げ加工製品1Bが計測台11,11の上に置かれ、計測装置21により曲げ高さdが測定される(図1(e)参照)。
(7)曲げ高さdが目標値から所定の寸法公差範囲内(曲げ高さd±α)のとき、図示しない搬出装置により曲げ加工製品1Bをプレス曲げ加工装置から排出する。また、計測台11,11が待機位置に下降し、搬送ローラ18,18が搬送位置(図3の位置)に復帰する。
一方、曲げ高さdが寸法公差範囲外(d>d+α)のとき、3工程目のプレス曲げ加工(プレス曲げ戻し加工)を行う。このときのプレス曲げ戻し金型9,9の押し込み量Sも、前記対応関係に基づいて求めるようにすればよい。さらに追加のプレス曲げ戻し加工を行う場合も同様に行えばよい。
図2に示す断面形状(単位:mm)をもつ7000系アルミニウム合金押出形材のT5処理材を、長さ1020mmに切断し(端部は斜め切断)、図3,4に示すプレス曲げ加工装置により、曲率半径10000mmへのプレス曲げ加工を行った。なお、No.1〜3は同じ押出ロット、No.4〜6も同じ押出ロットから切断したものだが、No.1〜3とNo.4〜6はロットが異なる。
No.1,4は、1回目のプレス曲げ加工として、図1(b)に示す態様で、押出形材の両端部を第1支持ローラ6,6で支持し、中央部にプレス曲げ金型7を押し込んで曲げ加工を行った。続いて、2回目のプレス曲げ加工として、図1(d)に示す態様で、両端部を第2支持ローラ8,8で支持し、長さ方向中央付近にプレス曲げ戻し金型9,9を押し込んで逆方向にプレス曲げ加工(プレス曲げ戻し加工)を行った。No.1,4とも、1回目のプレス曲げ加工(順曲げ)の押し込み量は35mm、2回目のプレス曲げ加工(曲げ戻し)の押し込み量は20mmとした。ここでいう押し込み量は、プレス曲げ戻し金型9,9が形材に当たってからのストロークである。
No.2,5は、1回目のプレス曲げ加工のみを、1回目のプレス曲げ加工のみを、図1(b)に示す態様で行った。No.2,5とも、プレス曲げ加工(順曲げ)の押し込み量は20mmとした。
No.3,6は、1回目のプレス曲げ加工を図1(b)に示す態様で行い、2回目のプレス曲げ加工を同じく図1(b)に示す態様で行った。No.3,6とも、1回目のプレス曲げ加工(順曲げ)の押し込み量は15mm、2回目のプレス曲げ加工(追加順曲げ)の押し込み量(この場合はストロークの増分)を10mmとした。
一方、曲げ形状を示す指標として曲げ高さ(両端を水平に置いたときの長さ方向中央部の高さ)を選定し、プレス曲げ加工後の曲げ高さを測定し、曲げ加工製品の曲げ高さの基準値とのずれ量Δdを求めた。その結果を表2に示す。なお、曲げ加工製品の曲げ高さの基準値は7mmである。寸法公差は±0.3mmに設定した。No.1〜6はいずれも目標曲げ形状(曲げ高さ)が得られていた。
Figure 0005517740
また、No.1〜6について、形材の長さ方向中央位置と、そこから左右に200mmの位置において、曲げ内側フランジ3のウエブ近傍位置(図2に×印で示す箇所、大きい残留応力が発生しやすい)の残留応力値を測定した。その結果を図5に示す。図5において、測定位置2が形材の長さ方向中央位置、測定位置1,3がそこから左右に200mmの位置を意味する。また、残留応力の最大値を表2に示す。
なお、測定方法は、歪みゲージによる切断開放法を用いた。曲げ内側フランジの前記測定位置1,2,3表面にそれぞれ歪みゲージを瞬間接着剤で貼り着け、歪みゲージのリード線を歪み計に接続した後、歪みゲージ周辺を切断して応力開放し、切断前後の歪み量の差を歪み計で測定し、その測定値と形材のヤング率から残留応力値を算出した。
表2及び図5に示すように、1回目のプレス曲げ加工後、2回目のプレス曲げ加工で曲げ戻しを行い、目標とする曲げ形状を得たNo.1,4は、1回目のプレス曲げ加工で目標とする曲げ形状を得たNo.2,5や、1回目のプレス曲げ加工後、2回目のプレス曲げ加工で追加の順曲げを行ったNo.3,6に比べ、残留応力が大きく低減していた。
1 アルミニウム合金中空押出形材
6 第1支持ロール
7 プレス曲げ金型
8 第2支持ロール
9 プレス曲げ戻し金型
11 計測台
13 第1油圧シリンダ
14 第2油圧シリンダ
17 搬入ローラ
18 搬送ローラ
19 ストッパー
21 計測装置

Claims (3)

  1. 上下方向に移動可能なプレス曲げ金型と、前記プレス曲げ金型と共にプレス曲げ加工を行う一組の第1支持ローラと、前記プレス曲げ金型を上下移動させる第1駆動装置と、上下方向に移動可能なプレス曲げ戻し金型と、前記プレス曲げ戻し金型と共にプレス曲げ加工を行う一組の第2支持ローラと、前記プレス曲げ戻し金型を昇降させる第2駆動装置を備えた金属製形材のプレス曲げ装置であり、前記プレス曲げ金型は成形面を上方に向け、前記プレス曲げ戻し金型は成形面を下方に向けて上下に対向配置され、前記第1,第2支持ローラは上下方向に互いに離れて配置され、かつ前記第1支持ローラは前記プレス曲げ戻し金型側に、前記第2支持ローラは前記プレス曲げ金型側に配置され、さらに、前記第2支持ローラの両側に配置され、下方の待機位置と上方の計測位置の間を上下方向に移動可能な水平な計測台と、その中間位置に配置され、前記計測台上に置かれた金属製形材の曲げ高さを計測する測定装置を備えることを特徴とする金属製形材のプレス曲げ加工装置。
  2. 測定された曲げ高さと前記金属製形材の曲げ高さの基準値から曲げ高さのずれ量を算出し、前記プレス曲げ戻し金型の押し込み量を前記ずれ量に応じた押し込み量に制御する制御装置を備えることを特徴とする請求項1に記載された金属製形材のプレス曲げ加工装置。
  3. 前記制御装置は、予め求められた前記ずれ量と前記押し込み量の対応関係に基づいて 前記プレス曲げ戻し金型の押し込み量を制御することを特徴とする請求項2に記載された金属製形材のプレス曲げ加工装置。
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