JP2788310B2 - 板ばねの成形方法およびその装置 - Google Patents

板ばねの成形方法およびその装置

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JP2788310B2 JP32379689A JP32379689A JP2788310B2 JP 2788310 B2 JP2788310 B2 JP 2788310B2 JP 32379689 A JP32379689 A JP 32379689A JP 32379689 A JP32379689 A JP 32379689A JP 2788310 B2 JP2788310 B2 JP 2788310B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、板ばねの成形方法およびその装置に係り、
例えば磁気ヘッドの支持ばねなどに用いる板ばねを、板
材の塑性加工により成形するのに好適な板ばねの成形方
法およびその装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、板材を塑性変形させてばね部を成形する加工方
法,加工装置の一例として、例えば、米国特許第460356
7号記載のものが知られている。
この特許の基本的構成は、あらかじめ板厚を計測する
手段と、それを記憶するメモリーと、ステーションフレ
ームと、カーブのあるマンドレル(下型)と、その表面
に沿って素材を位置決めする素材のベース部固定のため
のクランプ手段と、マンドレル加工面に水平に位置付け
可能な回転軸を持つ円筒形ローラと、ばね部成形後にば
ね荷重を測定する手段と、それを記憶するメモリーと、
前述の板厚およびばね荷重により加工範囲(ローラの回
転軸がマンドレル表面と水平を保つようにマンドレル表
面に対して垂直方向にとる加工角度)を決定するコント
ローラーとからなっている。
その動作は次のようになる。
あらかじめ素材の板厚を測っておき、そのデータをメ
モリーに記憶させておく。次にマンドレルの面と素材の
曲げ部とが接触し、マンドレルのカーブ面の上面の接線
方向に張り出させるように素材をクランプで固定する。
その後、ローラを圧下させて素材をマンドレルに押し付
けてマンドレルとの間に素材をはさみ込むようにする。
そこで、あらかじめ記憶された素材板厚を考慮して素材
の曲げ範囲を決定して曲げを行う。
曲げは、マンドレルのカーブ面に対して水平を保つ軸
を有するローラが、該ローラとマンドレルとの間に素材
を挟み込み、カンドレルのカーブに倣うようにして行わ
れる。
曲げ範囲は、曲げ始め(ローラと素材,素材とマンド
レルが始めて同時に接触した場所)から曲げ終り(ロー
ラと素材,素材とマンドレルが最後に同時に接触した場
所)までに、ローラがマンドレルのカーブした表面に沿
って動いた角度であり、この角度を制御することによっ
て板厚を考慮した所定のばね荷重を持つばねの成形がで
きる。また、一度加工し終ってから、クランプを外すこ
となくばね荷重を測定し、その値をメモリーに記憶させ
る。その記憶と所定のばね荷重設定値とを比較して、記
憶した値が低いときのみ再び曲げを行う。このときの曲
げ範囲は、板厚およびばね荷重の記憶に基づいて決定さ
れるものであった。
また、他の従来技術として、例えば、特開昭61−2226
37号公報記載のものには、ローラの押込量を設定し、高
精度のばね圧を持った薄板弾性材を製作する方法であっ
て、初回押込量を決定するスタート条件決定機能と、初
回押込量を修正する押込量修正機能と、公差外のばね圧
の薄板弾性材を補正するリトライ機能を有し、前記核機
能で得られた適正押込み量により、前記ローラで薄板弾
性材を押圧するようにした薄板ばね製作方法が開示され
ている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術において、前者の米国特許第4603567号
記載のものでは、曲げ加工時に板厚のみしか考慮されて
おらず、機械的性質が異なる材料ロットを受け入れたと
き、所定の荷重値を満たさなくなることについて配慮さ
れていなかった。
また、後者の特開昭61−222637号公報記載のもので
は、スタート条件決定機能により初回押込量を決めてテ
スト成形を行い、そのときのばね特性を測定して特性図
を描き、それに基づいて所要のばね圧を得るための押込
量を決定して本成形を行うようになっている。
しかし、被加工材の形状および機械的性質を測定し
て、そのデータから成形条件を設定することについて配
慮されていなかった。
本発明は、上記従来技術における課題を解決するため
になされたもので、被加工材の形状あるいは機械的性質
等に起因する成形品ばね荷重のばらつきを小さく抑え、
一定ばね荷重のばねを成形し、自動化,量産化を有利に
行いうる板ばねの成形方法および成形装置を提供するこ
とを、その目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明に係る板ばねの成
形方法の構成は、曲面を有する下型に被加工材の一部分
を固定したのちに、その被加工材をローラにより、前記
下型の曲面に沿って連続的に押圧して曲げ加工し、ばね
成形部を形成する板ばねの成形方法において、曲げ加工
前に、被加工材の形状および機械的性質を測定し、その
測定で得られた数値に基づいて、ローラ加工力、ばね成
形部の曲げ角度、および曲げ始め位置を設定して曲げ加
工を行うものである。
より詳しくは、成形品のばね荷重をW、被加工材の縦
弾性係数をE、被加工材の降伏応力をσ、被加工材の
幅をb、被加工材の板厚をt、被加工材の曲げ始め位置
から負荷点までの梁長さをL、曲げ角度をψ、下型の、
曲げ加工に用いる曲面の半径をRとして、 曲げ加工後のばね荷重 が一定となるように、ローラ加圧力、ばね成形部の曲げ
角度、および曲げ始め位置を設定して曲げ加工を行うも
のである。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る板ば
ねの成形方法では、成形後の被加工材が目標とすべきば
ね荷重より低い値となるように予備成形を行なったの
ち、その成形品の曲げ角度を測定することにより前記被
加工材の特性値を推定して、それに基づいて成形条件を
決めて本成形を行うようにしている。
さらに、上記目的を達成するために、本発明に係る板
ばねの成形装置のもっとも基本的な構成は、曲げ加工に
用いる曲面を有する下型と、その下型に被加工材の一部
分を固定するクランパと、被加工材のばね成形部を前記
下型の曲面に沿って連続的に押圧するローラとを備えて
なる板ばねの成形装置において、ローラの加圧力、ばね
成形部の曲げ角度を定めるローラの移動距離、および被
加工材の固定位置のそれぞれを調整する手段を設けたも
のである。
より詳しくは、曲げ加工前に、被加工材の形状および
機械的性質を測定する手段を備え、その測定データか
ら、ローラの加圧力、ばね成形部の曲げ角度、および曲
げ始め位置を設定する演算制御手段を設けたものであ
る。
またさらに、上記目的を達成するめたに、本発明に係
る板ばね成形装置の他の構成は、曲げ加工に用いる曲面
を有する下型と、この下型に被加工材の一部分を固定す
るクランパと、被加工材のばね成形部を前記下型の曲面
に沿って連続的に押圧するローラとを備えてなる板ばね
の成形装置において、ローラの加圧力、ばね成形部の曲
げ角度を定めるローラの移動距離、および被加工材の固
定位置のそれぞれを調整する手段を設けるとともに、前
記ローラの、被加工材に与える加工力を、加工前または
加工中のいずれかに検知する手段と、その加工力を、加
工前または加工中のいずれかに調整するアクチュエータ
とを設けたものである。
[作用] 被加工材の機械的性質をばね部成形前に測定し、その
値を考慮して加工条件を決定する。
それにより、板厚等の形状だけでは矯正が必要であっ
たばね荷重が1度だけの加工により実現できる。
被加工材を、目標とするばね荷重より低い値を持つよ
うに予備成形をして、そのばね荷重または成形品角度を
測定する。そこで得た値と予備成形で設定した予定値と
を比べる。この誤差がこの被加工材特有の、例えば被加
工材の機械的性質に起因するものであり、この誤差を得
ることではじめて加工条件を設定し直すことができる。
その後、本成形を行うことによりばね荷重が一定の製品
を得ることができる。
[実施例] 以下、本発明の各実施例を第1図ないし第14図を参照
して説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る板ばねの成形装置
の斜視図、第2図は、その整形品の斜視図、第3図は、
第2図の側面図、第4図は、第1図の装置の要部拡大側
面図、第5図は、第4図における加工条件の説明図であ
る。
以下に説明する本発明の各実施例では、図示しない
が、被加工材3の形状寸法を測定する手段と、機械的性
質を測定する手段とが別に装備されており、これら手段
で測定されたデータは、コントローラ9に入力され記憶
されるものである。
第1図に示す板ばねの成形装置の本体の構成は次のと
おりである。
フレーム7の上に、所定の曲率の曲面を有する下型
(マンドレル)1が固定されており、その上面の平坦部
に被加工材3がクランパ6により押し付けられて加工中
に動かないように保持されている。一方、下型1のある
部分を回転中心として回転可能に取付けられた回転アー
ム11には、回転の半径方向に摺動可能に取付けられたロ
ーラ支持部材12が回転中心方向に向って(下型方向に)
両端支持で従動回転可能な円筒形のローラ2を装着して
いる。
ローラ支持部材12の上面(回転アーム11の回転中心と
は逆側)には、加工力測定手段に係るロードセル4を介
してアクチュエータ5が取り付けられていて、このアク
チュエータ5の本体は回転アーム11に固定され一体構造
となっており、それが発生させる力は回転アーム11の半
径方向に作用する。
回転アーム11の上面にはステッピングモータ8が固定
されており、ギヤ14を回転させる。ギヤ14は、フレーム
7側面に固定された回転案内レール13上のギヤ13aと噛
み合い、回転アーム11を下型1の回転中心まわりに回動
させる。
この回転アーム11の回動は、フレーム7上に上下動可
能に設置されたストッパ10が回転アーム11に当たること
で機械的にも止められる。
前述のように、被加工材3の形状寸法,機械的性質の
測定データを記憶するコントローラ9は、例えばマイコ
ン等を備えた演算制御手段として機能するもので、アク
チュエータ5が発生する力、およびステッピングモータ
8の回転を制御するようになっている。
このような板ばねの成形装置の動作を説明する前に、
成形後のばね部材(以下板ばねという)の定義を行う。
第2図は、成形後の板ばねの外観を示す図であり、第
3図は、その長手方向の側面図である。
被加工材3を曲げ加工して成形した板ばねは、第3図
に示す3部分から成る。第1の部分は真直な部分(被加
工材3の左端から距離l1までの部分)であり、特に距離
l1の点を曲げ始め位置と呼ぶ。第2の部分は曲率半径R1
〜R3を持つ部分であり、その長さはl2である。第3の部
分は真直な部分であり、その長さはl3である。l2とl3
の境目であり曲率半径R2を持つところを特に曲げ終り位
置と呼ぶ。曲率半径はR1からR2まで連続的に変化し続
け、途中にほぼ一定の曲率半径R3を持つ領域がある。こ
の曲率R1からR2までの角度を成形品角度θと呼び、その
曲率はR3で一定と近似する。
本実施例の動作を第1図および第4,5図を参照して説
明する。
第4図は、第1図の要部の側面図であり、下型1上に
被加工材3を載置し、クランパ6で保持した状態を実線
で示し、ローラ2によって被加工材3を下型の曲面1aに
沿って曲げ加工する状態を破線で示している。第5図
は、その加工条件を示す説明図で、被加工材3の左端か
らの距離l1は曲げ始め位置を設定したものであり、ψは
曲げ角度(曲げ範囲に相当する)、Pはローラ2の加工
力である。
被加工材3の板幅や板厚等の形状寸法と縦弾性係数や
降伏応力等の機械的性質とを加工前に測定し、その値を
コントローラ9に入力する、その後、目標とするばね荷
重Wと加工条件(下型1の曲面1a、ローラ2が被加工材
3に与える加工力P、曲げ始め設定位置l1、曲げ終り位
置を決めるための曲げ角度ψ等)との関係から適正な加
工条件を設定して曲げ成形を行うことになる。
まず、コントローラ9に記憶された板厚や板幅等の形
状寸法と縦弾性係数や降伏応力等の機械的性質と、下型
1の曲面1aの曲率半径と、目標とするばね荷重値を考慮
して、曲げ始め設定位置l1、曲げ角度ψ(曲げ加工範
囲)、ローラ加工力Pを理論式または実験式により決定
する。
これらの値を決定したのち、被加工材3をクランパ6
により下型1上に保持する。クランパ6は、被加工材3
が設定された曲げ始め位置になるまで下型1上を被加工
材長手方向に移動させる。この際は加工前なのでローラ
支持部材12はローラ2とともに回転アーム11に沿って回
転アーム11の回転中心から半径方向側に上がっていて被
加工材3と干渉しない位置にある。このときの回転アー
ム11は、第1図に示すようにフレーム7に対してほぼ垂
直であるので、被加工材3は容易にクランパ6および下
型1に取り付けられる。曲げ始め位置の決められた被加
工材3が加工中に動かないように、クランパ6はその位
置で固定される。
次に、ローラ2は、アクチュエータ5が発生させる力
をロードセル4を介して受け、アーム11に沿って下型1
の方向に被加工材3を押圧する。このとき、ローラ2が
被加工材3に与える押圧力が加工力Pとなり、そのロー
ラ加工力Pの値は加工前に設定した値となるようにコン
トローラ9で制御される。すなわち、加工中にローラ加
工力Pの値を一定に保つようにアクチュエータ出力を増
減あるいは維持するようにフィードバック制御されてい
る。
ローラ2は下型1の曲面1aに平行な回転軸を持ち、下
型の一部と回転自在につながれた回転アーム11および回
転アーム11上面に固定されたステッピングモータ8と共
に、ステッピングモータ8が回転するにつれ下型1の曲
面1aのまわりに回動して曲げ加工を行う。ここで、ステ
ッピングモータ8の発生させる回転力はギヤ14を回転さ
せて回転案内レール13上のギヤ13aに伝達され、その反
力で回転アーム11は下型1の曲面1aまわりに回動する。
加工の終了は、加工前に設定した曲げ角度ψ(曲げ加
工範囲)により決まり、その値をコントローラ9がステ
ッピングモータ8の入力値として電気的に与えたもので
あるが、機械的な制限手段であるストッパ10を設けるこ
とにより誤動作をなくしている。
ローラ2が下型1の曲面1aに沿って設定された曲げ角
度ψまで加工を終了すると(第5図参照)、アクチュエ
ータ5は除荷し、ロードセル4,ローラ支持部材12,およ
びローラ2を回転アーム11に沿ってアクチュエータ5側
に引き上げる。そして、そのままの状態でステッピング
モータ8が逆転して回転アーム11を第1図に示す位置に
引き起こす。
このとき、ローラ2は、成形ずみの被加工品3と離れ
ているのでクランパ6を外せば加工品(板ばね)を容易
に取り出すことができる。
本実施例において、アクチュエータ5の種類は特に限
定しなかったが、例えば油圧サーボ,エアシリンダ,ス
テッピングヒータ等にすれば応答性のよいフィードバッ
ク制御ができる。また、応答性の点では劣るが、アクチ
ュエータ5にねじやばねあるいはカム等を用いても同様
の効果が得られる。
なお、コントローラ9を無くして手動によるフィード
バックをかけても相応の効果が得られる。
本実施例によれば、被加工材の形状寸法または機械的
性質に起因する成形品ばね荷重のばらつきが小さくな
る。
本実施例において、機械的性質を得るために、引張試
験の代わりに硬さ計を用いて被加工材の硬さを測定して
降伏応力を推定するようにすれば、大幅な時間短縮にな
り効率向上が期待できる。
次に、第6図は、本発明の他の実施例に係る板ばねの
成形装置の斜視図である。図中、第1図と同一符号のも
のは先の実施例と同等部分であるから、その説明を省略
する。
第6図の実施例が、先の第1図の実施例と相違すると
ころは、成形後に板ばねのばね荷重を測定するロードセ
ル20が加わった構成のものである。
この装置の動作は、第1図の実施例とほぼ変らない
が、加工後にばね荷重を下型から取り外さないで測定
し、その値をコントローラ9に与えて被加工材3のばね
定数を測定して次工程でのばね荷重の誤差を少くするも
の(フィードフォワードさせる方法)である。コントロ
ーラ9は、この情報を考慮することにより加工条件を決
めて次の被加工材のばね荷重を目標値に近づけることが
できる。
第6図の実施例によれば、先の第1図の実施例で説明
したものと同様の効果が期待されるほか、材料のもつ機
械的性質や形状が成形品(板ばね)のばね荷重に与える
影響を考慮した本加工による量産ができるという実施例
特有の効果がある。
次に、第7図は、本発明のさらに他の実施例に係る板
ばねの成形装置の斜視図である。図中、第1図と同一符
号のものは先の実施例と同等部分であるから、その説明
を省略する。
第7図の実施例が、先の第1図の実施例と相違すると
ころは、形成後に板ばねの成形品角度θを測定する非接
触センサ21が加わった構成のものである。
この装置の動作は、第1図の実施例とほぼ変らない
が、成形後に成形品角度θ(第3図参照)を非接触セン
サ21で、下型1から取り外さずに測定し、その値をコン
トローラ9に与える。これにより被加工材が、ローラの
加工力Pを除いたときにもとの形に戻ろうとする、いわ
ゆるスプリングバック量を測定でき、その値を基にして
加工条件を定め、次加工品での誤差を少くするもの(フ
ィードフォワードさせる方法)である。コントローラ9
は、この情報を考慮することにより加工条件を決めて次
加工品のばね荷重を目標値に近づけることができる。
第7図の実施例によれば、先の第1図の実施例で説明
したものと同様の効果が期待されるほか、材料のもつ機
械的性質や形状が成形品(板ばね)のばね荷重に与える
影響を考慮した本加工による量産ができるという効果が
ある。特に、非接触センサを用いることにより、整形し
た板ばねに触れないで計測できるので、成形品の形状を
損なう心配がないという効果がある。
次に、本発明の別の実施例を第8図ないし第10図を参
照して説明する。
第8図は、本発明のさらに他の実施例に係る板ばねの
成形装置の斜視図、第9図は、第8図の装置の要部拡大
側面図、第10図は、第8図の装置による曲げ加工の原理
説明図である。図中、第1図と同一符号のものは先の実
施例と同等部分があるから、その説明を省略する。
第8図の実施例の装置は、第1図の装置と同等である
が被加工材が相違する。すなわち、被加工材3Aは、ばね
成形部以外に凹凸のある材料であり、第8図に示すよう
に平坦な板材3bの先端側にフランジ3aの凸部を有するも
のである。
次にその動作を説明する。
被加工材3Aのばね部成形に使える曲げ加工範囲すなわ
ち曲げ角度ψ(第9図参照)は幾何学的に決定される。
曲げ始め装置では、クランパ6とローラ2とが干渉せ
ず、かつ曲げ終りの位置で被加工材3Aのフランジ3aの端
面3cとローラ2とが干渉しないという2条件を満たせば
よい。このときのローラ2の従動回転中心位置をそれぞ
れ2a,2bとし、ローラ2が下形1の曲面1aに沿って回転
する回転中心を1bとすると、曲げ可能範囲は、ψ=∠2a
・1b・2bの角度で表わされる。従来の方法では、曲げの
範囲はψの大小により制御するのであるが、所望の製品
の成形品角度が大きい場合、ψを大きく取ろうとしてフ
ランジ3bに干渉し端部3cが損傷を受ける場合があった。
本実施例によれば、第10図に示すように、曲げの範囲
はψより小さい曲げ角度ψに固定しておいてローラ2
に与える加工力(加圧力)を加減することにより所望の
成形品角度を得ることができる。加圧力は、曲げ加工中
常にある一定のローラ加工力P0となるように、コントロ
ーラ9によりフィードバック制御されるものである。こ
れにより被加工材3Aは凸部にダメージを受けることなく
ばね部成形がなされる。
第10図は、本実施例の曲げ加工の原理図である。
クランパ6により保持された被加工材3Aは、アクチュ
エータ5より発生した加工力P0をローラ2を介して受け
る。そして、加工力P0を維持しながらローラ2は、下型
1の曲面1Aに沿ってψ=∠2c・1b・2dの角度範囲を回
動する。曲げ角度ψは、ステッピングモータ8の回転
をコントローラ9により電気的に制御され、また、スト
ッパ10が回転アーム11に当たる機械的手段により一定値
に保たれる。
以上のことをふまえて、第8図の実施例の動作を説明
する。本実施例では、アクチュエータ5に油圧サーボ、
加工力測定手段にはロードセル4を用いている場合を示
した。
加工前には、ローラ支持部材12はローラ2とともに回
転アーム11に沿って回転アーム11の回転中心から半径方
向外側に上がっていて被加工材3Aと干渉しない位置にあ
る。このときの回転アーム11の位置は、第1図に示して
いるようにフレーム7に対してぼ垂直である。そこで、
曲げ予定部以外に凹凸部(この図ではフランジ3a)を持
つ被加工材3Aを下型1の曲面1aの接線方向に張り出させ
るようにセットしてクランパ6で下型1の上面に加工中
動かないように固定する。その後、アクチュエータ5に
より加工力を発生させ、ロードセル4,ローラ支持部材12
およびローラ2を圧下させて被加工材3Aを下型1の間に
挟み付ける。加圧力はロードセル4で測定されコントロ
ーラ9に伝達される。
その信号をともに、あらかじめコントローラ9に記憶
された被加工材3Aの形状,機械的性質のデータにより設
定しておいた特定の加工力P0に合うように制御信号をア
クチュエータ5に返す。ローラ加工力がP0になると、下
型1の曲面1aに平行な回転軸をもつ回転アーム11が、そ
の上面に設置されたステッピングモータ8の発生する力
で下型1の曲面1aまわりに回動する。ここで、ステッピ
ングモータ8の発生させる回転力はギヤ14を回転させて
回転案内レール13上のギヤ13aに伝達され、その反力で
回転アーム11は下型1の曲面1aまわりに回動する。
この回動に合わせて、ローラ2は従動回転しながら被
加工材3Aを加工しつづける。回転アーム11はステッピン
グモータ8が回転を止めるか、フレーム7上に固定され
たストッパ10に当たるまで下型1の曲面1aに沿って回動
する。この間、ローラ加工力P0は、コントローラ9がロ
ードセル4からの信号をアクチュエータ5にフィードバ
ックさせて一定値(P0)に保たれている。
加工後の作用は先の第1図の実施例で説明したものと
同様であるから以下の説明を省略する。
第8図の実施例によれば、先の第1図の実施例で説明
したものと同様の効果が期待されるほか、被加工材3Aの
ばね成形加工範囲を変えることなく、すなわち凹凸部
(第8図ではフランジ3a)に損傷を与えることなく所望
の成形品角度が得られるという本実施例特有の効果があ
る。
本発明の板ばねの成形方法の別の実施例を第6図を参
照して説明する。
本成形方法を実施する装置は、第6図に示す板ばねの
成形装置と、被加工材の形状および機械的性質を測定す
る測定機である。
加工前に、被加工材3の形状および機械的性質を測定
してその値をコントローラ9に入力する。その後、目標
とする成形品のばね荷重より小さな値のばね荷重を仮設
定して、それに見合う加工条件(曲げ始め位置、曲げ角
度、ローラ加工力)を設定する、それに基づき第1図の
実施例で説明した方法で曲げ加工を行う。
この予備成形後、成形品のばね荷重を、ロードセル20
を破線のように持ち上げることにより測定し、測定結果
をコントローラ9に入力する。この値を仮設定した値と
比べて誤差を求める。この誤差の値を基に、本成形にお
ける被加工材の機械的性質等に起因する誤差分を予見し
補正するように加工条件の変更を行う。その後、この条
件のもとで本成形を行う。成形は第1図の実施例で説明
した方法と同様の動作で行い量産による成形品を得る。
この成形方法は、被加工材の個体差に完全に対応でき
る効果があり、被加工材の機械的性質等に起因する加工
時のばらつきが無視できない極薄板材によるばね部成形
加工に有効である。
次に、第11図は、ローラ加工力がばね荷重に与える影
響を示すデータ図、第12図は、本発明における加工条件
設定に当ってのばね荷重の計算式の説明図、第13図は、
曲げ始め設定位置がばね荷重に与える影響を示すデータ
図、第14図は、曲げ角度がばね荷重に与える影響を示す
データ図である。
第11図は、下型1の曲面1a部の曲率ρを50k,75k,100k
の3種類(kは長さの単位ユニット)に変えて実験した
例を示すもので、横軸はローラ加工力P、縦軸はばね荷
重Wをとっている。
本実験では、曲げ角度ψ(加工範囲)、断面2次モー
メント、材料の種類等の条件は一定とした。これを見て
かるように、下型の曲率ρがある一定値であれば成形品
角度θ時のばね荷重W(第3図参照)とローラ加圧力P
との関係は一次式で近似できる正の相関関係となり、加
工力を増せば同じ下型曲率のもとでより大きな成形品角
度を得ることができる。
本発明における加工条件設定に当っての計算手段(ア
ルゴリズム)の一例を第12図ないし第14図を参照して説
明する。
第12図は、成形ずみの板ばねを示し、その被加工材
(素材)3は次の条件を満たしていたとする。
機械的性質として、応力一歪曲線はn乗硬化則に従
い、σ=Fεで表わせるとする。
ここで、σは真応力、FはF値、εは真歪、nはn値
である。
材料のn値が1にくらべて十分小さく(n<0.1)、
成形品角度θが小さく(θ<30゜)、材料の断面が幅
b、厚さtの矩形断面で、加工時の曲げ半径(下型の曲
面半径R)に比べて板厚tが十分に小さい(7t<R)と
きは、塑性加工の均等曲げ理論および材料力学のたわみ
式から、次に示す式が導き出される。
ここで、W:成形品のばね荷重 E:被加工材のヤング率 b:被加工材の板幅 t:被加工材の板厚 σe:被加工材の降伏応力 L:曲げ始め位置から荷重点までの長さ R:下型の曲面半径 ψ:加工時の曲げ角度 である。
測定で得られるデータは板厚t,降伏応力σであり、
あらかじめ得られているデータはヤング率(縦断性係
数)と下型の曲面部の半径Rである。
加工条件として与えられるものは、曲げ始め設定位置
l1を変えることにより定まる曲げ始め位置から荷重点ま
での長さLと曲げ角度ψである。それぞれの加工条件が
成形品のばね荷重Wに与える影響を実験データにより示
したのが第13図および第14図である。
第13図は、横軸に曲げ始め設定位置l1、縦軸にばね荷
重Wをとって、計算値を一点鎖線、実験値による近似一
次式の線を実線で示している。
また、第14図は、横軸に曲げ角度ψ、縦軸にばね荷重
Wをとって、同様に計算値を一点鎖線、実験値による近
似一次式の線を実線で示している。これらの図からわか
るように、実験値と計算値はよい一致を見ている。
前述の式にはローラ加圧力Pが導入されていないが、
第11図に示すようにローラ加工力Pはばね荷重Wと強い
正の相関があり、Pについての成形品ばね荷重は実験的
に容易に推定できる。
このように理論式,実験式を得ることにより、本発明
は容易に自動化でき大量生産に好適なものとなる。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明によれば、被加工
材の形状あるいは機械的性質等に起因する成形品ばね荷
重のばらつきを小さく抑え、一定ばね荷重のばねを成形
し、自動化,量産化を有利に行いうる板ばねの成形方法
および成形装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る板ばねの成形装置の
斜視図、第2図は、その成形品の斜視図、第3図は、第
2図の側面図、第4図は、第1図の装置の要部拡大側面
図、第5図は、第4図における加工条件の説明図、第6
図は、本発明の他の実施例に係る板ばねの成形装置の斜
視図、第7図は、本発明のさらに他の実施例に係る板ば
ねの成形装置の斜視図、第8図は、本発明のさらに他の
実施例に係る板ばねの成形装置の斜視図、第9図は、第
8図の装置の要部拡大側面図、第10図は、第8図の装置
による曲げ加工の原理説明図、第11図、ローラ加工力が
ばね荷重に与える影響を示すデータ図、第12図は、本発
明における加工条件設定に当ってのばね荷重の計算式の
説明図、第13図は、曲げ始め設定位置がばね荷重に与え
る影響を示すデータ図、第14図は、曲げ角度がばね荷重
に与える影響を示すデータ図である。 1……下型、1a……曲面、2……ローラ、3,3A……被加
工材、5……アクチュエータ、6……クランパ、8……
ステッピングモータ、9……コントローラ、10……スト
ッパ、11……回転アーム、12……ローラ支持部材、13…
…回転案内レール、4,20……ロードセル、21……非接触
センサ。
フロントページの続き (72)発明者 馬越 幸守 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 森田 清司 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 堀口 泰▲し▼ 神奈川県小田原市国府津2880番地 日立 コンピュータ機器株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−210127(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21D 11/10,53/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】曲面を有する下型に被加工材の一部分を固
    定したのちに、その被加工材をローラにより、前記下型
    の曲面に沿って連続的に押圧して曲げ加工し、ばね成形
    部を形成する板ばねの成形方法において、 曲げ加工前に、被加工材の形状および機械的性質を測定
    し、 その測定で得られた数値に基づいて、ローラ加工力、ば
    ね成形部の曲げ角度、および曲げ始め位置を設定して曲
    げ加工を行う ことを特徴とする板ばねの成形方法。
  2. 【請求項2】成形品のばね荷重をW、被加工材の縦弾性
    係数をE、被加工材の降伏応力をσ、被加工材の幅を
    b、被加工材の板厚をt、被加工材の曲げ始め位置から
    負荷点までの梁長さをL、曲げ角度をψ、下型の、曲げ
    加工に用いる曲面の半径をRとして、 曲げ加工後のばね荷重 が一定となるように、 ローラ加圧力、ばね成形部の曲げ角度、および曲げ始め
    位置を設定して曲げ加工を行う ことを特徴とする請求項1記載の板ばねの成形方法。
  3. 【請求項3】被加工材の機械的特性値として、硬さを測
    定し降伏応力を推定することを特徴とする請求項1また
    は2記載のいずれかの板ばねの成形方法。
  4. 【請求項4】成形後の被加工材が目標とすべきばね荷重
    より低い値となるように予備成形を行なったのち、 その成形品の曲げ角度を測定することにより前記被加工
    材の特性値を推定して、それに基づいて成形条件を決め
    て本成形を行う ことを特徴とする請求項1または2記載のいずれかの板
    ばねの成形方法。
  5. 【請求項5】曲げ加工に用いる曲面を有する下型と、こ
    の下型に被加工材の一部分を固定するクランパと、被加
    工材のばね成形部を前記下型の曲面に沿って連続的に押
    圧するローラとを備えてなる板ばね成形装置において、 ローラの加圧力、ばね成形部の曲げ角度を定めるローラ
    の移動距離、および被加工材の固定位置のそれぞれを調
    整する手段を設けた ことを特徴とする板ばねの成形装置。
  6. 【請求項6】曲げ加工前に、被加工材の形状および機械
    的性質を測定する手段を備え、 その測定データから、ローラの加圧力、ばね成形部の曲
    げ角度、および曲げ始め位置を設定する演算制御手段を
    設けた ことを特徴とする請求項5記載の板ばねの成形装置。
  7. 【請求項7】曲げ加工に用いる曲面を有する下型と、こ
    の下型に被加工材の一部分を固定するクランパと、被加
    工材のばね成形部を前記下型の曲面に沿って連続的に押
    圧するローラとを備えてなる板ばねの成形装置におい
    て、 ローラの加圧力、ばね成形部の曲げ角度を定めるローラ
    の移動距離、および被加工材の固定位置のそれぞれを調
    整する手段を設けるとともに、 前記ローラの、被加工材に与える加工力を、加工前また
    は加工中のいずれかに検知する手段と、 その加工力を、加工前または加工中のいずれかに調整す
    るアクチュエータとを設けたことを特徴とする板ばねの
    成形装置。
  8. 【請求項8】被加工材の一部分に凹凸があるとき、その
    凹凸にローラが干渉することなく曲げ加工を行いうるよ
    うに、被加工材の固定位置およびローラの移動距離を制
    限する手段を設けたことを特徴とする請求項5、6、7
    記載のいずれかの板ばねの成形装置。
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