JPH0366146A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0366146A
JPH0366146A JP1203166A JP20316689A JPH0366146A JP H0366146 A JPH0366146 A JP H0366146A JP 1203166 A JP1203166 A JP 1203166A JP 20316689 A JP20316689 A JP 20316689A JP H0366146 A JPH0366146 A JP H0366146A
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JP
Japan
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film
field insulating
thickness
nitride
oxide film
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JP1203166A
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Inventor
Kayoko Omoto
かよ子 尾本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Element Separation (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体装置の製造方法に関し、さらに詳し
くは、同一チップ内に複数種類の膜厚の素子間分離用フ
ィールド絶縁膜を形成したMOSLSIの製造方法の改
良に係るものである。
〔従来の技術〕
従来例による種の同一チップ内に複数種類の膜厚の素子
間分離用フィールド絶縁膜を形成したM0SLSIの製
造方法の概要を第3図fal ないしくhl に示す。
すなわち、この第3図において、従来装置の製造方法は
、まず、 P型シリコン基板lの主面上に、熱酸化法、
またはCVD法により約500人称度の厚さの酸化膜2
を形成すると共に、さらに、CVD法により約1000
λ程度の厚さの窒化膜3を形成し、かつ写真製版法によ
ってパターニングしたレジストパターン4をマスクに用
い、この窒化膜3を選択的に除去して開口させた後、こ
の開口部から、前記基板1の主面に対し、約10 ’ 
27cm”程度のリンを注入してN型不純物注入部7a
を形成する(同第3図(a))。
また続いて、前記レジストパターン4を除去した上で、
残された窒化膜3をマスクに用い、熱酸化処理して約6
000A程度の厚さの酸化膜5を選択的に形成し、かつ
窒化膜3をエツチング除去した後、今度は、この酸化膜
5をマスクに用い、前記基板lの主面に対し、約10 
’ 27cm2程度のボロンを注入してP型不純物注入
部6aを形成する(同図(b))。
その後、熱酸化、およびドライブ処理を行うことによっ
て、前記P型不純物注入部6a、 N型不純物注入部7
aをそれぞれ主面内に拡散させてPウェル領域6.およ
びNウェル領域7を形成させる(同図(C))。またこ
のとき、同時に、これらP型、およびN型の各ウェル領
域6.7上にあっては、熱酸化膜8.9がそれぞれに形
成される。
ついで、前記それぞれの各熱酸化膜8.9を除去した後
、前記と同様に、熱酸化法、またはCVD法により約5
00Å程度の厚さの酸化l!10を形成し、さらに、C
VD法により約1000入程度の厚さの窒化膜を形成し
た上で、写真製版法によりこの窒化膜をパターニングし
て窒化膜パターン11としく同図(d))、かつこれを
熱酸化処理して約4500A程度の厚さのフィールド絶
縁膜13を得ると共に、続いて、再度、写真製版法によ
り前記窒化膜パターン11をパターニングして窒化膜パ
ターン12としてから(同図(e))、こ\でも同様に
、これを熱酸化処理して約4000λ程度の厚さのフィ
ールド絶縁膜14を得る(同図(f))。そして、この
際、前記フィールド絶縁膜13もまた酸化されて約80
00A程度のフィールド絶縁膜15となり、これらの各
フィールド絶縁膜14.15は、相互に厚さの異なった
素子閘分離のためのフィールド絶縁膜をそれぞれに構成
する。なお、以下、説明の都合上、こ\では、前者のフ
ィールド絶縁膜14を第1のフィールド絶縁膜と呼び、
また、後者のフィールド絶縁膜15を第2のフィールド
絶縁膜と呼ぶ。
次に、最終的に構成される各MOS)ランマスクの閾値
電圧VTH制御のためのチャネルドープ注入(ボロンま
たはリン)を行い、かつ前記酸化膜10を除去した後、
熱酸化処理して薄いゲート酸化膜16の形成と、公知手
段によるゲート電極17の形成とをそれぞれに順次に行
うと共に、これらの各ゲート部に側壁酸化膜18をそれ
ぞれに形成し、さらに、前記Nウェル7側に施したレジ
ストパターン19をマスクに用い、前記Pウェル6側に
砒素を注入してN″″型ソース・ドレイン領域20をそ
れぞれに形成することにより、NチャネルのLDD型M
OSトランジスタを得る(同図(g))。
また続いて、前記とは反対に、前記Pウェル6側に施し
たレジストパターン(図示省略)をマスクに用い、前記
Nウェル7側にボロンを注入してP+型ソース・ドレイ
ン領域21をそれぞれに形成することにより、Pチャネ
ルのLDD型MO3)ランマスクを得るのであり、その
後、これらの上に層間絶縁膜22を形成し、かつコンタ
クトホールを通して前記各領域2G、21にそれぞれ電
極23を接続させるもので(同図(h))、このように
して、所期通りの同一チップ内にそれぞれに異なった膜
厚の素子間分離用フィールド絶縁膜を形成したMO3L
SIを製造するのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の半導体装置は、前記のようにして製造されており
、同一チップ内にあって、複数種類のそれぞれに異なっ
た膜厚の素子間分離用フィールド絶縁膜を形成させるた
めには、これらの各素子間分離用フィールド絶縁膜のそ
れぞれの膜厚の種類数に対応した複数回の熱酸化処理を
必要としておリ、従って、この場合、その製造工程が徒
らに複雑かつ煩雑化するという好ましくない問題点があ
った。
この発明は、従来のこのような問題点を解消するために
なされたもので、その目的とするところは、1回だけの
熱酸化処理工程によって、同一チップ内に複数種類のそ
れぞれに異なった膜厚の素子間分離用フィールド絶縁膜
を形成し得るようにした。この種の半導体装置、こ\で
は、MO3LSIの製造方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段1 前記目的を達成するために、この発明に係る半導体装置
の製造方法は、シリコン基板、またはウェル表面の酸化
膜上に、この酸化膜よりも酸化レートを早くした不純物
ドープのポリシリコン膜。
および窒化膜を順次に形成させ、かつ複数種類の膜厚の
異なるフィールド絶縁膜形成部分に対応した窒化膜の各
該当部分を除去して窒化膜パターンとし、また、露出さ
れたポリシリコン膜部分のうち、比較的厚さを薄く形成
するフィールド絶縁膜部分に対応する該当部分を除去し
て酸化膜を露出させるか、または酸化膜の露出と共に、
ポリシリコン膜の各該当部分の膜厚を形成膜厚対応に異
ならせておき、これを窒化膜パターンのマスクで熱酸化
処理するようにしたものである。
すなわち、この発明は、シリコン基板、またはウェル上
に熱酸化法、CVD法などにより酸化膜を形成する工程
と、前記酸化膜上にCVD法などによって、この酸化膜
よりも酸化レートが早くなるように不純物を濃度制御し
てドープしたポリシリコン膜を形成する工程と、前記不
純物をドープしたポリシリコン膜上にCVD法などによ
り窒化膜を形成して、この窒化膜の比較的厚さを薄く形
成するフィールド絶縁膜部分、およびこれよりも厚さを
厚く形成するフィールド絶縁膜部分のそれぞれに対応す
る該当各部分を選択的に除去して、同該当部分のポリシ
リコン膜を露出させた窒化膜パターンを形成する工程と
、前記厚さを薄く形成するフィールド絶縁膜部分に対応
するポリシリコン膜の該当部分を選択的に除去して、同
該当部分の酸化膜を露出させるか、またはこの酸化膜の
露出と共に、前記露出部分のポリシリコン膜の各膜厚を
形成しようとする膜厚対応に異ならせて選択的に制御す
る工程と、前記窒化膜パターンを耐酸化性マスクにして
熱酸化処理し、前記酸化膜の露出部分に比較的薄いフィ
ールド絶縁膜を形成し、かつ前記ポリシリコン膜の露出
部分にこれよりも厚いフィールド絶縁膜、または前記ポ
リシリコン膜の膜厚制御された各露出部分に同膜厚対応
に異なった厚さのフィールド絶縁膜をそれぞれに形成す
る工程とを、少なくとも含むことを特徴とする半導体装
置の製造方法である。
〔作   用〕
従って、この発明方法では、シリコン基板、またはウェ
ル表面の酸化膜上に、この酸化膜よりも酸化レートを早
くした不純物ドープのポリシリコン膜、および窒化膜を
順次に形成させ、かつ複数種類の膜厚の異なるフィール
ド絶縁膜形成部分に対応した窒化膜の各該当部分を除去
して窒化膜パターンとし、また、露出されたポリシリコ
ン膜部分のうち、比較的厚さを薄く形成するフィールド
絶縁膜部分に対応する該当部分を選択的に除去して酸化
膜を露出させるか、または酸化膜の露出と共に、ポリシ
リコン膜の各該当部分の膜厚を形成しようとする膜厚対
応に異ならせておき、これを窒化膜パターンのマスクで
熱酸化処理するようにしたので、1回の熱酸化処理によ
るのみで、酸化膜の露出部分に比較的薄いフィールド絶
縁膜を、ポリシリコン膜の露出部分にこれよりも厚いフ
ィールド絶縁膜、または膜厚制御された各露出部分に同
膜厚対応に異なった厚さのフィールド絶縁膜をそれぞれ
に形成することができる。
〔実 施 例〕
以下、この発明に係る半導体装置の製造方法の実施例に
つき、第1図および第2図を参照して詳細に説明する。
第1図(alないしくj)はこの発明方法の一実施例を
適用した半導体装置の製造工程の概要を順次模式的に示
すそれぞれに断面図、第2図(alないしくclはこの
発明方法の他の実施例による同上半導体装置の製造にお
ける要部工程の概要を各別に模式的に示すそれぞれに断
面図であり、これらの第1図および第2図実施例方法に
おいて、前記第3図従来例方法と同一符号は同一または
相当部分を示している。
すなわち、第1図においても、この発明の一実施例方法
は、まず、前記従来例方法の場合と同様に、 P型シリ
コン基板lの主面上に、熱酸化法。
またはCVD法により約500λ程度の厚さの酸化膜2
を形成すると共に、さらに、CVD法により約1000
A程度の厚さの窒化膜3を形成し、かつ写真製版法によ
ってパクーニングしたレジストパターン4をマスクに用
い、この窒化膜3を選択的に除去して開口させた後、こ
の開口部から、前記基板1の主面に対し、約1012/
cm2程度のリンを注入してN型不純物注入部7aを形
成する(同第1図(a))。
また続いて、前記レジストパターン4を除去した上で、
残された窒化膜3をマスクに用い、熱酸化処理して約6
000A程度の厚さの酸化膜5を選択的に形成し、かつ
窒化膜3をエツチング除去した後、今度は、この酸化膜
5をマスクに用い、前記基板lの主面に対し、約101
27cm2程度のボロンを注入してP型不純物注入部6
aを形成する(同図(b))。
その後、熱酸化、およびドライブ処理を行うことによっ
て、前記P型不純物注入部6a、 N型不純物注入部7
aをそれぞれ主面内に拡散させてPウェル領域6.およ
びNウェル領域7を形成させる(同図(C))。またこ
のとき、同時に、これらP型、およびN型の各ウェル領
域6.7上にあっては、熱酸化膜8.9がそれぞれに形
成される。
次に、この実施例方法の場合は、前記それぞれの各熱酸
化膜8.9を除去した後、熱酸化法、またはCVD法に
より約500λ程度の厚さの酸化膜lOを形成し、さら
に、CVD法によりポリシリコン膜24を形成して、イ
オン注入、またはリンガラスからの拡散などにより不純
物をドープするか、あるいはまた、予め不純物をドープ
したポリシリコン膜24を形成する(同図(d))。そ
して、この際。
1 前記ポリシリコン膜24については、これにドープする
不純物濃度により、その酸化レートが制御される。
さらに、前記不純物をドープしたポリシリコン膜24上
に、CVD法により約1000A程度の厚さの窒化膜を
形成し、かつ写真製版法によって得たレジストパターン
26をマスクにして、比較的厚さを薄く形成する第1の
フィールド絶縁膜部分、およびこれよりも厚さを厚く形
成する第2の各フィールド絶縁膜部分にそれぞれに対応
する窒化膜の該当各部分を選択的に除去して、同該当部
分のポリシリコン膜24を露出させた窒化膜パターン2
5を形成しく同図(e))、さらに、前記第2の各フィ
ールド絶縁膜の形成部分を写真製版法によるレジストパ
ターン27によって覆い、再度、レジストパターン26
のマスクで、前記第1のフィールド絶縁膜部分に対応す
るポリシリコン膜24の該当部分を選択的に除去して、
同該当部分の酸化膜lOを露出させる(同図(f))。
ついで、前記それぞれのマスクに用いた各レジ2 ストパターン27.26を除去した後、前記窒化膜パタ
ーン25を耐酸化性マスクに用いて、これを熱酸化処理
することにより、前記それぞれに露出されている酸化膜
lOの各部分、およびポリシリコン膜24の各部分のそ
れぞれについては、一方の酸化膜の酸化レートに対して
、他方のポリシリコン膜の酸化レートがより早いことか
ら、前者の酸化膜lOの各露出部分にあっては、後者に
比較して薄い約4000A程度の厚さの第1のフィール
ド絶縁膜14を、また、後者のポリシリコン膜24の各
露出部分にあっては、前者に比較して厚い約8500A
程度の厚さの第2のフィールド絶縁膜15をそれぞれ同
時に形成できるのであり(同図(g))、その後、前記
残されている窒化膜パターン25.およびポリシリコン
膜24をそれぞれに除去することにより、前記した従来
例方法での (f)工程終了後における場合と同様に、
前記酸化膜lOの所要部分にあって、相互に厚さの異な
った素子間分離のための第1.第2の各フィールド絶縁
膜14.15がそれぞれに得られる(同図(h))。
そして、これ以後は、前記従来例方法の場合と同様に、
最終的に構成される各MOSトランジスタの閾値電圧v
TH制御のためのチャネルドープ注入(ボロンまたはリ
ン)を行い、かつ前記酸化膜10を除去した後、熱酸化
処理して薄いゲート酸化膜16の形成と、公知手段によ
るゲート電極17の形成とをそれぞれに順次に行い、か
つこれらの各ゲート部に側壁酸化膜18をそれぞれに形
成し、さらに、前記Nウェル7側に施したレジストパタ
ーン19のマスクにより、前記Pウェル6側に砒素を注
入することで、N+型ソース・ドレイン領域20をそれ
ぞれに形成してNチャネルのLDD型MOSトランジス
タを得ると共に(同図(1))、続いて、これとは反対
に、前記Pウェル6側に施したレジストパターン(図示
省略)のマスクにより、前記Nウェル7側にボロンを注
入することで、P4型ソース・ドレイン領域21をそれ
ぞれに形成してPチャネルのLDD型MOSトランジス
タを得るのであり、またその後、これらの上に層間絶縁
膜22を形成し、かつコンタクトホールを通して前記各
領域20、21にそれぞれ電極23を接続させればよく
 (同図(J))、以上のようにして、所期通りの同一
チップ内にそれぞれに異なった膜厚の素子間分離用フィ
ールド絶縁膜を形成したMO3LSIを、1回だけの熱
酸化処理によって同時に製造し得るのである。
なお、前記第1図に示す実施例方法では、そのff)工
程において、第1のフィールド絶縁膜部分に対応するポ
リシリコン膜24の該当部分を完全に除去して、酸化膜
lOを露出させているが、第2図(al に示されてい
るように、同該当部分のポリシリコン膜24を形成しよ
うとする絶縁膜の膜厚対応に残した状態で、酸化膜lO
に達するまで熱酸化処理させるようにしてもよく、また
同様に、第1図に示す実施例方法では、その (fl工
程において、第2のフィールド絶縁膜部分に対応するポ
リシリコン膜24の該当部分を単に露出させるだけにし
ているが、第2図fbl に膜厚a、およびbとして示
したように、同該当部分でのポリシリコン膜24の各膜
厚を形成しようとする各絶縁膜の膜厚対応に異 5 ならせた状態で、こ)でも、酸化膜IOに達するまで熱
酸化処理させるようにしてもよく、これらの各手段によ
れば、第2図fc)に見られるように、それぞれに膜厚
の異なった複数種類、のフィールド絶縁膜28.29お
よび30を形成したMO3LSIを、前記第1図実施例
方法の場合と同様にして、1回だけの熱酸化処理によっ
て同時に製造し得るのである。
〔発明の効果] 以上詳述したように、この発明方法によれば、シリコン
基板表面の酸化膜上にあって、この酸化膜よりも酸化レ
ートが早くなるように不純物を濃度制御してドープした
ポリシリコン膜と、これを覆う窒化膜とをそれぞれ順次
に形成させ、かつ複数種類の膜厚の異なるフィールド絶
縁膜形成部分に対応した窒化膜の各該当部分を除去して
窒化膜パターンとし、また、これによって露出されたポ
リシリコン膜部分のうち、比較的厚さを薄く形成するフ
ィールド絶縁膜部分に対応する該当部分を選択的に除去
して酸化膜を露出させるか、または1 に の酸化膜の露出に併せて、ポリシリコン膜の各該当部分
の膜厚を形成しようとする絶縁膜の膜厚対応に異ならせ
ておき、これを窒化膜パターンによる耐酸化性マスクに
よって熱酸化処理することにより、酸化膜の露出部分に
あっては、比較的薄いフィールド絶縁膜を、ポリシリコ
ン膜の露出部分にあっては、これよりも厚いフィールド
絶縁膜、または膜厚制御された各露出部分に、同膜厚対
応に複数種類の異なった厚さのフィールド絶縁膜をそれ
ぞれ同時に形成し得る。つまり、1回だけの熱酸化処理
工程によるのみで、所期通りに、同一のチップ上に、複
数種類の異なった厚さのフィールド絶縁膜を同時に形成
でき、この結果、その製造工程を極めて簡略化し得るほ
か、各工程とも比較的簡単で容易に実施可能であるなど
の優れた特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(alないしくjlはこの発明方法の一実施例を
適用した半導体装置の製造工程の概要を模式的に示すそ
れぞれに断面図、第2図ta)ないし(C)はこの発明
方法の他の実施例による同上半導体装置の製造における
要部工程の概要を各別に模式的に示すそれぞれに断面図
であり、また、第3図fa)ないしくh)は従来例方法
による同上半導体装置の製造工程の概要を模式的に示す
それぞれに断面図である。 l・・・・P型シリコン基板、2.5.10・・・・酸
化膜、3・・・・窒化膜、4.19・・・・レジストパ
ターン、6a・・・・P型不純物注入部、6・・・・P
ウェル領域、7a・・・・N型不純物注入部、7・・・
・Nウェル領域、8,9・・・・熱酸化膜、11.12
・・・・窒化膜パターン、14゜15および28,29
.30・・・・フィールド絶縁膜、16・・・・ゲート
酸化膜、17・・・・ゲート電極、18・・ン側壁酸化
膜、20・・・・N3型ソース・ドレイン領域、21・
・・・P′″型ソース・ドレイン領域、22・・・・層
間絶縁膜;23・・・・電極、24・・・・ポリシリコ
ン膜、25・・・・窒化膜パターン、26.27・・・
・レジストパターン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シリコン基板、またはウェル上に熱酸化法、CVD法な
    どにより酸化膜を形成する工程と、前記酸化膜上にCV
    D法などによつて、この酸化膜よりも酸化レートが早く
    なるように不純物を濃度制御してドープしたポリシリコ
    ン膜を形成する工程と、前記不純物をドープしたポリシ
    リコン膜上にCVD法などにより窒化膜を形成して、こ
    の窒化膜の比較的厚さを薄く形成するフィールド絶縁膜
    部分、およびこれよりも厚さを厚く形成するフィールド
    絶縁膜部分のそれぞれに対応する該当各部分を選択的に
    除去して、同該当部分のポリシリコン膜を露出させた窒
    化膜パターンを形成する工程と、前記厚さを薄く形成す
    るフィールド絶縁膜部分に対応するポリシリコン膜の該
    当部分を選択的に除去して、同該当部分の酸化膜を露出
    させるか、またはこの酸化膜の露出と共に、前記露出部
    分のポリシリコン膜の各膜厚を形成しようとする膜厚対
    応に異ならせて選択的に制御する工程と、前記窒化膜パ
    ターンを耐酸化性マスクにして熱酸化処理し、前記酸化
    膜の露出部分に比較的薄いフィールド絶縁膜を形成し、
    かつ前記ポリシリコン膜の露出部分にこれよりも厚いフ
    ィールド絶縁膜、または前記ポリシリコン膜の膜厚制御
    された各露出部分に同膜厚対応に異なつた厚さのフィー
    ルド絶縁膜をそれぞれに形成する工程とを、少なくとも
    含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100943676B1 (ko) * 2001-05-01 2010-02-22 파나소닉 주식회사 디지털 지도의 형상 벡터의 부호화 방법과 위치 정보전달방법

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KR100943676B1 (ko) * 2001-05-01 2010-02-22 파나소닉 주식회사 디지털 지도의 형상 벡터의 부호화 방법과 위치 정보전달방법

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