JPH0365312B2 - - Google Patents

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JPH0365312B2
JPH0365312B2 JP60299114A JP29911485A JPH0365312B2 JP H0365312 B2 JPH0365312 B2 JP H0365312B2 JP 60299114 A JP60299114 A JP 60299114A JP 29911485 A JP29911485 A JP 29911485A JP H0365312 B2 JPH0365312 B2 JP H0365312B2
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starter motor
power supply
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starter
starting
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M23/00Transmissions characterised by use of other elements; Other transmissions
    • B62M23/02Transmissions characterised by use of other elements; Other transmissions characterised by the use of two or more dissimilar sources of power, e.g. transmissions for hybrid motorcycles

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動二輪等のバツク走行時の駆動力源
にエンジン始動用のセルモータを用いたバツク走
行駆動装置に関するものである。
従来技術 自動二輪車あるいは三輪車または四輪バキー車
のような自動車の場合、軽快性を重視し、その必
要性も乏しいということからバツク走行駆動装置
は設けられていないのが一般であつた。
発明が解決しようとする問題点 しかし大型の自動二輪車では車両も重く、この
ような車を狭い車庫や駐車スペースに車両を前後
させながら格納する作業は必ずしも容易ではな
く、バツク走行駆動装置の必要性が乏しいとは必
ずしもいえない場合がある。
そこで大型の自動二輪車等においてはエンジン
始動用セルモータが搭載されているので、これを
駆動源として利用することが考えられる。
バツク走行に必要な駆動力はエンジン始動時の
駆動力と比較して数分の一程度であるのでセルモ
ータを利用することは十分可能である。
しかしセルモータの出力はそのままバツク走行
に使うと、バツク車速がはやすぎるので減速の必
要があるが、これをギア減速による場合は、ギア
減速機自体が大型化する欠点が生じ、またエンジ
ンミツシヨン周辺のレイアウトの自由度が失われ
る。
本考案はかかる点に鑑みなされたもので、その
目的とする処は、セルモータの出力を電気的に制
御して車両を円滑に減速バツク走行させることが
できる後退装置を供する点にある。
問題点を解決するための手段および作用 本発明の構成を第1図に基づいて説明する。
セルモータAを有する車両においてBはスター
タクラツチであり、セルモータAの出力系がエン
ジン始動方向に回転する際に伝達作用を行うもの
である。
Cは車両後退の際に伝達作用を行うバツククラ
ツチであり、前記スタータクラツチBに並設され
るものである。
DはセルモータAへ給電を行うエンジン始動給
電回路である。
Eは上記セルモータAへ給電を行うバツク給電
回路である。
Fは同バツク給電回路Eに内蔵され始動時より
電流を減少させる制御回路である。
Gはバツク回路であり、始動時はエンジン始動
給電回路DからセルモータAへの給電に設定され
ており、後退時にはバツク給電回路Eからセルモ
ータAへの給電に切り替えるものである。
本発明は以上のような構成の下で、エンジン始
動時には、エンジン始動給電回路Dからセルモー
タAに給電がなされ、セルモータAの駆動はスタ
ータクラツチBを介してクランク側に伝達され
る。
またバツク走行時にはバツク回路Gがセルモー
タAへの給電をエンジン始動給電回路Dからバツ
ク給電回路Eへ切り替えられ、変速機のニユート
ラル時やクラツチレバーを握つた時等、バツク給
電回路EからセルモータAへ給電がなされるとと
もに、制御装置Fにより供給電力が制御され、減
速された状態でセルモータAの駆動がシヤフト側
に伝達される。
実施例 以下第2図以降に図示した本発明に係る実施例
について説明する。
第2図は自動二輪車に適用された本実施例のセ
ルモータによる機械的な伝達機構を示すものであ
る。
セルモータ1は後記する如く印加電圧の極性を
変えることで正逆回転可能な直流モータである。
同セルモータ1の出力系を構成する出力軸3の
先端にはスタータクラツチ4を内蔵したスタータ
ピニオン5が設けられ、同スタータピニオン5に
はクランク軸に固着されたドリブンギア6が噛合
している。
したがつてセルモータ1がエンジン始動方向
(第2図A方向)に回転し出力軸3が同方向に回
転したときは、スタータクラツチ4が摩擦により
スタータピニオン5と一体に回転し、よつてこれ
と噛合するドリブンギア6を回転してクランク軸
を強制的に回動し、エンジンを始動させる。
エンジンが起動した後はクランク軸、ドリブン
ギア6を介して伝えられる駆動はスタータクラツ
チ4が逃がされ、出力軸3には伝動されない。
前記出力軸3の途中にはバツクピニオン7が固
着されており、同バツクピニオン7に噛合してバ
ツククラツチ10を内蔵したドリブンギア9が設
けられている。
バツククラツチ10には、後車輪を駆動するド
ライブシヤフト8が取付けられている。
したがつてセルモータ1が逆方向(第2図B方
向)に回転し、出力軸3が同方向に回転したとき
は、バツクピニオン7がドリブンギア9を回転さ
せ、ドリブンギア9の回転は摩擦によりバツクク
ラツチ10を介してドライブシヤフト8を一体に
回転させ後車輪に伝達し車両を後退させることが
できる。
このとき出力軸3の回転はスタータクラツチ4
によつてクランク軸側には伝達されない。
以上のようにセルモータ1による出力系は、セ
ルモータ1の正回転でエンジンを始動させること
ができ、逆回転で車両を後退させることができる
ものである。
次にセルモータ1を駆動制御する回路について
第3図に基づいて説明する。
同回路は始動給電回路11、バツク給電回路1
2およびバツテリ13とから構成されている。
始動給電回路11においてスタータマグネチツ
クスイツチ14がその両接点を各々バツテリ13
とセルモータ1に接続されて介在し、同スイツチ
14の駆動コイル15は一端をバツテリ13に、
他端を接地されたスタータスイツチ16に接続さ
れている。
セルモータ1の一方の給電端子aは上記の如く
スタータマグネチツクスイツチ14に接続され、
他方の給電端子bはバツクリレー17のX,Y接
点に接続されている。
バツクリレー17のX接点の方は接地され、Y
接点の方はバツテリ13に接続されており、常時
はX接点の方がON状態にある。
一方バツク給電回路12においては、セルモー
タ1の給電端子aに給電スイツチ23を介してエ
ミツタ接地のパワートランジスタ20のコレクタ
端子が接続されており、同パワートランジスタ2
0のベース端子はチヨツパー回路21の出力端子
に接続されている。
なおチヨツパー回路21には前記バツクリレー
17のY接点から電力が供給されるようになつて
いる。
また前記バツクリレー17の駆動コイル18に
は一端を接地されたバツクスイツチ19が接続さ
れるとともに、駆動コイル18の他端はバツテリ
13に接続されている。
なお前記スタータスイツチ16の一接点とパワ
ートランジスタ20のベース端子とはダイオード
22を介して接続されている。
以上のような回路構成のもとで、スタータスイ
ツチ16がONされると、スタータマグネチツク
スイツチ14が短絡され、バツクリレー17はX
接点を短絡していることから電流はバツテリ1
3、スタータマグネチツクスイツチ14、セルモ
ータ1、バツクリレー17のX接点と流れ、セル
モータ1へはa端子からb端子へ電流が流れるこ
とからセルモータ1は正回転し前記出力系により
エンジン始動がなされる。
また駆動出力を切り離した状態で給電スイツチ
23がONしているときにバツクスイツチ19が
ONされると、バツクリレー17はY接点を短絡
し、チヨツパー回路21に電圧がかかることから
同チヨツパー回路21がパワートランジスタ20
を適当な間隔でON,OFFをさせることから電流
はバツテリ13、バツクリレー17のY接点、セ
ルモータ1、給電スイツチ23、パワートランジ
スタ20の順に断続的に流れる。
したがつてセルモータ1へはb端子からa端子
へ断続的に電流が流れることからセルモータ1は
適当な速度で逆回転する。
セルモータ1の速度制御はチヨツパー回路21
による駆動電流の断続回数の調整で可能である。
チヨツパー回路21のブロツク図を第4図に示
し、その波形図を第5図および第6図に示す。
まず無安定発振回路30によつて所定周期Tで
ON,OFFを繰り返す発振波形が形成され、次
いで単安定発振回路31により発振波形の立ち
下がりでハイレベルとし、一定時間M経過後ロー
レベルに戻る波形が形成される。
同信号のハイレベル状態で、パワートランジ
スタ駆動回路32がパワートランジスタ20を導
通状態とし、よつてセルモータ1を流れる電流波
形はようになる。
セルモータ1の回転速度は電流波形の平均電
流に対応するので、初段の無安定発振回路30に
おいて発振周期Tを変えること(図示されない可
変抵抗器の抵抗値を変えることで可能)により、
セルモータ1の回転速度を変化させることがで
き、したがつて車両の後退速度を制御することが
できる。
第5図に示す場合は以上のように初段の無安定
発振回路30において発振周期Tを変化させるよ
うにしたが、次の第6図に示す場合は、次段の単
安定発振回路31においてそのハイレベル状態の
時間Mを変えること(図示されない可変抵抗器の
抵抗値を変えることにより可能)により、電流波
形の平均電流を変化されるものである。
以上いずれの方法によつても車両の後退速度を
制御することができる。
なおダイオード22を介する回線はフエールセ
ーフ用であり、バツク走行時(第3図に示す状
態)に誤つてスタータスイツチ16をONしてし
まつたときにおいても、パワートランジスタ20
の動作を禁止して、バツテリ13の短絡を回避す
ることができるものである。
このようにセルモータ1に流れる電流を電子制
御することで速度制御を行うことにより、例えば
ギア減速法に比べ電力ロスが非常に小さなものと
なり、バツテリの放電寿命も長くすることができ
る。
また発熱も少ない為、高温による不具合も生じ
ない。
電子制御のためギア減速法や可変抵抗による速
度制御方法に比べ形状が小さくレイアウトの自由
度を増し、かつ無段階の最適制御が可能である。
なおダイオード22によるフエールセーフ回路
はスタータスイツチ16とバツクスイツチ19と
が同時に閉成しないように機械的に構成すること
でも可能である。
次に速度切換抵抗器40を備えたより簡易な構
造を有する制御回路を第7図に示す。
同回路は前記第3図に示すパワートランジスタ
20によるスイツチング回路部を、スタータスイ
ツチ16によつて駆動する切換リレー41の一方
の接点を介する速度切換抵抗器40に置き換えた
ものである。
後退時には、バツクスイツチ19がONされバ
ツテリ13、バツクリレー17、セルモータ1、
切換リレー41、速度切換抵抗器40の順に電流
が流れ、速度切換抵抗器40において選択された
抵抗の値によつてその電流値を変え、セルモータ
1の速度を制御するものである。
同実施例の場合、数百ワツトの大型抵抗器が要
求されコスト高となる点および余剰電力を抵抗器
に放出するため電力ロスが大きくまたバツテリの
放電その他抵抗器の発熱が大きい等の欠点がある
が構造は簡単である。
なお同実施例における欠点は前記実施例におい
ては解消されている。
発明の効果 本発明は車両後退時にセルモータにより適当な
速度に回転させてこれを車輪に伝達しているので
ギア減速法に比べ小型軽量であるだけでなく、セ
ルモータの始動および後退用動力源として用いて
いるので、この点からも小型軽量化が可能であ
る。
また任意の後退車速を自由に選択することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は本
発明に係る自動二輪車に適用された実施例におけ
るセルモータによる機械的な伝達機構を示す図、
第3図は同実施例における駆動制御回路を示す
図、第4図は同回路中のチヨツパー回路のブロツ
ク図、第5図および第6図は同チヨツパー回路に
よる信号および電流波形を示す図、第7図は別の
実施例における駆動制御回路を示す図である。 1…セルモータ、3…出力軸、4…スタータク
ラツチ、5…スタータピニオン、6…ドリブンギ
ア、7…バツクピニオン、8…ドライブシヤフ
ト、9…ドリブンギア、10…バツククラツチ、
11…始動給電回路、12…バツク給電回路、1
3…バツテリ、14…スタータマグネチツクスイ
ツチ、15…駆動コイル、16…スタータスイツ
チ、17…バツクリレー、18…駆動コイル、1
9…バツクスイツチ、20…パワートランジス
タ、21…チヨツパー回路、22…ダイオード、
23…給電スイツチ、30…無安定発振回路、3
1…単安定発振回路、32…パワートランジスタ
駆動回路、40…速度切換抵抗器、41…切換リ
レー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 セルモータを有する車両において、該セルモ
    ータの出力系がエンジン始動方向に回転する際に
    伝達作用を行うスタータクラツチと、車両後退の
    際に伝達作用を行うバツククラツチとを並設し、
    前記セルモータへ給電を行うエンジン始動給電回
    路と前記セルモータへ給電を行うバツク給電回路
    と、同バツク給電回路に内蔵され始動時より電流
    を減少させる制御回路と、始動時は前記エンジン
    始動給電回路から前記セルモータへの給電を設定
    し後退時には前記バツク給電回路から前記セルモ
    ータへの給電に切り替えるバツク回路とを有する
    ことを特徴とする自動二輪等の車両用後退装置。
JP60299114A 1985-12-28 1985-12-28 自動二輪車等の車両用後退装置 Granted JPS62157882A (ja)

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JP60299114A JPS62157882A (ja) 1985-12-28 1985-12-28 自動二輪車等の車両用後退装置

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JPS62157882A JPS62157882A (ja) 1987-07-13
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US5270623A (en) * 1989-09-26 1993-12-14 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Method of controlling speed of rotation of motor

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JPS62157882A (ja) 1987-07-13

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