JPH036502B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH036502B2
JPH036502B2 JP54137940A JP13794079A JPH036502B2 JP H036502 B2 JPH036502 B2 JP H036502B2 JP 54137940 A JP54137940 A JP 54137940A JP 13794079 A JP13794079 A JP 13794079A JP H036502 B2 JPH036502 B2 JP H036502B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copy
display
key
turned
microcomputer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP54137940A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5662260A (en
Inventor
Tsuneki Inuzuka
Koichi Murakami
Kenji Kurita
Hisashi Sakamaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP13794079A priority Critical patent/JPS5662260A/ja
Publication of JPS5662260A publication Critical patent/JPS5662260A/ja
Publication of JPH036502B2 publication Critical patent/JPH036502B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はプログラムメモリによる制御機能を有
する複写機等の像形成装置に関する。 従来、複写機においてプロセス処理に必要な作
動負荷をシーケンシヤルに作動制御するために半
導体で構成した制御回路が使用されているが、し
ばしばその制御回路が誤動作、破損して制御ミス
を生じることがある。とくに制御回路にコンピユ
ータを用いた場合、誤動作はシーケンス全体に及
ぼす影響が大であり、再起動が困難となる。 本発明は上述した従来例の欠点を除去したもの
で、記録材に像形成する手段と、像形成に係る情
報を表示するための表示手段(第10図表示器1
16)と、記録材を像形成部に給送する手段と、
上記像形成手段及び上記給送手段を作動制御する
ための制御プログラム及び上記表示手段の表示制
御のための制御プログラムを格納した読出し専用
の第1メモリ、像形成制御の為のデータを格納す
る読出し書込み可能な第2メモリ、上記プログラ
ムの実行に従つて上記表示手段により表示を行な
わせる為の繰り返しパルスを発生するパルス発生
手段(第23−11図のSUB DISP)、上記繰り
返しパルスを出力する出力部(第10図の出力ポ
ート031)を含み、上記プログラムの正常実行
時には上記出力部より上記表示手段へ上記繰り返
しパルスを出力し、上記プログラムの実行に従つ
て像形成の為の制御を行なうマイクロコンピユー
タ(第10図のCPU)と上記マイクロコンピユ
ータの上記出力部から上記表示手段へ出力される
上記パルスを検出する手段(第12図R178,
C109,Q129及びその他)と、上記検出手
段により所定時間パルスが検出されないと上記マ
イクロコンピユータの異常として上記マイクロコ
ンピユータを初期化する初期化手段(第12図Q
133,Q131及びその他)とを有し、上記マ
イクロコンピユータは上記初期化手段による初期
化に応答してプログラム実行を開始するとともに
上記第2メモリのデータをクリアし(第23−1
図)、更にパルス不検出によつて上記初期化手段
より上記マイクロコンピユータを初期化した後再
び上記パルスが上記検出手段により検出されない
と、上記初期化手段により再びマイクロコンピユ
ータを初期化させ、パルス不検出が続く間所定時
間間隔で繰り返し上記マイクロコンピユータを初
期化させることにより装置の誤動作を防止したこ
とを特徴とする像形成装置である。 本発明によつて、マイクロコンピユータに異常
が発生した場合、マイクロコンピユータの異常に
よる装置の誤動作を防止できる。またマイクロコ
ンピユータが初期化手段の初期化に応答して第2
メモリデータをクリアするので、マイクロコンピ
ユータの誤動作により第2メモリに誤つたデータ
がセツトされた場合にも、その誤データによる装
置の誤動作を防止できる。 又プログラム実行の異常によりマイクロコンピ
ユータを初期化した後、マイクロコンピユータが
正常状態に復帰せずにパルス検出されないと再び
マイクロコンピユータを初期化し、パルス不検出
の続く間初期化手段がマイクロコンピユータを繰
り返し初期化するので、一時的なマイクロコンピ
ユータの異常を確実に復帰できる。 しかも、本発明によれば、表示のための繰り返
しパルスをマイクロコンピユータの異常検知に利
用するので、マイクロコンピユータの異常検出専
用の繰り返しパルスを発生させる構成を設ける必
要がなく装置の構成を簡単にできる。 以下図面により実施例を説明する。 第1図は本発明を適用した複写機の斜視図であ
る。図中1はコピー済み用紙を収納するトレイ、
2は本体上カバー、3は本体後カバー、4は開閉
可能な本体上方ドア、5は原稿カバー、6は操作
カバー、7は右カバー、8は操作部パネル、9は
本体の大部分に電力供給する電源スイツチ、1
0,11は転写紙を格納した本体と着脱可能な上
段、下段カセツト、12は運搬用ハンドル、13
はキーカウンタ用ソケツト、14は開閉可能な前
ドアである。 第2図は第1図の操作部8の平面図である。図
中28,29は下段、上段カセツトを選択するた
めのキー、30はコピー濃度をセツトするための
スライドレバーで5の位置が標準濃度である。3
1はコピー数をセツトするための数値キー、32
はその数値をキヤンセルするためのクリアキー、
33はキー31によるセツト数のコピー完了前に
別の数のコピーを実行するための割込みキー、3
4はコピー開始を指令するためのコピーキー、3
5はセツト数の連続コピー中にコピー動作を中止
するためのストツプキーであり、これらのキーは
フラツトタイプのタツチセンサーを用いているの
で、操作が極めて容易となる。尚コピーキーは90
±50gr、その他のキーは120±50grの押圧でスイ
ツチ動作し押圧がなくなると復帰する。 15〜21は本体からの警告表示器で全て絵文
字で表示される。 15は紙送り点検表示器でコピー用紙が機内で
詰つたとき、原稿照明ランプが異常点灯したと
き、光学ミラーレール下のホールICから信号が
発生しなかつたときに点灯する。 16は紙/カツト補給表示器で選択されている
カセツト台にカセツトが入つていないとき、ある
いはそのカセツト台にセツトしているカセツト内
の紙がなくなつたとき点灯する。 17は補充液補給表示器で現像器内の現像液が
規定量以下になると点灯する。 18はトナー補給表示器で現像器内の現像液中
のトナー濃度が規定以下にもかかわらずトナー補
給がされなくなると(トナーボトルが空になつた
場合)点灯しはじめる。 19はキーカウンタ点検表示器でキーカウンタ
が本体のソケツトに挿入されていないとき点灯す
る。 20はウエイト/コピー中表示器でこの表示は
(1)電源スイツチを入れたとき、定着ヒータの温度
が規定値より低いと点滅して表示、(2)コピースタ
ートキーを押してから最終コピーの露光終了まで
点灯しているので、原稿交換のタイミングが容易
に判る。 22はコピー枚数セツト表示器でテンキーで希
望枚数をセツトすると、そのセツト枚数が7セグ
メントで表示される。一度に1〜99枚までセツト
できる。コピー終了後30秒経過すると、又はクリ
アキーをオンするとセツト枚数は、自動的に01に
もどる。 23はコピー枚数表示器でコピー動作が開始す
ると、コピーごとに、カウントが表示され、セツ
ト枚数と一致するまでの加算表示される。 21は割込み表示器で割込みキーを押したとき
点灯し、割込みコピー終了後消灯する。 24,25は上・下カセツトサイズ表示器で上
段、下段ともにセツトされているカセツト台のサ
イズを表示する。この表示で、上段、下段のカセ
ツトサイズが同時に判る。 26,27はキー28,29がオンした方(カ
セツト段)を表示する。 第3図は第1図の複写機の断面図であり、第1
図、第2図を参照しつつ、構造及び動作を説明す
る。 ドラム47の表示は、CdS光導電体を用いた三
層構成のシームレス感光体より成り、軸上に回動
可能に軸支され、コピーキーのオンにより作動す
るメインモータ71により矢印の方向に回転を開
始する。 ドラム47が所定角度回転すると、原稿台ガラ
ス54上に置かれた原稿は、第1走査ミラー44
と一体に構造された照明ランプ46で照射され、
その反射光は、第1走査ミラー44及び第2走査
ミラー53で走査される。第1走査ミラー44と
第2走査ミラー53は1:1/2の速比で動くこと
によりレンズ52の前方が光路長に常に一定に保
たれたまま原稿の走査が行なわれる。 上記の反射光像はレンズ52、第3ミラー55
を経た後、露光部で、ドラム47上に結像する。 ドラム47は、前露光ランプ50と前AC帯電
器51により同時除電されその後一次帯電器51
によりコロナ帯電(例えば+)される。その後ド
ラム47は前記露光部で、照明ランプ46により
照射された像がスリツト露光される。 それと同時に、AC又は一次と逆極性(例えば
−)のコロナ除電を除電器69で行ない、その後
更に全面露光ランプ68による表示的一露光によ
り、ドラム47上に高コントラストの静電潜像を
形成する。感光ドラム47上の静電潜像は、次に
現像器62の現像ローラ65により、液体現像さ
れたトナー像として可視化され、トナー像は前転
写帯電器61により転写易くされる。 上段カセツト10、もしくは下段カセツト11
内の転写紙は、給紙ローラ59により機内に送ら
れ、レジスタローラ60で正確なタイミングをと
つて、感光ドラム47方向に送られ、潜像先端と
紙の先端とを転写部で一致させることができる。 次いで、転写帯電器42とドラム47の間を転
写紙が通る間に転写紙上にドラム47上のトナー
像が転写される。 転写終了後、転写紙は分離ローラ43によりド
ラム47より分離され、搬送ローラ41に送ら
れ、熱板38と押えローラ40,41との間に導
かれて、加圧、加熱により定着され、その後排出
ローラ37により紙検出用ローラ36を介してト
レー1へ排出される。 また転写後のドラム47は回転続行しクリーニ
ングローラ48と弾性ブレード49で構成された
クリーニング装置で、その表面を清掃し、次サイ
クルへ進む。 上記コピーサイクルに先立つて実行するサイク
ルとして、電源スイツチ9の投入後ドラム47を
停止したままクリーニングブレード49に現像液
を注ぐステツプがある。以下プリウエツトと称
す。これはクリーニングブレード49付近に蓄積
しているトナーを流し出すとともに、ブレード4
9とドラム47の接触面に潤滑を与えるためであ
る。又プリウエツト時間(4秒)後ドラム47を
回転させ、前露光ランプ50や前AC除電器51
等によりドラム47の残留電荷や潜像を消去し、
ドラム表示をクリーニングローラ48、クリーニ
ングブレード49によりクリーニングするステツ
プがある。以下前回転と称す。これはドラム47
の感度を適正にするとともにクリーンな面に像形
成するためである。上記プリウエツトの時間、前
回転の時間(数)は種々の条件により自動的に変
化する(後述)。 又数キー31によりセツトされた数のコピーサ
イクルが終了した後のサイクルとして、ドラム4
7を数回転させAC帯電器69等によりドラムの
残留電荷や潜像を除去し、ドラム表面をクリーニ
ングするステツプがある。以下後回転と称す。こ
れはドラム47を静電的、物理的にクリーンにし
て放置するためである。 又装置において45はガラス54の端部に設け
た標準白色板で、この反射光が現像器内の現像ロ
ーラ65のバイアス電圧の設定に関与する。 67はドラム中央部の表面電位を測定するため
にドラムに近接して設けた表面電位計で、カゴ型
回転体を回転して得られる交流波形により電位検
出し、所定値に比べて帯電器51,69の放電電
流、現像ローラ65のバイアス電圧を最適設定す
るためのものである。回転体を回転するモータを
有する。 56は機内を冷却するためのプロアで、プロセ
スシーケンスとあいまつた制御作動をする。 57,58は上段、下段の各カセツトにおける
紙の有無を検出するためのランプとCdSである。 又図示しないが本体の上左ドア4と前ドア14
の両方が閉じることによりオンするドアスイツチ
が設けられ、そのオフにより電源スイツチ9のオ
フとしても遮断できない電源の1部もともに切
る。更に本体内部に残りの電源(中央制御部)も
全て遮断するためのサブスイツチを設ける。この
サブスイツチは複写機電源コードをオフイスのコ
ンセントから引抜いたときと同じ機能を有する。
本機はこのドアスイツチ、電源スイツチの動作状
態を信号として制御回路に読込み制御処理上の条
件とする特徴を有している。 第4図は第3図における駆動系の伝達ブロツク
図である。図中2桁番のものは第3図と同様であ
り、601〜603はメインモータからの動力を
伝達するシンクロベルト、604はドラム47上
にメインモータからの動力を伝達するギア、60
5は分離ローラ43に駆動伝達するギア、606
〜608はクラツチ、609,610は電源9投
入後常に回転している給紙ローラを紙上に上・下
させるソレノイドである。 メインモータ71が回転をはじめると、シンク
ロギアやシンクロベルトなどを介して、ドラム、
分離ローラ、搬送機構、そしてリフレツシユロー
ラを介して現像ローラを回動する。また現像ロー
ラは、メインモータの作動開始と同時に、トルク
モータで引上げられドラム表面に圧接する。 光学系は、前進クラツチCL−1又は後進クラ
ツチCL−2が作動したとき、メインモータから
の駆動が伝えられ、前進又は後進運動を行なう。 コピー用紙の機内への送込みは、給紙信号の発
生で、給紙ローラが下降して行なわれる。タイミ
ングクラツチCL−3はタイミングローラを駆動
させる。 このようにコピー動作に必要な駆動は1つのメ
インモータ71により行なわれる。他に現像ロー
ラ65を上・下させるトルクモータ(後述)、現
像器62の液を攪拌しブレード49、現像電極1
04へ液をくみ上げるモータがある。又先に排気
ブロアモータの他に定着器付近を冷却する吸気第
1フアンモータ、現像器付近を冷却する吸気第2
フアンモータを有し、ブロアと同期制御される。 第5図は第3図における電器制御系のブロツク
図である。図中701はコンセントに差込むプラ
グ、702は制御部へ安定な直流電圧を供給する
ための電源回路、703はメインモータ等の交流
(AC)負荷、704は負荷703を駆動するため
のアンプ等のACドライバ、705はクラツチ、
ソレノイド等の直流(DC)負荷、706はAC負
荷703及びDC負荷705のタイミング作動、
操作部8上の各表示器の点灯、自動制御系の作
動、自己診断の作動等を制御するための直流制御
部でありCPUとしてマイクロコンピユータを含
む、この706は操作部8のキーによる信号、状
態検出センサー(ホール素子、マイクロスイツチ
等)による信号707、表面電位制御部708か
らの特定信号を入力して以上の制御を行なう。 (シーケンス) 第6図、第7図は各シーケンスステツプのタイ
ムチヤートである。サブスイツチ(SW1)をオ
ンし、電源スイツチ9(SW2)をオンすると略
4秒間前記プリウエツト動作(PWET)を行な
う。つぎに1回転のドラム切期前回転(INTR)
を行なう。つぎに制御回転(CONTRN、1.2)
を経て、コピーキーをオンしない場合、後回転を
経て第4のスタンバイの状態(STBY1〜4)
に至る。 制御回転Nは、電位センサーでドラム1回転ご
とに明部VLと暗部VDの電位を交互に測定し制御
する表面電位制御回路の働きで、ドラム表面の電
位を目標値に近づけるためのドラム回転である。
最大3回転まで制御回転Nは行なわれる。 制御回転1(CR1)は、ドラム0.6回転のみで
この間に明部と暗部の両電位の制御を一度だけ行
なう。 制御回転2(CR2)は、コピー開始直前に原稿
照明ランプからの標準光量で明部電位を測定し、
現像ローラへのバイアス値を決定するためのもの
である。コピー開始の場合、かならず制御回転2
は実行される。ただし、コピー信号がでていない
ときは、この制御回転2はただの空回転となる。 後回転(LSTR)は、コピー終了後、さらにド
ラムを1.12回転させ、この間に、AC帯電器、前
露光ランプ、ブランク露光ランプ、全面露光ラン
プを作動させてドラム表面を静電的にクリーニン
グする。 LSTR中は、AC帯電器の電流を約100μA(通常
200μA)に下げ、ドラム表面がマイナスになり過
ぎるのを防いでいる。 LSTRを1.12回転している理由は、プラス帯電
器51とAC帯電器69の間はほかの部分よりも
プラス電位が高いので、二度除電して、除電ムラ
をなくすためである。 STBY1〜4はLSTR終了後、ドラムが停止し
スタンバイ状態となつていることを示す。マイク
ロコンピユータの制御により時間の経過ととも
に、スタンバイはSTBY1−STBY4まで変化
していく(各30秒以内、それ以後30分以内、それ
以後5時間以内、5時間以上)。コピースタート
キーを押したときのSTBYがどの状態にあるか
によつて、スタートシーケンスがそれぞれ異なつ
てくる。 コピースタートキーがオンのとき(第7図)
SCFWは前進モードである。ここにおいて原稿照
明ランプを点灯させ、感光ドラムの周速と同期し
て、原稿光像ミラー、レンズを介して投影する。
又SCFW中に光学レール上のホールICによつて、
コピー用紙の動きを前述の如く制御する。反転信
号は、搬送タイミング信号発生後のクロツクパル
スを加算して、カセツトサイズに応じてマイクロ
コンピユータCPUから出される。 SCRVは後進モードで、略前進の倍速で光学系
が停止位置にもどる。続けてコピーする場合は、
後進モード中における給紙制御のためのホール素
子からの信号で原稿照明ランプを再点灯する。 最終コピーで、光学ミラーがホームポジシヨン
にもどつてからLSTRに入るまでに16クロツク
(40mesc)の期間を設けている。これは、コピー
用紙の後端まで確実に転写を保証するためであ
る。16クロツク終了後、LSTRにむかいAC帯電
器は弱ACに、そのほかの帯電器はオフ、そして
現像ローラが下降し、ドラム表面は静電的にクリ
ーニングされる。 上記各プロセスモードにおけるコピースタート
キーのオンについて、 第6図中、プロセスモードのときはコピース
タートキーをどの時点に押してもかならず制御回
転2(CR2)までの全てのタイムモードを実行
した後、光学系がスタートする。表面電位制御
は、VL、VDに関してともに4回実行し、そして
制御回転2(CR2)で現像ローラバイアスを決
定する。 モードのときの制御回転2(CR2)中にコ
ピースタートキーを押すと再びCR2に移行し、
現像ローラバイアスを決定して光学系はスタート
する。 モードは後回転(LSTR)中にコピースター
トキーを押した場合、LSTRは完遂される。
INTRの192クロツク(1.13回転)を実行しCR2
に移行する。この理由は、現像ローラのドラム表
面への圧接時間と全面露光ランプの点灯安定時間
をかせぐためである。 モードのときスタートキーをオンするとすぐ
に前回転(と同じINTR)に入る。前回のコピ
ー終了から30秒以内なので、電位制御は前回の制
御値で実行され、とくにこの間は、修正制御はし
ない。ただしCR2は実行される。 モードのときスタートキーをオンすると、
170クロツクのINTRを介してCR1,CR2を実行し
つまり全2回転してスタートする。表面電位制御
つまりVL、VDを検知して修正制御することが一
度実行される。 モードのときスタートキーをオンすると、3
回転してスタートする。前回のコピー終了からら
なり経過しているので、表面電位制御がVL、VD
に関してともに二度実行される。 モードはケースと同じ。 モードはコピー中にジヤム発生でカバーを開
いた場合(MS1,2オフ)やスタンバイ時に電
源スイツチSW2をオフした場合、つぎに電源スイ
ツチほを5時間以内にオンすると、のような三
回転をする。そしてCR1までにコピースタートキ
ーを押せば、CR2の後にコピー動作がはじまり、
押していなければ、CR2ののちLSTRからSTBY
となる。 モードは5時間以上経過してSW2やMS1,
2をオンした場合で、ケースと同じ。コピース
タートキーを押さなければ、CR2ののちLSTRか
らSTBYとなる。 ケースにてCR2以前に電源スイツチSW2をオ
フにし、再びSWを入れた場合は、PRE−WET
からシーケンスははじまる。またLSTR以降に
SW2をオフオンした場合は、ケース又はの
どちらかのシーケンスとなる。 又コピーサイクル中に電源スイツチをオフした
場合、すぐにLSTRに移りLSTR終了後、ドラム
は停止する。 30秒、30分、5時間の時間測定は、スタンバ
イ、電源スイツチオフに関係なく、ドラムの回転
停止から行なう。これはサブスイツチをオフシな
い限り、コンピユータプログラムによる長時間タ
イマの機能により行なう。上記制御はスタートキ
ー、電源スイツチが再起したときのタイマ経過時
間に応じて行なう。 モードは最終コピーの光学ミラー前進時の
PF(給紙位置検出信号)から後進中のPF′(原稿照
明ランプ点灯信号)までの間にコピースタートキ
ーを押した場合。 光学ミラー後進中のPF′(原稿照明ランプ点灯
信号)で照明ランプが点灯し、光学ミラーが停止
位置にもどつてすぐにつぎのコピーサイクルがは
じまる。連続コピーと同じ状態となる。 モードは最終コピーの光学ミラー後進中の
PF′を過ぎてから停止位置にもどるまでの間にコ
ピースタートキーを押した場合。 すでにPF′(原稿照明ランプ点灯信号)が過ぎ
ているので、光学ミラーが停止位置にもどつた
後、17クロツクカウントし、この間に原稿照明ラ
ンプを点灯させて、つぎのコピーサイクルがはじ
まる。 モードは16クロツクの間でコピースタートキ
ーをオンした場合で、すぐモードと同様に行な
う。 モード以前(最終コピーの)スタートキー、
数値キーをオンしても第10図のCPUは受付け
ない。 尚最終コピーのときPF′信号としては発生しな
い。 (プロセスタイミング) 第8図、第9図は装置の各作動負荷の作動タイ
ミング図である。前者はメインスイツチ(電源ス
イツチ)オン後コピーキーをオンしない場合、後
者はコピーキーをオンした場合のタイミング図で
ある。 図中DRMDはメインモータを駆動するための
信号、HVDCは1次DC帯電器51及び前AC帯
電器50−2、他帯電器61,42に電圧供給す
る高圧トランスを通電する信号、HVACは同時
AC帯電器69に電圧供給するトランスを通電す
る信号、BLWDは機内を冷却するためのブロア
F1(56)、フアンF2及び現像冷却フアンF
3を駆動する信号、DVLDは現像液をくみ上げ
攪拌するモータの駆動信号、RLUDは現像ロー
ラ65を昇降する信号、TSEはATR(トナー自
動補給装置)を作動させるための信号で液濃度検
出ランプをオンする。DVLBは現像ローラ65、
電極にバイアス電圧を印加するための信号、ホー
ル素子HAL2からの給紙位置検出信号、RGは
HAL3からのレジスト位置検出信号、OHPは
HAL1からの光学系停止位置検出信号、FWCD
は前進クラツチのオン信号、RVCDは後進クラ
ツチのオン信号、PFSDは給紙ソレノイド作動信
号、RGCDはレジスタクラツチ作動信号、IEXP
は原稿露光ランプオン信号、SEXPはランプ46
を標準光量にセツトする信号、BEXPはブランク
ランプ70−0〜5のオン信号、STBMは標準
ブランクランプ70−1のみを消灯する信号でこ
れはドラムの暗部表面電位VDを検出するタイミ
ングとなるVL1、VD、VL2は電位測定信号、ISP
は電位安定制御のためのチヤージ51,69をイ
ニシヤル電圧にセツトするためのパルス信号、
SMDは表面電位計のロータを回転させる信号で
ある。 図中の数値はメインモータの回転により発生す
るドラムパルスCLの数である。各負荷の作動オ
ンオフはその動作変化点から変化点までのパルス
数を第10図のCPUのROMに格納しているので
CLをCPUによりその数だけカウントして行な
う。 又全面露光ランプFL1(68)、前露光ランプ
FL2(50−1)、シヤープカツトランプLA9
01(70−0)、ブランクランプLA906(7
0−5)(Bサイズのとき)はメインモータの駆
動信号に同期して作動される。 高圧ACトランスはLSTRのときプロセス中の
略半分に出力低下される。又ブランクランプLA
906(Aサイズのとき)、残りのブランクラン
プLA903〜5(70−2〜70−4)が
BEXP信号と動作タイミングが対応する。各部の
動作はタイムチヤートにより明らかなので説明は
省略する。尚O1〜Ooの記号は、その信号が第1
0図のCPUの該当ポートから出力されることを
示す。 (制御回路) 第10図はDCコントローラの回路図である。
図中111は入力端子I1〜I6への入力信号を読込
んで論理解読、演算処理して、出力端子O1〜O36
から所定の信号(タイミング作動信号、表示信
号)を出力する中央処理部CPUで、例えばコン
ピユータの1チツプ半導体素子からなる。112
は操作部のキー動作、ホール素子等の検出動作に
よる信号を入力ポートI1〜I4に入力せしめるため
のマトリクス回路、115はマトリクス回路11
2における入力条件の内1つを入力ポートに入力
せしめるためのプローブ信号(走査信号)を出力
するデコーダで、出力ポートO13〜O16からの信
号をデコードして出力する。113はメインモー
タの回転(ドラム回転)に応じて一連のパルスを
発生する発生器で、各作動負荷の駆動タイミング
等を決めるべくパルスをCPUに入力する。11
4は紙検出ローラ36により作動する検出スイツ
チで、ジヤム検出すべく作動信号をCPU111
に入力する。116は7セグメントの数値表示器
で、セグメントLED、各桁を作動すべく表示デ
コーダ117に接続される。117は出力ポート
O17〜O20に接続され表示器116のセグメント
の1つを選択し、走査信号a〜dの1つに対応し
て点灯させる。信号a〜dはa→dの出力をくり
返すパルスで表示器をダイナミツク点灯させる。
尚表示器116は出力ポートO31〜O33によりリ
セツト等がなされる。 118はCPU111の動作を鑑視するもので
異常のときCPUの電源を一度オフして再度自動
的に投入させる自動復帰回路である。119は操
作部上のウエイト等の警告マークを表示する表示
器で出力ポートO24〜O29からの出力で作動する。
120は原稿ランプの調光及び立上り補正を行なう
回路、121は定着ヒータの作動、温調回路、1
22、123はカセツトサイズ検出回路とそのデ
コーダ、124はサイズ表示器、125はフア
ン、ブロア作動回路、126はメインモータ作動
回路、127は原稿ランプ点灯回路、128はカ
セツト段選択回路、129は現像ローラ昇降回
路、130は給紙、レジスタ作動回路、131は
前進、後進作動回路、132は前、全面露光ラン
プ点灯回路、133は電圧AC回路、134,1
35は各入力、出力バツフア群である。 本機においては、表示器116でキー入力に応
じた数やサイズを表示するとともにプロセス中に
応じてその表示を変化又は保持させ、表示器11
9で機械の状態の警告やその解除又は保持させ、
又第8図、第9図の如きオンオフのタイミング動
作をキー入力によるデータと基本タイミングパル
スとで実行させ、さらに118,120,121
等で種々の安全制御、補償制御を実行させるが、
その回路形態は本例に限つて可能となるものでは
なく、種々の変形例がある。 中央処理部111として周知のマイクロコンピ
ユータを用いた場合、その内部は一般にROM、
RAM、INPUT、OUTPUT、MPUを有する。
例えばT.I社製TMS1200、日電社製μCOM43、日
立社製HMCS45がある。ROMはキーの入力読込
み、表示シーケンス、プロセス作動シーケンスの
内容を予めコードで順に組立てられ記憶されてい
るメモリで、例えば実行例を示す第23−1図〜
第23−18図のフローチヤートのプログラム
を、2進コードのマイクロプログラム方式で記憶
している。RAMはプログラムメモリ自身が有す
るデータや、複写設定数、複写枚数、カセツト段
等の入力データを格納するデータメモリ、
INPUTはキー信号、検出信号を入力するポー
ト、OUTPUTは出力信号をラツチする出力ポー
ト、MPUは入力ポートからのデータ、出力ポー
トへのデータを一時格納するアキユムレータの機
能や、ROM、RAM、入出力ポートからのデー
タを演算、論理判断するALUの機能を有する処
理部である ここに、入力データはROMのプログラムの実
行に従つて入力処理され特定のステツプにより
ACCに組込まれて論理判断され次のステツプへ
進み、複写作動負荷を制御するものである。 (電源回路) 第11図は第5図における電源回路である。
15VACはトランスT1で変圧のみ行つた交流の
15Vを出力する。この電源は、DCコントローラ
内で10VDCに変換され、マイクロコンピユータ
の電源に使用され、サブスイツチSW1のオフ又
は電源プラグP1を抜かない限り常時供給する。
+24VDCは変圧、整流後安全に安定化された直
流の24Vで、電源スイツチSW2(第1図の電源
スイツチ9)のオフで供給が断たれる。 +5VDCは変圧、整流後完全に安定化された直
流の5VでありQ704の入力信号を+24VDCから受
けているため電源スイツチSW2のオフで供給が
断たれる。 U32Vは安定化回路を通さないで、変圧、整流
のみ行われたリツプルの多い直流の32Vで、電源
スイツチをオフにしただけでは供給は断たれな
い。 UH24Vは変圧、整流後簡単な安定化回路を通
した直流の24Vで若干のリツプル(+5%程度の
電圧変動)がある。電源スイツチオフで+
24VDCの供給が断たれてもPHLD(DRMD)が
1であれば供給を続け、PHLDが0になつてはじ
めて供給が断たれる。 13VACはトランスT2で変圧のみ行つた交流
の13Vで電源スイツチをオフにしただけではオフ
しない。 D701〜704は全波整流器、C701〜7
03は平滑コンデンサ、Q701〜708は周知
の安定化回路を構成する素子、LED701〜7
03は出力状態、PHLDをモニタする発光ダイオ
ードである。PHLD信号は、ドラム駆動信号
DRMDと同期して発生する信号で、DRMDが1
のときはPHLDも1となる。これは、後回転中等
に電源スイツチSW2をオフにした場合でも、
UH24V電源により完全に後回転が終了するまで
ドラムを回転させるためである。 (自己診断回路) 第12図はCPUの作動状態をチエツクする診
断回路である。 図中Q133はポート2への入力1で時限動作
を開始しその時限の間ポート3からレベル1を出
力するタイマ、Q130はタイマ出力によりオン
するトランジスタ、Q131は+10Vのコンピユ
ータ電源をオフするトランジスタ、Q134は+
10Vの入力ラインをシヨートするサイリスタであ
る。 通常はパルス信号OSCがCPUからくり返し出
力されているのでトランジスタQ129がオンし
てタイマの動作をさせない。そのパルスがとだえ
ると、Q129がオフして時限動作を開始しQ1
31により+10Vのラインをオフする。このオフ
後タイムアツプすると再びQ131はオンする。
サイリスタQ134は+10Vが過大になつたとき
ゼナダイオードZD109を介してオンして出力
を遮断するものである。 シーケンス及びCPUの自己診断につき第12
図、第23−10図を参照して詳述する。 第23−10図は、第23−1図〜第23−9
図のメインフローチヤートにおけるループ中(例
えば23−1図の1,2,3や9等の判断ステツ
プ)に挿入されているサブルーチンAである。こ
のサブルーチンAにより第14図のマトリクス回
路におけるキーオンや入力信号を検知したり、表
示の制御等を行う。そして、サブルーチンAは、
割込みに係るデータの交換を行なうためのルーチ
ンSUB EXC(第23−11図)、スタートキーに
係るコピー条件判別のためのルーチンSUB
COPY(第23−14図及び第23−15図)、キ
ー入力の読み込みのためのルーチンSUB KEY
(第23−13図)、紙カセツトのチエツクのため
のルーチンSUB PC(第23−12図)を順次実
行させる。このために4進カウンタCNTを内部
に設け、サブルーチンAを実行する毎にこれを+
1としてサブルーチンAに設けられている各サブ
ルーチンを順次実行し、4回後は初めからくり返
す。 又、第23−10図のサブルーチンAには、
CPUの自己診断用パルスを発生するためのステ
ツプが設けられている。 第23−10図のサブルーチンAにおいて、サ
ブルーチンSUB EXC、SUB COPY、SUB
KYE、SUB PCのいずれかを実行するとバイパ
スFlagがセツトされているか否かを判断し、バ
イパスFlagがセツトされていなければ、切換フ
ラグのセツト又はリセツトに応じて出力ポート
O36のリセツト又はセツトを実行する。即ち、切
換フラグがセツトされている場合には出力ポート
O36をリセツトし切換フラグをリセツトする。又
は、切換フラグがリセツトされている場合には出
力ポートO36をセツトし切換フラグをセツトす
る。バイパスFlagは、自己診断用パルスを発振
させるときリセツト、パルス発振を停止させると
きにセツトされるフラグであり、このバイパス
Flagがセツトされていないと出力ポートO36のセ
ツトとリセツトが1回サブルーチンAを通過する
毎に交互に実行され、自己診断用パルスの発振が
行われる。 又、バイパスFlagはバイパスタイマのタイマ
時間の経過(異常検出)によりセツトされる。バ
イパスタイマは、サブルーチンAが挿入されたメ
インフローチヤート中の判断ステツプ(判別ルー
チン)を予定回以上実行するのに相当する時間を
計数するタイマであり、CPUに電源投入後に初
めてサブルーチンAに突入する際に作動されるタ
イマである。そして、バイパスタイマはタイマ動
作の作動後、タイマ時間が経過するまでにサブル
ーチンAを実行するとタイマリセツトされる。従
つて、バイパスタイマのタイマ時間内にサブルー
チンAをくり返し実行し終えると、バイパスタイ
マはリセツトされるので、バイパスフラグはセツ
トされない。 尚、バイパスFlagはCPUへの電源投入後に初
めてサブルーチンAに突入する際にリセツトされ
る。又、バイパスタイマのタイマ時間内にサブル
ーチンAが実行されないと、バイパスタイマのタ
イマ時間経過(異常検出)によりバイパスFlag
がセツトされ、これにより出力ポートO36からの
自己診断用パルスが停まり異常検出信号を出力す
る。 切換フラグはルーチンAを実行する毎にセツ
ト、リセツトをくり返して、出力ポートO36から
パルスを発振的に出力するためのものである。出
力ポートO36からのパルスは10〜100msecに1回
1、0を反転する。判別ルーチンを正常時間で通
過するときはバイパスフラグがリセツトのままな
ので発振パルスは停止しない。その時間を越える
とパルスは停止し第12図の回路のタイマQ13
3をセツトして電源ライン+10Vを遮断する。正
常なルーチンの通過は、例えば給紙信号PF、レ
ジスト信号RGを光学系前進開始後、所定時間内
に検知できたときのことである。 第12図中Q128はポートO36からのパルス
発振時オンして、コデンサ109を充電しない
が、パルス停止すると充電され、ゼナーZD10
5の電位に達するとQ129をオンする。そうす
るとQ129はタイマQ133のターミナル2に
0働電位を付与する。従つてタイマQ133はネ
ガテイトプリトリガされR190、C113の時
定数で決まる時間T1分、ターミナル3から1を
出力する。トランジスタQ131は全波整流器1
26で整流されC116で平滑された電圧約16V
がブレーカCB101を介して印加される。回路
の動作タイミングを第20図に示す。Q131の
ベースはツエナダイオードZD106に接続され
約10.5Vとなつている。従つてQ131は+10V
の安定直流電圧を出力する。 前記Q130はZD106と並列に接続されて
いるためイマQ133の3端子から1が出力され
るとQ130がオン状態になつてQ131はオフ
となり+10V電流はOVとなる。T1後Q133の
出力が0となるとQ130がオフし、よつて
Q131がオンとなり再びT1後CPUに+10Vが投入
される。 即ちマイクロコンピユータの出力端子O36から
の発振出力が発振停止すると、T1の時間だけマ
イクロコンピユータの電源がオフT1後再び電源
オンされマイコンがリセツトされることになる。
尚マイクロコンピユータは電源立上がり時にプロ
グラムを初期番地から実行する(第23−1図)。
それによつてRAM内容をクリアするだけなので
ジヤム解除の如き動作させずに再コピー可能とな
る。尚この場合RAMの内容をクリリアせずに第
23−1図のステツプ3からフローを実行するよ
うにプログラムしておけば、自動的に再コピーが
できる。 更に、マイクロコンピユータCPUのプログラ
ムシーケンスあるいは複写機自体のシーケンスが
破壊されると上記の如くCPUがリセツトされて
も又電源オフされ、リセツトオフをくり返す。従
つて出力ポートO36から発振パルスが出力されな
い。そして約2×T1の時間間隔で+10Vのオン
オフをくり返す。そのためCPUにより点灯させ
ている各種の表示器が同一周期で点滅をくり返し
異常状態をオペレータに知らせる。 尚図に示すマイコン用電源回路においては更に
次の機能も有している。まずQ131のエミツタ
即ち+10V出力が何らかの原因で電圧が上昇して
ZD109のツエナー電圧約11Vを超えるSCRの
Q134が導通状態となる。従つてD126から
の直流電流がCB101、R102を介して増加
し、ブレーカCB101を開放にする。よつて過
電圧印加に対する保護機能を有する。 またブリツジダイオードD126からの整流電
圧がC116で平滑されるので、電源投入時、C
116に印加される電圧は立上がりが遅い。従つ
てQ131のエミツタ電圧(+10V)の立上がり
時間は通常遅くなつてしまう。よつてマイクロコ
ンピユータの誤動作につながりかねない。この立
上がり時間を早くするため、まずR192を介し
てくる電圧をツエナーダイオードZD107,R
187を介してエミツタ接地のNPNトランジス
タQ132のベースに印加させる。Q132は
ZD107で決まる約8Vの電圧迄上昇しないとオ
ン状態にならないようにしている。Q132がオ
フ状態の時は、前記トランジスタQ130のベー
スR185,R186を介してR192に接続さ
れる。これにより、R192を介して2V程度の
電圧がQ130のベースに印加された程度でQ1
30はオン状態となるのでQ131はオフ状態と
なる。この状態はQ132がオンする迄続く。従
つて、整流電圧が約8V程度に上昇した後+10V
電源は8V程度迄上昇する。 尚本例にて異常時にポートO36から発振オンさ
せたり、レベル1を出力したりしてタイマ−Q1
33をトリガさせることも可能である。 又、CPUへの+10Vが何らかの原因で電圧低下
したときラツチアツプを生じ電源リセツトできな
い場合がある。これに対しては、第12図のA回
路を第13図のものと置換することによつてリセ
ツトできる。 又、表示器20,22の桁セレクトするために
CPUから出力されるスキヤン信号のシリアルパ
ルスを第12図のOSCとして入力し、CY109
のキヤパシタをそのパルス間隔に応じてセツトす
ることで、O36を用いずCPUチエツクができる。
同様にキーエントリのために出力されるO13
O16のいずれかのパルスがOSCとして入力するこ
とによつても、それができる。 (入力回路) 第14図はタツチキー、入力信号をCPUにと
り込むためのマトリクス回路(マルチプレクサ)
である。 図中0〜9は数値キーの接点、C、STOP、
I/B、COPY、UP、LOW、は各クリアキー、
ストツプキー、割込みキー、コピーキー、カセツ
ト上段指定キー、カセツト下段指定キーの接点で
あり、キーのオンにより閉じる。CP1〜CP4は
制御基板上に設けたスイツチでここをアースする
ことにより遅延滞留のジヤム検出動作をさせない
(CP1)、ウエイト時間の解除(CP2)、表面電
位の測定のためドラム回転を限りなく回転する
(CP3)、マルチコピー(無限なく回転する(CP
3)、マルチコピー(無限回)をさせる(CP4)。
SC、SL、SRはカセツトの挿着により作動するマ
イクロスイツチからの信号(第16図)、PCEM
はそのカセツトの紙なし検知信号、PWSA,
PWSBは各メインスイツチ、ドアスイツチのオ
ンによる信号(第15図)、TEMP、FLW、
KCTは各定着可能温度、液なし、キーカウンタ
はずれの検知信号、EXP、JAM、TNは各原稿
照明ランプオン、ジヤム検出、トナー低濃度検出
信号、RG、PF、OHPはレジスト信号、給紙信
号、光学系の停止位置信号である。 〜はブロープデコーダ115(第10図)
からのブロプ出力端端子に対応する。I1〜I4
CPUの入力ポートに対応する。 151〜160はアンドゲートである。 デコーダ内の〜からは、数キロヘルツの発
振信号が各々タイミングの重なることなく出力さ
れている。 例えばから1が出力されているときにI4に1
が送られてくるとテンキーの□3が押されたことに
なる。 この要領で、入力信号をマイクロコンピユータ
が読取り、演算、記憶、制御が行われる。 (セグメント表示器) 第17図、第18図はコピーセツト数、コピー
済数を表示する7セグメントのLED表示器であ
る。図中LED603,604,601,602
は順にコピー数の2桁目、1桁目、セツト数の2
桁目、1桁目の7セグメント表示器、これは第1
8図の如くa〜gのセグメントを有し〜の信
号源に接続される。第17図のa〜dは各桁を選
択するプローブ信号源に接続される。 例えばセツト枚数表示のLED602(1の位)
の場合、aから1が出力されているときに、第1
8図の、、が0になると、7セグメント内
にLEDa,b,cが点灯し、数字の7を表示す
る。 第17図のa〜dからは数キロヘルツの発振信
号がa〜dのパルスタイミングの重なることなく
出力される。 これと同期して〜信号が出力される。従つ
て非常に早く各桁が点滅するので常時点灯してい
るように見える。 この表示器は数値キー、スタートキー、割込み
キー等に応答して表示動作を行う。 (入力操作) 第1図の電源スイツチ9を入れる。このとき定
着ヒータの温度が規定値(175℃)以下の場合、
ウエイト/コピー中表示が点滅する。原稿台カバ
ー5を上げ、原稿面を下にしてガラス上に置き、
サイズ指標に合わせる。 カセツト選択キー28,29で、使用するカセ
ツトの入つている台(上段か下段か)を選択す
る。 尚電源スイツチ9をオフにし、次にオンすると
カセツト台は自動的に下段が選択される。最も多
く使用するカセツトを下段にセツトしておくと便
利である。 原稿に応じて、コピー濃度レバーを合わせる
(標準は5、濃くしたいときは各9、1)。 必要なコピー枚数(1〜99枚)をテンキー31
で設定し、カセツト枚数表示器20で確認して、
スタートキーをオンする。 尚テンキーを押しても設定できない場合、ある
いはセツト枚数を誤つた場合は、クリアキーを押
し、もう一度設定する。01,00を表示する。 コピー開始後、原稿照明ランプが点灯してから
最終コピーの光学系が反転するまでの間、クリア
キー、テンキー、上・下段カセツト選択キーを押
しても、それぞれ変更することはできない。 コピー途中にカセツト中の紙なし表示が点灯し
て、コピー動作が停止した場合、コピー用紙をセ
ツトして再びカセツトを本体にセツトした後、コ
ピースタートキーを押すと、残りの枚数が自動的
にコピーされる。尚、この場合スタートキーオン
することなくカセツトセツトの検知により、自動
的に上記の如くコピースタートすることも可能で
ある。 連続コピー中に、コピー動作を止めたい場合、
コピーストツプキー35、割込みキー33を押す
と、その時点のコピー動作を終えてから停止す
る。ストツプキーの場合のコピー枚数表示は、そ
のときコピーした枚数を示して止まる。 次にコピースタートキーを押すと、コピー枚数
表示は00からはじまり、設定枚数だけ自動的にコ
ピーされる。 テンキーを押して希望枚数を設定後、約30秒放
置したた場合、あるいはコピーが終了(ドラム停
止)してから約30秒放置した場合はセツトコピー
枚数表示はそれぞれ01,00にクリアされる。 割込みコピーの場合は前述の如き動作、表示を
行う。割込みキーによりそのときのコピー数、セ
ツト数及びカセツト段はCPUにおけるメモリ
RAMに納められる。従つて下段表示器27が点
灯する。コピー中断中に、原稿台カバーをあけて
原稿を取換えて割込みセツト数をテンキーにより
設定するとともに、カセツトキーにより所望カセ
ツトサイズ(段)を設定する。それにより、選択
された段及びその段にあるカセツトサイズを表示
する。所定割込み数のコピーが終了すると前述の
如く自動的に表示器の表示内容をメモリRAMに
退避させた内容にする。又カセツトサイズ表示器
も元の段サイズを表示する。 連続コピー中にコピー動作を止めたい場合、コ
ピーストツプキーを押すと、その時点のコピー動
作を終えてから停止し、光学系が反転時、又は反
転時以降のときは瞬時にセツトコピー枚数表示、
サイズ表示、段表示は割込み前の表示に復帰す
る。割込みコピー中に割込みキーを押しても関係
ない。セツトコピー枚数表示が復帰した後で、 ●割込みキーを押せば、再び割込みコピーが可能
である。 ●クリアキーを押せば、01,00にクリアされる。 ●コピーストツプキーを押せば、セツトコピー枚
数表示は変化しないが、コピースタートキーを
押すと、コピー枚数表示は00からスタートす
る。 第19図は基本クロツク発生基であり、信号
CLを発生する。 電源スイツチがオンのときは、+24Vが供給さ
れているのでLEDは常時点灯している。このと
き、フオトトランジスタPTrがオンしてトランジ
スタTrがオン出力OUTPUTが0となる。 又図中部のスリツトに遮光板が来るとLED
の光がさえぎられるため出力は1となる。メイン
モータの回転と同期して遮光板の回転により出力
1、0をくり返す(88クロツク/秒)。 第16図はカセツトと表示部との関係を示す図
である。 操作部の上段カセツト選択キーを押した場合、
DCコントローラからCCS1の信号が出て、LED
629を点灯(上段選択表示)、又下段カセツト
選択キーを押すと、CSS0によりLED630を
点灯(下段選択表示)する。もしこのとき、カセ
ツトが挿入されていないと、カセツト台のマイク
ロスイツチはアクチユエイトされないので、上段
であれば、MS901 1、MS903 1、MS
904 1となるため、DCコントローラから
PCEL1の信号が出てLED634を点灯(紙/カ
セツト補給表示)する。 カセツトが完全でないときMS902が作動し
ないので同じ点灯をする。 又指定されたカセツトに紙がないときもCdS5
8の回路からPCELが1となつてLED634を点
灯する。B4カセツトが挿入された場合、MS90
1とMS903がアクチユエイトされるため、
MS901 0、MS903 0、MS904 1
となる。 このとき、DCコントローラのB4ポートに1が
出力されるのでLED607、LED608が点灯
する。 第15図は電源スイツチオン信号PWSA、ド
アスイツチオン信号PWSBをCPUに入力するた
めの回路で、各+24Vライン、U32Vラインに接
続される。+24VはZD111にU32VはZD110
に接続され、分割抵抗を介してトランジスタQ1
35,Q136のベースに入力される。これによ
り、+24Vラインに電源供給されているとQ13
5がオンとなり、PWSAが0Vとなる。又U32V
ラインに電源供給されているQ136がオンとな
り、PWSBが0Vとなる。 そして、ドアスイツチのオフにより+24Vと
U32Vの供給が停止すると、Q135とQ136
がオフとなり、PWSAとPWSBが+10V(ハイレ
ベル)となる。又、電源スイツチのオフにより+
24Vの供給が停止すると、Q135がオフとな
り、PWSAがハイレベルとなる。 従つて、ドアスイツチと電源スイツチの状態に
よりPWSA、PWSBのレベルが変化し、このス
イツチの状態信号PWSA、PWSBは第14図の
マトリクス回路を介してCPUに入力される。そ
して、この状態信号PWSA、PWSBにより表示
をオールドしたりする。 (フローチヤート) 第22図、第23−1図〜第23−18図は第
10図のCPU111の制御動作を示したフロー
チヤートである。 第22図は、制御動作の概略フローチヤートで
ある。 第23−1図〜第23−7図は、メインフロー
チヤートであり、第23−6図はメインフローに
おける後回転ルーチン、第23−7図はメインフ
ローにおけるスタンバイルーチンである。 第23−8図はドアスイツチ、電源スイツチ
(メインスイツチ)のオフにより実行されるパワ
ーオフルーチンである。 第23−9図はジヤム検出により実行されるジ
ヤムルーチンである。 第23−10図はフロー中のループ(判別ステ
ツプ)に挿入されているサブルーチンA(SUB
A)である。 第23−11図はサブルーチンA(第23−1
0図)において実行される割り込みコピー時のデ
ータ変換等のためのサブルーチンEXC(SUB
EXC)と、セグメント表示器の表示桁の切り換
えのためのサブルーチンDISP(SUB DISP)で
ある。 第23−12図はサブルーチンA(第23−1
0図)において実行される紙、カセツトのチエツ
クのためのサブルーチンPC(SUB PC)である。 第23−13図はサブルーチンA(第23−1
0図)において実行されるキー入力読み込みのた
めのサブルーチンKEY(SUB KEY)である。 第23−14図、第23−15図はサブルーチ
ンA(第23−10図)において実行されるコピ
ー条件の判定のためのサブルーチンCOPY(SUB
COPY)である。 第23−16図〜第23−17図はCPU11
1(第10図)へのクロツク入力に応答して、割
り込み処理で実行されるクロツクカウントのため
のサブルーチンCNT(SUB CNN)である。 第23−18図はCPU111(第10図)へ
のタイマ信号入力に応答して割り込み処理で実行
されるタイマカウントのためのサブルーチン
TMR(SUB TMR)である。 (制御概略) 第22図は、概略フローであり、サブスイツ
チ、電源スイツチがオンするとプリウエツトのた
めのタイマ実行しジヤム殺し等のスイツチオンを
読込み、数値キー入力のためののエントリフロー
チヤートを経てコピーキーのオンを判別し、前回
転ステツプコピーサイクルステツプを実行する。 (フラグ) CPU111において入力端子I5,I6はここへの
入力信号によりそれまでのプログラム進行を中断
し、特定のプログラムを実行(割込み)するため
のポートで、前者はドラムクロツク信号(CP)、
後者は紙検出信号(JAMP)の立上りで割込みが
かかる。ClはCPU111をランさせるためのパ
ルス巾1μsecのパルス発振器、+10VはCPU111
に第12図の電源の出力電圧を印加するためのポ
ート、GはCPU111をアースGndとするため
のポートである。 ところでCPUのROMは第23−1図〜第23
−18図のフローチヤートに従つたプログラムが
格納され、RAMには第1表のフラグがRAMの
各番地に設けられている。このフラグはセツトに
より1がたち、リセツトにより0となり、その状
態判別によりプログラム進行を制御する。
【表】
【表】
【表】 (フロー説明) 以下、第23−1図〜第23−18図のフロー
チヤートにより、制御動作について説明する。 第23−1図は、サブルーチン後のフローチヤ
ートで、サブスイツチのオンによりCPUは動作
開始する。 サブスイツチをオンするとコンピユータCPU
がROMのプログラム処理を開始する。まずCPU
の割込みポートの入力及び内部タイマ割込み実行
を禁止し、出力ポート、入力ポートをリセツト
し、RAMをクリアする(1)。そうして出力ポー
ト、表示器に01、00を表示するようなデータをセ
ツトする(2)が、表示器電源24Vはこの時点では投
入されていないので表示はしない。つぎに入力ポ
ートI4,I3をセツトして入力データPWSA,
PWSBをとり込み、電源スイツチ(メインスイ
ツチ)、ドアスイツチがオンされたかを判別する
(3)。オンでないときは、以上の動作をくり返す。
オンのときTMフラグ1、2、3をセツトし
(3′)、下段カセツトフラグをセツトしその表示を
し下段信号CSSを出力する(4)。そして、ジヤムし
ているかをチエツクし、ジヤムの場合には第23
−7図のスタンバイ2へ進み、ジヤムでなければ
現像モータ、プロアモータ、センサモータをオン
し(5)、機内に有する紙の数を記憶しているレジス
タをクリアし、コピー表示フラグ、キー受付け可
能なフラグをセツトする(6)。つぎに入力ポートI2
をセツトして信号CP2をとり込みウエイト殺し
か否かを判別する(7)。そうであるとき回転省略の
ためのフラグをセツトし、そうでないとき殺しフ
ラグをリセツトし5時間のTMフラグ3が1か否
かを判別する(8)。5時間経つてないとき30秒の
TMフラグが1か否かを判別し30秒経つてないな
ら即制御回転CR2に移る。しかしTMフラグ1、
2、3がセツトなのでプリウエツト実行のために
タイマセツトフラグ2をたて、4秒タイマセツト
しプリウエツトのためのタイマ動作を実行する
(9)。4秒たつとRAMの所定域に前回転のための
クロツク数170をセツトする(10)。前回転マルチモ
ード 本例においてスタンバイ時間又はメインスイツ
チSW2オフの時間に応じプリウエツト、前回転時
間を制御するが、機械調節等のためにサブスイツ
チSW1をオフ、又は前述自己診断機能が作動して
CPUへの10V電源をくり返しオフした場合は、所
定時間のプリウエツトと前多回転を実行させてコ
ピサイクルに入る。 即ち、第23−1図においてサブスイツチ
SW1、CPU電源をオフからオンすると必ずパワ
オンからプログラム進行するので、(3′)の放置
タイマフフラグ1、2、3をセツトする。これら
の全てのフラグをセツトすることは5時間以上放
置したことと同じである。従つて放置時間が5時
間以上を判別するステツプ(8)で、プリウエツトを
セツトして実行させるステツプ(11)で最多回転4を
セツトし(12)、その実行(ターミナル2−0)をす
る。 尚、スタンバイから前回転に進むときは(5)を介
して(8)(11)に至るが、スタンバイ放置後30分以上5
時間以内のときTMフラグ3は0なのでその判別
(13)をして前回転2をセツトし、30分以内では
1セツトして、その分の前回転を実行する。又放
置時間が30秒以内のときでもISPフラグ(コピー
開始前にセツト)連続コピータイマがアツプつま
り長時間コピーした後リセツトしているときは前
回転数2をセツトする。リセツトしてないときは
(15)の動作をさせ初期前回転してコピーサイク
ルへ進む。 第23−2図では、前回転制御を行う。 第23−2図においてISPオン(13)はポート
O3をセツトして高圧DC、ACから初期電位を出
力する。尚第23−1図〜第23−18図での
「オン」「オフ」は該当の出力ポートから1、0を
出力することなので、ポート名は略す。メインモ
ータオンして第1の前回転(初期)を実行させて
(1)でその終了を、ドラムクロツク(後述第23−
16図のシーケンスカウンタを使用)のカウント
アツプしたか否かでチエツクする。この回転中に
光学系を停止位置に戻す動作をさせる(11の
SUB SCHP)。又ドラム表面電位の検出制御を
続く回転により行う。そして、初期前回転()
が終了する(1)と、後進クラツチをオフし、標準プ
ランクランプ70−1による明部電位を測定して
高圧制御する(2)。その後もし入力ポートの殺し信
号CP3(エンドレス前回転)がオンのときは第
15−1図のスイツチCP3オン)、回転続行して
明部の検出制御をくり返す(12)。そうでないときは
そのプランクランプをオフして(3)、オフしたドラ
ム面がセンサ位置に達した頃(4)、暗部電位を測り
制御する(5)。こうして前回転をくり返し、予めセ
ツトした回数に達したかをチエツクし(7)、達した
ときはIPSフラグ、連続コピータイマをセツト
し、放置タイマをリセツトする(8)。(9)ではコピー
フラグ(コピーキーのエントリでセツト)をチエ
ツクし、コピー準備サイクルの制御回転(第2
3−3図)へ進む。コピーキーがエントリされな
いと、制御回転を介して後回転2(第23−6
図)へ進む。 第23−3図において、まず光学系の位置チエ
ツクDETCTを行う。 光学系の位置チエツク(クラツチチエツク) これはコピーキーオンの検出後露光走査面に光
学系が停止位置にないとき(1)、後進クラツチオン
(ポートO6に1をセツト)する(2)、その後クロツ
クの所定カウントするまでの光学系が停止位置に
達すると後進クラツチをオフ(3)して、原稿ランプ
をオンにするステツプへ進む。しかし所定カウン
トしてしまうと後進クラツチが破損しているとみ
なしてジヤムルーチン(第23−9図)へ進み、
ジヤム信号をオン(出力ポートO29)のセツト)
することによつてリレーK101(第21図)をオン
してジヤムセツトする。上記停止位置判別ルーチ
ンにおいては各判断ステツプにて第23−10図
の診断サブルーチンを有するので、CPUは自己
診断用パルスを発生して位置判別のルーチンをぬ
けたか否かをチエツクすることができる。 光学系の位置チエツクが完了すると各種のフラ
グをリセツトし、原稿ランプをオンし、標準露光
にすべくSEXPを1にし(4)、制御回転(CR2)
を実行する。尚、この制御回転において、その
露光面の電位を検出(5)してバイアス電位を決め
る。又(4)の直前でストツプキー、割込みキー以外
のキーエントリを禁止する。第2制御回転(制御
転)後、前進クラツチオンして光学系を前進さ
せる(6)。前進中途で給紙針号PFをチエツクする
(7)。しかしPFを長時間待つても検出しないとき
はSUBDETCTによりジヤム扱いにする。 そしてPFにより給紙ソレノイドオンして(8)、
給紙ローラを下げて給紙させる。このとき機内枚
数カウンタ(レジスタ)、コピー数カウンタを+
1し、後者の内容をコピー数表示器22で表示す
る(SUBDISP)。尚、このSUBDISPは第23−
1図〜第23−18図の各ステツプに挿入されて
いる。 第23−4図において、(1)では入力ポートの
CP4のオンをチエツクする。CP4のオンによりコ
ピーセツト数とは無関係にくり返しコピーをさせ
る。尚、CP1〜CP4のオンとはスイツチをオンし
てレベル1を入力させるものである。CP4のオン
のとき、又はセツト数とコピーカウント数とが等
しくないときは24CLカウントして先に決めた電
圧の現像バイアスを現像ローラにかける(2)。同時
に液補給タイミングを決めるATRカウンタ(後
述)を作動する。その後レジスト信号RGのチエ
ツクをし、レジストクラツチをオンする。ここで
も長時間RGをチエツクできないときは
SUBDETCTによりジヤム扱いにする。 ところでCP4がオフの場合はコピー数カウンタ
の数とセツト数が同じとき、しかも割込みフラグ
のない場合はコピーフラグを、割込みフラグのあ
る場合は割込みフラグも含めてリセツトし、後回
転への準備をしてバイアス、レジスト制御を実行
する。レジストローラオン後遅延ジヤムチエツク
のためのクロツク数をセツトする(8)。そして入力
ポートへのカセツトチエツクからの信号SL(左)、
SR(右)を入力する(9)。これは上、下フラグによ
る上、下信号CSSにより上下のスイツチがセレク
トされる。そしてサイズ判別して3通りの光学系
の反転時期をセツトする(10)。 サイズ判別はサイズ検知用のマイクロスイツチ
の状態を読取つて行う。その時間に対応したパル
スCL数のカウント後、原稿ランプ、前進クラツ
チをオフして露光走査終了させ、後進クラツチを
オンする(11)。その後42クロツク(チヤージ69か
らローラ65に至る時間に相当する)カウントし
てバイアスを−に切換える。尚第23−1図〜第
23−15図のドラムパルスカウントは第23−
16図のSUBCNTの割込みプログラムにより行
う。 第23−5図において、ストツプキー等により
リセツトされるコピーフラグをチエツク(1)、スト
ツプ時はコピー表示器23をオフし(2)、数表示器
20,22はそのままで、キーエントリを可能に
する。ストツプでなくとも先のカウントアツプの
フラグチエツクにより、コピー数表示器22を00
にする(表示器20はそのまま)。そして後進中
HAL2によるニセの給紙信号PFが出かた否かを
チエツクする(3)。前記長時間チエツクDETCTも
行う。 その後コピーフラグ又はコピーキーをチエツク
する。コピーキーなし、又はコピーフラグリセツ
トの場合、光学系が停止位置HAL1にあるか否
かのチエツクとその長時間チエツクをして(5)後進
を停止する。そして、トナーのチエツク(液濃度
が第2レベル以下のとき)をし(6)トナーなしのと
き表示器18を点灯する。そして後回転を実行す
る。 しかしコピー数カウントアツプしておらずしか
もコピーフラグが1のとき又はコピーキーオンの
ときはキー入力を禁止したままステツプ4の前記
ランプチエツクをし、光学系の位置チエツク(5)を
し、第23−3図を実行して光学系を再び前進さ
せて、くり返しコピーをとることになる。 第23−6図の後回転ルーチンにおいて、後回
転に入ると再びコピーフラグをチエツクして(1)、
コピーキーオンのとき、割込み時のストツプキー
2回、又コピー数カウントアツプのときコピー数
表示を00にし(2)、サブルーチンEXP(SUB
EXP)の実行によりランプの前述オーバ点灯の
チエツク(3)とランプ点灯をし、再び露光開始を行
う。又、ランプ異常点灯のときには第23−9図
のジヤムルーチンへ進む。 又コピーキーオンしないときは、高圧DC等を
オフし、現像ローラを下げ(4)、そこから更に190
クロツク分の後回転を実行する。その終了後コピ
ーフラグをチエツクして(5)それまでにコピーキー
オンのときはコピー数表示器22をクリアし前記
前回転の実行をさせてコピースタートする。 しかしそれでもコピーキーオンしてないときは
所定の出力ポートに0を出力して原稿ランプ等の
負荷をオフする(6)。ここにて定着ヒータの通電レ
ベルを変えるのでウエイトアツプフラグがリセツ
トされる可能性があるので、このフラグをチエツ
クしてリセツトのときコピー表示器をフリツカ点
灯する。そしてメインモータをオフしてスタンバ
イへ移る。 スタンバイ スタンバイルーチンは第23−7図に示され
る。スタートキーをオンしない間は放置時間を測
定する。まずTMSETフラグ1,2,3をセツト
し、ウエイト殺しを判別して表示クリアするまで
の時間を決めるため表示タイマ時間更に及び最短
の前回転時間を決めるための放置タイマ時間をセ
ツトする(1)。そしてこの時間の測定のための
CPUの内部タイマをスタートさせる(2)。各タイ
マがカウントアツプしない前にスタートキーがオ
ン(3)されると最短時間の前回転ステツプへ移行す
る。しかしジヤム中の場合(入力ポートの信号
JAMRが1か否かを判別)キーの読込みを禁止
し(5)、少なくともリレーK101が解除されるま
での時間測定ルーチンSUBSETをくり返す。
SUBSETは放置タイマによる5時間、30分、30
秒の測定を行い、各フラグを立てるルーチンであ
る。ステツプ8(8)によりまず30秒を測ると所定の
出力ポートを0にしてフアン(プロア)をオフす
る(6)。測定放置時間に応じてジヤム解除後のスタ
ートキーオンしたときの前回転数を決める。 又、ジヤム、紙なし、液なし等の場合を除いて
割込みコピーが終つたとき、又は割込みキーやス
トツプキーによりコピー中断したとき、又はプリ
セツト数のコピーが終了したとき、先にセツトし
た表示タイマによる30秒の測定後30秒アツプする
と(7)、割り込み表示器33をオフし、割込み解除
し、又セツト数、コピー数表示を各01、00にし、
ハロゲンランプを再度オフする。同時に放置タイ
マもアツプするので、SUBSETに進む(8)。とこ
ろで、以上の場合に、数キーをオンするとエラー
フラグがセツトされるので、ステツプ9(9)を実行
し再度表示タイマを30秒セツトする。よつてキー
をオンして放置しても上記の如く表示がオートク
リアする。 第23−8図のパワーオフルーチンは、サブル
ーチンA(第23−10図)のSUB COPY(第2
3−14図)において、ドアスイツチ、電源スイ
ツチ(メインスイツチ)の少なくとも一方がオフ
と検知されると実行されるルーチンである。 コピーサイクル中に電源スイツチSW2オフした
場合の制御を第23−8図のパワーオフサブルー
チンを参照して説明する。この場合は所定時間の
後回転を完了させてドラム停止し、又既に給紙さ
れた紙のジヤムチエツクを完了して停止する。そ
れによつて感光体表面を適正状態にして待期させ
ることができるので感光体の寿命を損わないし、
又ジヤムした紙を残したまま機械を放置しないの
で機械停止後の再起動をスムースに行うことがで
きる。 パワーオフ後回転 コピーサイクル実行中(コピースタートキーオ
ンの後、後回転完了前)にメインスイツチもしく
はドアスイツチのオフによりパワーオフした信号
が検知されると(第23−14図のステツプ1)、
第23−8図に示すフラグがリセツトされ(1)、ド
アスイツチのオンかオフかの状態をチエツクする
(2)。 ドアスイツチオン、メインスイツチオフの場合
は、今の状態が後回転中であるか否か(3)、後回転
が終了しているか否か(4)の判断を行う。後回転実
行前のときは190クロツクの後回転タイマをセツ
トして後回転させ、又後回転終了前のときは後回
転の残り回転させこれが完了して始めて回転停止
させ(5)、放置タイマをセツトする(6)。ウエイト殺
したときは短く5秒、そうでないときは30秒セツ
トする。そして枚数表示メモリを01(セツト)、00
(コピー)にし、下段カセツトを指定する。この
場合表示電源がカツトされないなら表示器20,
22等を点灯続行できる。割り込みコピー中のメ
インスイツチオフならば割込モード中コピー残数
をキヤンセルして待期する。この場合割込み前の
第1ランの残り数をホールドすることもできる。 ドアスイツチオフの場合(10)後回転の実行はせず
に上記放置タイマのセツトとタイマ完了をチエツ
クし(7)、前回転数セツトルーチンを抜けて待期す
る。 ドアスイツチ、メインスイツチをともにオンし
て始めて(8)の次のスタンバイ(ジヤムのとき)も
しくは前回転(ジヤムなしのとき)ステツプへ移
行する(9)。 第23−9図は、ジヤム時に実行されるジヤム
ルーチンであり、ウエイトアツプFlag、カウン
トアツプFlag、コピーFlag、キーイネーブル
Flag、遅延ジヤムFLagをリセツトし、コピー表
示Flagをセツトする(1)。 そして、コピー枚数表示を補正し(2)、SUB
OFF(第23−6図)の実行により各負荷への制
御信号をオフし(3)、出力ポートO29をセツトする
ことによりジヤム信号をオンしてジヤムリレーK
101(第21図)をラツチする(4)。その後、5
クロツクカウントした後にメインモータをオフ
し、ジヤム信号をオフしてスタンバイルーチンへ
進む。 第23−10図は、前述の自己診断において説
明したサブルーチンAである。 第23−11図は、サブルーチンAにおいて実
行されるSUB EXCとSUB DISPである。 第23−11図のSUB EXCにて、キーエント
リの可否をチエツクし(1)、割込みフラグを判別す
る(2)。これらのフラグはSUB COPYでセツトさ
れる。 キーイネーブルフラグはコピー中、ジヤム中等
を除いて1である。 割込みコピーでなく、割込み解除でもないとき
下段カセツトフラグを判別して、カセツト段の表
示をして、信号CSSを0にし(3)、数表示ルーチン
SUB DISPを実行する。割込みコピーのとき、
セツト数のメモリ内容とコピー数のカウンタ内容
をRAMの違うところに退避させ、割込み解除の
ときは、逆に戻したりする(5)。そしてカセツト選
択をし(8)、割込み時数表器20,22を01、00に
する。数表示ルーチン(SUB DISP)はいわゆ
るダイナミツク表示をさせるべく点灯の桁切換え
を実行させる(6)。出力ポートからはその切換えに
同期して表示器20,22の各桁データを順に出
力する(7)。 第23−12図は、サブルーチンA(第23−
10図)において実行されるSUB PCであり、
SUB PCにてキーエントリの可否をチエツクし
(1)、カセツトキーの信号CSSを入力判別をする
(6)。そしてカセツトキーに係る表示とフラグの制
御を行う(2)。紙なしPCEM、カセツト信号SL、
SC、SRを入力し、紙なし、カセツトなしを判断
すると(3)、所定のフラグのセツトと表示器16の
点灯をする(4)。又カセツトからのスイツチ信号
SL、SRを読込んで4通りのサイズフラグをセツ
トする(5)。 第23−12図においてここでまずキーイメー
ブルフラグが1でないときはカセツト選択キー2
8,29が押されても応答しない。これはメイン
とドアスイツチのオフ時、ジヤム時、コピー中等
のときであり、このときは上・下段カセツトフラ
グは不変となる。キーイネーブルフラグが1のと
き読込みが行われる。このプログラムルーチン
は、メインフロー実行中10〜100msecに1回実行
するので、上記選択キーが押されるとほぼ瞬時に
各フラグがセツトして記憶される。その後Aの他
の読込みルーチンへ進む。 このフラグはさらに選択キーを押したとき以外
でも変化する。ドアスイツチ、メインスイツチの
いずれかがオフされると、第23−8図のプログ
ラムループ(7)→(8)を回転し、ドアスイツチに、メ
インスイツチ共にオンすることにより前回転を開
始するまではこのループを続ける。このループに
おいてメインスイツチがオンであつてもドアスイ
ツチがオフと判断されてい場合は、本実施例にお
いてはコピー中断と見なすため、図に示す各種の
リセツトは行わずカセツトフラグも不変となる
(10)。しかしメインスイツチオフの場合は、下段カ
セツトフラグがセツトされる。よつてSW2の再投
入後は、まず下段カセツトが選択される。 第23−13図は、サブルーチンAにおいて実
行されるSUBKEYであり、SUBKEYにて、キ
ー入力の可否をチエツクし、クリアキーオンをチ
エツクする(1)。クリアキーにより表示を01、00に
する(第23−6図のSUBCLR)。クリアキーオ
ンしてないとき、第14図の入力回路において数
キーの0〜3を読込み、次にポート2をセツトし
て4〜7、ポート3をセツトして8、9を読込む
(3)。尚入力ポートI1〜I4の信号は4ビツト一度に
入力して各ビツトの1、0を判定して数や他の入
力データの判別(チエツク)を行うものである。
キーが3回以上オンしても読込まない(2)。1度目
のキーオンによるデータは0でなければセツト表
示器20の1桁目に表示する。2度目のキーオン
によるデータは前の1度目のデータをレジスタ、
表示器ともに2桁目に対応するものに移し、そし
てその空いた所に格納するし表示をする。 第23−14図と第23−15図はサブルーチ
ンAにて実行されるSUB COPYであり、SUB
COPYにて、ドアスイツチ、メインスイツチがと
もにオン(1)のときコピーキーオンか否かをチエツ
クする(2)。割込みキー、ストツプキー、液なし、
ジヤム等の入力信号がない条件で、コピーキーに
よりコピーフラグをセツトしコピー表示する(第
23−15図)。 しかし割込みキーオンのとき割込み表示器21
をオンし、そのフラグをセツトする(4)。通常コピ
ー中ストツプキーオンのときキーのチヤタリング
によ誤動作をさけて(6)、コピーフラグをリセツト
する。割込みコピー中のストツプキーについては
前述した。又ウエイト殺しのストツプキー、キー
カウンタのはずれ(10)、紙、カセツト、液なし、ジ
ヤムのときも同様にコピーフラグをリセツトす
る。液タイマはSUB TMRによりカウント動作
する。 尚、割込みコピーの読込み及び解除は第23−
11図、第23−14図、第23−15図に示さ
れる。ここで割込みコピーのための条件(数、カ
セツト段)情報はドアスイツチをオフしてもホー
ルドされ、従つてつぎの操作に便利となる。又割
込みコピーであつてもストツプキー2回でセツト
数、コピー数をキヤンセルし、各1、0を表示す
る。又割込みコピーの指令によりカセツト段も表
示器からメモリに退避さてたり、ストツプキー又
は割込みコピー終了によりリコールさせたりでき
る。又割込みコピー中ジヤムを生じドアスイツチ
開放してパワーオフしても割込み状態及び割込み
表示はクリアされずに記憶されたままとなる。再
びパワーがオンされる(ドアスイツチオン)とド
アスイツチ開放前の状態を表示しかつコピーキー
オンで中断状態が解除される。尚、ドアスイツチ
オフ時中断時の表示を続行させることも可能であ
る。又割込み状態をマニユアルにて解除させる場
合は、図のプログラムに従つて、ストツプキーが
押された場合に解除される。尚、割込みコピー中
の1回のストツプキーにより全てクリアし、表示
器20,22に1、0を表示させることも可能と
なる。メインスイツチのオフ、オンがこの機能を
する。即ちSUB,COPYにおいて、割込みフラ
グが1の場合(割込みコピー中)、ストツプキー
が押されると割込みフラグ、表示がリセツトされ
る。この時割込み前のコピー枚数状態表示される
が、その状態からコピーを継続させるための「一
時ストツプフラグ2」をセツトする(12)。このフラ
グは第23−6図のステツプ(2)、第23−7図の
ステツプ(13)に使用する。又この部分のルーチ
ンも10〜100msecの間隔でくり返されるため、ス
トツプキーを一旦解除し再び押すと今度は「一時
ストツプフラグ2」をリセツトし(5)、継続コピー
状態を解除することになる。即ち割込みコピー解
除もコピー停止もストツプボタン1つを押すこと
により成されかつ自動的に使い分けが成される。
尚、ストツプキー後のクリアキーで数表示を1、
0にクリアしてもいい。つぎに割込み時、割込み
解除時は第23−11図のSUB EXCによりデー
タ交換する。即ち割込み時、コピー枚数のカウン
トアツプ状態は否かのデータ、さらにその他の諸
条件データ及び選択されたカセツトデータが、表
示のためのRAMのメモリ部からRAMの退避用
メモリに一旦格納される。割込み解除時その退避
用メモリ部のデータは表示のための判断となるメ
モリ部に移り、即交換される。従つて割込み解除
時には割込み前の状態にカセツト段も含めて元に
もどる。然し、尚割込み時カセツトは再選択され
ない限り割込み前と同じ段でありかつコピー数は
0からスタートする。尚割込み時ひんぱんに用い
るカセツトに自動セツトすることもできる。 又本例ではストツプキーでコピー中断している
ときでも割込みキーをオンして割込みセツトがで
きる。 第23−16図、第23−17図は、クロツク
カウントの為のサブルーチンCNTである。SUB
CNTでは、ポートI5の入力によりプログラム割
込みを実行すべくパルスCLの立上がりでCPU内
のレジスタデータをRAMの空地へ退避させ(7)、
そしてパルスCLをカウントしてランプ等の負荷
作動タイミングを決めるものである。シーケンス
フラグはカウント開始時のメインフローでセツト
する。このフラグを判別してそのメインフローで
数セツトされたカウンタ(RAM)からCL毎に−
1する(8)。又バイアス電圧印加のタイミングを決
めるバイアスカウンタ(9)、低濃度時の補給タイミ
ングを決めるカウンタ(10)を−1とする。各カウン
タのカウントアツプでCPUの所定出力ポートか
ら1、0を出力して作動・不作動とする。 ジヤム検出 ジヤム検出動作につき説明する。第23−16
図、第23−17図のパルスカウントサブルーチ
ンCNTにおいて、紙が給紙から正常に出口検出
ローラ36に達するに要する時間に対応した数よ
り若干多めのドラムパルスCLをカウントするべ
く、ステツプ(1)以下を実行する。遅延ジヤムフラ
グと上記パルス数は給紙時にセツトされる(第2
3−4図のステツプ8)。そのカセツト時期から
パルスCL発生毎に(第19図のフオトインタラ
プタのOUT)その数を−1して、0に達したと
き、ジヤム殺しかを判別して出口ローラ36の紙
チエツクを行う(3)。ジヤム殺しでなくかつ紙なし
のときはジヤムルーチン(第23−9図)に進み
スタンバイとなる。 紙ありのときは機内に存在する紙数カウンタを
−1して滞留ジヤムチエツクルーチン(第23−
17図)へ移す。これはローラ36をその紙が正
常に通過してしまうか否かのチエツクを同様のク
ロツクカウントにより行う。この時間は紙サイズ
によつて異なるので、各々図の如きクロツク数を
セツトする(4)、そして上記の如く−1して(5)その
セツト数だけ計数すると、再び紙チエツクを行
い、今度は紙ありのとき(6)機内枚数カウンタを+
1してジヤムルーチンへ進む。紙なしのときメイ
ンフローによりリターンして他の目的のためのカ
ウント動作を行う。 ジヤムルーチンは第23−9図に示され、ここ
を介してスタンバイ1のルーチン(第23−7
図)に進む。まず第23−9図の各フラグをリセ
ツトし、ウエイトアツプマークを点滅し、コピー
表示をオフする(1)。そしてコピー数表示器22の
表示器数を機内数だけ減ずる(2)。そしてハロゲン
ランプオフ等のSUB OFFルーチン(第23−6
図)(3)を実行し、ポート29からジヤム信号を出
力する。それによりリレーK101をオンして
(第21図)、ジヤムマーク15を表示させる(4)。
このリレーK101は手でリセツトスイツチSW3
を解除するまでのオンを保持する。又このリレー
K101による出力1はCPUの入力ポートに
JAMRとして入力される。5クロツクのパルス
CLをカウント後メインモータ信号DRMDを0に
してこれを止めドラム回転をスタンバイへ移す。 パワオフ・オンジヤム検出 ここでドラム回転によるクロツクパルスCLは
後回転中も発生するので、コピーサイクル中メイ
ンスイツチオフの後もポートI5に割込みトリガが
かかる。従つて第23−16図、第23−17図
のクロツクカウントのサブルーチンCNTを実行
し、その中の遅延滞留のチエツクルーチンの実行
を続行する。ジヤムのときは第23−9図のジヤ
ムルーチンを実行してジヤムリレーK101をラ
ツチする。 又遅延、滞留ジヤムフラグが1(チエツク開始)
となつた後、メインスイツチオフしてもこのフラ
グがリセツトされない限りジヤム検出動作は続け
られる。ところでこのジヤムフラグはクロツクパ
ルスが入力しない場合(ドアスイツチオフの場合
等)でもリセツトされることはなく保持されてい
る。従つてドアスイツチがオフからオンしてドラ
ム回転開始するとクロツクパルスにより再びジヤ
ム検出動作を行い、機械内に残存する転写紙が排
出されたか否かを判別する(9)。 第23−18図は、タイマカウントの為のサブ
ルーチンTMRである。SUB TMRではコンピユ
ータCPUをランさせるパルスCLをカウントして
タイマ動作する内部タイマのルーチンである。こ
れは第23−7図の(2)でイネブルされたプログラ
ムの割込み方式で行うので、まずCPUのレジス
タのデータをRAMに退避する(1)。ウエイト表示
器23を点滅させるための間隔をセツトしヒータ
温度低下するとフリツカ実行する(2)。そしてプリ
ウエツトタイマ4秒のセツト、表示器の自動リセ
ツトの30秒動作(3)、放置タイマの動作(4)、連続コ
ピータイマの動作(数10分)(5)、液なしのとき遅
延信号を出力するための液タイマ(6)を作動する。 以上のサブルーチンでRETURNは、ルーチン
Aを実行したメインフローにおける判別ルーチン
に戻ることを示す。 尚、第23−1図のISPフラグはメインスイツ
チSW2、ドアスイツチMS1,2をオフし再度オ
ンしたときの回転数セツトにも寄与する。又第2
3−6図のSUB CLR1は割込時のストツプキー
2回、コピー数カウントアツプのとき数表示を0
にする。又第23−8図にて、(9)は置数後保持時
間をセツトするもので、そのチエツクと表示クリ
ア(表示用メモリクリア)は(7)で行う。又放置タ
イマの時間短縮は(10)、(11)のセツト時間を(12)で5秒
に訂正し、(1)でセツトされた5秒の経過とこの時
間の更なる経過とでTMフラグ1,2,3をセツ
トして行う。 数表示等に係る特徴をまとめると、メインスイ
ツチオンのままドアスイツチオフすると即ドラム
停止するがRAMや表示は保持する。ドアスイツ
チオンして30秒放置すると表示器20,22がク
リアする(オートクリア)。メインスイツチオフ
すると後回転後ドラム停止するが、RAMの一部
と表示を即クリアする。クリアしないものは放置
タイマ、クロツクカウンタ、ジヤムカウンタに係
るメモリやレジスタである。ジヤム時は数補正し
て表示保持し、ストツプキーオンでは通常、キー
オンする前の表示を保持しオートクリア、コピー
カウントアツプではカウント表示器22を0、2
0をオートクリア、液なし、紙なし、カセツトな
し等ではそのときの表示保持、割込みキーでは表
示クリアする。割込み中の上記各モードではスト
ツプキーを除いて上記に従う。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に適用できる複写機の斜視図、
第2図は第1図の複写機の操作部平面図、第3図
は第1図の複写機の断面図、第4図は駆動系のブ
ロツク図、第5図は電気制御系のブロツク図、第
6図、第7図はプロセスモードのタイムチヤート
図、第8図、第9図は複写機各部の動作タイミン
グを示すチヤート図、第10図は第5図のDC制
御部の回路ブロツク図、第11図は第5図の電源
回路図、第12図、第13図は自己診断用の回路
図、第14図は入力マトリツクス回路図、第15
図はドアスイツチ、電源スイツチのオン・オフ検
知用回路図、第16図は紙、カセツト検知用回路
図、第17図、第18図はセグメント表示器を示
した図、第19図はクロツク発生回路図、第20
図は第12図の動作タイミングを示したタイムチ
ヤート図、第21図はジヤム表示のための回路
図、第22図は概略フローチヤート図、第23−
1図〜第23−18図は詳細なフローチヤート図
である。 第12図中OSCはシリアルパルス入力ポート、
Q131は電源制御用トランジスタである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録材に像形成する手段と、 像形成に係る情報を表示するための表示手段
    と、 記録材を像形成部に給送する手段と、 上記像形成手段および上記給送手段を作動する
    ための制御プログラム及び上記表示手段の表示制
    御のための制御プログラムを格納した読出し専用
    の第1メモリ、像形成制御の為のデータを格納す
    る読出し書込み可能な第2メモリ、上記プログラ
    ムの実行に従つて上記表示手段により表示を行な
    わせる為の繰り返しパルスを発生するパルス発生
    手段、上記繰り返しパルスを出力する出力部を含
    み、上記プログラムの正常実行時には上記出力部
    より上記表示手段へ上記繰り返しパルスを出力
    し、上記プログラムの実行に従つて像形成の為の
    制御を行なうマイクロコンピユータと、 上記マイクロコンピユータの上記出力部から上
    記表示手段へ出力される上記パルスを検出する手
    段と、 上記検出手段により所定時間パルスが検出され
    ないと上記マイクロコンピユータの異常として上
    記マイクロコンピユータを初期化する初期化手段
    とを有し、 上記マイクロコンピユータは上記初期化手段に
    よる初期化に応答してプログラム実行を開始する
    とともに上記第2メモリのデータをクリアし、 更にパルス不検出によつて上記初期化手段より
    上記マイクロコンピユータを初期化した後再び上
    記パルスが上記検出手段により検出されないと、
    上記初期化手段により再びマイクロコンピユータ
    を初期化させ、パルス不検出が続く間所定時間間
    隔で繰り返し上記マイクロコンピユータを初期化
    させることにより装置の誤動作を防止したことを
    特徴とする像形成装置。
JP13794079A 1979-10-25 1979-10-25 Image forming device Granted JPS5662260A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13794079A JPS5662260A (en) 1979-10-25 1979-10-25 Image forming device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13794079A JPS5662260A (en) 1979-10-25 1979-10-25 Image forming device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5662260A JPS5662260A (en) 1981-05-28
JPH036502B2 true JPH036502B2 (ja) 1991-01-30

Family

ID=15210251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13794079A Granted JPS5662260A (en) 1979-10-25 1979-10-25 Image forming device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5662260A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5445136A (en) * 1977-09-17 1979-04-10 Ricoh Co Ltd Copying apparatus
JPS5529868A (en) * 1978-08-24 1980-03-03 Canon Inc Image former

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5445136A (en) * 1977-09-17 1979-04-10 Ricoh Co Ltd Copying apparatus
JPS5529868A (en) * 1978-08-24 1980-03-03 Canon Inc Image former

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5662260A (en) 1981-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4522483A (en) Image forming apparatus
JPH0225179B2 (ja)
JPS61251901A (ja) 制御装置
JPH036502B2 (ja)
JPS6230428B2 (ja)
JPS6244266B2 (ja)
JPH0115868B2 (ja)
JPH034906B2 (ja)
JPH0128377B2 (ja)
JPS6363904B2 (ja)
JPS6262347B2 (ja)
JPH0443254B2 (ja)
JPS6244267B2 (ja)
JPH0338590B2 (ja)
JPH0348507B2 (ja)
JPH0324667B2 (ja)
JPS6252308B2 (ja)
JPH036504B2 (ja)
JPS6169080A (ja) 像形成装置
JPS62103631A (ja) 露光走査装置
JPH02264991A (ja) 潜像媒体のトナーフィルム除去装置
JPH0157775B2 (ja)
JPS58220166A (ja) 記録装置
JP2809682B2 (ja) 作像パラメータ制御装置
JPH0226222B2 (ja)