JPH0364353B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0364353B2 JPH0364353B2 JP56144191A JP14419181A JPH0364353B2 JP H0364353 B2 JPH0364353 B2 JP H0364353B2 JP 56144191 A JP56144191 A JP 56144191A JP 14419181 A JP14419181 A JP 14419181A JP H0364353 B2 JPH0364353 B2 JP H0364353B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- engine
- exhaust pipe
- cylinder
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
- F01N13/08—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N2590/00—Exhaust or silencing apparatus adapted to particular use, e.g. for military applications, airplanes, submarines
- F01N2590/04—Exhaust or silencing apparatus adapted to particular use, e.g. for military applications, airplanes, submarines for motorcycles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は前後V型4気筒エンジンの排気を1
本の排気マフラーに集合する自動二輪車の排気装
置に関するものである。
本の排気マフラーに集合する自動二輪車の排気装
置に関するものである。
(従来の技術)
車輛進行方向の垂直な面内でV型となつたエン
ジンの排気を1本の排気消音器に集合させるよう
にした自動二輪車においては、その排気管取付端
から排気マフラー迄の距離すなわち排気管長は同
一とならない。この管長はエンジンの出力性能に
影響を及ぼすので、できるだけ同一としなければ
ならない。
ジンの排気を1本の排気消音器に集合させるよう
にした自動二輪車においては、その排気管取付端
から排気マフラー迄の距離すなわち排気管長は同
一とならない。この管長はエンジンの出力性能に
影響を及ぼすので、できるだけ同一としなければ
ならない。
そこで排気管長の短くなる後気筒の排気管を、
排気抵抗が増大しないような一定以上の曲率で湾
曲させ、エンジンの側方に位置する垂直面上で車
輛前後方向に往復させて管長を長くしたものがあ
る。
排気抵抗が増大しないような一定以上の曲率で湾
曲させ、エンジンの側方に位置する垂直面上で車
輛前後方向に往復させて管長を長くしたものがあ
る。
しかしシリンダの側方にはサイドカバーやエン
ジンの水冷化に伴う水ポンプ・配管等のエンジン
付属部品が種々設けられている。このため排気管
はこれらと接触しないように車輛の側方にこれら
と間隔をおいて設けることになり、この従来の方
法では車体の横幅が増大するという問題が生じ
た。またエンジンの側方には運転者の脚部があ
り、これとの接触も避けねばならない。さらに後
輪をチエーンで駆動する場合には、特に後気筒列
の排気管との干渉を避ける事もある。このため排
気管を通す位置の選定には種々の制約があり、こ
のような制約の下で排気抵抗を増大させないよう
な一定以上の曲率をもつて湾曲させることは設計
上非常に困難であつた。
ジンの水冷化に伴う水ポンプ・配管等のエンジン
付属部品が種々設けられている。このため排気管
はこれらと接触しないように車輛の側方にこれら
と間隔をおいて設けることになり、この従来の方
法では車体の横幅が増大するという問題が生じ
た。またエンジンの側方には運転者の脚部があ
り、これとの接触も避けねばならない。さらに後
輪をチエーンで駆動する場合には、特に後気筒列
の排気管との干渉を避ける事もある。このため排
気管を通す位置の選定には種々の制約があり、こ
のような制約の下で排気抵抗を増大させないよう
な一定以上の曲率をもつて湾曲させることは設計
上非常に困難であつた。
(発明の目的)
この発明はこのような事情に鑑みなされたもの
であり、車体中央付近に搭載された前後V型4気
筒エンジンと、このエンジンの一側から後方への
びる後輪駆動用チエーンと、このチエーンと同側
に位置する1本の排気消音器とを備える自動二輪
車において、各排気管長の差を小さくまたその曲
率を大きくとつて各気筒間の排気条件を均一化す
ると共に、車体幅の増大を抑え、運転者の脚や後
輪駆動用チエーンとの干渉を防いで合理的配置を
可能にする自動二輪車の排気装置を提供すること
を目的とする。
であり、車体中央付近に搭載された前後V型4気
筒エンジンと、このエンジンの一側から後方への
びる後輪駆動用チエーンと、このチエーンと同側
に位置する1本の排気消音器とを備える自動二輪
車において、各排気管長の差を小さくまたその曲
率を大きくとつて各気筒間の排気条件を均一化す
ると共に、車体幅の増大を抑え、運転者の脚や後
輪駆動用チエーンとの干渉を防いで合理的配置を
可能にする自動二輪車の排気装置を提供すること
を目的とする。
(発明の構成)
本発明によればこの目的は、車体中央付近に搭
載された前後V型4気筒エンジンと、このエンジ
ンの一側から後方へのびる後輪駆動用のチエーン
と、このチエーンと同側に位置する1本の排気消
音器とを備える自動二輪車において、前記エンジ
ンの後気筒列を前記筒列に対して前記排気消音器
側へ偏位させる一方、この後気筒列の排気管を後
気筒列の後面から反排気消音器側へ向つて前記チ
エーンから離れるように下降させエンジン下方で
ほぼ水平に車体幅方向に横断させて前記チエーン
の下方へ導き、前記エンジンの後下方で前記筒列
の排気管と集合させて前記排気消音器に接続した
ことを特徴とする自動二輪車の排気装置により達
成される。
載された前後V型4気筒エンジンと、このエンジ
ンの一側から後方へのびる後輪駆動用のチエーン
と、このチエーンと同側に位置する1本の排気消
音器とを備える自動二輪車において、前記エンジ
ンの後気筒列を前記筒列に対して前記排気消音器
側へ偏位させる一方、この後気筒列の排気管を後
気筒列の後面から反排気消音器側へ向つて前記チ
エーンから離れるように下降させエンジン下方で
ほぼ水平に車体幅方向に横断させて前記チエーン
の下方へ導き、前記エンジンの後下方で前記筒列
の排気管と集合させて前記排気消音器に接続した
ことを特徴とする自動二輪車の排気装置により達
成される。
(実施例)
第1図はこの発明の一実施例を一部断面した側
面図、第2図と第3図はエンジンの正面図と背面
図また第4図は排気系の平面図である。第1図で
符号10はメインフレームであり、ステアリン
グ・ヘツドパイプ12と、左右一対のダウンチユ
ーブ14(一方のみ図示)と、左右一対のタンク
レール16(一方のみ図示)と、両タンクレール
16間に掛け渡されたアーチ状のクロスメンバ1
8と、このクロスメンバ18とヘツドパイプ12
との間に接続された補助タンクレール20とを有
する。
面図、第2図と第3図はエンジンの正面図と背面
図また第4図は排気系の平面図である。第1図で
符号10はメインフレームであり、ステアリン
グ・ヘツドパイプ12と、左右一対のダウンチユ
ーブ14(一方のみ図示)と、左右一対のタンク
レール16(一方のみ図示)と、両タンクレール
16間に掛け渡されたアーチ状のクロスメンバ1
8と、このクロスメンバ18とヘツドパイプ12
との間に接続された補助タンクレール20とを有
する。
タンクレール16および補助タンクレール20
上にはこれらを跨ぐように燃料タンク22が取付
けられている。タンクレール16の後端には、後
輪24を上下動可能に保持するリヤアーム26が
軸着されると共に、ブラケツト28が固定されて
いる。
上にはこれらを跨ぐように燃料タンク22が取付
けられている。タンクレール16の後端には、後
輪24を上下動可能に保持するリヤアーム26が
軸着されると共に、ブラケツト28が固定されて
いる。
30は車体中央付近に搭載された水冷式前後V
型4気筒エンジンである。このエンジン30はダ
ウンチユーブ14の下端とタンクレール16の後
端とでメインフレーム10に取付けられている。
このエンジン30の前気筒32および後気筒34
には、それぞれ2気筒づつ配設されている。前気
筒32は前方へ傾斜すると共に、その排気管取付
端35(35A,35B)から前方へ2本の排気
管36(36A,36B)が突出している。また
後気筒34は後方へ傾斜すると共に、その排気管
取付端37(37A,37B)から後方へ2本の
排気管38(38A,38B)が突出している。
各気筒列30,34の吸気管40(40A,40
B)、42(42A,42B)は、これら気筒列
32,34が形成する側面V型の谷間から略垂直
に上方へ延出している(第4図参照)。
型4気筒エンジンである。このエンジン30はダ
ウンチユーブ14の下端とタンクレール16の後
端とでメインフレーム10に取付けられている。
このエンジン30の前気筒32および後気筒34
には、それぞれ2気筒づつ配設されている。前気
筒32は前方へ傾斜すると共に、その排気管取付
端35(35A,35B)から前方へ2本の排気
管36(36A,36B)が突出している。また
後気筒34は後方へ傾斜すると共に、その排気管
取付端37(37A,37B)から後方へ2本の
排気管38(38A,38B)が突出している。
各気筒列30,34の吸気管40(40A,40
B)、42(42A,42B)は、これら気筒列
32,34が形成する側面V型の谷間から略垂直
に上方へ延出している(第4図参照)。
44はこれらの各吸気管40,42の上端に接
続された吸気箱であり、この吸気箱44は前記左
右一対のタンクレール16間とクロスメンバ18
とで囲まれる空間内に位置する。
続された吸気箱であり、この吸気箱44は前記左
右一対のタンクレール16間とクロスメンバ18
とで囲まれる空間内に位置する。
46,48は各吸気気管40,42に設けられ
た気化器である。50はオイルパンであり、この
オイルパン50はエンジン30の下面の前半部分
に取付けられ、このオイルパン50の後方には後
記するように排気管38の収容空間が確保されて
いる。
た気化器である。50はオイルパンであり、この
オイルパン50はエンジン30の下面の前半部分
に取付けられ、このオイルパン50の後方には後
記するように排気管38の収容空間が確保されて
いる。
50なおこのオイルパン50の前端はエンジン
30の下面より前方へ突出し、オイルパン容量の
増大が図られている。
30の下面より前方へ突出し、オイルパン容量の
増大が図られている。
エンジン30の出力は、クランクケースの左側
面に位置するスプロケツト52(第1図、第3図
参照)により、その後方へのびるチエーン54を
介して後輪24へ伝達される。なお後気筒列34
は第4図に明らかなように前気筒32に対してこ
のチエーン54側に偏位している。
面に位置するスプロケツト52(第1図、第3図
参照)により、その後方へのびるチエーン54を
介して後輪24へ伝達される。なお後気筒列34
は第4図に明らかなように前気筒32に対してこ
のチエーン54側に偏位している。
つぎに排気系につき説明する。第1,4図で5
6は1本の排気消音器、58はこの消音器56の
前端に接続された集合管であり、これらはエンジ
ン30下方の左側すなわちチエーン54側の下方
から後方へ延在する。
6は1本の排気消音器、58はこの消音器56の
前端に接続された集合管であり、これらはエンジ
ン30下方の左側すなわちチエーン54側の下方
から後方へ延在する。
消音器56は前記ブラケツト28へ取付けられ
ている。前記前気筒列32の排気管36A,36
Bのうち消音器側に位置する排気管36Aは第2
図に示すようにオイルパン50の左側(消音器5
6側)を通つて集合管58の左下位置A(第3図
参照)へ接続される。
ている。前記前気筒列32の排気管36A,36
Bのうち消音器側に位置する排気管36Aは第2
図に示すようにオイルパン50の左側(消音器5
6側)を通つて集合管58の左下位置A(第3図
参照)へ接続される。
他方の排気管36Bは排気管36Aの前方を迂
回しつつオイルパン50の左側へ導かれ、さらに
排気管36Aの上方に位置するようにして集合管
58の左上位置Bへ接続される。
回しつつオイルパン50の左側へ導かれ、さらに
排気管36Aの上方に位置するようにして集合管
58の左上位置Bへ接続される。
後気筒34の2本の排気管38A,38Bのう
ち消音器側の排気管38Aは、第3,4図に示す
ように、チエーン54より上方の排気管取付端3
7Aから、チエーン54との干渉を避けつつ反消
音器側へ向つて下降し、エンジン30の下方に導
かれる。そして前記オイルパン50の後方におい
てエンジン下方の略水平面内で大きな曲率半径を
もつて車体幅方向に横断しつつ略180°湾曲され、
チエーン54の下方へ導かれて集合管58の右上
位置Cに接続される。
ち消音器側の排気管38Aは、第3,4図に示す
ように、チエーン54より上方の排気管取付端3
7Aから、チエーン54との干渉を避けつつ反消
音器側へ向つて下降し、エンジン30の下方に導
かれる。そして前記オイルパン50の後方におい
てエンジン下方の略水平面内で大きな曲率半径を
もつて車体幅方向に横断しつつ略180°湾曲され、
チエーン54の下方へ導かれて集合管58の右上
位置Cに接続される。
また反消音器側の排気管38Bは同様に、排気
管取付端37Bからチエーン54との干渉を避け
つつ反消音器側へ向つて下降し、排気管38Aの
後方を通つてエンジン30の下方に導かれ、この
排気管38Aの下方に位置する。排気管38Bは
排気管38Aと同じようにエンジン下方の略水平
面内で車体幅方向に横断しつつ略180°湾曲された
のちチエーン54の下方に導かれ、集合管58の
右下位置Dに接続されている。
管取付端37Bからチエーン54との干渉を避け
つつ反消音器側へ向つて下降し、排気管38Aの
後方を通つてエンジン30の下方に導かれ、この
排気管38Aの下方に位置する。排気管38Bは
排気管38Aと同じようにエンジン下方の略水平
面内で車体幅方向に横断しつつ略180°湾曲された
のちチエーン54の下方に導かれ、集合管58の
右下位置Dに接続されている。
なお第1図において60はシート、62はエン
ジン冷却水の冷却用ラジエタ、64は前輪であ
る。
ジン冷却水の冷却用ラジエタ、64は前輪であ
る。
次にこの実施例の動作・作用を説明する。エン
ジン30の運転中においては、4本の排気管36
A,36B,38A,38Bから、所定のクラン
ク角毎に間欠的に集合管58、消音器56へ排気
が排出される。今、或る気筒の排気管に導かれた
排気が集合管58内を通過すると、その排気慣性
により集合管58内圧が一時的に低下し負圧とな
る。この時他の気筒が排気行程に入ると、その排
気は内圧の低い集合管58へ吸い出されるように
して集合管58へ流れる。このように時間ズレの
ある排気の勢いをこの集合管58で組合わせるこ
とにより効果的に脈動が作られ、この結果背圧が
低下するので排気の吸い出しが促進される。この
ためシリンダ内の残留排気が少なくなり、容積効
率が向上するので出力が増大する。
ジン30の運転中においては、4本の排気管36
A,36B,38A,38Bから、所定のクラン
ク角毎に間欠的に集合管58、消音器56へ排気
が排出される。今、或る気筒の排気管に導かれた
排気が集合管58内を通過すると、その排気慣性
により集合管58内圧が一時的に低下し負圧とな
る。この時他の気筒が排気行程に入ると、その排
気は内圧の低い集合管58へ吸い出されるように
して集合管58へ流れる。このように時間ズレの
ある排気の勢いをこの集合管58で組合わせるこ
とにより効果的に脈動が作られ、この結果背圧が
低下するので排気の吸い出しが促進される。この
ためシリンダ内の残留排気が少なくなり、容積効
率が向上するので出力が増大する。
第1図において排気管取付端35,37より排
気消音器56迄の距離は前気筒32側より後気筒
34側が短い。
気消音器56迄の距離は前気筒32側より後気筒
34側が短い。
しかし後気筒34の排気管38A,38Bをチ
エーン54より上方の排気管取付端37A,37
Bより反消音器56側へチエーン54離しつつ下
方に導き、エンジンの下方の略水平面で車体幅方
向に横断させつつ湾曲させたのでこの部分で排気
管長が増大できる。特に後気筒列34は消音器5
6側へ偏位させたので、第3図から明らかなよう
に排気管38A,38Bが一層長くなり、前・後
気筒の排気管長をほぼ等しくできる。従つて前記
排気慣性の効果が前・後気筒同一となりエンジン
の出力性能は向上する。
エーン54より上方の排気管取付端37A,37
Bより反消音器56側へチエーン54離しつつ下
方に導き、エンジンの下方の略水平面で車体幅方
向に横断させつつ湾曲させたのでこの部分で排気
管長が増大できる。特に後気筒列34は消音器5
6側へ偏位させたので、第3図から明らかなよう
に排気管38A,38Bが一層長くなり、前・後
気筒の排気管長をほぼ等しくできる。従つて前記
排気慣性の効果が前・後気筒同一となりエンジン
の出力性能は向上する。
しかも後気筒例34の排気管38はエンジン下
方で水平面上で車体幅方向に横断させたので、排
気管が横に張り出してエンジンの横幅が大きくな
ることはないし、また運転者の脚部と接近するこ
ともない。さらにこの周囲には接触を生じるよう
なエンジン付属部品がないので排気抵抗が増大し
ないような大きい曲率で湾曲させることができ
る。
方で水平面上で車体幅方向に横断させたので、排
気管が横に張り出してエンジンの横幅が大きくな
ることはないし、また運転者の脚部と接近するこ
ともない。さらにこの周囲には接触を生じるよう
なエンジン付属部品がないので排気抵抗が増大し
ないような大きい曲率で湾曲させることができ
る。
(発明の効果)
この発明は以上のように、前後V型の4気筒エ
ンジンを車体中央付近に搭載した自動二輪車にお
いて、後気筒列を消音器側へ偏位させ、後気筒列
の排気管を、消音器側のチエーンから遠くなる反
消音器側へ向けて下降させ、エンジンの下方で水
平に車体幅方向に横断させてチエーンの下方へ導
き、前記排気消音器に接続したものである。
ンジンを車体中央付近に搭載した自動二輪車にお
いて、後気筒列を消音器側へ偏位させ、後気筒列
の排気管を、消音器側のチエーンから遠くなる反
消音器側へ向けて下降させ、エンジンの下方で水
平に車体幅方向に横断させてチエーンの下方へ導
き、前記排気消音器に接続したものである。
従つて、排気管長が不同となるようなV型のエ
ンジンで全ての排気管長をほぼ等しくすることが
でき各気筒の排気条件が均一化し、一部の気筒の
出力が低下することがない。また各気筒の排気慣
性効果がほぼ同一となり出力性能は向上する。
ンジンで全ての排気管長をほぼ等しくすることが
でき各気筒の排気条件が均一化し、一部の気筒の
出力が低下することがない。また各気筒の排気慣
性効果がほぼ同一となり出力性能は向上する。
後気筒列の排気管はエンジンの横へ張り出すこ
ともないからエンジンの横幅を挟めコンパクトに
することができる。
ともないからエンジンの横幅を挟めコンパクトに
することができる。
さらにエンジン下方には排気管の配設に障害と
なるようなエンジン付属部品がなく、運転者の脚
部とも接近を生じないので、排気管を通す位置の
選定や一定以上の曲率をもつて排気管を湾曲させ
るのになんら設計上の困難性を伴わない。
なるようなエンジン付属部品がなく、運転者の脚
部とも接近を生じないので、排気管を通す位置の
選定や一定以上の曲率をもつて排気管を湾曲させ
るのになんら設計上の困難性を伴わない。
第1図はこの発明の一実施例を一部断面した側
面図、第2図と第3図はエンジンの正面図と背面
図、第4図は排気系の平面図である。 30……エンジン、32,34……気筒、3
5,37……排気管取付端、36,38……排気
管、56……排気消音器。
面図、第2図と第3図はエンジンの正面図と背面
図、第4図は排気系の平面図である。 30……エンジン、32,34……気筒、3
5,37……排気管取付端、36,38……排気
管、56……排気消音器。
Claims (1)
- 1 車体中央付近に搭載された前後V型4気筒エ
ンジンと、このエンジンの一側から後方へのびる
後輪駆動用のチエーンと、このチエーンと同側に
位置する1本の排気消音器とを備える自動二輪車
において、前記エンジンの後気筒列を前気筒列に
対して前記排気消音器側へ偏位させる一方、この
後気筒列の排気管を後気筒列の後面から反排気消
音器側へ向かつて前記チエーンから離れるように
下降させエンジン下方でほぼ水平に車体幅方向に
横断させて前記チエーンの下方へ導き、前記エン
ジンの後下方で前気筒列の排気管と集合させて前
記排気消音器に接続したことを特徴とする自動二
輪車の排気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14419181A JPS5843824A (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | 自動二輪車の排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14419181A JPS5843824A (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | 自動二輪車の排気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5843824A JPS5843824A (ja) | 1983-03-14 |
JPH0364353B2 true JPH0364353B2 (ja) | 1991-10-04 |
Family
ID=15356315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14419181A Granted JPS5843824A (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | 自動二輪車の排気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843824A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61198121U (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-11 | ||
JPH0656100B2 (ja) * | 1987-04-22 | 1994-07-27 | 三信工業株式会社 | 多気筒エンジンの排気装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55123310A (en) * | 1979-03-15 | 1980-09-22 | Yamaha Motor Co Ltd | Exhaust system for motor cycle |
-
1981
- 1981-09-11 JP JP14419181A patent/JPS5843824A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55123310A (en) * | 1979-03-15 | 1980-09-22 | Yamaha Motor Co Ltd | Exhaust system for motor cycle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5843824A (ja) | 1983-03-14 |
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