JPH0476832B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0476832B2 JPH0476832B2 JP57040635A JP4063582A JPH0476832B2 JP H0476832 B2 JPH0476832 B2 JP H0476832B2 JP 57040635 A JP57040635 A JP 57040635A JP 4063582 A JP4063582 A JP 4063582A JP H0476832 B2 JPH0476832 B2 JP H0476832B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- seat
- fuel tank
- air cleaner
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 28
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims 1
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 5
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 2
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K13/00—Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units
- B60K13/02—Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units concerning intake
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、左右一対のメインパイプの下方に多
気筒エンジンを搭載した自動二輪車に係り、特に
その多気筒エンジンに連なる吸気装置の構造に関
する。
気筒エンジンを搭載した自動二輪車に係り、特に
その多気筒エンジンに連なる吸気装置の構造に関
する。
［従来の技術］
左右一対のメインパイプの下方に多気筒エンジ
ンを搭載した従来の自動二輪車では、エンジンの
真上に燃料タンクが位置するため、このエンジン
に連なる気化器やエアクリーナは、エンジンのシ
リンダの後方に配置され、特にそのエアクリーナ
は、燃料タンクに連なるシートの下方に入り込ん
でいた。
ンを搭載した従来の自動二輪車では、エンジンの
真上に燃料タンクが位置するため、このエンジン
に連なる気化器やエアクリーナは、エンジンのシ
リンダの後方に配置され、特にそのエアクリーナ
は、燃料タンクに連なるシートの下方に入り込ん
でいた。
［発明が解決しようとする課題］
しかしながら、この従来の構成によると、エア
クリーナがシートの下方に入り込むので、シート
の幅やこのシート下の車体幅が左右方向に膨らん
でしまう。このため、シート上に運転者が着座し
た際に、この運転者の脚が開き気味となり、足付
き性が悪くなつたり、燃料タンクを両方の膝で挟
み難くなるといつた問題がある。
クリーナがシートの下方に入り込むので、シート
の幅やこのシート下の車体幅が左右方向に膨らん
でしまう。このため、シート上に運転者が着座し
た際に、この運転者の脚が開き気味となり、足付
き性が悪くなつたり、燃料タンクを両方の膝で挟
み難くなるといつた問題がある。
また、逆に車体をシートの下方で幅狭く形成し
て、足付き性を良くしようとすると、シートの下
方にエアクリーナを設置するためのスペースを充
分に確保できなくなる。このため、エアクリーナ
の容量が減じられてしまい、吸気効率を高めると
上での妨げとなるといつた不具合が生じてくる。
そして、この種の不具合は、複数の気筒に夫々気
化器が接続され、これら気化器が共通のエアクリ
ーナに接続された多気筒エンジンであるほど、よ
り一層顕著なものとなる。
て、足付き性を良くしようとすると、シートの下
方にエアクリーナを設置するためのスペースを充
分に確保できなくなる。このため、エアクリーナ
の容量が減じられてしまい、吸気効率を高めると
上での妨げとなるといつた不具合が生じてくる。
そして、この種の不具合は、複数の気筒に夫々気
化器が接続され、これら気化器が共通のエアクリ
ーナに接続された多気筒エンジンであるほど、よ
り一層顕著なものとなる。
本発明は、このような事情にもとづいてなされ
たもので、足付き性やニーグリツプ性を犠牲にす
ることなく、吸気系の容量を充分に確保すること
ができ、しかも、燃料タンクの容量も同時に確保
できる自動二輪車の吸気装置の提供を目的とす
る。
たもので、足付き性やニーグリツプ性を犠牲にす
ることなく、吸気系の容量を充分に確保すること
ができ、しかも、燃料タンクの容量も同時に確保
できる自動二輪車の吸気装置の提供を目的とす
る。
［課題を解決するための手段］
そこで、本発明においては、ヘツドパイプから
後方に向つて延び、しかも、左右方向に間隔を存
して並設された一対のメインパイプを含むフレー
ムを備え、これらメインパイプ上に、シートに連
続する燃料タンクを設けるとともに、この燃料タ
ンクおよびメインパイプの下方に、多気筒エンジ
ンを配置した自動二輪車において、 上記燃料タンクの底部に、上向きに凹むような
凹部を設けるとともに、この凹部と上記左右のメ
インパイプとで囲まれた空間部分に吸気ケースを
配置し、この吸気ケースの内部を、エレメントを
有するエアクリーナと、このエアクリーナに連な
る吸気チヤンバとに前後に区画し、この吸気ケー
スの吸気チヤンバと上記多気筒エンジンとの間
に、上下方向に延びる吸気通路を有する複数の気
化器を配置し、これら気化器の吸気通路の上端部
を、上記吸気ケースの底を貫通させて、上記吸気
チヤンバの内部に開口させたことを特徴としてい
る。
後方に向つて延び、しかも、左右方向に間隔を存
して並設された一対のメインパイプを含むフレー
ムを備え、これらメインパイプ上に、シートに連
続する燃料タンクを設けるとともに、この燃料タ
ンクおよびメインパイプの下方に、多気筒エンジ
ンを配置した自動二輪車において、 上記燃料タンクの底部に、上向きに凹むような
凹部を設けるとともに、この凹部と上記左右のメ
インパイプとで囲まれた空間部分に吸気ケースを
配置し、この吸気ケースの内部を、エレメントを
有するエアクリーナと、このエアクリーナに連な
る吸気チヤンバとに前後に区画し、この吸気ケー
スの吸気チヤンバと上記多気筒エンジンとの間
に、上下方向に延びる吸気通路を有する複数の気
化器を配置し、これら気化器の吸気通路の上端部
を、上記吸気ケースの底を貫通させて、上記吸気
チヤンバの内部に開口させたことを特徴としてい
る。
［作用］
この構造によれば、エアクリーナと吸気チヤン
バを含む吸気系が、多気筒エンジンの上方を通る
左右のメインパイプと燃料タンクとで囲まれた空
間部分に配置されるので、これら吸気系がシート
の下方に入り込むことはなく、シートの幅やシー
トの下方の車体幅を、吸気系の大きさに影響され
ることなく自由に設定することができる。
バを含む吸気系が、多気筒エンジンの上方を通る
左右のメインパイプと燃料タンクとで囲まれた空
間部分に配置されるので、これら吸気系がシート
の下方に入り込むことはなく、シートの幅やシー
トの下方の車体幅を、吸気系の大きさに影響され
ることなく自由に設定することができる。
したがつて、エアクリーナや吸気チヤンバの容
量を増大するため、吸気ケースを幅広に形成して
も、シートの幅やシートの下方の車体幅が不所望
に広がることはなく、足付き性やニーグリツプの
し易さを犠牲にすることなく、吸気系の容量を確
保できる。
量を増大するため、吸気ケースを幅広に形成して
も、シートの幅やシートの下方の車体幅が不所望
に広がることはなく、足付き性やニーグリツプの
し易さを犠牲にすることなく、吸気系の容量を確
保できる。
また、エアクリーナと吸気チヤンバは、前後に
並んでいるので、吸気ケースをメインパイプに沿
うように前後方向に細長く形成することができ、
このケース自体を偏平なものとすることができ
る。しかも、エアクリーナと吸気チヤンバは、一
つの吸気ケース内に一体的に設けられているの
で、これらエアクリーナと吸気チヤンバとを別々
に形成して、これらの間をジヨイントで結ぶ場合
に比べて、吸気系全体をコンパクトに形成するこ
とができ、燃料タンクの下方での占有スペースを
極力少なく抑えることができる。このため、燃料
タンクの底に形成する凹部も、その長さおよび凹
み量共にそれ程大きく形成する必要はなく、燃料
タンクの容量が大幅に減じられずに済む。
並んでいるので、吸気ケースをメインパイプに沿
うように前後方向に細長く形成することができ、
このケース自体を偏平なものとすることができ
る。しかも、エアクリーナと吸気チヤンバは、一
つの吸気ケース内に一体的に設けられているの
で、これらエアクリーナと吸気チヤンバとを別々
に形成して、これらの間をジヨイントで結ぶ場合
に比べて、吸気系全体をコンパクトに形成するこ
とができ、燃料タンクの下方での占有スペースを
極力少なく抑えることができる。このため、燃料
タンクの底に形成する凹部も、その長さおよび凹
み量共にそれ程大きく形成する必要はなく、燃料
タンクの容量が大幅に減じられずに済む。
［実施例］
以下本発明を、図面に示す一実施例にもとづい
て説明する。
て説明する。
図中符号１で示すフレームは、その前端にヘツ
ドパイプ２を備えている。ヘツドパイプ２の後面
には、後方に延びる左右一対のメインパイプ３，
３と、下向きに延びる左右一対のダウンチユーブ
４，４が溶接されている。メインパイプ３，３
は、左右方向に間隔を存して配置されており、こ
れらメインパイプ３，３は、途中から下向きに曲
成されて、シートピラーチユーブ５，５を構成し
ている。このメインパイプ３，３の曲成部分に
は、後方に向つて延びる左右一対のシートレール
６，６が溶接されている。このシートレール６，
６の途中と、シートピラーチユーブ５，５の下端
部との間には、バツクステー７，７が架設されて
いる。
ドパイプ２を備えている。ヘツドパイプ２の後面
には、後方に延びる左右一対のメインパイプ３，
３と、下向きに延びる左右一対のダウンチユーブ
４，４が溶接されている。メインパイプ３，３
は、左右方向に間隔を存して配置されており、こ
れらメインパイプ３，３は、途中から下向きに曲
成されて、シートピラーチユーブ５，５を構成し
ている。このメインパイプ３，３の曲成部分に
は、後方に向つて延びる左右一対のシートレール
６，６が溶接されている。このシートレール６，
６の途中と、シートピラーチユーブ５，５の下端
部との間には、バツクステー７，７が架設されて
いる。
なお、メインパイプ３，３、ダウンチユーブ
４，４、シートレール６，６およびバツクステー
７，７は、共に一方のみを図示する。
４，４、シートレール６，６およびバツクステー
７，７は、共に一方のみを図示する。
ヘツドパイプ２には、前輪８を有するフロント
フオーク９が枢支されており、このフロントフオ
ーク９は、ハンドル１０によつて操向操作され
る。
フオーク９が枢支されており、このフロントフオ
ーク９は、ハンドル１０によつて操向操作され
る。
メインパイプ３，３上には、燃料タンク１１が
取り付けられている。燃料タンク１１の底面に
は、メインパイプ３，３を跨ぐ凹部１２が設けら
れており、この凹部１２は、燃料タンク１１の前
面下部に連続して開口されている。また、シート
レール６，６上には、シート１３が設置されてお
り、このシート１３は、燃料タンク１１の後部に
連続して設けられている。
取り付けられている。燃料タンク１１の底面に
は、メインパイプ３，３を跨ぐ凹部１２が設けら
れており、この凹部１２は、燃料タンク１１の前
面下部に連続して開口されている。また、シート
レール６，６上には、シート１３が設置されてお
り、このシート１３は、燃料タンク１１の後部に
連続して設けられている。
シートピラーチユーブ５，５とバツクステー
７，７との連結部分には、左右一対のブラケツト
１４，１４（一方のみを図示）が取り付けられて
いる。これらブラケツト１４，１４の間には、リ
ヤアーム１５が揺動可能に枢支されている。リヤ
アーム１５は、後端部に後輪１６を軸支してお
り、このリヤアーム１５の後端部は、シートレー
ル６，６との間に架設された緩衝器１７，１７に
よつて懸架されている。
７，７との連結部分には、左右一対のブラケツト
１４，１４（一方のみを図示）が取り付けられて
いる。これらブラケツト１４，１４の間には、リ
ヤアーム１５が揺動可能に枢支されている。リヤ
アーム１５は、後端部に後輪１６を軸支してお
り、このリヤアーム１５の後端部は、シートレー
ル６，６との間に架設された緩衝器１７，１７に
よつて懸架されている。
ダウンチユーブ４，４の下端部には、エンジン
ブラケツト１８が取り付けられている。このエン
ジンブラケツト１８と上記ブラケツト１４，１４
との間には、水冷式４サイクルエンジン１９がマ
ウントされている。本実施例のエンジン１９は、
自動二輪車の前方に向けて傾斜された前部シリン
ダ２１と、自動二輪車の後方に向けて傾斜された
後部シリンダ２２を有している。これら両シリン
ダ２１，２２は、自動二輪車を側方から見た場合
に略Ｖ形に位置されており、上記燃料タンク１１
の下方に位置されている。このため、本実施例の
エンジン２２は、前後Ｖ形エンジンであつて、そ
のクランクケース２０内には、一本のクランク軸
２３が左右方向に沿つて横置きに配置されてい
る。
ブラケツト１８が取り付けられている。このエン
ジンブラケツト１８と上記ブラケツト１４，１４
との間には、水冷式４サイクルエンジン１９がマ
ウントされている。本実施例のエンジン１９は、
自動二輪車の前方に向けて傾斜された前部シリン
ダ２１と、自動二輪車の後方に向けて傾斜された
後部シリンダ２２を有している。これら両シリン
ダ２１，２２は、自動二輪車を側方から見た場合
に略Ｖ形に位置されており、上記燃料タンク１１
の下方に位置されている。このため、本実施例の
エンジン２２は、前後Ｖ形エンジンであつて、そ
のクランクケース２０内には、一本のクランク軸
２３が左右方向に沿つて横置きに配置されてい
る。
前部シリンダ２１および後部シリンダ２２は、
内部に図示しないシリンダを備えたシリンダブロ
ツク２４ａ，２４ｂと、このシリンダブロツク２
４ａ，２４ｂに連結されたシリンダヘツド２５
ａ，２５ｂと、このシリンダヘツド２５ａ，２５
ｂに被冠されたヘツドカバー２６ａ，２６ｂとで
構成されている。シリンダヘツド２５ａ，２５ｂ
には、夫々吸気口２７と排気口２８が設けられて
いる。吸気口２７は、シリンダヘツド２５ａ，２
５ｂの互いに対向する部位において、上向きに開
口されている。また、排気口２８は、前部シリン
ダ２１の前面および後部シリンダ２２の後面に
夫々開口されており、このことにより、前部シリ
ンダ２１は前方排気、後部シリンダ２２は後方排
気となつている。
内部に図示しないシリンダを備えたシリンダブロ
ツク２４ａ，２４ｂと、このシリンダブロツク２
４ａ，２４ｂに連結されたシリンダヘツド２５
ａ，２５ｂと、このシリンダヘツド２５ａ，２５
ｂに被冠されたヘツドカバー２６ａ，２６ｂとで
構成されている。シリンダヘツド２５ａ，２５ｂ
には、夫々吸気口２７と排気口２８が設けられて
いる。吸気口２７は、シリンダヘツド２５ａ，２
５ｂの互いに対向する部位において、上向きに開
口されている。また、排気口２８は、前部シリン
ダ２１の前面および後部シリンダ２２の後面に
夫々開口されており、このことにより、前部シリ
ンダ２１は前方排気、後部シリンダ２２は後方排
気となつている。
なお、各シリンダヘツド２５ａ，２５ｂには、
図示しない吸気バルブおよび排気バルブを夫々開
閉駆動するための吸気カムシヤフト２９と排気カ
ムシヤフト３０が設けられている。
図示しない吸気バルブおよび排気バルブを夫々開
閉駆動するための吸気カムシヤフト２９と排気カ
ムシヤフト３０が設けられている。
前部シリンダ２１と後部シリンダ２２との間に
設けたジエネレータケース３１内には、駆動シヤ
フト３２が設けられている。駆動シヤフト３２
は、上記クランク軸２３と平行をなしており、こ
の駆動シヤフト３２は、クランク軸２３との間に
架設された駆動チエーン３３を介して回転駆動さ
れる。そして、この駆動シヤフト３２は、カムチ
エーン３４，３４を介して吸気カムシヤフト２９
および排気カムシヤフト３０を回転駆動させるよ
うになつている。
設けたジエネレータケース３１内には、駆動シヤ
フト３２が設けられている。駆動シヤフト３２
は、上記クランク軸２３と平行をなしており、こ
の駆動シヤフト３２は、クランク軸２３との間に
架設された駆動チエーン３３を介して回転駆動さ
れる。そして、この駆動シヤフト３２は、カムチ
エーン３４，３４を介して吸気カムシヤフト２９
および排気カムシヤフト３０を回転駆動させるよ
うになつている。
前部シリンダ２１および後部シリンダ２２の吸
気口２７，２７には、夫々ダウンドラフト形の気
化器３５，３５が接続されている。気化器３５，
３５は、詳図しないが内部に上下方向に延びる吸
気通路３６，３６を備えており、これら吸気通路
３６，３６の上端部には、吸込口３７，３７が取
り付けられている。このような気化器３５，３５
は、その吸気通路３６，３６を上方に進に従つて
前方に進出する方向に傾斜させた姿勢で配置され
ており、吸気通路３６，３６の軸線が鉛直線に対
して所定角度前方に向けて傾斜されている。
気口２７，２７には、夫々ダウンドラフト形の気
化器３５，３５が接続されている。気化器３５，
３５は、詳図しないが内部に上下方向に延びる吸
気通路３６，３６を備えており、これら吸気通路
３６，３６の上端部には、吸込口３７，３７が取
り付けられている。このような気化器３５，３５
は、その吸気通路３６，３６を上方に進に従つて
前方に進出する方向に傾斜させた姿勢で配置され
ており、吸気通路３６，３６の軸線が鉛直線に対
して所定角度前方に向けて傾斜されている。
一方、上記左右のメインパイプ３，３と燃料タ
ンク１１の底面の凹部１２とで囲まれた空間部分
３８には、前後方向に延びる吸気ケース４０が配
置されている。吸気ケース４０の底部は、燃料タ
ンク１１よりも下方に突出しており、この吸気ケ
ース４０の底壁がエンジン１９に近接している。
吸気ケース４０の内部は、エレメント４１ａを有
するエアクリーナ４１と、このエアクリーナ４１
に連なる吸気チヤンバ４２とに前後に区画されて
おり、エアクリーナ４１と吸気チヤンバ４２が単
一の吸気ケース４０の内部に一体的に形成されて
いる。
ンク１１の底面の凹部１２とで囲まれた空間部分
３８には、前後方向に延びる吸気ケース４０が配
置されている。吸気ケース４０の底部は、燃料タ
ンク１１よりも下方に突出しており、この吸気ケ
ース４０の底壁がエンジン１９に近接している。
吸気ケース４０の内部は、エレメント４１ａを有
するエアクリーナ４１と、このエアクリーナ４１
に連なる吸気チヤンバ４２とに前後に区画されて
おり、エアクリーナ４１と吸気チヤンバ４２が単
一の吸気ケース４０の内部に一体的に形成されて
いる。
吸気チヤンバ４２は、前部シリンダ２１、後部
シリンダ２２およびこれらシリンダ２１，２２の
間の気化器３５，３５の上方に位置されている。
そして、この吸気チヤンバ４２の底壁を上記気化
器３５，３５の上端の吸込口３７，３７が気密に
貫通しており、これら吸込口３７，３７は吸気チ
ヤンバ４２の内部に開口されている。
シリンダ２２およびこれらシリンダ２１，２２の
間の気化器３５，３５の上方に位置されている。
そして、この吸気チヤンバ４２の底壁を上記気化
器３５，３５の上端の吸込口３７，３７が気密に
貫通しており、これら吸込口３７，３７は吸気チ
ヤンバ４２の内部に開口されている。
また、前部シリンダ２１および後部シリンダ２
２の排気口２８，２８には、夫々排気管４３，４
４が接続されており、これら排気管４３，４４
は、後輪１６の側方に配置した消音器４５に連な
つている。
２の排気口２８，２８には、夫々排気管４３，４
４が接続されており、これら排気管４３，４４
は、後輪１６の側方に配置した消音器４５に連な
つている。
なお、図中符号４６はラジエータであつて、上
記エンジン１９のウオータジヤケツトに対し図示
しない冷却水パイプを介して接続されている。
記エンジン１９のウオータジヤケツトに対し図示
しない冷却水パイプを介して接続されている。
このような構成によれば、エアクリーナ４１や
吸気チヤンバ４２を有する吸気ケース４０は、エ
ンジン１９の上方を通る左右のメインパイプ３，
３と、燃料タンク１１の凹部１２とで囲まれた空
間部分３８に配置されているので、この吸気ケー
ス４０がシート１３の前部の下方に入り込むこと
はなく、このシート１３の幅やシート１３の下方
の車体幅を、上記吸気ケース４０の大きさとは無
関係に自由に設定することができる。
吸気チヤンバ４２を有する吸気ケース４０は、エ
ンジン１９の上方を通る左右のメインパイプ３，
３と、燃料タンク１１の凹部１２とで囲まれた空
間部分３８に配置されているので、この吸気ケー
ス４０がシート１３の前部の下方に入り込むこと
はなく、このシート１３の幅やシート１３の下方
の車体幅を、上記吸気ケース４０の大きさとは無
関係に自由に設定することができる。
したがつて、エアクリーナ４１や吸気チヤンバ
４２の容量を増大するため、吸気ケース４０を幅
広に形成しても、シート１３の幅やシート１３の
下方の車体幅が不所望に広がることはない。この
ことから、スリムなレツグスペースを得ることが
でき、足付き性やニーグリツプのし易さ等を何等
犠牲にすることなく、吸気系の容量を充分に確保
することができ、その分、エンジン出力を高める
ことができる。
４２の容量を増大するため、吸気ケース４０を幅
広に形成しても、シート１３の幅やシート１３の
下方の車体幅が不所望に広がることはない。この
ことから、スリムなレツグスペースを得ることが
でき、足付き性やニーグリツプのし易さ等を何等
犠牲にすることなく、吸気系の容量を充分に確保
することができ、その分、エンジン出力を高める
ことができる。
しかも、エアクリーナ４１と吸気チヤンバ４２
は、前後に並んで設けられているので、吸気ケー
ス４０をメインパイプ３，３に沿つて細長く形成
することができ、この吸気ケース４０自体を偏平
なものとすることができる。それとともに、エア
クリーナ４１と吸気チヤンバ４２は、共通の吸気
ケース４０内に一体的に設けられているので、こ
れらエアクリーナ４１と吸気チヤンバ４２を互い
に独立させて、これらの間をジヨイントで結ぶ場
合に比べて、エアクリーナ４１と吸気チヤンバ４
２を含む吸気系全体をコンパクトに形成すること
ができ、燃料タンク１１の下方での占有スペース
を極力少なく抑えることができる。
は、前後に並んで設けられているので、吸気ケー
ス４０をメインパイプ３，３に沿つて細長く形成
することができ、この吸気ケース４０自体を偏平
なものとすることができる。それとともに、エア
クリーナ４１と吸気チヤンバ４２は、共通の吸気
ケース４０内に一体的に設けられているので、こ
れらエアクリーナ４１と吸気チヤンバ４２を互い
に独立させて、これらの間をジヨイントで結ぶ場
合に比べて、エアクリーナ４１と吸気チヤンバ４
２を含む吸気系全体をコンパクトに形成すること
ができ、燃料タンク１１の下方での占有スペース
を極力少なく抑えることができる。
このため、燃料タンク１１の底に形成すべき凹
部１２は、その長さおよび凹み量共にそれ程大き
く形成する必要はなく、燃料タンク１１の容量が
大幅に減じられることもない。
部１２は、その長さおよび凹み量共にそれ程大き
く形成する必要はなく、燃料タンク１１の容量が
大幅に減じられることもない。
さらに、この実施例では、気化器３５，３５を
前方に向けて傾斜させたので、この気化器３５，
３５の上方への張り出し高さを抑えることができ
る。このため、気化器３５，３５を含めたエンジ
ン１９の全高を低く抑えることができ、その分、
吸気ケース４０の設置スペースが広がり、吸気系
の容量を確保する上でより好都合となる。
前方に向けて傾斜させたので、この気化器３５，
３５の上方への張り出し高さを抑えることができ
る。このため、気化器３５，３５を含めたエンジ
ン１９の全高を低く抑えることができ、その分、
吸気ケース４０の設置スペースが広がり、吸気系
の容量を確保する上でより好都合となる。
加えて、気化器３５，３５を傾けたことによ
り、その吸込口３７，３７が前方に偏るので、気
化器３５，３５と吸気チヤンバ４２との位置関係
に無理が生じることもなく、吸気チヤンバ４２と
の接続を容易に行うことができる。
り、その吸込口３７，３７が前方に偏るので、気
化器３５，３５と吸気チヤンバ４２との位置関係
に無理が生じることもなく、吸気チヤンバ４２と
の接続を容易に行うことができる。
［発明の効果］
以上詳述した本発明によれば、エアクリーナと
吸気チヤンバを含む吸気系がシートの下方に入り
込まずに済むので、このシートの幅やシートの下
方の車体幅を、吸気系の大きさに影響されること
なく自由に設定することができる。したがつて、
吸気系の容量増大を目的として吸気ケースを幅広
に形成しても、シートの幅やシートの下方の車体
幅が不所望に広がることはなく、足付き性やニー
グリツプのし易さを犠牲にすることなく、吸気系
の容量を確保できる。
吸気チヤンバを含む吸気系がシートの下方に入り
込まずに済むので、このシートの幅やシートの下
方の車体幅を、吸気系の大きさに影響されること
なく自由に設定することができる。したがつて、
吸気系の容量増大を目的として吸気ケースを幅広
に形成しても、シートの幅やシートの下方の車体
幅が不所望に広がることはなく、足付き性やニー
グリツプのし易さを犠牲にすることなく、吸気系
の容量を確保できる。
また、エアクリーナと吸気チヤンバは、前後に
並んでいるので、吸気ケースを前後に細長く形成
して、このケース自体を偏平なものとすることが
できる。しかも、エアクリーナと吸気チヤンバ
は、一つの吸気ケース内に一体的に設けられてい
るので、エアクリーナと吸気チヤンバとを別々に
形成して、これらの間をジヨイントで結ぶ場合に
比べて、吸気系全体をコンパクトに形成すること
ができ、燃料タンクの下方での占有スペースを極
力少なく抑えることができる。このため、燃料タ
ンクの底に形成する凹部も、その長さおよび凹み
量共にそれ程大きく形成する必要はなく、燃料タ
ンクの容量が大幅に減じられずに済むといつた利
点がある。
並んでいるので、吸気ケースを前後に細長く形成
して、このケース自体を偏平なものとすることが
できる。しかも、エアクリーナと吸気チヤンバ
は、一つの吸気ケース内に一体的に設けられてい
るので、エアクリーナと吸気チヤンバとを別々に
形成して、これらの間をジヨイントで結ぶ場合に
比べて、吸気系全体をコンパクトに形成すること
ができ、燃料タンクの下方での占有スペースを極
力少なく抑えることができる。このため、燃料タ
ンクの底に形成する凹部も、その長さおよび凹み
量共にそれ程大きく形成する必要はなく、燃料タ
ンクの容量が大幅に減じられずに済むといつた利
点がある。
第１図は、本発明の一実施例を一部断面で示す
自動二輪車の側面図である。 １……フレーム、２……ヘツドパイプ、３……
メインパイプ、１１……燃料タンク、１２……凹
部、１３……シート、１９……多気筒エンジン、
３５……気化器、３６……吸気通路、３８……空
間部分、４０……吸気ケース、４１……エアクリ
ーナ、４１ａ……エレメント、４２……吸気チヤ
ンバ。
自動二輪車の側面図である。 １……フレーム、２……ヘツドパイプ、３……
メインパイプ、１１……燃料タンク、１２……凹
部、１３……シート、１９……多気筒エンジン、
３５……気化器、３６……吸気通路、３８……空
間部分、４０……吸気ケース、４１……エアクリ
ーナ、４１ａ……エレメント、４２……吸気チヤ
ンバ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ヘツドパイプから後方に向つて延び、しか
も、左右方向に間隔を存して並設された一対のメ
インパイプを含むフレームを備え、 これらメインパイプ上に、シートに連続する燃
料タンクを設けるとともに、 この燃料タンクおよびメインパイプの下方に、
多気筒エンジンを配置した自動二輪車において、 上記燃料タンクの底部に、上向きに凹むような
凹部を設けるとともに、 この凹部と上記左右のメインパイプとで囲まれ
た空間部分に吸気ケースを配置し、 この吸気ケースの内部を、エレメントを有する
エアクリーナと、このエアクリーナに連なる吸気
チヤンバとに前後に区画し、 この吸気ケースの吸気チヤンバと上記多気筒エ
ンジンとの間に、上下方向に延びる吸気通路を有
する複数の気化器を配置し、 これら気化器の吸気通路の上端部を、上記吸気
ケースの底を貫通させて、上記吸気チヤンバの内
部に開口させたことを特徴とする自動二輪車の吸
気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57040635A JPS58156419A (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 自動二輪車の吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57040635A JPS58156419A (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 自動二輪車の吸気装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3172112A Division JPH0669795B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 自動二輪車の吸気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58156419A JPS58156419A (ja) | 1983-09-17 |
| JPH0476832B2 true JPH0476832B2 (ja) | 1992-12-04 |
Family
ID=12586006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57040635A Granted JPS58156419A (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 自動二輪車の吸気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58156419A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0662104B2 (ja) * | 1984-09-18 | 1994-08-17 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車 |
| JPH0646789Y2 (ja) * | 1985-01-08 | 1994-11-30 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
| JPS61146482U (ja) * | 1985-03-02 | 1986-09-09 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56113042A (en) * | 1980-02-08 | 1981-09-05 | Yamaha Motor Co Ltd | Engine for vehicle |
-
1982
- 1982-03-15 JP JP57040635A patent/JPS58156419A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56113042A (en) * | 1980-02-08 | 1981-09-05 | Yamaha Motor Co Ltd | Engine for vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58156419A (ja) | 1983-09-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4057384B2 (ja) | 低床式車両のエンジン搭載構造 | |
| JP4282968B2 (ja) | 低床式車両の排気管構造 | |
| JP2004114870A (ja) | 低床式車両のリヤクッション取付構造 | |
| JPS6069256A (ja) | 自動二輪車の吸気装置 | |
| JPH0476832B2 (ja) | ||
| JP3917923B2 (ja) | 低床式車両のエンジン吸気系構造 | |
| JPH0346352B2 (ja) | ||
| JP2004114866A (ja) | 低床式車両のエンジン搭載構造 | |
| JP3013410B2 (ja) | 収納ボックス付スクータ型車両 | |
| JP3877665B2 (ja) | 低床式車両の低床支持構造 | |
| JP2004284395A (ja) | 自動二輪車 | |
| JP2604158B2 (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
| JPS58170627A (ja) | 自動二輪車 | |
| JP2964585B2 (ja) | 収納ボックス付スクータ型車両 | |
| JP2528623B2 (ja) | ４サイクルエンジンを搭載したスク―タ型自動二輪車 | |
| JP3989347B2 (ja) | 低床式車両のエアクリーナ構造 | |
| JPH0441116B2 (ja) | ||
| JP3877664B2 (ja) | 低床式車両のパワーユニット搭載構造 | |
| JP2004314882A (ja) | 自動二輪車のエンジン懸架構造 | |
| JP3158165B2 (ja) | 自動二輪車 | |
| JPH0413196B2 (ja) | ||
| JPH038554Y2 (ja) | ||
| JP4316266B2 (ja) | 低床式車両の吸気チャンバ搭載構造 | |
| JP3223909B2 (ja) | 収納ボックス付スクータ型車両 | |
| JPH02296589A (ja) | 自動二輪車の吸気装置 |