JPH036361B2 - - Google Patents

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JPH036361B2
JPH036361B2 JP57049389A JP4938982A JPH036361B2 JP H036361 B2 JPH036361 B2 JP H036361B2 JP 57049389 A JP57049389 A JP 57049389A JP 4938982 A JP4938982 A JP 4938982A JP H036361 B2 JPH036361 B2 JP H036361B2
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JP
Japan
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flow path
tank
port
chamber
communicates
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JP57049389A
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JPS58166104A (ja
Inventor
Shizuo Matsumura
Yukinao Nakagome
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、アクチエータポートからの戻り油
を、必要に応じて供給側に送る方向制御弁に関す
る。
(従来の技術) 第1,2図に示した従来の方向切換弁は、弁本
体1にアクチエータポート2,3を形成し、一方
のアクチエータポート2をシリンダ4のボトム側
室5に接続するとともに、他方のアクチエータポ
ート3をロツド側室6に接続している。
このようにした弁本体1にはスプール7を設け
ているが、このスプール7が第1図に示すように
中立位置にあるとき、ポンプポート8,9がタン
クポート10に連通するとともに、前記アクチエ
ータポート2,3は供給流路11およびタンク流
路12との連通が遮断される関係にしている。そ
してこの供給流路11はパラレルフイーダ13と
ロードチエツク弁14を介して通じている。
そしてこのスプール7の片側、すなわち図面右
側には、制御部体16を内装している。
この制御部体16部分の構成を拡大したのが第
2図である。
すなわち、この制御部体16はその外端の大径
部17を圧力室18に臨ませるとともに、この圧
力室18に設けたスプリング19の作用で、通常
はポペツト部20をスプール7に形成のバルブシ
ート21に圧接させている。また、ポペツト部2
0から突出させた突部22を連通室23内に臨ま
せるとともに、連通室23側のポペツト部20の
受圧面積a1に対して圧力室18側の大径部17の
受圧面積a2を大きくしている。そして上記制御部
体16には通油孔24を形成し、この通油孔24
を介して圧力室18と連通室23とが常時通じる
構成にしている。
さらに上記連通室23はスプール7に形成の通
孔25を介して、他方のアクチエータポート3に
連通したり、あるいは前記供給流路11に連通し
たりする関係にしている。
すなわち、スプール7が中立位置にある図示の
状態では、通孔25が他方のアクチエータポート
3に連通する一方、スプール7を図面左方向に切
換えたときは、供給流路11と連通する関係にし
ている。
また制御部体16のポペツト部20がバルブシ
ート21に圧接している状態において、ポペツト
部20と大径部18間に対向する関係位置に、切
換孔26とタンク流路ポート27とを形成してい
る。これら切換孔26とタンク流路ポート27と
は、制御部体16とスプール7間に形成される連
通路28を介して常時連通するとともに、他方の
アクチエータポート3およびタンク流路12に対
しは次の関係位置を保持している。
すなわち図示の中立位置において、切換孔26
はタンク流路12に通じる一方、タンク流路ポー
ト27はタンク流路12の開口部とくい違い、完
全に閉ざされる。そしてスプール7を図面左方向
に切換えると、切換孔26が他方のアクチエータ
ポート3に連通するとともに、タンク流路ポート
27がタンク流路12に連通する。
しかしてスプール7を左右いずれかに切換える
と、ポンプポート8,9とタンクポート10との
連通が遮断されるとともに、第1あるいは第2環
状溝29,30を介して、いずれか一方のアクチ
エータポートが供給流路11と連通する。
いまスプール7を図面右方向に移動させたとす
ると、第2環状溝30を介して供給流路11と他
方のアクチエータポート3とが連通するととも
に、一方のアクチエータポート2は第2環状溝3
1を介して連通する。
したがつてポンプからの圧油はロツド側室6に
流入し、ボトム側室5内の油はタンクに戻り、シ
リンダ4はそのロツドを矢印15とは反対方向に
移動させる。
次にスプール7を図面左方向に切換えると、こ
ん度は一方のアクチエータポート2が第1環状溝
29を介して供給流路11に連通するが、他方の
アチエータポート3とタンク流路12とは次のよ
うにして連通する。
すなわち、前記切換孔26が他方のアクチエー
タポート3と連通するとともに、タンク流路ポー
ト27がタンク流路12と連通するので、他方の
アクチエータポート3は、切換孔26、流通路2
8およびタンク流路ポート27を介してタンク流
路12に連通する。
またこのときには、通孔25が供給流路11に
連通するので、供給流路11内の供給圧は、シリ
ンダのボトム側室5に流入するとともに、前記連
通室23および圧力室18にも流入する。
上記のようにシリンダのボトム側室5に圧油が
供給され、ロツド側室6がタンク流路12に連通
するので、シリンダ4のロツドは矢印15方向に
移動する。
そしてこのようにした方向制御弁は、たとえば
パワーシヨベルのアームシリンダを制御するため
に用いるが、いま当該パワーシヨベルのバケツト
を空中で下降動作させると、シリンダ4には矢印
15方向のカウンター負荷が作用する。
したがつてボトム側室5は負圧になり、このボ
トム側室5に連通する連通室23および圧力室1
8も負圧になる。圧力室18内が負圧になれば、
流通路28内の圧力によつて制御部体16はスプ
リング19に抗して移動し、バルブシート21を
開く。
バルブシート21が開くことによつて、ロツド
側室6の戻り油は、連通室23および通孔25を
通つて供給流路1に流入し、ポンプからの油と合
流する。つまりロツド側室6からの戻り油をボト
ム側室5に供給してその不足分を補い、キヤビテ
ーシヨンを防止する。
一方当該パワーシヨベルが掘削作業をしている
ときには、ボトム側室5内の圧力が高圧になり、
この高圧が連通室23にも導入される。このよう
に連通室23に導入された高圧は、通油孔24を
通つて圧力室18にも導かれる。その結果連通室
23および圧力室18は同圧になるが、前記した
ように受圧面積a1よりa2の方が大きいので、制御
部体16はバルブシート21を閉じた状態に維持
される。
したがつてこの場合には、ロツド側室6の戻り
油は、供給流路11に回らず、すべてタンク流路
12に流れる。
(発明が解決しようとする課題) 上記のようにした従来の方向制御弁の欠点は、
例えば当該パワーシヨベルの掘削作業時における
エネルギーロスが大きくなることである。
すなわち上記掘削作業時には、ロツド側室6も
戻り油の流路過程での抵抗が少なければ少ないほ
どエネルギーロスが少なくなる。つまりタンク流
路ポート27の直径が大きければ大きいほど、エ
ネルギーロスが少なくなる。
ところがタンク流路ポート27の直径を大きく
すると、当該バケツトの空中下降動作時に、ロツ
ド側室6の戻り油がこのタンク流路ポート27か
らタンク流路12に逃げてしまい、その戻り油を
ボトム側室5にほとんど供給しえなくなる。
したがつてタンク流路ポート27の直径を大き
くするにも限界があり、結局掘削作業時における
エネルギーロスを無くせなかつた。
この発明は、タンク流路ポートの直径を大きく
しても、アクチエータポートにカウンター負荷が
作用したとき、アクチエータポートからの戻り油
を供給流路に回せる方向制御弁の提供を目的とす
る。
(課題を解決するための手段) この発明は、ポンプに連通する供給流路とタン
クに連通するタンク流路とを形成し、スプールの
切換え位置に応じて、供給流路をいずれか一方の
アクチエータポートに連通させるとともに、タン
ク流路をいずれか他方のアチユエータポートに連
通させる方向制御弁を前提にするものである。
そして、上記方向制御弁を前提にしつつ、この
発明は、スプールの一端側に制御部体を内装し、
この制御部体のポペツト部が連通室のバルブシー
トに接する関係にするとともに、ポペツト部は反
対側の大径部を圧力室に臨ませ、制御部体に形成
に通油孔を介して上記連通室と圧力室とを連通さ
せる一方、ポペツト部の受圧面積a1に対して大径
部の受圧面積a2を大きくし、さらに前記スプール
には、その切換え位置に応じて前記連通室を供給
流路に連通させる通孔と、前記他方のアクチエー
タポートに開口する切換孔と、タンク流路に開口
するタンク流路ポートとを形成するとともに、制
御部体周囲に形成の流通路によつて切換孔とタン
ク流路ポートとを常時連通させてなり、かつ制御
部体のポペツト部がバルブシートを開いた状態
で、切換孔とタンク流路ポートとの流路過程を絞
る絞り機構を設けた点に特徴を有する。
なお、この発明の絞り機構とは、後記する各実
施例の環状突部とその周囲に形成される絞り流路
とを構成要素にしてなる。ただしこの発明におい
ては、上記環状突部にスプールの長手方向に沿つ
て多数の溝を形成し、この溝を絞り流路に代えて
もよい。
(本発明の作用) この発明は上記のように構成したので、アクチ
ユエータにカウンター負荷が作用すると、制御部
体が移動して切換孔とタンク流路ポートとを連通
させる流路面積を小さくする。そのために、一方
のアクチユエータポートからの戻り油のほとんど
は、タンク流路から流出せずに、アクチユエータ
の負圧を形成している側に供給される。
また、通常の状態のときには、制御部体がノー
マル位置を保持し、切換孔とタンク流路ポートと
を連通させる流路面積を十分に保つ。
(本発明の効果) この発明の方向制御弁によれば、タンク流路ポ
ートの直径を十分大きくしても、アクチエータポ
ートにカウンター負荷が作用したときに、そのア
クチエータポートからの戻り油のほとんどを供給
流路に回せる。
このようにタンク流路ポートの直径を十分大き
く取れるので、アクチエータポートの高圧作動の
ときのエネルギーロスも少なくなる。
(本発明の実施例) この実施例は、スプールの片側の構造を改良し
たもので、その他は従来と同様なので、各実施例
を示す第3図以下は、その要部のみを示してい
る。
第1実施例(第3,4図) この第1実施例は、制御部体16に環状突部3
2を形成し、この環状突部32とスプール7間に
環状すき間からなる絞り流路33が形成される関
係にしている。
そして上記環状突部32は、ポペツト部20が
バルブシート21に接している第4図の状態にお
いて、両切換孔26間に対応し、ポペツト部20
がバルブシート21から離れる開状態において、
切換孔26とタンク流路ポート27との流路過程
で、切換孔26より下流側に位置する関係にして
いる。
しかして前記シリンダ4に矢印15方のカウン
ター負荷が作用したときは、連通室23および圧
力室18内が負圧になり、制御部体16がスプリ
ング19に抗して移動し、バルブシート21を開
くこと従来と全く同様である。
ただ制御部体16が移動した状態では、第3図
に示すように、切換孔26とタンク流路ポート2
7を結ぶ流通路28の通路過程に絞り流路33が
移動するので、ロツド側室6の戻り油のほとんど
が、連通室23からの供給流路11に流れる。
つまりタンク流路ポート27の直径が大きくて
も、絞り流路33の絞り抵抗の作用で、上記戻り
油のほとんどが供給流路11に流れ、ボトム側室
5内のキヤビテーシヨンを防止する。
またボトム側室5内が高圧のときは、その高圧
が連通室23および圧力室18にも導かれるの
で、前記従来と同様に、受圧面積a1とa2の差によ
り、制御部体16はバルブシート21を閉じたま
まの状態に維持する。
このとき絞り流路33は、切換孔26とタンク
流路ポート27間の流路過程から外れるので、ロ
ツド側室6も戻り油に対し抵抗を与えない。した
がつてタンク流路ポート27の直径を大きくして
おけば、エネルギーロスが少なくなる。
第2実施例(第5,6図) この第2実施例は、切換孔26に対応する位置
に環状凹部34を形成するとともに、制御部体1
7に環状突部35を形成したもので、その他は第
1実施例と全く同様である。
しかしてボトム側室5内が負圧になつて制御部
体16がスプリング19に抗して移動すると、第
5図に示すように、環状突部35が前記環状凹部
34とくい違い、流通路28に絞り流路36を形
成し、切換孔26とタンク流路ポート27間の流
通過程を絞る。
また第6図に示すように、ポペツト部20がバ
ルブシート21に接しているときは、環状突部3
5が環状凹部34に対抗しているので、流通路2
8を絞ることがない。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は従来の方向制御弁の断面図、第2
図はその要部拡大図、第3,4図はこの発明の第
1実施例を示すもので、第3図はスプールを切換
えたた状態におけるカウンター負荷が作用してい
るときの要部拡大断面図、第4図は同じく高圧作
動のときの要部拡大断面図、第5,6図は第2実
施例を示すもので、第5図は第3図と同様の要部
拡大断面図、第6図は第4図と同様の要部拡大断
面図である。 2,3……アクチエータポート、7……スプー
ル、11……供給流路、12……タンク流路、1
6……制御部体、17……大径部、18……圧力
室、20……ポペツト部、21……バルブシー
ト、23……連通室、a1,a2……受圧面積、24
……通油孔、25……通孔、26……切換孔、2
7……タンク流路ポート、28……流通路、3
2,35,33,36……絞り機構を構成する環
状突部および絞り流路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポンプに連通する供給流路とタンクに連通す
    るタンク流路とを形成し、スプールの切換え位置
    に応じて、供給流路をいずれか一方のアクチユー
    タポートに連通させるとともに、タンク流路をい
    ずれか他方のアクチエータポートに連通させる方
    向制御弁において、前記スプールの一端側に制御
    部体を内装し、この制御部体のポペツト部が連通
    室のバルブシートに接する関係にするとともに、
    ポペツト部とは反対側の大径部を圧力室に臨ま
    せ、制御部体に形成の通油孔を介して上記連通室
    と圧力室とを連通させる一方、ポペツト部の受圧
    面積a1に対して大径部の受圧面積a2を大きくし、
    さらに前記スプールには、その切換え位置に応じ
    て前記連通室を供給流路に連通させる通孔と、前
    記他方のアクチエータポートに開口する切換孔
    と、タンク流路に開口するタンク流路ポートとを
    形成するとともに、制御部体周囲に形成の流通路
    によつて切換孔とタンク流路ポートとを常時連通
    させてなり、かつ制御部体のポペツト部がバルブ
    シートを開いた状態で、切換孔とタンク流路ポー
    トとの流路過程を絞る絞り機構を設けた方向制御
    弁。
JP57049389A 1982-03-27 1982-03-27 方向制御弁 Granted JPS58166104A (ja)

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JP57049389A JPS58166104A (ja) 1982-03-27 1982-03-27 方向制御弁

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JP57049389A JPS58166104A (ja) 1982-03-27 1982-03-27 方向制御弁

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Publication Number Publication Date
JPS58166104A JPS58166104A (ja) 1983-10-01
JPH036361B2 true JPH036361B2 (ja) 1991-01-29

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6647826B2 (ja) * 2015-09-29 2020-02-14 ナブテスコ株式会社 方向切換弁及び油圧システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5736319B2 (ja) * 1979-06-30 1982-08-03

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JPS6030464Y2 (ja) * 1979-11-16 1985-09-12 日産自動車株式会社 デイ−ゼルエンジンの吸気通路装置
JPS622264Y2 (ja) * 1980-08-11 1987-01-20

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JPS5736319B2 (ja) * 1979-06-30 1982-08-03

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JPS58166104A (ja) 1983-10-01

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