JPH0124402Y2 - - Google Patents

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JPH0124402Y2
JPH0124402Y2 JP14515083U JP14515083U JPH0124402Y2 JP H0124402 Y2 JPH0124402 Y2 JP H0124402Y2 JP 14515083 U JP14515083 U JP 14515083U JP 14515083 U JP14515083 U JP 14515083U JP H0124402 Y2 JPH0124402 Y2 JP H0124402Y2
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valve
spool
poppet
pilot
chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は作業機からのフイードバツクをうける
農業機械の作業機用コントロール弁の改良に関す
る。
〔従来の技術〕
従来のこの種のコントロール弁は、第1図に示
すようにケーシング1に作業機2にフイードバツ
ク機構3を介して接続する3位置のスプール弁
4、このスプール弁のポンプ側通路に接続するア
ンロード弁5、スプール弁4のアクチユエータ側
通路にあるロジツク弁6、このロジツク弁を制御
するパイロツト弁7を内装し、ケーシング1のポ
ンプ側ポートにはポンプ8を、アクチユエータ側
ポート19には作業機2の一方向荷重をうける単
動シリンダ17を接続している。
このコントロール弁は、スプール弁4を図示の
如く中立位置にとると、ロジツク弁6の入口側ポ
ートがロツクされ、又、パイロツト弁7の室10
はタンク16に連通するから、パイロツトスプー
ル9がばね18によつ右端に位置し、タンクポー
ト15との連通を断たれたポート14はポート1
2と連通する。これによりロジツク弁6のポペツ
ト室11とばね室13とが連通し、ロジツク弁6
はばねにより弁を閉じ、作業機2はポペツト室1
1に常時連通する単動シリンダ17で静止状態に
保持される。一方、アンロード弁5はばね側のポ
ートがタンク16に連通するので弁が開き、ポン
プ8からの作動液をタンク16へ逃がす。スプー
ル弁4を中立位置から左位置に切換えると、ポン
プ8からの作動液はパイロツト弁7の室10に流
入しばね18に抗してパイロツトスプール9を左
動させ、まずロジツク弁6のポペツト室11に通
じるポート12を閉じ、ついでばね室13に通じ
るポート14をタンクポート15に連通するた
め、単動シリンダ17からの作動液はロジツク弁
6を開きスプール弁4を経てタンク16へ流れ、
作業機2は下降する。尚、この切換操作におい
て、パイロツトスプール9がポート12を閉じて
からポート14をタンク16に連通しているのは
次の理由による。パイロツトスプール9の左動で
ポート12と14を同時にタンク16へ連通させ
ると、それまで作業機2を保持していた単動シリ
ンダ17内の圧液がポート12を通つてタンク1
6へ直接還流するため、下げ開始時失速現象が生
じるという不具合があるためである。逆に、スプ
ール弁4を右位置にとると、パイロツト弁7の室
10はタンク16に連通するからパイロツトスプ
ール9は右端に位置し、これによりタンクポート
15との連通を断たれたポート14はポート12
と連通するから、ロジツク弁6の室11と13が
連通する。一方、アンロード弁5にはスプール弁
4前後の差圧力が作用するため、スプール弁4の
スプール開度に応じた流量を単動シリンダ17側
へ負荷に関係なく供給するようにした圧力補償付
流量制御弁のコンペンセータとしてアンロード弁
5が作動してポンプ液圧が上昇し、ポンプ8から
の作動液はロジツク弁6を押し開いて単動シリン
ダ17に流入し作業機2を押し上げる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところがこのような従来のコントロール弁で
は、パイロツト弁7の環状溝20とタンクポート
15との間のシール長はロジツク弁6の切換操作
上長くできないために、作業機休止時油もれによ
つて作業機が落下することがあり、作業機が落下
すると、スプール弁4がフイードバツク機構3で
位置をとるから、今度は作業機が押し上げられる
ので、作業機が間欠的に上下動し所謂作業機のジ
ヤンピング現象が発生する。
本考案は前記の点に鑑みてなされたもので、従
来弁の制御特性を損なわずに作業機休止時の作業
機ジヤンピング現象を防止できる作業機用コント
ロール弁の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案の作業機用コン
トロール弁においては、前記従来弁において、パ
イロツト弁は、パイロツトスプールの一端に形成
したポペツト部と、パイロツトスプールを嵌挿す
る孔部の一端側に形成するシートと、このシート
にポペツト部を当接するばねとで弁機構を構成し
てパイロツトスプールの他端に導くパイロツト圧
と対抗させると共に、ポペツト部のばね室をタン
クに連通し、さらに、パイロツトスプールの中間
に開口するロジツク弁のポペツト室に連通するポ
ートとロジツク弁のばね室に連通するポートを、
ポペツト部が閉では連通し、開ではまずポペツト
室に連通するポートが閉じてから残りのポートが
ポペツト部のばね室を経てタンクに連通するよう
にパイロツトスプールとこれを嵌める孔部の形状
を特定したことを特徴とするものである。
〔作用〕
スプール弁4を右側機能位置にとると、パイロ
ツト弁7に導くパイロツト圧がタンク圧となるの
で、パイロツトスプール25は弁を閉じ、これに
よりタンクとの連通を断たれたロジツク弁6のば
ね室13はロジツク弁6のポペツト室11に連通
する。一方、アンロード弁5にはスプール弁前後
の差圧力が作用し、前述したようにポンプ液圧が
上昇してポンプ8からの作動液がロジツク弁6を
開き単動シリンダ17に流人して作業機2を押し
上げる。スプール弁4を左側機能位置にとると、
パイロツト弁7にパイロツト圧が導かれるのでパ
イロツトスプール25のポペツト部26が開く。
この場合、ロジツク弁6のポペツト室11のポー
トが閉塞され、ロジツク弁のばね室13がタンク
16に連通するので、単動シリンダ17からの作
動液はロジツク弁6を開きスプール弁4を経てタ
ンク16へ流れ、作業機2は下降する。スプール
弁4を機能位置から中立位置に切換えると、パイ
ロツト弁7に導かれるパイロツト圧がタンク圧と
なるので、パイロツトスプール25は弁を閉じ、
これによりタンクとの連通を断たれたロジツク弁
のばね室13はロジツク弁6のポペツト室11に
連通し、又、ロジツク弁6はスプール弁4によつ
てブロツクされる。従つて、単動シリンダ17
は、ロジツク弁6のポペツトによる閉塞とパイロ
ツト弁7のポペツト部26による閉塞とでタンク
からしや断されてタンクへの油もれがなくなり、
作業機2は静止状態で保持され、下降しない。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第2図において、作業機用コントロール弁2
1は、ケーシング1に作業機2にフイードバツク
機構3を介して連結する3位置のスプール弁4、
アンロード弁5、ロジツク弁6、パイロツト弁7
等を内装するもので、第1図に示すものと略同じ
回路構成である。
ただし、パイロツト弁7は、ケーシング1の孔
部22に装着されたスリーブ23の一端にシート
24を形成し、このシート24と、スリーブ23
に嵌挿されたパイロツトスプール25の一端に突
設したポペツト部26と、このポペツト部をシー
ト24に当接するばね27とで弁機構を構成する
と共に、パイロツトスプール25はポペツト部2
6から右方へ適宜間隔をおいて長さの短いランド
28と長さの長いランド29を形成し、ランド2
8の両側には適宜長のノツチ30を設け、ポペツ
ト部26とランド28との間には環状溝31を、
スリーブ側には環状溝31と連通して少しランド
28にかかる環状溝32を形成し、ランド28と
29との間の環状溝33は、常時スリーブ23に
形成した環状溝34、ポート12を介してロジツ
ク弁6のばね室13に連通し、又、ロジツク弁6
のポペツト室11と常時連通するスリーブ23の
ポート14及び環状溝35と環状溝33との連通
はポペツト部26がシート24から所定量リフト
すると断たれるようにしている。又、これと関連
して、環状溝34はポペツト部26がリフトして
環状溝35がランド29で閉じられると、ノツチ
30、環状溝32,31、ばね室36を介してタ
ンク16に連通するようにしている。パイロツト
スプール25の右端が臨む室37はスプール弁4
を介してタンク16及びポンプ8に選択的に接続
している。
尚、図中38はパイロツト圧が発生しないポン
プ停止時作業機を下げるためのプツシユピンであ
る。
いま、スプール弁4を中立位置又は右位置にと
ると、パイロツト弁7の室37はタンク16に連
通し、パイロツトスプール25はばね27により
ポペツト部26がシート24に当接する位置まで
移動する。これによりポート12,14が連通し
ロジツク弁6の室11,13も連通する。この場
合スプール弁4が右位置では、、アンロード弁5
にはスプール弁4前後の差圧力が作用するため、
前述したように圧力補償付流量制御弁のコンペン
センタとしてアンロード弁5が作動してポンプ液
圧が上昇し、ポンプ8からの作動液はロジツク弁
6を押し開いて単動シリンダ17に流入して作業
機2を押し上げる。次に、スプール弁4を左位置
にとると、パイロツト弁7の室37にパイロツト
圧が導かれパイロツトスプール25が左動し、ポ
ペツト部26が開きポート14が閉塞され、つい
でノツチ30を介して環状溝32と34とが連通
するため、ポート12はポペツト部のばね室36
を経てタンク16に連通し、ロジツク弁6のばね
室13をタンク16に連通する。一方、ロジツク
弁6のポペツト室11はポート14が閉じられて
いるため、単動シリンダ17の作動液はロジツク
弁6を開き、スプール弁4を通つてタンク16へ
流れ、作業機2は下降する。
ところで、スプール弁4を中立位置にとると、
前述したようにパイロツトスプール25のポペツ
ト部26がばね27によつてシート24に当接し
て弁を閉じるので、環状溝33で連通するロジツ
ク弁6の室11,13からポペツト部26のばね
室36へ油がもれ出ることがない。この方向のシ
ール長はロジツク弁6の切換操作上長くできない
ため、従来ではこのスプール摺動面部を高精度に
加工していたが、それでももれ量を少くすること
が困難であつたが、本考案はこれを解決してい
る。
尚、スプール弁中立時のロジツク弁6は、その
スプール弁側のポートがブロツクされて、さらに
ポペツトで弁を閉じるので、タンクへの油もれが
ない。又、パイロツト弁7における環状溝33か
ら室37への油もれは、ランド29のシール長を
十分長くとることができるので問題がない。。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、作業機用
コントロール弁休止時、作業機の一方向荷重をう
ける単動シリンダはパイロツト弁のパイロツトス
プールの一端に形成するポペツト部による閉塞と
ロジツク弁のポペツトによる閉塞でタンクからし
や断されてタンクへの油もれがなくなるので、従
来の制御特性を損なわずに作業機休止時の作業機
のジヤンピング現象を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来品の油圧回路図とパイロツト弁の
縦断面図、第2図は本考案の実施例を示す油圧回
路図とパイロツト弁の縦断面図である。 2……作業機、4……スプール弁、5……アン
ロード弁、6……ロジツク弁、7……パイロツト
弁、12,14……ポート、13……ばね室、1
7……作動シリンダ、21……作業機用コントロ
ール弁、23……スリーブ、24……シート、2
5……パイロツトスプール、26……ポペツト
部、27……ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作業機2にフイードバツク機構を介して接続す
    る3位置のスプール弁4、このスプール弁により
    ポンプ8とタンク16に選択的に接続され且つ作
    業機2の一方向荷重をうける単動シリンダ17と
    スプール弁4との連通、しや断をなすロジツク弁
    6、スプール弁4からのパイロツト圧によりロジ
    ツク弁6のばね室13とポペツト室11の液圧を
    制御するパイロツト弁7、スプール弁4のポンプ
    側通路に接続されパイロツト圧がスプール弁4前
    後の差圧力であるアンロード弁5を備え、作業機
    の昇降・停止をスプール弁4の操作で行うように
    したコントロール弁において、前記パイロツト弁
    7は、パイロツトスプール25の一端に形成した
    ポペツト部26と、パイロツトスプール25を嵌
    挿する孔部の一端側に形成するシート24と、こ
    のシート24にポペツト部26を当接するばね2
    7とで弁機構を構成してパイロツトスプール25
    の他端に導くパイロツト圧と対抗させると共に、
    ポペツト部26のばね室36をタンクに連通し、
    さらに、パイロツトスプール25の中間に開口す
    るロジツク弁6のポペツト室11に連通するポー
    トとロジツク弁6のばね室13に連通するポート
    を、ポペツト部26が閉では連通し、開ではまず
    ポペツト室11に連通するポートが閉じてから残
    りのポートがポペツト部26のばね室36を経て
    タンクに連通するようにパイロツトスプール25
    とこれを嵌挿する孔部の形状を特定したことを特
    徴とする農業機械の作業機用コントロール弁。
JP14515083U 1983-09-19 1983-09-19 農業機械の作業機用コントロ−ル弁 Granted JPS6052402U (ja)

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JP14515083U JPS6052402U (ja) 1983-09-19 1983-09-19 農業機械の作業機用コントロ−ル弁

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JPS6052402U JPS6052402U (ja) 1985-04-12
JPH0124402Y2 true JPH0124402Y2 (ja) 1989-07-25

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JP14515083U Granted JPS6052402U (ja) 1983-09-19 1983-09-19 農業機械の作業機用コントロ−ル弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6052402U (ja) 1985-04-12

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