JPH0361796A - 情報管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ〉　産業上の利用分野 本発明は情報管理装置に関する。

（ロ）従来の技術 近年、家庭内の各種機器を制御する制御機能や各種機器
の状態をモニタするモニタ機能を有するホームコントロ
ーラ（持公平１−２２９４６号公報参照）や、調理法表
示装置（特開昭５５−６８５４１号公報参照）が、情報
管理装置として台所などに設置されている。このような
装置は例えば台所内の流し台の上方の天井に昇降手段を
介して取り付けられ、操作時には昇降手段により下方へ
降ろし、操作を終わって表示されている情報を見るだけ
のときなどには上方に上げておくことが多い。

ところがこのような使用状態では、情報表示手段が下方
位置にあるときはともがく、上方位置にあるときには情
報表示手段に表示されている情報が使用者にとって見に
くくなり、使い勝手の悪いものであった。

（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明は、情報表示手段の位置にかかわらず、そこに表
示されている内容が見易く、使い勝手の良い情報管理装
置を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明の情！管理装置は、情報を処理する情報処理手段
と、該情報処理手段からの情報を表示する情報表示手段
と、該情報表示手段を昇降させる昇降手段とを備え、前
記情報表示手段の昇降位置に応じて前記情報表示手段の
表示状態を変換する変換手段、あるいは前記情報表示手
段の昇降位置に応じて前記情報表示手段の表示部の向き
を変える表示向き変更手段を設けたことを特徴とする。

（ホ）作用 情報表示手段の位置に応じて変換手段により表示状態が
変換され、あるいは表示向き変更手段により情報表示手
段の向きが変更される。

（へ）実施例 第１図は本発明の一実施例であるホームコントローラを
示す正面図、第２図は回路ブロック図である。

（１）は台所内の流し台の上方の天井（２）に昇降手段
（３）を介して取り付けられた本体で、情報表示手段と
してのＣＲＴデイスプレィ（４）を前面に備えるととも
に、情報入力手段としてキースイッチ群（５）とライト
ベン（６）を有している。（７）は赤外線信号を送信す
る送信機で、本体（１）はかかる信号を受信する受光素
子（８）を備えている。

（９）は所謂マイクロコンピュータより溝底される情報
処理手段であり、電源制御回路（１０）を介して家庭内
の照明器具等の電気機器（１１）を制御したり、家庭内
に配置された各種センサ（１２）からの情報に基づいた
モニタリング動作、あるいは家人のスケジュールの記録
等を集中的に制御する機能を有している。情報処理手段
（９）からの各種情報はＣＲＴデイスプレィ（４）に表
示される。

昇降手段（３）は伸縮自在な蛇腹（１３）によって覆わ
れており、蛇腹（１３）の内部構造は第３図の如くなっ
ている。（１４）は天井（２）に固定される固定板、（
１５）は固定板（１４）に一端を固定された伸縮自在な
支持杆、（１６）は支持杆（１５）の他端に固定された
昇降板、（１７）は昇降板（１６）に取り付けられギア
（１８）を回転させるモータ、（１９）はギア（１８）
と噛み合った状態で昇降板（１６）に回転自在に軸支さ
れたギア、（２０）は一端を固定板（１４）に固定され
たワイヤ、（２１）はワイヤ（２０）の他端を固定しギ
ア（１９）と共に回転してそのワイヤ（２０）を巻き取
るドラムであり、これらにより昇降手段（３）が溝底さ
れる。

（２２）は昇降板（１６）の下面にヒンジ（２３）によ
り回動自在に取り付けられるとともにその下面に本体（
１）を取り付けた傾斜板、（２４）は傾斜板（２２）に
固定されるとともに昇降板（１６）に形成された開口（
２５）を介して昇降板（１６）の上方に導かれた扇形ギ
ア、（２６）はギア（１８）と扇形ギア（２４）とに噛
み合った状態で昇降板（１６）に回転自在に支持された
ギアであり、これらによって表示向き変更手段（２７）
が構成される。

尚、（２８）は受光素子（８）によって受信された信号
を復調する受信回路、（２９）は本体（１）の昇降高さ
位置を検出する検出手段、（３０）（３１）はその昇降
位置の上限、下限を検知してそれ以上の移動を防止する
リミットスイッチであり（いずれも第１図、第２図中に
は図示せず）、第３図は本体（１）がもっとも下方の位
置にある状態を示す。

而して、第４図は情報処理手段（９）に組み込まれたプ
ログラムの流れ図を示し、これを参照して本発明の詳細
な説明する。

キースイッチ群（５）、ライトベン（６）若しくは送信
機（７）から情報処理手段（９）に情報が入力されると
、情報処理手段（９）は、例えばその情報が電気機器（
１１）の制御命令であれば電源制御回路（１０）を介し
てその制御を実行し、その様子をＣＲＴデイスプレィ（
４）に表示するなどの処理を行う。

また、その情報が家屋各部の状態をモニタするモニタリ
ング動作の命令であれば、家屋の各部に配置された各種
センサ（１２）からの情報を入力して、その様子をＣＲ
Ｔデイスプレィ（４）に表示する。

仮に、その情報が、本体（１）を上方位置に動かす命令
であれば、情報処理手段（９）はモータ（１７〉に通電
してギア（１８）を第３図中で反時計方向に回転させる
（Ｓｌ、Ｓ２ステツプ）。このときには、ワイヤ（２０
）がドラム（２１）に巻き取られて昇降板（１６）、本
体（１）が上昇し、それとともにギア（２６）が時計方
向に回転して扇形ギア（２４）を下方に動かす。本体（
１）は、そのＣＲＴデイスプレィ（４）がヒンジ（２３
）からみた扇形ギア（２４）側を向くように取り付けら
れているので、昇降手段（３）によって本体（１）の位
置が上昇するにつれて、ＣＲＴデイスプレィ（４）の向
きが下方を向くように変更される。このような表示向き
変更手段の作用により、本体（１）即ちＣＲＴデイスプ
レィ（４）が上方位置に移動したとしても、ＣＲＴデイ
スプレィ（４）に表示される情報は、下方の位置からで
も見易い。

更に、かかる移動の結果により、本体（１）がある値よ
りも上方に位置すると、変換手段により表示状態の変換
が行われる。この実施例では、検出手段（２９）の検出
結果がある設定値未満であるときにはＡモードの表示が
行われていたが、検出結果が設定値以上になるとＢモー
ドの表示に切り替わる（Ｓ３、Ｓ４、Ｓ５ステツプ）。

Ｂモードの表示はその情報内容はＡモードと同じである
ものの、Ａモードの表示と比べて文字などが大きく、下
方からでも見易いものとなる。即ち、この実施例ではＳ
３、Ｓ４、Ｓ５ステツプが変換手段に相当する。

このように本実施例によれば、変換手段と表示向き変更
手段との作用が相まって、ＣＲＴデイスプレィ（４）が
高い位置にあるときでも、そこに表示される情報がみや
すく、使い勝手がよい情報管理装置が得られる。しかし
、本発明では、変換手段と表示向き変更手段とを必ずし
も共用する必要はなく、いずれか一方のみでも表示が見
易くなる効果が十分に得られる。

例えば、表示向き変更手段を使用せず変換手段のみを設
ける場合には、Ｂモードの具体的内容として、表示され
る文字の形を下方からでも見易いような縦長のものとす
る等が考えられる。

また本実施例では、表示向き変更手段の動作のために、
本体（１）の昇降高さ位置を検出する検出手段を設けて
いるが、かかる検出手段を設けることなく、モータ（１
７）への通電時間から本体（１）の高さを算出して制御
することもできる。第５図はかかる構成をとる場合の情
報処理手段（９）のプログラムの流れ図の例である。こ
こでは、タイマーのカウント結果から構成される装置と
、実際の位置との誤差を修正するために、昇降位置の上
限と下限において動作するリミットスイッチを利用して
、タイマーの内容を補正している。

（ト）発明の効果 本発明によれば、情報表示手段の位置に応じて表示状態
が変換され、あるいは情報表示手段の向きが変更される
ので、情報表示手段の位置にかかわらず、そこに表示さ
れている内容が見易く、使い勝手の良い情報管理装置を
提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のホームコントローラを示す
正面図、第２図は同回路ブロック図、第３図は昇降手段
の構造を示す側面図、第４図は制御を示す流れ図、第５
図は他の実施例を示す流れ図である。 （３）・・・昇降手段、（４）・・・ＣＲＴデイスプレ
ィ、（９）・・・情報処理手段、（２７）・・・表示向
き変更手段。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）情報を処理する情報処理手段と、該情報処理手段
   からの情報を表示する情報表示手段と、該情報表示手段
   を昇降させる昇降手段と、前記情報表示手段の昇降位置
   に応じて前記情報表示手段の表示状態を変換する変換手
   段とよりなることを特徴とする情報管理装置。
2. （２）情報を処理する情報処理手段と、該情報処理手段
   からの情報を表示する情報表示手段と、該情報表示手段
   を昇降させる昇降手段と、前記情報表示手段の昇降位置
   に応じて前記情報表示手段の表示部の向きを変える表示
   向き変更手段とよりなることを特徴とする情報管理装置
   。