JP6405192B2 - リモコン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機のリモコン装置に関する。
従来の空気調和機の運転を制御するためのリモコン装置には、ユーザが室内の暗い状態でリモコンを操作するためのバックライトを搭載している。例えば、リモコン装置をユーザが持ち上げたりすると、リモコン装置が備える加速度センサや角度センサ等のセンサがその動作に伴う情報を取得し、バックライトを点灯させる方式がある(特許文献1参照)。その他にも、バックライト点灯のための単独ボタンをリモコン装置に設置し、ユーザがそのボタンを押し下げることによりバックライトを点灯させる方式がある(特許文献2参照)。さらには、リモコン装置に設置されたボタンをユーザが押し下げたときに、リモコン装置の操作情報を送信しながらバックライトを点灯する方式がある。
特開2000−249388号公報 特開平9−264594号公報
しかしながら、上記した特許文献1のセンサを利用した方式では、リモコン装置に設置するセンサの部品費用が上乗せされることと、センサを内蔵することによりリモコン装置の形状が大型化してしまう問題がある。
バックライト点灯のための単独ボタンをリモコン装置に設置する特許文献2の方式では、ボタンの数が一つ増えることによって、ユーザはまずそのボタンを探して押し下げてから、さらに目的の操作ボタンを探して押し下げる必要があり、操作が煩雑になる問題がある。
また、リモコン装置の操作情報を送信しながらバックライトを点灯する方式では、室内が暗い場合に、ユーザが空気調和機の運転状況やリモコン装置のボタンを認識できないため、ユーザが目的とする空気調和機の制御とは異なる制御を実行するボタンを押し下げてしまう問題、つまり、誤送信が発生する問題がある。
このような背景を鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、使い易いリモコン装置を提供することを課題とする。
本発明のリモコン装置は、表示画面およびその表示画面を照らすバックライトを有する表示部と、任意の操作ボタンのいずれかが操作された場合に、バックライトを点灯させ、バックライトが点灯している時に操作ボタンが操作された場合に、制御情報を空気調和機に送信する処理部と、を備えるものとした。
さらに、リモコン装置は、以下の(1)〜(3)それぞれの構成を備える。
(1)処理部は、任意の操作ボタンのいずれかが操作された場合に、バックライトを点灯させ、バックライトが点灯している時に操作ボタンが操作された場合に、制御情報を空気調和機に送信する処理、の実行期間中であることを示す表示を、表示部に画面表示することを特徴とする。
(2)処理部は、ユーザの就寝時間帯に基づき設定される所定の時間帯において、任意の操作ボタンのいずれかが操作された場合に、バックライトを点灯させ、バックライトが点灯している時に操作ボタンが操作された場合に、制御情報を空気調和機に送信する処理、を実行し、所定の時間帯以外の時間帯では、操作ボタンが操作された場合に、バックライトを点灯させるとともに、制御情報を空気調和機に送信することを特徴とする。
(3)操作ボタンのうち少なくとも1つは、任意の操作ボタンのいずれかが操作された場合に、バックライトを点灯させ、バックライトが点灯している時に操作ボタンが操作された場合に、制御情報を空気調和機に送信する処理、を示す第1の処理の開始指示が対応付けられており、処理部は、第1の処理の開始指示に対応付けられた操作ボタンが操作された場合に、第1の処理の実行期間を開始することを特徴とする。
本発明によれば、使い易いリモコン装置を提供することができる。
本実施形態に係るリモコン装置を含む空気調和機の全体構成を示す図である。 本実施形態に係るリモコン装置の扉を閉じた状態と開いた状態の斜視図である。 本実施形態に係るリモコン装置の構成例を示す機能ブロック図である。 ユーザによりおやすみ運転モードが設定された際の表示画面例を示す図である。 おやすみ運転の終了後であって、点灯後再押下送信処理の実行期間内での表示画面例を示す図である。 おやすみ運転の終了後であって、点灯後再押下送信処理の実行期間内での表示画面例を示す図である。 本実施形態に係る室内機の構成例を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る点灯後再押下送信処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係るリモコン装置の点灯後再押下送信処理(実施例1)を実行する流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係るリモコン装置が点灯後再押下送信処理(実施例1)を実行する際の、室内機(空気調和機)の動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係るリモコン装置が点灯後再押下送信処理(実施例1)を実行する際の、リモコン装置の画面表示と、室内機(空気調和機)の運転状態とを時系列で説明するための図である。 本実施形態に係るリモコン装置の点灯後再押下送信処理(実施例2)を実行する流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係るリモコン装置の変形例1について説明するための図である。 本実施形態に係るリモコン装置の変形例2について説明するための図である。
まず、本実施形態に係るリモコン装置10を含む空気調和機Sについて説明する。
図1は、本実施形態に係るリモコン装置10を含む空気調和機Sの全体構成を示す図である。
図1に示すように空気調和機Sは、室内機100、室外機200およびリモコン装置10を備える。室内機100と室外機200とは冷媒配管(図示省略)で接続され、周知の冷凍サイクルによって、室内機100が設置されている室内を空調する。また、室内機100と室外機200とは、通信ケーブル(図示省略)を介して互いに情報を送受信するようになっている。
リモコン装置10はユーザによって操作され、室内機100のリモコン送受信部101に対して赤外線信号等による制御要求のため情報(以下、「制御情報」と称する。)を送信する。この制御情報の内容は、運転要求、設定温度の変更、おやすみタイマー値の設定、運転モードの変更、停止要求等の指令である。室内機100は、この制御情報に基づいて、冷房運転モード、暖房運転モード、自動運転モード、除湿運転モード、おやすみ運転モード等の空調運転を行う。また、リモコン装置10は、室内機100のリモコン送受信部101から、室温情報、湿度情報等の情報を受信し、ユーザにこれらの情報を通知する。
また、室内機100の前面の下部には、室内の画像情報を取得するための撮像部103や近赤外線投光機(図示省略)、室内の温度情報を取得するためのサーモパイル(図示省略)が設置されていてもよい。
撮像部103は、室内の画像情報を取得するための光学レンズや撮像素子等を備えており、室内機100が設置された室内の間取りを検出したり、室内に存在する人およびその位置情報を検出したりする。また、ユーザが就寝中などで、室内の照度が低い場合には、撮像時に近赤外線投光機により近赤外線光を照射して、近赤外線画像を撮像部103が取得し、間取りや人の位置を特定する。さらに、サーモパイルにより、室内の温度分布を検出し、人の位置に対応させて体温情報を検出するようにしてもよい。
次に、空気調和機Sを構成する、リモコン装置10および室内機100について説明する。なお、室外機200については、空気調和機Sを運転するための必須の構成を備えているが、それらは周知の構成であるので説明を省略する。
≪リモコン装置≫
まず、本実施形態に係るリモコン装置10について、図2および図3を参照して説明する。
図2は、本実施形態に係るリモコン装置10の扉を閉じた状態と開いた状態の斜視図である。
図2(a)に示すように、リモコン装置10の筺体9の前面は、上部が表示部1、下部が操作部2に区分されている。
表示部1は、液晶パネルや、それを覆う保護レンズ、液晶パネル平面の下部や側面に設置されるバックライト等により構成される。
操作部2は、扉4の表面(図2(a)参照)と扉4に覆われる部分(図2(b)参照)に位置する。扉4は、図2(b)に示すように、ヒンジによってリモコン装置10の筺体9に連結され、ヒンジを支点として開閉する。操作部2には、扉4の表面および扉4によって覆われる部分に、操作ボタン3(以下、単に「ボタン」と称する場合がある。)が分散して配置される。なお、扉表面のボタンを操作ボタン3a(図2(a)参照)とする。また、扉4によって覆われる部分のボタンを、本体の操作ボタン3b(図2(b)参照)とする。
扉表面の操作ボタン3a(図2(a)参照)は、運転モードの選択や室温設定の変更、運転停止等の空気調和機Sの主要な制御を実行させるためのボタンである。例えば、運転モードとして、「自動」「暖房」「冷房」「除湿」を選択するボタンや、「停止」ボタン、室温設定を上げ下げするためのボタンが扉表面に配置される。
本体の操作ボタン3b(図2(b)参照)は、室内機100の上下左右の風向や、風速の設定、空気調和機Sの運転を停止または開始させる「タイマー」の設定や、「おやすみ運転」の設定等の各種の機能を選択するためのボタンである。
このおやすみ運転とは、就寝中のユーザに適した運転モードを意味する。ユーザは、おやすみ運転を実行させる時間(タイマー時間)を設定する。そして、ユーザが設定したタイマー時間が経過すると、空気調和機Sは、運転を停止する。
ここで、就寝中のユーザに適した運転モードとは、睡眠中のユーザを室内機100の運転により覚醒させないように、例えば、風速を微風に設定したり、室内機100の撮像部103により検知されたユーザの位置に送風しないように、つまり、直接ユーザに風が当たらないように風向を調整したり等の運転を行うモードである。
本実施形態に係るリモコン装置10は、前記した使い易くするという課題、つまり、室内が暗い状態でリモコンのボタンをユーザが操作するために起こる誤操作等の問題を解決するため、以下に示す処理を実行することを特徴とする。即ち、リモコン装置10の表示部1に備えるバックライトを、おやすみ運転中、または、ユーザの就寝時間帯に基づき設定される所定の時間帯(例えば、室内の照明が消灯される22時〜6時)に限り、任意の操作ボタン3(3a,3b)をユーザが押し下げる(タッチ等の操作をする)ことにより点灯させる。そして、バックライト点灯時に再度ユーザが、目的の操作ボタン3を押し下げることにより、リモコン装置10からの制御情報を室内機100に送信する。
このような構成にすることにより、加速度センサや角度センサ等をリモコン装置10に新たに備えさせる必要がなくなり、センサ等の部品費用が上乗せされないとともに、センサ等の部品が不要となって、リモコン装置10の大型化を防ぐことができる。また、任意の操作ボタン3を押し下げることにより、バックライトが点灯するため、バックライト点灯のための単独ボタンによる操作の煩雑さを回避することができる。さらに、1回目の任意の操作ボタン3の押し下げでは、バックライトが点灯するだけであり、制御情報が室内機100に送信されないため、ユーザは、バックライト点灯時にバックライトで照らされた操作ボタン3を確認して目的の操作ボタン3を押し下げることができる。そのため、リモコン装置10からの誤送信を防ぐことができる。
<リモコン装置の構成>
次に、本実施形態に係るリモコン装置10の構成について具体的に説明する。
図3は、本実施形態に係るリモコン装置10の構成例を示す機能ブロック図である。
リモコン装置10は、処理部11、表示部1、操作受付部12、送受信部13および記憶部14を備える。
表示部1は、前記したように、液晶パネルや、バックライト等により構成され、運転モードや風向、風量等の運転状況、タイマー等の設定情報として、例えば、「おやすみ運転」中であることや、その設定時間、現在時刻等の情報を、液晶画面に表示する。また、表示部1は、処理部11の指示に基づき、バックライトを所定の時間点灯させる。
操作受付部12は、リモコン装置10が備える操作ボタン3(図2参照)等により構成される。この操作ボタン3は、空調を制御するための操作内容(各種指示)に対応付けられており、ユーザにより目的とする操作ボタン3が押し下げられる(操作される)と、その情報を操作受付部12が処理部11に出力する。
送受信部13は、室内機100(空気調和機S)との通信に用いられる通信インタフェースである。具体的には、送受信部13は、処理部11の指示に基づき、運転モードの設定や、設定温度の変更、タイマー値の設定等の制御情報を、赤外線信号等により、室内機100に送信する。また、送受信部13は、室内機100から赤外線信号等を受信し、室温や湿度等の情報や、室内機100の運転状態に関する情報を取得し、処理部11に出力する。
記憶部14は、情報を記憶する手段であり、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等により構成される。また、この記憶部14には、処理部11の動作プログラムが格納される。そして、処理部11は、記憶部14に格納された動作プログラムを、図示を省略したCPU(Central Processing Unit)がRAM等に展開し実行することにより実現される。
処理部11は、空気調和機Sの一般的なリモコン装置が実行する空調制御のための指示を、操作受付部12を介してユーザから受け付け、室内機100に制御情報として送信する。さらに、処理部11は、本実施形態における特徴的な処理として、リモコン装置10の表示部1に備えるバックライトを、おやすみ運転の開始から所定の時間、または、ユーザの就寝時間帯に基づき設定される所定の時間帯(例えば、室内の照明が消灯される22時〜6時)においては、任意の操作ボタン3をユーザが押し下げることにより点灯させる。このとき、処理部11は、バックライトを点灯させるだけであり、押し下げられたボタンの制御情報は、室内機100には送信しない。続いて、処理部11は、バックライトが所定の時間点灯中(例えば、10秒)に再度操作ボタン3が押し下げられたときに、その操作ボタン3に対応付けられた操作内容を制御情報として室内機100に送信する処理を行う。
なお、この1回目の任意の操作ボタン3の押し下げによりバックライトを点灯し、その後、バックライト点灯中の2回目の操作ボタン3の押し下げにより制御情報を送信する処理を、以下「点灯後再押下送信処理」(第1の処理)と称する。
一方、処理部11は、点灯後再押下送信処理の設定時間外、つまり、おやすみ運転の開始から所定の時間、または、ユーザの就寝時間帯として設定された所定の時間、以外の時間帯では、ユーザによる1回目の操作ボタン3の押し下げにより、バックライトを所定の時間(例えば、5秒)点灯させるとともに、1回目の操作ボタン3の押し下げにより選択された操作内容を制御情報として室内機100に送信する処理を行う。なお、この処理を、以下「点灯同時送信処理」(第2の処理)と称する。
処理部11は、この点灯後再押下送信処理を、図2(a)に示す扉表面に設けられた操作ボタン3aのうちの任意のボタンが押し下げられたときに実行するようにしてもよいし、扉4を開けたままユーザが就寝した場合を考慮して、図2(b)に示す本体の操作ボタン3bを含めた任意の操作ボタン3が押し下げられたときに実行するようにしてもよい。
次に、処理部11が、点灯後再押下送信処理の際に、表示部1の液晶画面等に表示させる画面例について、図4〜図6を参照して説明する。
図4は、ユーザによりおやすみ運転モードが設定された際の表示部1の表示画面例を示す図である。
リモコン装置10の操作ボタン3(図2参照)を操作することにより、おやすみ運転モードが設定されると、処理部11は、ユーザにより設定されたおやすみ運転モードの実行時間(タイマー時間)と、現在時刻とを制御情報として、室内機100に送信するとともに、表示部1に画面表示する。このおやすみ運転モードは、所定の時間(例えば、30分〜9時間の間)でユーザにより設定できるようにしておく。図4においては、おやすみ運転モードの実行時間が「2時間」(符号b)に設定された例を示している。また、処理部11は、おやすみ運転中であることを示す「おやすみ」表示(符号a)を表示部1に画面表示する。さらに、処理部11は、ユーザによりおやすみ運転モードが設定されると同時に、所定の時間(例えば、9時間)の点灯後再押下送信処理(第1の処理)を開始する。つまり、処理部11は、おやすみ運転モードが設定された後、所定の時間は、1回目の操作ボタン3の押し下げによりバックライトを点灯し、点灯中に2回目の操作ボタン3の押し下げがあったときに、制御情報を室内機100に送信する処理を実行する。
処理部11は、おやすみ運転モードの設定時間が終了した後においても、おやすみ運転モードの開始時刻から前記した所定の時間においては、点灯後再押下送信処理を実行する。また、処理部11は、おやすみ運転の終了時刻(おやすみタイムアップ)後においても、「おやすみ」表示の画面表示を、点灯後再押下送信処理を実行する前記した所定の時間が終了するまで継続する。このように「おやすみ」表示の画面表示を継続するのは、1回目の操作ボタン3の押し下げでは、制御情報が室内機100に送信されない状態であることをユーザに認識させるためである。
図5は、おやすみ運転の終了時刻後であって、点灯後再押下送信処理の実行期間内での表示部1の表示画面例を示している。図5に示すように、おやすみ運転の終了時刻後であって、点灯後再押下送信処理の実行期間内に、ユーザがリモコン装置10の任意の操作ボタン3を押し下げた場合に、バックライトが点灯し、「おやすみ」表示(符号a)が表示される。ユーザは、この「おやすみ」表示を確認することにより、点灯後再押下送信処理の実行期間中であること、つまり、1回目の操作ボタン3の押し下げでは、制御情報が室内機100へ送信されていないことを認識することができる。
また、処理部11は、おやすみ運転の終了時刻後であって、点灯後再押下送信処理の実行期間内に、ユーザが任意の操作ボタン3を押し下げた場合に、図6に示すように、「おやすみ」表示(符号a)に加えて、現在時刻(符号c)も同時に表示するようにしてもよい。なお、このとき現在時刻に加えて日付(月日)をさらに表示してもよい。このようにすることで、ユーザは、任意の操作ボタン3を押し下げることで、現在時刻等の時刻表示を確認した上、さらに、室内機100に制御情報を送信するか否かを判断することができる。
なお、処理部11は、おやすみ運転中、および、おやすみ運転の終了時刻後であって、点灯後再押下送信処理の実行期間内において、リモコン装置10のおやすみ運転の取消を指示する操作ボタン3がユーザにより押し下げられた場合には、表示部1に画面表示された「おやすみ」表示(符号a)を無くし、点灯後再押下送信処理を終了する。つまり、1回目の操作ボタン3の押し下げによりバックライトを点灯すると同時に制御情報を送信する点灯同時送信処理(第2の処理)に戻る。
一方、処理部11は、点灯後再押下送信処理を実行する所定の時間帯を、ユーザの就寝時間帯(例えば、室内の照明が消灯される22〜6時)として予め設定した場合において、前記したおやすみ運転の設定等とは関係なく、その所定の時間帯においては、点灯後再押下送信処理を実行する。このとき、処理部11は、点灯後再押下送信処理の実行時間内(所定の時間帯)であることを示す表示を、表示部1に画面表示するようにしてもよい。これにより、1回目の操作ボタン3の押し下げでは、制御情報が室内機100へ送信されていないことをユーザに認識させることができる。
また、処理部11は、点灯後再押下送信処理におけるバックライトの点灯時間の方が、点灯同時送信処理におけるバックライトの点灯時間よりも長くなるようにする。例えば、処理部11は、点灯後再押下送信処理におけるバックライトの点灯時間を10秒に設定し、点灯同時送信処理におけるバックライトの点灯時間を5秒に設定する。このようにすることで、ユーザは、点灯後再押下送信処理において、目的とする操作ボタン3の位置をバックライトからの明かりを用いて確実に押し下げることができる。また、点灯同時送信処理における無駄な電力消費を防ぐ(電池の残量を節約する)ことができる。
≪室内機≫
次に、本実施形態に係る室内機100について説明する。
図7は、本実施形態に係る室内機100の構成例を示す機能ブロック図である(適宜図1参照)。
室内機100は、制御部110、リモコン送受信部101、環境検出部102、記憶部104を備える。さらに、室内機100は、撮像部103を備えてもよい。
リモコン送受信部101は、リモコン装置10との通信に用いられる通信インタフェースである。具体的には、リモコン送受信部101は、リモコン装置10からの赤外線信号等による制御情報(運転要求、設定温度の変更、おやすみ運転の設定など)を受信し、制御部110(後記する「運転制御部111」)に出力する。また、リモコン送受信部101は、室温情報や温度情報、運転状態に関する情報等をリモコン装置10に送信する。
環境検出部102は、室内機100の吸気の温度や湿度を検出する温度・湿度センサ等(図示省略)により構成され、検出した温度情報や湿度情報等を制御部110(運転制御部111)に出力する。
記憶部104は、情報を記憶する手段であり、RAMやROM等により構成される。また、この記憶部104には、制御部110の動作プログラムが格納される。そして、制御部110は、記憶部104に格納された動作プログラムを、図示を省略したCPUがRAM等に展開し実行することにより実現される。
また、室内機100に撮像部103を備えるようにしてもよい(図1参照)。撮像部103は、図1において説明したように、室内の画像情報を取得するカメラ等の撮像手段により構成される。撮像部103は、取得した画像情報を制御部110(後記する、撮像検出部113)に出力する。また、撮像部103には、室内の照度が低い場合に用いる近赤外線投光機(図示省略)や、サーモパイル(図示省略)を備えるようにしてもよい。
制御部110は、室内機100全体の制御を司り、室内機100が設置された室内の空調制御を実行する。この制御部110は、運転制御部111および駆動制御部112を含んで構成される。
運転制御部111は、リモコン装置10から、リモコン送受信部101を介して受信した制御情報に基づき、冷房運転、暖房運転、自動運転、除湿運転、おやすみ運転等の各運転モードにおける制御を実行する。具体的には、駆動制御部112に対して、駆動指示を出力する。また、運転制御部111は、環境検出部102により検出された温度情報や湿度情報に基づき、温度や風速、風向を調整する駆動指示を、駆動制御部112に出力する。
さらに、運転制御部111は、現時点の温度や湿度、風速、風向等の情報を、リモコン送受信部101を介して、リモコン装置10に送信する。
駆動制御部112は、運転制御部111からの駆動指示に基づき、室外機200との間での冷凍サイクル(図示省略)や、室内機100が備える室内ファンモータ(図示省略)、上下風向板用のモータ(図示省略)等の駆動を行う。
また、制御部110は、室内機100が撮像部103を有する場合には、撮像検出部113を備える。
撮像検出部113は、撮像部103が取得した画像情報に基づき、室内機100が設定された室内の間取りを検出したり、室内に存在する人およびその位置を検出したりする。また、撮像検出部113は、室内の照度が低い場合には、近遠赤外画像を撮像部103から取得し、間取りや人の位置を特定する。さらに、撮像検出部113は、サーモパイルにより、室内の温度分布を検出し、人の位置に対応させて体温情報を検出するようにしてもよい。
撮像検出部113は、検出した室内の間取りや人の位置情報等の検出情報を、運転制御部111に出力する。そして、運転制御部111は、その検出情報に基づき、運転の再開や停止、風向や風速等の制御を実行する。
ここで、運転制御部111は、環境検出部102から取得した温度情報や湿度情報、撮像検出部113から取得した検出情報に基づき、就寝時間帯にユーザが設定したおやすみ運転が終了した後、以下のような「おやすみ監視」を行ってもよい。
このおやすみ監視は、おやすみ運転の空調制御が終了した後に、室温や体動、体温の監視を行い、所定の条件を満たす場合に運転を再開する。これにより、室温上昇(夏季)や室温低下(冬季)によって就寝中のユーザが覚醒しないようにし、快適な睡眠環境を提供する。
例えば、おやすみ運転の終了後、室温上昇が2度以上となったら、室内機100の運転を再開する。睡眠中のユーザの寝返り等の体動が所定量以上となったら運転を再開する。また、睡眠中のユーザの体温が所定値以上の上昇となったら運転を再開する。その後、例えば、室温がおやすみ運転開始時の設定値になったら運転を停止する。なお、このときの運転を、おやすみ監視運転と称する。
このように、おやすみ監視では、ユーザが設定したおやすみ運転後であっても、睡眠中のユーザが覚醒することのないように監視し、自動的におやすみ監視運転を開始し終了する。
また、運転制御部111は、このおやすみ監視を実行する期間を、おやすみ運転の終了時点を開始時刻とし、終了時刻として、例えば、ユーザがおやすみ運転を設定した時刻から所定の時間(例えば、9時間)後のように設定しておく。
なお、リモコン装置10が実行する点灯後再押下送信処理の所定の時間と、このおやすみ監視の所定の時間を一致させてもよい。これにより、リモコン装置10の表示画面を、おやすみ運転終了後に見たユーザは、図5に示すような「おやすみ」表示が画面表示されていることにより、点灯後再押下送信処理が実行されているとともに、おやすみ監視が行われていることを、認識することができる。
≪処置の流れ≫
次に、本実施形態に係るリモコン装置10の処理の流れについて説明する。まず、リモコン装置10(処理部11)が行う、点灯後再押下送信処理(第1の処理)の詳細について説明する。次に、リモコン装置10が、点灯後再押下送信処理を、おやすみ運転開始から所定の時間実行する場合(以下、「実施例1」とする。)の処理の流れについて説明する。続いて、リモコン装置10が、点灯後再押下送信処理を、おやすみ運転開始から所定の時間実行する場合における、室内機100(空気調和機S)の処理の流れを説明する。なお、点灯後再押下送信処理を、ユーザの就寝時間帯に基づき予め設定される所定の時間帯において実行する場合(以下、「実施例2」とする。)の処理の流れについては、後記する。
<点灯後再押下送信処理>
図8は、本実施形態に係る点灯後再押下送信処理(第1の処理)を示すフローチャートである。
まず、リモコン装置10の処理部11は、点灯後再押下送信処理の実行期間内において、任意の操作ボタン3のいずれかが押し下げられたか否かを判定する(ステップS1)。
ここで、いずれの操作ボタン3も押し下げられていない場合は(ステップS1→No)、ステップS1に戻り、いずれかの操作ボタン3が押し下げられるまで待つ。一方、処理部11は、いずれかの操作ボタン3が押し下げられた場合(1回目の押し下げの場合)には(ステップS1→Yes)、次のステップS2に進む。そして、ステップS2において、処理部11は、表示部1のバックライトを点灯させる。
次に、処理部11は、バックライトの所定の点灯時間(例えば、10秒)が経過したか否かを判定する(ステップS3)。ここで、まだ、所定の点灯時間が経過していない場合(ステップS3→No)、つまり、バックライトが点灯中の場合には、次のステップS4に進む。
ステップS4において、処理部11は、操作ボタン3が押し下げられたか否かを判定する。
ここで、操作ボタン3が押し下げられていない場合には(ステップS4→No)、ステップS3に戻る。一方、処理部11は、操作ボタン3が押し下げられた場合(2回目の押し下げの場合)には(ステップS4→Yes)、次のステップS5に進む。そして、ステップS5において、2回目に押し下げられた操作ボタン3に対応付けられた制御情報を室内機100に送信し、ステップS3に戻る。
続いて、処理部11は、バックライトの所定の点灯時間が経過した場合(ステップS3→Yes)、表示部1のバックライトを消灯させ(ステップS6)、このフローの処理を終える。
<リモコン装置の点灯後再押下送信処理(実施例1)>
続いて、リモコン装置10が、点灯後再押下送信処理を、おやすみ運転開始から所定の時間実行する場合(以下、「実施例1」とする。)の処理の流れについて説明する。
図9は、本実施形態に係るリモコン装置10の点灯後再押下送信処理(実施例1)を実行する流れを示すフローチャートである。
図9において、リモコン装置10の処理部11(図3参照)は、おやすみ運転の開始から所定の時間、点灯後再押下送信処理を実行する。その間、処理部11は、点灯後再押下送信処理の実行期間中であることを示す表示(ここでは「おやすみ」表示)を、表示部1の表示画面に表示し続ける。以下、具体的に説明する。
まず、リモコン装置10の処理部11は、操作受付部12(図3参照)を介して、ユーザにより、おやすみ運転の運転時間(タイマー時間)が設定され、おやすみ運転の開始を示す操作ボタン3が押し下げられたか否かを判定する(ステップS10)。
ここで、処理部11は、おやすみ運転の開始を示す操作ボタン3が押し下げられていなければ(ステップS10→No)、ステップS10に戻り、当該操作ボタン3が押し下げられるまで待つ。一方、当該操作ボタン3が押し下げられたならば(ステップS10→Yes)、次のステップS11に進む。
ステップS11において、処理部11は、おやすみ運転について設定された運転時間(タイマー時間)とおやすみ運転の開始を示す制御情報を、送受信部13(図3参照)を介して、室内機100に送信する。また、処理部11は、表示部1に、おやすみ運転中であることを示す「おやすみ」表示と、おやすみ運転の運転時間とを画面表示する(図4参照)。なお、おやすみ運転時間の画面表示は、時間の経過とともに減少し、おやすみ運転終了までの残り時間を表示するようにする。
また、処理部11は、ステップS10において、おやすみ運転を示す操作ボタン3が押し下げられたことを契機として、点灯後再押下送信処理を開始する(ステップS12)。ここで、処理部11は、点灯後再押下送信処理の所定の時間(例えば、9時間)についてのタイマーをスタートさせる。
なお、このステップS11とステップS12は、特に順序を問わず、おやすみ運転を示す操作ボタン3が押し下げられたことを契機として、同時期に実行される。
次に、処理部11は、おやすみ運転についてユーザにより設定された時間が経過し、おやすみ運転を終了するか否かを判定する(ステップS13)。ここで、処理部11は、まだ、おやすみ運転の設定時間が経過していない場合には(ステップS13→No)、ステップS13に戻り、当該設定時間が経過するまで待つ。一方、おやすみ運転の設定時間に達した場合には(ステップS13→Yes)、次のステップS14に進む。
ステップS14において、処理部11は、表示部1の画面表示において、「おやすみ」表示以外の画面表示を無くす(図5参照)。なお、このとき、処理部11は、図6に示すように時刻表示を「おやすみ」表示とともに表示させるようにしてもよい。
続いて、処理部11は、ステップS12において開始された点灯後再押下送信処理についての所定の時間が終了したか否かを判定する(ステップS15)。ここで、処理部11は、まだ、当該所定の時間が終了していない場合には(ステップS15→No)、ステップS15に戻り、当該所定の時間が終了するまで待つ。一方、点灯後再押下送信処理についての所定の時間が終了した場合には(ステップS15→Yes)、次にステップS16に進む。
ステップS16において、処理部11は、表示部1の画面表示において「おやすみ」表示を無くすとともに、点灯後再押下送信処理を終了する。つまり、処理部11は、通常の設定として、1回目の操作ボタン3の押し下げにより制御情報を送信する点灯同時送信処理に戻り、このフローの処理を終える。
このようにすることで、リモコン装置10は、おやすみ運転の開始から所定の時間、点灯後再押下送信処理を実行することができる。このとき、リモコン装置10に、新たなセンサを備える必要はなく、バックライト点灯のための単独のボタンを設ける必要もない。また、ユーザはバックライトからの光に照らされた操作目的に合致した操作ボタン3を確認して押し下げることができるため、誤送信を防ぐことができる。
<室内機の動作>
次に、上記した実施例1の場合における、室内機100(空気調和機S)の動作について説明する。
図10は、本実施形態に係るリモコン装置10が点灯後再押下送信処理(実施例1)を実行する際の、室内機100側の動作を示すフローチャートである。なお、ここでは、室内機100に、撮像部103および撮像検出部113が備わっており、おやすみ運転の終了後に、前記したおやすみ監視を行うものとして説明する。
まず、室内機100の制御部110(運転制御部111)(図7参照)は、リモコン送受信部101を介して、リモコン装置10から、おやすみ運転の制御情報、つまり、おやすみ運転の設定時間およびおやすみ運転開始を示す制御情報を受信したか否かを判定する(ステップS20)。
ここで、運転制御部111は、当該制御情報を受信していなければ(ステップS20→No)、ステップS20に戻り、当該制御情報を受信するまで待つ。一方、運転制御部111は、おやすみ運転の設定時間およびおやすみ運転開始を示す制御情報を受信したならば(ステップS20→Yes)、次のステップS21に進む。なお、運転制御部111は、当該制御情報を受信した場合に、おやすみ監視を実行する(おやすみ監視の終了時刻を決定するための)所定の時間のタイマーをスタートさせる。
ステップS21において、運転制御部111は、駆動制御部112に駆動指示の情報を出力し、おやすみ運転を実行する。
続いて、運転制御部111は、おやすみ運転について設定された時間が経過し、おやすみ運転を終了するか否かを判定する(ステップS22)。ここで、運転制御部111は、まだ、おやすみ運転の設定時間が経過していない場合には(ステップS22→No)、ステップS22に戻り、当該設定時間が経過するまで待つ。一方、おやすみ運転の設定時間が経過した場合には(ステップS22→Yes)、運転制御部111は、駆動制御部112に対し停止の指示(おやすみ運転終了の指示)を出力し、次のステップS23に進む。
ステップS23において、運転制御部111は、おやすみ運転の終了後、おやすみ監視を開始する。おやすみ監視は、室温や、就寝中のユーザの体動や体温等を監視することにより行う。
続いて、運転制御部111は、おやすみ監視の所定の時間が終了したか否かを判定する(ステップS24)。ここで、運転制御部111は、まだ、おやすみ監視の所定の時間が終了していない場合には(ステップS24→No)、ステップS25に進む。
ステップS25において、運転制御部111は、おやすみ監視運転を実行する所定の条件を満たすか否かを判定する。所定の条件とは、室温上昇(夏季)や室温低下(冬季)が設定から2度以上となった場合や、睡眠中のユーザの寝返り等の体動が所定量以上あった場合、睡眠中のユーザの体温が所定値以上の上昇となった場合等である。
ここで、運転制御部111は、所定の条件を満たさない場合には、(ステップS25→No)、ステップS24に戻る。一方、おやすみ監視運転を実行する所定の条件を満たす場合には(ステップS25→Yes)、運転制御部111は、駆動制御部112に対して、おやすみ監視運転の実行指示を出力し、おやすみ監視運転を実行させ(ステップS26)、ステップS24に戻る。
ステップS24において、おやすみ監視運転の所定の時間が終了した場合(ステップS24→Yes)、運転制御部111は、おやすみ監視を終了し(ステップS27)、このフローの処理を終える。
次に、図9および図10において説明した、実施例1の場合における点灯後再押下送信処理の流れを時系列で説明する。
図11は、本実施形態に係るリモコン装置10が点灯後再押下送信処理(実施例1)を実行する際の、リモコン装置10の表示部1の画面表示と、空気調和機Sの運転状態とを時系列で説明するための図である。
ここで、図11に示す、時刻t〜tが、おやすみ運転の運転時間であり、時刻t〜tが、点灯後再押下送信処理の実行期間となる。
例えば、おやすみ運転の運転時間(タイマー時間)が、ユーザにより時刻t(例えば、22時00分)に2時間と設定された場合、時刻tから、おやすみ運転が開始され、点灯後再押下送信処理も開始される。そして、ユーザが設定したおやすみ運転の終了時刻である時刻t(この例では、0時00分)におやすみ運転が終了する。一方、点灯後再押下送信処理は、おやすみ運転の開始から所定の時間(例えば、9時間)が設定され、時刻t(この例では、7時00分)まで実行される。なお、おやすみ運転の終了時刻tの後は、通常、空気調和機Sの運転状態は停止となるが、符号1001に示すように、室内機100がおやすみ監視機能を備えている場合には、時刻t〜tの間は、おやすみ監視の実行期間となる(ここでは、点灯後再押下送信処理の終了時刻とおやすみ監視の終了時刻を一致させている。)。
また、リモコン装置10の表示部1には、符号1002に示すように、時刻t〜tの間、「おやすみ」表示(図5の符号a)が画面表示される。さらに、符号1003に示すように、現在時刻も時刻t〜tの間、表示部1に画面表示される例(図6の符号c)を示している。なお、図11に示す「バックライト」の時系列の処理は、点灯後再押下送信処理の実行期間内(時刻t〜t)においては、操作ボタン3の押し下げにより、制御情報の送信なしで点灯することを示す。また、「ボタン操作」の時系列の処理は、同じく点灯後再押下送信処理の実行期間内(時刻t〜t)においては、バックライト点灯時のボタン操作で制御情報が送信されることを示す。この点灯後再押下送信処理の実行期間内(時刻t〜t)以外の時間帯においては、点灯同時送信処理(図11においては、「一発送信」と記載)が行われることを示す。
ここで、通常は、ユーザによるおやすみ運転の設定時刻(この例では、2時間)よりも、点灯後再押下送信処理を実行する所定の時間(この例では、9時間)の方が長くなる。しかしながら、例えば、おやすみ運転の設定可能な時間が、30分から9時間のようなケースでは、おやすみ運転の設定時刻(例えば、9時間)と、点灯後再押下送信処理を実行する所定の時間(例えば、9時間)が同じであってもよい。つまり、ユーザによるおやすみ運転の設定時間は、点灯後再押下送信処理を実行する所定の時間以下であればよい。このようにすることで、ユーザが就寝しようとする時間においては、すべて点灯後再押下送信処理を実行することが可能となる。
<リモコン装置の点灯後再押下送信処理(実施例2)>
次に、リモコン装置10の点灯後再押下送信処理の実施例2について説明する。実施例2では、リモコン装置10が、点灯後再押下送信処理を、ユーザの就寝時間帯に基づき予め設定される所定の時間帯(例えば、室内の照明が消灯される22時〜6時)において実行する。つまり、実施例1のような、おやすみ運転等の運転モードのユーザによる設定等にかかわらず、リモコン装置10は、予め設定された時間帯において、点灯後再押下送信処理を実行する。
図12は、本実施形態に係るリモコン装置10の点灯後再押下送信処理(実施例2)を実行する流れを示すフローチャートである。
図12において、リモコン装置10は、点灯後再押下送信処理の開始時刻から終了時刻の間に、ユーザにより操作ボタン3が押し下げられた場合に、点灯後再押下送信処理、つまり、1回目の任意の操作ボタン3の押し下げによりバックライトを点灯し、その後、バックライト点灯中の2回目の操作ボタン3の押し下げにより制御情報を室内機100に送信する処理を実行する。なお、この点灯後再押下送信処理の所定の時間帯(つまり、開始時刻と終了時刻)は、予めリモコン装置10に設定しておくものとするが、ユーザにより変更可能としてもよいし、季節や地域により、夜明け等の時刻に合わせて自動的に変更するように設定してもよい。
まず、リモコン装置10の処理部11(図3参照)は、点灯後再押下送信処理の開始時刻か否かを判定する(ステップS30)。
ここで、点灯後再押下送信処理の開始時刻でない場合は(ステップS30→No)、ステップS30に戻り、当該開始時刻になるまで待つ。一方、処理部11は、点灯後再押下送信処理の開始時刻であると判定した場合は(ステップS30→Yes)、次のステップS31に進む。そして、ステップS31において、処理部11は、点灯後再押下送信処理を開始する。
次に、処理部11は、点灯後再押下送信処理の終了時刻か否かを判定する(ステップS32)。
ここで、点灯後再押下送信処理の終了時刻でない場合は(ステップS32→No)、ステップS32に戻り、当該終了時刻になるまで待つ。一方、処理部11は、点灯後再押下送信処理の終了時刻であると判定した場合には(ステップS32→Yes)、次のステップS33に進む。
ステップS33において、処理部11は、点灯後再押下送信処理を終了して、このフローの処理を終える。つまり、処理部11は、通常の設定として、1回目の操作ボタン3の押し下げにより制御情報を送信する点灯同時送信処理に戻る。
このようにすることで、リモコン装置10は、点灯後再押下送信処理を、ユーザが就寝すると想定される所定の時間帯に実行することができる。
≪リモコン装置の変形例≫
次に、本実施形態に係るリモコン装置10の変形例について説明する。以下に説明するリモコン装置10の変形例は、前記した点灯後再押下送信処理を実行する際、特に、1回目の任意の操作ボタン3の押し下げによりバックライトを点灯させ、そのバックライト点灯中に2回目の操作ボタン3を押し下げるときに発生する誤操作を、さらに低減させるためのものである。
<変形例1>
図13は、本実施形態に係るリモコン装置10の変形例1について説明するための図である。変形例1は、リモコン装置10が点灯後再押下送信処理を実行中に、ユーザが任意の操作ボタン3を押し、バックライトが点灯した際に、各処理を実行するための操作ボタン3を視覚により認識(識別)し易くするためのものである。
図13(a)は、操作ボタン3に対応付けられた各機能を、文字・記号等として操作ボタン3上に付した例を示す図である。例えば、自動運転モード(冷房、暖房等を空気調和機Sが判定し運転)を選択する操作ボタン3aに、「自動」という文字が付されている。暖房運転モードを選択する操作ボタン3aに、「暖房」という文字が付されている。また、冷房運転モードを選択する操作ボタン3に、「冷房」という文字が付されている。
図13(b)は、照度が低い場合において、さらに各操作ボタン3の機能を認識(識別)し易くするために、各操作ボタンを複数の色で構成させる例を示している。図13(b)に示すように、例えば、「自動」の操作ボタン3を黄色、「暖房」の操作ボタン3を赤、「冷房」の操作ボタン3を青等とする。ここで、ユーザが頻繁に使用する可能性の高い、冷房運転、暖房運転、自動運転、除湿運転の各操作ボタン3は、少なくとも、それぞれが異なる色となるように設定する。
このようにすることで、バックライト点灯中において、操作ボタン3を押し下げる際の誤操作をさらに低減することができる。
また、ユーザが頻繁に使用する可能性の高い、これらの運転モードの操作ボタン3は、バックライトからの光が透過しやすいクリアキーで構成する。ここで、クリアキーは、光を通す透明なプラスティック等の材質からなるボタンである。クリアキーで操作ボタン3を構成することにより、操作ボタン3の中をバックライトからの光が透過し、操作ボタン3に付された文字・記号等がさらに確認し易くなる。即ち、不透明なプラスティック等で操作ボタン3を構成した場合に、各操作ボタン3によりできる影の影響で操作ボタン3等に付された文字・記号等が視認しづらくなることを防ぐことができる。
さらに、「自動」「暖房」「冷房」等の運転モードのようなユーザが頻繁に使用する可能性の高い操作ボタン3は、図13(a)(b)に示すように、バックライトを備える表示部1のより近くに配置するようにする。このようにすることで、バックライトからの光がより届き易くなり、各操作ボタン3の機能を示す表示(文字・記号等)をさらに認識し易くなる。
<変形例2>
次に、本実施形態に係るリモコン装置10の変形例2について説明する。
図14は、本実施形態に係るリモコン装置10の変形例2について説明するための図である。変形例2では、リモコン装置10が点灯後再押下送信処理を実行中に、ユーザが任意の操作ボタン3を押し、バックライトが点灯した際に、各処理を実行するための操作ボタン3を視覚および触覚により認識(識別)し易くするためのものである。
図14(a)は、操作ボタン3に対応付けられた各機能を、文字・記号等として操作ボタン3上に付した例を示す図である。変形例2では、図14(b)〜(d)に示すように、この操作ボタン3それぞれの形状を異ならせることにより、バックライト点灯中において、視覚および触覚により、各操作ボタン3の相違を認識させ、誤操作をさらに防ぐようにする。
図14(b)は、図14(a)に示す操作ボタン3において、当該ボタンをユーザが押し下げる面(以下、「被押圧面」と称する。)に凸部を設けた例を説明するための図である。なお、図14(b)においては、操作ボタン3に付された文字・記号等の図示を省略している(図14(c)も同様)。
図14(b)に示すように、例えば、「自動」の運転モードを示す操作ボタン3(符号x)の被押圧面の中央に凸部(突起等)を設ける。「暖房」の運転モードを示す操作ボタンの3(符号y)の被押圧面の上部に凸部を設ける。「冷房」の運転モードを示す操作ボタン3(符号z)の被押圧面の下部に凸部を設ける。ここでは、少なくとも、冷房運転、暖房運転、自動運転、除湿運転の各操作ボタン3は、それぞれが異なる形状(凸部の位置が異なる)となるように設定する。このようにすることで、ユーザは、凸部の位置を視覚と触覚により認識することができ、その位置に基づき、目的とする操作ボタン3を識別することが容易となり、点灯後再押下送信処理において、さらに、誤送信を防ぐことができる。
図14(c)(d)は、図14(b)の破線で囲まれた操作ボタン3である、「暖房」の運転モードを示す操作ボタン3(符号y)および「冷房」の運転モードを示す操作ボタン3(符号z)を抽出した図である。図14(c)は、抽出した操作ボタン3の正面図、図14(d)は、抽出した操作ボタン3について、リモコン装置10の下部側から見た概念図である。図14(d)に示すように、「暖房」の操作ボタン3と「冷房」の操作ボタン3の被押圧面に傾斜を設け、両ボタンが異なる方向に傾斜するように配置する。このようにすることで、ユーザは、操作ボタン3の被押圧面の傾斜を認識することにより、目的とする操作ボタン3を識別することが容易となり、点灯後再押下送信処理において、さらに、誤送信を防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態や変形例に限定されるものではなく、さらに、様々な変形例が含まれる。上記の実施形態や変形例は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。
1 表示部
2 操作部
3,3a,3b 操作ボタン
4 扉
9 筺体
10 リモコン装置
11 処理部
12 操作受付部
13 送受信部
14 記憶部
100 室内機
101 リモコン送受信部
102 環境検出部
103 撮像部
104 記憶部
110 制御部
111 運転制御部
112 駆動制御部
113 撮像検出部
200 室外機
S 空気調和機

Claims (12)

  1. 表示画面および前記表示画面を照らすバックライトを有する表示部と、
    任意の操作ボタンのいずれかが操作された場合に、前記バックライトを点灯させ、前記バックライトが点灯している時に前記操作ボタンが操作された場合に、制御情報を空気調和機に送信する処理部と、を備え、
    前記処理部は、任意の前記操作ボタンのいずれかが操作された場合に、前記バックライトを点灯させ、前記バックライトが点灯している時に前記操作ボタンが操作された場合に、制御情報を空気調和機に送信する処理、の実行期間中であることを示す表示を、前記表示部に画面表示すること
    を特徴とするリモコン装置。
  2. 表示画面および前記表示画面を照らすバックライトを有する表示部と、
    任意の操作ボタンのいずれかが操作された場合に、前記バックライトを点灯させ、前記バックライトが点灯している時に前記操作ボタンが操作された場合に、制御情報を空気調和機に送信する処理部と、を備え、
    前記処理部は、
    ユーザの就寝時間帯に基づき設定される所定の時間帯において、任意の前記操作ボタンのいずれかが操作された場合に、前記バックライトを点灯させ、前記バックライトが点灯している時に前記操作ボタンが操作された場合に、制御情報を空気調和機に送信する処理、を実行し、
    前記所定の時間帯以外の時間帯では、前記操作ボタンが操作された場合に、前記バックライトを点灯させるとともに、制御情報を空気調和機に送信すること
    を特徴とするリモコン装置。
  3. 表示画面および前記表示画面を照らすバックライトを有する表示部と、
    任意の操作ボタンのいずれかが操作された場合に、前記バックライトを点灯させ、前記バックライトが点灯している時に前記操作ボタンが操作された場合に、制御情報を空気調和機に送信する処理部と、を備え、
    前記操作ボタンのうち少なくとも1つは、任意の前記操作ボタンのいずれかが操作された場合に、前記バックライトを点灯させ、前記バックライトが点灯している時に前記操作ボタンが操作された場合に、制御情報を空気調和機に送信する処理、を示す第1の処理の開始指示が対応付けられており、
    前記処理部は、
    前記第1の処理の開始指示に対応付けられた前記操作ボタンが操作された場合に、前記第1の処理の実行期間を開始すること
    を特徴するリモコン装置。
  4. 前記処理部は、
    前記第1の処理の開始指示に対応付けられた前記操作ボタンが操作された場合に、さらに、就寝中のユーザが覚醒しないように空調制御する運転モードを示すおやすみ運転を実行させるための制御情報を、前記空気調和機に送信すること
    を特徴とする請求項に記載のリモコン装置。
  5. 前記処理部は、
    前記第1の処理の開始指示に対応付けられた前記操作ボタンが操作された場合に、前記第1の処理を所定の時間実行すること
    を特徴とする請求項に記載のリモコン装置。
  6. 前記処理部は、前記第1の処理の開始指示に対応付けられた前記操作ボタンが操作された場合に、前記第1の処理を所定の時間実行し、
    前記おやすみ運転を実行させるために設定される設定時間が、前記第1の処理を実行する前記所定の時間以下であること
    を特徴とする請求項に記載のリモコン装置。
  7. 前記操作ボタンは、複数の色を付して構成することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のリモコン装置。
  8. 前記色が付された操作ボタンは、光を透過する材質で構成することを特徴とする請求項に記載のリモコン装置。
  9. 前記操作ボタンのうち、冷房運転、暖房運転および自動運転の指示に対応付けられた操作ボタンを、当該操作ボタン以外の操作ボタンに比べ、前記表示部に近い位置に配置することを特徴とする請求項に記載のリモコン装置。
  10. 前記操作ボタンのうち、少なくとも、冷房運転、暖房運転、自動運転および除湿運転の指示に対応付けられた操作ボタンそれぞれの形状を異なるように構成することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のリモコン装置。
  11. 表示画面および前記表示画面を照らすバックライトを有する表示部と、
    任意の操作ボタンのいずれかが操作された場合に、前記バックライトを点灯させ、前記バックライトが点灯している時に前記操作ボタンが操作された場合に、制御情報を空気調和機に送信する処理部と、を備え、
    前記処理部は、任意の前記操作ボタンのいずれかが操作された場合に、前記バックライトを点灯させ、前記バックライトが点灯している時に前記操作ボタンが操作された場合に、制御情報を空気調和機に送信する処理、を示す第1の処理の実行期間以外の時間帯では、前記操作ボタンが操作された場合に、前記バックライトを点灯させるとともに、制御情報を空気調和機に送信する処理、を示す第2の処理を実行しており、
    前記第1の処理において前記バックライトを点灯する点灯時間が、前記第2の処理において前記バックライトを点灯する点灯時間よりも長いこと
    を特徴とするリモコン装置。
  12. 表示画面および前記表示画面を照らすバックライトを有する表示部と、
    任意の操作ボタンのいずれかが操作された場合に、前記バックライトを点灯させ、前記バックライトが点灯している時に前記操作ボタンが操作された場合に、制御情報を空気調和機に送信する処理部と、を備え、
    前記処理部は、任意の前記操作ボタンのいずれかが操作された場合に、前記バックライトを点灯させ、前記バックライトが点灯している時に前記操作ボタンが操作された場合に、制御情報を空気調和機に送信する処理、の実行期間中であることを示す表示を、前記表示部に画面表示するとともに、
    前記処理部は、前記バックライトが点灯している時に前記操作ボタンが操作された場合に、制御情報を空気調和機に送信する処理、において前記バックライトを点灯させるときに、前記表示部に時刻表示を行うこと
    を特徴とするリモコン装置。
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