JPH0361530A - ガスバリヤー性包装袋 - Google Patents
ガスバリヤー性包装袋Info
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- JPH0361530A JPH0361530A JP1232291A JP23229189A JPH0361530A JP H0361530 A JPH0361530 A JP H0361530A JP 1232291 A JP1232291 A JP 1232291A JP 23229189 A JP23229189 A JP 23229189A JP H0361530 A JPH0361530 A JP H0361530A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、レトルト殺菌や電子レンジによる加熱などが
行なわれる包装体に用いるのに好適な、ガスバリヤ−性
に優れた包装材料に関する。
行なわれる包装体に用いるのに好適な、ガスバリヤ−性
に優れた包装材料に関する。
〈従来の技術〉
従来、レトルト用包装材料として、耐熱性に優れるポリ
エステルフィルムに、ヒートシール性フィルムを積層し
た包装材料が用いられており、例えば実公昭55−23
862号公報に示される、ポリエステル/延伸6−ナイ
ロン/ヒートシール性フィルムの構成からなるものが知
られている。
エステルフィルムに、ヒートシール性フィルムを積層し
た包装材料が用いられており、例えば実公昭55−23
862号公報に示される、ポリエステル/延伸6−ナイ
ロン/ヒートシール性フィルムの構成からなるものが知
られている。
また、上記包装材料にガスバリヤ−性を付与するため、
アルミニウム箔を用いたものが広く用いられており、例
えば特公昭54−29959号公報には、ポリエステル
/アルミニウム箔/延伸6ナイロン/ヒートシール性フ
イルムの構成が示されている。実公昭55−23862
号公報、特公昭54−29959号公報に示される包装
材料は、ともに中間層に延伸6−ナイロンフィルムを積
層している。これは、ポリエステル/ヒートシール性フ
ィルムの構成では落袋等における耐衝撃性に劣るためで
あり、延伸6−ナイロンフィルムが衝撃を吸収する緩衝
層として作用している。
アルミニウム箔を用いたものが広く用いられており、例
えば特公昭54−29959号公報には、ポリエステル
/アルミニウム箔/延伸6ナイロン/ヒートシール性フ
イルムの構成が示されている。実公昭55−23862
号公報、特公昭54−29959号公報に示される包装
材料は、ともに中間層に延伸6−ナイロンフィルムを積
層している。これは、ポリエステル/ヒートシール性フ
ィルムの構成では落袋等における耐衝撃性に劣るためで
あり、延伸6−ナイロンフィルムが衝撃を吸収する緩衝
層として作用している。
一方、近年ではガスバリヤ−性の高い包装材料として、
基体シートに酸化ケイ素を蒸着した包装材料が注目され
、種々検討がなされている0例えば特公昭53−129
53号公報には、ポリエステル等の基体シートに、酸化
ケイ素を100〜3000大の厚さで蒸着した包装材料
が示されている。
基体シートに酸化ケイ素を蒸着した包装材料が注目され
、種々検討がなされている0例えば特公昭53−129
53号公報には、ポリエステル等の基体シートに、酸化
ケイ素を100〜3000大の厚さで蒸着した包装材料
が示されている。
〈発明が解決しようとする課題〉
前述した特公昭54−29959号公報に示される包装
材料は、ガスバリヤ−性に優れたレトルト用包装材料と
してきわめて有用であるが、金属箔を用いているため内
部が見えない、また、金属を使用しているため電子レン
ジによる加熱ができない、という欠点を有していた。そ
こで、上記構成の「ポリエステル/金属箔」を、前記特
公昭53−12953号公報に示される「基体シート/
酸化ケイ素蒸着膜」に代えることにより、上述した欠点
が解消されると考え、ポリエステル/酸化ケイ素蒸着膜
/延伸6−ナイロン/ヒートシート性フィルムの構成か
らなる包装材料を作成し、試験したところ、レトルト後
のガスバリヤ−性が予想に反し低いものであった。この
現象を検討したところ、レトルト後の酸化ケイ素蒸着膜
にはクラ2りが生しており、このためガスバリヤ−性が
低下していることが判明した。本発明者らはこの原因に
ついてさらに検討した結果、酸化ケイ素蒸着膜は金17
1箔や金属蒸着膜に比べて剛性が高いことからクランク
が発生しやすく、従って包装材料に使用したフィルムの
熱によるわずかな収縮にも追従することができずにクラ
・ンクが発生することがわかった。
材料は、ガスバリヤ−性に優れたレトルト用包装材料と
してきわめて有用であるが、金属箔を用いているため内
部が見えない、また、金属を使用しているため電子レン
ジによる加熱ができない、という欠点を有していた。そ
こで、上記構成の「ポリエステル/金属箔」を、前記特
公昭53−12953号公報に示される「基体シート/
酸化ケイ素蒸着膜」に代えることにより、上述した欠点
が解消されると考え、ポリエステル/酸化ケイ素蒸着膜
/延伸6−ナイロン/ヒートシート性フィルムの構成か
らなる包装材料を作成し、試験したところ、レトルト後
のガスバリヤ−性が予想に反し低いものであった。この
現象を検討したところ、レトルト後の酸化ケイ素蒸着膜
にはクラ2りが生しており、このためガスバリヤ−性が
低下していることが判明した。本発明者らはこの原因に
ついてさらに検討した結果、酸化ケイ素蒸着膜は金17
1箔や金属蒸着膜に比べて剛性が高いことからクランク
が発生しやすく、従って包装材料に使用したフィルムの
熱によるわずかな収縮にも追従することができずにクラ
・ンクが発生することがわかった。
本発明は、上記した加熱による酸化ケイ素蒸着膜のクラ
ンク発生がなく、透明で、しかもガスバリヤ−性に優れ
た包装材料を提供するものである。
ンク発生がなく、透明で、しかもガスバリヤ−性に優れ
た包装材料を提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉
すなわち、本発明は、少なくとも片面に酸化ケイ素の蒸
着膜を形成してガスバリヤ−性を付与した耐熱性を有す
る基体シートと、包装材料に耐衝撃性を付与するための
延伸または無延伸の6.6ナイロンフイルムあるいは無
延伸の6−ナイロンフィルムとを積層し、さらにヒート
シール性フィルムを積層してなる、ガスバリヤ−性包装
材料である。
着膜を形成してガスバリヤ−性を付与した耐熱性を有す
る基体シートと、包装材料に耐衝撃性を付与するための
延伸または無延伸の6.6ナイロンフイルムあるいは無
延伸の6−ナイロンフィルムとを積層し、さらにヒート
シール性フィルムを積層してなる、ガスバリヤ−性包装
材料である。
〈作用〉
上述した構成からなる本発明の包装材料は、6゜6−ナ
イロンフィルムあるいは無延伸の6−ナイロンフィルム
が積層されており、このフィルムが緩衝層となり、優れ
た耐衝撃性を示す。基体シートに形成された酸化ケイ素
蒸着膜は、酸素や水蒸気等のガスに対し、きわめて高い
ガスバリヤ−性を有する。ヒートシール性フィルムは本
発明の包装材料を袋状として使用する際に必要であり、
このヒートシール層を含め、基体シート、6,6ナイロ
ンフイルム、無延伸6−ナイロンフィルムのいずれもが
熱に対してきわめて小さい収縮率であるため、レトルト
等の加熱があっても包装材料がほとんど収縮しないこと
により、酸化ケイ素の着膜にクラックが生しることがな
い。
イロンフィルムあるいは無延伸の6−ナイロンフィルム
が積層されており、このフィルムが緩衝層となり、優れ
た耐衝撃性を示す。基体シートに形成された酸化ケイ素
蒸着膜は、酸素や水蒸気等のガスに対し、きわめて高い
ガスバリヤ−性を有する。ヒートシール性フィルムは本
発明の包装材料を袋状として使用する際に必要であり、
このヒートシール層を含め、基体シート、6,6ナイロ
ンフイルム、無延伸6−ナイロンフィルムのいずれもが
熱に対してきわめて小さい収縮率であるため、レトルト
等の加熱があっても包装材料がほとんど収縮しないこと
により、酸化ケイ素の着膜にクラックが生しることがな
い。
〈実施例〉
次に、図面を参照して本発明を説明する。第1図は本発
明の一実施例を示す断面図、第2図は他の実施例を示す
断面図である。
明の一実施例を示す断面図、第2図は他の実施例を示す
断面図である。
本発明の基体シート(1)は、耐熱性を有するプラスチ
ックフィルムであって、酸化ケイ素が蒸着可能なフィル
ムである。基体シート(1)は、熱による収縮がきわめ
て小さい必要があり、好ましい材質はポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエ
ステルフィルムが掲げられる。これらポリエステルフィ
ルムの熱収縮による酸化ケイ素蒸着膜(2)への影響は
、はとんどない。
ックフィルムであって、酸化ケイ素が蒸着可能なフィル
ムである。基体シート(1)は、熱による収縮がきわめ
て小さい必要があり、好ましい材質はポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエ
ステルフィルムが掲げられる。これらポリエステルフィ
ルムの熱収縮による酸化ケイ素蒸着膜(2)への影響は
、はとんどない。
基体シート(1)に形成される酸化ケイ素蒸着膜(2)
は、通常5ixty(x= L2、y=o〜3)の化学
式で示され、真空蒸着、スパッタリング、イオンブレー
ティング等公知の方法により形成可能である。酸化ケイ
素蒸着膜(2)の厚さは、十分なガスバリヤ−性を得る
ためには少なくとも500人、好ましくは800〜10
00Å以上である。
は、通常5ixty(x= L2、y=o〜3)の化学
式で示され、真空蒸着、スパッタリング、イオンブレー
ティング等公知の方法により形成可能である。酸化ケイ
素蒸着膜(2)の厚さは、十分なガスバリヤ−性を得る
ためには少なくとも500人、好ましくは800〜10
00Å以上である。
本発明では、緩衝N(3)として延伸または無延伸の6
6−ナイロンフィルムあるいは無延伸の6ナイロンフイ
ルムを用いる。6.6−ナイロンフィルムは、ヘキサメ
チレンジアミンとアジピン酸の縮合重合体からなり、延
伸6−ナイロンフィルムに比べて熱収縮率が小さい。同
様に、無延伸6−ナイロンフィルムも延伸6−ナイロン
フィルムに比べて熱収縮率が小さい、二軸延伸6.6−
ナイロンフィルムの熱収縮率(125℃、30分加熱後
)は、縦方向で3.0%未満、横方向で2゜0%未満、
無延伸6−ナイロンフィルムの熱収縮率(125°C1
30分加熱後)は、縦方向ではほぼ0%、横方向で1.
0%未満であるのに対し、二軸延伸6〜ナイロンフイル
ムの熱収縮率は、縦方向で6.0〜7.0%、横方向で
は3.0〜4゜0%程度である。
6−ナイロンフィルムあるいは無延伸の6ナイロンフイ
ルムを用いる。6.6−ナイロンフィルムは、ヘキサメ
チレンジアミンとアジピン酸の縮合重合体からなり、延
伸6−ナイロンフィルムに比べて熱収縮率が小さい。同
様に、無延伸6−ナイロンフィルムも延伸6−ナイロン
フィルムに比べて熱収縮率が小さい、二軸延伸6.6−
ナイロンフィルムの熱収縮率(125℃、30分加熱後
)は、縦方向で3.0%未満、横方向で2゜0%未満、
無延伸6−ナイロンフィルムの熱収縮率(125°C1
30分加熱後)は、縦方向ではほぼ0%、横方向で1.
0%未満であるのに対し、二軸延伸6〜ナイロンフイル
ムの熱収縮率は、縦方向で6.0〜7.0%、横方向で
は3.0〜4゜0%程度である。
ヒートシール性フィルム(4)は、本発明の目的から耐
熱性を有し、かつ熱収縮率の小さい材質のものが用いら
れ、好適な材料としては無延伸ポリプロピレンフィルム
が掲げられる。無延伸ポリプロピレンフィルムの熱収縮
率による酸化ケイ素薄着19 (2)に対する影響も前
記ポリエステルフィルム同様はぼ無に等しい。
熱性を有し、かつ熱収縮率の小さい材質のものが用いら
れ、好適な材料としては無延伸ポリプロピレンフィルム
が掲げられる。無延伸ポリプロピレンフィルムの熱収縮
率による酸化ケイ素薄着19 (2)に対する影響も前
記ポリエステルフィルム同様はぼ無に等しい。
本発明の包装材料は上記フィルムをヒートシール性フィ
ルム(4)を内面として積層してなるが、他のフィルム
の積層順序は任意である。また、積層方法も特に制限は
ないが、接着剤を用いる場合は耐熱性を有する接着剤を
用いる必要がある。ヒートシール性フィルム(4)は、
基体シート(1)または緩衝層(3)のいずれかの面に
押出コーティングにより設けてもよい。
ルム(4)を内面として積層してなるが、他のフィルム
の積層順序は任意である。また、積層方法も特に制限は
ないが、接着剤を用いる場合は耐熱性を有する接着剤を
用いる必要がある。ヒートシール性フィルム(4)は、
基体シート(1)または緩衝層(3)のいずれかの面に
押出コーティングにより設けてもよい。
また、本発明の包装材料には、第2図に示すように必要
に応して緩衝層(3)以外の介在フィルム(5)を積層
してもよい、しかしながら、本発明の目的から、積層さ
れる介在フィルム(5)は、熱収縮率が小さいものであ
る必要がある。
に応して緩衝層(3)以外の介在フィルム(5)を積層
してもよい、しかしながら、本発明の目的から、積層さ
れる介在フィルム(5)は、熱収縮率が小さいものであ
る必要がある。
また、本発明においては、緩衝N(3)は必ずしも酸化
ケイ素蒸着膜(2)に隣・接していなくてもよく、例え
ば第3図に示すように、6.6−ナイロンフィルム//
ポリエステルフィルム/酸化ケイ素蒸着膜//ヒートシ
ール性フィルムの構成であっても、同様の効果が得られ
るものである。
ケイ素蒸着膜(2)に隣・接していなくてもよく、例え
ば第3図に示すように、6.6−ナイロンフィルム//
ポリエステルフィルム/酸化ケイ素蒸着膜//ヒートシ
ール性フィルムの構成であっても、同様の効果が得られ
るものである。
〈試験例〉
厚さ12μmのポリエステルフィルムの片面に、真空蒸
着法にて酸化ケイ素蒸着膜を形成し、この酸化ケイ素蒸
着膜上に接着剤を介して厚さ15μmの延伸6.6−ナ
イロンフィルムを積層し、さらに接着剤を介して厚さ7
0μmの無延伸ポリプロピレンフィルムを積層して、本
発明の包装材料(実施例1)を得た。
着法にて酸化ケイ素蒸着膜を形成し、この酸化ケイ素蒸
着膜上に接着剤を介して厚さ15μmの延伸6.6−ナ
イロンフィルムを積層し、さらに接着剤を介して厚さ7
0μmの無延伸ポリプロピレンフィルムを積層して、本
発明の包装材料(実施例1)を得た。
厚さ12μmのポリエステルフィルムの片面に、実施例
1同様に酸化ケイ素蒸着膜を設け、この面にそれぞれ接
着剤を介して厚さ12μmの延伸ポリエステルフィルム
、厚さ15μmの延伸6,6ナイロンフイルム、厚さ7
0μmの無延伸ポリプロピレンフィルムをこの順に積層
し、本発明の包装材料(実施例2)を得た。
1同様に酸化ケイ素蒸着膜を設け、この面にそれぞれ接
着剤を介して厚さ12μmの延伸ポリエステルフィルム
、厚さ15μmの延伸6,6ナイロンフイルム、厚さ7
0μmの無延伸ポリプロピレンフィルムをこの順に積層
し、本発明の包装材料(実施例2)を得た。
また、厚さ12μmのポリエステルフィルムの片面に、
実施例1同様に真空草着法にて酸化ケイ素葎着膜を形成
し、この酸化ケイ素渾着膜上に接着剤を介して厚さ20
μmの無延伸6.6−ナイロンフィルムを積層し、さら
に接着剤を介して厚さ70μmの無延伸ポリプロピレン
フィルムを積層して、本発明の包装材料(実施例3)を
得た。
実施例1同様に真空草着法にて酸化ケイ素葎着膜を形成
し、この酸化ケイ素渾着膜上に接着剤を介して厚さ20
μmの無延伸6.6−ナイロンフィルムを積層し、さら
に接着剤を介して厚さ70μmの無延伸ポリプロピレン
フィルムを積層して、本発明の包装材料(実施例3)を
得た。
さらに、厚さ12μmのポリエステルフィルムの片面に
、実施例1同様に真空草着法にて酸化ケイ素蒸着膜を形
成し、この酸化ケイ素謂着膜上に接着剤を介して厚さ2
0μmの無延伸6−ナイロンフィルムを積層し、さらに
接着剤を介して厚さ70μmの東延伸ポリプロピレンフ
ィルムを積層して、本発明の包装材料(実施例4)を得
た。
、実施例1同様に真空草着法にて酸化ケイ素蒸着膜を形
成し、この酸化ケイ素謂着膜上に接着剤を介して厚さ2
0μmの無延伸6−ナイロンフィルムを積層し、さらに
接着剤を介して厚さ70μmの東延伸ポリプロピレンフ
ィルムを積層して、本発明の包装材料(実施例4)を得
た。
次に、実施例1の延伸6.6−ナイロンフィルムの代わ
りに、延伸6−ナイロンフィルムを用いて包装材料(比
較例1)を作成した。
りに、延伸6−ナイロンフィルムを用いて包装材料(比
較例1)を作成した。
また、ナイロンフィルムを用いない包装材料(比較例2
)を作成した。
)を作成した。
以上得られた包装材料を用い、各種の物性比較を行なっ
た。結果を下表に示す。
た。結果を下表に示す。
(以下余白)
上述の結果から明らかなように、延伸6−ナイロンフィ
ルムを用いたもの(比較例1)は、レトルト後のガスバ
リヤ−性が著しく劣っている。また、ナイロンフィルム
を用いていないもの(比較例2)は、落下強度や突き刺
し強度、抗張力などが劣っている。これに対し本発明の
包装材料(実施例1〜4)はいずれも優れた物性を示し
た。
ルムを用いたもの(比較例1)は、レトルト後のガスバ
リヤ−性が著しく劣っている。また、ナイロンフィルム
を用いていないもの(比較例2)は、落下強度や突き刺
し強度、抗張力などが劣っている。これに対し本発明の
包装材料(実施例1〜4)はいずれも優れた物性を示し
た。
〈発明の効果〉
本発明による包装材料は以上述べた構成からなっている
ので、レトルト等の加熱が行なわれても酸化ケイ素革着
膜にクランクが生しることがなく、優れたガスバリヤ−
性を有し、しかも突き刺し強度、落下強度、抗張力等に
も優れているので、レトルト用包装材料とし好適である
。また、包装材料には金属が全く用いられていないので
、内容物が透視でき、また、電子レンジ等の加熱にも使
用することができるものである。
ので、レトルト等の加熱が行なわれても酸化ケイ素革着
膜にクランクが生しることがなく、優れたガスバリヤ−
性を有し、しかも突き刺し強度、落下強度、抗張力等に
も優れているので、レトルト用包装材料とし好適である
。また、包装材料には金属が全く用いられていないので
、内容物が透視でき、また、電子レンジ等の加熱にも使
用することができるものである。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は他の
実施例を示す断面図、第3図はさらに他の実施例を示す
断面図である。 (1)・・・基体ンート (2)・・・酸化ケイ素グ着膜 (3)・・・緩衝層 (4)・・・ヒートシール性フィルム (5)・・・介在フィルム 特 許 出 凸版印刷株式会社 代 表 者 鈴木和 第1図 第2図 第3図
実施例を示す断面図、第3図はさらに他の実施例を示す
断面図である。 (1)・・・基体ンート (2)・・・酸化ケイ素グ着膜 (3)・・・緩衝層 (4)・・・ヒートシール性フィルム (5)・・・介在フィルム 特 許 出 凸版印刷株式会社 代 表 者 鈴木和 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 少なくとも片面に酸化ケイ素の蒸着膜を形成した基体シ
ートと、延伸または無延伸の6,6−ナイロンフィルム
あるいは無延伸の6−ナイロンフィルムとを積層し、さ
らにヒートシール性フィルムを積層してなる、ガスバリ
ヤー性包装材料。
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