JPH036110B2 - - Google Patents

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JPH036110B2
JPH036110B2 JP58230089A JP23008983A JPH036110B2 JP H036110 B2 JPH036110 B2 JP H036110B2 JP 58230089 A JP58230089 A JP 58230089A JP 23008983 A JP23008983 A JP 23008983A JP H036110 B2 JPH036110 B2 JP H036110B2
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JP
Japan
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roller
tray
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JP58230089A
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JPS60122647A (ja
Inventor
Yoshihisa Miwa
Kimito Yamazaki
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPS60122647A publication Critical patent/JPS60122647A/ja
Publication of JPH036110B2 publication Critical patent/JPH036110B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H11/00Feed tables
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • B65H29/20Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles by contact with rotating friction members, e.g. rollers, brushes, or cylinders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H5/00Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
    • B65H5/06Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by rollers or balls, e.g. between rollers
    • B65H5/062Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by rollers or balls, e.g. between rollers between rollers or balls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2403/00Power transmission; Driving means
    • B65H2403/40Toothed gearings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> この発明は原稿台移動式複写機に取付ける原稿
送り装置に関し、特に一枚の原稿から複数枚コピ
ーすることができるように原稿台の往復移動を利
用してコピー原稿を搬出する原稿送り装置に関す
る。
<従来技術> 原稿台移動式複写機で原稿のセツトを自動的に
行うには、コピー原稿を原稿台のガラス板に自動
的に搬送する原稿送り装置が使用される。しかし
ながら、従来の装置は装置固有の駆動モータを駆
動してコピー原稿を搬送する構造であつたため、
複写機本体の電気的に接続するためのインターフ
エイス等を必要としていて、複写機本体に取付け
るための作業が煩雑化する不都合があつた。しか
も従来の装置では駆動モータを内蔵する構造上、
大型になり、且つ重くなつて複写機に負担がかか
り過ぎる欠点があつた。さらに、従来は駆動制御
を簡単化する上で原稿の搬送方向を一方向に制限
する構成となつており、一枚の原稿は一回のコピ
ー動作で必ず排出されてしまつていたが、一枚の
原稿から複数枚コピーする場合には、コピーの都
度原稿を挿入し直す必要があり、連続コピー作業
に手間と時間がかかる問題があつた。
<発明の目的> この発明の目的は、上記従来の問題点を解消
し、原稿台の往復移動を利用して原稿送りローラ
を回転させることによつて、連続コピーが行なえ
るように原稿を搬送することができ、しかも小型
且つ軽量で、原稿台移動式複写機に簡単に取付け
ることができる原稿送り装置を提供することにあ
る。
<発明の構成> この発明は原稿台移動式複写機における原稿台
の往復移動を利用することにより、駆動モータ等
の駆動装置を用いずに原稿送りローラを正転また
は逆転させることができる点に着目したものであ
り、複写機本体の上面に、原稿台のガラス板に接
触し、原稿台の往方向への移動により一方向に回
転し、復方向への移動により他方向に回転される
原稿送りローラと、 この原稿送りローラの人口側に備えられる原稿
トレーと、 原稿送りローラの出口側に備えられる補助トレ
ーと、 前記原稿トレーと原稿送りローラとの間に配置
され、前記原稿送りローラの回転力が伝達されて
そのローラの回転方向と同方向に回転される押圧
ローラと、 原稿送りローラと補助トレーとの間に配置さ
れ、前記原稿送りローラの回転力が伝達されてそ
のローラの回転方向と同方向に回転される少なく
とも一対の出紙ローラと、 を備え、 原稿台の往方向への移動により、原稿トレーの
原稿を押圧ローラの回転によつて原稿送りローラ
とガラス面との間に給送し、原稿送りローラ原稿
台のガラス面とで挟持してガラス面に密着させな
がら搬送し、さらに、前記少なくとも一対の出紙
ローラの回転により補助トレーまで搬送するとと
もに、 原稿台の復方向への移動により、少なくとも一
対の出紙ローラ、原稿送りローラおよび押圧ロー
ラの回転によつて前記原稿を逆方向に原稿トレー
まで搬送させることを特徴とする。
<実施例> 第1図、第2図はそれぞれ、この発明の原稿送
り装置を原稿台移動式複写機に取付けた状態を示
す複写機上部の外観図、平面図である。また、第
3図は上記原稿送り装置の概略構成およびその装
置と原稿台との位置関係を示す上記複写機上部の
模式構造図である。
複写機1は原稿台2のガラス板3上に直接原稿
を載せてコピーできる周知の原稿台移動式複写機
であり、原稿台2を移動させて露光を行う。原稿
台2は一回のコピー動作で複写機1のキヤビネツ
ト上部を往復移動する。すなわち、コピースター
ト前では原稿台2の中心はキヤビネツト上部の一
方の端に寄つた位置にあり、コピースタートで他
方の端に向けて原稿台2は移動し、その端に到達
した後リターンしてコピースタート位置に戻る。
原稿台2には、原稿送り装置4を使用しないでコ
ピーする場合に原稿をガラス面に押さえるための
原稿台カバー(図示せず)が着脱自在に取り付け
られるが、原稿送り装置4を取付ける際にはその
原稿台カバーを取り外す。原稿送り装置4は複数
枚のコピー時に一枚の原稿を自動的に搬送させる
場合に用いるものであり、後述するように原稿台
2の往方向の移動で原稿トレー7から補助トレー
8に原稿を搬送し、また復方向の移動で補助トレ
ー8から原稿トレー7に原稿を戻す。原稿送り装
置4の装置本体6には原稿送りローラ5等の原稿
送り機構が内装されている。装置本体6の底部に
は原稿台2の幅より若干広い距離を隔てて一対の
固定板9が形成されていて、各固定板に位置決め
用の穴とネジ挿入用の穴が穿設されている。一
方、原稿台2を挟んで位置しているキヤビネツト
上部の前後部には、上記位置決め用の穴とネジ挿
入用の穴に対応して位置決め用の突起10と固定
用のネジ穴が設けられている。装置本体6をキヤ
ビネツト上部に固定する場合、突起10を各固定
板の位置決め用の穴に嵌入させて固定板9をキヤ
ビネツト上部の前後部上面に載置し、ネジ挿入用
の穴よりネジ11を挿入し装置本体6をキヤビネ
ツト上部にネジ止めする。装置本体6をキヤビネ
ツト上部に固定した状態では、前記原稿送りロー
ラ5が原稿台2のガラス面に接触するが、それ以
外の装置本体6の構成部は原稿台2に接触せず、
原稿台2の往復移動を妨げない。上記のように原
稿送り装置4は位置決め用の突起10とネジ11
等で複写機1に着脱自在に取付けられる構成にあ
り、原稿送り装置4を使用しないときはネジ11
を取り除くだけで簡単に原稿送り装置4を複写機
1より取り外すことができる。
次に上記原稿送り装置4の原稿送り機構および
その原稿送り動作を第3図を参照して説明する。
原稿トレー7は原稿を挿入するためのトレーで
あるとともに補助トレー8側に搬送された原稿が
再び返送されるトレーであり、原稿送りローラ5
の入口側に向け斜めに固定されている。補助トレ
ー8は原稿送りローラ5を通じて送り出された原
稿を受け入れるトレーであつて、原稿トレー7よ
り下方で原稿送りローラ5の出口側に斜めに固定
されている。装置本体6内には、原稿トレー7よ
り原稿をガラス板3側に取り込むための上記原稿
送りローラ5および押圧ローラ12、原稿送りロ
ーラ5によつて取り込まれた原稿を補助トレー8
側に排出させるための出紙ローラ13,14,1
5,16が設けられていて、各ローラは歯車もし
くはチエーンを介して相互に連係して作動するよ
うに構成されている。原稿送りローラ5と押圧ロ
ーラ12、出紙ローラ13,14、出紙ローラ1
5,16はそれぞれ対向配置され、各ローラの回
転軸が原稿台2の移動方向と直交する向きに配置
されている。原稿送りローラ5の一部は装置本体
6の底部に形成した開口部より下方に出ていて、
既述のようにガラス板3の上面に接触している。
装置本体6を複写機1のキヤビネツト上部に取付
けた状態で原稿送りローラ5は復写機1内の感光
体ドラム29の略真上に位置するが、このローラ
の位置は複写機1に設ける光学系等の配置に応じ
て決められる。さらに、押圧ローラ12から出紙
ローラ15,16に至る原稿搬送路を形成するよ
うに、原稿送りローラ5の入口、出口のそれぞれ
に近接して送りガイド26,27が設けられ、且
つ出紙ローラ13,14と出紙ローラ15,16
との間に送りガイド28が設けられている。
押圧ローラ12、原稿送りローラ5、出紙ロー
ラ13,14,15,16の各端部にはローラと
同軸に歯車17,18,20,21,22,23
が取付けられている。原稿台2が移動してガラス
板3に接触している原稿送りローラ5が回転した
とき、歯車18に噛み合う歯車17を回転させ押
圧ローラ12に回転力を伝達する。また原稿送り
ローラ5の回転力は歯車18と20の間に噛み合
わせた伝達歯車19を介して歯車20に伝達され
る。さらに歯車20は歯車21と係合しており、
歯車18,19を介して原稿送りローラ5の回転
力を歯車20,21に伝達し出紙ローラ13,1
4を回転させる。このように一枚の伝達歯車19
を介して回転力が伝達され、原稿台2の往方向の
移動時には出紙ローラ13,14は送りガイド2
7より送りガイド28側に原稿を搬送する向きに
回転する。出紙ローラ13の回転力はチエーン2
4,25を介して出紙ローラ15に伝達される。
このチエーン駆動で出紙ローラ15が回転する
と、歯車22に噛み合う歯車23を介して出紙ロ
ーラ16に回転力が伝達される。以上の回転力伝
達系から、原稿台2の往方向の移動時には、出紙
ローラ15,16は送りガイド28から補助トレ
ー8に原稿を送り出す向きに回転する。原稿送り
機構は上記の構成にあるが、原稿送りローラ5と
押圧ローラ12との接点部の接点速度と、出紙ロ
ーラ13と14および出紙ローラ15と16の各
接点部の接点速度とが等しくなるように各ローラ
の径、各歯車のピツチ、チエーン駆動装置のスプ
ロケツト(図示せず)のピツチ等を選定してお
り、紙詰まりを起こすことなく原稿が原稿トレー
7と補助トレー8との間を円滑に進行するように
している。また原稿台2の往方向の移動が終わつ
た時点で、原稿の後端が原稿送りローラ5とガラ
ス板3との接点部から出紙ローラ15,16の接
点部の間の搬送路に位置するように、原稿搬送路
の長さが予め設定されており、原稿台2の復方向
への移動がはじまるとき原稿に対して出紙ローラ
15,16による反対方向への搬送力が伝達され
るようにしている。これによつて後述のように原
稿台2の復方向の移動で原稿を再び原稿トレー7
側に戻すことができる。この原稿送り装置4で
は、上記のように原稿搬送路が形成されているた
め原稿台2が往方向の移動を終えた時点で原稿送
りローラ5とガラス板3との接点部に後端が来る
長さの原稿がコピー可能な最大原稿となり、また
その時点で後端が出紙ローラ15,16の接点部
に来る長さの原稿がコピー可能な最小原稿とな
る。
次に上記の原稿送り装置4を用いて一枚の原稿
から複数枚のコピーをする場合の原稿送り動作を
説明する。
コピースタートをする前に原稿トレー7に所望
の原稿を挿入する。挿入された原稿は原稿トレー
7に沿つて自重で落下し、その下端は原稿送りロ
ーラ5と押圧ローラ12の接点部に到着する。既
述のように、コピースタート前では原稿台2の中
心はキヤビネツト上部の一方の端に寄つた位置に
あり、一回目のコピー動作の開始でその中心が他
方の端に向けて原稿台2は移動する。原稿台2が
移動を開始すると、ガラス板3に接触している原
稿送りローラ5が回転し、且つその回転に伴つて
押圧ローラ12も回転して、原稿トレー7より原
稿を送りガイド26に沿つて原稿送りローラ5と
ガラス板3との間に送り込む。さらに原稿台2が
同一方向に移動していくのに応じて原稿送りロー
ラ5が回転し、原稿トレー7より取り込んだ原稿
をガラス板3に密着させながら送りガイド27側
に送り出す。原稿の前端がガラス板3に密着し始
めたときから複写機1の露光工程が開始し、原稿
がガラス板3と密着しながら原稿送りローラ5を
通過すると露光工程を終える。
原稿送りローラ5を通過した原稿の先端が出紙
ローラ13と14の接点部に達すると、それらの
出紙ローラの搬送作用で原稿は送りガイド28側
に搬送されていく。原稿の長さが十分にある場
合、原稿の後端が原稿送りローラ5と押圧ローラ
12との接点部を通過しないうちにその前端が出
紙ローラ13,14に挾持されて送りガイド28
側への搬送が行われるが、前述のように出紙ロー
ラ13,14側の接点速度と押圧ローラ12側の
接点速度とが等しいので紙詰まりを起こさずに原
稿を搬送できる。原稿は送りガイド28側に搬送
された後、さらに出紙ローラ15,16によつて
補助トレー8側に搬送される。この場合も出紙ト
レー13と14および出紙トレー15と16の各
接点部の接点速度が等しいので、原稿送りローラ
5の出口側で紙詰まりを起こすことなく原稿を補
助トレー8側に搬送することができる。上記のよ
うにして原稿台2の往方向の移動で、原稿をガラ
ス板3に密着させながら、原稿送りローラ5を通
過させることにより露光工程を終えるが、露光終
了後さらに原稿台2は同一方向に移動して原稿送
りローラ5を回転させ、出紙ローラ13,14と
出紙ローラ15,16により原稿を原稿送りロー
ラ5の出口側に排出させる。
次に原稿台2が往方向への移動から復方向への
移動をはじめると、原稿の後端が原稿送りローラ
5とガラス板3との接点部から出紙ローラ15,
16の接点部の間の搬送路に位置しているため
に、原稿が逆方向へ搬送される搬送力を受けて再
び原稿トレー7側に戻りはじめる。すなわち、原
稿台2が往方向の移動を終えた後、一方の端でリ
ターンして復方向に移動すると、原稿送りローラ
5は逆転し、これに伴い原稿送りローラ5以外の
ローラも逆転し、原稿送りローラ5の出口側に移
動した方向と逆向きに原稿は移動する。そして原
稿台2がコピースタート位置に戻つた時点で原稿
は送りガイド26に沿つて原稿トレー7に排出さ
れ、原稿挿入時と同じ状態に戻る。
以上説明した動作によつて原稿台2の往復移動
ストロークで原稿トレー7からの原稿取り込みお
よび原稿トレー7への原稿返送を自動的に行うこ
とができる。一回目のコピー終了で原稿は原稿ト
レー7に戻されるので、二回目以降のコピーの場
合も上記と同様に、原稿の取り込みおよび原稿ト
レー7への原稿返送を行つて連続コピーが可能に
なる。上記のように、原稿送り装置4を用いるこ
とによりコピー動作一回毎に、原稿台2の往復移
動に応じて原稿を原稿トレー7と原稿送りローラ
5の出口側との間を往復させ、一枚の原稿から複
数枚のコピーをすることができる。以上のように
連続コピーを可能にする原稿送り装置4は、原稿
台2の移動に応じて原稿送りローラ5を駆動させ
る簡単なローラ駆動機構により構成されているの
で、駆動モーター等の駆動装置や複写機に電気的
に接続するためのインターフエイス等を必要とし
ない。このため原稿送り装置4を複写機1に手間
を要することなく簡単に着脱でき、しかも原稿送
りローラ5を主体とする機械的な原稿送り機構で
原稿送り装置の小型化および軽量化を実現するこ
とができる。
次に原稿トレーおよび補助トレーを鉛直に立て
て原稿送り装置を構成した例を第4図に示す。同
図は原稿トレー33および補助トレー34を装置
本体31に垂設した原稿送り装置30を複写機1
のキヤビネツト上部に取付けた状態を示してい
る。
上記の例と同様に、原稿送りローラ32を原稿
台2のガラス面に接触させ、原稿台2の移動によ
り原稿送りローラ32を駆動する。原稿送りロー
ラ32の入口側に押圧ローラ35および送りガイ
ド39が配置され、またローラの出口側に出紙ロ
ーラ36および送りガイド40が配置されてい
る。押圧ローラ35、出紙ローラ36は歯車機構
(図示せず)で原稿送りローラ32の回転力を受
けて回転するが、これらのローラを原稿送りロー
ラ32に押圧させるだけでそのローラとの摩擦作
用によつて回転させるようにしてよい。原稿トレ
ー33は原稿押え板37とともに原稿送りローラ
32と押圧ローラ35との接点部に向け鉛直に立
てられている。また補助トレー34も原稿押え板
38とともに原稿送りローラ32と出紙ローラ3
6との接点部に向け鉛直に立てられている。
このような構成にある原稿送り装置30を用い
て複数枚のコピーをする場合、原稿をトレー33
と原稿押え板37との間に挿入するが、そのトレ
ーと押え板は鉛直に立てられているためそれらの
間に挿入された原稿は自重で鉛直下方に落下し、
その原稿下端が原稿送りローラ32と押圧ローラ
35との接点部に必ず接する。このように原稿は
必ず自重で押圧ローラ35の接点部に到達するの
で、コピースタート時の原稿取り込みタイミング
を正確に設定することができる。
コピースタートにより原稿台2が往方向に移動
すると、原稿は送りガイド39に沿つて原稿台2
のガラス面に接着しながら原稿送りローラ32を
通過し、さらに送りガイド40に沿つて補助トレ
ー34側に移動する。この往方向の搬送過程にお
いては、露光工程を終えた時点で原稿送りローラ
32と出紙ローラ36との搬送作用によつて、少
なくとも最大原稿の後端が原稿送りローラ32の
出口側に位置するように原稿搬送を行う。このと
き短めの原稿は出紙ローラ36を抜けて補助トレ
ー34と原稿押え板38との間に排出されてしま
うが、出紙ローラ36を通過した原稿は自重で下
方に落下して必ず原稿送りローラ32と出紙ロー
ラ6との接点部に接する。したがつて、原稿台2
がキヤビネツト上部の他方の端でリターンし復方
向に移動したとき、短めの原稿を原稿送りローラ
32と出紙ローラ36とで挾持して各ローラの逆
転駆動により再び原稿トレー33に戻させること
ができる。上記のように補助トレー34を鉛直に
立設することによつて、出紙ローラ36を通過す
るような短い原稿を自重で常に出紙ローラ36の
接点部に落下させることができ、原稿トレー33
側への原稿返送を確実に行うことができる。しか
も、原稿送りローラ32の出口側に出紙ローラ3
6を1個設けるだけでよく原稿送り機構をより簡
素化し得る。また、押圧ローラ35を通過し原稿
トレー33に原稿が返送されたときも、コピース
タート時と同様にその原稿は押圧ローラ35の接
点部に接するように鉛直に落下し、次のコピー動
作時の原稿搬送を支障なく行うことができる。こ
のようにして原稿台2の往復時に、原稿送りロー
ラ32の入口側および出口側の接点部に原稿の端
部が必ず接するようにすることができ、上記実施
例と同様に自動的に原稿を往復搬送して連続コピ
ーを可能にする。
以上二つの例では、原稿送りローラを原稿台の
ガラス板に接触させて、原稿台の移動に応じて原
稿送りローラを回転させているが、第5図に示す
ようにラツクとピニオンによる機構で原稿台の移
動時の力を原稿送りローラに伝達して回転させる
ようにしてもよい。同図に示す装置では、進行方
向に沿つた原稿台50の側端部にラツク53が取
付けられ、一方原稿送りローラ52の端部にはラ
ツク53に噛み合うピニオン54が取付けられて
いる。原稿送りローラ52の回転面は原稿台50
のガラス板51に接触若しくは微小距離を隔てて
対向している。このような構成において、原稿台
50の直線往復移動により、ラツク53とピニオ
ン54との噛み合いで原稿送りローラ54は正転
または逆転し、上述の例と同様に、原稿をガラス
板51に密着させながら往復搬送することができ
る。なおこの実施例においては出紙ローラを2対
(第3図中、13,14と15,16)設けてい
るが、出紙ローラは一対であつても、また2対よ
り多く設けてもよい。
<発明の効果> 以上のようにこの発明によれば、原稿台移動式
複写機における原稿台の往復移動を利用して原稿
送りローラを回転させることによつて、原稿を原
稿台のガラス板に密着させながら往復搬送して一
枚の原稿による連続コピーを可能にするので、原
稿送りローラを回転させるための駆動モータ等の
駆動装置を必要とせず、原稿送りローラによる原
稿送り機構だけで簡単に構成でき、原稿送り装置
の小型化および軽量化を実現することができる。
しかも、原稿台移動式複写機に電気的に接続する
必要がなく、また機械的に連結する必要もないの
で、複写機に簡単に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ、この発明の原稿送
り装置を取付けた原稿台移動式複写機上部の外観
図、平面図である。また第3図は同原稿送り装置
の概略構成およびその装置と原稿台との位置関係
を示す上記複写機上部の模式構造図、第4図は原
稿トレーを鉛直に立てて構成した原稿送り装置の
一例を示す模式構造図、第5図は原稿送りローラ
をラツクとピニオンによる駆動機構で駆動するよ
うにした一例を示す原稿台および原稿送りローラ
の外観図である。 1……(原稿台移動式)複写機、2……原稿
台、3……(原稿台2の)ガラス板、4……原稿
送り装置、5……原稿送りローラ、7……原稿ト
レー、8……補助トレー、13,14,15,1
6……出紙トレー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿台が往復移動する原稿台移動式複写機に
    おいて、 複写機本体の上面に、原稿台のガラス板に接触
    し、原稿台の往方向への移動により一方向に回転
    し、復方向への移動により他方向に回転される原
    稿送りローラと、 この原稿送りローラの入口側に備えられる原稿
    トレーと、 原稿送りローラの出口側に備えられる補助トレ
    ーと、 原稿トレーと原稿送りローラとの間に配置さ
    れ、前記原稿送りローラの回転力が伝達されてそ
    のローラの回転方向と同方向に回転される押圧ロ
    ーラと、 原稿送りローラと補助トレーとの間に配置さ
    れ、前記原稿送りローラの回転力が伝達されてそ
    のローラの回転方向と同方向に回転される少なく
    とも一対の出紙ローラと、 を備え、 前記原稿台の往方向への移動により、原稿トレ
    ーの原稿を押圧ローラの回転によつて原稿送りロ
    ーラとガラス面との間に給送し、原稿送りローラ
    と原稿台のガラス面とで挟持してガラス面に密着
    させながら搬送し、さらに、前記少なくとも一対
    の出紙ローラの回転により補助トレーまで搬送す
    るとともに、 原稿台の復方向への移動により、少なくとも一
    対の出紙ローラ、原稿送りローラおよび押圧ロー
    ラの回転によつて前記原稿を逆方向に原稿トレー
    まで搬送させることを特徴とする原稿送り装置。
JP23008983A 1983-12-05 1983-12-05 原稿送り装置 Granted JPS60122647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23008983A JPS60122647A (ja) 1983-12-05 1983-12-05 原稿送り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS503653A (ja) * 1973-05-11 1975-01-16
JPS55133063A (en) * 1979-04-02 1980-10-16 Nippon Seimitsu Kogyo Kk Automatic feeder of copying original
JPS60118553A (ja) * 1983-11-25 1985-06-26 Canon Inc 画像読取装置

Patent Citations (3)

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