JP3403305B2 - 自動原稿搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば複写
機、ファクシミリ装置、画像読取装置などの画像処理装
置に装着されて、画像処理装置が読み取るべき原稿を、
画像読取装置の読取部へ送り出し、画像が読み取られた
後の原稿をトレイや原稿載置板上に戻すようにした自動
原稿搬送装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、たとえば複写機に装着され
て、原稿載置板上にセットされた原稿を、複写機のコン
タクトガラス上に自動的に供給した後、トレイ上や原稿
載置板上に原稿を戻すようにした自動原稿搬送装置が知
られている。この種の装置では、原稿載置板にセットさ
れた原稿は、例えば搬送ローラを含む給送手段によって
搬送経路に送り出される。送り出された原稿(原稿束)
は、搬送経路を挟んだ上下一対の分離ローラを含む分離
手段によって1枚ずつ分離され、その最下方の原稿のみ
がさらに下流側の搬送経路に送り出される。 【0003】搬送ローラや分離ローラは、消耗品であ
り、所定期間が経過すると、新品と交換するメンテナン
スをするようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の自動
原稿搬送装置では、上記の搬送ローラや分離ローラを交
換するためには、複写機本体のコンタクトガラスに対向
する無端状の搬送ベルトやその駆動機構を含む搬送ユニ
ットを、自動原稿搬送装置の本体の下面から開放させ、
本体の下方から上記の搬送ローラや分離ローラを取り外
し、また取り付けるようにしていた。 【0005】このように自動原稿搬送装置の下方からの
作業であり作業がしずらかった。また、上記の搬送ユニ
ットを開放するには、この搬送ユニットと駆動機構との
連結を解除する作業も必要であり、その結果、下方から
の作業であることとも相まって搬送ローラや分離ローラ
の交換のメンテナンスに非常に手間がかかるという問題
があった。 【0006】そこで、本発明の目的は、給送手段や分離
手段のメンテナンスを容易に行うことができる自動原稿
搬送装置を提供することである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、上面に原稿載置板を設けた
原稿載置台の一方の端部に、原稿載置板上にセットされ
た原稿を搬送経路に送り出す給送手段と、搬送経路を挟
んで配置され上記給送手段により送り出された原稿を1
枚ずつ分離する上下一対の分離手段とを備えた自動原稿
搬送装置において、上記原稿載置台の上記一方の端部に
設けられ、上側の分離手段が取り付けられた開閉自在な
カバーと、原稿載置板の少なくとも一部を構成して原稿
載置台に取り外し可能に取り付けられ、且つ上記給送手
段および下側の分離手段を下方から突出させる空所を有
する搬送案内板とを備え、この搬送案内板を取り外すこ
とにより、給送手段および下側の分離手段が露出される
ようにしてあり、搬送案内板が原稿載置台の受け板によ
って受けられて上方からのねじにより受け板に取り外し
可能に固定され、搬送案内板の縁部に設けられるフラン
ジが原稿載置台の支持板によって受けられると共に、上
記フランジに設けられる係合突起が上記支持板の係合孔
に取り外し可能に係合するようにしてあることを特徴と
するものである。 【0008】この構成では、自動原稿搬送装置を相手方
の画像処理装置の上面に閉じた状態で、カバーを開放し
た後、原稿載置板の少なくとも一部を構成する搬送案内
板を取り外すと、給送手段および下側の分離手段が上方
へ露出する。したがって、閉じ状態の自動原稿搬送装置
の上方からの作業で、給送手段や下側の分離手段の交換
等のメンテナンスを行うことができる。 【0009】また、従来では、搬送ユニットを開放させ
ねばならず、そのためにこの搬送ユニットとこれを駆動
する駆動機構との間の連結を解除したりする煩雑な作業
が必要であったが、本発明において、搬送案内板を着脱
する作業には、従来のような駆動機構に関連するような
煩雑な作業は不要である。 【0010】 【発明の実施の形態】以下に、この発明の一実施形態と
して、複写機用の循環型原稿搬送装置を例にとって詳し
く説明する。しかし、この発明にかかる循環型原稿搬送
装置は、複写機用の循環型原稿搬送装置に限られるもの
ではなく、ファクシミリ装置用の循環型原稿搬送装置、
コンピュータなどに接続される画像読取装置用の循環型
原稿搬送装置にも適用することができるものである。ま
た、非循環型の原稿搬送装置にも適用することができ
る。 【0011】図1は、この発明の一実施形態にかかる循
環型原稿搬送装置の内部構成を簡略化して示す正面側か
ら見た断面図である。また、図2は、図1に示す循環型
原稿搬送装置を一部切り欠いて示す斜視図である。図1
を参照しつつ図2を適宜参照して、循環型原稿搬送装置
1は、複写機本体2の上面に装着されて、複写機本体2
の上面に配置されたコンタクトガラス3上に原稿を自動
的に供給するとともに、画像が読み取られた後の原稿を
元の位置に戻すことで、原稿をコンタクトガラス3上に
再供給できるものである。循環型原稿搬送装置1は、コ
ンタクトガラス3のカバーを兼ねており、原稿をコンタ
クトガラス3上に手動でも配置できるように、奥側を中
心に上方に開くようにされている。 【0012】複写機本体2の上面手前側には、図2に示
すように、プリントキー4およびテンキー5などの操作
キーや表示部6などが配置された操作パネル7が備えら
れている。複写機本体2および循環型原稿搬送装置1に
対する操作などは、この操作パネル7を介して行う。循
環型原稿搬送装置1の上面中央には、コンタクトガラス
3に供給する原稿を載置するための原稿載置板8が備え
られている。原稿載置板8上には、たとえばB5(日本
工業規格B列5番)〜A3(日本工業規格A列3番)サ
イズの原稿を載置することができる。また、原稿載置板
8上には、原稿載置板8上に載置された原稿を原稿搬送
方向に直交する方向(原稿幅方向)に関して位置決めす
るための一対の原稿幅規制ガイド9a,9bが備えられ
ている。原稿幅規制ガイド9a,9bは、レール10に
沿って互いに近接する方向または離反する方向へ連動し
て移動するようにされており、原稿載置板8上に載置さ
れる原稿幅に合わせるように手動で操作される。 【0013】原稿載置板8にはさらに、載置された原稿
を所定のセット位置に導くとともに、セット位置にセッ
トされた原稿の搬送を開始するための給送機構としての
各一対の搬送ローラ432とこれにより搬送方向上流側
に配置された搬送補助ローラ433が配設されている。
具体的には、図2に示すように、一対の搬送ローラ43
2,432は、原稿搬送方向と直交する方向に並列に配
置されている。一対の搬送補助ローラ433,433に
関しても同様である。 【0014】手前側の搬送補助ローラ433の手前側に
は、原稿載置板8上に原稿が載置されたことを検知する
ためのプリセットスイッチ13が配置されている。使用
者によって原稿が原稿載置板8上に載置されると、プリ
セットスイッチ13がオンになり、搬送ローラ432お
よび搬送補助ローラ433の駆動が開始される。この搬
送ローラ432および搬送補助ローラ433の駆動によ
って、原稿載置板8上に載置された原稿は、矢印100
方向(図1における左側)に移送される。 【0015】原稿搬送方向に関してプリセットスイッチ
13の下流側には、セットスイッチ14が配置されてい
る。搬送ローラ432および搬送補助ローラ433は、
移送される原稿によってセットスイッチ14がオンされ
てから、所定時間が経過した後に停止されるようになっ
ている。これにより、原稿は所定のセット位置にセット
される。 【0016】また、搬送ローラ432の下流側には、セ
ットされる原稿の前端を規制するための前端規制部材1
5が備えられており、原稿が上記セット位置よりも原稿
搬送方向下流側に流れ込むのが防止されている。また、
前端規制部材15は、装置の取扱いに不慣れな使用者に
よって、原稿が上記セット位置より原稿搬送方向下流側
に差し込まれるのを防ぐ役割も果たしている。 【0017】このようにして原稿のセットが完了した状
態で、複写機本体2に備えられているプリントキー4が
押されると、搬送ローラ432および搬送補助ローラ4
33の上方のホームポジション(図1に実線で示す位
置)に待機している仕切ユニット17が、セットされた
原稿のサイズに応じた距離だけ原稿搬送方向と逆方向に
移動される(図1に二点鎖線で示す位置)。仕切ユニッ
ト17には、仕切ユニット17内に退避した非作用状態
と、原稿載置板8上に戻されてくる原稿の前端を規制す
る作用状態とに変位可能な仕切バー18が備えられてい
る。原稿搬送時には、仕切バー18が作用状態に下ろさ
れて、後述する原稿排出部30から原稿載置板8上へ戻
されてくる原稿の前端が揃えられるとともに、未搬送原
稿と搬送済原稿とが仕切られる。 【0018】また、原稿排出部30の内部のホームポジ
ション(図1に実線で示す位置)に待機している2枚の
作用板19,20が、セットされた原稿のサイズに応じ
た距離だけ原稿搬送方向に移動される(図1に二点鎖線
で示す位置)。作用板19,20は、原稿載置板8の下
方において連結板71によって連結されており、原稿載
置板8に原稿搬送方向と直交する方向に間隔をおいて形
成されたガイドレール72,73に沿って、一体に移動
されるようになっている。 【0019】また、作用板19,20は、その移動方向
と直交する方向から見たときの形状が、原稿搬送方向に
登り傾斜辺を有する略直角三角形状の板状体である。ゆ
えに、原稿載置板8上に最初に戻されてきた原稿は、こ
の作用板19,20の傾斜辺に案内されて、その先端が
セット位置にセットされている未搬送原稿の後端にぶつ
かったりせず、その上に戻される。 【0020】一方、奥側の搬送ローラ432の上方に設
けられた加圧部材16が、図1に実線で示す上昇位置か
ら二点鎖線で示す降下位置に変位されて、セット位置に
セットされている原稿の先端が搬送ローラ432に押し
付けられる。そして、前端規制部材15が下方に下げら
れて、搬送ローラ432および搬送補助ローラ433の
駆動が再開されると、原稿の搬送が開始される。 【0021】原稿搬送方向に関して前端規制部材15の
下流側には、分離ローラ21が配置されており、この分
離ローラ21に対向して分離ベルト22が設けられてい
る。搬送ローラ432および搬送補助ローラ433によ
って送られてきた原稿(原稿束)は、分離ローラ21お
よび分離ベルト22によって分離されて、その最下方の
原稿のみが原稿搬送路23に送り出される。 【0022】原稿搬送路23に送り出された原稿が、原
稿搬送路23上に設けられたレジストスイッチ24に到
達し、レジストスイッチ24がオンされてから所定時間
が経過すると、搬送ローラ432、搬送補助ローラ43
3、分離ローラ21および分離ベルト22の駆動が停止
される。このとき、原稿の先端部分はレジストローラ2
5とレジスト/反転ローラ26とのニップ位置に充分に
当接しており、原稿先端部には所定量のたわみが作られ
ている。これにより、原稿が原稿搬送路23に対して斜
めになった状態で送られる、いわゆる原稿の斜め送りが
防止される。 【0023】その後、複写機本体2の動作とタイミング
が合わされて、レジストローラ25およびレジスト/反
転ローラ26が回転駆動開始されることにより、原稿の
搬送が再開される。レジストローラ25およびレジスト
/反転ローラ26は、駆動開始されてからの所定時間は
相対的に遅い速度で回転され、その後は相対的に速い速
度で回転される。この遅い速度で回転される所定時間
は、原稿のたわみを吸収するのに充分な時間に設定され
ている。ゆえに、原稿のたわみが緩やかになくされるの
で、原稿がたわみのある状態から急激に引っ張られたと
きに生じる機能音(原稿がはじける音)が発生しない。 【0024】レジストローラ25およびレジスト/反転
ローラ26によって送られた原稿は、搬送ベルト27に
よって複写機本体2のコンタクトガラス3上の所定位置
に配置される。配置された原稿の一方面に形成されてい
る画像のみを読み取る場合には、そのまま複写機によっ
て原稿画像が読み取られる。一方、配置された原稿の両
面に形成されている画像を読み取る場合には、画像の読
取動作が行われる前に、原稿が反転させられる。 【0025】具体的には、コンタクトガラス3上に配置
された原稿は、搬送ベルト27によって反転経路28に
引き戻される。引き戻された原稿は、搬送ベルト27、
レジスト/反転ローラ26および反転ローラ29、なら
びにレジストローラ25およびレジスト/反転ローラ2
6によって反転経路28に沿って搬送されて、搬送ベル
ト27によってコンタクトガラス3上に再び配置され
る。そして、複写機による画像読取動作が行われて、原
稿の裏面に形成された画像が読み取られる。その後、原
稿が再度反転させられて、原稿の表面に形成された画像
が読み取られる。 【0026】画像が読み取られた後の原稿は、搬送ベル
ト27によって原稿排出部30に送られる。原稿排出部
30に送られた原稿は、排出ローラ対31によって排出
経路32に沿って搬送されて、排出ローラ対33によっ
て原稿載置板8上に排出される。すなわち、画像が読み
取られた原稿は、原稿載置板8上に戻されることにな
る。 【0027】次いで、図3ないし図8を参照して、分離
ローラ21並びに搬送ローラ432および搬送補助ロー
ラ433の交換のメンテナンスを行う場合の動作につい
て、これらの取付構造と共に説明する。まず、図3は、
循環型原稿搬送装置1の本体を構成する原稿載置台45
0の一方の端部を示している。原稿載置台450の一端
には、軸線429の回りに回動することにより開閉する
カバー426が設けられている。このカバー426の内
面には、複数の分離ベルト22が露出して取り付けられ
ており、カバー426を図3に示すように開放すること
により、分離ベルト22とこれを支持する部材等が露出
されるようになっている。 【0028】原稿載置台450は、原稿の搬送方向と直
交する方向に対向する前後の側板408を有しており、
これらの側板408によって、レジスト/反転ローラ2
6、レジストローラ25および分離ローラ21の各支軸
の両端をそれぞれ軸受を介して支持している。カバー4
26を開放することにより、図3に示すように原稿載置
板8の一部を構成している搬送案内板434が露出され
るようになっている。図3および図4を参照して、この
搬送案内板434は、分離ローラ21の上部を搬送案内
板434の上方へ突出させる切欠部435と、搬送ロー
ラ432および搬送補助ローラ433の上部をそれぞれ
搬送案内板434の上方へ突出させる各一対の孔43
6,437を形成している。また、搬送案内板434
は、プリセットスイッチ13、セットスイッチ14およ
び前端規制部材15をそれぞれ搬送案内板434の上方
へ突出させる透孔438,439,440を形成してい
る。 【0029】また、図4を参照して、搬送案内板434
は、搬送方向上流側の縁部にフランジ部441を有し、
このフランジ部441には、複数の係合突起442が設
けられている。また、搬送案内板434は、原稿の搬送
方向と直交する方向の前後の端部を上下に貫く一対のね
じ挿通孔443を有している。一方、図4および図5を
参照して、原稿載置台450は、搬送案内板434の、
搬送方向と直交する方向の前後の端部を受ける一対の受
け板444を有している。また、原稿載置台450は、
搬送方向と直交する方向に沿う支持板445を有してい
る。搬送案内板434の前後の端部は、上記一対の受け
板444によってそれぞれ受けられ、搬送案内板434
の上記係合突起442は、上記支持板445に形成され
た係合孔446に嵌め入れられ、さらに、ねじ447が
搬送案内板434のねじ挿通孔443を挿通して上記受
け板444に形成したねじ孔448にねじ込まれること
により、搬送案内板434が原稿載置台450に固定さ
れるものである。 【0030】したがって、搬送案内板434を取り外す
際には、ねじ447を取り外した後、係合突起442と
係合孔446との係合を解除するのみで、容易に取り外
すことができる。このように、カバー426を図3に示
すように開放して、搬送案内板434を図4および図5
に示すように取り外すのみで、閉じ状態の自動原稿搬送
装置1の上方に、分離ローラ21、搬送ローラ432お
よび搬送補助ローラ433並びにこれらを支持する部分
を露出させることができるので、分離ローラ21、搬送
ローラ432および搬送補助ローラ433の部品交換等
のメンテナンスを非常に容易に行うことができる。 【0031】次いで、図6ないし図8を参照して、搬送
ローラ432および搬送補助ローラ433を取り外す際
の動作について、これらの取付構造と共に説明する。図
7に示すように、分離ローラ21の支軸455は、原稿
載置台450の前後の側板408によってそれぞれ軸受
456を介して支持されている。また、搬送ローラ43
2および搬送補助ローラ433をそれぞれ支持する一対
の支軸451,452の前後端部は、それぞれ軸受47
3,454を介して前後の側板453,454によって
支持されている。図において前側の側板453は、その
支持孔457に軸受を嵌め入れた状態で、各支軸45
1,452の前側の端部を受けている。 【0032】一方、図7および図8を参照して、後側の
側板454は、各支軸451,452の後側の端部を支
持する軸受474を、それぞれ上方へ離脱可能に嵌め合
わせる一対の嵌合溝458を形成している。そして、こ
れら嵌合溝458に嵌められた一対の軸受474を、取
付部材459によって一括して上記後側の側板454に
固定するようにしている。上記取付部材459は、アン
グル状の主体部460と、後側の側板454への取付ス
テー461と、分離ローラ21の支軸455を保持する
ための保持溝462を有している。 【0033】後側の側板454は、ねじ孔463を有す
る受け部464を有している。この受け部464によっ
て上記取付部材459の上記取付ステー461を受けさ
せた状態で、ねじ465によって取付ステー461と受
け部464を締結することにより、取付部材459を後
側の側板454に固定するようにしている。466は取
付ステー461に形成され、ねじ465を挿通させるた
ねじ挿通孔である。 【0034】また、上記の主体部460には、取付部材
459が後側の側板454に固定された状態で、後側の
側板454の嵌合溝458との間で各軸受474を上下
に挟み込んで各軸受474を止定する嵌合溝467が形
成されている。図7に示すように、取付部材459を後
側の側板454から取り外して嵌合溝458を開放し、
各搬送ローラ432,433の支軸451,452の後
端を軸受474と共に持ち上げて上方へ(矢印468)
離脱させた後、この支軸474の後端をそのまま軸方向
後方(矢印469)に移動させて、支軸451,452
の前端を軸受473と共に前側の側板453の支持孔4
57から離脱させる。このように、従来よりも少ない2
段階の動作で、搬送ローラ432および搬送補助ローラ
433を含む給送機構を分解することができ、メンテナ
ンス性を向上させることができる。 【0035】一方、上記の保持溝462は、主体部46
0から分離ローラ21の支軸455側へ延設された円弧
状のアーム470と主体部460の端部との間に区画さ
れている。この保持溝462に、分離ローラ21の支軸
455の軸方向の中間部に設けられた軸受471を嵌め
入れることにより、分離ローラ21の支軸455と搬送
ローラ432の支軸451との間の軸間距離483(図
6参照)が規制される。 【0036】分離ローラ21の支軸455を支持する原
稿載置台450の一対の側板408は、最大サイズの原
稿幅に対応する長い距離を隔てており、このため、これ
らの側板408間に支持される支軸455は、必然的に
長尺のものとなっている。図6および図7を参照して、
分離ローラ21の支軸455に一体回転可能に設けたプ
ーリ472と、搬送ローラ432の支軸451に一体回
転可能に設けたプーリ475との間に、無端状のベルト
476が巻き回されている。 【0037】また、搬送ローラ432の支軸451の後
端と搬送補助ローラ433の支軸452の後端との間に
も、一対のプーリ477,478と無端状のベルト47
9を含む駆動伝達機構が介在している。これにより、分
離ローラ21の回動に連動させて搬送ローラ432を回
動させ、さらにこの搬送ローラ432の回動に連動させ
て搬送補助ローラ433を回動させるようにしている。 【0038】このように、両端が支持された長尺の分離
ローラ21の支軸455の軸方向の途中部において、無
端状のベルト476を介して、搬送ローラ432の支軸
451と駆動連結しているので、分離ローラ21の支軸
455の軸方向の途中部で上記プーリ472が取り付け
られている部分は、駆動時にベルト張力で、搬送ローラ
432の支軸451側(図6において矢印480で示
す)へ引っ張られる。 【0039】これに対して、本実施形態では、上記取付
部材459の保持溝462によって、分離ローラ21の
支軸455を軸受471を介して保持することにより、
分離ローラ21と搬送ローラ432の支軸455,45
1同士の軸間距離を規制しているので、長尺の分離ロー
ラ21の支軸455が搬送ローラ432側へ撓んだりす
ることがない。したがって、分離ローラ21の支軸45
5の撓みに起因した搬送不良や、ジャムおよび原稿破損
の発生を防止することができる。 【0040】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、例えば、上記実施形態では、給送機構
が、搬送ローラ432と補助搬送ローラ433を含むロ
ーラ式のものであったが、図9に示すように、給送機構
が一対の給送ベルト11,12を含むベルト式のものと
しても良い。この場合、支軸は、各給送ベルト11,1
2が巻き回される一対のプーリ481,482を支持す
るものとなる。図10および図11は図9の実施形態に
対応する循環型原稿搬送装置の断面図および斜視図であ
る。 【0041】その他、本発明の範囲で種々の変更を施す
ことができる。 【0042】 【発明の効果】本発明では、閉じ状態の自動原稿搬送装
置の上方からの作業で、給送手段や分離手段の交換等の
メンテナンスを非常に容易に行うことができ、メンテナ
ンス性が格段に向上する。
機、ファクシミリ装置、画像読取装置などの画像処理装
置に装着されて、画像処理装置が読み取るべき原稿を、
画像読取装置の読取部へ送り出し、画像が読み取られた
後の原稿をトレイや原稿載置板上に戻すようにした自動
原稿搬送装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、たとえば複写機に装着され
て、原稿載置板上にセットされた原稿を、複写機のコン
タクトガラス上に自動的に供給した後、トレイ上や原稿
載置板上に原稿を戻すようにした自動原稿搬送装置が知
られている。この種の装置では、原稿載置板にセットさ
れた原稿は、例えば搬送ローラを含む給送手段によって
搬送経路に送り出される。送り出された原稿(原稿束)
は、搬送経路を挟んだ上下一対の分離ローラを含む分離
手段によって1枚ずつ分離され、その最下方の原稿のみ
がさらに下流側の搬送経路に送り出される。 【0003】搬送ローラや分離ローラは、消耗品であ
り、所定期間が経過すると、新品と交換するメンテナン
スをするようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の自動
原稿搬送装置では、上記の搬送ローラや分離ローラを交
換するためには、複写機本体のコンタクトガラスに対向
する無端状の搬送ベルトやその駆動機構を含む搬送ユニ
ットを、自動原稿搬送装置の本体の下面から開放させ、
本体の下方から上記の搬送ローラや分離ローラを取り外
し、また取り付けるようにしていた。 【0005】このように自動原稿搬送装置の下方からの
作業であり作業がしずらかった。また、上記の搬送ユニ
ットを開放するには、この搬送ユニットと駆動機構との
連結を解除する作業も必要であり、その結果、下方から
の作業であることとも相まって搬送ローラや分離ローラ
の交換のメンテナンスに非常に手間がかかるという問題
があった。 【0006】そこで、本発明の目的は、給送手段や分離
手段のメンテナンスを容易に行うことができる自動原稿
搬送装置を提供することである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、上面に原稿載置板を設けた
原稿載置台の一方の端部に、原稿載置板上にセットされ
た原稿を搬送経路に送り出す給送手段と、搬送経路を挟
んで配置され上記給送手段により送り出された原稿を1
枚ずつ分離する上下一対の分離手段とを備えた自動原稿
搬送装置において、上記原稿載置台の上記一方の端部に
設けられ、上側の分離手段が取り付けられた開閉自在な
カバーと、原稿載置板の少なくとも一部を構成して原稿
載置台に取り外し可能に取り付けられ、且つ上記給送手
段および下側の分離手段を下方から突出させる空所を有
する搬送案内板とを備え、この搬送案内板を取り外すこ
とにより、給送手段および下側の分離手段が露出される
ようにしてあり、搬送案内板が原稿載置台の受け板によ
って受けられて上方からのねじにより受け板に取り外し
可能に固定され、搬送案内板の縁部に設けられるフラン
ジが原稿載置台の支持板によって受けられると共に、上
記フランジに設けられる係合突起が上記支持板の係合孔
に取り外し可能に係合するようにしてあることを特徴と
するものである。 【0008】この構成では、自動原稿搬送装置を相手方
の画像処理装置の上面に閉じた状態で、カバーを開放し
た後、原稿載置板の少なくとも一部を構成する搬送案内
板を取り外すと、給送手段および下側の分離手段が上方
へ露出する。したがって、閉じ状態の自動原稿搬送装置
の上方からの作業で、給送手段や下側の分離手段の交換
等のメンテナンスを行うことができる。 【0009】また、従来では、搬送ユニットを開放させ
ねばならず、そのためにこの搬送ユニットとこれを駆動
する駆動機構との間の連結を解除したりする煩雑な作業
が必要であったが、本発明において、搬送案内板を着脱
する作業には、従来のような駆動機構に関連するような
煩雑な作業は不要である。 【0010】 【発明の実施の形態】以下に、この発明の一実施形態と
して、複写機用の循環型原稿搬送装置を例にとって詳し
く説明する。しかし、この発明にかかる循環型原稿搬送
装置は、複写機用の循環型原稿搬送装置に限られるもの
ではなく、ファクシミリ装置用の循環型原稿搬送装置、
コンピュータなどに接続される画像読取装置用の循環型
原稿搬送装置にも適用することができるものである。ま
た、非循環型の原稿搬送装置にも適用することができ
る。 【0011】図1は、この発明の一実施形態にかかる循
環型原稿搬送装置の内部構成を簡略化して示す正面側か
ら見た断面図である。また、図2は、図1に示す循環型
原稿搬送装置を一部切り欠いて示す斜視図である。図1
を参照しつつ図2を適宜参照して、循環型原稿搬送装置
1は、複写機本体2の上面に装着されて、複写機本体2
の上面に配置されたコンタクトガラス3上に原稿を自動
的に供給するとともに、画像が読み取られた後の原稿を
元の位置に戻すことで、原稿をコンタクトガラス3上に
再供給できるものである。循環型原稿搬送装置1は、コ
ンタクトガラス3のカバーを兼ねており、原稿をコンタ
クトガラス3上に手動でも配置できるように、奥側を中
心に上方に開くようにされている。 【0012】複写機本体2の上面手前側には、図2に示
すように、プリントキー4およびテンキー5などの操作
キーや表示部6などが配置された操作パネル7が備えら
れている。複写機本体2および循環型原稿搬送装置1に
対する操作などは、この操作パネル7を介して行う。循
環型原稿搬送装置1の上面中央には、コンタクトガラス
3に供給する原稿を載置するための原稿載置板8が備え
られている。原稿載置板8上には、たとえばB5(日本
工業規格B列5番)〜A3(日本工業規格A列3番)サ
イズの原稿を載置することができる。また、原稿載置板
8上には、原稿載置板8上に載置された原稿を原稿搬送
方向に直交する方向(原稿幅方向)に関して位置決めす
るための一対の原稿幅規制ガイド9a,9bが備えられ
ている。原稿幅規制ガイド9a,9bは、レール10に
沿って互いに近接する方向または離反する方向へ連動し
て移動するようにされており、原稿載置板8上に載置さ
れる原稿幅に合わせるように手動で操作される。 【0013】原稿載置板8にはさらに、載置された原稿
を所定のセット位置に導くとともに、セット位置にセッ
トされた原稿の搬送を開始するための給送機構としての
各一対の搬送ローラ432とこれにより搬送方向上流側
に配置された搬送補助ローラ433が配設されている。
具体的には、図2に示すように、一対の搬送ローラ43
2,432は、原稿搬送方向と直交する方向に並列に配
置されている。一対の搬送補助ローラ433,433に
関しても同様である。 【0014】手前側の搬送補助ローラ433の手前側に
は、原稿載置板8上に原稿が載置されたことを検知する
ためのプリセットスイッチ13が配置されている。使用
者によって原稿が原稿載置板8上に載置されると、プリ
セットスイッチ13がオンになり、搬送ローラ432お
よび搬送補助ローラ433の駆動が開始される。この搬
送ローラ432および搬送補助ローラ433の駆動によ
って、原稿載置板8上に載置された原稿は、矢印100
方向(図1における左側)に移送される。 【0015】原稿搬送方向に関してプリセットスイッチ
13の下流側には、セットスイッチ14が配置されてい
る。搬送ローラ432および搬送補助ローラ433は、
移送される原稿によってセットスイッチ14がオンされ
てから、所定時間が経過した後に停止されるようになっ
ている。これにより、原稿は所定のセット位置にセット
される。 【0016】また、搬送ローラ432の下流側には、セ
ットされる原稿の前端を規制するための前端規制部材1
5が備えられており、原稿が上記セット位置よりも原稿
搬送方向下流側に流れ込むのが防止されている。また、
前端規制部材15は、装置の取扱いに不慣れな使用者に
よって、原稿が上記セット位置より原稿搬送方向下流側
に差し込まれるのを防ぐ役割も果たしている。 【0017】このようにして原稿のセットが完了した状
態で、複写機本体2に備えられているプリントキー4が
押されると、搬送ローラ432および搬送補助ローラ4
33の上方のホームポジション(図1に実線で示す位
置)に待機している仕切ユニット17が、セットされた
原稿のサイズに応じた距離だけ原稿搬送方向と逆方向に
移動される(図1に二点鎖線で示す位置)。仕切ユニッ
ト17には、仕切ユニット17内に退避した非作用状態
と、原稿載置板8上に戻されてくる原稿の前端を規制す
る作用状態とに変位可能な仕切バー18が備えられてい
る。原稿搬送時には、仕切バー18が作用状態に下ろさ
れて、後述する原稿排出部30から原稿載置板8上へ戻
されてくる原稿の前端が揃えられるとともに、未搬送原
稿と搬送済原稿とが仕切られる。 【0018】また、原稿排出部30の内部のホームポジ
ション(図1に実線で示す位置)に待機している2枚の
作用板19,20が、セットされた原稿のサイズに応じ
た距離だけ原稿搬送方向に移動される(図1に二点鎖線
で示す位置)。作用板19,20は、原稿載置板8の下
方において連結板71によって連結されており、原稿載
置板8に原稿搬送方向と直交する方向に間隔をおいて形
成されたガイドレール72,73に沿って、一体に移動
されるようになっている。 【0019】また、作用板19,20は、その移動方向
と直交する方向から見たときの形状が、原稿搬送方向に
登り傾斜辺を有する略直角三角形状の板状体である。ゆ
えに、原稿載置板8上に最初に戻されてきた原稿は、こ
の作用板19,20の傾斜辺に案内されて、その先端が
セット位置にセットされている未搬送原稿の後端にぶつ
かったりせず、その上に戻される。 【0020】一方、奥側の搬送ローラ432の上方に設
けられた加圧部材16が、図1に実線で示す上昇位置か
ら二点鎖線で示す降下位置に変位されて、セット位置に
セットされている原稿の先端が搬送ローラ432に押し
付けられる。そして、前端規制部材15が下方に下げら
れて、搬送ローラ432および搬送補助ローラ433の
駆動が再開されると、原稿の搬送が開始される。 【0021】原稿搬送方向に関して前端規制部材15の
下流側には、分離ローラ21が配置されており、この分
離ローラ21に対向して分離ベルト22が設けられてい
る。搬送ローラ432および搬送補助ローラ433によ
って送られてきた原稿(原稿束)は、分離ローラ21お
よび分離ベルト22によって分離されて、その最下方の
原稿のみが原稿搬送路23に送り出される。 【0022】原稿搬送路23に送り出された原稿が、原
稿搬送路23上に設けられたレジストスイッチ24に到
達し、レジストスイッチ24がオンされてから所定時間
が経過すると、搬送ローラ432、搬送補助ローラ43
3、分離ローラ21および分離ベルト22の駆動が停止
される。このとき、原稿の先端部分はレジストローラ2
5とレジスト/反転ローラ26とのニップ位置に充分に
当接しており、原稿先端部には所定量のたわみが作られ
ている。これにより、原稿が原稿搬送路23に対して斜
めになった状態で送られる、いわゆる原稿の斜め送りが
防止される。 【0023】その後、複写機本体2の動作とタイミング
が合わされて、レジストローラ25およびレジスト/反
転ローラ26が回転駆動開始されることにより、原稿の
搬送が再開される。レジストローラ25およびレジスト
/反転ローラ26は、駆動開始されてからの所定時間は
相対的に遅い速度で回転され、その後は相対的に速い速
度で回転される。この遅い速度で回転される所定時間
は、原稿のたわみを吸収するのに充分な時間に設定され
ている。ゆえに、原稿のたわみが緩やかになくされるの
で、原稿がたわみのある状態から急激に引っ張られたと
きに生じる機能音(原稿がはじける音)が発生しない。 【0024】レジストローラ25およびレジスト/反転
ローラ26によって送られた原稿は、搬送ベルト27に
よって複写機本体2のコンタクトガラス3上の所定位置
に配置される。配置された原稿の一方面に形成されてい
る画像のみを読み取る場合には、そのまま複写機によっ
て原稿画像が読み取られる。一方、配置された原稿の両
面に形成されている画像を読み取る場合には、画像の読
取動作が行われる前に、原稿が反転させられる。 【0025】具体的には、コンタクトガラス3上に配置
された原稿は、搬送ベルト27によって反転経路28に
引き戻される。引き戻された原稿は、搬送ベルト27、
レジスト/反転ローラ26および反転ローラ29、なら
びにレジストローラ25およびレジスト/反転ローラ2
6によって反転経路28に沿って搬送されて、搬送ベル
ト27によってコンタクトガラス3上に再び配置され
る。そして、複写機による画像読取動作が行われて、原
稿の裏面に形成された画像が読み取られる。その後、原
稿が再度反転させられて、原稿の表面に形成された画像
が読み取られる。 【0026】画像が読み取られた後の原稿は、搬送ベル
ト27によって原稿排出部30に送られる。原稿排出部
30に送られた原稿は、排出ローラ対31によって排出
経路32に沿って搬送されて、排出ローラ対33によっ
て原稿載置板8上に排出される。すなわち、画像が読み
取られた原稿は、原稿載置板8上に戻されることにな
る。 【0027】次いで、図3ないし図8を参照して、分離
ローラ21並びに搬送ローラ432および搬送補助ロー
ラ433の交換のメンテナンスを行う場合の動作につい
て、これらの取付構造と共に説明する。まず、図3は、
循環型原稿搬送装置1の本体を構成する原稿載置台45
0の一方の端部を示している。原稿載置台450の一端
には、軸線429の回りに回動することにより開閉する
カバー426が設けられている。このカバー426の内
面には、複数の分離ベルト22が露出して取り付けられ
ており、カバー426を図3に示すように開放すること
により、分離ベルト22とこれを支持する部材等が露出
されるようになっている。 【0028】原稿載置台450は、原稿の搬送方向と直
交する方向に対向する前後の側板408を有しており、
これらの側板408によって、レジスト/反転ローラ2
6、レジストローラ25および分離ローラ21の各支軸
の両端をそれぞれ軸受を介して支持している。カバー4
26を開放することにより、図3に示すように原稿載置
板8の一部を構成している搬送案内板434が露出され
るようになっている。図3および図4を参照して、この
搬送案内板434は、分離ローラ21の上部を搬送案内
板434の上方へ突出させる切欠部435と、搬送ロー
ラ432および搬送補助ローラ433の上部をそれぞれ
搬送案内板434の上方へ突出させる各一対の孔43
6,437を形成している。また、搬送案内板434
は、プリセットスイッチ13、セットスイッチ14およ
び前端規制部材15をそれぞれ搬送案内板434の上方
へ突出させる透孔438,439,440を形成してい
る。 【0029】また、図4を参照して、搬送案内板434
は、搬送方向上流側の縁部にフランジ部441を有し、
このフランジ部441には、複数の係合突起442が設
けられている。また、搬送案内板434は、原稿の搬送
方向と直交する方向の前後の端部を上下に貫く一対のね
じ挿通孔443を有している。一方、図4および図5を
参照して、原稿載置台450は、搬送案内板434の、
搬送方向と直交する方向の前後の端部を受ける一対の受
け板444を有している。また、原稿載置台450は、
搬送方向と直交する方向に沿う支持板445を有してい
る。搬送案内板434の前後の端部は、上記一対の受け
板444によってそれぞれ受けられ、搬送案内板434
の上記係合突起442は、上記支持板445に形成され
た係合孔446に嵌め入れられ、さらに、ねじ447が
搬送案内板434のねじ挿通孔443を挿通して上記受
け板444に形成したねじ孔448にねじ込まれること
により、搬送案内板434が原稿載置台450に固定さ
れるものである。 【0030】したがって、搬送案内板434を取り外す
際には、ねじ447を取り外した後、係合突起442と
係合孔446との係合を解除するのみで、容易に取り外
すことができる。このように、カバー426を図3に示
すように開放して、搬送案内板434を図4および図5
に示すように取り外すのみで、閉じ状態の自動原稿搬送
装置1の上方に、分離ローラ21、搬送ローラ432お
よび搬送補助ローラ433並びにこれらを支持する部分
を露出させることができるので、分離ローラ21、搬送
ローラ432および搬送補助ローラ433の部品交換等
のメンテナンスを非常に容易に行うことができる。 【0031】次いで、図6ないし図8を参照して、搬送
ローラ432および搬送補助ローラ433を取り外す際
の動作について、これらの取付構造と共に説明する。図
7に示すように、分離ローラ21の支軸455は、原稿
載置台450の前後の側板408によってそれぞれ軸受
456を介して支持されている。また、搬送ローラ43
2および搬送補助ローラ433をそれぞれ支持する一対
の支軸451,452の前後端部は、それぞれ軸受47
3,454を介して前後の側板453,454によって
支持されている。図において前側の側板453は、その
支持孔457に軸受を嵌め入れた状態で、各支軸45
1,452の前側の端部を受けている。 【0032】一方、図7および図8を参照して、後側の
側板454は、各支軸451,452の後側の端部を支
持する軸受474を、それぞれ上方へ離脱可能に嵌め合
わせる一対の嵌合溝458を形成している。そして、こ
れら嵌合溝458に嵌められた一対の軸受474を、取
付部材459によって一括して上記後側の側板454に
固定するようにしている。上記取付部材459は、アン
グル状の主体部460と、後側の側板454への取付ス
テー461と、分離ローラ21の支軸455を保持する
ための保持溝462を有している。 【0033】後側の側板454は、ねじ孔463を有す
る受け部464を有している。この受け部464によっ
て上記取付部材459の上記取付ステー461を受けさ
せた状態で、ねじ465によって取付ステー461と受
け部464を締結することにより、取付部材459を後
側の側板454に固定するようにしている。466は取
付ステー461に形成され、ねじ465を挿通させるた
ねじ挿通孔である。 【0034】また、上記の主体部460には、取付部材
459が後側の側板454に固定された状態で、後側の
側板454の嵌合溝458との間で各軸受474を上下
に挟み込んで各軸受474を止定する嵌合溝467が形
成されている。図7に示すように、取付部材459を後
側の側板454から取り外して嵌合溝458を開放し、
各搬送ローラ432,433の支軸451,452の後
端を軸受474と共に持ち上げて上方へ(矢印468)
離脱させた後、この支軸474の後端をそのまま軸方向
後方(矢印469)に移動させて、支軸451,452
の前端を軸受473と共に前側の側板453の支持孔4
57から離脱させる。このように、従来よりも少ない2
段階の動作で、搬送ローラ432および搬送補助ローラ
433を含む給送機構を分解することができ、メンテナ
ンス性を向上させることができる。 【0035】一方、上記の保持溝462は、主体部46
0から分離ローラ21の支軸455側へ延設された円弧
状のアーム470と主体部460の端部との間に区画さ
れている。この保持溝462に、分離ローラ21の支軸
455の軸方向の中間部に設けられた軸受471を嵌め
入れることにより、分離ローラ21の支軸455と搬送
ローラ432の支軸451との間の軸間距離483(図
6参照)が規制される。 【0036】分離ローラ21の支軸455を支持する原
稿載置台450の一対の側板408は、最大サイズの原
稿幅に対応する長い距離を隔てており、このため、これ
らの側板408間に支持される支軸455は、必然的に
長尺のものとなっている。図6および図7を参照して、
分離ローラ21の支軸455に一体回転可能に設けたプ
ーリ472と、搬送ローラ432の支軸451に一体回
転可能に設けたプーリ475との間に、無端状のベルト
476が巻き回されている。 【0037】また、搬送ローラ432の支軸451の後
端と搬送補助ローラ433の支軸452の後端との間に
も、一対のプーリ477,478と無端状のベルト47
9を含む駆動伝達機構が介在している。これにより、分
離ローラ21の回動に連動させて搬送ローラ432を回
動させ、さらにこの搬送ローラ432の回動に連動させ
て搬送補助ローラ433を回動させるようにしている。 【0038】このように、両端が支持された長尺の分離
ローラ21の支軸455の軸方向の途中部において、無
端状のベルト476を介して、搬送ローラ432の支軸
451と駆動連結しているので、分離ローラ21の支軸
455の軸方向の途中部で上記プーリ472が取り付け
られている部分は、駆動時にベルト張力で、搬送ローラ
432の支軸451側(図6において矢印480で示
す)へ引っ張られる。 【0039】これに対して、本実施形態では、上記取付
部材459の保持溝462によって、分離ローラ21の
支軸455を軸受471を介して保持することにより、
分離ローラ21と搬送ローラ432の支軸455,45
1同士の軸間距離を規制しているので、長尺の分離ロー
ラ21の支軸455が搬送ローラ432側へ撓んだりす
ることがない。したがって、分離ローラ21の支軸45
5の撓みに起因した搬送不良や、ジャムおよび原稿破損
の発生を防止することができる。 【0040】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、例えば、上記実施形態では、給送機構
が、搬送ローラ432と補助搬送ローラ433を含むロ
ーラ式のものであったが、図9に示すように、給送機構
が一対の給送ベルト11,12を含むベルト式のものと
しても良い。この場合、支軸は、各給送ベルト11,1
2が巻き回される一対のプーリ481,482を支持す
るものとなる。図10および図11は図9の実施形態に
対応する循環型原稿搬送装置の断面図および斜視図であ
る。 【0041】その他、本発明の範囲で種々の変更を施す
ことができる。 【0042】 【発明の効果】本発明では、閉じ状態の自動原稿搬送装
置の上方からの作業で、給送手段や分離手段の交換等の
メンテナンスを非常に容易に行うことができ、メンテナ
ンス性が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる循環型原稿搬送装
置の内部構成を簡略化して示す正面側から見た図であ
る。 【図2】図1に示す循環型原稿装置を一部切り欠いて示
す斜視図である。 【図3】カバーを開放した状態の原稿載置台の端部を示
す斜視図である。 【図4】原稿載置台の端部の分解斜視図である。 【図5】搬送案内板を取り外した原稿載置台の端部の斜
視図である。 【図6】分離ローラおよび給送機構を上方から見た概略
斜視図である。 【図7】分離ローラおよび給送機構の分解斜視図であ
る。 【図8】給送機構の各搬送ローラを支持する部分の分解
斜視図である。 【図9】搬送ローラに代えて給送ベルトを採用した、本
発明の他の実施形態を示す分解斜視図である。 【図10】図9の実施形態に対応する循環型原稿搬送装
置の内部構成を簡略化して示す正面側から見た図であ
る。 【図11】図10の循環型原稿装置を一部切り欠いて示
す斜視図である。 【符号の説明】 8 原稿載置板 21 分離ローラ 22 分離ベルト 408 側板 432 搬送ローラ 433 搬送補助ローラ 434 搬送案内板 435 切欠部(空所) 436,437 孔(空所) 450 原稿載置台 451,452 支軸 453 前側板 454 後側板 355 支軸 459 取付部材
置の内部構成を簡略化して示す正面側から見た図であ
る。 【図2】図1に示す循環型原稿装置を一部切り欠いて示
す斜視図である。 【図3】カバーを開放した状態の原稿載置台の端部を示
す斜視図である。 【図4】原稿載置台の端部の分解斜視図である。 【図5】搬送案内板を取り外した原稿載置台の端部の斜
視図である。 【図6】分離ローラおよび給送機構を上方から見た概略
斜視図である。 【図7】分離ローラおよび給送機構の分解斜視図であ
る。 【図8】給送機構の各搬送ローラを支持する部分の分解
斜視図である。 【図9】搬送ローラに代えて給送ベルトを採用した、本
発明の他の実施形態を示す分解斜視図である。 【図10】図9の実施形態に対応する循環型原稿搬送装
置の内部構成を簡略化して示す正面側から見た図であ
る。 【図11】図10の循環型原稿装置を一部切り欠いて示
す斜視図である。 【符号の説明】 8 原稿載置板 21 分離ローラ 22 分離ベルト 408 側板 432 搬送ローラ 433 搬送補助ローラ 434 搬送案内板 435 切欠部(空所) 436,437 孔(空所) 450 原稿載置台 451,452 支軸 453 前側板 454 後側板 355 支軸 459 取付部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 原田 裕行
大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号
三田工業株式会社内
(72)発明者 近藤 一寿
大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号
三田工業株式会社内
(72)発明者 日下部 盾
大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号
三田工業株式会社内
(56)参考文献 特開 平8−48435(JP,A)
特開 平6−273992(JP,A)
特開 平8−298559(JP,A)
特開 平5−197239(JP,A)
特開 平5−88486(JP,A)
実開 昭63−123540(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G03G 15/00
G03G 21/16 - 21/18
B65H 1/00 - 3/68
B65H 83/00 - 85/00
H04N 1/04 - 1/207
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】上面に原稿載置板を設けた原稿載置台の一
方の端部に、原稿載置板上にセットされた原稿を搬送経
路に送り出す給送手段と、搬送経路を挟んで配置され上
記給送手段により送り出された原稿を1枚ずつ分離する
上下一対の分離手段とを備えた自動原稿搬送装置におい
て、 上記原稿載置台の上記一方の端部に設けられ、上側の分
離手段が取り付けられた開閉自在なカバーと、 原稿載置板の少なくとも一部を構成して原稿載置台に取
り外し可能に取り付けられ、且つ上記給送手段および下
側の分離手段を下方から突出させる空所を有する搬送案
内板とを備え、 この搬送案内板を取り外すことにより、給送手段および
下側の分離手段が露出されるようにしてあり、 搬送案内板が原稿載置台の受け板によって受けられて上
方からのねじにより受け板に取り外し可能に固定され、 搬送案内板の縁部に設けられるフランジが原稿載置台の
支持板によって受けられると共に、上記フランジに設け
られる係合突起が上記支持板の係合孔に取り外し可能に
係合するようにしてある ことを特徴とする自動原稿搬送
装置。
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- 1998-01-12 US US09/005,833 patent/US5878318A/en not_active Expired - Lifetime
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