JPH0360591A - ディジタル式基準クロック発生回路 - Google Patents

ディジタル式基準クロック発生回路

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JPH0360591A
JPH0360591A JP1197774A JP19777489A JPH0360591A JP H0360591 A JPH0360591 A JP H0360591A JP 1197774 A JP1197774 A JP 1197774A JP 19777489 A JP19777489 A JP 19777489A JP H0360591 A JPH0360591 A JP H0360591A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はタイム・ベース・コレクタ(TBC)の書き
込みクロック発生回路などに適用して好適な外部同期形
の基準クロック発生回路に関し、特に従来よりも応答速
度を改善すると共に、純デイジタル的に信号処理できる
ようにしたものである。
【従来の技術] 映像信号を光ディスク、VTRなどにアナログ信号で記
録し、再生する場合、再生された映像信号の時間軸変動
を除去するため、通常TBCが使用されている。
第8図はこのTBC20の一例を示すもので、端子26
に供給された時間軸変動を有した再生映像信号(静止画
信号)は、書き込みクロック発生回路24に供給されて
、これより水平同期信号が分離されると共に、映像信号
の時間軸変動に一致した!!Iき込みクロックW−CK
が生成される。
A/D変換器2工においてこの書き込みクロックW−C
Kに基づいて再生映像信号がサンプリングされてディジ
タル化され、ディジタル映像信号が同じ時間軸変動を有
する書き込みクロックW・CKによってメモリ22に書
き込まれる。
一方、読み出しクロック発生回路25からは時間軸が一
定な外部基準同期信号に同期した読み出しクロックR−
CKが出力され、これでディジタル映像信号がメモリ2
2より読み出されると共に、D/A変換器23において
この読み出しクロックR−CKに基づいてアナログ43
号に変換される。
したがって、出力端子27には時間軸が一定になされた
映像信号が得られる。
きて、このように構成されたTBC20の時間軸補正能
力は、再生映像(S号の時間軸変動に対して、いかに正
確に追従した書き込みクロックW・CKを作ることがで
きるかにかかっている。従来から提案されている水晶振
動子やコイル、コンデンサなどの素子を使った一般のB
C○(burstcontrolled oscill
ator)では十分でなく、広い周波数応答範囲と、速
い応答速度とをあわせ持った回路が必要となる。
また、このようなりCOは、本質的なものとして、ノイ
ズや、波形歪、ドロップアウト、スキューなどの影響を
受けて不安定なものとなりゃすい欠点がある。
そのため、TBCのパーストゲート回路や、同期分離回
路では、入力映像信号の時間軸変動成分を減衰させない
ようにしながら、ノイズ等の影響は受けにくくするとい
う相反する要求を満たすため、水平同期信号分離手段や
カラーパーストゲート手段として、 (1)遅延回路やフライホイール発截器を使ったゲート
信号による同期ゲート回路 (2)ドロップアウトを検出して、映像信号中のドロッ
プアウトノイズをミューティングしたり、同期分離やク
ランプを禁止する回路 (3)広帯域回路による同期・カラーバーストの増幅・
分離 などの工夫がされている。
次に、このようにして分離した同期信号及びカラーバー
スト信号を使って、正確な書き込みクロックW−CKを
作る場合の一例を第9図に示す。
第9図に示す書き込みクロック発生回路24において、
端子40に供給された水平同期信号と、可変発振器であ
るV CO(vocltage controlled
osillator) 33の出力を分周回路34で分
周した43号とが、位相比較N31で位相比較され、そ
の誤差電圧でVCO33の発録周波数が1lJilされ
る。このPLL系にはループ発振を防ぐためループフィ
ルタ32が挿入されているが、このループフィルタ32
のため、映像信号に急激な位相変動などがある場合には
、これに殆ど追従しなくなる上に、サブキャリア位相と
は無関係なものとなる。
そのため、vCO出力がざらに分周回路35で1/4に
分周されて3fsc(fscはサブキャリア周波数)に
するときに、入力映像信号から分離したカラーバースト
信号(i)a子41より入力)の1パルスでリセットさ
れる。
なお、このリセットによって3fscの分周出力では、
カラーバースト信号との位相誤差が、カラーサブキャリ
アの位相に換算して、300以下になる。
そして、この1/4分周器出力を位相変調器36に通し
た後、分周回路37で173分周してカラーサブキャリ
アの周期と同一にし、これと入力カラーバースト4g号
とが位相比較器38で位相比較され、その誤差電圧で位
相変調器36が制御される。この場合においても、上述
したと同様にループフィルタ39が挿入される。
こうすることにより、入力映像信号に追従し、しかも、
水平同期信号に位相ロックした書き込みクロックW−C
Kを作ることができる。
[発明が解決しようとする課ff] しかし、このような従来のTBC20では、書き込みク
ロックの元になる信号を発生するvc○及びカラーバー
スト信号に位相クロックさせるための位相変調回路に夫
々ループフィルタを使用したフィードバック制御を用い
ているため、上記のような改善をみても、応答速度の速
い書き込みクロック発生回路を実現することは不可能で
あった。
特に、光デイスク静止画ファイルのような場合、静止画
lフレームが再生されるのは短時間であり、また光ディ
スクの回転ジッタも高い周波数成分を持つため、フィー
ドバック1lJ111では高速に完全な時間軸補正を行
なうことはできなかった。
そこで、この発明はこのような課題を解決したものであ
って、応答速度を改善した基準クロック発生回路を提案
するものである。さらに、その信号処理系を純デイジタ
ル的に構成できるようにしものである。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決するため、この発明においては、直交
位相関係を有する第1及び第2のディジタル基準信号と
、 入力信号と上記第1のディジタル基準信号との位相差を
検出し、この位相差をもつ直交位相関係を有する第1及
び第2のディジタル検出信号と、上記第1及び第2のデ
ィジタル基準信号と、上記第1及び第2のディジタル検
出信号から上記入力信号と位相同期した基準クロックが
作成されるようになされたことを特徴とするものである
[作 用1 ディジタル基準信号と入力信号とはディジタル基準信号
の1サイクルごとにその位相差が求められ、これに基づ
いて書き込みクロックW−CKが形成されるから、目的
の入力信号(本例では時間軸変動を有する水平同期信号
)とディジタル基準43号の位相差を有した書き込みク
ロックW−CKを、高帯域でかつ高速に形成できる。
これによって十分に広い周波数応答範囲と、速い応答速
度とをあわせ持った安定な基準クロック発生回路を実現
することができる。
基準クロックを形成するためのディジタル乗算器4,6
は、これに使用されるディジタル基準イ=号が、正弦波
信号そのものではなく、これをディジタル化したときの
π/2おきのディジタルデータを使用しているので、簡
単な論理構成で実現できる。
[実 施 例] 以下、この発明に係るディジタル式基準クロック発生回
路の一例を、上述したTBCの書き込みクロック発生回
路に適用した場合につき第1図を参照して詳細に説明す
る。
同図の書き込みクロック発生回路24において、1はデ
ィジタル基準信号発生器であって、これは水晶発振器2
と、4ビツトのシフトレジスタ3とで構成される。
水晶発振器2からは、例えば基準周波数本例では4 、
05MHz (= f c)の4倍の周波数を発振する
ようになされ、これより得られた発振出力4CK (第
2図A)が、シフトレジスタ3で1/4に逓降され、同
図B−Eに示すような互いにπ/2づつ順次位相のずれ
た矩形波のディジタル基準クロック信号CKO−CK3
(その周波数は4゜05MHz)が形成される。
ここで、基準の位相をもつディジタル基準クロック信号
をCKOとすれば、これよりπ/2.2π/2.3π/
2だけずれた4つのディジタル基準信号(以下ディジタ
ル基準クロック信号という)CKO〜CK3を使用する
ことによって、状態1→状態O→状態−l→状態Oの順
番に繰り返し変化する信号に対応させることができる。
繰り返し変化する信号とは、ディジタル基準クロック信
号をアナログ化したときの基準クロック信号のことであ
り、上述した各状態はディジタル基準クロック信号CK
と同一周波数の正弦波信号5in(2xfct)の01
7!/2.2 n / 2.3π/2の位相での振幅値
に対応させることが可能である。したがって、4つのデ
ィジタル基準クロック信号CKO−CK3で1つの正弦
波信号5in(2πfat)を表現することができ、そ
のときの振幅値は、夫々0.1.O,−1となる。
以後の説明では、4つのディジタル基準クロック信号C
KO〜CK3をディジタル正弦波イε号5in(2πf
ct)という。
さて、ディジタル正弦波信号5in(2πfat)を構
成する4つのディジタル基準クロック信号CKO〜CK
3は、レジスタで構成された1クロツク遅延器5に供給
されて、夫々が1クロック分遅延される。この遅延量は
、位相的にはπ/2に相当するから、この1クロツク遅
延器5を通すことによって、ディジタル余弦波信号CK
c(= −cos(2πfct))が出力される。
この1クロツク遅延器5の存在で、基準クロッり信号C
Kは、直交位相関係にある第1及び第2のディジタル基
準クロック信号(ディジタル正弦波信号5in(2πf
at)とディジタル余弦波信号−cos(2πfct)
)に変換されたことになる。
ディジタル正弦波信号5in(2πfat)は入力イε
号に対応した第1のディジタル検出信号(後述する)と
共に第1のディジタル乗3!!4に供給され、また、デ
ィジタル余弦波信号−008’(2πfat)は第2の
ディジタル検出信号と共に第2のディジタル乗算N6に
供給される。
ここで、ディジタル乗算N4,6に入力したディジタル
正弦波信号5in(2πfat)及びディジタル余弦波
信号−cos(2πfat)の位相分解能は夫々、ディ
ジタル乗算器4.6のビット構成に依存する。
例えば、ディジタル乗算器4.6が夫々5ビツト構成と
すると、11.25度(=360度÷32)の位相分解
能となる。この位相分解能は、システムが有するS/N
によって形成される残留時間軸誤差、またはシステムの
要求するTBC範囲によって選定すべきものである。
さて、上述したディジタル正弦波信号5in(2πfc
t)は、これに対応したアナログ基準クロック信号を形
成するため、ディジタル基準クロック信号のうち、3つ
のディジタル基準クロック信号CKI、CK2.CK3
が2ビツト化回路7に供給される。
2ビツト化回路7は第3図に示すように、ディジタル基
準クロック信号CK2とCK3が供給されるオア回路7
Aと、ディジタル基準クロック48号CKIとCK3が
供給されるオア回路7Bとで構成され、オフ回路7Aよ
りMSBビットが出力され、他方のオア回路7BよりL
SBビットが出力される。
この2ビツト化回路7の真理値表を第4図に示す。図は
各状態(0,1,O,−1)との関係を示すもので、こ
の2ビツトの出力がD/A変換器8に供給されてアナロ
グ信号に変換される。
このアナログ信号がバンドパスフィルタ9によってその
基本波のみ抽出されてアナログの正弦波信号が形成され
る。
このアナログ正弦波信号が、端子11に供給された水平
開M信号(入力信号)と共にA/D変換器12に供給さ
れる。よって、このA/D変換器工2では、時間軸が変
動した水平同期信号が得られたときのアナログ正弦波イ
8号5in(2πfct)の電圧がサンプリングされ、
それがディジタル信号として出力される。
A/D変換器12から出力されたディジタル信号は演算
器13に供給される。
演算器13では、まず位相換算器15において、ディジ
タル信号の絶対位相aに対する初期位相設定器14で予
め設定された位相すどの位相差(a −b=c)が算出
され、これが波形変換ROM16及び17にそのアドレ
ス信号として供給されて、その位相差の正弦成分5in
(a−b)と余弦成分Co5(a−b)が参照されて出
力される。
第5rI!JはROM内容の一例である。出力は10ビ
ツトの場合である。
この直交位相関係にある2つの正弦成分5in(a−b
)と余弦成分cos(a−b)が第1及び第2のディジ
タル検出信号として利用される。
上述したように、演算W13から出力されたこの正弦成
分5in(a−b)が第1のディジタル乗算器4に供給
され、余弦成分cos(a−b)が第2のディジタル乗
算N6に供給される。
ディジタル乗算器4の乗算動作を説明する。
ディジタル正弦波信号としての4つのディジタル基準ク
ロック信号CKO〜CK3を使用して、上述したような
4つの状態を実現するには、例えば状態0 (O相及び
2π/2相の2つ)のときには、余弦成分cos(c)
のビットDi  (+=○〜8)の内容に拘らず、0が
出力され、状態1のときには、そのまま出力され、そし
て、状態−1のときには、反転して出力されるような乗
算動作を実現すればよい。
このような乗算動作は、簡単な論理回路で構成できる。
第6図はその一例であって、l○ビットのディジタル乗
算器4は10個のナンド回路4Aとイクスクルーシブオ
ア回路4Bとで構成される。
正弦成分(a−b)を構成するビットDo−D9の夫々
が対応するナンド回路4Aに供給されると共に、ディジ
タル基準クロック信号CKO,CK2がナンド回路4A
に共通に供給される。
ナンド出力は夫々のイクスクルーシブオア回路4Bに供
給され、これらにはその最上位ビットに対するナンド出
力が供給されるイクスクルーシブオア@路4Cを除き、
ディジタル基準クロック信号CK3が共通に供給される
最上位ビットD9は符号ビットであるので、これに対応
したイクスクルーシブオア回184cには、ディジタル
基準クロック信号CKIの反転信号が供給される。
この構成における真理値表を第7図に示す。同図Aは、
ビットDOからD8までの入出力関係を示す。その上段
はビットDoからD8までが「L」のときのものであり
、下段は「H」のときのものである。状態○では、’L
J  (このレベルを0とする)が出力され、状態1で
は、入力がそのまま出力され、状態−1では反転して出
力される。
同図Bは同様に、ビットD9についての真理値表であっ
て、「L」がマイナス(−)を、「H」がプラス(+)
を表わすものとする。
そして、アナログの正弦波信号を考えたとき、その零点
を’ O(= 1000000000) Jとし、最小
値を「−512(=OO00000000) J 、最
大値をr+511(=1111111111) Jとし
たときには、状態0のときのビットD9との乗算出力は
、Oであるので、(0000000000)ではなく、
(1000000000)としなければならない。そう
なるように、論理構成がなされている。
また、同図Bより明らかなように、状態1のときは符号
ビットD9がそのまま出力され、状態−1のときには反
転して出力される。
ディジタル乗算器6も同様に構成されているので、その
説明は省略する。
以上のようにディジタル乗g器4,6を構成すれば、比
較的簡単な構成で、夫々より正弦信号と余弦信号のディ
ジタル乗算出力を得ることができる。
第1のディジタル乗算器4ではディジタル正弦波信号5
in(2πfct)と、第1のディジタル検出信号であ
る正弦成分5in(a−b)との乗算が行なわれ、その
乗算結果である sin (2zrf c t)  ・sin (a−b
)が出力される。
第2のディジタル乗算器6では、ディジタル余弦波信号
−cos(2πfat)と、第2のディジタル検出信号
である余弦成分cos(a−b) との乗算が行なわれ
、その乗算結果 −cos (2rrf c t)  −cos (a−
b)が出力される。
夫々のディジタル乗算出力はバッファレジスタ18.1
9を経てディジタル加算器51で、本例では減算処理さ
れる。ディジタル減算出力は以下のようになる。
sin (2πf c t)  ・sin (c)+c
os (2rt f c t)  LIcos (c)
==cos(2πfat−c) (ただし、c=a−b) これより明らかなように、ディジタル余弦波信号cos
(2πfct)に対してCだけ位相が遅れたディジタル
余弦′I!l信号ct+s(2πfct−c)が出力さ
れる。
最後に、このディジタル余弦波信号cos(2πfat
−c)がD/A変換W52でアナログ信号に変換され、
バンドパスフィルタ53を通過したのち、コンパレータ
54で2値化されて書き込みクロックW−CKとなされ
る。
したがって、この書き込みクロックW−GKは水平同期
信号に位相が同期したクロックである。
このように最終的に出力される余弦波信号cos(2π
fat−c)には、ディジタル基準クロック(3号の1
クロツクに対する水平同期信号の位相差に対応した位相
Cが現われる。つまり、ディジタル基準クロック信号で
ある正弦波信号と入力信号である水平同期(5号との位
相差Cだけ、瞬時に余弦波信号cos(2πfct)の
位相が変化させられる。
しかも、この余弦波信号cos(2πfat)は、時間
軸変動をもつ水平同期信号に位相ロックしている。余弦
波43号cos (27rf c t)は、コンパレー
タ55によって2信号号に変換されているため、安定し
た書き込みクロックW−CKとして得られる。
上述した実施例では、水平同期(3号に対する書き込み
クロックの初期位相を合わせることのみで再生映像信号
の時間軸補正を行なっているが、これでも十分なTBC
効果が得られる。
これは、コンポーネント記録の動画または静止画でも、
一つの水平a+’ayの中での時間軸変動は小さいから
である。ただし、より正確なTBC効果を要求する場合
は、水平同期信号の終了位相誤差をTBC20のメモリ
22に記憶させ、この記憶誤差に基づき、ディジタル信
号からアナログ信号に変換するD/A変換器23のサン
プリングクロック(読み出しクロックR−CK)の位相
を水平周期の単位で、位相変調すればよい。そして、こ
の読み出しクロックの発生回路として、上述した書き込
みクロック発生回路と同じ手段を使用すればよい。
なお、この発明は上述した実施例に限定されるものでは
ない。例えば、正弦波信号と余弦波信号は位相が1 /
4Ji期ずれただけで、全く等しい信号であるから、上
述した実施例において正弦波と余弦波を交換しても全く
同じ効果が得られる。
また、ディジタル乗算器4.6に、おいては、正弦波同
士、余弦波同士を乗算したが、これも同様の理由により
正弦波と余弦波とを乗算してもよい。
その場合には、最終的に出力される余弦波信号における
位相Cの符合が反転するだけである。
ディジタル加算器51においては、減算処理ではなく、
加算処理を行なってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、入力信号に対
するディジタル基準クロック信号の位相を、高帯域でか
つ高速に同期をとることができるから、十分に広い周波
数応答範囲と、速い応答速度とをあわせ持った安定な書
き込みクロックなどの基準クロックを発生させることが
できる。
そのため、この発明は特に短時間の時間軸変動があり、
また高い回転ジッタを有するような光デイスク静止画フ
ァイルなどのTBCilき込みクロック発生回路に適用
して極めて有効である。
また、基準クロックを形成するためのディジタル乗算器
は、これに使用されるディジタル基準信号が、正弦波信
号そのものではなく、これをディジタル化したときのπ
/2おきの離散的なディジタルデータを使用しているの
で、簡単な論理構成で実現できる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るディジタル式の基準クロック発
生回路の一例を示すブロック図、第2図は基準クロック
の波形図、第3図は2ビツト化回路の接続図、第4図は
その真理値表を示す図、第5図は正弦ROM及び余弦R
OMの内容を示す波形図、第6図はディジタル乗算器の
接続図、第7図はその真理値表の図、第8図は従来のT
BCのブロック図、第9図は従来のTBCに用いられて
いる書き込みクロック発生回路のブロック図であ2 ・ 4、61 5 ・ 7 ・ 13 ・ 18、 19  ・ 24 ・ ・水晶発振器 ・ディジタル乗算器 ・1クロツク遅延器 ・2ビツト化回路 ・演3E器 ・バッファレジスタ ・書き込みクロック発生回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直交位相関係を有する第1及び第2のディジタル
    基準信号と、 入力信号と上記第1のディジタル基準信号との位相差を
    検出し、この位相差をもつ直交位相関係を有する第1及
    び第2のディジタル検出信号と、上記第1及び第2のデ
    ィジタル基準信号と、上記第1及び第2のディジタル検
    出信号から上記入力信号と位相同期した基準クロックが
    作成されるようになされたことを特徴とするディジタル
    式基準クロック発生回路。
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