JPH035962Y2 - - Google Patents

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JPH035962Y2
JPH035962Y2 JP6215183U JP6215183U JPH035962Y2 JP H035962 Y2 JPH035962 Y2 JP H035962Y2 JP 6215183 U JP6215183 U JP 6215183U JP 6215183 U JP6215183 U JP 6215183U JP H035962 Y2 JPH035962 Y2 JP H035962Y2
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JP6215183U
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JPS59168128U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、テープの走行量を表示するためのテ
ープカウンタの取付構造の改良に関する。
〔従来技術〕
テープレコーダに付設されテープの走行量を積
算表示するテープカウンタは、一般にフレーム底
面に取付孔が設けられ、この取付孔に対応してね
じ孔が設けられた取付基板上に、ねじ止め固定さ
れていた。このような従来の構造ではねじ止めに
際して複数個のねじを均一に締付けることが必要
であり、また正確なねじ合せ等も必要である。さ
らにねじ止めは取付基板の背面より行なわれるた
め、重いシヤーシを裏返しにして支えながら、テ
ープカウンタを押えさらにねじ孔に止めねじを挿
入してこれを締付けるといつた作業が必要とさ
れ、作業者に過大なロードを負わせるばかりでな
く装置全体の組立効率を著しく損なわせていた。
このため、ねじ等を用いずテープカウンタを取付
基板上に簡便に取付け得るいわゆるワンタツチ取
付構造の要求が大きい。
例えば、実開昭55−10106号「テープカウンタ
の取付用脚」によれば、カウンタフレームの底面
に弾性変形自在な一対のL字状取付用脚を一体に
突設するとともに、取付ブラケツトには前記取付
用脚に対応して互いに平行な一対のL字状係合溝
を設け、この係合溝の幅広部に取付用脚を挿入し
た後これが幅狭部に達するようにカウンタ全体を
スライドさせ、取付用脚とフレーム底面間とで取
付ブラケツトを挾持してカウンタを固定するよう
にした取付構造が開示されている。なるほどかか
る取付構造は、ねじ等を用いず、かつ取付ブラケ
ツトの表側からカウンタの組立を行い得るように
した点において極めて有効であるものの、カウン
タをスライド操作させる際に、一対の取付用脚が
対応する係合溝に対して傾かぬように十分注意す
ることが必要であり、これに気付かずに無理して
スライド操作すると取付用脚を破損させるといつ
た不都合が生じる。一方、マイクロカセツトテー
プレコーダに付設される超小型テープカウンタな
どにあつては、フレーム底面に所要の弾性力を有
する一対の取付用脚を突設することは小さいがゆ
えに不可能である。したがつて、かかる超小型テ
ープカウンタにあつては、依然としてフレーム底
面に突設した複数個のピンを溶融することによつ
て行う、いわゆる熱め方法が採用されている。
〔考案の概要〕
本考案はかかる事情から、ねじ止めあるいは熱
め方法等によらずしてテープカウンタをワンタ
ツチで取付基板上に固定し得るようにした特に超
小型テープカウンタに好適な取付構造を提供する
ものである。この目的を達成した本考案に係るテ
ープカウンタの取付構造は、フレーム底面に突設
されたプーリ軸受筒に注目してその周面に係合突
部を一体に突設するとともに前記プーリ軸受筒と
異にする位置に略L字状の係合片を一体に突設し
てなり、前記係合突部および係合片の先端爪部と
フレーム底面とで取付基板を挾持することによつ
てテープカウンタを取付基板上に固定するように
構成したことを特徴としたものである。
〔実施例〕
以下本考案について、図面に示した実施例によ
つて詳細に説明する。
内部諸機構は従来周知のテープカウンタと同一
である実施例テープカウンタ1は、合成樹脂製の
フレーム10に、表面には数字車の数字を拡大表
示するレンズ12が成形された透明合成樹脂製の
カバー11を組合せてなる。フレーム底面13の
一隅には数字車を駆動するウオーム14が設けら
れた回転軸15を軸受するプーリ軸受筒20が一
体に突設されている。なお、回転軸15の下端に
はプーリ16が設けられている。プーリ軸受筒2
0の周面の一部、詳しくは外側の周面にフレーム
底面13と平行に対峙する板状の係合突部21が
一体に突設されている。フレーム底面13との対
向間隔が後述する取付基板30の板厚よりもやや
小とされるこの係合突部21の先端上縁部22に
は面取りが施こされている。一方フレーム底面1
3の前記プーリ軸受筒20と長手方向に離間する
側縁部近傍には係合片23が一体に突設されてい
る。この係合片23は、フレーム側面17の下部
に形成した一対の条溝18,18によつて構成さ
れた切残部を下方へと延長し、その先端を外側へ
折曲してなる全体L字状に形成されており、その
基部24はその材料特性よりフレームの長手方向
に対して若干の弾性を有している。そして外側へ
と折曲して構成された先端爪部25は、フレーム
底面13との対向間隔が、前記係合突部21とフ
レーム底面13との対向間隔とほぼ等しく設定さ
れている。またフレーム底面13には、位置決め
ガイドピン26が突設されている。この位置決め
ガイドピン26の係合片23側先端には、後述す
る組立操作を容易ならしめるため面取りが設けら
れており、またこの位置決めガイドピン26は、
例えば数字車軸の軸線に対応するフレーム底面1
3の適宜の位置に突設されている。金属板材料に
よつて形成された取付基板30には、前記プーリ
軸受筒20に対応する係合孔31と、前記係合片
23に対応する係合孔33および前記ガイドピン
26に対応する係合孔34とが設けられている。
係合孔31はその孔径が前記プーリ軸受筒20の
外径とほぼ等しくされ、その一部から前記プーリ
16を貫通させることができる程度に大きな孔径
とされたガイド孔32が連設されている。前記第
1の係合孔31に対して、プーリ軸受筒20と係
合片23との間隔分宛離間した位置に開設された
係合孔33は、その孔形状が係合片23の先端爪
部24を貫通させ得るように設定されている。第
3の係合孔34もまた同様にプーリ軸受筒20と
位置決めガイドピン26との間隔分宛離間した位
置に開設され、ガイドピン26が貫通できる孔径
とされている。
次に第3図を参照して実施例テープカウンタ1
を取付基板30に組立てる手順について説明す
る。テープカウンタ1は同図Aに示すように、プ
ーリ16とガイド孔32を対応させるようにして
取付基板30の上方より組立てられる。すなわ
ち、プーリ16をガイド孔32に貫通させた状態
において、同図Bに示すように、プーリ軸受筒2
0を係合孔31に係合させるように全体を右方へ
と移動させる。上述したように係合突部21の先
端上縁部22に面取りが施こされているため、こ
れをガイドとして係合突部21は取付基板30の
裏面に入り込み、しかしてこの係合突部21とフ
レーム底面13とによつて取付基板30を挾持す
る。一方、この状態においては、係合突片23
は、その爪部25が取付基板30の係合孔33の
孔壁と衝合している。しかして、テープカウンタ
1を上方から強く押圧すると、係合突片23は、
その基部24の弾性変形作用によつて、爪部25
が係合孔33と係合して取付基板30の裏面に達
し、同図Cに示すようにこの爪部25とフレーム
底面13とによつて取付基板30を強く挾持する
のである。勿論この時ガイドピン26もまた係合
孔34と係合する。このようにして、テープカウ
ンタ1はフレーム底面13と係合突部21および
係合片23の爪部25とで取付基板30を強く挾
持することによつて、取付基板30上にしつかり
と固定される。なお、前記第3の係合孔34と嵌
合した位置決めガイドピン26は、取付基板30
上に組立てられた実施例テープカウンタ1の第2
図矢印方向の遊動を規制する作用を奏する。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案によれば、
カウンタフレーム底面に取付手段を形成するに際
して、少なくとも1個の取付手段をプーリ軸受筒
に一体に形成したことにより、スペース上フレー
ム底面に複数個の取付手段を形成することが困難
な超小型テープカウンタにも採用することができ
る。また、係合突部は比較的厚肉に構成すること
ができるものであるから、より強い固定力を得る
ことができ、テープレコーダ操作時にカウンタか
らビビリ等が生じないといつた種々の実用的効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠底面
図、第2図は同分解斜視図、第3図は組立手順の
説明図である。 1……テープカウンタ、10……カウンタフレ
ーム、11……カバー、13……フレーム底面、
15……回転軸、16……プーリ、20……プー
リ軸受筒、21……係合突部、23……係合突
片、24……基部、25……爪部、30……取付
基板、31……係合孔、32……ガイド孔、3
3,34……係合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム底面と所定間隔宛対向するようにして
    プーリ軸受筒周面に一体に突設された係合突部
    と、フレーム底面の前記プーリ軸受筒と異にする
    位置に突設され先端にフレーム底面との間隔を前
    記係合突部のそれとほぼ等しくされた爪部が設け
    られた略L字状の係合片とを有するテープカウン
    タと、前記プーリ軸受筒および係合片に対応して
    第1および第2の係合孔が設けられかつその厚み
    寸法が前記フレーム底面と係合突部との対向間隔
    よりもやや大とされた取付基板とから構成され、
    プーリ軸受筒および係合片とをそれぞれ対応する
    係合孔に貫通させて取付基板上に組立てられたテ
    ープカウンタは、前記係合突部および係合片の爪
    部とがフレーム底面とで取付基板を挾持すること
    によつて固定されることを特徴としたテープカウ
    ンタの取付構造。
JP6215183U 1983-04-27 1983-04-27 テ−プカウンタの取付構造 Granted JPS59168128U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6215183U JPS59168128U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 テ−プカウンタの取付構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6215183U JPS59168128U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 テ−プカウンタの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59168128U JPS59168128U (ja) 1984-11-10
JPH035962Y2 true JPH035962Y2 (ja) 1991-02-15

Family

ID=30192351

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JP6215183U Granted JPS59168128U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 テ−プカウンタの取付構造

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JPS59168128U (ja) 1984-11-10

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