JPH0115236Y2 - - Google Patents

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JPH0115236Y2
JPH0115236Y2 JP5386783U JP5386783U JPH0115236Y2 JP H0115236 Y2 JPH0115236 Y2 JP H0115236Y2 JP 5386783 U JP5386783 U JP 5386783U JP 5386783 U JP5386783 U JP 5386783U JP H0115236 Y2 JPH0115236 Y2 JP H0115236Y2
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JP5386783U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車ラジオチユーナ等の同調周波数
を表示する指針の保持装置に関し、製造が容易
で、且つ、指針保持部材に対して指針部材を所定
の状態でしつかりと取付固定し得る指針保持装置
を提供することを目的とする。
自動車ラジオチユーナ等の同調周波数を表示す
る指針部材4′は、第1図に示されるように、同
調操作に伴つて駆動される指針駆動機構1に連係
された指針保持部材2′に設けた突出部3に挿入
して接着剤などで固着する方法がとられていた。
しかし、この場合には、両者の一体作業が面倒で
ある。又、両者を分離しようとする場合にはまた
面倒であつた。
この問題点を改善する為に、従来では、指針保
持部材上に指針を弾性的に位置決め挾持する挾持
部を設け、この挾持部で指針部材を着脱自在に保
持する方法等が採られ、それらは例えば実公昭55
−25551号公報や本願出願人が昭和56年7月30日
に出願した実願昭56−113469号等で知られてい
る。
しかしながら、これら従来の指針保持装置は、
上下方向の変位に対しては、いずれも弾性的に挾
持している為に取付後のガタは生じないが、水平
平面内での回動に対しては、指針部材と指針保持
部との間の係合部に於ける製造誤差により、組立
後も両者間で移動し、この移動がチユーナケース
に設けられた指標に対して誤差として表われる。
本考案は、組立後に於ける指針部材と指針保持
部材間の上下方向並びに回動方向に於ける移動を
皆無にし、指標に対する指針部材の指針誤差が生
ずることのないようにした構造とするもので、以
下、その一実施例を第2図以下の図を用いて説明
する。
その先端に指針部5を有する指針部材6は、合
成樹脂材で一体成形され、指針保持部材7の指針
載置面7A上に載置される本体部8には、貫通長
孔9と、この貫通長孔9を挾む前後位置に、貫通
丸孔10、貫通角孔11とが夫々設けられてお
り、更に、該貫通長孔9の長手方向両側部には、
外側から序々に該貫通長孔9側に向つて傾斜した
傾斜面12が設けられている。他方、指針部材6
が取付け載置される薄板金属板で形成された指針
保持部材7の指針載置面7Aの部分には、前記指
針部材6の貫通丸孔10と対応して筒状突出部1
3が貫通長孔9と対応して係合突出片部14が、
貫通角孔11と対応して突出片部15が夫々、対
応する孔に対して挿通し得る状態で設けられてい
る。
その筒状突出部13は指針保持部材7の一部を
打出すことによつて形成され、係合突出片部14
及び突出片部15は指針保持部材7を切起すこと
によつて形成されている。そして、前記係合突出
片部14は、先端部14Aが略逆L字状に折曲形
成されており、指針部材6の貫通長孔9を貫通し
た後、先端部14Aを捩り変形させると、その捩
り方向で該先端折曲部14Aの一部が指針部材6
の傾斜面12に衝接され、指針部材6を指針保持
部材7の載置面7Aに押圧させる作用力が働くと
共に、指針部材6を、その捩り方向に片寄せさせ
て保持させることが出来る。この捩り方向は、指
針保持部材7上に指針部材6を載置した際、指針
部材6の指針部5と指標との目盛位置がズレてい
た場合、その目盛と合致させる方向へ捩ることに
よつて微少ズレは同時に調整出来るので、このズ
レを考慮した方向に捩れば良い。この考慮の為
に、傾斜面12は両側に設けられている。そし
て、この固定時に於ける捩りでも、そのズレが調
整し切れない場合には、指針保持部材7の幅狭部
7Aに於いて変形を行なわせて調整を計れば良
い。尚、指針部材6の貫通丸孔10と筒状突出部
13との係合、並びに貫通角孔11と突出片部1
5との係合は、指針保持部材7と指針6間の回動
阻止手段として設けられているが、両者の挿通組
付けを容易にする為、多少の隙間が設けられてお
り、この隙間が上記指針位置の調整としても使用
される。
尚、上記実施例では、係合突出片部14の先端
を逆L字状に形成したものを図示したが、この形
状は必ずしも逆L字状に限らず、例えばT字状に
形成したものでも良い。
以上、説明した様に、本考案に係る指針保持装
置は、貫通長孔と該貫通長孔の側部に外側から
序々に該貫通長孔側に向つて傾斜した面とを有す
る指針部材と、先端部が略T又は逆L字状に折曲
され、上記貫通孔を通つて延出された該先端折曲
部を捩り変形させることにより、その捩り方向で
該先端折曲部の一部が上記傾斜面に衝接される係
合突出部を有して指針駆動機構に連係された指針
保持部材と、この両部材間に互いに回動を阻止す
る補助阻止部10,13;11,15を各々設け
てなり、上記貫通孔より延出された上記係合突出
部の捩り変形で上記指針部材を上記指針保持部材
に固定する構成としたものである。そしてこれに
より、係合突出部を、その先端折曲部が指針部材
の傾斜面に衝接させて捩る際、その捩り量に応じ
て指針保持部材に対して指針部材が強く圧接され
て互いに固定される為、両者間にガタがなく互い
に保持されると共に、又、その捩り方向に対し
て、指針保持部材と指針部材間に存在する嵌合ガ
タを吸収し指針部材を指針保持部材に対して片寄
せ位置決め出来るので、指針と指標間の微少ズレ
は、その捩り方向を調整することによつて可能で
もあり、実用上極めて有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車用ラジオチユーナの平面
図、第2図は本考案に係る指針保持装置の分解斜
視図、第3図は本考案に係る指針保持装置の組立
平面図、第4図は第3図のA−A′線に沿う断面
図、第5図は第3図のB−B′線に沿う断面図で
ある。 6……指針部材、7……指針保持部材、9……
貫通長孔、12……傾斜面、14……係合突出
部、14A……先端折曲部、10……貫通丸孔、
11……貫通角孔、13……筒状突出部、15…
…突出片部、1……指針駆動機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貫通長孔と該貫通長孔の側部に外側から序々に
    該貫通長孔に向つて傾斜した面とを有する指針部
    材と、先端部が略T又は逆L字状に折曲され、上
    記貫通孔を通つて延出された該先端折曲部を捩り
    変形させることにより、その捩り方向で該先端折
    曲部の一部が上記傾斜面に衝接される係合突出部
    を有して指針動機構に連係された指針保持部材
    と、この両部材間に互いに回動を阻止する補助阻
    止部を各々設けてなり、上記貫通孔より延出され
    た上記係合突出部の捩り変形で上記指針部材を上
    記指針保持部材に固定する様にした指針保持装
    置。
JP5386783U 1983-04-11 1983-04-11 指針保持装置 Granted JPS59159029U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5386783U JPS59159029U (ja) 1983-04-11 1983-04-11 指針保持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5386783U JPS59159029U (ja) 1983-04-11 1983-04-11 指針保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59159029U JPS59159029U (ja) 1984-10-25
JPH0115236Y2 true JPH0115236Y2 (ja) 1989-05-08

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ID=30184214

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JP5386783U Granted JPS59159029U (ja) 1983-04-11 1983-04-11 指針保持装置

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JPS59159029U (ja) 1984-10-25

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