JPH035831B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH035831B2
JPH035831B2 JP18710085A JP18710085A JPH035831B2 JP H035831 B2 JPH035831 B2 JP H035831B2 JP 18710085 A JP18710085 A JP 18710085A JP 18710085 A JP18710085 A JP 18710085A JP H035831 B2 JPH035831 B2 JP H035831B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin material
holding frame
pad
mold
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18710085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6247396A (ja
Inventor
Yoshiharu Isojima
Nagahide Takeda
Yoshinari Hotsuta
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takanichi Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Takanichi Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takanichi Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Takanichi Co Ltd
Priority to JP18710085A priority Critical patent/JPS6247396A/ja
Publication of JPS6247396A publication Critical patent/JPS6247396A/ja
Publication of JPH035831B2 publication Critical patent/JPH035831B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表皮材をシートパツドに接着すること
からなる座席の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
車両等の座席は、一般に、クツシヨン性を有す
る樹脂発泡体からなるシートパツドとその表面を
覆う表皮材とからなつている。従来、シートパツ
ドに表皮材を接着する方法としては、特開昭58−
12732号及び特開昭58−146386号公報に記載され
ているように表皮材の端部を上下いずれかの型に
全周ないし部分的に固定し、そして該上下型によ
つて該表皮材を予め成形し、その後接着剤を塗布
したパツドに接着する方法や特開昭59−62081号
公報に記載されているように接着剤を塗布したパ
ツドを袋形状にした表皮材で一度包み、その後、
上下型でパツド形状になじませ圧着する方法など
が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の方法では表皮材を型
にセツトしたのちに、パツドに表皮材を接着する
方法であるため、接着して得られた製品を型から
取り出したのち、上下いずれかの型に表皮材を配
置、固定しなければならず、表皮材を型に配置、
固定する手数及び時間を必要とし、生産性に乏し
いものである。また、表皮材端部を型に固定する
ため、表皮材にはクランプ代を必要とし、材料の
歩留りが悪いという問題もある。一方、袋形状に
した表皮材でパツドを包んだのち圧着する方法や
表皮材をパツド表面形状に予備成形する方法では
煩雑な手数を要し、作業性が低い。
本発明は、上記の問題点を解決するためのもの
で、表皮材の歩留りが良く、しかも作業性良く表
皮材を供給することにより生産性の向上した座席
の製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の座席の製造方法は、上型と下型とでプ
レスして表皮材をシートパツドに接着する方法に
おいて、上型及び下型の外側に位置させた保持枠
に表皮材を、該表皮材端部に取り付けた係止部材
で保持させ、次いで該保持枠を移動させることに
よつて該表皮材を前記上型と下型との間に配置す
ることを特徴とする。
本発明は表皮材に係止部材を取り付けて該係止
部材によつて表皮材を保持枠に保持させるが、係
止方法は特に限定されず、例えば係止部材を細幅
平板状の樹脂板とし、表皮材の周縁に溶着して、
該樹脂板を保持枠に設けた溝に入れることによつ
てもよいし、また、係止部材を鉤形フツクとし、
表皮材の端部に数ケ所取り付け、該フツクを保持
枠にかけることによつて行つてもよい。表皮材を
パツドに接着した後は係止部材を該表皮材からは
ずして再使用してもよい。
表皮材としては、従来、座席に用いられている
ものを用いることができ、例えばビニールレザ
ー、フアブリツク等が挙げられ、特に限定されな
い。
保持枠は、型より若干大きくするとよく、該保
持枠に表皮材を保持させて上下型の間の位置に移
動させ、該上下型によつて表皮材をプレスしたと
き、上下型により挾まれず、表皮材のみをプレス
することができ、しかも表皮材の余りを出さない
で済むような手法とする。
〔作用〕
本発明の座席の製造方法は、上型と下型とでプ
レスして表皮材をシートパツドに接着するに際
し、前記上型及び下型の外側に位置させた保持枠
に表皮材を保持させて該保持枠を移動させること
により該表皮材を該上型と下型の間に配置するた
め、容易にしかも短時間に該上型と下型の間に配
置することができる。また、保持枠を複数用いる
ことが可能であり、複数用いれば表皮材を前記上
型と下型とでプレスしている間に別の保持枠に次
のプレスで用いる表皮材を取り付けることがで
き、表皮材を該上下型の間に配置する時間を更に
短縮できる。
また、表皮材に係止部材を取り付け、その係止
部材によつて該表皮材を保持枠に保持させるた
め、表皮材を保持枠に短時に簡単に取り付けるこ
とができるとともに、該表皮材をパツドに接着し
た後、該表皮材を該保持枠から簡単に取りはずす
ことができる。また、該表皮材は、上型と下型と
によつてプレスするとき、引つ張られても係止部
材によつて保持枠に保持されているため、しわに
なつたりしない。更にまた、表皮材への係止部材
の取り付けは別工程で行えばよいので表皮材をパ
ツドに接着する時間には影響を与えない。この係
止部材の表皮材への取り付けは該表皮材を保持枠
に保持させるためであるので取り付け代は、ほと
んど必要としないものである。
〔実施例〕
本発明を一実施例により図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明に用いる接着装置の断面模式図
を表わすもので、上型1と下型2とからなり、上
型1と下型2の外周形状よりもやや大きめで上下
動可能な支持枠3があり、両型の外側には、両型
の間に水平移動可能な保持枠4が設けられてい
る。座席用表皮材であるシートカバー5を予め座
席外形に適合する大きさに裁断し、その端部に係
止部材である樹脂板6を溶着しておき、そのシー
トカバー5の樹脂板6を該保持枠4に設けられた
溝7に挿入することによつて該シートカバー5を
保持枠4に保持させる。一方、座席の形状に予め
成形したパツド8に接着剤9を塗布し、下型2に
該パツド8を載置する。次に、型開きした上型と
下型2の間の位置にある支持枠3上に前記のシー
トカバー6を保持した保持枠4を水平にスライド
させて載置する。次いで第2図に示すように該支
持枠3を保持枠4を載せたまま上昇させて、シー
トカバー6を加熱した上型1に当接させ、なじま
せる。次に、第3図に示すように接着剤9が塗布
されたパツド8を載置した下型2を上昇させて上
型1と下型2とでシートカバー6とパツド8を圧
着する。接着完了後又はその直前に第4図に示す
ように支持枠3を下降させると重量により保持枠
4も同時に下降し、保持枠4の溝7からシートカ
バー6の樹脂板5が外れる。次に、第5図に示す
ように下型2を下降させ、更に、保持枠4を水平
に移動させて元の位置に戻す。次いでカバーシー
ト6を接着したパツド8を型から取り出す。
上記のようにしてカバーシートをパツドに接着
することにより作業時間が短縮されるとともに作
業が容易になつた。
更に、保持枠を複数用いて、シートカバーをパ
ツドに接着している間に、別の保持枠にシートカ
バーを取り付けることもでき、このようにすれば
シートカバーを保持枠に取り付ける時間を短縮す
ることができる。
また、第6図に示すように、支持枠10に係止
部11を設けて保持枠12に設けた係止部13を
係止するようにすれば、支持枠10を上下させる
ときに保持枠12がずれたりすることがない。
〔発明の効果〕
本発明は上記したように保持枠に表皮材を保持
させて上型と下型との間に配置することによつて
表皮材をパツドに両型で接着させるので、表皮材
を上型と下型の間に容易に配置することができ、
作業性に優れるとともに作業時間を大幅に短縮す
ることができ、更に、保持枠を複数用いれば作業
時間を更に短縮できるなど生産性を向上させるこ
とができる。更にまた、上記作業を自動化するこ
とができ、省力化につながる。
また、表皮材には表皮材を保持枠に保持させる
ための係止部材を取り付けるだけであるので、型
に固定するためのクランプ代が必要なく、表皮材
の歩留りが向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のシートカバーとパ
ツドを載置した接着装置の断面模式図、第2図は
本発明の一実施例のシートカバーを上型に当接し
た接着装置の断面模式図、第3図は本発明の一実
施例のシートカバーとパツドの圧着時の接着装置
の断面模式図、第4図は本発明の一実施例の支持
枠降下時の接着装置の断面模式図、第5図は本発
明の一実施例の圧着完了時の接着装置の断面模式
図、第6図は本発明の一実施例の係止した支持枠
と保持枠の断面図を表わす。 図中、1……上型、2……下型、3,10……
支持枠、4,12……保持枠、5……樹脂板、6
……シートカバー、7……溝、8……パツド、9
……接着剤、11,13……係止部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上型と下型とでプレスして表皮材をシートパ
    ツドに接着する方法において、上型及び下型の外
    側に位置させた保持枠に表皮材を、該表皮材端部
    に取り付けた係止部材で保持させ、次いで該保持
    枠を移動させることによつて該表皮材を前記上型
    と下型との間に配置することを特徴とする座席の
    製造方法。
JP18710085A 1985-08-26 1985-08-26 座席の製造方法 Granted JPS6247396A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18710085A JPS6247396A (ja) 1985-08-26 1985-08-26 座席の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18710085A JPS6247396A (ja) 1985-08-26 1985-08-26 座席の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6247396A JPS6247396A (ja) 1987-03-02
JPH035831B2 true JPH035831B2 (ja) 1991-01-28

Family

ID=16200102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18710085A Granted JPS6247396A (ja) 1985-08-26 1985-08-26 座席の製造方法

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JP (1) JPS6247396A (ja)

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Publication number Publication date
JPS6247396A (ja) 1987-03-02

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