JPS63193819A - 車両用内装材の端部における表皮巻き込み方法 - Google Patents

車両用内装材の端部における表皮巻き込み方法

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JPS63193819A
JPS63193819A JP2551087A JP2551087A JPS63193819A JP S63193819 A JPS63193819 A JP S63193819A JP 2551087 A JP2551087 A JP 2551087A JP 2551087 A JP2551087 A JP 2551087A JP S63193819 A JPS63193819 A JP S63193819A
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JP
Japan
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skin
core material
folding
mold
press
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Pending
Application number
JP2551087A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Ando
和久 安藤
Yoshihiko Sugimoto
吉彦 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両用内装材の端部における表皮巻き込み
方法に関する。
(従来の技術) 従来、第7図に示すピラーガーニッシュ10の如く、芯
材12表面にファブリツタ表皮14を接着してなる車両
用内装材にあっては、表皮14端縁の見苦しい裁断線あ
るいは織糸のほつれが見えるのを防ぐため、並びに車両
への組み付は時等に表皮14端縁が芯材12から剥がれ
るのを防ぐため等の理由から、表皮端縁16を芯材12
裏面側へ折り返して芯材端部18を巻き込み、該表皮端
縁16を芯材裏面に接着固定することがなされている。
ところで、従来多用されている表皮巻き込み方法は、第
8図の如く表皮14を芯材12に接着した後、手作業に
よって表皮端縁16を芯材12の裏側に折り返し、芯材
12の裏面に接着固定する方法である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらこの従来方法にあっては表皮端縁16を全
周に亘って順次折り返し接着しなければならないため、
作業に手間取り、生産性が劣る問題がある。
また、手作業によるため表皮端縁16の折り返し及び接
着時に表皮端縁16に加える力を、該端縁16全周に亘
って一定にし難いので表皮14の伸びが部分的に異なっ
たり、表皮14がたるんだりして表皮の巻き込み部周囲
にねじれ、しわ等が発生し易く、製品端縁外周線19が
見苦しくなり易い問題もある。
この発明は、前記問題点を解決して、生産性の高い、か
つ良好な製品端部外周線の得られる表皮巻き込み方法を
提供するものである。
(問題点を解決するための手段) この発明の要旨とするところは、芯材表面に表皮を接着
する工程、該表皮端縁を折り返し手段により芯材裏面側
に押して折り返す工程、及びプレスにより表皮の折り返
し部全体を芯材裏面に圧着して接着する工程からなる、
車両用内装材の端部における表皮巻き込み方法にある。
(作用) 芯材表面に接着された表皮は、表皮端縁の折り返し工程
によって表皮端縁が芯材端部をゆるく巻き込んだ状態で
芯材裏面側に位置するようになる。
そして、続くプレスによって表皮の折り返し部全体が芯
材裏面に一度に圧着され、あらかじめ表皮端縁及び/ま
たは芯材裏面端部近傍に塗布しておいた接着剤により接
着固定され、芯材端部の巻き込みが終了する。
従って一時に表皮の折り返し部全体を芯材裏面に接着固
定でき、極めて作業性が高くなる。しかも、表皮の折り
返し部全体がプレスにより同時に芯材裏面に圧着される
ため、その圧着力が該折り返し部全体に亘って均一、一
定となるので、巻き込み状態が均一、一定になり、巻き
込み部周囲に表皮のねじれ、しわ等が発生しなくなって
製品端部外周線が良好になる。
また、プレス型の型面形状等の理由からプレス型面と表
皮の折り返し部間に隙を生じ易い場合には、折り返し手
段を略水平方向にスライド可能な板状体からなる折り返
し治具とし、該折り返し治具をプレス型面と表皮の折り
返し部間に介してプレスを行えば、該折り返し部と芯材
裏面との間の圧着不良即ち接着不良を防ぐことができる
更に折り返し治具を弾性板として、該折り返し治具をプ
レス型面と表皮折り返し部間に介してプレスを行えば、
該折り返し治具の圧縮反撥弾性によって、表皮折り返し
部を一層確実に芯材裏面に圧着することができ、表皮折
り返し部の接着を確実にすることができる。
(実施例) 第1図ないし第4図はこの発明の一実施例におけるピラ
ーガーニッシュの表皮巻き込み工程を示す断面図である
。以下この一実施例に基づきこの発明を説明する。
(1)芯材表面に表皮を接着する工程 まず、第1図の如くあらかじめ接着剤の塗布された芯材
20をプレス型に、また下型24に表皮26を装置する
芯材20は、金属または硬質プラスチック等所定の剛性
を有する材質からなり、金属プレスあるいはプラスチッ
クの射出成形等により所定形状にされたものである。こ
の芯材20の表面及び端縁裏面に、前記プレス型22へ
の装置前に接着材を塗布しておく。また、接着剤の種類
によっては、接着剤塗布後乾燥等により溶剤を蒸発させ
、その後芯材20をプレス型22に装置するのが作業性
、接着性の点で好ましいこともある。なお、芯材端縁裏
面への接着剤の塗布については、後の表皮折り返し前に
接着剤の塗布を行ってもよい。また、芯材の形状等によ
っては芯材20をプレス型22に装置した後に接着剤の
塗布を行ってもよく、あるいは表皮26が接着剤の浸透
しにくい材質からなる場合には、表皮26に接着剤を塗
布してもよい。
プレス型22及び下型24は、製品形状と同一の形量を
有し、その型面あるいは型面周囲に、芯材20あるいは
表皮26を所定位置に装置するための固定手段を有する
。固定手段は、芯材20あるいは表皮の材質、または型
面形状等に応じて磁石、ピン、両面接着テープ等から最
適なものが選択される。
なお、表皮端縁26aをピン止め等する場合には、その
ピン等が後の表皮端末の折り返し前に下型24内に収納
される型構造とし、表皮の折り返しを邪魔しないように
する必要がある。表皮26が装置される下型24の上面
には、第6図の如く水平方向にスライド可能な折り返し
治具2Bを表皮の折り返し手段として有する。第6図は
、表皮の装置前における下型−例24の斜視図である。
折り返し治具2Bは、この例のような板状体のほか、棒
状体、金属線等からなり、略製品の一端から他端に至る
長さを有する。また、折り返し治具28の設けられる位
置は、この例のような型面の一両側aSaに限られるも
のではなく、製品形状、表皮の材質等によって更に地雨
側bSbにも設けられる。なお、板状体、棒状体からな
る折り返し治具にあっては、その材質は金属、プラスチ
ックあるいは弾性体(たとえばシリコンゴム等)から最
適なものが選択される。この折り返し治具28は、表皮
の装置時において先端29が型面25よりも外方にセッ
トされる。
表皮26はプラスチックレザーあるいはファブリツタ等
からなるが、装飾性、感触性の観点からはファブリック
あるいはファブリツタ調とするのが好ましい。この表皮
26は、真空成形あるいは縫製等により所定形状とされ
たもので、表皮端縁26aが所定量だけ芯材20よりも
大きいく長い)ものである。そして、その表皮端縁26
aを型面外方の折り返し治具28上に載置して表皮26
が下型24に装置される。
芯材20及び表皮24をプレス型22と下型24に各々
装置した後、第2図の如くプレス型22を下げ、芯材2
0と表皮26を圧着し、芯材20表面の接着剤により芯
材20と表皮26を接着する。
(2)表皮端縁の折り返し工程 第3図の如くプレス型22を上げ、折り返し治具28を
型面内方へスライドさせる。これによって、それまで型
面外方にある折り返し治具28上に載っていた表皮端縁
26aが、型面一端から他端に至るまで一度に型面内方
へ押され、芯材端部20aをゆるく巻き込むようにして
芯材20裏面側へ折り返される。表皮の折り返し部26
bは、表皮の材質、形状等によってこの図の如く略水平
に、あるいは図示しないが下方へ垂れ下がって芯材20
裏面に近接する。
(3)表皮折り返し部の圧着工程 プレス型22を第4図の如く下降し、芯材20と表皮2
6をプレスする。これにより、表皮の折り返し部26全
体がプレス型22の型面によって均一に押圧され、しわ
、ねじれ等を生じることなく芯材20の裏面に圧着し、
芯材端部裏面の接着剤により接着する。これによって芯
材20端部の巻き込みが終了する。なおプレス時、折り
返し治具28は、その材質、プレス型22の型面形状等
により、この図の如く先端29を型面25よりも外方へ
スライドさせておくか、あるいは逆に型面25よりも内
方へ突出させ、プレス型22の型面と表皮の折り返し部
26b間に介在するようにしておく。特に、プレス時に
プレス型22の型面と表皮の折り返し部26間に隙を生
じ易い場合には、板状の折り返し治具28を介在させる
ことによってその隙をなくすことができ、表皮の折り返
し部26bと芯材20裏面との圧着及び接着を良好に行
うことができる。更に、折り返し治具2Bをシリコンゴ
ム等の弾性板として、プレス型22の型面と表皮の折り
返し部26b間に介在させれば、プレス時に生ずる折り
返し治具28の圧縮反撥弾性により、表皮の折り返し部
を一層確実に圧着及び接着することができる。
その後プレス型22を上げて成形品を取り出せば、第5
図に示す所望のピラーガーニッシュ30が得られる。得
られたピラーガーニッシュ30は、芯材20の裏面に表
皮の折り返し部26の全周が均一に圧着されて接着した
ものであるため、表皮の折り返し部周囲にしわ、ねじれ
等がなく、製品端部外周線19が極めて良好なものとな
る。
なお、前記実施例においては、同一のプレス型及び下型
を用いて芯材と表皮の接着工程及び表皮端縁の折り返し
工程等を行ったが、各々別のブレス型、下型を用いても
よく、更には、芯材と表皮の接着もプレスに限るもので
はない。
また製品はピラーガーニッシコに限るものでもない。
(発明の効果) この発明は、芯材裏面に表皮を接着する工程、該表皮端
縁を折り返し手段により芯材裏面に折り返す工程、及び
プレスにより表皮の折り返し部全体を芯材裏面に圧着し
て接着する工程からなるものである。そのため、車両用
内装材の端部における表皮の巻き込みを、極めて迅速に
、生産性高く行うことができるようになったのである。
また、表皮による巻き込みを均一、かつ一定に行うこと
ができるため、表皮のねじれ、しわ等を生じることなく
、極めて良好な製品端部外周線を得ることもできるよう
になったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、この発明一実施例における表皮
巻き込み工程を示す断面図、第5図はこの発明の実施に
より得られたピラーガーニシュの断面図、第6図は前記
実施例に用いられる下型の斜視図である。また第7図は
ピラーガーニッシニを一部切断して示す斜視図、第8図
は従来の巻き込み方法による表皮巻き込み時の斜視図で
ある。 20  芯材、26  表皮、26a  表皮の端縁、
26b  表皮の折り返し部 特許出願人   井上エムチーピー株式会社第5図 う 第6図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芯材表面に表皮を接着する工程、該表皮端縁を折
    り返し手段により芯材裏面側に押して折り返す工程、及
    びプレスにより表皮の折り返し部全体を芯材裏面に圧着
    して接着する工程からなる、車両用内装材の端部におけ
    る表皮巻き込み方法。
  2. (2)折り返し手段が、略水平方向にスライド可能な折
    り返し治具からなる、特許請求の範囲第1項に記載され
    た車両用内装材の端部における表皮巻き込み方法。
  3. (3)折り返し治具を板状体とする、特許請求の範囲第
    2項に記載された車両用内装材の端部における表皮巻き
    込み方法。
  4. (4)折り返し治具をプレス型面と表皮の折り返し部間
    に介して、芯材と表皮をプレスする特許請求の範囲第3
    項に記載された車両用内装材の端部における表皮巻き込
    み方法。
  5. (5)折り返し治具が弾性体からなる、特許請求の範囲
    第3項または第4項のいずれかに記載された車両用内装
    材の端部における表皮巻き込み方法。
JP2551087A 1987-02-05 1987-02-05 車両用内装材の端部における表皮巻き込み方法 Pending JPS63193819A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63161726U (ja) * 1987-04-03 1988-10-21
JP2007030801A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Shigeru Co Ltd 表皮の端末巻き込み装置
JP2015016652A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 小島プレス工業株式会社 表皮材付き樹脂成形品の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611533A (ja) * 1984-03-24 1986-01-07 スタンツテヒニツク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクタ・ハフトウング・ア−ル・ウント・エス 構造的コンポ−ネントの端縁まわりに柔軟で、可撓性のある偏平材料の自由マ−ジンを折り重ねるための方法およびその装置

Patent Citations (1)

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