JPH0357749B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0357749B2
JPH0357749B2 JP57133633A JP13363382A JPH0357749B2 JP H0357749 B2 JPH0357749 B2 JP H0357749B2 JP 57133633 A JP57133633 A JP 57133633A JP 13363382 A JP13363382 A JP 13363382A JP H0357749 B2 JPH0357749 B2 JP H0357749B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substance
affinity
present
fibrin
plasminogen activator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57133633A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5951220A (ja
Inventor
Toshito Mori
Shigeo Yoshizaki
Akio Hasegawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=15109380&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0357749(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Asahi Kasei Kogyo KK filed Critical Asahi Kasei Kogyo KK
Priority to JP57133633A priority Critical patent/JPS5951220A/ja
Priority to DE8383107531T priority patent/DE3374417D1/de
Priority to EP83107531A priority patent/EP0100982B2/en
Priority to ES524652A priority patent/ES524652A0/es
Priority to US06/519,347 priority patent/US4505893A/en
Priority to CA000433716A priority patent/CA1209940A/en
Publication of JPS5951220A publication Critical patent/JPS5951220A/ja
Publication of JPH0357749B2 publication Critical patent/JPH0357749B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/14Hydrolases (3)
    • C12N9/48Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
    • C12N9/50Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25)
    • C12N9/64Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue
    • C12N9/6421Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue from mammals
    • C12N9/6424Serine endopeptidases (3.4.21)
    • C12N9/6456Plasminogen activators
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、新規なプラスミノーゲン・アクチベ
ーターおよびその製法ならびにこれを有効成分と
して含有する血栓溶解剤に関する。さらに詳しく
は、人の正常組織由来細胞の組織培養液より採取
したプラスミノーゲン・アクチベーターおよびこ
れを分離精製して得る方法ならびにこれを有効成
分として含有する血栓溶解剤としての医薬用途に
関する。 プラスミノーゲン・アクチベーターとしては今
日、尿または培養腎細胞から分離精製されたウロ
キナーゼ、およびストレプトコツキより採取され
るストレプトキナーゼが血栓溶解剤として実用に
供されている。 しかし、これらはフイブリンに対する親和性の
点で劣るので、治療に際し必要な効果を得るには
大量に投与する場合が多く、内出血等の副作用が
発現することが知られている。すなわち、これら
によつて循環血液中で生成されるプラスミンは、
血中のプラスミンインヒビターと結合して速やか
に失活するため、治療効果をあげるためには、こ
れらを大量に投与して、血中のプラスミンインヒ
ビターの量を上回るプラスミンを生成する必要が
ある。しかし、大量のプラスミンが生成されると
フイブリノーゲンを分解して、出血傾向という副
作用を引き起すことになる。これに対しフイブリ
ンに親和性が高く、フイブリン上でプラスミンを
生成することができれば、循環血液中のプラスミ
ンインヒビターの影響を受けることなく、少量で
フイブリンを分解することができ、循環血液中の
フイブリノーゲンを分解する作用も弱くなる。か
かる実情からフイブリン親和性が高く、少量でか
つ血栓溶解活性が高く、副作用の少ない血栓溶解
剤が望まれている。 したがつて、本発明の目的は、フイブリン親和
性が高く、少量で効果を有する新規なプラスミノ
ーゲン・アクチベーターを提供することにある。 他の目的は、該プラスミノーゲン・アクチベー
ターを分離精製して製造する方法、および得られ
たプラスミノーゲンアクチベーターを有効成分と
する新規な血栓溶解剤を提供することである。 かかる目的で、本発明者らは、種々の人の正常
組織由来細胞の組織培養液について検索したとこ
ろ、ウロキナーゼとは異なるプラスミノーゲン・
アクチベーター活性を有する物質が含まれている
ことを見い出し、これを分離精製することに成功
し、本発明を完成した。 近年、同様な目的で、プラスミノーゲン・アク
チベーターを人の黒色腫細胞の組織培養液から分
離精製したものがある(特開昭57−28009号公報
参照)。しかしながら、これは腫瘍細胞を原料と
するものであるから、抗原性発癌性に問題があ
り、実用に供し得ないものである。 一方、本発明のプラスミノーゲン・アクチベー
ターは正常組織由来細胞の組織培養物より分離し
たものであるから、かかる欠点を有しないもので
ある。 本発明のプラスミノーゲン・アクチベーター
は、適当な生育培体中で人の正常組織由来細胞、
たとえば、人胎児の腎、腸、肺、心臓、輸尿管、
皮膚、包皮および全胎児由来の細胞、人の胎盤由
来の細胞あるいは人の腎、腸、肺、甲状腺、心
臓、輸尿管、皮膚由来の細胞等を、より好ましい
細胞としては、ヒト胎児腎、ヒト胎児肺あるいは
ヒト胎児包皮由来の細胞を用いた組織培養液から
分離精製することにより製造することができる。
すなわち、これらの細胞は通常の動物細胞の培養
に用いられる培養方法、たとえば
「TissueCulture Methods and Applications」
(P.K.Kruse an(d) M.K.Patterson Academic
Press New York San Fransisco London
1973)記載の方法で増殖させた後、炭素源、窒素
源および必要な場合は無機塩類または/およびそ
の他の添加物を含む溶液と接触させることによつ
て、本発明物質を生産せしめることができる。共
存させる添加物としては、アミノ酸類、ビタミン
類、ペプタイド類、糖類、有機酸類などを挙げる
ことができる。本発明物質の生産は、通常細胞10
万個あたり0.2ml以上の培養液を用いて25℃〜40
℃、好ましくは35℃〜38℃の温度範囲で、6.0〜
8.0、好ましくは7.0〜7.4のpHの範囲で行なわれ
る。生産の日数は通常4日ないし30日であるが、
30日を越えることも可能である。本発明物質の生
産速度は、生産の後半では次第に遅くなるので、
工業的生産の場合は、最も効率のよい日数が選ば
れる。 培養液からの分離精製方法としては、蛋白質化
学において通常使用される方法、たとえば、担体
による吸着法、イオン交換法、分別沈澱法、ゲル
過法、電気泳動法、各種アフイニテイクロマト
グラフイー特に特異抗体を用いた方法が望まし
く、そのような例として、フイブリンを結合させ
たセフアロースを用いるフイブリンセフアロース
カラムクロマトグラフイー、カルボキシメチル基
を結合させたセフアロースを用いるCMセフアロ
ースカラムクロマトグラフイー、リジンを結合さ
せたセフアロースを用いるリジンセフアロースカ
ラムクロマトグラフイー、亜鉛キレートセフアロ
ースを用いる配位子交換クロマトグラフイー、コ
ンカナバリンAを結合させたセフアロースを用い
るレクチンカラムクロマトグラフイー、本発明物
質と特異的に結合する抗体を結合した抗体アフイ
ニテイークロマトグラフイー、架橋したデキスト
ラン粒子を用いるゲル過法を挙げることがで
き、これらを単独または組み合わせて使用でき
る。かくして得られたプラスミノーゲン・アクチ
ベーターの用途としては、血栓溶解剤としての医
薬用途以外に、たとえば、人工血管、人工臓器等
の材料に結合させ、血栓の形成を防止する薬剤と
して、あるいは血栓症等の診断薬としての用途が
あげられる。 本発明で用いる人の正常組織由来細胞の組織培
養液は、プラスミノーゲン・アクチベーター産生
能を有する細胞を種々の培養液中で培養したもの
を用いることができ、たとえば、特開昭54−
107510号公報、特開昭54−107511号公報、特開昭
55−19001号公報、特開昭55−139323号公報、特
公昭57−5159号公報記載の培養液等があげられ
る。代表的な培養方法については、参考例1,2
に例示する。 本発明のプラスミノーゲン・アクチベーターの
具体的な分離精製方法の一例を上げれば、組織培
養液あるいは濃縮した培養液に硫酸アンモニウム
を加えて生ずる沈澱を分取し、塩化ナトリウムを
加えたロダンアンモニウム溶液に溶解させ、抗ウ
ロキナーゼIg−Gセフアロースカラムに通し、フ
イブリンセフアロースカラムに吸着させる。これ
をアルギニンを溶出溶媒として用いて得られる溶
出液を、さらに抗ウロキナーゼIg−Gセフアロー
スカラムに通した後、凍結乾燥処理し濃縮する。 濃縮液をセフアデツクスG−150(フアルマシア
社登録商標)を用いゲル過することにより、目
的のプラスミノーゲン・アクチベーターが得られ
る。本物質はプラスミノーゲンを含まないフイブ
リンは溶解せず、プラスミノーゲンを含むフイブ
リンを溶解することからプラスミノーゲン・アク
チベーターであることは明らかである。 かくして得られる本発明ののプラスミノーゲ
ン・アクチベーターの物理化学的性質について、
以下に説明する。なお、力価測定は次の方法で行
なつた(以下の実験についても同じ)。 95%凝固フイブリノーゲン(プラスミノーゲン
含量約50カゼイン単位/g凝固蛋白)を原料とし
て作製した寒天加フイブリン平板を用い、ウロキ
ナーゼを標準品とするプレート法で測定した。本
発明物質溶液を、1%ゼラチン、0.1M塩化ナト
リウムおよび0.1%窒化ナトリウムを含む0.067M
トリス塩酸緩衝液(pH8.0)で希釈し、フイブリ
ン平板上で10IU/mlのウロキナーゼと同じ溶解
窓を示す本発明物質溶液の濃度を10U/mlとし
た。 (a) 分子量:50000〜80000 1.5M塩化ナトリウム、0.1MEDTA、0.1Mアル
ギニンおよび0.1%ツイン80(花王アトラス登録商
標)を含む0.01Mリン酸緩衝液(pH7.0)で平衝
化したセフアデツクスG−150を用いるゲル過
法にて測定した。 SDS(ドデシル硫酸ナトリウム)電気泳動法に
よる非還元状態の分子量測定結果は約70000であ
つた。 (b) 等電点:7.0〜8.5 アンフオライトを用いた等電点電気泳動法にて
等電点分画し測定した。 (c) フイブリンに対する親和性:生理食塩水に溶
解したプラスミノーゲンを含有しないフイブリノ
ーゲン溶液(0.2%)950μに、本発明物質
(500U/ml)20μを加え、さらに、トロンビン
(30U/ml)50μを加え、室温で1時間放置す
る。生じたフイブリンを分取し、脱水後、生理食
塩水で洗浄する。2Mロダンアンモニウム溶液1
mlでフイブリン中の本発明物質を抽出したとこ
ろ、本発明物質は約70%がフイブリンに取り込ま
れた。一方、組織培養ウロキナーゼは全く取り込
まれなかつた。 (d) コンカナバリンAに対する親和性: 本発明物質(30U/ml)2mlを生理食塩水に溶
解してコンカナバリンA−セフアロース(フアル
マシア社製)のカラム(0.5×4cm)に吸着させ、
1M塩化ナトリウム溶液で洗浄したところ、ほぼ
100%が吸着した。 (e) 至適pH:7.0〜9.5 生理食塩水に溶解した本発明物質50μに、10
%グリセリンを含む生理食塩水に溶解したプラス
ミノーゲン(8CU/ml)50μおよび0.10M塩化
ナトリウムを含む0.05Mクエン酸緩衝液(pH5.0,
6.0)、リン酸緩衝液(pH6.0,7.0,8.0)またはグ
リシン−水酸化ナトリウム緩衝液(pH8.0,9.0,
10.0,11.0)(pH5.0,6.0,7.0,8.0,9.0,10.0,
11.0の7種)を100μずつ混合し、37℃で30分間
プレインキユベートする。次いで、0.15Mトリス
塩酸緩衝液(pH8.0)で溶解したBoc−Glu−Lys
−Lys−MCAを500μ加え、さらに37℃で15分
間インキユベートした後、酢酸1mlを加え反応を
停止させて、生成するアミノメチルクマリンを螢
光法にて測定し、至適pHを求めた。測定結果を
第1図に示す。 (f) 安定性: 生理食塩水に溶解した本発明物質(100U/
ml)に、ヒト血清アルブミンを1mg/mlの割合
で添加し、60℃10時間の脱ウイルス処理
〔Gellio S.S.et al,J.Clin.Invest.,27,239
(1943)参照〕を施したが、活性の低下を認め
られなかつた。 グリシン塩酸緩衝液を用い、pHを2〜3に
調製し、98℃、1分間の脱ウイルス処理
〔Krugman S.et al,J.Inf.Dis.,122,432
(1970)参照〕を施したところ、約5%の失活
が認められた。 1.6M KSCN含有0.01Mリン酸緩衝液
(pH7.5)中の蛋白濃度20.7μg/mlの本発明物
質を凍結融解操作に供すると、9%の活性が失
われた。 本発明物質の70℃での凍結乾燥状態でのプラ
スミノーゲン活性化活性の安定性は、以下の実
験から明らかなとおり、70℃3日後でも充分に
安定であつた。 40U/mlの本発明物質、10mg/mlのヒト血清
アルブミン、9mg/mlの塩化ナトリウム、0.2
mg/mlのツイーン80を含有する水溶液1mlをシ
リコン被覆したバイアルに入れた。バイアルは
まず−30℃から−40℃で凍結し、続いて0.2〜
0.4mmHgの減圧下、−30℃から−40℃で24時間
乾燥させた。次に、完全に凍結乾燥させるた
め、二回目の乾燥(−20℃から20℃、0.2〜0.4
mmHg、15時間)、三回目の乾燥(20℃から40
℃、0.1〜0.3mmHg、3時間)を行つた。バイア
ル中の空気を窒素ガスに置換し、被験バイアル
として密封した。このように調整したバイアル
を70℃の湯浴中で、それぞれ3日間、6日間、
9日間保存した。各バイアル中の凍結乾燥物を
取り出し、1ml蒸留水中に溶解した。各々の残
存活性をフイブリン平板上で測定した結果を以
下に示す。 日数 残存活性(%) 3 77.6 6 71.3 9 49.0 残存活性(%)=バイアルの活性/最初の活性×100 (g) 抗ウロキナーゼ抗体への結合(交叉反応)
性: 本発明物質は人の正常組織由来細胞の組織培養
液を抗ウロキナーゼIg−Gセフアロースカラムを
通過させた素通り画分であるので、抗ウロキナー
ゼ抗体への結合(交叉反応)性を有しない。 (h) 各種合成基質に対する水解活性: 本発明物質(100U/ml)またはウロキナーゼ
(120IU/ml)各々50μに、0.1M塩化ナトリウ
ムを含む0.05Mトリス塩酸緩衝液(pH8.0)450μ
で溶解した各種基質0.1mMを加え、37℃で15
分間反応させる。20%酢酸0.5mlを加え反応を停
止させ、これを励起波長370nm、スリツト幅
5nm、螢光波長460nm、スリツト幅5nm、螢光波
長460nm、スリツト幅5nmで生ずるアミノメチル
クマリンを測定し、水解活性を求めた。 結果を第1表に示す。
【表】 (i) 各種蛋白分解酵素阻害剤の影響 本発明物質(100U/ml)またはウロキナーゼ
(100IU/ml)各々50μに、各種蛋白分解酵素阻
害剤の溶液50μと0.1M塩化ナトリウムを含む
0.05Mトリス塩酸緩衝液(pH8.0)300μを加
え、37℃で5分間反応を行う。次に、本発明物質
に対しては0.1mMのBoc−Phe−Ser−Arg−
MCA(ペプチド研究所)を、ウロキナーゼに対し
ては0.1mMのGIt−GIy−Arg−MCA(ペプチド
研究所)をそれぞれ100μ加え、37℃で60分間
反応させる。ついで20%酢酸0.5mlを加え、反応
を停止させ、これを励起波長370nm、スリツト幅
2nm、螢光波長460nm、スリツト幅2nmで生ずる
アミノメチルクマリンを測定し、水解活性を求め
た。 本発明物質およびウロキナーゼの活性を50%阻
害する蛋白分解酵素阻害剤の濃度(IC50)を求
め、その結果を第2表に示す。 また、セリンプロテアーゼの阻害剤であるジイ
ソプロピルフルオルリン酸(DFP)により、本
発明物質およびウロキナーゼは完全に阻害され
た。
【表】
【表】 (j) フイブリンによる活性増強 プラスミノーゲン(10CU/ml)溶液50μ、
検体50μ、0.1mM Boc−Val−Leu−Lys−
MCA100μおよびトロンビン(2U/ml)溶液
100μを順次、0.05%フイブリノーゲンを溶解し
た0.1M塩化ナトリウムを含む0.05Mトリス塩酸
緩衝液(pH7.5)200μに加え、25℃で1時間反
応させる。20%酢酸500μで反応を停止させ、
試験gと同様にして水解活性を求めた。なお、フ
イブリノーゲン無添加の場合と比較した。結果を
第3表に示す。
【表】 以上の各種性質から、本発明のプラスミノーゲ
ン・アクチベーターは、人尿あるいは腎細胞の組
織培養物由来のウロキナーゼとは異なる新規な物
質である。 次に、本発明プラスミノーゲンアクチベーター
の血栓溶解活性をチヤンドラー・ループ法
〔Quart.J.Exp.Physiol.46,1(1961)〕により測
定した。ウロキナーゼと比較した血栓溶解率を第
2図に示す。なお、血液はヒト新鮮血を用い血栓
形成時間は30分、血栓溶解時間は4時間で行なつ
た。また、第2図において、1は本発明物質、2
はウロキナーゼを示す。 この結果、本発明プラスミノーゲンアクチベー
ターの血栓溶解活性は、ウロキナーゼに比べて30
倍強力であることが確認された。 したがつて、本発明プラスミノーゲンアクチベ
ーターは、少量の投与で強力な血栓溶解効果が得
られる血栓溶解剤として極めて有用である。 本発明物質は、静脈内投与するのが好ましく、
投与量は患者の状態により異なるが、1日当り
200〜1000000単位の範囲で投与できる。静脈内投
与の方法としては、注射による投与が好ましく、
輸液等に溶解して投与することもできる。 参考例 1 ヒト胎児腎細胞を100mmプラスチツクデイツシ
ユに7×104cells/mlの密度で植え込み、37℃、
5%炭酸ガスを含む空気中で、成育培地として10
%ウシ胎児血清を含むメジウムMEMを10ml添加
し、充分増殖させた後、生理食塩水で洗浄し、血
清を含まない0.5%ラクトアルブミン水解物およ
び0.8%フマール酸を含むメジウム199から成る生
産培地20mlにおきかえる。7日間保持した後、新
鮮な生産培地と交換し、本発明物質を含む培養液
を回収する。 参考例 2 ヒト胎児肺細胞を500ml容スピナーフラスコに
105cells/mlの密度で2.5mg/ml濃度のサイドデツ
クスI(細胞培養用ビーズ担体、フアルマシア社
登録商標)と共に植え込み、37℃、5%炭酸ガス
を含む空気中で、成育培地として10%ウシ胎児血
清を含むメジウムMEMを300ml添加し、60rpm
の回転数で撹拌しながら懸濁培養する。8日間培
養し、細胞を充分増殖させた後、生理食塩水で細
胞が接着したビーズ担体を洗浄し、血清を含まな
い0.5%ラクトアルブミン水解物を含むメジウム
199 300mlにおきかえ、60rpmの回転数で撹拌し
ながら培養する。5日目毎に、この培地を交換し
ながら、本発明物質を含む培養液を回収する。 実施例 1 人胎児腎組織培養液4に硫安を300g/の
割合で加え、4℃下一晩放置する。生じた沈澱を
過で集め、1M塩化ナトリウムを含む1Mロダン
アンモニウム溶液で溶解する。得られた溶解液は
液量400ml、本発明物質の活性は21U/ml、比活
性は10U/A280であつた。これをフエニールセ
フアロースカラム(1×10cm)に吸着させた後、
エチレングリコールを50%程度まで濃度勾配法で
増加させ、本発明物質を溶出する。溶出液は液量
150ml、本発明物質の活性は52U/ml、比活性は
250U/A280であつた。 この溶出液は0.1%ツイン80を含む生理食塩水
で透析し、抗ウロキナーゼIg−Gセフアロースカ
ラムを通過させた後、アルギニンセフアロースカ
ラム(1.5×10cm)に連続的に吸着させる。0.1%
ツイン80を含む0.5M塩化ナトリウム溶液で充分
洗浄後、0.1%ツイン80を含む0.5Mアルギニン溶
液で本発明物質を溶出する。この溶液は、液量52
ml、本発明物質の活性は98U/ml、比活性は
3200U/A280であつた。 これを凍結乾燥で濃縮後、1.5M塩化ナトリウ
ム、0.1Mアルギニン、0.1MEDTAおよび0.1%ツ
イン80を含む0.01Mリン酸緩衝液(pH7.0)で平
衡化したセフアデツクスG−150のカラム(1.5×
100cm)でゲル過して活性のある部分を集める。
得られた溶液は液量15ml、本発明物質の活性は
270U/ml、比活性は12500U/A280であつた。 実施例 2 人胎児肺組織培養液1を抗ウロキナーゼIg−
Gセフアロースカラム通過後、フイブリンセフア
ロースカラム(1.5×10cm)に吸着させる。0.1%
ツイン80を含む0.5M塩化ナトリウム溶液で充分
洗浄後、0.1%ツイン80を含む0.5Mアルギニン溶
液で溶出し、本発明物質活性を有する部分の溶液
50mlを集める。この溶液の本発明物質の活性は
62U/ml、比活性は950U/A280であつた。この
溶液を0.1%ツイン80を含む生理食塩水に透析後、
コンカナバリンAセフアロースカラム(1×10
cm)に吸着させ、1M塩化ナトリウム、0.1%ツイ
ン80を含む0.01Mリン酸緩衝液(pH7.0)で洗浄
後、当該溶液から0.4Mメチルマンノシド、2Mロ
ダンアンモニウムおよび0.1%ツイン80を含む
0.01Mリン酸緩衝液(pH7.0)まで直線的に濃度
を変え、本発明物質を溶出する。得られた溶液は
液量25ml、本発明物質の活性は98U/ml、比活性
は5500U/A280であつた。透析後、限外過で
濃縮し、セフアデツクスG−150でゲル過して
活性を有する部分を15ml回収した。活性は
135U/ml、比活性は12500U/A280であつた。 実施例 3 人胎児腎、人胎児肺組織以外の組織由来の細胞
を培養して得られた培養液各1を、実施例2に
示した方法と同じ方法で精製を行なつた結果を第
4表に示す。
【表】 実施例 4 精製した本発明物質(1mg)のフロイントのコ
ンプリートアジユバントに混ぜ、家兎に注射して
得られる本発明物質に対する特異抗血清をプロテ
インAセフアロースCL4Bカラムで精製して、抗
本発明物質のIg−Gを分取する。このIg−Gを
CNBr−活性化セフアロース4Bにゲル1ml当り
1mgの割合で結合し、Ig−Gセフアロースを作製
する。 腎組織培養液3を抗本発明物質のIg−Gセフ
アロースカラム(2×5cm)に吸着させ、生理食
塩水で充分洗浄後、0.2Mグリシン塩酸緩衝液
(pH2.5)で溶出する。溶出液は直ちにpHを中性
付近に上げた後、活性を測定し、液量200ml、活
性30U/ml、比活性500U/A280の溶液を得る。
この液をフイブリンセフアロースカラム(1×5
cm)に吸着後、0.5M塩化ナトリウム溶液で充分
洗浄し、1.5M KSCNで溶出する。溶出液は20
ml、活性130U/ml、比活性6000U/A280であつ
た。 製剤例 1 本発明物質 24000単位 精製ゼラチン 20mg マンニトール 100mg 塩化ナトリウム 7.8mg リン酸ナトリウム 15.4mg 上記成分を注射用蒸留水2mlに溶解し、無菌バ
イアルに入れ、−30℃〜−40℃で2時間予備凍結
し、−30℃〜+20℃、真空度0.05〜0.1Torrで35時
間、一次乾燥し、次いで30℃、真空度0.01〜
0.05Torrで5時間、二次乾燥して、注射用バイ
アルを製造した。 このものは、用時生理食塩水もしくはブドウ糖
注射液500mlに溶解して点滴静注する。 製剤例 2 本発明物質 6000単位 アルブミン 5mg マンニトール 25mg 塩化ナトリウム 1.95mg リン酸ナトリウム 3.85mg 上記成分にて、製剤例1と同様にして注射用バ
イアルを製造した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明物質の至適pH域を示すグラフ
であり、第2図はウロキナーゼおよび本発明物質
の濃度と血栓溶解率の関係を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 人の正常組織由来細胞の組織培養液より採取
    した、下記の性質を有するプラスミノーゲン・ア
    クチベーター。 (a) 分子量:50000〜80000 (b) 等電点:7.0〜8.5 (c) フイブリンに対する親和性:あり (d) コンカナバリンAに対する親和性:あり (e) 至適pH:7.0〜9.5 (f) 安定性:60℃、10時間で失活せず、pH2〜
    3、98℃、1分間で約5%失活、また、1.6M
    KSCN含有0.01Mリン酸緩衝液(pH7.5)中の
    蛋白濃度20.7μg/mlの凍結融解で9%失活 (g) 抗ウロキナーゼ抗体への結合(交叉反応)
    性:なし 2 人の正常組織由来細胞の組織培養液よりプラ
    スミノーゲン・アクチベーターを含む画分を分取
    し、これを精製することを特徴とする下記の性質
    を有するプラスミノーゲン・アクチベーターの製
    法。 (a) 分子量:50000〜80000 (b) 等電点:7.0〜8.5 (c) フイブリンに対する親和性:あり (d) コンカナバリンAに対する親和性:あり (e) 至適pH:7.0〜9.5 (f) 安定性:60℃、10時間で失活せず、pH2〜
    3、98℃、1分間で約5%失活、また、1.6M
    KSCN含有0.01Mリン酸緩衝液(pH7.5)中の
    蛋白濃度20.7μg/mlの凍結融解で9%失活 (g) 抗ウロキナーゼ抗体への結合(交叉反応)
    性:なし 3 人の正常組織由来細胞の組織培養液より採取
    した、下記の性質を有するプラスミノーゲン・ア
    クチベーターを有効成分として含有する血栓溶解
    剤。 (a) 分子量:50000〜80000 (b) 等電点:7.0〜8.5 (c) フイブリンに対する親和性:あり (d) コンカナバリンAに対する親和性:あり (e) 至適pH:7.0〜9.5 (f) 安定性:60℃、10時間で失活せず、pH2〜
    3、98℃、1分間で約5%失活、また、1.6M
    KSCN含有0.01Mリン酸緩衝液(pH7.5)中の
    蛋白濃度20.7μg/mlの凍結融解で9%失活 (g) 抗ウロキナーゼ抗体への結合(交叉反応)
    性:なし
JP57133633A 1982-08-02 1982-08-02 新規なプラスミノ−ゲン・アクチベ−タ−およびその製法ならびにこれを含有する薬剤 Granted JPS5951220A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57133633A JPS5951220A (ja) 1982-08-02 1982-08-02 新規なプラスミノ−ゲン・アクチベ−タ−およびその製法ならびにこれを含有する薬剤
DE8383107531T DE3374417D1 (en) 1982-08-02 1983-07-30 Novel purified plasminogen activator, process for its production and thrombolytic composition containing it
EP83107531A EP0100982B2 (en) 1982-08-02 1983-07-30 Novel purified plasminogen activator, process for its production and thrombolytic composition containing it
ES524652A ES524652A0 (es) 1982-08-02 1983-08-01 Un procedimiento para producir un activador de plasminogeno purificado.
US06/519,347 US4505893A (en) 1982-08-02 1983-08-01 Purified plasminogen activator, process for its production and thrombolytic composition containing it
CA000433716A CA1209940A (en) 1982-08-02 1983-08-02 Purified plasminogen activator, process for its production and thrombolytic composition containing it

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57133633A JPS5951220A (ja) 1982-08-02 1982-08-02 新規なプラスミノ−ゲン・アクチベ−タ−およびその製法ならびにこれを含有する薬剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5951220A JPS5951220A (ja) 1984-03-24
JPH0357749B2 true JPH0357749B2 (ja) 1991-09-03

Family

ID=15109380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57133633A Granted JPS5951220A (ja) 1982-08-02 1982-08-02 新規なプラスミノ−ゲン・アクチベ−タ−およびその製法ならびにこれを含有する薬剤

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4505893A (ja)
EP (1) EP0100982B2 (ja)
JP (1) JPS5951220A (ja)
CA (1) CA1209940A (ja)
DE (1) DE3374417D1 (ja)
ES (1) ES524652A0 (ja)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ZA831399B (en) * 1982-03-05 1984-02-29 Health Lab Service Board New fibrinolytic enzymes and methods for their production and pharmaceutical compositions containing them
GT198302091A (es) * 1982-05-05 1984-10-25 Activador de plasminogeno de tejido humano a),b),c).
FI831484L (fi) 1982-05-05 1983-11-06 Genentech Inc Plasminogen aktivator foer maenskovaevnad
US4766075A (en) * 1982-07-14 1988-08-23 Genentech, Inc. Human tissue plasminogen activator
US6001355A (en) * 1982-12-14 1999-12-14 Dowdle; Eugene Bernard Davey Pro-tPA for the treatment of thrombosis, embolism and related conditions
JPS59196824A (ja) * 1983-04-21 1984-11-08 Kowa Co 吸着防止剤
EP0151996B1 (en) * 1984-01-30 1991-04-03 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Process for the preparation of a double-chain plasminogen activator
JPS60158115A (ja) * 1984-01-30 1985-08-19 Meiji Milk Prod Co Ltd プラズミノーゲンアクチベーターの製造法
DE3584902D1 (de) * 1984-02-29 1992-01-30 Asahi Chemical Ind Waessrige loesung eines darin in erhoehter konzentration aufgeloesten gewebe-plasminogen-aktivators und herstellungsverfahren.
US4757005A (en) * 1984-04-19 1988-07-12 Miles Inc. Method and cell line for obtaining plasminogen activators
US4550080A (en) * 1984-06-05 1985-10-29 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Process for the preparation of a plasminogen activator
EP0163751B1 (en) * 1984-06-05 1989-09-20 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Process for the preparation of a plasminogen activator
US4753879A (en) * 1984-08-27 1988-06-28 Biogen N.V. Modified tissue plasminogen activators
JPS61176600A (ja) * 1985-01-31 1986-08-08 Asahi Chem Ind Co Ltd 人正常細胞由来の新規な組織型プラスミノ−ゲンアクチベ−タ−に対するモノクロナル抗体
EP0190711B1 (en) * 1985-02-07 1989-04-26 Kowa Company, Ltd. Monoclonal antibodies to tissue plasminogen activator derived from human normal cells
JPS61221128A (ja) * 1985-03-26 1986-10-01 Snow Brand Milk Prod Co Ltd プラスミノ−ゲン活性化因子に対するモノクロ−ナル抗体とその調製方法及び該モノクロ−ナル抗体の使用方法
DE3512910A1 (de) * 1985-04-11 1986-10-16 Behringwerke Ag, 3550 Marburg Verfahren zur reinigung von plasminogenaktivatoren
US4929444A (en) * 1985-05-28 1990-05-29 Burroughs Wellcome Co. Low pH pharmaceutical formulation containing t-PA
NL8601354A (nl) * 1985-05-28 1986-12-16 Wellcome Found Nieuwe samenstelling.
US4889808A (en) * 1985-10-01 1989-12-26 American Home Products Method of enchancing t-PA and SCU-PA production
JPH0672105B2 (ja) * 1985-10-02 1994-09-14 持田製薬株式会社 血栓溶解剤及びその製法
NL8503097A (nl) * 1985-11-11 1987-06-01 Leuven Res & Dev Vzw Geneesmiddel met thrombolytische werking.
US5034225A (en) * 1985-12-17 1991-07-23 Genentech Inc. Stabilized human tissue plasminogen activator compositions
US4851517A (en) * 1986-02-26 1989-07-25 Monsanto Company Tissue plasminogen activator oligosaccharide from normal human colon cells
US4751084A (en) * 1986-02-26 1988-06-14 Monsanto Company Tissue plasminogen activator from normal human colon cells
US5132214A (en) * 1986-04-09 1992-07-21 Monsanto Company Large scale production of plasminogen activator from normal human colon cells
US4927630A (en) * 1986-02-26 1990-05-22 Monsanto Company Tissue plasminogen activator from normal human colon cells
US4976959A (en) * 1986-05-12 1990-12-11 Burroughs Wellcome Co. T-PA and SOD in limiting tissue damage
IL82746A (en) * 1986-06-06 1994-10-07 Genentech Inc A process for producing a biologically active tissue plasminogen activator
JPH0789951B2 (ja) * 1986-06-18 1995-10-04 財団法人阪大微生物病研究会 遺伝子発現産物の精製法
US4857320A (en) * 1987-02-19 1989-08-15 Monsanto Company Method of enhancing the solubility of tissue plasminogen activator
US4929560A (en) * 1988-02-03 1990-05-29 Damon Biotech, Inc. Recovery of tissue plasminogen activator
US5997856A (en) * 1988-10-05 1999-12-07 Chiron Corporation Method and compositions for solubilization and stabilization of polypeptides, especially proteins
US4980165A (en) * 1989-01-27 1990-12-25 Genetics Institute, Inc. Pharmaceutical formulations of plasminogen activator proteins
DE3942141A1 (de) * 1989-12-20 1991-06-27 Boehringer Mannheim Gmbh K2p pro-stabilisierung
DE3942143A1 (de) * 1989-12-20 1991-06-27 Boehringer Mannheim Gmbh T-pa pro stabilisierung
US5889293A (en) * 1997-04-04 1999-03-30 International Business Machines Corporation Electrical contact to buried SOI structures
GB9907553D0 (en) * 1999-04-01 1999-05-26 Cantab Pharma Res Purification of biological preparations
US20090130714A1 (en) * 2007-09-24 2009-05-21 Reliance Life Sciences Pvt.Ltd. Process for purifying recombinanat tissue plasminogen activator (TPA)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728009A (en) * 1980-06-11 1982-02-15 Leuven Res & Dev Vzw Novel plasminogen activator and drug having thrombosis dissolving activity
JPS5865219A (ja) * 1981-07-15 1983-04-18 イエダ・リサ−チ・アンド・デベロツプメント・コンパニ−・リミテツド プラスミノ−ゲン賦活体の製造法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3015699C2 (de) * 1979-04-26 1982-07-15 Asahi Kasei Kogyo K.K., Osaka Herstellung eines Plasminogen-Aktivators
AU6642281A (en) * 1979-11-13 1981-06-03 Husain, S.S. Isolation of plasminogen activators useful as therapeutic anddiagnostic agents

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728009A (en) * 1980-06-11 1982-02-15 Leuven Res & Dev Vzw Novel plasminogen activator and drug having thrombosis dissolving activity
JPS5865219A (ja) * 1981-07-15 1983-04-18 イエダ・リサ−チ・アンド・デベロツプメント・コンパニ−・リミテツド プラスミノ−ゲン賦活体の製造法

Also Published As

Publication number Publication date
ES8505405A1 (es) 1985-05-16
JPS5951220A (ja) 1984-03-24
ES524652A0 (es) 1985-05-16
CA1209940A (en) 1986-08-19
EP0100982B2 (en) 1991-05-29
EP0100982A3 (en) 1984-07-25
DE3374417D1 (en) 1987-12-17
EP0100982A2 (en) 1984-02-22
US4505893A (en) 1985-03-19
EP0100982B1 (en) 1987-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0357749B2 (ja)
US4552760A (en) Method for stabilizing tissue plasminogen activator and a stable aqueous solution or powder containing the same
US5288489A (en) Fibrinolysis and fibrinogenolysis treatment
EP0156169B1 (en) An aqueous solution of a tissue plasminogen activator dissolved therein at an increased concentration and a method
JPH07503454A (ja) プラズミンによる線維素溶解および線維素原溶解治療
US5004609A (en) Fibrinophilic urokinase complex
EP0151996B1 (en) Process for the preparation of a double-chain plasminogen activator
JPS6360938A (ja) 修飾組織型プラスミノ−ゲン活性化因子およびその製造方法
JPS59118717A (ja) プラスミノーゲン活性化剤
US20060147441A1 (en) Plasminogen fragment having activity to inhibit tumor metastasis and growth and process for preparing same technical field
JPH0521551B2 (ja)
JPS60181028A (ja) 組織プラスミノ−ゲン・アクチベ−タ−の溶解補助法
JP2001518933A (ja) 血管障害の治療方法
JPS60184026A (ja) 組織プラスミノ−ゲン・アクチベ−タ−の溶解補助方法
JPH0527607B2 (ja)
JPS6062981A (ja) 線維素溶解酵素
JPS60158116A (ja) 新規なプラスミノ−ゲン・アクチベ−タ−およびその製法ならびにこれを含有する薬剤
JPH0369332B2 (ja)
JP3806471B2 (ja) 腫瘍転移増殖抑制効果を有するプラスミノーゲン断片および該断片の調製方法
JPH0625011A (ja) ヒト尿性トリプシンインヒビター含有液状製剤及びその製造方法
JPS60174727A (ja) 新規なプラスミノ−ゲン・アクチベ−タ−の安定化方法