JPH07503454A - プラズミンによる線維素溶解および線維素原溶解治療 - Google Patents

プラズミンによる線維素溶解および線維素原溶解治療

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JPH07503454A JP5507659A JP50765993A JPH07503454A JP H07503454 A JPH07503454 A JP H07503454A JP 5507659 A JP5507659 A JP 5507659A JP 50765993 A JP50765993 A JP 50765993A JP H07503454 A JPH07503454 A JP H07503454A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 名称 プラスミンによる線維素溶解および線維素原溶解治療この発明は、血液凝 血障害などの治療および予防に関するものである。
発期の背景 血栓塞栓症、すなわち、血液の塊りによる血管の閉塞は、多数の成人者を冒し、 死因となるものである。多くの自発的に進行する血管閉塞症などは、トロンビ( Thro■bl)としても知られている脈管内に血液の塊りが形成されることに よるものである。血液の塊りの小さな片、塞栓が血の塊りから分離し、循環系内 を動いて離れた器官に定着し、新たな血の塊りが形成される。心臓発作、卒中、 レナル(renal 、腎性)および肺動脈梗塞は、よく知られた血栓塞栓現象 の結果である。
血液の塊りは、プロティン分子のゲル化されたネットワークであり、その内部に 循環する血液細胞、血小板および血漿蛋白質がとじこめられている。血液の塊り の主要なプロティン成分は、線維素であり、これは、血液のかたまり中に比較的 溶解しないネットワークを形成する。蛋白質分解酵素、特に、線維素溶解酵素が 血管閉塞を溶解させるために用いられており、これは、線維素マトリックスを崩 壊させれば、血液のかたまりが溶けるからである。血液に高濃度で存在する可溶 性の線維素原がトロンビンの作用で不溶性の線維素に転換されたときに、血液の かたまりが形成される。線維素溶解酵素は、血液のかたまりの線維素マトリック スを溶解し、線維素溶解酵素が線維素プレカーサ線維素原を消化する。
脈管内面液かたまりは、その出現後、線維素を溶解できる酵素(線維素溶解酵素 )により除去することができる;そして、血液のかたまりが発生する可能性は、 線維素原を分解する酵素(線維素原溶解酵素)を用いて、循環する線維素原の濃 度を低下させることで減少させることができる。
天然の線維素溶解および線維素原溶解酵素であるプラスミンは、人間の循環系に おいては、比較的不安定であり、したがって、主として、より安定の不活性の形 態、プラスミノジエンの状態で循環する。プラスミノジエンをプラスミンへの活 性化は、単一のアルギニル基−バリン結合の分割により生じ、プラスミノジエン 活性剤により触媒化される。ウロキナーゼおよび組織プラスミノジエン活性剤が アルギニル基−バリン結合をダイレクトに分割することでプラスミノジエンを活 性化する。ストレプトキナーゼとスタフィロキナーゼがバクテリアオリジンのプ ラスミノジエン活性体であり、プラスミノジエンとの錯体を形成することで間接 的にプラスミノジエンを活性化する;このストレプトキナーゼ−プラスミノジエ ン錯体は、プラスミノジエン活性体として挙動し、アルギニル基−バリン結合を 分割することによって他のプラスミノジエン分子を活性化する。
血栓塞栓症治療は、プラスミノジエン活性体の投与、例えば、プラスミノジエン 単独の脈管内への直接注射、プラスミノジエン活性体がエクスヴイヴオで添加さ れた患者の血漿の再注入、前もってストレプトキナーゼと混合された血漿蛋白質 の注射、または、ストレプトキナーゼに関連して添加されたリジンで安定化され た豚プラズミンの調剤の注射を含む。
血栓症の危険を減らすことに目的をおいた線維素原溶解治療は、線維素原を崩壊 する蛇毒、例えば、アングキストロドン・ロードストマの注射を含む。
発肌Ω!ム 発明は、人間または哨乳類ブラズミンまたはミニプラスミンまたはミクロプラス ミンを該プラスミンが線維素溶解する/線維素原溶解する活性形態の状態で、活 性プラスミンが循環線維素原レベルを減少させるに少なくとも充分な患者の血液 の流れにおける濃度に達することができる充分な量と時間にわたり、患者の身体 に腸管外導入することを含む線維素溶解または線維素原溶解治療を特徴とする。
好ましい実施例においては、活性プラスミンの量と療法の期間とにより、活性プ ラスミンは脈管内の血液のかたまりの部位あたりに集中し血液のかたまりを溶解 するに十分なものとなる。さらに、または、択一的に、活性プラスミンの量と療 法の期間とにより、活性プラスミンは血液かたまりの形成を阻止するに十分なレ ートで循環する線維素原を消化するに十分な濃度に達する。
好ましい実施例においては、線維素溶解する/線維素原溶解する不活性プラスミ ノジエン、または、その活性類似物の一つまたは混合物は、線維素溶解する/線 維素原溶解する活性プラスミン、または、相当する類似物に、人間の身体に薬剤 を導入する間、肉体外で(例えば、身体の外部)好ましくは、身体に包含され、 不動態化されたプラスミノジエン活性体、例えば、ウロキナーゼまたは組織プラ スミノジエンまたはそれらの活性類似物に曝すことで転換される。好ましくは、 プラズミノジェンアクチベータは、例えば、ポーラスなポリマー膜体、例えば、 ナイロンであるようなマトリックスに共宵結合されたものである。
このなかで用いているように、”身体に包含された”プラスミノジエン活性体は 、該活性体が不溶性化され、とらえられ、または、カプセルに入れられたもので あることを意味し;”不動態化されたプラスミノジエン活性体”は、該ブラズミ ノジェンアクチベータがマトリックス結合、担体結合またはサポート結合された ものであることを意味し;”身体的に包含された”または”不動態化”プラズミ ノジェンアクチベータは、活性プラスミンを身体内へ伴うことを阻止されており ;薬剤の”腸管外導入”は、該薬剤が胃腸管を経由しない他の手段、例えば、脈 管内、動脈内、腹腔内、皮下、眼内からまたは吸入により身体へ導入されること を意味する;”身体外部からの”投与は、患者の身体の外部ポイントからを意味 する;そして、′実質的に一致する”とは、薬剤を患者の身体へ導入すると同じ 時、または、直前のプロセスのいづれをも意味する。プロドラッグをドラッグへ コンバートするときと、ドラッグを患者へ導入するときとの間の時間は、代表的 には、10分間の間、好ましくは、5分間、最も好ましくは、1分間以下である 。用語”直前”とは、プロドラッグをドラッグへコンバートし、患者へドラッグ を導入することが、その間の時間の間、活性薬剤が少なくとも80%、好ましく は、90〜99%の活性を保つような時間に十分近づいているものであることを 意味する。好ましくは、この発明により作られた人間のプラスミンは、プラスミ ンサンプルにプラスミノジエンが存在していることを除いて、血液のかたまりを 溶解する能力に干渉する要素を実質的にもたないものである。
この中で用いているように、′血液のかたまりの溶解9は、血液のかたまりの部 分的または完全な溶解を指す。この中で用いているように、′ミニ−プラスミン ”または”ミニ−プラスミノジエン”は、分子の酵素の(即ち、触媒作用の)領 域に加えて、単一のクリングル(krlngle )を含むプラスミンまたはプ ラスミノジエンの形態を指す;”ミクロ−プラスミン”または”ミクロ−プラス ミノジエン”は、すべての5つのクリングルとアミノ末端領域(即ち、第1のク リングルにまさる)を欠くプラスミンまたはプラスミノジエンの先端をきった形 態を指す;”哨乳類”プラスミンは、人間と非人間プラスミンの両者を指し、非 人間フォルムは、限定するものではないが、うし属の動物、豚または羊プラズミ ンを含む。
他の好ましい実施例においては、線維素溶解する/線維素原溶解する不活性プラ スミノジエン、または、その不活性類似物は、除去がプラスミン再活性を結果す る、活性薬剤のインヒビターおよび/または安定剤を除去できる物質にさらすこ とによって活性プラスミンまたは、その類似物へ身体外で転換される。該抑制因 子は、好ましくは、ラウリル硫酸塩または類似の疏水性アニオンまたはカチオン を含み、これらは、プラスミンの酵素活性度をリバーシブリーに抑制する。
抑制因子除去物質は、吸着性マトリックスまたはイオン交換樹脂を含む。
プラスミノジエンまたはプラスミンの類似物は、限定されないが、グルー。
溶解−9または、ミニ−またはミクロ−プラスミンまたはプラスミノジエンまた はプラスミンまたはそれらの先端が切られたフォルムと少なくとも70%の相同 関係をもち、いづれの分子の酵素特性を有するアミノ酸シーケンスである。プラ スミノジエンは、精製された天然プラスミノジエンであっても、または、化学的 に合成されたもの、またはりコンビナンドDNAから抽出されたものであっても よい。一般的にいって、発明は、それが天然形態のもの、トランケートされたも の、または、プラスミンの類似物であっても、使用されるプラスミン活性物質の タイプについて限定されるものではなく、発明の目的には、マテリアルの点に付 き、そのような全ての形態が用語”プラスミン”に含まれるべきものとされる。
ウロキナーゼの類似物または組織プラズミノジェンアクチベータは、プラスミノ ジエン活性化活性度を有する分子を結果するアミノ酸挿入体、置換体または削除 体ををするプロティンを含む;そのような類似物は、これらの分子の切断された 形態を含む。
発明の他のアスペクトは、アニオン基、好ましくは、硫酸塩のようなアニオン基 を含む硫黄、第四級アンモニウムのようなカチオン基または両者にりンクされた 約8から約20の炭素原子をもつ分岐または直鎖アルキル基からなる疏水性イオ ンを含む安定した酵素的に不活性のプラスミン組成物を特徴とする。現在好まし い疏水性イオンは、ラウリル硫酸塩イオン類である。これらの組成物は、例えば 、適当なイオン交換媒体によるイオンの除去に反応する能力を特徴とする。
発明による線維素溶解または線維素原溶解療法は、関連した器官梗塞を伴う、又 は、伴わない心臓発作、脳卒中および血栓塞栓性血管閉塞の治療または予防にを 効である。例えば、進行性血液凝固の危険が増大する糖尿病患者または化膿性血 栓性静脈炎の危険が増大している経口避妊薬を用いている妊婦または女性に対し ての血栓の進行の危険も、この発明により減少させることができる。この発明に よる線維素溶解療法に必要なプラズミノジェンアクチベータの量は、血液ノかた まりを溶解させるプラズミノジェンアクチベータ注射療法に必要な量のごく僅か なものであって、この少量のものは、何回にも使用できる。さらに、プラズミノ ジェンアクチベータは、治療の間、体外に留まるから、プラズミノジェンアクチ ベータが循環系統で通常受ける急速な生理的入れ代わりから逃れる;同様に、患 者の免疫システムとの接触をも避けるもので、かくして患者は、それに対する免 疫反応にのらない。したがって、発明により使用されるプラズミノジェンアクチ ベータは、人間ならびに非人間ソースから得られるものである。
したがって、発明による人間活性プラスミンの投与は、簡単で、経済的で、個々 の患者のニーズに適合するものであり、それら自体、例えば、免疫反応といった 望ましくない副作用をもつ異種のプロティンまたはドラッグの使用を必要としな い。哨乳類ミニ−またはミクロ−プラスミンの投与もまた、これらの利点を存し 、これらの分子のトランケートされた形態により、患者に投与されたとき、見逃 せない免疫反応を潜在的に生じない。非人間ソースのトランケートされたプラス ミンの投与は、この発明により達成でき、これは、これらのトランケートされた プラスミンの形態のものがプラスミン分子の1/3以上小さいもの(即ち、活性 領域)を含み、そして、従って、反応する人間免疫システムに対し異種のエピト ープを提供することが稀であると思われるからである。
この発明による血栓塞栓症の療法は、短期間の治療が必要な急性場面(エピソー ド)、または、より長い継続した、または、断続的な治療に適している。体内へ ドラッグを導入するのに関連する薬学的変数、例えば、プラズミノジェンアクチ ベータの抑制または不活性のレートまたは循環からプラズミノジェンアクチベー タの除去のレートは、プラズミノジェンアクチベータが体外に留まることにより 、血栓崩壊療法で役割を果たさない。さらに、個々の患者の要求には、プラスミ ンの循環するインヒビターの量のような個々のファクターに調節されている正確 なプラスミンの量を患者に服用させることで適応させることができる。
治療の過程は、必要に応じて、例えば、持続の治療期間にわたり、循環するイン ヒビターのレベルを反復して評価することによりモニターすることができ、これ によって治療のダイナミックな調節が行える。プラズミノジェンアクチベータの 注射をベースとする治療においては、患者のプラスミノジェンの大部分が消費さ れ、これによって、治療の程度、持続期間および頻度が制限される。この発明に よる療法においては、患者のプラスミノジェンは、放出されず、使用可能に留ま る;プラスミノジェンとアクチペータ両者の体外貯留器に制限無く、拘束されな いフリケンシーとデュレーシロンの治療が行える。
図工酩j伯ぜ石り邑 図1は、膜状体結合酵素の存在下での二つの異なるサブストレートの加水分解を 示すグラフである。
図2は、膜状体結合ウロキナーゼのミニ−プラスミノジエンのSDSポリアクリ ルアミドゲルである。
図3は、犬の放射性血液かたまりの上においたモニターから記録された放射能レ ベルのグラフである。
記述 例えば、心臓発作、脳卒中、腎臓または肺梗塞にかかった人、または、進行性血 管障害のリスクの高い状態にあるとき、または、末梢血管疾患のような血管障害 に罹病した患者は、体外活性化または再活性化プラスミンを患者に投与すること で、この発明により治療される。プラスミノジェンの体外活性化は、例えば、ポ ーラスな膜状体のような大きな面領域をもつマトリックスにプラスミノジェンア クチベータを不動態化し、その自然の形態またはトランケートした形態のヒトの プラスミノジエン溶液を該膜状体に散布することで達成できる。該膜状体は、注 射部位近くのデバイスにマウントされる。プラスミノジェンは、膜状体を通過し ながら不動態化されたブラズミノジェンアクチベータに出会って活性化され、形 成されたプラスミンは、直ちに血流中に入る。
この発明は、線維素溶解および線維素原溶解療法が患者の自己消化に対する強か な不安定性と性癖に関係無く、活性形態のプラスミンを直接に注入することで効 果的に、コントロール可能に行えることを実現させることに主として基づくもの である。広く言えば、これは、安定化されたプラスミン製剤を処理して安定化部 分を除くか、または、プラスミノジェンのようなプラスミンブレカーサから活性 プラスミンを非経口注入の直前に触媒的に、または、他の手段で作ることによっ て達成される。治療部位において注入可能な活性プラスミンを作る手段は、それ 自体、請求の範囲に述べられている点を除き、この発明のアスペクトを含むもの ではない。この発明を遂行する現在の好ましいデバイスは、ここに記載されてい て、当業者にとり作ることが可能で、この発明のプロセスを使用することが可能 である。この発明における使用に適した装置の詳細については、この出願と同時 に出願された併願出願番号(代理人整理番号第E1184/3)を参照されたく 、それの記述は、参考記述として、ここに組み入れる。
上記したように、精製されたプラスミンは、プロテアーゼを受容し、自己消化の 傾向があることにより化学的に不安定である。ある種の疏水性イオンがプラスミ ンの自己分解活性を抑制するという知見がこの発明に含まれている。ラウリル硫 酸塩イオンが、プロティン濃度に基づき、0.05%に等しいか、または、それ よりも大きな量で存在するとき、プラスミンのインヒビターである。同効作用を 有し、簡単に分離できる他の疏水性アニオンまたはカチオンは、サルコシル、デ オキシクロレート、およびセチルトリメチル・アンモニウム・ハロゲン化物であ る。一般的に、使用な疏水性イオンは、硫酸塩、スルフォン酸塩、燐酸塩、また は第四級アンモニウムのような一つ、または、それ以上のイオン基に付着した8 〜20炭素原子を有する成分を含む。かくして、また発明は、例えば、プラスミ ン混合体のような不活性プラスミンの体外再活性化を含み、ラウリル硫酸塩のよ うなプラスミンのリバーシブルインヒビターは、例えば、イオン交換樹脂を用い て、プラスミン注入の直前に該インヒビターを除去することで体外活性化される 。
不動態化プラズミノジェンアクチベー夕とサブストレートプラズミノジェンまた はサブストレート誘導体の調製、不活性プラスミンの安定した混合体の調製、不 活性プラスミンの再活性および精製活性プラスミンの直接注入による生体内での 線維素溶解療法を含めて、発明による線維素溶解および線維素原溶解療法を以下 に述べる。
1 −プラズンノジ ンア ベー の−1不導体化されたプラズミノジェンアク チベータは、平均孔径が1〜3μのナイロン膜状体からなる支持体(Pail  Corporation、Glen Cove、NY)を用いて調製された。そ の好ましい態様においては、そのような膜状体は、高密度の置換されていないカ ルボン酸塩基CPa11.No、BNPC■5またはBNNCH5)を受け、プ ロティンを固定させる化学的変異の開始点として作用する。
ナイロン膜状体シートは、好みの径のディスク形状に切断され、次のように誘導 化処理される。水中に0.5Mスペルミン・テトラハイドロクロライドの溶液に NaOHを注意深く加えてpHを7.0〜7.1にする;別途に、水溶性カルボ ダイイミド溶液、好ましくは、1−エチル−3−(3ジメチルアミノプロピル) カルボダイイミド・ハイドロクロライド(EDAC)(これもまた水に対し0. 5M)に希釈塩酸を添加してpH5,0〜5.05にする;これら二つの溶液を 等量で混合し、膜状体ディスクを該混合液に浸し、室温で夜通し培養する。
該ディスクは、最初、蒸留水で十分に洗浄し、ついで、1.0MのN a HC Oaで十分に洗浄される。ついで、該ディスクをソリッドの細かく砕いた無水こ はく酸(ディスク表面にcm”当たり500Mg)でパックし、充分なジポタシ ウム・ハイドロジエン・ホスペード(0,5M)を添加して、ディスクと無水こ はく酸とを完全に洗浄する(約0.3〜0.5ml/cm2ディスク面領域)。
反応が夜通し室温で行われる。小さなサンプルディスクが処理された膜状体の横 に組み込まれ、残渣なしのアミノ基の存在テストがなされる。このこはく酸処理 は、必要に応じて繰り返すことができる。こは(酸処理されたディスクは、析出 されたこはく酸塩がないようにリンスされ、まずNaHCOs (0,5〜1  、OM)で吸引状態で洗浄され、ついで水で洗浄され、乾燥される。該ディスク は、特性に変化無しに数か月室温貯蔵できる。
乾燥された膜状体フィルターディスクは、ホルダーに取り付けられ、確実にクラ ンプされて、ディスク面への散布可能とされ、アッセンブリー全体を螺動ポンプ により駆動される回路に組込み、該回路中でディスクに対し、プアーな第三級ブ タノールに両者とも50mMのN−ハイドロキシサクシニミドおよびEDAC溶 液を少なくとも1時間にわたり30”C以下で散布する。散布の終わりに当たり 、マウントされたディスクに対し、室温で1mHのHCIが短く散布され、吸い 取られ、数分間にわたり冷蒸留水中でぐるぐる回され、ついで、該ディスクは、 0.5%のデタージェントTr i tonX−100が混入された水で事前に リンスされている、膜状体ディスクに丁度合う径の浅い皿におかれる。カルボン 酸塩基は、今や、プロティン結合のため活性化されたものである。
高度に精製されたヒトの尿ウロキナーゼは、次のようにして、活性化直後に膜状 体ディスクに結合される。例えば、Wlnklnase (Wlnthrop  Laboratories。
Dlvlslon of Sterling Drug、Inc、、New Y orkJY)またはUkldan(Serano、 Aub盾獅獅■ 、 5vltzerland)のようなフリーズトドライされたウロキナーゼを 濃度がm1当たり4〜5mg、1)H7,0〜7.4、HEPES 10mMに 溶かす。充分な溶液を小さな浅い皿にピペットで移し、活性化された膜状体に、 例えば、膜状体1cm2当たり15〜20μlのように完全に含浸させる。トー タルで約400μgまたは1.2mgのウロキナーゼが直径がそれぞれ25mm または47mmの膜状体への含浸に使用される。該膜状体をウロキナーゼ溶液に 浸漬けした後、両皿をシールし、好ましくは、軽く揺動攪拌される、4″Cの湿 気室で14〜16時間にわたり培養される。結合された膜状体は、ポリプロピレ ンチューブ内で低速遠心分離により1mM0)HCIでリンスされ、リンス液体 は、回収され、残渣の培養媒体とともにプールされ、膜状体と結合していない残 りのウロキナーゼのために分析される。
七 −ウロキ −ゼのアーセイ 膜状体に結合した酵素は、小さく、合成のもの、または、マクロ分子プロティン 基質(プラグミノジェン)のいずれかの基質(サブストレート)を膜状体を介し てポンピングによって分析される;前者は、活性酵素結合を測定し、後者はプラ スミノジエン析出物における膜状体の触媒キャパシティを評価する。分析される 膜状体は、螺動ポンプに接続されたフィルターホルダー(例えば、Mllllp ore Nos、5XOOO250Gおよび5XOO04700、それぞれの直 径が25mm、47mmのもの)に取り付けられる。温度コントロールは、基質 貯留器と接続チューブを温度が規制された浴に浸漬けすることで行われる。基質 溶液は、膜状体または、例えば、流れが11整除数になっている直列にアッセン ブリーされたいくつかの膜状体を介してポンピングされる。基質溶液と比較した 流れの吸光度変化がプロダクトの濃度を示し、これは、フローレートをかけるこ とで、小さな基質に対しての単位時間当たりのモルで活性度を表す;Kabl  S−2251を使用するプラズミンアッセイは、プラグミノジェン活性化レート の評価に用いられる。フリー溶液における酵素アクティビティの測定から得られ た見掛は値Kcatにより、プロダクトフォーメーションの観察レートから活性 結合酵素を簡単に評価できる。実際には、結合された酵素アクティビティのアッ セイは、10%以下の小さな基質を加水分解させた散布液の条件でなされるべき ものである;10〜15m1/cm2/hのフローレートで基質加水分解の最大 見掛はレートが与えられる。
Trls−8C1バツフy (0,1M、pH8,8)に溶解された小さな基質 は、TAME(トシル−L−アルギニン・メチルエステルtosyl−L−ar ginine methylester、 10mM)か、Kabl S−21 60(N−ベンゾイル−phe −val −arg −11−二) aアニラ イド、0.2mM)のいずれかである。TAMEの加水分解はN 247 nm における吸光度の変化で測定され、Kabl 5−21[ioのそれは、405 nmにおける吸光度の変化で測定される。そのようなアッセイの結果は、図1に 表示されている。
プラズミノジ ンの・ 1 人間のプラグミノジェンはN Liuほかのモディファイされた手順、カナディ アン・ジャーナル・バイオケミカル49 : 1059−1011i1(+97 1) kJ=’)、4” Cテ調製される。500グラムの冷凍されたコーン分 割(Cohnフラクシタン)II+またハll & IIIヘーストが粉砕され 、ついで、1MMのp−二トロフェニルーp−グアニジノベンゾエートを含む5 リツターの燐酸塩で緩衝された塩水(PBS)へコンスタントに攪拌されなから ボーシロンごとに添加される。該ペーストが完全に、均一に懸濁されるまで、4 時間から5時間にわたり撹拌を継続する。ついで溶液は、4°Cl2O分間、1 2000 x gで遠心分離され、ゼラチン状のペレットが廃棄される。表面に 浮かんだものが”急速”フィルターベーパーを介して重力で濾過され、ついで、 ソリッドの硫酸アンモニウムを添加して、飽和度10%(例えば、50g/l) とし、そして、4°Cl2O分間、12000 x gで再び遠心分離される。
できたペレットは、廃棄され、表面に浮かんでいる脂質状のマテリアルをガーゼ プラグで濾過して取り除く。
濾過された表面に浮かぶものは、例えば、PBSのG−15Sephadexで バックされた4、8y15cm、230alのカラムへ時間当たり600〜90 klでポンプされ、例えばリジンーアガローズ(Pharmacla 4Bまた は[iB)でパックされ、PBSで予め平衡された、直径10 c ms 75 0〜800m1容積の第2のカラムへ流出物を直接流し込む。システム全体をP BS(例えば、 250m1)でを洗い、G−15カラムを外し、リジンーアガ ローズ・カラムをA280が0.15以下に落ちるまで、付加的な1゜5カラム ヴオリユムのPBSで洗浄する。該カラムは、ついでPBSIカラムボリュムが フォローするエチレングリコール1部とポタシウム―フォスペード・バッファー 6部(0,5M、pH8,0)からなる溶液1カラムヴオリユムで洗浄する。つ いでプラグミノジェンは、PBSのεアミノカプロイック酸(イプシロン)(0 〜25mM)のリニアグレディエントでカラムから溶離され、フラクランに集め られる。プロティンの最高濃度をもつフラクションは、プールされ、ベンズアミ ジン(50mM)の存在のもとて50%飽和硫酸アンモニウムにおいて析出され 、pHは、少量のtrls−ヒドロキシメチル拳アミノメタン(trls)ペー ス(IM)を定期的に添加してニュートラル近辺に保たれる。
析出されたプラグミノジェンはN 50 mMのベンズアミジンを含む50%飽 和硫酸アンモニウムのもとて多数月にわたり、アクティビティを損なうことなく 貯蔵されることができる。PBS中での脱塩ど占溶解の後、それは、以下に述べ るようにブラズミン生成に直接に使用できる。
々二−プラズミノジ ンの:、+1 ミニープラズミノジェンは、バラエル他のモディファイされた手順、ジャーナル ・バイロジカル・ケミストリー225:5329−5335(+980)により 調製される。例えば、300mgのプラスミノジエン析出物は、上記したように 、硫酸アンモニウム−ベンズアミジン中に懸濁され、4°C130分間、10. 000 x gで遠心分離され、表面に浮かび上がっているものを廃棄する。ペ レットは、最低のヴオリュム、例えば、4°C1pH[8,0,15〜2hlの l00mM NaC1”50mM Trlsに溶解し、冷却杖態のG15Sep hadexの4.8 x 15 cmカラム23軸1を通して脱塩される。該カ ラムから溶離されたプロティンを含むフラクションは、プールされ、スターティ ングNaCI−Trisバッファーで室温において3mg/mlに希釈される。
エプロチニン(aprotlnln)の20、θDOKalllkrelnイン ヒビタユニットと1.7gの膵臓エラスターゼがついで、プールされたプロティ ンフラクションに添加され、5時間にわたり、軽く撹拌しながら室温で培養され る、メトキシサクシニル−(−ala −ala −pro −val)クロロ メチルケトンを10−’Mまで添加して反応を終え、さらに30分間撹拌する。
該溶液は、[1500で分子量をカットオフするチュービングを用いて、大ヴオ リュムの0.1Mの燐酸ナトリウムバッファー、pH8,0に対して4°Cで夜 通し透析された。透析されたプラズミノジェン300mg溶液をpH8,0の燐 酸ナトリウムバッフyO,3M中で平衡された4、8x15cmの230m1リ ジンーアガローズ力ラムに加え、ミニープラグミノジェンを同じバッファー30 0m1で溶離する。プロティン含をフラクションは、プールされ、ベンズアミジ ンが500mMの最終濃縮液に添加され、いくつかのポーシロンにおけるソリッ ドの硫酸アンモニウムが80%飽和度の最終濃縮液に添加されてミニプラグミノ ジエンが析出される。マクロ分子基質glu−とIys−プラグミノジエンおよ びミニ−および/またはミクロープラグミノジェンのようなトランケートされた 形態のものは、通常、濃度が約30μMであるNaC190mM、NaPO45 mM%pH7゜3〜785、デキストローズ1.8%に溶解される。Glu−プ ラグミノジエンは、循環しているプラグミノジェンの自然発生フォルムである; N−末端アミノ酸残渣は、グルタミン酸である。N−末端リジン残渣をもつLy s−プラグミノジエンは、ブラズミンにより通常触媒化される制限された蛋白分 解によるる−プラグミノジェンから得られ、これによって、ペプチドフラグメン ト77残渣ロングは、アミノ末端領域から分割される。ミニープラグミノジェン は、膵臓エラスターゼによる触媒化の制限された蛋白分解によりglu−または Iys−プラグミノジェンの両者から得られ、これによって、付着のシングルの クリングルをもつプラズミノジェンの酵素原領域からなるフラグメントが生成さ れ、残る4のクリングル(kr+ngle)と介在するペプチドは、分離される 。(Sottrup−Jensen、L、et at、、ズ旦グに玉1ン・ 々 カル轡) プロ ノ1シス・アンド・トロンボシス3:191−209(197 8)Davlson J、et al、、Eds、、Raven Press、 NY) 。マイクロプラスミノジェンは、接続ペプチドのストレッチとそのN− 末端に付着したクリングル5の極く僅かな残渣をもつプラズミノジェンノ酵素原 ドメインからなる;それは、プラスミノジェンに対するプラスミンの作用によっ て生成される(Shl 、G、−Y、 、およびWuJ、L、+L肛1.釦聾、 、2m3:17071−5(ls80)。
プラスミノジェン活性化のレートならびにプラスミンへ活性化されるフラクショ ンは、プラスミノジェン濃度、フローレート、膜状体領域、反応ゾーン内の酵素 パインディング領域および反応ゾーン内のシリーズになっている膜状体の数を含 む数多くの要因に影響される。これらのパラメーターは、活性化されたプラスミ ノジェンのフラクションに対しての単位時間当たりに形成されたプラスミンによ って、所望の治療目的が達成されるように調節可能である。代表的な操作におい て、2つの47mmの膜状体をシリーズに装着すると、濃度30μm1フローレ ー)70ml/時間で、散布されたミニープラスミノジェンの約80%を活性化 し、時間当たりのミニ−プラスミンの収率は、約1.7μモルである。膜状体は 、少なくとも3時間にわたり、コンスタントなレートで継続的に機能可能である 。
膜状体によるカップリングが行われるとき、使用可能のウロキナーゼ80%が溶 液から除かれ、膜状体に結合する。この量の内、20〜25%のものが小さな基 質の加水分解において触媒的に活性であり、約5%のものがプラスミノジェン活 性化においてアクティブである。
図2において、サンプルが2−メルカプトエタノールをもつ5DS−ポリアクリ ルアミド・ゲル(12+/2%アクリルアミド)の上にランされた。レーン2は 、ミニープラスミノジェンを含み、その分子量は、オバルブミンのそれよりもあ る程度小さい。このプリバレージョンにおいて、ミニープラスミノジェンは、近 接している二つのバンドとして見える。3から6のレーンは、不動態化のウロキ ナーゼを含む多孔性ナイロン膜状体にミニープラスミノジェンを散布した後のン ーケンシャルのサンプルを含む。レーン3からレーン5におけるサンプルの散布 レートは、約70m1/時間であった。ミニ−プラスミンからのメジャーバンド は、分子量が炭酸脱水酵素のすぐ下において明るい(またはB)チェーンである :ミニ−プラスミンのアミン末端フラグメントは、大豆トリプシンインヒビタと りゾチームとの間のいずれかの一方として見える。レーン6のサンプルにおける 散布レートは、約35m1/hrに減少された;未活性化ミニプラスミノジエン の比率は、レーン3からレーン5に較べて減少し、プラスミンのライトチェーン の比率は、増加した。レーン1とレーン7は、分子量リファレンススタンダード を含む。これらは、(トップからボトムへ):ホスホリラーゼ b 97,40 0ダルトン;うし馬血清アルブミン 66.200;オバルブミン 45,00 0;炭酸脱水酵素 31.000 ;大豆トリプンンインヒビター 21.50 0 ;そしてリゾチーム 14,400である。
−プラズ々ンの、′ この発明による第2の線維素溶解治療は、高度に精製されたプラスミンの直接注 入(点滴)を包含する。このプラスミンは、予め調製され、貯蔵され、そして、 調合されている。プラスミンは、プロテアーゼのように、調製、貯蔵、供給のた めの調合の間に出会う高濃度の条件のもとでは特に、自己消化傾向が強い。
触媒的アクティビティを保存するためには、自己消化を防ぐことが望ましい。そ のような防止を行う好ましい方法は、適当な濃度のラウリル硫酸塩イオンをナト リウム・ラウリル硫酸塩の形で添加することであり、これがプラスミン−触媒化 の蛋白分解を抑制する。しかしながら、ラウリル硫酸塩は、を毒となり、したが って、注入に先立ち、それをプラスミン製剤から完全に除去されなければならな い。これは、プラスミンとラウリル硫酸塩の溶液を吸着および/またはイオン交 換によりラウリル硫酸塩を除去できるマトリックスに通すことで簡単に行える。
かくして、プラスミンは、患者の体への注入と同時に活性化される。
操作のすべては、滅菌され、発熱物資を含まない試薬を使用して、滅菌状態で遂 行される。プラスミンまたはそのトランケートされた形態(ミニ−プラスミンま たはマイクロ−プラスミン)の一つは、対応するプラズミノジェンを上記のよう にして調製された一つまたは複数のウロキナーゼ膜状体を介して散布することで 作られる。フローレート、プラスミノジェン濃度、温度およびシリーズになって いる膜状体の数は、散布されたプラスミノジェンの少なくとも95%をプラスミ ンに活性化するように選ばれる;例えば、47mmの二つの膜状体に30μmの ミニプラスミノジエンが約50m1/時間で25’Cの条件で散布される。
流出されるものは、冷やされた容器に直接導められ、該容器には、ナトリウム・ ラウリル硫酸塩の溶液が入っており、これは、最終的なナトリウム・ラウリル硫 酸塩の濃度が0.05−1.0%になるに充分なもの、例えば、作られる流出体 の予想最終ヴオリュムのそれの1/10バツフアーされたH2Oにナトリウム・ ラウリル硫酸塩が0.5−10%の溶液である。また別に、ファイナルプロダク トにおけるプラスミンの比率を高めるには、流出体を冷却浴へ通し、不動態化の プラスミンインヒビタ(例えば、アプロチニン)のカラムベッドへ直接導き、そ こで抑制された状態で結合する;このベッドから浮上するマテリアルは、残存す る活性化されていないプラスミノジェンを含み、これは、ウロキナーゼ膜状体に リサイクルされて、実質的に完全にプラスミンへ転換される。
プラスミノジェン活性化の終期においては、未活性化プラスミノジェン残渣は、 PBSバッファーでカラムベッドが洗浄されて除去され、プラスミンプロダクト がNaCl 90mMとHCI 1mMでの溶離によって回収され、ナトリウム −ラウリル硫酸塩のバッファーされた溶液に集められ、上記のようにHCIを中 和するようになっている。不活性プラスミンは、ソリッドの硫酸アンモニウムが 添加されて、飽和度80%に濃縮され、析出されたプラスミンは、遠心分離で集 められ、硫酸アンモニウムは、ナトリウム・ラウリル硫酸塩(0,1%)とNa C190mMを含む多量の水に対する濾過膜分析で除去され、濾過膜分析された プラスミン溶液は、フリーズドライされる。治療の投与には、不活性プラスミン は、デキストローズ1.8%、Nacl 90mM5 ラウリル硫酸塩0゜1% を含む滅菌された発熱物資がない水の添加により、最終濃度に再構成される。つ いで、不活性プラスミンは、ラウリル硫酸塩イオンを保持できるマトリックスに 散布し、プラスミン調剤から該イオンを除去する。例えば、不活性プラスミン溶 液は、毎分1ml/am2を越えないレートで吸着するマトリックスであるEx tractlgel カラム(イリノイ州ロックフォードのピアース・ケミカル ・カンパニー)を介してポンプされる。かくしてラウリル硫酸塩イオンは、マト リックスに保持され、再活性化されたプラスミンが作られる。
また別に、ラウリル硫酸塩安定化のプラスミンは、多数のイオン交換樹脂粒子に 接触することで活性化される。該粒子の粒径は、10メツシユから350メツシ ユにわたるもので、樹脂としては、例えば、AG 11 AB (Blo−Ra d Lab。
oratories、 Rlchmond、CA)のようなラウリル硫酸塩イオ ンを吸着するコンベンショナルなマテリアルでよい。
実験的線稚素溶解 人間のプラスミンが患者へ直接投与される、発明の線維素溶解治療は、放射性の 血のかたまりを゛例えば犬の外部頚静脈へ導入し、発明の装置を用いてプラスミ ンをその犬の循環系統へ注入することによって、生体内でテストできる。放射能 のレベルをモニターすることによって血液のかたまりの溶解が追跡できる;血液 のかたまりの部位における放射能のレベルが該かたまりの溶解度を示す。
テストは、発明のプラスミン製剤を用いて行われた。新しく採血され、血液凝固 阻止がなされ、ついでカルシウム再沈着された全てが人血を用い、これに少量の 12Jレベルを付した高度に精製された人間の線維素原を加えて、血液のかたま りが用意された。このかたまりは、ステンレススチールコイルに保持され、犬の 外部頚静脈へ導入され、とどめ置かれた;体外で準備された放射性の血液の塊の 使用については松尾他の記述がある(Nature 29C590(+981) )。該血液のかたまりは、−晩絶食させ、スタンダードなコンディションの手術 を受ける準備をした体重が少なくとも20kgの健康で、体調良好の雄の猟犬に 導入された。頚部の片側および同じ側の前脚と後脚との毛が剃りとられ、カテー テルが頭部静脈と伏在静脈それぞれに配置され、チアミラルやソジウムを静脈内 投与(20mg/kg)して、麻酔する。ついで、気管内チューブが挿入され、 1%から2%のハロタンを含む2対1の割り合いの酸化二窒素と酸素からなる吸 引麻酔を該動物にかけた。両カテーテルから生理塩水を遅いメインテナンスレー ト(毎分2〜3滴)で点滴する。外側頚静脈を覆う皮膚を該静脈と平行に切開( 2〜3インチ)し、内外の上顎静脈を合流点の前で約2インチの大針切開で露出 させる;外側頚静脈も同じように露出される。内部の上顎静脈は、合流点の前で 、約2インチのアクセスできる長さを残して、先に縛られ、外側上顎と外側頚静 脈は、クランプされ、血液のかたまりが置かれる。クランプは、取り除かれて血 液が再び流れ始め、ガンマ検出器が該静脈の表面から5mmを越えない直上に固 定され、放射能が10分から20分の間隔でモニターされる。シリーズになった 二つのウロキナーゼ膜状体フィルターが頭部静脈のカテーテルに連結され、Na C190mL1燐酸ナトリウムNa phosphatelOmM1pH7,3 〜7.1Lデキストローセ1.8%に溶解したミニープラズミノジェンを80  m l /時間のレートでポンプ供給する。
該検出器でレジスターされた放射能レベルは、ミニプラスミン注入のオンセット の後に時間のファンクションとして記録される。血液のかたまりの部位における 放射能の減少は、線維素かたまりの溶解を示す。静脈内かたまりに金敷した犬を 使用しての実験が別個に6回行われ、各実験において、繁殖時間期間内に全く完 全に血液のかたまりが溶解した結果が示された。図3は、該結果のグラフであっ て、犬の外側頚静脈に挿入した放射性の血液のかたまりの上方に置かれたモニタ ーから放射能レベルが記録されたものである。放射能は、不動態化された人間の ウロキナーゼを含むナイロン膜状体を介してミニプラズミノジェンを散布して得 られたミニプラスミンの注入のオンセットに続く時間のファクターとして記録さ れている。
血液サンプルは、伏在静脈から時間間隔を置いて吸引され、アプロチニンがプラ ズミンアクチビティを阻止するために添加されて、自生的なものか、又は、ヒト のトロンビンの添加(最終濃度において、0.251ニフト/1)によるかのい づれかの血液凝固能を決定して、線維素原について評価される。これらの決定に よって、線維素原が注入の開始から徐々に減少し、これらの条件下において、そ の除去が約1時間で完全に終わることが明らかにされている。
選択されたプラズミノジェンアクチベータとプラズミノジェンの製剤を包含する 他の線維素溶解治療もまた上記したシステムでテストできる。投与した活性プラ スミンの濃度、治療の寿命期間、プラズミノジェンのタイプ、膜状体のタイプな どのパラメータを種々に変え、これらのバリエージ日ンもイヌ科の動物でテスト できる。
調IIAf虹■ 発明の方法は、線維素溶解/線維素原溶解治療法、血管内血液凝固の溶解および 血栓形成の危険の減少を含む。血栓形成の′危険にさらされている人は、限定さ れるものではないが、糖尿病患者と妊婦が含まれる。糖尿病患者は、通常のレベ ルよりも高い線維素をもっており、それがため血液凝固が進行する危険度が高い 。糖尿病患者にプラスミンを予防的に投与すると、線維素原のレベルが低下し、 血液のかたまりの形成の危険度を減らすことができる。
発明による線維素溶解および/または線維素原溶解治療の期間は、例えば、体重 150ポンドの人へ6時間の間に1μモルから30μモルのプラスミンを投与す る短いシングル投与から血液のかたまりのサイズと位置に応じて、数日から数週 間にかけ、継続的に、又は、間欠的に、多量のものを投与するように変わるもの である。例えば、血液のかたまりが静脈内であれば、治療には、数日かかるが、 血液のかたまりが動脈内であれば、数時間の治療を要するのみである。心筋梗塞 のような場合には、短い、シングルの投薬治療で充分であり、血栓静脈炎と肺塞 栓症には、より長い血栓溶解治療となり;そして、継続および/または間欠治療 は、例えば、血液のかたまりの形成の危険度を減らすために、予防的治療が望ま しい冠動脈閉塞症および他の状況を治癒するのに用いられる。継続治療は、プラ スミンの中断されない投与を含む;間欠治療は、数分間、数日または数週間中断 されるプラスミンの投与を含む。より長期の血栓溶解または線維素溶解/線維素 原溶解治療は、循環する線維素原の究極的な所望のレベルに基づいての調節が必 要となる。線維素原濃度を僅かに下げる必要がある場合には、より少ない投与量 を頻繁に注入して、線維素原レベルを所定のレベルに下げる必要がある。
血液のかたまりの溶解は、プラスミンの線維素溶解作用を反映し、プラスミン投 与に続く血栓溶解治療の期間と効果は、主として、プラスミン導入レートとC2 −アンチプラスミン、または、他のプラスミン抑制因子であるプラスミンインヒ ビタによるプラスミン除去および/または抑制との間のバランスに基づく。
血液のかたまりを溶解するためのプラスミン投薬を調節するとき、考慮しなけれ ばならないファクターは、患者の身長、体重および年齢のような身体のファクタ ー;血液のかたまりの部位、および、C2−アンチプラスミンとC2−マクログ ロブリンのようなプラスミンインヒビタの循環するレベルを含む。体内で約1μ m±20%の通常の範囲のプラズマ濃度であるC2−アンチプラスミンは、循環 におけるプラスミン作用をレギュレートする通常のを力な因子である;プラスミ ンは、C2−アンチプラスミンと不通的に複合して1:1の錯体を形成し、血液 のかたまりや他のプロティンをアタックする前に抑制される。循環するC2−ア ンチプラスミンのレベルは、プラスミン投薬を行うのに重要であり、通常の循環 濃度の15%以下であるレベルにC2−アンチプラスミンを滴定しなければなら ない。
C2−アンチプラスミンのイニンヤルレベルが高いときには、非経口で投与する 体外プラスミンを多量に投与しなければならない。
他塁実施例 この発明は、発明のスピリットまたは不可欠な特徴を離れることなく、他の特定 の形態での実施が可能である。したがって、提示の実施例は、すべての点で説明 であり、限定されるものではないとしてみなされるべきものであり、発明の範囲 は、前記記述よりも添付請求の範囲に示されており、請求の範囲と均等の意味な らびに範喝に入るすべての変化は、それが故に、請求の範囲に包含されるもので ある。
発明の他の実施例は、以下の請求の範囲内にある。
ウロキナーゼ(時間) 時間、フローレートiml/hrl ウロキナーゼ! 5−21601 時間、フローレートiml/hrl 抽ne 1 2 う 8 5 6 7 F’igure 2 任/−1/:Ils# 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 特許庁長官 殿 平成6年2月28E11、国際出願番号 PCT/US92106705 2、発明の名称 プラスミンによる線維素溶解および線維素原溶解治療3、特許出願人 住 所 アメリカ合衆国 11733 ニューヨーク州ニューヨーク イースト  セトラケラト ピー。
オー、ボックス 716 名 称 オリオン セラビューティック システムズインコーポレイテッド 国 籍 アメリカ合衆国 4、代理人 住 所 〒107東京都港区南青山−丁目1番1号5、補正書の提出年月日 1993年 8月11日 6、添付書類の目録 (1)補正書の翻訳文 1通 請求の範囲 1、以下のステップからなる線維素溶解または線維素原溶解治療プロセス:線維 素溶解/線維素原溶解活性形態の人間のプラスミンまたは哺乳類のミニ−または ミクロープラスミンから本質的になる治療組成物を、前記患者の血流における濃 度が前記活性プラスミンが循環するフブリノジェンのレベルを減少させるような 濃度になるに充分な量と時間にわたり、人間の患者の身体内へ非経口的に導入す るもので、そこでは、前記活性プラスミンの前記身体への非経口導入と実質的に 一致する、線維素溶解/線維素原溶解不活性プラズミノジェン、または、それの 類似物を前記線維素溶解/線維素原溶解活性プラズミンへ体外で転換する。
2、患者へ導入されるプラスミンの量と該プラスミンが導入される間の時間が前 記活性プラスミンの濃度を血管内の血液のかたまりの部位まわりで、前記かたま りを溶解する濃度にするに充分なものである請求の範囲1のプロセス。
3、前記量と時間とは、血液かたまりの形成を防ぐに充分なレートで循環する線 維素原を消化するに充分な濃度に前記活性プラスミンがなるようにするに充分な ものである請求の範囲1のプロセス。
4、前記転換は、前記線維素溶解/線維素原溶解不活性プラズミンを体外プラス ミノジエン・アクチベータにさらすことで達成される請求の範囲1のプロセス。
5、前記転換は、前記プラスミノジエンを身体に含まれているプラスミノジエン ・アクチベータにさらすことで達成される請求の範囲4のプロセス。
6、前記身体に含まれているプラスミノジエン・アクチベータは、不動態化され ている請求の範囲5のプロセス。
7、前記転換は、前記プラスミノジエンを、マトリックスに電子対結合されてい るプラスミノジエン・アクチベータにさらすことにより達成される請求の範囲5 のプロセス。
8、前記転換は、多孔性のポリマー膜状体からなるマトリックスに電子対結合さ れたプラスミノジエン・アクチベータへ曝すことで達成される請求の範囲7のプ ロセス。
9、前記転換は、ナイロンの特性をもつ多孔性のポリマー膜状体からなるマトリ ックスに電子対結合されたプラスミノジエン・アクチベータへ曝すことで達成さ れる請求の範囲8のプロセス。
10、前記人間のプラスミノジエンはN glu−+1yS−+ミニーまたはミ クロ−プラスミノジエン、または、それらの類似体の−っで、血液のかたまりを 溶解する能力または線維素原溶解能力を妨げない要素をもたないものからなる請 求の範囲1のプロセス。
11、前記不活性の人間のプラスミノジエンは、精製された天然プラスミノジエ ン、化学的に合成されたプラスミノジエン、および、再結合するプラスミノジエ ンからなるグループから選ばれたものである請求の範囲1のプロセス。
12、前記転換は、ウロキナーゼまたは組織プラスミノジエン・アクチベータま たはそれらの活性類似体によってなされる請求の範囲4のプロセス。
13、安定化された線維素溶解または線維素原溶解不活性プラズミン、または、 それらの活性類似体は、前記非経口導入に実質的に合致する線維素溶解/線維素 原溶解活性プラズミンへ、前記安定化のプラスミンを活性プラスミンの安定化イ ンヒビタを除去できる物質にさらすことで転換し、この除去が前記プラスミンの 再活性化を結果することになる請求の範囲1のプロセス。
14、前記安定化インヒビタは、ラウリル硫酸塩イオンである請求の範囲13の プロセス。
15、長期の血栓溶解治療が必要であり、前記した活性プラスミンの前記非経口 導入が28日間にわたり継続または間を置いて行われる請求の範囲1のプロセス 。
16、前記活性プラスミンが7日間にわたり継続または間を置いて行われる請求 の範囲16のプロセス。
17、人間の患者における血管内血栓を溶解する方法で、該方法は、活性成分と して、ミニプラスミン、マイクロプラスミン、Iys−プラスミン、それらの線 維素溶解活性類似体、および、人のプラスミンからなるグループから選ばれた精 製純化のプロティンから本質的になる治療組成物を前記血栓が溶解されるに充分 な時間と濃度とで、患者に非経口投与するステップからなり、そこでは、前記患 者に前記活性成分を前記非経口投与することに実質的に合致する、線維素溶解/ 線維素原溶解不活性プラズミノジェン、または、それの類似物を前記線維素溶解 /線維素原溶解活性プラズミンへ体外で転換するもの。
18、活性プラスミンの非経口直接投与に実質的に合致する活性プラスミンへ不 活性形態のものを転換することで、線維素溶解治療における薬剤としての使用の ためのミニプラスミン、マイクロプラスミン、1ys−プラスミンまたはヒトの プラスミンからなるグループから選ばれたプラスミン。
19、血栓形成のおそれがある患者に血栓形成のおそれを減らす方法であって、 該方法は、活性成分として、ミニプラスミン、マイクロプラスミン、1ys−プ ラスミン、それらの線維素溶解活性類似体、および、人のプラスミンからなるグ ループから選ばれた精製純化のプロティンから本質的になる治療組成物を前記血 栓が溶解されるに充分な時間と濃度とで、患者に非経口投与するステップからな るもので、そこでは、前記患者に前記活性成分を前記非経口投与することに実質 的に合致する、線維素溶解/線維素原溶解不活性プラズミノジェン、またはそれ の類似物を前記線維素溶解/線維素原溶解活性プラズミンへ体外で転換するもの 。
20、疏水性イオンで安定化されたプラスミン調剤で、前記イオンの除去で再活 性化可能であることが特徴であるものからなる酵素的に不活性のプラスミン組成 物。
21、前記疏水性イオンがイオン基に付着した炭素原子数8〜20のアルキル成 分を含む請求の範囲20の組成物。
226前記疏水性イオンが硫酸塩、スルフォン酸塩、燐酸塩、第四級アンモニウ ムまたはこれらの組み合わせからなるグループからえらばれたものを含む請求の 範囲20の組成物。
23、前記疏水性イオンは、ラウリル硫酸塩イオンである請求の範囲20の組成 物。
24、前記イオンは、約0.05重量%以上の量で存在する請求の範囲20の組 成物。
、 、、 PCT/US 92106705

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下のステップからなる線維素溶解または線維素原溶解治療プロセス:線維 素溶解/線維素原溶解活性形態の人間のプラズミンまたは哺乳類のミニーまたは ミクロ−プラスミンから本質的になる治療組成物を、前記患者の血流における濃 度が前記活性プラズミンが循環するフプリノジェンのレベルを減少させるような 濃度になるに充分な量と時間にわたり、人間の患者の身体内へ非経口的に導入す ること。
  2. 2.患者へ導入されるプラズミンの量と該プラズミンが導入される間の時間が前 記活性プラズミンの濃度を血管内の血液のかたまりの部位まわりで、前記かたま りを溶解する濃度にするに充分なものである請求の範囲1のプロセス。
  3. 3.前記量と時間とは、血液かたまりの形成を防ぐに充分なレートで循環する線 維素原を消化するに充分な濃度に前記活性プラズミンがなるようにするに充分な ものである請求の範囲1のプロセス。
  4. 4.線維素溶解/線維素原溶解不活性プラズミノジェン、または、それの類似物 を前記線維素溶解/線維素原溶解活性プラズミンへ体外で転換して、前記活性プ ラズミンの前記身体への非経口導入と実質的に一致させるステップを含む請求の 範囲1のプロセス。
  5. 5.前記転換は、前記線維素溶解/線維素原溶解不活性プラズミンを体外プラス ミノジェン・アクチベータにさらすことで達成される請求の範囲4のプロセス。
  6. 6.前記転換は、前記プラスミノジェンを身体に含まれているプラスミノジェン ・アクチベータにさらすことで達成される請求の範囲5のプロセス。
  7. 7.前記身体に含まれているプラスミノジェン・アクチベータは、不動態化され ている請求の範囲6のプロセス。
  8. 8.前記転換は、前記プラスミノジェンを、マトリックスに電子対結合されてい るプラスミノジェン・アクチベータにさらすことにより達成される請求の範囲6 のプロセス。
  9. 9.前記転換は、多孔性のポリマー膜状体からなるマトリックスに電子対結合さ れたプラスミノジェン・アクチベータへ曝すことで達成される請求の範囲8のプ ロセス。
  10. 10.前記転換は、ナイロンの特性をもつ多孔性のポリマー膜状体からなるマト リックスに電子対結合されたプラスミノジェン・アクチベータへ曝すことで達成 される請求の範囲9のプロセス。
  11. 11.前記人間のプラスミノジェンは、glu−,lys−,ミニーまたはミク ロープラスミノジェン、または、それらの類似体の一つで、血液のかたまりを溶 解する能力または線維素原溶解能力を妨げない要素をもたないものからなる請求 の範囲1のプロセス。
  12. 12.前記不活性の人間のプラスミノジェンは、精製された天然プラスミノジェ ン、化学的に合成されたプラスミノジェン、および、再結合するプラスミノジェ ンからなるグループから選ばれたものである請求の範囲4のプロセス。
  13. 13.前記転換は、ウロキナーゼまたは組織プラスミノジェン・アクチベータま たはそれらの活性類似体によってなされる請求の範囲5のプロセス。
  14. 14.安定化された線維素溶解または線維素原溶解不活性プラズミン、または、 それらの活性類似体は、前記非経口導入に実質的に合致する線維素溶解/線維素 原溶解活性プラズミンへ、前記安定化のプラズミンを活性プラズミンの安定化イ ンヒビタを除去できる物質にさらすことで転換し、この除去が前記プラズミンの 再活性化を結果することになる請求の範囲1のプロセス。
  15. 15.前記安定化インヒビタは、ラウリル硫酸塩イオンである請求の範囲14の プロセス。
  16. 16.長期の血栓溶解治療が必要であり、前記した活性プラズミンの前記非経口 導入が28日間にわたり継続または間を置いて行われる請求の範囲1のプロセス 。
  17. 17.前記活性プラズミンが7日間にわたり継続または間を置いて行われる請求 の範囲16のプロセス。
  18. 18.人間の患者における血管内血栓を溶解する方法で、該方法は、活性成分と して、ミニプラズミン、マイクロプラズミン、Iys−プラズミン、それらの線 維素溶解活性類似体、および、人のプラズミンからなるグループから選ばれた精 製純化のプロテインから本質的になる治療組成物を前記血栓が溶解されるに充分 な時間と濃度とで、患者に非経口投与するステップからなるもの。
  19. 19.非経口直接投与による線維素溶解治療の薬剤としての使用のためのミニプ ラズミン、マイクロプラズミン、Iys−プラズミンまたはヒトのプラズミン。
  20. 20.血栓形成のおそれがある患者に血栓形成のおそれを減らす方法であって、 該方法は、活性成分として、ミニプラズミン、マイクロプラズミン、lys−プ ラズミン、それらの線維素溶解活性類似体、および、人のプラズミンからなるグ ループから選ばれた精製純化のプロテインから本質的になる治療組成物を前記血 栓が溶解されるに充分な時間と濃度とで、患者に非経口投与するステップからな るもの。
  21. 21.疏水性イオンで安定化されたプラズミン調剤で、前記イオンの除去で再活 性化可能であることが特徴であるものからなる酵素的に不活性のプラズミン組成 物。
  22. 22.前記疏水性イオンがイオン基に付着した炭素原子数8〜20のアルキル成 分を含む請求の範囲21の組成物。
  23. 23.前記疏水性イオンが硫酸塩、スルフォン酸塩、燐酸塩、第四級アンモニウ ムまたはこれらの組み合わせからなるグループからえらばれたものを含む請求の 範囲21の組成物。
  24. 24.前記疏水性イオンは、ラウリル硫酸塩イオンである請求の範囲21の組成 物。
  25. 25.前記イオンは、約0.05重量%以上の量で存在する請求の範囲21の組 成物。
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