JPH0357450A - 医療用ベッド装置 - Google Patents

医療用ベッド装置

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JPH0357450A
JPH0357450A JP1195142A JP19514289A JPH0357450A JP H0357450 A JPH0357450 A JP H0357450A JP 1195142 A JP1195142 A JP 1195142A JP 19514289 A JP19514289 A JP 19514289A JP H0357450 A JPH0357450 A JP H0357450A
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JP
Japan
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hammock
drum
motor
human body
end part
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JP1195142A
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JPH0367702B2 (ja
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Yasunaga Suezaki
末崎 康永
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は医療用ベッド装置に係り、殊に自力で動けない
人を、その人体に苦痛を与えずに楽に目的地まで移動さ
せるための手段に関する。
(従来の技術) 医療用ベッド装置として、自力で動けない病人などを昇
降自在に懸吊されたハンモックに載置し、モータのよう
な駆動手段を用いてこのハンモックを上昇させた後、移
動装置により目的地まで移動させる手段が用いられてき
た.(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記従来の医療用ベッド装置においては、
人の移動姿勢が定まらず不安定な状態のまま移動させら
れるため、首部、腰部、ひざ部などに過大な負担がかか
り、移動時に苦痛を伴う問題があった。
したがって本発明は、人体に苦痛を与えずに楽に目的地
まで移動させることができる手段を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) このために本発明は、ハンモック12と、このハンモッ
ク12の両端部を懸吊して、人体の頭部側と脚部側を巻
上げる吊紐14.15と、各吊紐14.15を巻き上げ
る巻上げドラム10.11と、これらの巻上げドラム1
0.11の駆動用モータ20とから成る懸吊部と、この
懸吊部をXY方向に移動させる移動装置とから医療用ベ
ッド装置を構成し、人体の脚部側を吊り上げる上記一方
の巻上げドラム10を円筒状ドラムとするとともに、人
体の頭部側を吊り上げる上記他方の巻上げドラム11を
、円筒部11aと、テーパ状拡径部1lbから形成され
た異形ドラムとし、かつこの異形ドラムに、吊紐l5の
ガイド溝23を形成したものである。
(作用) 上記構戒において、ハンモック12に人が載荷された状
態で、巻上げドラム10.11の駆動用モータ20を正
回転させると、巻上げドラム10.11が各々吊紐14
.15を巻き上げて、ハンモック12の上端部(頭部側
)と下端部(脚部側)が同速で巻き上げられるが、ドラ
ム1lが円筒部11aとテーパ状拡径部1lbから形成
された異形ドラムであるため、ハンモックl2がある程
度の高さまで上昇し、吊紐15がテーパ状拡径部flb
に達すると、ハンモック12の上端部が下端部よりも速
く上昇する。
そしてハンモック12に載荷された人は、上半身を起立
させかつひざ部を山形に屈曲させた状態のまま、移動装
置の駆動によりXY方向に移動し、目的地に達する。ま
たハンモック12を下降させる際には、モータ20を逆
回転させると、まずハンモックl2の上端部が下端部よ
りも速く巻き戻され、ある程度の高さまで下降すると、
ハンモック12の上端部と下端部が同時に下降する。
(実施例) 次に、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
第1図は医療用ベッドの背面図、第2図は同側面図であ
って、この医療用ベッドは、後に詳述するように、支持
フレーム1側に昇降自在に懸吊される人体の懸吊部と、
この懸吊部をXY方向に移動させる移動装置とから構威
されている。
第2図及び第3図において、10.11はYフレーム8
(後述)の上部に同軸的に配設された巻上げドラムであ
って、一方のドラム10は円筒状ドラムから形成され、
他方のドラム1工は、ドラム10の径と同一の径を有す
る円筒部11aと、テーパ状拡径部itbから戊る異形
ドラムから形成されている。12はハンモック、14.
15はハンモック12の両端部を懸吊する吊紐である。
23は上記ドラム11の側面に形戒されたガイド溝であ
って、吊紐15はこのガイド溝23に案内されながら巻
回されるので、ドラムl1に規則正しく巻回される。上
記ドラム10に巻回された吊紐14は、吊具l6,17
を介して上記ハンモック12の下端部(脚部側)を懸吊
し(第1図も併せて参照)、またドラムl1のガイド溝
23に巻回された吊紐15は、吊具18,19を介して
ハンモック12の上端部(頭部側)を悲吊している。2
0は上記巻上げドラム10.11の駆動用モータ、21
はその前部に配設された減速機である。このように、ハ
ンモック12、吊紐14.15、巻上げドラム10,1
1、巻上げドラムto,11の駆動用モータ20等から
、人体の懸吊部が構威されている。
上記構成において、モータ20が正回転すると、ハンモ
ック12の上端部と下端部はドラム10.11により同
速で巻き上げられるが、ある程度の高さ(ひざ部が屈曲
可能な高さ)に達すると、ハンモック12の上端部が下
端部よりも速く巻き上げられる。すなわち、上述のよう
にドラムl1は円筒部11aと、テーパ状拡径部1lb
から形成された異形ドラムであるため、吊紐15がドラ
ム10と同径の円筒部11aに巻回される間は、ドラム
10.11の巻き上げ速度は同一であり、したがってハ
ンモック12の上端部と下端部は同速で巻き上げられる
が、吊紐15がテーパ状拡径部1lbに巻回されるよう
になると、ドラム110巻き上げ速度がドラム10の巻
き上げ速度よりも速くなるため、ハンモック12の上端
部が下端部よりも速く上昇する。
またモータ20が逆回転すると、吊紐15はまずテーパ
状拡径部1lbから巻き戻されるので、ドラム1lの巻
き戻し速度がドラム10の巻き戻し速度よりも速いため
、ハンモック12の上端部が下端部よりも速く下降する
。そしてある程度の高さまで下降し、吊紐15が円筒部
11aから巻き戻されるようになると、ドラムio,i
iの巻き戻し速度は同一になり、したがってハンモック
12の上端部と下端部は同時に下降する。
第3図に示すように、上記支持フレームlの上部には、
互いに平行な一対のXレール3.4が配設されており、
また下部にはキャスター2が取着されている(第1図も
併せて参照)。5は上記Xレール3,4に沿ってX方向
に摺動ずるXフレームであり、その上部にはX方向と直
交するY方向に、互いに平行な一対のYレール6.7が
架設されている。8はこれらのYレール6,7に沿って
Y方向に摺動するYフレームである。このYフレーム8
の上部には、上述のように巻き上げドラム10.11が
配設されており、その下方に吊紐14.15等を介して
ハンモック12が懸吊されている。22はYフレーム8
の中央部に装着された送りナットである。
なおXフレーム5とYフレーム8の下部には、各レール
3,4.6.7上を転動ずるベアリング24.25が装
着されている(第1図及び第2図参照)。
次に第1図と第3図を併せて参照しながら、Xフレーム
とYフレームの摺動駆動手段を説明する。
26はXフレーム5に装着されたXモータ、27はこの
Xモータ26の駆動により回転するビニオンである。こ
のピニオン27は、支持フレーム1の内側にXレール3
.4と平行に架設されたラック28に沿って、X方向に
移動する。
また30はχフレーム5に装着されたYモータであり、
このYモータ30には、送りねじ31が連結されている
。上記送りナット22はこの送りねじ3lに螺着されて
おり、この送りナット22が送りねし31に沿ってY方
向に移動することにより、Yフレーム8はYレール6.
7に沿ってY方向に摺動する。このように、Xフレーム
5、Xモータ26、ビニオン27、ラック28、Yフレ
ーム8、Yモータ30,送りねじ31、送りナット22
等は、上記懸吊部の移動装置を構威している。
この医療用ベッドは上記構戒より或り、次に全体の動作
を説明する。
ベッドにハンモック12を載置し、その上に人が仰臥し
た状態(第1図参照)でモータ20が正回転すると、巻
上げドラム10.11は同速度で各々吊紐14.15を
巻き上げ、ハンモック12の上端部と下端部は同時に上
昇する。
そしてさらにモータ20が正回転すると、ドラム1lの
巻き上げ速度がドラム10の巻き上げ速度よりも速くな
り、ハンモック12の上端部が下端部よりも速《上昇す
る。この状態では人は上半身を起立させ、ひざを山形に
屈曲させることができる(第2図も併せて参照)。
そしてハンモック12を上昇させた状態でXモータ26
が正回転すると、ビニオン27はラック28に沿って第
1図において右方へ移動し、これとともにXフレーム5
はXレール3,4に沿って右方へ摺動してX方向の位置
決めを行う。
次にYモータ30が正逆回転すると、送りねじ3lが回
転して送りナット22はY方向に摺動し、これとともに
送りナット22に装着されたYフレーム8はY方向に摺
動してY方向の位置決めを行う。このようにしてハンモ
・冫ク12を目的地(バスタブ、トイレ、車椅子等の載
置位置)の上方まで移動させて、モータ20を逆回転さ
せると、ハンモックl2は下降して目的地に達する。こ
こで人からハンモック12をはずす。その後再び人にハ
ンモック12を装着してモータ20を正回転させると、
ハンモックl2は上昇し、この状態でχモータ26,Y
モータ30を逆回転させると、ハンモック12はXY方
向に移動してベッドの上方に達する。そしてモータ20
を再び逆回転させると、まずハンモック12の上端部が
下端部よりも速く下降し、ある程度の高さまで下降する
と、上端部と下端部が同時に下降してベッド上に帰還す
る。
以上のようにドラムl1は、ドラム10と同径の円筒部
11aと、テーパ状拡径部1lbから形成された異形ド
ラムであるため、ハンモック12が上昇する際には、ハ
ンモックl2の上端部と下端部は同時に巻き上げられる
が、ある程度の高さに達すると上端部が下端部よりも速
く巻き上げられる。またハンモック12が下降する際に
は、ハンモック12の上端部が下端部よりも速く巻き戻
され、ある程度の高さに達した段階でその上端部と下端
部は同時に下降する。
したがってハンモック12上の人を、その首部、腰部、
脚部などに過大な負担をかけずに楽に目的地まで移動さ
せることができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、ハンモック12を
上昇させる際には、まずその上端部と下端部を同速で巻
き上げた後、上端部を下端部よりも速く上昇させ、この
ままの状態でハンモック12をXY方向に移動させるの
で、ハンモック12に載荷された人は、上半身を起立さ
せてひざ部を山形に屈曲させることができ、したがって
その人を、その首部、腰部、脚部などに過大な負担をか
けずに楽に目的地まで移動させることができる。またハ
ンモック12の上端部を懸吊する吊紐l5は、ドラム1
1に形成されたのガイド溝23に案内されて巻回される
ので、ドラム11はこの吊紐15を規則正しく巻回でき
る。
【図面の簡単な説明】 図は本発明の実施例を示すものであって、第1図は医療
用ベッドの背面図、第2図は側面図、第3図は部分平面
図である。 10.11・・・巻上げドラム 11a  ・ 1lb  ・ 1 2 ・ ・ 1 4  1 2 0 ・ ・ 23 ・ ・ ・・円筒部 ・・テーパ状拡径部 ・ハンモック 5・・・吊紐 ・巻上げドラムの駆動用モータ ・吊紐のガイド溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ハンモックと、このハンモックの両端部を懸吊して、人
    体の頭部側と脚部側を巻き上げる吊紐と、各吊紐を巻き
    上げる巻上げドラムと、これらの巻上げドラムの駆動用
    モータとから成る懸吊部と、この懸吊部をXY方向に移
    動させる移動装置とを備えた医療用ベッド装置において
    、人体の脚部側を吊り上げる上記一方の巻上げドラムが
    円筒状ドラムから成るとともに、人体の頭部側を吊り上
    げる上記他方の巻上げドラムが、円筒部と、テーパ状拡
    径部から形成された異形ドラムから成り、かつこの異形
    ドラムに、吊紐のガイド溝を形成したことを特徴とする
    医療用ベッド装置。
JP1195142A 1989-07-27 1989-07-27 医療用ベッド装置 Granted JPH0357450A (ja)

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JP1195142A JPH0357450A (ja) 1989-07-27 1989-07-27 医療用ベッド装置

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JP1195142A JPH0357450A (ja) 1989-07-27 1989-07-27 医療用ベッド装置

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JPH0357450A true JPH0357450A (ja) 1991-03-12
JPH0367702B2 JPH0367702B2 (ja) 1991-10-23

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JPS5318888U (ja) * 1976-07-27 1978-02-17
JPS54112396U (ja) * 1978-01-27 1979-08-07
JPS5991957A (ja) * 1982-11-19 1984-05-26 工業技術院長 看護ロボツト

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