JP3009485U - 介護リフト - Google Patents
介護リフトInfo
- Publication number
- JP3009485U JP3009485U JP1994012983U JP1298394U JP3009485U JP 3009485 U JP3009485 U JP 3009485U JP 1994012983 U JP1994012983 U JP 1994012983U JP 1298394 U JP1298394 U JP 1298394U JP 3009485 U JP3009485 U JP 3009485U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lift
- belt
- corners
- horizontal frame
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 安定して病人に優しい介護リフトの提供
【構成】 ガイドレール6に沿って移動するリフト本体
1の四隅から4本の帯状ロープ2を垂下する。リフト本
体1内の巻装ロールにより各帯状ロープ2は等しく巻き
上げあるいは巻き下げられる。この帯状ロープ2の先端
に水平枠体3を取付ける。水平枠体3の中央部にハンガ
ー体5の中央部を枢着する。ハンガー体5は水平枠体3
に対して回動自在に水平保持される。 【効果】 4本の帯状ロープの採用と回動自在なハンガ
ー体の採用によって,安定して病人を車椅子等へ移動で
きる。
1の四隅から4本の帯状ロープ2を垂下する。リフト本
体1内の巻装ロールにより各帯状ロープ2は等しく巻き
上げあるいは巻き下げられる。この帯状ロープ2の先端
に水平枠体3を取付ける。水平枠体3の中央部にハンガ
ー体5の中央部を枢着する。ハンガー体5は水平枠体3
に対して回動自在に水平保持される。 【効果】 4本の帯状ロープの採用と回動自在なハンガ
ー体の採用によって,安定して病人を車椅子等へ移動で
きる。
Description
【0001】
本考案は寝たきり病人等をベッドから車椅子等に移し換える時に利用される介 護リフトに関する。特に,安定性向上のため4本の垂下ロープを採用する。
【0002】
寝たきり病人介護リフトとして,キャスター付きの移動リフトがある。1本ま たは2本の吊上ロープでげシートを持ち上げる。恰もモッコの如き姿勢保持を余 儀無くされるこの方式を改良すべく,本出願人は4本吊上ロープ採用の水平保持 担架あるいはハンガーを提供した(実公平6-101 号, 実願平4-28631 号) 。
【0003】
4本吊上ロープの利点は重度病人でも安定して移動しえることであるが,実公 平6-101 号の担架方式は設置コストと設置スペースに難点がある。一方,実願平 4-28631 号のキャスター方式は担架方式に較べて,操作しにくい欠点がある。両 方式の中庸製品としてのニーズの強さに答えて案出されたのが本考案である。
【0004】
ガイドレールに沿って移動するリフト本体の四隅にガイドロールを配置し,減 速モーターとこれに連繋する左右の巻装ロールをこのリフト本体内に配置し,各 巻装ロールに帯状ロープの中央に固定し,この帯状ロープの両先端を上記ガイド ロールから垂下して水平枠体の四隅に固定し,水平保持されるこの水平枠体の中 央部にハンガー体を回動自在に取付け,ハンガー体の左右水平ロッドの各端部に 吊金具を取付ける。
【0005】
ベッドに横たわっている病人の背に吊上シート11を敷き,この吊上シート11か ら伸びる四本のロープを,ハンガー体5の四隅の吊金具4に引っ掛ける。スイッ チの上昇ボタン(図示せず)を押すと,減速モーターは作動して巻装ロールを回 転させ,帯状ロープを巻き上げる(第4図)。第2図のように左右の帯状ロープ 2は共通の巻装ロール8に巻装されているため,リフト本体の四隅のガイドロー ルから垂下する4本の帯状ロープ2の上昇(下降)量は同じとなり,予め水平に セットされた水平枠体3は,水平状態を保ったままゆっくりと上昇する。この水 平枠体に対して回動自在で,且つ,水平保持されているハンガー体5は,一体に なって上昇する。 吊上シート11の4本のロープ先端が水平保持されたハンガー体5の四隅に係止 されるため,吊上シート11に乗っている病人は,恰も椅子に座る如き状態のまま 上昇・移動しえる。従来の1本あるいは2本吊り吊上シートに較べてその安定性 は飛躍的に向上する。ハンガー体5と一体の水平枠体が4本の帯状ロープ2にて 支承されているため,乗っている病人が体重移動してもバランスを崩す虞は皆無 になる。 本考案の特徴の一つはハンガー体5が水平状態を保ったまま回動しえることであ る。ベットに臥した病人をそのまま吊り上げて,車椅子に乗せかえるには,ハン ガー体5を回動して病人の向きを変える必要がある。従来の2本吊り吊上シート ではこの回動時に振子のように病人が振動して危険ですらあるが,本考案では全 く振動せずに向きを変ええる。
【0006】
リフト本体1を案内するガイドレール6を室内の天井近くに配置する。二本の 柱を左右に配置してこのガイドレール6を組み立てる。ガイドレール6内を転動 するローラ12等からなる台車に, リフト本体1を組み立てる。予め台車をガイド レール6に組み込んでから,リフト本体1を装着できる方式は,現地での一人で の組み立て作業を可能にする。 リフト本体1の四隅にガイドロール7を配置し,両端に巻装ロール8を有するシ ャフトと,これに連繋する減速モーター9を配置する。停止機能付きの減速モー ター9の正逆回転によって巻装ロール8も正逆回転する。この巻装ロール8は一 本の帯状ロープ2の中央を固定し,左右端を左右のガイドロール7へと導く。各 ガイドロール7から垂下する4本の帯状ロープ2は,シャフトを共通にする両巻 装ロール8の回転量に応じて等しく巻装される。この4本の帯状ロープ2の先端 を水平枠体3の四隅に固定する。4点支承方式のため,水平枠体3は常に水平保 持され,揺れやねじれに対する復元力は従来2点方式に較べて格段に優れる。
【0007】 この水平枠体3の中央部にハンガー体5の中央部を枢着する。ハンガー体5は 回動自在に水平保持される。ハンガー体5は左右水平ロッド10とこれ結ぶ支杆か らなり,この左右水平ロッド10の各端部に吊金具4を取り付ける。 吊上シート11は既に本考案者が開発した4点支承タイプのシートを採用する( 登録第971,129 号) 。吊り上げた時に, 第4 図のように椅子に座った姿勢を保持 できる特徴がある。減速モーター9の正逆回転はスイッチ( 図示せず)によって 行われ, 看護人に操作される。下降スイッチを押したままでいると,終には帯状 ロープ2が巻き上げられ始める。この時, リミットスイッチ13はこの帯状ロープ 2の張設変化を検知してオンになり,減速モーター9を停止する。
【0008】
要する,本考案はガイドレールに沿って移動するリフト本体1の四隅にガイド ロール7を配置し,減速モーター9とこれに連繋する左右の巻装ロール8をこの リフト本体1内に配置し,各巻装ロール8に帯状ロープ2の中央に固定し,この 帯状ロープ2の両先端を上記ガイドロール7から垂下して水平枠体3の四隅に固 定し,水平保持されるこの水平枠体3の中央部にハンガー体5を回動自在に取付 け,ハンガー体5の左右水平ロッド10の各端部に吊金具4 を取付けたため,吊上 シート11に乗っている病人は常に安定して水平保持される。ハンガー体5の回動 は,ベットから車椅子へのシフト時に役に立ち,総じて低コストで病人に優しい 介護手段となる。
【図1】斜視図である。
【図2】リフト本体の側面図である。
【図3】リフト本体の底面図である。
【図4】使用状態の説明図である。
1 リフト本体 2 帯状ロープ 3 水平枠体 4 吊金具 5 ハンガー体 6 ガイドレール 7 ガイドロール 8 巻装ロール 9 減速モーター
Claims (3)
- 【請求項1】 天井等のガイドレールに沿って移動する
リフト本体1の四隅から4本の帯状ロープ2を垂下し,
各帯状ロープ2の先端を水平枠体3の四隅に取付け,四
隅に吊金具4を有するハンガー体5の中央部を,上記水
平枠体3の中央部に枢着し,このハンガー体5を回動自
在に水平保持する,介護リフト。 - 【請求項2】 リフト本体1の四隅にガイドロール7を
配置し,このガイドロール7に案内される帯状ロープ2
を各巻装ロール8に巻装し,ストッパー付きの減速モー
ター9をこの巻装ロール8に連繋してなる,請求項1記
載の介護リフト。 - 【請求項3】 ガイドレールに沿って移動するリフト本
体1の四隅にガイドロール7を配置し,減速モーター9
とこれに連繋する左右の巻装ロール8をこのリフト本体
1内に配置し,各巻装ロール8に帯状ロープ2の中央を
固定し,この帯状ロープ2の両先端を上記ガイドロール
7から垂下して水平枠体3の四隅に固定し,水平保持さ
れるこの水平枠体3の中央部にハンガー体5を回動自在
に取付け,ハンガー体5の左右水平ロッド10の各端部に
吊金具4 を取付けてなる,介護リフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012983U JP3009485U (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 介護リフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012983U JP3009485U (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 介護リフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3009485U true JP3009485U (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=43145277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994012983U Expired - Lifetime JP3009485U (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 介護リフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3009485U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009125353A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Kayaba System Machinery Kk | 吊り装置 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP1994012983U patent/JP3009485U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009125353A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Kayaba System Machinery Kk | 吊り装置 |
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