JPH03568A - チルトステアリング装置 - Google Patents
チルトステアリング装置Info
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- JPH03568A JPH03568A JP8274889A JP8274889A JPH03568A JP H03568 A JPH03568 A JP H03568A JP 8274889 A JP8274889 A JP 8274889A JP 8274889 A JP8274889 A JP 8274889A JP H03568 A JPH03568 A JP H03568A
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- shaft
- bracket
- stopper
- teeth
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- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 235000009419 Fagopyrum esculentum Nutrition 0.000 description 1
- 240000008620 Fagopyrum esculentum Species 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、自動車などのチルトステアリング装置、さ
らに詳しくは、ステアリングホイールの上下方向の位置
の調整機能を有するステアリング装置に関する。
らに詳しくは、ステアリングホイールの上下方向の位置
の調整機能を有するステアリング装置に関する。
従来の技術および発明の課題
この種のチルトステアリング装置として、たとえば車体
に固定された固定ブラケットにチルトブラケット(ステ
アリングシャフト支持部材)がチルト中心の周りに回動
自在に取り付けられ、固定ブラケットに、チルトブラケ
ットに対してチルト中心を中心とする円弧方向の位置の
調整ができるように軸部材が固定され、ロック位置とア
ンロック位置に切換えられうるように軸部材にチルト操
作レバーがねじ嵌められ、操作レバーなどの操作により
ステアリングホイールの位置の調整を行なうものが知ら
れている。このチルトステアリング装置では、チルトブ
ラケットの固定ブラケットに対する固定は、軸部材に対
するチルト操作レバーのねじ込みにより行われる。
に固定された固定ブラケットにチルトブラケット(ステ
アリングシャフト支持部材)がチルト中心の周りに回動
自在に取り付けられ、固定ブラケットに、チルトブラケ
ットに対してチルト中心を中心とする円弧方向の位置の
調整ができるように軸部材が固定され、ロック位置とア
ンロック位置に切換えられうるように軸部材にチルト操
作レバーがねじ嵌められ、操作レバーなどの操作により
ステアリングホイールの位置の調整を行なうものが知ら
れている。このチルトステアリング装置では、チルトブ
ラケットの固定ブラケットに対する固定は、軸部材に対
するチルト操作レバーのねじ込みにより行われる。
ところが、このような従来のチルトステアリング装置で
は、軸部材に対するチルト操作レバーのねじ込みだけで
チルトブラケットが固定ブラケットに固定されるので、
チルトブラケットの固定ブラケットに対する固定力に限
界があり、ステアリングホイールが衝撃を受けたときに
、ステアリングホイールの上下方向の位置がずれてしま
うという問題があった。
は、軸部材に対するチルト操作レバーのねじ込みだけで
チルトブラケットが固定ブラケットに固定されるので、
チルトブラケットの固定ブラケットに対する固定力に限
界があり、ステアリングホイールが衝撃を受けたときに
、ステアリングホイールの上下方向の位置がずれてしま
うという問題があった。
この発明の目的は、上記の問題を解決したチルトステア
リング装置を提供することにある。
リング装置を提供することにある。
課題を解決するための手段
この発明によるチルトステアリング装置は、車体に固定
される固定ブラケットと、 固定ブラケットに、チルト中心の周りに回動自在に取付
けられかつステアリングシャフトをコラムを介して支持
するステアリングシャフト支持部材と、 ステアリングシャフト支持部材に対してチルト中心を中
心とする円弧方向の位置の調整ができるように固定ブラ
ケットに固定される軸部材と、 軸部材に対して回転はしないがチルト中心を中心とする
円弧方向に移動しうるように取付けられ、かつ歯を有す
るストッパ部材と、固定ブラケットに回動自在に取り付
けられかつストッパ部材の歯と噛み合う歯を有するスト
ッパプレートと、 ロック位置とアンロック位置に切換えられうるように軸
部材にねじ嵌められるチルト操作レバーと、 操作レバーがロック位置にあるときにストッパプレート
をストッパ部材の方に付勢して両者の歯どうしを強く噛
み合わせるとともに、操作レバーがアンロック位置にあ
るときにストッパプレートをストッパ部材から遠ざかる
方に付勢して両者の歯どうしの噛み合わせを解除する付
勢手段とを備えているものである。
される固定ブラケットと、 固定ブラケットに、チルト中心の周りに回動自在に取付
けられかつステアリングシャフトをコラムを介して支持
するステアリングシャフト支持部材と、 ステアリングシャフト支持部材に対してチルト中心を中
心とする円弧方向の位置の調整ができるように固定ブラ
ケットに固定される軸部材と、 軸部材に対して回転はしないがチルト中心を中心とする
円弧方向に移動しうるように取付けられ、かつ歯を有す
るストッパ部材と、固定ブラケットに回動自在に取り付
けられかつストッパ部材の歯と噛み合う歯を有するスト
ッパプレートと、 ロック位置とアンロック位置に切換えられうるように軸
部材にねじ嵌められるチルト操作レバーと、 操作レバーがロック位置にあるときにストッパプレート
をストッパ部材の方に付勢して両者の歯どうしを強く噛
み合わせるとともに、操作レバーがアンロック位置にあ
るときにストッパプレートをストッパ部材から遠ざかる
方に付勢して両者の歯どうしの噛み合わせを解除する付
勢手段とを備えているものである。
作 用
操作レバーがアンロック位置にあるときには上記付勢手
段によってストッパプレートがストッパ部材から遠ざか
る方に付勢されて両者の歯どうしの噛み合わせが解除さ
れる。このアンロック位置で、固定ブラケットに対する
軸部材の位置を調整し、これにより、ストッパ部材を介
してステアリングシャフト支持部材が回動させられ、ス
テアリングシャフト支持部材側のステアリングホイール
の上下方向の位置の調整が行なわれる。この位置で、操
作レバーをロック位置に向けて回動させると、ストッパ
プレートはストッパ部材側に回動し、ある地点でストッ
パプレートとストッパ部材の歯どうしが噛み合い始め、
操作レバーがロック位置に至る前に歯どうしが完全に噛
み合う。このとき、操作レバーは軸部材に完全に締付け
られていないので、軸部材はストッパ部材に対してチル
ト中心を中心とする円弧方向に移動可能であり、ステア
リングシャフト支持部材およびステアリングホイールの
上下の位置をさらに細かく調整しうる。操作レバーがロ
ック位置に至り、操作レバーが軸部材に完全に締付けら
れると、ストッパプレートとストッパ部材の歯どうしが
強く噛み合わせられるとともに、軸部材が固定ブラケッ
トに固定される。そして、ステアリングシャフト支持部
材およびステアリングホイールが運転位置に保持される
。
段によってストッパプレートがストッパ部材から遠ざか
る方に付勢されて両者の歯どうしの噛み合わせが解除さ
れる。このアンロック位置で、固定ブラケットに対する
軸部材の位置を調整し、これにより、ストッパ部材を介
してステアリングシャフト支持部材が回動させられ、ス
テアリングシャフト支持部材側のステアリングホイール
の上下方向の位置の調整が行なわれる。この位置で、操
作レバーをロック位置に向けて回動させると、ストッパ
プレートはストッパ部材側に回動し、ある地点でストッ
パプレートとストッパ部材の歯どうしが噛み合い始め、
操作レバーがロック位置に至る前に歯どうしが完全に噛
み合う。このとき、操作レバーは軸部材に完全に締付け
られていないので、軸部材はストッパ部材に対してチル
ト中心を中心とする円弧方向に移動可能であり、ステア
リングシャフト支持部材およびステアリングホイールの
上下の位置をさらに細かく調整しうる。操作レバーがロ
ック位置に至り、操作レバーが軸部材に完全に締付けら
れると、ストッパプレートとストッパ部材の歯どうしが
強く噛み合わせられるとともに、軸部材が固定ブラケッ
トに固定される。そして、ステアリングシャフト支持部
材およびステアリングホイールが運転位置に保持される
。
実 施 例
以下、図面を参照して、この発明の1実施例を説明する
。
。
図面は、自動車のチルトステアリング装置の1例を示す
。なお、以下の説明において、第1図および第2図の左
側を前、右側を後とし、第1図の上下を上下とし、第2
図の下側を左、上側を右とする。
。なお、以下の説明において、第1図および第2図の左
側を前、右側を後とし、第1図の上下を上下とし、第2
図の下側を左、上側を右とする。
第1図および第2図はチルトステアリング装置の全体構
成を示し、自動車の車体(図示路)に、固定ブラケット
(1)が固定されている。固定ブラケット(1)は上か
ら見て後部が開いた略U字状をなし、その前端部にロア
コラム(2)が固定されている。ロアコラム(2)の前
端部も、図示しない固定部材によって車体の適当箇所に
固定されている。ロアコラム(2)内に、ロアステアリ
ングシャフト(ロアシャフト)(3)が回転自在に支持
されている。図示は省略したが、ロアシャフト(3)の
前端部はステアリングギヤに連結されている。
成を示し、自動車の車体(図示路)に、固定ブラケット
(1)が固定されている。固定ブラケット(1)は上か
ら見て後部が開いた略U字状をなし、その前端部にロア
コラム(2)が固定されている。ロアコラム(2)の前
端部も、図示しない固定部材によって車体の適当箇所に
固定されている。ロアコラム(2)内に、ロアステアリ
ングシャフト(ロアシャフト)(3)が回転自在に支持
されている。図示は省略したが、ロアシャフト(3)の
前端部はステアリングギヤに連結されている。
固定ブラケット(1)の後部に、チルトブラケット(ス
テアリングシャフト支持部材)(5)の後部が左右にの
びる2個の連結ピン(6)によって回動自在に取り付け
られている。チルトブラケット(5)は上から見て前部
が開いた略U字状をなし、左側部分(5a)が固定ブラ
ケット(1)の左側部分(1a)の内側に、右側部分(
5b)が固定ブラケット(1)の右側部分(1b)の内
側にそれぞれ配置されている。連結ピン(6)には、頭
部(6a)、円形軸部(6b)およびおねじ部(6C)
が形成されている。固定ブラケット(1)の左右両側部
分(1a)(1b)の穴(7)、およびチルトブラケッ
ト(5)の左右両側部分(5a)の穴(8)に外輪(9
a)が固定された軸受(9)の内輪(9b)に、左右両
側部分(1a)(1b)の外側から連結ピン(6)の円
形軸部(6b)が挿入され、おねじ部(6C)にねじ込
まれたナツト(11)により、軸受(9)の内輪(9b
)が固定ブラケット(1)に固定され、チルトブラケッ
ト(5)が固定ブラケット(1)に対して回動しうるよ
うになっている。軸受(9)の内輪(9b)と固定ブラ
ケット(1)の左側部分(1a)との間にはシム(10
)が介在させられている。チルトブラケット(5)の後
端部にアッパコラム(12)が固定されており、このア
ッパコラム(12)内にアッパステアリングシャフト(
アッパシャフト’) (13)が回転自在に支持されて
いる。アッパシャフト(13)の後端部には、ステアリ
ングホイール(図示路)が取付けられている。アッパシ
ャフト(13)の前端部はロアシャフト(3)の後端部
に自在継手(15)を介して連結されており、この自在
継手(15)の中心はチルトブラケット(5)の回動中
心すなわち連結ピン(6)の中心線上にある。図示は省
略したが、必要があれば、アッパコラム(12)に、ア
ッパシャフト(13)を伸縮させるテレスコープ駆動部
が設けられるとともに、両ブラケット(1)(5)にス
テアリングホイールの上方の退避位置への退避動作を行
わせるホップアップ装置が設けられる。
テアリングシャフト支持部材)(5)の後部が左右にの
びる2個の連結ピン(6)によって回動自在に取り付け
られている。チルトブラケット(5)は上から見て前部
が開いた略U字状をなし、左側部分(5a)が固定ブラ
ケット(1)の左側部分(1a)の内側に、右側部分(
5b)が固定ブラケット(1)の右側部分(1b)の内
側にそれぞれ配置されている。連結ピン(6)には、頭
部(6a)、円形軸部(6b)およびおねじ部(6C)
が形成されている。固定ブラケット(1)の左右両側部
分(1a)(1b)の穴(7)、およびチルトブラケッ
ト(5)の左右両側部分(5a)の穴(8)に外輪(9
a)が固定された軸受(9)の内輪(9b)に、左右両
側部分(1a)(1b)の外側から連結ピン(6)の円
形軸部(6b)が挿入され、おねじ部(6C)にねじ込
まれたナツト(11)により、軸受(9)の内輪(9b
)が固定ブラケット(1)に固定され、チルトブラケッ
ト(5)が固定ブラケット(1)に対して回動しうるよ
うになっている。軸受(9)の内輪(9b)と固定ブラ
ケット(1)の左側部分(1a)との間にはシム(10
)が介在させられている。チルトブラケット(5)の後
端部にアッパコラム(12)が固定されており、このア
ッパコラム(12)内にアッパステアリングシャフト(
アッパシャフト’) (13)が回転自在に支持されて
いる。アッパシャフト(13)の後端部には、ステアリ
ングホイール(図示路)が取付けられている。アッパシ
ャフト(13)の前端部はロアシャフト(3)の後端部
に自在継手(15)を介して連結されており、この自在
継手(15)の中心はチルトブラケット(5)の回動中
心すなわち連結ピン(6)の中心線上にある。図示は省
略したが、必要があれば、アッパコラム(12)に、ア
ッパシャフト(13)を伸縮させるテレスコープ駆動部
が設けられるとともに、両ブラケット(1)(5)にス
テアリングホイールの上方の退避位置への退避動作を行
わせるホップアップ装置が設けられる。
固定ブラケット(1)は、図示しない衝撃エネルギ吸収
機構を介して車体に取り付けられている。固定ブラケッ
ト(1)の左側部分(la)および右側部分(1b)の
後部上端にそれぞれ外側に張出した取付ブラケット(1
9)が一体に形成され、これらの取付ブラケット(19
)の後部に後端まで達する前後に長い切欠き(20)が
形成されている。
機構を介して車体に取り付けられている。固定ブラケッ
ト(1)の左側部分(la)および右側部分(1b)の
後部上端にそれぞれ外側に張出した取付ブラケット(1
9)が一体に形成され、これらの取付ブラケット(19
)の後部に後端まで達する前後に長い切欠き(20)が
形成されている。
そして、固定ブラケット(1)は、取付ブラケット(1
9)の切欠き(20)に下からボルト(図示路)を通し
、このボルトを車体にねじ込むことにより、図示しない
衝撃エネルギ吸収機構を介して車体に固定される。衝撃
エネルギ吸収機構は、車両の衝突時に、運転者が慣性力
によってステアリングホイールに衝突した場合に衝突の
エネルギを吸収する。
9)の切欠き(20)に下からボルト(図示路)を通し
、このボルトを車体にねじ込むことにより、図示しない
衝撃エネルギ吸収機構を介して車体に固定される。衝撃
エネルギ吸収機構は、車両の衝突時に、運転者が慣性力
によってステアリングホイールに衝突した場合に衝突の
エネルギを吸収する。
固定ブラケット(1)とチルトブラケット(5)の間に
、第3図〜第8図に詳細に示すように、ステアリングホ
イールの上下方向の位置の調整が可能なチルト装置が設
けられている。
、第3図〜第8図に詳細に示すように、ステアリングホ
イールの上下方向の位置の調整が可能なチルト装置が設
けられている。
固定ブラケット(1)の左側部分(1a)の前寄りの部
分に、連結ピン(6)を中心として上下にのびる円弧状
の長穴(21)が形成されており、この長穴(21)に
、チルトブラケット(5)の左側部分(5a)を右側か
ら貫通したチルト操作軸(軸部材)(22)が右側から
挿入され、長穴(21)の左側からチルト操作軸(22
)にナツト(23〉がねじ込まれている。チルト操作軸
(22)には、右側から頭部(22a)、偏平軸部(2
2b)およびおねじ部(22c)が形成され、偏平軸部
(22b)が、チルトブラケット(5)の左側部分(5
a)に形成された穴(24)に密に嵌められているとと
もに、長穴(21)に回転はしないが長穴(21)の長
さ方向に移動しうるように嵌められている。また、偏平
軸部(22b)にシム(25)が嵌められ、固定ブラケ
ット(1)の左側部分(la)とチルトブラケット(5
)の左側部分(5a)との間に介在させられている。ナ
ツト(23)にはねじ穴(26)が形成され、このねじ
大(26)がチルト操作軸(22)のおねじ部(22C
)にねじ込まれている。ナツト(23)の左側に円形軸
部(23a)が形成され、その周囲にプレート状の調整
用チルト操作レバー(27)の前部がはめられて溶接に
より固定されている。操作レバー(27)は後方にのび
ており、これを上に回動させることにより、ナツト(2
3)が締付けられてロック位置に切換えられ、チルト操
作軸(2z)が固定ブラケット(1〉に固定される。ま
た、操作レバー(27)を下に回動させることにより、
ナツト(23)が緩められてアンロック位置に切換えら
れ、チルト操作軸(22〉が固定ブラケット(1)の長
穴(21)に沿って移動しうるようになる。操作レバー
(27)におけるナツト(23)よりも前方の部分には
、上下に長い長穴(28)が形成されている。この長穴
(28)は、連結ビン(6)を中心とする円弧状部分(
28a)と、円弧状部分(28a)に連なるとともに円
弧状部分(28a)よりも径方向内方を向くように傾斜
した直線状部分(28b)とよりなる。
分に、連結ピン(6)を中心として上下にのびる円弧状
の長穴(21)が形成されており、この長穴(21)に
、チルトブラケット(5)の左側部分(5a)を右側か
ら貫通したチルト操作軸(軸部材)(22)が右側から
挿入され、長穴(21)の左側からチルト操作軸(22
)にナツト(23〉がねじ込まれている。チルト操作軸
(22)には、右側から頭部(22a)、偏平軸部(2
2b)およびおねじ部(22c)が形成され、偏平軸部
(22b)が、チルトブラケット(5)の左側部分(5
a)に形成された穴(24)に密に嵌められているとと
もに、長穴(21)に回転はしないが長穴(21)の長
さ方向に移動しうるように嵌められている。また、偏平
軸部(22b)にシム(25)が嵌められ、固定ブラケ
ット(1)の左側部分(la)とチルトブラケット(5
)の左側部分(5a)との間に介在させられている。ナ
ツト(23)にはねじ穴(26)が形成され、このねじ
大(26)がチルト操作軸(22)のおねじ部(22C
)にねじ込まれている。ナツト(23)の左側に円形軸
部(23a)が形成され、その周囲にプレート状の調整
用チルト操作レバー(27)の前部がはめられて溶接に
より固定されている。操作レバー(27)は後方にのび
ており、これを上に回動させることにより、ナツト(2
3)が締付けられてロック位置に切換えられ、チルト操
作軸(2z)が固定ブラケット(1〉に固定される。ま
た、操作レバー(27)を下に回動させることにより、
ナツト(23)が緩められてアンロック位置に切換えら
れ、チルト操作軸(22〉が固定ブラケット(1)の長
穴(21)に沿って移動しうるようになる。操作レバー
(27)におけるナツト(23)よりも前方の部分には
、上下に長い長穴(28)が形成されている。この長穴
(28)は、連結ビン(6)を中心とする円弧状部分(
28a)と、円弧状部分(28a)に連なるとともに円
弧状部分(28a)よりも径方向内方を向くように傾斜
した直線状部分(28b)とよりなる。
固定ブラケット(1)の左側部分(1a)よりも外側に
おいて、チルト操作軸(22)の偏平軸部(22b)の
周囲に、ストッパ部材(30)が、チルト操作軸(22
)に対して回転しないように取り付けられている。スト
ッパ部材(30)の前縁部には、歯(30a)が形成さ
れている。歯(30a)の先端は連結ビン(6)を中心
とする円弧上に位置している。
おいて、チルト操作軸(22)の偏平軸部(22b)の
周囲に、ストッパ部材(30)が、チルト操作軸(22
)に対して回転しないように取り付けられている。スト
ッパ部材(30)の前縁部には、歯(30a)が形成さ
れている。歯(30a)の先端は連結ビン(6)を中心
とする円弧上に位置している。
ストッパ部材(30)には、連結ビン(6)を中心とし
て上下にのびる円弧状の長穴(16)が形成されており
、この長大(16)内にチルト操作軸(22)の偏平軸
部(22b)が、回転はしないが長さ方向に移動しうる
ように嵌められている。長穴(16)の長さは、偏平軸
部(22b)の横断面における長さよりも大きく、偏平
軸部(22b)と長大(16)との間に隙間(18)が
できるようになっている。この隙間(18)の円周方向
の長さしは、連結ビン(6)の軸心から歯(30a)の
先端までの距離をX1連結ピン(6)の軸心からチルト
操作軸(22)の軸心までの距離をY1歯(30a)の
ピッチを2とした場合に、次式で示される程度の大きさ
とすることが望ましい。
て上下にのびる円弧状の長穴(16)が形成されており
、この長大(16)内にチルト操作軸(22)の偏平軸
部(22b)が、回転はしないが長さ方向に移動しうる
ように嵌められている。長穴(16)の長さは、偏平軸
部(22b)の横断面における長さよりも大きく、偏平
軸部(22b)と長大(16)との間に隙間(18)が
できるようになっている。この隙間(18)の円周方向
の長さしは、連結ビン(6)の軸心から歯(30a)の
先端までの距離をX1連結ピン(6)の軸心からチルト
操作軸(22)の軸心までの距離をY1歯(30a)の
ピッチを2とした場合に、次式で示される程度の大きさ
とすることが望ましい。
L ■ φ Z
ストッパ部材(30)とナツト(23)との間には座金
(押さえ板) (17)が介在させられている。座金(
17)の半径は、チルト操作軸(22)の軸線から歯の
先端までの距離よりも大きい。
(押さえ板) (17)が介在させられている。座金(
17)の半径は、チルト操作軸(22)の軸線から歯の
先端までの距離よりも大きい。
固定ブラケット(1)の左側面に、上下にのびるストッ
パプレート(31)の上端部が、特殊ビン(32)によ
り回動自在に取り付けられている。ストッパプレート(
31)の左側面の後縁よりの部分は座金(17)で固定
ブラケット(1)側に押さえられている。ストッパプレ
ート(31)の後縁には、ストッパ部材(30)の歯(
30a)と噛み合う歯(31a)が形成されている。ス
トッパプレート(31)の下部に上下に長くかつ連結ビ
ン(6)を中心とする円弧上にある長大(33)が形成
されている。特殊ビン(32)には、右側からおねじ部
(32a) 、偏平軸部(32b) 、スペーサ部(3
2c) 、テーパ軸部(32d)およびおねじ部(32
e)が形成されている。
パプレート(31)の上端部が、特殊ビン(32)によ
り回動自在に取り付けられている。ストッパプレート(
31)の左側面の後縁よりの部分は座金(17)で固定
ブラケット(1)側に押さえられている。ストッパプレ
ート(31)の後縁には、ストッパ部材(30)の歯(
30a)と噛み合う歯(31a)が形成されている。ス
トッパプレート(31)の下部に上下に長くかつ連結ビ
ン(6)を中心とする円弧上にある長大(33)が形成
されている。特殊ビン(32)には、右側からおねじ部
(32a) 、偏平軸部(32b) 、スペーサ部(3
2c) 、テーパ軸部(32d)およびおねじ部(32
e)が形成されている。
特殊ビン(32)の偏平軸部(32b)が固定ブラケッ
ト(1)の左側部分(1a)に形成された穴(34)に
密に嵌められるとともに、テーバ軸部(32d)がスト
ッパプレート(31)に形成されたテーバ穴(35)に
密に嵌められ、さらにスペーサ部(32c)が固定ブラ
ケット(1)の左側部分(1a)とストッパプレート(
31)との間に介在させられた状態で、両おねじ部(3
2a) (32e)にそれぞれナツト(3B) (37
)がねじ嵌められている。
ト(1)の左側部分(1a)に形成された穴(34)に
密に嵌められるとともに、テーバ軸部(32d)がスト
ッパプレート(31)に形成されたテーバ穴(35)に
密に嵌められ、さらにスペーサ部(32c)が固定ブラ
ケット(1)の左側部分(1a)とストッパプレート(
31)との間に介在させられた状態で、両おねじ部(3
2a) (32e)にそれぞれナツト(3B) (37
)がねじ嵌められている。
ストッパプレート(31)の長大(33)および操作レ
バー(27)の長穴(28)に、ピン(38)が両長大
(3a) (28)に対して摺動自在となるように右側
から通されている。ピン(3B)には、右側から頭部(
38a)、円形軸部(aab)およびおねじ部(38c
)が形成されており、円形軸部(38b)が両長穴(3
3)(28)に通されている。そして、おねじ部(38
c)にナツト(39)がねじ嵌められている。
バー(27)の長穴(28)に、ピン(38)が両長大
(3a) (28)に対して摺動自在となるように右側
から通されている。ピン(3B)には、右側から頭部(
38a)、円形軸部(aab)およびおねじ部(38c
)が形成されており、円形軸部(38b)が両長穴(3
3)(28)に通されている。そして、おねじ部(38
c)にナツト(39)がねじ嵌められている。
第1図および第6図は、ステアリングホイールおよびチ
ルトブラケット(5)が運転位置に保持されている状態
を示す。
ルトブラケット(5)が運転位置に保持されている状態
を示す。
このとき、操作レバー(27)が上方のロック位置に回
動させられて、前述のように、ナツト(23)が締付け
られ、チルト操作軸(22)が固定ブラケット(1)に
固定されている。また、ピン(38)の円形軸部(38
b)が操作レバー(27)の長穴(28)内の上端に位
置している。このため、ストッパプレート(31)の長
穴(33)の後縁部分がピン(38)により後方に押さ
れ、ストッパプレート(31)は、特殊ピン(32)を
中心に、後方に回動するように付勢され、ストッパプレ
ート(31)とストッパ部材(30)の歯(31a)
(30a)どうしが強く噛み合わせられている。その結
果、ステアリングホイールが衝撃を受けた場合などに、
ナツト(23)のチルト操作軸(22)への締付けが緩
むことはなく、チルトブラケット(5)が運転位置に保
持されている。また、ストッパ部材(30)およびスト
ッパプレート(31)は座金(17)により固定ブラケ
ット(1)側に押さえられている。ストッパプレート(
31)は座金(17)とピン(38)の頭部(38a)
とにより挟着されている。したがって、両者の左右方向
へのがたつきが防止される。
動させられて、前述のように、ナツト(23)が締付け
られ、チルト操作軸(22)が固定ブラケット(1)に
固定されている。また、ピン(38)の円形軸部(38
b)が操作レバー(27)の長穴(28)内の上端に位
置している。このため、ストッパプレート(31)の長
穴(33)の後縁部分がピン(38)により後方に押さ
れ、ストッパプレート(31)は、特殊ピン(32)を
中心に、後方に回動するように付勢され、ストッパプレ
ート(31)とストッパ部材(30)の歯(31a)
(30a)どうしが強く噛み合わせられている。その結
果、ステアリングホイールが衝撃を受けた場合などに、
ナツト(23)のチルト操作軸(22)への締付けが緩
むことはなく、チルトブラケット(5)が運転位置に保
持されている。また、ストッパ部材(30)およびスト
ッパプレート(31)は座金(17)により固定ブラケ
ット(1)側に押さえられている。ストッパプレート(
31)は座金(17)とピン(38)の頭部(38a)
とにより挟着されている。したがって、両者の左右方向
へのがたつきが防止される。
ステアリングホイールが運転位置に保持されている状態
で、操作レバー(27)を下方に回動させると、まずピ
ン(38)の円形軸部(38b)が長穴(28)の円弧
状部分(28a)内を移動し、スト・ソバプレー) (
31)とストッパ部材(30)の歯(31a) (30
a)どうしが噛み合ったままの状態で、チルト操作軸(
22)に対するナツト(23)の締付けが緩み始める(
第1図鎖線参照)。さらに、操作レバー(27)を回動
させると、ピン(38)の円形軸部(38b)は長大(
28)の直線状部分(28b)内に入る。そして、その
直線状部分(28b)がストッパブレー) (31)の
長穴(33)とほぼ一致する点を通りすぎると、ストッ
パプレート(31)の長大(33)の前縁部がピン(3
8)の円形軸部(38b)によって前方に押され、スト
ッパプレート(31)が前方に回動し、ストッパプレー
ト(31)とストッパ部材(80)の歯(81a) (
30a)どうしの噛み合いが緩み始める。操作し/<
−(27)が第7図に示すようなアンロック位置に達す
ると、ストッパプレート(31)とストッパ部材(30
)の歯(31a) (10a>どうしの噛み合いが完全
に解除されるので、ステアリングホイールを手で持って
チルトブラケット(5)とともに上下に回動させて位置
の調整ができるようになる。チルトブラケット(5)が
上下に回動すると、チルト操作軸(22)とともにスト
ッパ部材(30)も上下に移動する。そして、適当な位
置で操作レバー(27)を上方に回動させてロック位置
まで回動させ、ナツト(23)を締付ける。すると、操
作レバー(27)を下方に回動させる場合とは逆に、ス
トッパプレート(31)は後方に回動し、ある地点でス
トッパブレー) (31)とストッパ部材(30)の歯
(31a) (30a)どうしが噛み合い始め、ピン(
38)が操作レバー(27)の長大(28)の直線部分
(28b)と円弧状部分(28a)との境目にきたとき
に、歯(31a) (toa)どうしが完全に噛み合う
(第8図参照)。このとき、ナツト(28)は完全に締
付けられていないので、チルト操作軸(22)の偏平軸
部(22b)は長穴(16)の長さ方向、に、隙間(1
8)の長さ(L)分だけ移動可能であり、偏平軸部(2
2b)を移動させることにより、チルトブラケット(5
)およびステアリングホイールをさらに上下に移動しう
る。したがって、チルトブラケット(5)およびステア
リングホイールの上下の位置を、ストッパ部材(30)
およびストッパプレート(31)の歯(Boa) (3
1a)のピッチよりも細かく微調整することができる。
で、操作レバー(27)を下方に回動させると、まずピ
ン(38)の円形軸部(38b)が長穴(28)の円弧
状部分(28a)内を移動し、スト・ソバプレー) (
31)とストッパ部材(30)の歯(31a) (30
a)どうしが噛み合ったままの状態で、チルト操作軸(
22)に対するナツト(23)の締付けが緩み始める(
第1図鎖線参照)。さらに、操作レバー(27)を回動
させると、ピン(38)の円形軸部(38b)は長大(
28)の直線状部分(28b)内に入る。そして、その
直線状部分(28b)がストッパブレー) (31)の
長穴(33)とほぼ一致する点を通りすぎると、ストッ
パプレート(31)の長大(33)の前縁部がピン(3
8)の円形軸部(38b)によって前方に押され、スト
ッパプレート(31)が前方に回動し、ストッパプレー
ト(31)とストッパ部材(80)の歯(81a) (
30a)どうしの噛み合いが緩み始める。操作し/<
−(27)が第7図に示すようなアンロック位置に達す
ると、ストッパプレート(31)とストッパ部材(30
)の歯(31a) (10a>どうしの噛み合いが完全
に解除されるので、ステアリングホイールを手で持って
チルトブラケット(5)とともに上下に回動させて位置
の調整ができるようになる。チルトブラケット(5)が
上下に回動すると、チルト操作軸(22)とともにスト
ッパ部材(30)も上下に移動する。そして、適当な位
置で操作レバー(27)を上方に回動させてロック位置
まで回動させ、ナツト(23)を締付ける。すると、操
作レバー(27)を下方に回動させる場合とは逆に、ス
トッパプレート(31)は後方に回動し、ある地点でス
トッパブレー) (31)とストッパ部材(30)の歯
(31a) (30a)どうしが噛み合い始め、ピン(
38)が操作レバー(27)の長大(28)の直線部分
(28b)と円弧状部分(28a)との境目にきたとき
に、歯(31a) (toa)どうしが完全に噛み合う
(第8図参照)。このとき、ナツト(28)は完全に締
付けられていないので、チルト操作軸(22)の偏平軸
部(22b)は長穴(16)の長さ方向、に、隙間(1
8)の長さ(L)分だけ移動可能であり、偏平軸部(2
2b)を移動させることにより、チルトブラケット(5
)およびステアリングホイールをさらに上下に移動しう
る。したがって、チルトブラケット(5)およびステア
リングホイールの上下の位置を、ストッパ部材(30)
およびストッパプレート(31)の歯(Boa) (3
1a)のピッチよりも細かく微調整することができる。
チルト操作レバー(27)がロック位置に至り、ナツト
(23)が完全に締付けられると。ストッパプレート(
31)は、特殊ビン(32)を中心に後方に回動するよ
うに付勢され、ストッパプレート(31)とストッパ部
材(30)の歯(81a) (30a)どうしが強く噛
み合わせられる。このようにしてチルト操作軸(22)
が固定され、これによってチルトブラケット(5)およ
びステアリングホイールも調整された位置に固定される
。
(23)が完全に締付けられると。ストッパプレート(
31)は、特殊ビン(32)を中心に後方に回動するよ
うに付勢され、ストッパプレート(31)とストッパ部
材(30)の歯(81a) (30a)どうしが強く噛
み合わせられる。このようにしてチルト操作軸(22)
が固定され、これによってチルトブラケット(5)およ
びステアリングホイールも調整された位置に固定される
。
上記実施例においては、車体に固定されかつロアステア
リングシャフト(3)をロアコラム(2)を介して支持
する固定ブラケット(1)と、固定ブラケット(1)に
回動自在に取り付けられかつ自在継手(15)によりロ
アステアリングシャフト(3)に連結されたアッパステ
アリングシャフト(13)をアッパコラム(12)を介
して支持するチルトブラケット(5)とを備えており、
チルトブラケット(5)の固定ブラケット(1)に対す
る回動中心をチルト中心としてステアリングホイールの
上下の位置調整を行いうるようになっており、チルトブ
ラケット(5)と固定ブラケット(1)とにチルト操作
軸(22)、ストッパ部材(30)、ストッパプレート
(31)およびチルト操作レバー(27)が設けられて
いる形式のチルトステアリング装置である。しかしなが
ら、これに限らず、この発明は、ステアリングシャフト
の前端部をチルト中心としてステアリングホイールの上
下の位置の調整を行いうる装置にも適用可能である。こ
の装置では、車体に固定される前部固定ブラケットと、
前部固定ブラケットに回動自在に取り付けられかつステ
アリングシャフトの前端部を支持するチルトブラケット
と、後部において車体に固定される後部固定ブラケット
と、後部固定ブラケットにチルト中心の周りに回動自在
に取り付けられかつステアリングシャフトを支持するス
テアリングシャフト支持部材とを備えている。そして、
ステアリングシャフト支持部材に軸部材が固定され、軸
部材にストッパ部材が固定され、後部固定ブラケットに
ストッパプレートが回動自在に取り付けられ、軸部材に
操作レバーがねじ嵌められる。
リングシャフト(3)をロアコラム(2)を介して支持
する固定ブラケット(1)と、固定ブラケット(1)に
回動自在に取り付けられかつ自在継手(15)によりロ
アステアリングシャフト(3)に連結されたアッパステ
アリングシャフト(13)をアッパコラム(12)を介
して支持するチルトブラケット(5)とを備えており、
チルトブラケット(5)の固定ブラケット(1)に対す
る回動中心をチルト中心としてステアリングホイールの
上下の位置調整を行いうるようになっており、チルトブ
ラケット(5)と固定ブラケット(1)とにチルト操作
軸(22)、ストッパ部材(30)、ストッパプレート
(31)およびチルト操作レバー(27)が設けられて
いる形式のチルトステアリング装置である。しかしなが
ら、これに限らず、この発明は、ステアリングシャフト
の前端部をチルト中心としてステアリングホイールの上
下の位置の調整を行いうる装置にも適用可能である。こ
の装置では、車体に固定される前部固定ブラケットと、
前部固定ブラケットに回動自在に取り付けられかつステ
アリングシャフトの前端部を支持するチルトブラケット
と、後部において車体に固定される後部固定ブラケット
と、後部固定ブラケットにチルト中心の周りに回動自在
に取り付けられかつステアリングシャフトを支持するス
テアリングシャフト支持部材とを備えている。そして、
ステアリングシャフト支持部材に軸部材が固定され、軸
部材にストッパ部材が固定され、後部固定ブラケットに
ストッパプレートが回動自在に取り付けられ、軸部材に
操作レバーがねじ嵌められる。
また、上記実施例においては、付勢手段はチルト操作レ
バーに形成された長穴と、ストッパプレートに形成され
た長穴とに通されたビンであるが、これに限るものでは
ない。
バーに形成された長穴と、ストッパプレートに形成され
た長穴とに通されたビンであるが、これに限るものでは
ない。
発明の効果
この発明のチルトステアリング装置によれば、上述のよ
うに、操作レバーがロック位置にあるときには、ストッ
パプレートがストッパ部材のほうに付勢されて両者の歯
どうしが強く噛み合わせられているので、ステアリング
ホイールが衝撃を受けた場合なども、ナツトのチルト操
作軸への締付けが緩むことはない。したがって、締付は
トルクが小さくても、チルトブラケットは確実に運転位
置に保持され、その結果ステアリングホイールは所定の
位置に保持される。
うに、操作レバーがロック位置にあるときには、ストッ
パプレートがストッパ部材のほうに付勢されて両者の歯
どうしが強く噛み合わせられているので、ステアリング
ホイールが衝撃を受けた場合なども、ナツトのチルト操
作軸への締付けが緩むことはない。したがって、締付は
トルクが小さくても、チルトブラケットは確実に運転位
置に保持され、その結果ステアリングホイールは所定の
位置に保持される。
また、上述のようにして、ステアリングシャフト支持部
材およびステアリングホイールの上下の位置調整を、ス
トッパ部材およびストッパプレートの歯のピッチよりも
細かく微調整することができる。
材およびステアリングホイールの上下の位置調整を、ス
トッパ部材およびストッパプレートの歯のピッチよりも
細かく微調整することができる。
第1図はこの発明の1実施例を示すチルトステアリング
装置要部の一部を省略した側面図、第2図は同部分切欠
き平面図、第3図はチルト装置の分解斜視図、第4図は
第1図のIV−IV線拡大断面図、第5図は第1図の■
−v線拡線断大断面図6図は操作レバーがロック位置に
あるときの一部を省略したチルト装置要部の拡大側面図
、第7図は操作レバーがアンロック位置にあるときの一
部を省略したチルト装置要部の拡大側面図、第8図はス
トッパ部材の歯とストッパプレートの歯とが完全に噛み
合い、かつ操作レバーがロック位置の至る前の状態の一
部を省略したチルト装置要部の拡大側面図である。 (1)・・・固定ブラケット、(5)・・・チルトブラ
ケット(ステアリングシャフト支持部材)、(12)・
・・アッパコラム、(13)・・・アッパステアリング
シャフト、(18)・・・隙間、(22)・・・チルト
操作軸(軸部材) 、(27)・・・チルト操作レバー
、(28)・・・長穴、(30)・・・ストッパ部材、
(Boa)・・・歯、(31)・・・ストッパプレート
、(31a)・・・歯、(38)・・・長穴、(38)
・・・ビン。 第4図 第8図
装置要部の一部を省略した側面図、第2図は同部分切欠
き平面図、第3図はチルト装置の分解斜視図、第4図は
第1図のIV−IV線拡大断面図、第5図は第1図の■
−v線拡線断大断面図6図は操作レバーがロック位置に
あるときの一部を省略したチルト装置要部の拡大側面図
、第7図は操作レバーがアンロック位置にあるときの一
部を省略したチルト装置要部の拡大側面図、第8図はス
トッパ部材の歯とストッパプレートの歯とが完全に噛み
合い、かつ操作レバーがロック位置の至る前の状態の一
部を省略したチルト装置要部の拡大側面図である。 (1)・・・固定ブラケット、(5)・・・チルトブラ
ケット(ステアリングシャフト支持部材)、(12)・
・・アッパコラム、(13)・・・アッパステアリング
シャフト、(18)・・・隙間、(22)・・・チルト
操作軸(軸部材) 、(27)・・・チルト操作レバー
、(28)・・・長穴、(30)・・・ストッパ部材、
(Boa)・・・歯、(31)・・・ストッパプレート
、(31a)・・・歯、(38)・・・長穴、(38)
・・・ビン。 第4図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 車体に固定される固定ブラケットと、 固定ブラケットに、チルト中心の周りに回動自在に取り
付けられかつステアリングシャフトをコラムを介して支
持するステアリングシャフト支持部材と、 ステアリングシャフト支持部材に対してチルト中心を中
心とする円弧方向の位置の調整ができるように固定ブラ
ケットに固定される軸部材と、 軸部材に対して回転はしないがチルト中心を中心とする
円弧方向に移動しうるように取付けられ、かつ歯を有す
るストッパ部材と、 固定ブラケットに回動自在に取付けられかつストッパ部
材の歯と噛み合う歯を有するストッパプレートと、 ロック位置とアンロック位置に切換えられうるように軸
部材にねじ嵌められるチルト操作レバーと、 操作レバーがロック位置にあるときにストッパプレート
をストッパ部材の方に付勢して両者の歯どうしを強く噛
み合わせるとともに、操作レバーがアンロック位置にあ
るときにストッパプレートをストッパ部材から遠ざかる
方に付勢して両者の歯どうしの噛み合わせを解除する付
勢手段とを備えているチルトステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8274889A JPH03568A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | チルトステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8274889A JPH03568A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | チルトステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03568A true JPH03568A (ja) | 1991-01-07 |
Family
ID=13783048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8274889A Pending JPH03568A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | チルトステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03568A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010184656A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Nsk Ltd | ステアリングコラム装置 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP8274889A patent/JPH03568A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010184656A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Nsk Ltd | ステアリングコラム装置 |
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