JPH0356888B2 - - Google Patents

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JPH0356888B2
JPH0356888B2 JP7719986A JP7719986A JPH0356888B2 JP H0356888 B2 JPH0356888 B2 JP H0356888B2 JP 7719986 A JP7719986 A JP 7719986A JP 7719986 A JP7719986 A JP 7719986A JP H0356888 B2 JPH0356888 B2 JP H0356888B2
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cutting
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resin hollow
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JP7719986A
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/48Moulds
    • B29C49/50Moulds having cutting or deflashing means

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空調装置の通風ダクトなどとして用い
られる吹込成形合成樹脂製中空体の製造方法及び
製造装置に関するもので、特に合成樹脂製中空体
から不要部分を切断する方法及び装置の改良に関
する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の製造方法及び製造装置として
は、例えば特開昭57−199627号公報に記載された
ものがあり、この公報記載のものでは、吹込成形
するに当たつて、吹込成形されるべき中空体製品
とこれより切断すべき余分の部分との一体連結部
分に該当する個所に、外方へ凸出した環状の中空
鍔部を吹込一体成形せしめ、該吹込成形工程に連
続して吹込型内において前記中空体製品から前記
中空鍔部を2つの刃(トリミングパンチ)の剪断
作用により切断するようにしている。
この従来方法によれば、吹込成形工程に連続し
て吹込型内において中空体製品から中空鍔部を2
つの刃の剪断作用で切断しており、該切断工程は
吹込成形工程に連続しているため、中空体製品な
らびに中空鍔部には吹込成形工程時の吹込圧がか
かる、即ち内圧がかかつた状態になり、中空体製
品、中空鍔部は内圧による荷重によつて吹込型内
に強固に保持される。従つて、鍔部を2つの刃の
剪断作用で切断する際に中空体製品が鍔部の方向
へ引張られるのを抑制でき、故に正確な切断寸法
が得られる。また、中空体製品、鍔部は吹込型内
に強固に保持されるから、例えば切断速度を遅く
しても鍔部が肉厚的に薄く伸ばされて切断できな
くなることはないという利点を有している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の従来方法では、中空体製
品から中空鍔部を剪断する2つの刃(トリミング
パンチ)と吹込型とのクリアランスを中空鍔部の
肉厚の1〜2%程度、通常10μ〜20μ程度の精度
に設定しないと中空鍔部の剪断を良好に行なうこ
とができない。そのため、非常に高度な型加工精
度が要求され、型製作費がどうしても高価になる
という問題点があつた。
また、樹脂製中空体が製品部と製品不要部と中
空鍔部との3部分に分断されるので、切断後の切
屑処理が煩雑となる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決するためになされた
もので、そのために第1発明においては樹脂パリ
ソンを、キヤビテイを形成し型面に一組の分割さ
れた刃先が位置する切断工具をもつ一組の分割型
間に押し出す工程と、 前記一組の分割型を閉じ、パリソン内に圧縮ガ
スを圧入し、パリソンを膨張させて分割型の成形
型面に押圧し樹脂製中空体を成形する工程と、 成形された樹脂製中空体内に圧縮ガスを圧入し
た状態で、前記切断工具を前進させ、この切断工
具の刃先で前記樹脂製中空体の壁面を突き破り、
製品部分と不要部分を切断する工程と、 前記一組の分割型を開き、前記樹脂製中空体の
製品部分と不要部分を取り出す工程を備えるとい
う技術的手段を採用する。
第2発明においては、キヤビテイを形成する一
組の分割型と、 この分割型において組品には不要となる部分を
成形するキヤビテイと製品部分を成形するキヤビ
テイの境界部分に切断部と直交方向に摺動可能に
保持された鋭利な刃先を有する一組の分割された
切断工具と、 この切断工具をキヤビテイ内に押し出す切断工
具駆動装置を備えるという技術的手段を採用す
る。
〔作用及び発明の効果〕
上記第1及び第2発明は相互に密接した関係に
あるので、両発明の作用及び効果をまとめて述べ
る。
本発明によれば、切断工具の刃先が型などと金
属接触することなく樹脂製中空体を切断している
ので、刃先の耐久性が良好であり、かつ従来方法
のごとき型と刃との間の精密なクリアランスを利
用した剪断による切造方法を用いていないから、
型および刃先の双方に高度な加工精度が要求され
ず、型費が安価ですむ。また、樹脂製中空体を切
断工具の刃先により製品部と製品不要部との2部
分に分断するので、切断後の切屑処理が容易であ
る。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例に基づいて詳しく
説明する。第1図〜第3図は第1実施例を示すも
ので、本第1実施例では分割型1と分割型2とで
1組の型となり、吹込成形には必要であるが最終
製品には不要となるキヤビテイ3を形成してい
る。また、分割型4は分割型5とで1組となり、
最終製品となるキヤビテイ6を形成している。こ
のキヤビテイ3とキヤビテイ6は連通している。
なお、分割型1と4、また分割型2と5はボルト
(図示なし)でそれぞれ一体に連結されている。
分割型4と5には、切断工具7と8を配置でき、
更にこの工具7,8が切断のために作動する空間
分の大きさを有する溝9,10が切断部周囲に設
けられている。この溝9,10に切断工具7,8
が挿入されている。この切断工具7,8は、その
拡大図を第2図に示すように先端に鋭利な刃先7
1,81を持ち、この刃先先端部の断面は直角三
角形状をなしており、この刃先先端の角度は鋭利
とし、本実施例では15゜の角度となつている。こ
こで、一組の切断工具7,8の刃先71,81は
互いに共同して1つの筒状を形成しており、樹脂
製中空体Wの切断部形状が例えば円筒状であれ
ば、この刃先71,81は円筒状に形成される。
また、この刃先71,81は全周同一高さとなつ
ている。この刃先71,81は樹脂製中空体Wの
切断部周囲を形成するための型面41,51より
も、わずか突出しており、この突出量lは切断し
ようとする樹脂製中空体Wの切断部肉厚tよりも
小さい値である。本実施例では、切断部肉厚t=
1.0mmの約1/3である0.3mmだけ、刃先71,81
が型面41,51より突出している。
この切断工具8の一部には、これを油圧シリン
ダ11のピストンロツド111と連結するため
に、固定用ボルト12とピストンロツド111の
先端部が挿入される穴82が設けられ、ピストン
ロツド111の先端に設けられたメネジと固定用
ボルト12とでこの切断工具8をはさみこむよう
に固定して、油圧シリンダ11により切断工具8
を作動し得るようになつている。切断工具7にお
いても、図示しない全く同一の機構により油圧シ
リンダに連結され、一組の切断工具7,8は同時
に作動し得るようになつている。
次に、本第1実施例に基づく製造方法を工程順
に説明する。
まず、上記分割型1,2,4,5を一組とする
成形型を通常のブロー成形機に取付け、170℃程
度に加熱された低密度ポリエチレンを用い直径約
50mm、厚さ2mmのパリソンを上記成形型内に押出
す。そして、成形型内におけるパリソンが充分な
長さに達した時、分割型1,2,4,5を閉じて
キヤビテイ3,6内にパリソンを保持し、ただち
に型上方部の穴Aから圧縮ガスを吹込みパリソン
を膨らませ型面に押し付けてキヤビテイ3,6の
形状に沿つた樹脂製中空体Wを成形する。この
時、切断工具7,8の筒状刃先71,81は第2
図に示す如く、分割型4,5の切断部周囲の型面
41,51より所定量lだけ突出した位置に保持
されており、かつこの刃先71,81の突出量l
は、中空体Wの肉厚tより小さい値となつてお
り、通常は、肉厚の1/2〜1/3程度に設定す
る。このように、切断部周囲に筒状刃先71,8
1が突出していることにより、切断部周囲には、
刃先71,81が樹脂製中空体Wの肉厚中に食い
込んだ状態で樹脂製中空体Wが成形される。
樹脂製中空体Wが分割型1,2,4,5によつ
て形成された後、若干の時間が経過して、中空体
Wが80℃程度の温度まで冷却された後に、ブロー
成形の圧縮ガスの圧力を保持した状態で油圧シリ
ンダ11を駆動し、切断工具7,8を第1図上方
へ前進させ、キヤビテイ3内へ突出させる。この
様子を第3図に示す。このとき、刃先71,81
が肉厚中に食い込んだ状態にあるため、刃先7
1,81の前進により当部に応力が集中し、樹脂
製中空体Wの切断部の肉厚を容易に突き破り、樹
脂製中空体Wの最終製品には不要となる部分W2
を製品部W1から容易に切断、分離することがで
きる。上記のように、吹込成形型内で中空体Wの
成形と切断を連続して行なうことにより、吹込成
形法で得られる樹脂製中空体Wのうち、空調用エ
アーダクト等の端部が開口となる製品の製造工程
を短縮できるとともに、切断のために、従来の成
形工程の時間が延長されるといつた不具合は全く
生じない。
次に、第4図〜第6図により第2実施例を説明
する。前述の第1実施例では、成形品切断端部の
形状が外径側へテーパ状に拡がる場合の切断機構
について述べたが、本第2実施例では成形品の切
断端部がストレート状の形状である場合の実施例
であつて、一組の分割型13,14により最終製
品に不要部分のキヤビテイ15を形成し、更に別
の1組の分割型16,17と切断工具21,22
の内周部211,221とにより製品部キヤビテ
イ18を形成している。分割型13と16及び1
4と17はそれぞれ図示しないボルトで固定さ
れ、キヤビテイ15と18は連通している。切断
工具21,22は分割型16,17の空間19,
20部へ正確に挿入され、この内周部211,2
21がキヤビテイ18の一部を形成している。更
に、切断工具21,22の刃先部212,222
は第5図、第6図に示す通り、第1実施例と同様
にその断面は直角三角形状をしており、先端が鋭
利となつている。この切断工具21,22は第1
実施例と同様に、油圧シリンダ11により、前後
進可能となつている。この成形型に第1実施例同
様の吹込成形を行うと、樹脂製中空体Wが成形さ
れる。第5図に刃先部近辺の大図を示す。切断工
具刃先212,222は鋭利となつていることか
ら、切断部肉厚に、この刃先212,222が食
い込んだ状態で成形され、この切断工具21,2
2を油圧シリンダ11で前進させることにより、
第6図に示す様に当部に応力が集中し、容易に当
部を突き破り、樹脂製中空体Wの最終製品には不
要となる部分W2を製品部W1から切断分離する。
第1実施例および第2実施例はともに切断工具
の駆動装置として、油圧シリンダ11を用いた
が、油圧シリンダの代りにエアーシリンダでもよ
く、又、モータの回転力でピニオンを介してラツ
クを駆動させてもよく、この駆動装置は種々変形
できる。
また、切断工具7,8,21,22の刃先の平
面形状は円筒状の他に、中空体Wの断面形状に対
応して矩形状、楕円状等種々の形状に変更でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に用いる成形型の要
部断面図、第2図は同第1図の成形型に使用した
切断工具の刃先が切断前の状態にあることを示す
拡大図、第3図は同第2図の切断後の拡大図、第
4図は本発明の第2実施例に用いた成形型の要部
断面図、第5図は同第4図における切断工具の切
断前の刃先位置を示す拡大図で、第6図は切断後
の刃先位置を示す拡大図である。 1,2,4,5,13,14,16,17…分
割型、3,6,15,18…キヤビテイ、7,
8,21,22…切断工具、71,81,21
2,222…刃先、W…樹脂製中空体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 樹脂パリソンを、キヤビテイを形成し型面に
    一組の分割された刃先が位置する切断工具をもつ
    一組の分割型間に押し出す工程と、 前記一組の分割型を閉じ、パリソン内に圧縮ガ
    スを圧入し、パリソンを膨張させて分割型の成形
    型面に押圧し樹脂製中空体を成形する工程と、 成形された樹脂製中空体内に圧縮ガスを圧入し
    た状態で、前記切換工具を前進させ、この切断工
    具の刃先で前記樹脂製中空体の壁面を突き破り、
    製品部分と不要部分を切断する工程と、 前記一組の分割型を開き、前記樹脂製中空体の
    製品部分と不要部分を取り出す工程とよりなるこ
    とを特徴とする吹込成形合成樹脂製中空体の製造
    方法。 2 樹脂製中空体を成形する工程において、切断
    工具の刃先は成形される樹脂製中空体の切断され
    る部分の肉厚より小さい距離だけ型面より突出し
    て位置し、前記刃先が樹脂製中空体の肉厚中に食
    い込んだ状態で樹脂製中空体を成形することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 キヤビテイを形成する一組の分割型と、 この分割型において製品には不要となる部分を
    成形するキヤビテイと製品部分を成形するキヤビ
    テイの境界部分に切断部と直交方向に摺動可能に
    保持された鋭利な刃先を有する一組の分割された
    切断工具と、 この切断工具をキヤビテイ内に押し出す切断工
    具駆動装置とよりなることを特徴とする吹込成形
    合成樹脂製中空体の製造装置。 4 前記切断工具の一部は製品部キヤビテイの一
    部を構成することを特徴とする特許請求の範囲第
    3項記載の製造装置。
JP7719986A 1986-04-03 1986-04-03 吹込成形合成樹脂製中空体の製造方法及び製造装置 Granted JPS62233226A (ja)

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JP4852443B2 (ja) * 2007-02-21 2012-01-11 株式会社アイテック 成形体

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