JPS62233226A - 吹込成形合成樹脂製中空体の製造方法及び製造装置 - Google Patents
吹込成形合成樹脂製中空体の製造方法及び製造装置Info
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- JPS62233226A JPS62233226A JP7719986A JP7719986A JPS62233226A JP S62233226 A JPS62233226 A JP S62233226A JP 7719986 A JP7719986 A JP 7719986A JP 7719986 A JP7719986 A JP 7719986A JP S62233226 A JPS62233226 A JP S62233226A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/48—Moulds
- B29C49/50—Moulds having cutting or deflashing means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は空調装置の通風ダクトなどとして用いられる吹
込成形合成樹脂製中空体の製造方法及び製造装置に関す
るもので、特に合成樹脂製中空体から不要部分を切断す
る方法及び装置の改良に関する。
込成形合成樹脂製中空体の製造方法及び製造装置に関す
るもので、特に合成樹脂製中空体から不要部分を切断す
る方法及び装置の改良に関する。
従来のこの種の製造方法及び製造装置としては、例えば
特開昭57−199627号公報に記載されたものがあ
り、この公報記載のものでは、吹込成形するに当たって
、吹込成形されるべき中空体製品とこれより切断すべき
余分の部分との一体連結部分に該当する個所に、外方へ
凸出した環状の中空鍔部を吹込一体成形せしめ、該吹込
成形工程に連続して吹込型内において前記中空体製品か
ら前記中空鍔部を2つの刃(トリミングパンチ)の剪断
作用により切断するようにしている。
特開昭57−199627号公報に記載されたものがあ
り、この公報記載のものでは、吹込成形するに当たって
、吹込成形されるべき中空体製品とこれより切断すべき
余分の部分との一体連結部分に該当する個所に、外方へ
凸出した環状の中空鍔部を吹込一体成形せしめ、該吹込
成形工程に連続して吹込型内において前記中空体製品か
ら前記中空鍔部を2つの刃(トリミングパンチ)の剪断
作用により切断するようにしている。
この従来方法によれば、吹込成形工程に連続して吹込型
内において中空体製品から中空鍔部を2つの刃の剪断作
用で切断しており、該切断工程は吹込成形工程に連続し
ているため、中空体製品ならびに中空鍔部には吹込成形
工程時の吹込圧がかかる、即ち内圧がかかった状態にな
り、中空体製品、中空鍔部は内圧による荷重によって吹
込型内に強固に保持される。従って、鍔部を2つの刃の
剪断作用で切断する際に中空体製品が鍔部の方向へ引張
られるのを抑制でき、故に正確な切断寸法が得られる。
内において中空体製品から中空鍔部を2つの刃の剪断作
用で切断しており、該切断工程は吹込成形工程に連続し
ているため、中空体製品ならびに中空鍔部には吹込成形
工程時の吹込圧がかかる、即ち内圧がかかった状態にな
り、中空体製品、中空鍔部は内圧による荷重によって吹
込型内に強固に保持される。従って、鍔部を2つの刃の
剪断作用で切断する際に中空体製品が鍔部の方向へ引張
られるのを抑制でき、故に正確な切断寸法が得られる。
また、中空体製品、鍔部は吹込型内に強固に保持される
から、例えば切断速度を遅くしても鍔部が肉厚的に薄く
伸ばされて切断できなくなることはないという利点を有
している。
から、例えば切断速度を遅くしても鍔部が肉厚的に薄く
伸ばされて切断できなくなることはないという利点を有
している。
しかしながら、上記の従来方法では、中空体製品から中
空鍔部を剪断する2つの刃(トリミングパンチ)と吹込
型とのクリアランスを中空鍔部の肉厚の1〜2%程度、
通常10μ〜20μ程度の精度に設定しないと中空鍔部
の剪断を良好に行なうことができない。そのため、非常
に高度な型加工精度が要求され、型製作費がどうしても
高価になるという問題点があった。
空鍔部を剪断する2つの刃(トリミングパンチ)と吹込
型とのクリアランスを中空鍔部の肉厚の1〜2%程度、
通常10μ〜20μ程度の精度に設定しないと中空鍔部
の剪断を良好に行なうことができない。そのため、非常
に高度な型加工精度が要求され、型製作費がどうしても
高価になるという問題点があった。
また、樹脂製中空体が製品部と製品不要部と中空鍔部と
の3部分に分断されるので、切断後の切屑処理が煩雑と
なる。
の3部分に分断されるので、切断後の切屑処理が煩雑と
なる。
c問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
そのために第1発明においては樹脂パリソンを、キャビ
ティを形成し型面に一組の分割された刃先が位置する切
断工具をもつ一組の分割型間に押し出す工程と、 前記一組の分割型を閉じ、パリソン内に圧縮ガスを圧入
し、パリソンを膨張させて分割型の成形型面に押圧し樹
脂製中空体を成形する工程と、成形された樹脂製中空体
内に圧縮ガスを圧入した状態で、前記切断工具を前進さ
せ、この切断工具の刃先で前記樹脂製中空体の壁面を突
き破り、製品部分と不要部分を切断する工程と、前記一
組の分割型を開き、前記樹脂製中空体の製品部分と不要
部分を取り出す工程を備えるという技術的手段を採用す
る。
そのために第1発明においては樹脂パリソンを、キャビ
ティを形成し型面に一組の分割された刃先が位置する切
断工具をもつ一組の分割型間に押し出す工程と、 前記一組の分割型を閉じ、パリソン内に圧縮ガスを圧入
し、パリソンを膨張させて分割型の成形型面に押圧し樹
脂製中空体を成形する工程と、成形された樹脂製中空体
内に圧縮ガスを圧入した状態で、前記切断工具を前進さ
せ、この切断工具の刃先で前記樹脂製中空体の壁面を突
き破り、製品部分と不要部分を切断する工程と、前記一
組の分割型を開き、前記樹脂製中空体の製品部分と不要
部分を取り出す工程を備えるという技術的手段を採用す
る。
第2発明においては、キャビティを形成する一組の分割
型と、 この分割型において製品には不要となる部分を成形する
キャビティと製品部分を成形するキャビティの境界型面
に切断部と直交方向に摺動可能に保持された鋭利な刃先
を有する一組の分割された切断工具と、 この切断工具をキャビティ内に押し出す切断工具駆動装
置を備えるという技術的手段を採用する。
型と、 この分割型において製品には不要となる部分を成形する
キャビティと製品部分を成形するキャビティの境界型面
に切断部と直交方向に摺動可能に保持された鋭利な刃先
を有する一組の分割された切断工具と、 この切断工具をキャビティ内に押し出す切断工具駆動装
置を備えるという技術的手段を採用する。
上記第1及び第2発明は相互に密接した関係にあるので
、両発明の作用及び効果をまとめて述べる。
、両発明の作用及び効果をまとめて述べる。
本発明によれば、切断工具の刃先が型などと全屈接触す
ることなく樹脂製中空体を切断しているので、刃先の耐
久性が良好であり、かつ従来方法のごとき型と刃との間
の精密なりリアランスを利用した剪断による切断方法を
用いていないから、型および刃先の双方に高度な加工精
度が要求されず、型費が安価ですむ。また、樹脂製中空
体を切断工具の刃先により製品部と製品不要部との2部
分に分断するので、切断後の切屑処理が容易である。
ることなく樹脂製中空体を切断しているので、刃先の耐
久性が良好であり、かつ従来方法のごとき型と刃との間
の精密なりリアランスを利用した剪断による切断方法を
用いていないから、型および刃先の双方に高度な加工精
度が要求されず、型費が安価ですむ。また、樹脂製中空
体を切断工具の刃先により製品部と製品不要部との2部
分に分断するので、切断後の切屑処理が容易である。
以下本発明を図に示す実施例に基づいて詳しく説明する
。第1図〜第3図は第1実施例を示すもので、本第1実
施例では分割型lと分割型2とで1組の型となり、吹込
成形には必要であるが最終製品には不要となるキャビテ
ィ3を形成している。
。第1図〜第3図は第1実施例を示すもので、本第1実
施例では分割型lと分割型2とで1組の型となり、吹込
成形には必要であるが最終製品には不要となるキャビテ
ィ3を形成している。
また、分割型4は分割型5とで1組となり、最終製品と
なるキャビティ6を形成している。このキャビティ3と
キャビティ6は連通している。なお、分割型1と4、ま
た分割型2と5はボルト(図示なし)でそれぞれ一体に
連結されている。分割型4と5には、切断工具7と8を
配置でき、更にこの工具7.8が切断のために作動する
空間骨の大きさを存する溝9.lOが切断部周囲に設け
られている。この溝9.10に切断工具7.8が挿入さ
れている。この切断工具7.8は、その拡大図を第2図
に示すように先端に鋭利な刃先71.81を持ち、この
刃先先端部の断面は直角三角形状をなしており、この刃
先先端の角度は鋭利とし、本実施例では15@の角度と
なっている。ここで、一組の切断工具7.8の刃先71
.81は互いに共同して1つの筒状を形成しており、樹
脂製中空体Wの切断部形状が例えば円筒状であれば、こ
の刃先71.81は円筒状に形成される。また、この刃
先71.81は全周同一高さとなっている。
なるキャビティ6を形成している。このキャビティ3と
キャビティ6は連通している。なお、分割型1と4、ま
た分割型2と5はボルト(図示なし)でそれぞれ一体に
連結されている。分割型4と5には、切断工具7と8を
配置でき、更にこの工具7.8が切断のために作動する
空間骨の大きさを存する溝9.lOが切断部周囲に設け
られている。この溝9.10に切断工具7.8が挿入さ
れている。この切断工具7.8は、その拡大図を第2図
に示すように先端に鋭利な刃先71.81を持ち、この
刃先先端部の断面は直角三角形状をなしており、この刃
先先端の角度は鋭利とし、本実施例では15@の角度と
なっている。ここで、一組の切断工具7.8の刃先71
.81は互いに共同して1つの筒状を形成しており、樹
脂製中空体Wの切断部形状が例えば円筒状であれば、こ
の刃先71.81は円筒状に形成される。また、この刃
先71.81は全周同一高さとなっている。
この刃先71.81は樹脂製中空体Wの切断部周囲を形
成するための型面41.51よりも、わずか突出してお
り、この突出ii1は切断しようとする樹脂製中空体W
の切断部肉厚tよりも小さい値である。本実施例で4友
、切断部肉厚t=1.On+の約1/3である0、3龍
だけ、刃先71.81が型面41.51より突出してい
る。
成するための型面41.51よりも、わずか突出してお
り、この突出ii1は切断しようとする樹脂製中空体W
の切断部肉厚tよりも小さい値である。本実施例で4友
、切断部肉厚t=1.On+の約1/3である0、3龍
だけ、刃先71.81が型面41.51より突出してい
る。
この切断工具8の一部には、これを油圧シリンダ11の
ピストンロッド111と連結するために、固定用ボルト
12とピストンロッドll’lの先ffa部が挿入され
る六82が設けられ、ピストンロッド111の先端に設
けられたメネジと固定用ボルト12とでこの切断工具8
をはさみこむように固定して、油圧シリンダ11により
切断工具8を作動し得るようになっている。切断工具7
においても、図示しない全く同一の機構により油圧シリ
ンダに連結され、一組の切断工具7,8は同時に作動し
得るようになっている。
ピストンロッド111と連結するために、固定用ボルト
12とピストンロッドll’lの先ffa部が挿入され
る六82が設けられ、ピストンロッド111の先端に設
けられたメネジと固定用ボルト12とでこの切断工具8
をはさみこむように固定して、油圧シリンダ11により
切断工具8を作動し得るようになっている。切断工具7
においても、図示しない全く同一の機構により油圧シリ
ンダに連結され、一組の切断工具7,8は同時に作動し
得るようになっている。
次に、本第1実施例に基づく製造方法を工程順に説明す
る。
る。
まず、上記分割型1,2.4.5を一組とする成形型を
通常のブロー成形機に取付け、170’C程度に加熱さ
れた低密度ポリエチレンを用い直径約50關、厚さ2m
mのパリソンを上記成形型内に押出す。そして、成形型
内におけるパリソンが充分な長さに達した時、分割型1
.2,4.5を閉してキャビティ3.6内にパリソンを
保持し、ただちに型上方部の穴Aから圧縮ガスを吹込み
パリソンを膨らませ型面に押し付けてキャビティ3゜6
の形状に沿った樹脂製中空体Wを成形する。この時、切
断工具7.8の筒状刃先71.81は第2図に示す如く
、分割型4.5の切断部周囲の型面41.51より所定
量lだけ突出した位置に保持されており、かつこの刃先
11.81の突出量lは、中空体Wの肉厚tより小さい
値となっており、通常は、肉J!Jtの1/2〜1/3
程度に設定する。このように、切断部周囲に筒状刃先7
1゜81が突出していることにより、切断部周囲には、
刃先71.81が樹脂製中空体Wの肉厚中に食い込んだ
状態で樹脂製中空体Wが成形される。
通常のブロー成形機に取付け、170’C程度に加熱さ
れた低密度ポリエチレンを用い直径約50關、厚さ2m
mのパリソンを上記成形型内に押出す。そして、成形型
内におけるパリソンが充分な長さに達した時、分割型1
.2,4.5を閉してキャビティ3.6内にパリソンを
保持し、ただちに型上方部の穴Aから圧縮ガスを吹込み
パリソンを膨らませ型面に押し付けてキャビティ3゜6
の形状に沿った樹脂製中空体Wを成形する。この時、切
断工具7.8の筒状刃先71.81は第2図に示す如く
、分割型4.5の切断部周囲の型面41.51より所定
量lだけ突出した位置に保持されており、かつこの刃先
11.81の突出量lは、中空体Wの肉厚tより小さい
値となっており、通常は、肉J!Jtの1/2〜1/3
程度に設定する。このように、切断部周囲に筒状刃先7
1゜81が突出していることにより、切断部周囲には、
刃先71.81が樹脂製中空体Wの肉厚中に食い込んだ
状態で樹脂製中空体Wが成形される。
樹脂製中空体Wが分割□型1,2,4.5によって形成
された後、若干の時間が経過して、中空体Wが80℃程
度の温度まで冷却された後に、ブロー成形の圧縮ガスの
圧力を保持した状態で油圧シリンダ11を駆動し、切断
工具7.8を第1図上方・\1)η退させ、キャビティ
3内−1突出させる。この様子を第3図に示す。このと
き、刃先71.81が肉厚中に食い込んだ状態にあるた
め、刃先71.81の前進により当部に応力が集中し、
樹脂製中空体Wの切断部の肉厚を容易に突き破り、樹脂
製中空体Wの最終製品には不要となる部分W2を製品部
W1から容易に切断、分離することができる。上記のよ
うに、吹込成形型内で中空体Wの成形と切断を連続して
行なうことにより、吹込成形法で得られる樹脂製中空体
Wのうち、空調用エアーダクト等の端部が開口となる製
品の製造工程を短縮できるとともに、切断のために、従
来の成形工程の時間が延長されるといった不具合は全く
生じない。
された後、若干の時間が経過して、中空体Wが80℃程
度の温度まで冷却された後に、ブロー成形の圧縮ガスの
圧力を保持した状態で油圧シリンダ11を駆動し、切断
工具7.8を第1図上方・\1)η退させ、キャビティ
3内−1突出させる。この様子を第3図に示す。このと
き、刃先71.81が肉厚中に食い込んだ状態にあるた
め、刃先71.81の前進により当部に応力が集中し、
樹脂製中空体Wの切断部の肉厚を容易に突き破り、樹脂
製中空体Wの最終製品には不要となる部分W2を製品部
W1から容易に切断、分離することができる。上記のよ
うに、吹込成形型内で中空体Wの成形と切断を連続して
行なうことにより、吹込成形法で得られる樹脂製中空体
Wのうち、空調用エアーダクト等の端部が開口となる製
品の製造工程を短縮できるとともに、切断のために、従
来の成形工程の時間が延長されるといった不具合は全く
生じない。
次に、第4図〜第6図により第2実施例を説明する。前
述の第1実施例では、成形品切断端部の形状が外径側ヘ
テーパ状に拡がる場合の切断機構について述べたが、本
第2実施例では成形品の切断端部がストレート状の形状
である場合の実施例であって、一組の分割型13.14
により最終製品に不要部分のキャビティ15を形成し、
更に別の1組の分割型16.17と切断工具21.22
の内周部211.221とにより製品部キャビティ18
を形成している。分割型13と16及び14と17はそ
れぞれ図示しないボルトで固定され、キャビティ15と
18は連通している。切断工具21.22は分割型16
.17の空間19.20部へ正確に挿入され、その内周
部211,221がキャビティ18の一部を形成してい
る。更に、切断工具21.22の刃先部212,222
は第5図、第6図に示す通り、第1実施例と同様にその
断面は直角三角形状をしており、先端が鋭利となってい
る。この切断工具21.22は第1実施例と同様に、油
圧シリンダ11により、前後進可能となっている。この
成形型に第1実施例同様の吹込成形を行うと、樹脂製中
空体Wが成形される。
述の第1実施例では、成形品切断端部の形状が外径側ヘ
テーパ状に拡がる場合の切断機構について述べたが、本
第2実施例では成形品の切断端部がストレート状の形状
である場合の実施例であって、一組の分割型13.14
により最終製品に不要部分のキャビティ15を形成し、
更に別の1組の分割型16.17と切断工具21.22
の内周部211.221とにより製品部キャビティ18
を形成している。分割型13と16及び14と17はそ
れぞれ図示しないボルトで固定され、キャビティ15と
18は連通している。切断工具21.22は分割型16
.17の空間19.20部へ正確に挿入され、その内周
部211,221がキャビティ18の一部を形成してい
る。更に、切断工具21.22の刃先部212,222
は第5図、第6図に示す通り、第1実施例と同様にその
断面は直角三角形状をしており、先端が鋭利となってい
る。この切断工具21.22は第1実施例と同様に、油
圧シリンダ11により、前後進可能となっている。この
成形型に第1実施例同様の吹込成形を行うと、樹脂製中
空体Wが成形される。
第5図に刃先部近辺の拡大図を示す。切断工具刃先21
2,222は鋭利となっていることから、切断部肉厚に
、この刃先212,222が食い込んだ状態で成形され
、この切断工具21.22を油圧シリンダ11で前進さ
せることにより、第6図に示す様に当部に応力が集中し
、容易に当部を突き破り、樹脂製中空体Wの最終製品に
は不要となる部分W2を製品部W、から切断分離する。
2,222は鋭利となっていることから、切断部肉厚に
、この刃先212,222が食い込んだ状態で成形され
、この切断工具21.22を油圧シリンダ11で前進さ
せることにより、第6図に示す様に当部に応力が集中し
、容易に当部を突き破り、樹脂製中空体Wの最終製品に
は不要となる部分W2を製品部W、から切断分離する。
第1実施例および第2実施例はともに切断工具−の駆動
装置として、油圧シリンダ11を用いたが、油圧シリン
ダの代りにエアーシリンダでもよく、又、モータの回転
力でピニオンを介してラックを駆動させてもよく、この
駆動装置は種々変形できる。
装置として、油圧シリンダ11を用いたが、油圧シリン
ダの代りにエアーシリンダでもよく、又、モータの回転
力でピニオンを介してラックを駆動させてもよく、この
駆動装置は種々変形できる。
また、切断工具7,8.21.22の刃先の平面形状は
円筒状の他に、中空体Wの断面形状に対応して矩形状、
楕円状等種々の形状に変更できる。
円筒状の他に、中空体Wの断面形状に対応して矩形状、
楕円状等種々の形状に変更できる。
第1図は本発明の一実施例に用いる成形型の要部断面図
、第2図は同第1図の成形型に使用した切断工具の刃先
が切断前の状態にあることを示す拡大図、第3図は同第
2図の切断後の拡大図、第4図は本発明の第2実施例に
用いた成形型の要部断面図、第5図は同第4図における
切断工具の切断前の刃先位置を示す拡大図で、第6図は
切断後の刃先位置を示す拡大図である。 1、2.4.5. 13. 14. 16. 17・・
・分割型、3,6,15.18・・・キャビティ、?、
8゜21.22・・・切断工具、71.81,212.
222・・・刃先、W・・・樹脂製中空体。 代理人弁理士 岡 部 隆 第1図 第2図 第3図 第 4 図 第5図 第6図
、第2図は同第1図の成形型に使用した切断工具の刃先
が切断前の状態にあることを示す拡大図、第3図は同第
2図の切断後の拡大図、第4図は本発明の第2実施例に
用いた成形型の要部断面図、第5図は同第4図における
切断工具の切断前の刃先位置を示す拡大図で、第6図は
切断後の刃先位置を示す拡大図である。 1、2.4.5. 13. 14. 16. 17・・
・分割型、3,6,15.18・・・キャビティ、?、
8゜21.22・・・切断工具、71.81,212.
222・・・刃先、W・・・樹脂製中空体。 代理人弁理士 岡 部 隆 第1図 第2図 第3図 第 4 図 第5図 第6図
Claims (4)
- (1)樹脂パリソンを、キャビティを形成し型面に一組
の分割された刃先が位置する切断工具をもつ一組の分割
型間に押し出す工程と、 前記一組の分割型を閉じ、パリソン内に圧縮ガスを圧入
し、パリソンを膨張させて分割型の成形型面に押圧し樹
脂製中空体を成形する工程と、成形された樹脂製中空体
内に圧縮ガスを圧入した状態で、前記切断工具を前進さ
せ、この切断工具の刃先で前記樹脂製中空体の壁面を突
き破り、製品部分と不要部分を切断する工程と、 前記一組の分割型を開き、前記樹脂製中空体の製品部分
と不要部分を取り出す工程とよりなることを特徴とする
吹込成形合成樹脂製中空体の製造方法。 - (2)樹脂製中空体を成形する工程において、切断工具
の刃先は成形される樹脂製中空体の切断される部分の肉
厚より小さい距離だけ型面より突出して位置し、前記刃
先が樹脂製中空体の肉厚中に食い込んだ状態で樹脂製中
空体を成形することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の製造方法。 - (3)キャビティを形成する一組の分割型と、この分割
型において製品には不要となる部分を成形するキャビテ
ィと製品部分を成形するキャビティの境界部分に切断部
と直交方向に摺動可能に保持された鋭利な刃先を有する
一組の分割された切断工具と、 この切断工具をキャビティ内に押し出す切断工具駆動装
置とよりなることを特徴とする吹込成形合成樹脂製中空
体の製造装置。 - (4)前記切断工具の一部は製品部キャビティの一部を
構成することを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7719986A JPS62233226A (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 | 吹込成形合成樹脂製中空体の製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7719986A JPS62233226A (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 | 吹込成形合成樹脂製中空体の製造方法及び製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62233226A true JPS62233226A (ja) | 1987-10-13 |
JPH0356888B2 JPH0356888B2 (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=13627152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7719986A Granted JPS62233226A (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 | 吹込成形合成樹脂製中空体の製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62233226A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003041943A1 (en) * | 2001-11-14 | 2003-05-22 | Rubbermaid Incorporated | Method and apparatus for separating molded articles |
JP2008201009A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Aitec:Kk | 成形体 |
-
1986
- 1986-04-03 JP JP7719986A patent/JPS62233226A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003041943A1 (en) * | 2001-11-14 | 2003-05-22 | Rubbermaid Incorporated | Method and apparatus for separating molded articles |
JP2008201009A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Aitec:Kk | 成形体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0356888B2 (ja) | 1991-08-29 |
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