JPS628292B2 - - Google Patents
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- JPS628292B2 JPS628292B2 JP59235685A JP23568584A JPS628292B2 JP S628292 B2 JPS628292 B2 JP S628292B2 JP 59235685 A JP59235685 A JP 59235685A JP 23568584 A JP23568584 A JP 23568584A JP S628292 B2 JPS628292 B2 JP S628292B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/48—Moulds
- B29C49/50—Moulds having cutting or deflashing means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、吹込成形法により製造される合成樹
脂製中空体における出来上り製品のためには不必
要である余分の頭部又は底部を除去する装置に係
るものである。
脂製中空体における出来上り製品のためには不必
要である余分の頭部又は底部を除去する装置に係
るものである。
従来の、吹込成形により製造された合成樹脂製
中空製品から余分の部分を切断する方法として
は、後加工によるものとして、丸鋸、帯鋸、切断
用ナイフ等を用い後加工により余分の部分を切断
する方法があるが、この方法によれば、吹込成形
型の外部で別個の切断機により、余分の頭部又は
底部を切断しなければならないため、切断機及び
成形品を切断機に整合させるための治具等を要
し、上記の機具の設備費の他に、成形品の切断機
への整合、取出しを人手に頼らなければならず、
必然的にコストアツプとなり不利であるととも
に、また切断面はバリを発生する場合があり、切
断面の仕上げを要するという欠点がある。
中空製品から余分の部分を切断する方法として
は、後加工によるものとして、丸鋸、帯鋸、切断
用ナイフ等を用い後加工により余分の部分を切断
する方法があるが、この方法によれば、吹込成形
型の外部で別個の切断機により、余分の頭部又は
底部を切断しなければならないため、切断機及び
成形品を切断機に整合させるための治具等を要
し、上記の機具の設備費の他に、成形品の切断機
への整合、取出しを人手に頼らなければならず、
必然的にコストアツプとなり不利であるととも
に、また切断面はバリを発生する場合があり、切
断面の仕上げを要するという欠点がある。
また、吸込型内で行うものとしては、切断部分
が円形状の場合には特公昭45―39472号公報に記
載されているような1組の分割されたリングギヤ
内に切断用ナイフを組み込み、リングギヤを駆動
させ吹込成形過程と連続して切断する方法がある
が、この方法ではリングギヤの回転運動によりナ
イフの出し入れを行うとともに切断するため、切
断部分の形状は円軌道と一致しなければならず、
そのために円以外の例えば長方形状の切断は不可
能であるという欠点がある。
が円形状の場合には特公昭45―39472号公報に記
載されているような1組の分割されたリングギヤ
内に切断用ナイフを組み込み、リングギヤを駆動
させ吹込成形過程と連続して切断する方法がある
が、この方法ではリングギヤの回転運動によりナ
イフの出し入れを行うとともに切断するため、切
断部分の形状は円軌道と一致しなければならず、
そのために円以外の例えば長方形状の切断は不可
能であるという欠点がある。
さらに、同じく吹込型内で行うものとしては、
切断部分が円以外の形状の場合には後加工により
切断するナイフを吹込型の内部で往復動させ切断
する方法があるが、この方法では切断面が凹凸に
なる等正確な切断寸法が確保できず、成形品が切
断するために変形を起こす等の欠点がある。
切断部分が円以外の形状の場合には後加工により
切断するナイフを吹込型の内部で往復動させ切断
する方法があるが、この方法では切断面が凹凸に
なる等正確な切断寸法が確保できず、成形品が切
断するために変形を起こす等の欠点がある。
また、切断面が曲線であつたり、1直線でなく
2直線が交わる例えばへの字の切断面が必要な場
合、従来の吹込型内で行う方法では不可能であ
り、後加工で行うとしても1工程で行うことは困
難であり、当然製造コストが上がるという問題が
ある。
2直線が交わる例えばへの字の切断面が必要な場
合、従来の吹込型内で行う方法では不可能であ
り、後加工で行うとしても1工程で行うことは困
難であり、当然製造コストが上がるという問題が
ある。
本発明は前記した従来の方式の欠点を除去する
ために、製品成形後の特別の後加工を必要とせず
円形以外の種々の形状の成形品の不要部分をも切
断することのできる製造コストの低い装置の提供
を目的とするものである。
ために、製品成形後の特別の後加工を必要とせず
円形以外の種々の形状の成形品の不要部分をも切
断することのできる製造コストの低い装置の提供
を目的とするものである。
そして、本発明は中空製品とこれより切断され
るべき余分の部分とを一体に形成する内側空間を
有した吹込成形型と、該成形型のうち上記空間の
外周に位置する部分に、該部分に対し摺動自在に
配置されたトリミングパンチと、該パンチに設け
られ、前記中空製品と上記余分の部分との一体連
結部分を成形するよう前記空間内に連通している
とともに、前記パンチを摺動した際には前記成形
型の摺動面によつて閉鎖される凹溝とを具備し、
前記パンチの凹溝内にて成形された一体連結部分
を前記パンチの摺動による該パンチと前記成形型
との剪断作用により切断する装置を用いることに
より前記の目的を達成することができたものであ
る。
るべき余分の部分とを一体に形成する内側空間を
有した吹込成形型と、該成形型のうち上記空間の
外周に位置する部分に、該部分に対し摺動自在に
配置されたトリミングパンチと、該パンチに設け
られ、前記中空製品と上記余分の部分との一体連
結部分を成形するよう前記空間内に連通している
とともに、前記パンチを摺動した際には前記成形
型の摺動面によつて閉鎖される凹溝とを具備し、
前記パンチの凹溝内にて成形された一体連結部分
を前記パンチの摺動による該パンチと前記成形型
との剪断作用により切断する装置を用いることに
より前記の目的を達成することができたものであ
る。
本発明の構成を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
明する。
第1図は本発明の装置の実施例の縦断面、第2
図は第1図の―線による水平断面図であつ
て、1〜4は一般的な吹込型を構成する各割り型
を示し、そのうち1,2は上部割り型、3,4は
下部割り型である。この割り型1,3と割り型
2,4とは割面Yにより2分割されるようになつ
ていて両型により中空製品を成形する空間Aと余
分の部分を成形する空間Bとを形成する。下部割
り型3,4のうち、成形品から余分の部分を切断
すべき個所3b,4bはトリミングダイに構成
し、そのために同部分は鋼材に熱処理を施し、そ
の硬度を高くしてある。またこの部分の外周に沿
つて吹込み型1〜4が閉じた時に環状の溝を形成
するよう溝3a,4aが設けられており、この溝
3a,4aに正確に合致するよう、吹込型1,2
及び3,4の割り面と一致する面によつて分割さ
れた1組の平面視コ字形状のトリミングパンチ
5,6が往復動可能に嵌合され、前記トリミング
ダイ部分3b,4bと組合わされて剪断装置を構
成している。またこのトリミングパンチ5,6の
内周には合成樹脂が吹込圧力により膨張して成形
される際にこの部分に中空の鍔部が形成されるよ
うに上記空間A,Bに連通したコの字形の断面形
状の溝5a,6aが設けてある。
図は第1図の―線による水平断面図であつ
て、1〜4は一般的な吹込型を構成する各割り型
を示し、そのうち1,2は上部割り型、3,4は
下部割り型である。この割り型1,3と割り型
2,4とは割面Yにより2分割されるようになつ
ていて両型により中空製品を成形する空間Aと余
分の部分を成形する空間Bとを形成する。下部割
り型3,4のうち、成形品から余分の部分を切断
すべき個所3b,4bはトリミングダイに構成
し、そのために同部分は鋼材に熱処理を施し、そ
の硬度を高くしてある。またこの部分の外周に沿
つて吹込み型1〜4が閉じた時に環状の溝を形成
するよう溝3a,4aが設けられており、この溝
3a,4aに正確に合致するよう、吹込型1,2
及び3,4の割り面と一致する面によつて分割さ
れた1組の平面視コ字形状のトリミングパンチ
5,6が往復動可能に嵌合され、前記トリミング
ダイ部分3b,4bと組合わされて剪断装置を構
成している。またこのトリミングパンチ5,6の
内周には合成樹脂が吹込圧力により膨張して成形
される際にこの部分に中空の鍔部が形成されるよ
うに上記空間A,Bに連通したコの字形の断面形
状の溝5a,6aが設けてある。
そして、このトリミングパンチは正確な往復動
が可能になるように、また切断時、切断力によ
り、広がるのを防ぐために、ガイドピン7を設け
ており、このガイドピン7が下部割り型3に設け
た穴3cと正確に嵌合されている。なおガイドピ
ン7の嵌合される穴は他方の下部割り型4にも設
けられているが、図示していない。さらにトリミ
ングパンチ5,6は油圧シリンダ8とソケツトボ
ルト14により固定されていて油圧力により往復
動できるようになつている。
が可能になるように、また切断時、切断力によ
り、広がるのを防ぐために、ガイドピン7を設け
ており、このガイドピン7が下部割り型3に設け
た穴3cと正確に嵌合されている。なおガイドピ
ン7の嵌合される穴は他方の下部割り型4にも設
けられているが、図示していない。さらにトリミ
ングパンチ5,6は油圧シリンダ8とソケツトボ
ルト14により固定されていて油圧力により往復
動できるようになつている。
油圧シリンダ8は取付ステー9,10とソケツ
トボルト13により固定され、取付ステー9,1
0はソケツトボルト12により上部割り型1,2
にそれぞれ固定されている。
トボルト13により固定され、取付ステー9,1
0はソケツトボルト12により上部割り型1,2
にそれぞれ固定されている。
上記のような構成の吹込型を用いて中空成形品
を製造するには、合成樹脂押出ノズルより中空の
樹脂体(パリソン)を押出し、これを割型1,3
と他の割型2,4との間の空間A,B内にセツト
して両割型を固定し、情報の開口Zより空気を吹
込むと、空間A,B内で膨張し、その内壁に沿つ
て所定形状の中空体15(以下パリソンと称す
る)が成形されるが、この成形品の一部の詳細が
第3図に示されている。すなわち、中空体15と
して膨張成形する際にトリミングパンチ5,6の
内周に設けられたコの字形断面形状の溝5a,6
aに沿つて環状の中空の鍔部が形成され、この鍔
部が製品とされるべき中空体(同図における下方
部分)と余分の部分(同上方部分)との間にこれ
らと一体的に成形されることになる。
を製造するには、合成樹脂押出ノズルより中空の
樹脂体(パリソン)を押出し、これを割型1,3
と他の割型2,4との間の空間A,B内にセツト
して両割型を固定し、情報の開口Zより空気を吹
込むと、空間A,B内で膨張し、その内壁に沿つ
て所定形状の中空体15(以下パリソンと称す
る)が成形されるが、この成形品の一部の詳細が
第3図に示されている。すなわち、中空体15と
して膨張成形する際にトリミングパンチ5,6の
内周に設けられたコの字形断面形状の溝5a,6
aに沿つて環状の中空の鍔部が形成され、この鍔
部が製品とされるべき中空体(同図における下方
部分)と余分の部分(同上方部分)との間にこれ
らと一体的に成形されることになる。
そして、この余分の部分を中空体から切断する
には、上記の成形工程と連続してつまり吹込成形
圧力を保持した状態でトリミングパンチ5,6を
油圧シリンダ8により下降させることにより、第
4図に示すように、吹込圧により膨張成形された
合成樹脂製中空体15が、トリミングパンチ5,
6と吹込型のトリミングダイ3b,4bとにより
剪断され中空体製品15a、鍔部15b、余分の
部分15cの3者に分割される。その後トリミン
グパンチ5,6を戻し、吹込型1〜4を開けれ
ば、出来上り製品には不要な部分の頭部又は底部
を切断した状態で最終成形品を得ることができ
る。
には、上記の成形工程と連続してつまり吹込成形
圧力を保持した状態でトリミングパンチ5,6を
油圧シリンダ8により下降させることにより、第
4図に示すように、吹込圧により膨張成形された
合成樹脂製中空体15が、トリミングパンチ5,
6と吹込型のトリミングダイ3b,4bとにより
剪断され中空体製品15a、鍔部15b、余分の
部分15cの3者に分割される。その後トリミン
グパンチ5,6を戻し、吹込型1〜4を開けれ
ば、出来上り製品には不要な部分の頭部又は底部
を切断した状態で最終成形品を得ることができ
る。
また、このように切断された切屑(鍔部)15
bをトリミングパンチ溝5a,6aから離型させ
るのは中々面倒であるので、第5図に示すように
トリミングパンチ溝5a,6aの周囲に1個所な
いし数個所にこれと連続する空間5b,6bを設
けて部分的にトリミングパンチ5,6の切刃を逃
がし、切屑15bと余分の部分15cとを部分的
に連結させることにより、この問題を解決する。
しかも、部分的に切刃を逃がしても、中空体製品
15a側の切断面にバリ等を発生させるというよ
うな悪影響を及ぼすことはない。第6図、第7図
には切断周囲4個所にこのような逃がしを設けた
場合の切断された余分の頭部15cと切屑15b
とが示されている。
bをトリミングパンチ溝5a,6aから離型させ
るのは中々面倒であるので、第5図に示すように
トリミングパンチ溝5a,6aの周囲に1個所な
いし数個所にこれと連続する空間5b,6bを設
けて部分的にトリミングパンチ5,6の切刃を逃
がし、切屑15bと余分の部分15cとを部分的
に連結させることにより、この問題を解決する。
しかも、部分的に切刃を逃がしても、中空体製品
15a側の切断面にバリ等を発生させるというよ
うな悪影響を及ぼすことはない。第6図、第7図
には切断周囲4個所にこのような逃がしを設けた
場合の切断された余分の頭部15cと切屑15b
とが示されている。
以上のように、上記実施例の装置を用いれば、
吹込型内において成形工程と連続して余分に成形
された頭部又は底部の切断が可能であり、またそ
の切屑も吹込型内に残るという面倒な問題も生じ
ない。
吹込型内において成形工程と連続して余分に成形
された頭部又は底部の切断が可能であり、またそ
の切屑も吹込型内に残るという面倒な問題も生じ
ない。
なお、上記の実施例の他に、トリミングパンチ
に設けた溝5a,6aの断面形状としてはコの字
以外に〕、〓の様な外方に広がつたテーパーを持
つたものやその底部が曲面となつているものでも
よく、トリミングパンチの駆動方式としては油圧
に限られるものではなく、油圧力が得難い場合に
は空気圧による装置によつてもよく、その際には
第8図に示すようにトリミングパンチ5,6の復
帰は吹込型内にセツトしたバネ17によつて行う
ものである。なお、第8図において16はトリミ
ングパンチを吊り上げているハンガーボルト、1
8は空気圧専用のシリンダである。
に設けた溝5a,6aの断面形状としてはコの字
以外に〕、〓の様な外方に広がつたテーパーを持
つたものやその底部が曲面となつているものでも
よく、トリミングパンチの駆動方式としては油圧
に限られるものではなく、油圧力が得難い場合に
は空気圧による装置によつてもよく、その際には
第8図に示すようにトリミングパンチ5,6の復
帰は吹込型内にセツトしたバネ17によつて行う
ものである。なお、第8図において16はトリミ
ングパンチを吊り上げているハンガーボルト、1
8は空気圧専用のシリンダである。
その他、駆動源としては、トグル等を用いた機
械式のもの、あるいは人力式のものによることも
できる。トリミングパンチと吹込型との嵌合関係
については、上記実施例のようなガイドピン7を
設けるかわりにトリミングパンチ5,6の外周面
を内周面と同様に正確に案内溝3c,4aに嵌合
させることによりガイドピンを省くこともでき
る。
械式のもの、あるいは人力式のものによることも
できる。トリミングパンチと吹込型との嵌合関係
については、上記実施例のようなガイドピン7を
設けるかわりにトリミングパンチ5,6の外周面
を内周面と同様に正確に案内溝3c,4aに嵌合
させることによりガイドピンを省くこともでき
る。
余分の部分を切断するについて上記実施例は片
側(頭部)のみを対象とするよう述べているが、
頭部、底部を同時に同一型内において切断するよ
うに実施することもできる。
側(頭部)のみを対象とするよう述べているが、
頭部、底部を同時に同一型内において切断するよ
うに実施することもできる。
また、切断部の形状は上記実施例では第3図に
示すようにテーパーの終りの部分に僅かなストレ
ート部分を持たせたトリミングダイ3b,4b部
分の強度アツプを図つたが、第9図に示すように
テーパー形状のみでも可能であり、第10図に示
すようにL形とすることもでき、さらに第11
図、第12図に示すように切断面形状は1直線以
外の例えばへの字形や〓の様な段付形状でも切断
可能であり、切断部形状及び切断面形状の組合せ
は勿論自由である。
示すようにテーパーの終りの部分に僅かなストレ
ート部分を持たせたトリミングダイ3b,4b部
分の強度アツプを図つたが、第9図に示すように
テーパー形状のみでも可能であり、第10図に示
すようにL形とすることもでき、さらに第11
図、第12図に示すように切断面形状は1直線以
外の例えばへの字形や〓の様な段付形状でも切断
可能であり、切断部形状及び切断面形状の組合せ
は勿論自由である。
なお、本発明は、吹込成形により製造される空
調用エアーダクト等に適用すると好都合であり、
また容器類の口部の切断にも勿論適用することも
できるものである。また、トリミングダイ3b,
4bとトリミングパンチ5,6との位置を変える
ことでトリミングパンチ5,6を下方から摺動す
ることにより不要部分を切断できる。
調用エアーダクト等に適用すると好都合であり、
また容器類の口部の切断にも勿論適用することも
できるものである。また、トリミングダイ3b,
4bとトリミングパンチ5,6との位置を変える
ことでトリミングパンチ5,6を下方から摺動す
ることにより不要部分を切断できる。
以上のとおり、本発明は、中空製品とこれより
切断されるべき余分の部分とを一体に形成する内
側空間を有した吹込成形型と、該成形型のうち上
記空間の外周に位置する部分に、該部分に対し摺
動自在に配置されたトリミングパンチと、該パン
チに設けられ、前記中空製品と上記余分の部分と
の一体連結部分を成形するよう前記空間内に連通
しているとともに、前記パンチを摺動した際には
前記成形型の摺動面によつて閉鎖される凹溝とを
具備し、前記パンチの凹溝内にて成形された一体
連結部分を前記パンチの摺動による該パンチと前
記成形型との剪断作用により切断するものである
から、後加工の必要がなくなるために製造コスト
を下げることができ、従来の吹込型内における切
断方法に比べても剪断加工となるために切断面は
正確かつ美しく仕上げることができ、製品本体へ
有害な変形を起こすこともない。
切断されるべき余分の部分とを一体に形成する内
側空間を有した吹込成形型と、該成形型のうち上
記空間の外周に位置する部分に、該部分に対し摺
動自在に配置されたトリミングパンチと、該パン
チに設けられ、前記中空製品と上記余分の部分と
の一体連結部分を成形するよう前記空間内に連通
しているとともに、前記パンチを摺動した際には
前記成形型の摺動面によつて閉鎖される凹溝とを
具備し、前記パンチの凹溝内にて成形された一体
連結部分を前記パンチの摺動による該パンチと前
記成形型との剪断作用により切断するものである
から、後加工の必要がなくなるために製造コスト
を下げることができ、従来の吹込型内における切
断方法に比べても剪断加工となるために切断面は
正確かつ美しく仕上げることができ、製品本体へ
有害な変形を起こすこともない。
第1図は本発明の装置の実施例の縦断面図、第
2図は第1図の―線によつて切断した横断面
図、第3図は第1図の一部拡大図で吹込成形直後
の状態を示す。第4図は同じく第1図の一部拡大
図で中空成形品が分断された状態を示す。第5図
はトリミングパンチの縦断面図、第6図は成形品
において不要の部分として切断された部分の平面
図、第7図は第6図の―による縦断面図、第
8図は本発明の装置の他の実施例の縦断面図、第
9図、第10図は本発明の適用が可能である第3
図の切断形状以外の種々の切断部の形状の例を示
す縦断面図、第11図、第12図は本発明の適用
が可能である中空成形品の種々の形状の例を示す
縦断面図である。 1,2……一対の上部割り型、3,4……一対
の下部割り型、3a……環状溝、3b……トリミ
ングダイ、4a……環状溝、4b……トリミング
ダイ、5,6……一対のトリミングパンチ、5a
……凹溝、5b……逃がし空間、6a……凹溝、
6b……逃がし空間、7……ガイドピン、8……
油圧シリンダ、9,10……取付ステー、11〜
14……ソケツトボルト、15……吹込成形合成
樹脂製中空体、15a……最終中空製品、15b
……切屑、15c……余分の部分、16……ハン
ガーボルト、17……バネ、18……空気圧専用
シリンダ。
2図は第1図の―線によつて切断した横断面
図、第3図は第1図の一部拡大図で吹込成形直後
の状態を示す。第4図は同じく第1図の一部拡大
図で中空成形品が分断された状態を示す。第5図
はトリミングパンチの縦断面図、第6図は成形品
において不要の部分として切断された部分の平面
図、第7図は第6図の―による縦断面図、第
8図は本発明の装置の他の実施例の縦断面図、第
9図、第10図は本発明の適用が可能である第3
図の切断形状以外の種々の切断部の形状の例を示
す縦断面図、第11図、第12図は本発明の適用
が可能である中空成形品の種々の形状の例を示す
縦断面図である。 1,2……一対の上部割り型、3,4……一対
の下部割り型、3a……環状溝、3b……トリミ
ングダイ、4a……環状溝、4b……トリミング
ダイ、5,6……一対のトリミングパンチ、5a
……凹溝、5b……逃がし空間、6a……凹溝、
6b……逃がし空間、7……ガイドピン、8……
油圧シリンダ、9,10……取付ステー、11〜
14……ソケツトボルト、15……吹込成形合成
樹脂製中空体、15a……最終中空製品、15b
……切屑、15c……余分の部分、16……ハン
ガーボルト、17……バネ、18……空気圧専用
シリンダ。
Claims (1)
- 1 中空製品とこれより切断されるべき余分の部
分とを一体に形成する内側空間を有した吹込成形
型と、該成形型のうち上記空間の外周に位置する
部分に、該部分に対し摺動自在に配置されたトリ
ミングパンチと、該パンチに設けられ、前記中空
製品と上記余分の部分との一体連結部分を成形す
るよう前記空間内に連通しているとともに、前記
パンチを摺動した際には前記成形型の摺動面によ
つて閉鎖される凹溝とを具備し、前記パンチの凹
溝内にて成形された一体連結部分を前記パンチの
摺動による該パンチと前記成形型との剪断作用に
より切断することを特徴とする吹込成形合成樹脂
製中空体から不要部分を切断する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23568584A JPS60132729A (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 | 吹込成形合成樹脂製中空体から不要部分を切断する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23568584A JPS60132729A (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 | 吹込成形合成樹脂製中空体から不要部分を切断する装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8375381A Division JPS57199627A (en) | 1981-06-02 | 1981-06-02 | Method and apparatus for cutting unnecessary part from blow molded synthetic resin hollow body |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60132729A JPS60132729A (ja) | 1985-07-15 |
JPS628292B2 true JPS628292B2 (ja) | 1987-02-21 |
Family
ID=16989690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23568584A Granted JPS60132729A (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 | 吹込成形合成樹脂製中空体から不要部分を切断する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60132729A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK0763416T3 (da) * | 1995-09-14 | 1999-06-28 | Graham Eng Corp | Apparat og fremgangsmåde til afgratning af halsen på blæsestøbte plastflasker |
JP4852443B2 (ja) * | 2007-02-21 | 2012-01-11 | 株式会社アイテック | 成形体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5365365A (en) * | 1976-11-25 | 1978-06-10 | Kiyookura Kk | Production of plastic container |
-
1984
- 1984-11-07 JP JP23568584A patent/JPS60132729A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5365365A (en) * | 1976-11-25 | 1978-06-10 | Kiyookura Kk | Production of plastic container |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60132729A (ja) | 1985-07-15 |
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