JPH0356606Y2 - - Google Patents

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JPH0356606Y2
JPH0356606Y2 JP1984156445U JP15644584U JPH0356606Y2 JP H0356606 Y2 JPH0356606 Y2 JP H0356606Y2 JP 1984156445 U JP1984156445 U JP 1984156445U JP 15644584 U JP15644584 U JP 15644584U JP H0356606 Y2 JPH0356606 Y2 JP H0356606Y2
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lock
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用ドアのインサイドハンドル
装置に関する。
(従来の技術) 従来、自動車用ドアのドアロック装置のロツク
を解除するための操作ハンドルと、ドアロツク装
置を施錠及び解錠状態に移行させるロツクハンド
ルとの両者を化粧枠内に収納するべく組込んだイ
ンサイドハンドル装置は、例えば特開昭50−
107625号公報あるいは実公昭51−41698号公報等
に記載されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述したインサイドハンドル装
置を操作して、自動車用ドアを開くには、ロツク
ハンドルと操作ハンドルを別々に回動させる、い
わゆる2アクシヨンが必要であり、必ずしも操作
性が容易とはいえない。
このような欠点を解消するものとして、特公昭
50−18245号公報に開示されているようなものが
あるが、これによると解錠時に、施錠杆が車内側
に突出し、車内の乗員に当つたり、そのとき、施
錠杆が施錠位置へ回動させられて、ドアが不本意
に施錠される等の問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、ドアに固着されたベースプレートに
枢着されるとともに、不作動位置から作動位置に
向けて回動させることにより、ドアロツク装置を
解除し得るようにしたロツク解除用の操作ハンド
ルに、操作用の開口部を形成し、かつ該開口部
を、前記ベースプレートに枢着されるとともに、
ドアロツク装置を施錠させる施錠位置と、ドアロ
ツク装置を解錠させる解錠位置とに回動可能とし
たロツクハンドルの操作部をもつて、該ロツクハ
ンドルが施錠位置のとき閉塞し、ロツクハンドル
が解錠位置のとき開放するようにし、かつベース
プレートに固着したエスカツシヨンに、ドアの車
内側の側面と平行に出没自在に設けたロツクボタ
ンと、前記ロツクハンドルとを、ロツクボタンを
押し込むことにより、ロツクハンドルが施錠位置
へ回動させられ、ロツクハンドルを解錠位置へ回
動させることにことにより、ロツクボタンが押し
出されるように互いに連係したことを特徴として
いる。
(実施例) 以下、第1図乃至第5図に示す、本考案の一実
施例について、詳細に説明する。
1は、自動車の前席左側におけるドアのインナ
ーパネルで、このインナーパネル1の車内側に
は、所定の〓間2を隔てて、トリム3が設けら
れ、このトリム3には、本考案によるインサイド
ハンドル装置4を取付けるための開口部5が設け
られている。
この開口部5と対向するインナーパネル1に
は、上下に車内側を向く水平片6a,6aを有す
るコ字形のベースプレート6が止着され、このベ
ースプレート6の水平片6a,6aには、上下方
向を向く軸7が貫通している。
8は操作ハンドルで、平行をなす上下1対のア
ーム部8a,8aと、このアーム部8a,8aの
遊端部を直角に連結する把手部8bとからなり、
その中央に矩形の開口部8cを形成し、かつ前記
アーム部8a,8aの基端部に穿設された軸孔
(図示略)が前記軸7に挿通されて枢着されると
ともに、上方のアーム部8aの一方の車外側端面
には、インナーパネル1に向けて鈍角をなして延
出する突片8dが連設されている。
この突片8dには、上下方向の孔10が穿設さ
れ、この孔10には、ドアロツク装置(図示略)
のロツクを解除すべく連係された、想像線で示す
連結ロツド11の前端部における係止部11aが
係合されるようになつている。
12はロツクハンドルで、上下を向く矩形板状
の操作部12aの後縁に連設された若干厚肉の軸
部12bを介して突片12cが突設され、平面形
が「へ」字形をなすとともに、前記軸部12bに
穿設された軸孔13が、前記操作ハンドル8のア
ーム部8a,8a間における軸7に嵌挿され、か
つ軸部12bの下縁には、車外側を向く突片12
dが連設されている。
この突片12dには、上下方向の孔14が穿設
され、この孔14には、ドアロツク装置(図示
略)を施錠及び解錠状態に移行させるべく連係さ
れた、想像線で示す連結ロツド15の前端部にお
ける係止部15aが係合されるようになつてい
る。
16は、軸7に巻装された捩りばねで、その一
方の脚片16aはベースプレート6に係止され、
同じく他方の脚片16bは操作ハンドル8の突片
8dの前縁に係止され、常時操作ハンドル8を、
第2図時計方向に付勢している。従つて、操作ハ
ンドル8は、突片8dがベースプレート6から切
起されたストツパ17に衝止された、第2図に示
すようにトリム3表面と平行をなす不作動位置
と、第3図の想像線で示す、作動位置とに回動し
うる。
また、ロツクハンドル12は、第2図に示すよ
うに、操作部12aの車内側表面が操作ハンドル
8の開口部8cを閉塞する施錠位置と、第3図に
示すように開口部8cを開けて操作ハンドル8の
操作を可能とする解錠位置とに回動可能である。
なお、このロツクハンドル12には、ドアロツ
ク装置側に設けられたセンターオーバースプリン
グ(図示略)等の作用により、施錠位置か解錠位
置かのいずれかに、安定して停止し、その中間位
置においては停止しないようになつている。
18はエスカツシヨンで、車内側に開口部18
aを有する矩形皿状をなし、その底面18b後半
に穿設された窓孔18cに前記操作ハンドル8の
後半部を収納している。また、トリム3の開口部
5に逆U字形断面の端縁が当接されて嵌挿される
とともに、底面18bの裏面に突設された取付片
18dを貫通するねじ19をもつて、ベースプレ
ート6に止着されている。
エスカツシヨン18の取付け状態は、第2図に
示すように、その車内側の枠状をなす表面と、操
作ハンドル8の操作部8bとが、ほぼ同一平面に
揃うような位置関係になつている。
第5図に示すように、エスカツシヨン18の後
縁中位部には、車外側に開口し、かつ上下にそれ
ぞれ内壁20a,20aを有する切欠部20が形
成され、各内壁20a,20aには、エスカツシ
ヨン18内に向けて開口する案内溝20b,20
bが、それぞれ切設されている。
21はロツクボタンで、適度の弾性を有する硬
質合成樹脂材料からなり、第6図に示すように、
ほぼ逆L字形断面をなす本体21aの上下面に小
径部21bを介して弓状に形成された弾性アーム
21cをそれぞれ連設してなり、前記小径部21
bは、エスカツシヨン18の内壁20aにおける
案内溝20bに摺動自在に嵌挿され、弾性アーム
21cの先端がエスカツシヨン18の端縁内面に
当接している。
ロツクハンドル12の突片12cの後縁部に本
体21aの湾曲した前面21dが摺接され、前記
ロツクボタン21をエスカツシヨン18内に押込
んだ場合は、ロツクハンドル12が施錠位置に回
動され、ロツクハンドル12を解錠位置に回動し
た場合には、第3図に示すように、本体21aの
後端部が切欠部20よりドアの車内側の側面と平
行に若干突出する状態となる。
(作用) 本考案による自動車用ドアのインサイドハンド
ル装置を使用するには、操作ハンドル8の把手部
8b裏面側に指先を掛けるために開口部8cに指
を差し込めば、ロツクハンドル12が押圧されて
回動し、第3図に示すように、解錠状態となる。
次いで、想像線で示すように、操作ハンドル8
を、捩りばね16の付勢力に抗して第3図反時計
方向に回動すれば、ロツクが解除されて、ドアが
開かれ、手を放すと、第3図の実線で示す位置に
操作ハンドル8が復帰する。
ドアをロツクするには、ロツクボタン21をエ
スカツシヨン18内に押し込むと、ロツクハンド
ル12は、突片12cを介して、第3図反時計方
向に回動され、最終的には、操作ハンドル8の開
口部8cを操作部12aが閉塞し、第2図に示す
施錠状態となる。
なお、第3図のような解錠状態より、車体外の
キー(図示略)操作により施錠した場合には、ま
ず、連結ロツド15を介してロツクハンドル12
は第3図反時計方向に回動し、次いでロツクボタ
ン21が弾性アーム21cの復元力によつてエス
カツシヨン内に進入し、第2図の状態となる。
(変形例) 第7図及び第8図に示すのは、本考案の第2実
施例であり、第1実施例とはエスカツシヨン22
のサイズが異なるのみで、他の構成、作用は同じ
であるから、同一部品には同符号を付して、詳し
い説明は省略する。
この実施例では、操作ハンドル8の把手部8b
の前縁と、これと対向するエスカツシヨン22の
開口部22aの内縁とが密着されている。
そのため、把手部8bの前方から指を差し入れ
て操作するような誤動作がないという利点があ
る。
第9図乃至第11図に示すのは、本考案の第3
実施例で、第1実施例のロツクボタンの幅をエス
カツシヨンと同幅となるように広げることによつ
て、ロツク操作を容易としたものであり、ロツク
ボタン23と、エスカツシヨン24及びベースプ
レート25との3者のみが第1実施例と異なり、
他は同じ構造であるので、同符号を付してその説
明は省略する。
このベースプレート25の上下の水平片25
a,25aの前縁には、互いに対向する突片25
b,25bが連設されている(第11図)。
エスカツシヨン24はほぼ矩形皿状をなし、か
つ底面の後半部に操作ハンドル8を収納した環状
をなす周縁壁の後面側には、後方に開口する開口
部26が形成されている。
この開口部26寄りの上下周縁壁には、前方が
開口する前後方向の案内溝27,27が切設され
ている。
23はロツクボタンで、第12図に示すよう
に、車外側を向く舌片23bを突設した逆L字形
断面をなす本体23aの前面上下縁には、正面か
ら見て横向きL字形をなす摺動突起23cが連設
されている。この摺動突起23cは、それぞれ前
記案内溝27に嵌挿されるとともに、前記舌片2
3bの後面側には、1対の弾性アーム23d,2
3dが突設され、この弾性アーム23dは、前記
ベースプレート25の突片25bにそれぞれ当接
して、常時本体23aを前方に向けて付勢してい
る。
前述したように、このロツクボタン23をエス
カツシヨン24内に押し込んだ場合には、ロツク
ハンドル12が回動して施錠状態となり、逆に、
ロツクハンドル12を、押し込んだ場合には、弾
性アーム23dの付勢力に抗してロツクボタン2
3の後半部が、エスカツシヨン24の開口部26
より後方に移動して、解錠状態となる。
(考案の効果) 本考案によれば、自動車用ドアを開く際には、
操作ハンドルを操作するために、把手部裏面に指
を挿入する動作時に、この開口部を閉塞するロツ
クハンドルを必然的に押すこととなる、いわゆる
連続した1アクシヨンで、ロツクハンドルと、操
作ハンドルを同時に作動できるので、操作性がよ
いという利点がある。
また、施錠時には、ロツクハンドルと操作ハン
ドルとがほぼ同一平面となり、解錠時には、ロツ
クボタンがエスカツシヨンよりドアの車内側の側
面と平行に若干突出するだけであるので、常時車
内側に突出するものがなく、安全であるととも
に、上述した従来のもののように、車内側に突出
したロツクハンドル(施錠杆)が、乗員に触れ
て、ドアが不本意に施錠されてしまうといつた誤
操作のおそれもなく、しかも体裁がよい等の利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1実施例を示す正面図、
第2図は、第1図の−線に沿う横断面図、第
3図は、第2図のロツクハンドルを解錠にした状
態を示す横断面図、第4図は、第2図の−線
に沿う横断面図、第5図は、第2図の側面図、第
6図は、第1図のロツクボタンのみを取出して示
す斜視図、第7図は、本考案の第2実施例を示す
正面図、第8図は、第7図の−線に沿う縦断
面図、第9図は、本考案の第3実施例を示す正面
図、第10図は、第9図の一部を切欠した側面
図、第11図は、第9図の側面図、第12図は、
第9図のロツクボタンのみを取出して示す斜視図
である。 1……インナーパネル、3……トリム、4……
インサイドハンドル装置、5……開口部、6,2
5……ベースプレート、7……軸、8……操作ハ
ンドル、8b……把手部、8c……開口部、1
1,15……連結ロツド、12……ロツクハンド
ル、12a……操作部、16……捩りばね、1
8,22,24……エスカツシヨン、18a……
開口部、20……切欠部、21,23……ロツク
ボタン、21c,23d……弾性アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアに固着されたベースプレートに枢着される
    とともに、不作動位置から作動位置に向けて回動
    させることにより、ドアロツク装置を解除し得る
    ようにしたロツク解除用の操作ハンドルに、操作
    用の開口部を形成し、かつ該開口部を、前記ベー
    スプレートに枢着されるとともに、ドアロツク装
    置を施錠させる施錠位置と、ドアロツク装置を解
    錠させる解錠位置とに回動可能としたロツクハン
    ドルの操作部をもつて、該ロツクハンドルが施錠
    位置のとき閉塞し、ロツクハンドルが解錠位置の
    とき開放するようにし、かつベースプレートに固
    着したエスカツシヨンに、ドアの車内側の側面と
    平行に出没自在に設けたロツクボタンと、前記ロ
    ツクハンドルとを、ロツクボタンを押し込むこと
    により、ロツクハンドルが施錠位置へ回動させら
    れ、ロツクハンドルを解錠位置へ回動させること
    により、ロツクボタンが押し出されるように互い
    に連係したことを特徴とする自動車用ドアのイン
    サイドハンドル装置。
JP1984156445U 1984-10-18 1984-10-18 Expired JPH0356606Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984156445U JPH0356606Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

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JP1984156445U JPH0356606Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

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JPS6171761U JPS6171761U (ja) 1986-05-16
JPH0356606Y2 true JPH0356606Y2 (ja) 1991-12-19

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JP1984156445U Expired JPH0356606Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0639006Y2 (ja) * 1986-09-30 1994-10-12 アイシン精機株式会社 車両用インサイドハンドル装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5018245A (ja) * 1973-06-26 1975-02-26

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5018245A (ja) * 1973-06-26 1975-02-26

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JPS6171761U (ja) 1986-05-16

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