JPH0356125Y2 - - Google Patents

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JPH0356125Y2
JPH0356125Y2 JP1985115931U JP11593185U JPH0356125Y2 JP H0356125 Y2 JPH0356125 Y2 JP H0356125Y2 JP 1985115931 U JP1985115931 U JP 1985115931U JP 11593185 U JP11593185 U JP 11593185U JP H0356125 Y2 JPH0356125 Y2 JP H0356125Y2
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JP
Japan
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finisher
trunk lid
vehicle
attached
hole
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JP1985115931U
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JPS6223750U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は車両のトランクリツドに取付けられ
るフイニツシヤに関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は車両の後部車体を示す斜視図、第8図
はフイニツシヤの一部の斜視図である。図におい
て、1は車体、2はトランクリツドである。3は
フイニツシヤで、車体1の後部に取付けられ、ラ
イセンスプレート装着部4およびランプ収納部5
を有するフイニツシヤ本体6の下部から前面に突
出する突条7、ならびに突条7の下部から車体1
側に伸びる底辺部6aを有する。
従来のフイニツシヤ3は通常トランク後部の車
体1に取付けられ、トランクリツド2はフイニツ
シヤ3とは関係なく上下に開閉動作を行うように
なつている。このようなフイニツシヤ3をハツチ
バツクのトランクリツド2に取付けたものも提案
されている。セダン等のトランクリツド2に取付
けたものはないが、トランクリツド2に取付ける
と、第9図および第10図の状態になる。第9図
はトランクリツド2を閉じた状態、第10図は開
いた状態を示す断面図であり、この場合フイニツ
シヤ3は取付具8によつてトランクリツド2に取
付けられ、トランクリツド2とともに開閉動作を
行う。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のフイニツシヤ
3をハツチバツクのトランクリツド2に取付ける
場合は回転軸の関係で問題はないが、セダン等の
トランクリツド2の下端部に取付けると、フイニ
ツシヤ本体6の底辺部6aの前面のコーナ部、特
に突条7等にたまつた雨水等がトランクリツド2
を開いたとき、第10図に示すように水滴9とな
つてトランク10内に落下して、内部の荷物等を
ぬらすという問題点がある。
この考案は上記問題点を解決するためのもの
で、フイニツシヤに雨水等がたまらないようにす
るとともに、たまつた水を早期に排出し、トラン
クリツドに取付けてもトランクに水滴が落下しな
い車両用フイニツシヤを提供することを目的とし
ている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上下に開閉動作を行うトランクリ
ツドに取付けられるフイニツシヤ本体と、このフ
イニツシヤ本体の下部から車体側に延びる底辺部
と、この底辺部の前面側に長手方向に間隔をおい
て設けられた複数の透孔と、この透孔の車体側の
部分を残し外表面側の部分を覆うようにフイニツ
シヤ本体に取付けられた長尺のモールデイングと
を備えた車両用フイニツシヤである。
〔作用〕
この考案の車両用フイニツシヤは、トランクリ
ツドに取付けて使用する場合、フイニツシヤ本体
の裏面に入つた雨水等は重力および揺動等により
その底部に流下して、透孔を通して車体の下部に
排出され、フイニツシヤの底部等に水がたまらな
いようになつている。フイニツシヤの底辺部の前
面のコーナ部等に部分的にたまつた水は、トラン
クリツドを開くとき透孔から空気が流入するため
早期に流下し、トランクリツドが完全に開いたと
きにはすべて排出され、トランクへの滴下がなく
なる。
透孔は通常の使用時、すなわちトランクリツド
を閉じたときは、外表面がモールデイングで覆わ
れているため、通常の視点から視認されることは
なく、このため外観を害されることはなく、モー
ルデイングにより装飾性は高まるとともに、透孔
を設けた部分が補強される。
〔実施例〕
以下、この考案を図面の実施例により説明す
る。第1図はこの考案の一実施例によるフイニツ
シヤの一部を示す分解斜視図、第2図はそのA−
A断面図、第3図はB−B断面図、第4図は金型
の断面図であり、第7図ないし第10図と同一符
号は同一または相当部分を示す。
フイニツシヤ3は従来のものと同様に、ライセ
ンスプレート装着部4およびランプ収納部5を有
するフイニツシヤ本体6の下部から前面に突出す
る突条7、ならびに突条7の下部から車体1側に
伸びる底辺部6aを有しているが、フイニツシヤ
本体6の底辺部6aのの前面のコーナ部、すなわ
ち突条7の底部前面側には角形の透孔11が突条
7の長手方向に間隔をおいて複数個設けられてい
る。また突条7には透孔11とは別の位置に、突
条7の長手方向に間隔をおいて複数個の係合突起
12が設けられてる。13はモールデイングで、
突条7の前面部に被せられて透孔11の車体1側
の部分を残し、外表面側の部分を覆うように断面
コ字状の金属板の曲げ成形品からなり、その両端
部は内側に折返えされて突条7を両側から挟持
し、下側の折返えし部13aは係合突起12と係
合するようになつている。
上記のフイニツシヤ3は第4図に示すように、
キヤビテイ型14およびコア型15間にキヤビテ
イ16を形成し、キヤビテイ型14に設けた突部
17によりキヤビテイ16を部分的に塞いだ状態
で射出成形し、突部17に対応した透孔11を有
するフイニツシヤ本体6を形成する。その後この
フイニツシヤ本体6の突条7にモールデイング1
3を取付けて、透孔11の外表面側の部分を覆
い、フイニツシヤ3を形成する。そしてこのフイ
ニツシヤ3を第9図に示すように取付具8により
トランクリツド2の下端部に取付け、ライセンス
プレート装着部4にライセンスプレートを装着
し、ランプ収納部5にランプを収納し使用する。
使用状態では、フイニツシヤ本体6の裏面に入
つた雨水等は重力および振動等によりその底部に
流下して、底辺部6aの前面のコーナ部、特に突
条7に流れるが、透孔11を通して車体1の下部
に排出されるため、フイニツシヤ3の底辺部6a
等に水がたまらない。
フイニツシヤ3の底辺部6a等に部分的にたま
つた水はトランクリツド2を開くとき透孔11か
ら空気が流入するため早期に流下し、トランクリ
ツド2が完全に開いたときにはすべて排出され、
トランク10への滴下がなくなる。
透孔11は通常の使用時、すなわちトランクリ
ツド2を閉じたときはモールデイング13で覆わ
れているため、通常の視点から視認されることは
なく、このため外観を害されることはなく、モー
ルデイング13により装飾性は高まるとともに、
透孔11を設けた部分が補強される。
第5図および第6図は他の実施例を示す一部の
断面図であり、いずれも突条7がない例であつ
て、透孔11はフイニツシヤ本体6の底辺部6a
前面のコーナ部に設けられている。そしてモール
デイング13は第5図では係合穴18に挿入した
係合爪19により係止され、第6図では両面粘着
テープ20によりフイニツシヤ本体6に固着され
ている。
なお以上の説明において、フイニツシヤ本体
6、透孔11、モールデイング13等の形状、構
造等は変更可能である。またこの考案はセダン等
のトランクリツド2に取付ける場合に有効である
が、ハツチバツクのトランクリツド2にも取付可
能である。
〔考案の効果〕
この考案によれば、トランクリツドに取付ける
フイニツシヤの底辺部の前面に透孔を設けたた
め、フイニツシヤに雨水等がたまりにくいととも
に、たまつた水は早期に排出され、トランクリツ
ドを開いたときにトランクに滴下しない。またモ
ールデイングにより装飾性が高まるとともに、透
孔を設けた部分が補強されるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の分解斜視図、第2図はA−A
断面図、第3図はB−B断面図、第4図は金型の
断面図、第5図および第6図は他の実施例の断面
図、第7図は車体の斜視図、第8図は従来のフイ
ニツシヤの斜視図、第9図および第10図は従来
のフイニツシヤをトランクリツドに取付けた場合
の断面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示
し、2はトランクリツド、3はフイニツシヤ、6
はフイニツシヤ本体、6aは底辺部、7は突条、
11は透孔、13はモールデイングである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上下に開閉動作を行うトランクリツドに取付
    けられるフイニツシヤ本体と、このフイニツシ
    ヤ本体の下部から車体側に延びる底辺部と、こ
    の底辺部の前面側に長手方向に間隔をおいて設
    けられた複数の透孔と、この透孔の車体側の部
    分を残し外表面側の部分を覆うようにフイニツ
    シヤ本体に取付けられた長尺のモールデイング
    とを備えた車両用フイニツシヤ。 (2) フイニツシヤ本体は下部のほぼ全長にわたつ
    て底辺部を有する実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の車両用フイニツシヤ。 (3) 透孔はフイニツシヤ本体の底辺部前面のコー
    ナ部に設けられた実用新案登録請求の範囲第1
    項または第2項記載の車両用フイニツシヤ。 (4) モールデイングは金属板の曲げ成形品である
    実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項の
    いずれかに記載の車両用フイニツシヤ。
JP1985115931U 1985-07-30 1985-07-30 Expired JPH0356125Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985115931U JPH0356125Y2 (ja) 1985-07-30 1985-07-30

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JP1985115931U JPH0356125Y2 (ja) 1985-07-30 1985-07-30

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JPS6223750U JPS6223750U (ja) 1987-02-13
JPH0356125Y2 true JPH0356125Y2 (ja) 1991-12-16

Family

ID=31000048

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6052160B2 (ja) * 1972-03-29 1985-11-18 エフ・ホフマン・ラ・ロツシユ・ウント・カンパニ−・アクチエンゲゼルシヤフト プレグナン系のd−ホモステロイドの製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54144642U (ja) * 1978-03-31 1979-10-06
JPS6052160U (ja) * 1983-09-20 1985-04-12 関東自動車工業株式会社 ライセンスガ−ニッシュ用モ−ルディング

Patent Citations (1)

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Publication number Publication date
JPS6223750U (ja) 1987-02-13

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