JPH0355688Y2 - - Google Patents

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JPH0355688Y2
JPH0355688Y2 JP1985076150U JP7615085U JPH0355688Y2 JP H0355688 Y2 JPH0355688 Y2 JP H0355688Y2 JP 1985076150 U JP1985076150 U JP 1985076150U JP 7615085 U JP7615085 U JP 7615085U JP H0355688 Y2 JPH0355688 Y2 JP H0355688Y2
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bracket
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、天地逆にして左右勝手兼用可能な
建材取付け用ブラケツトに関するものである。
(従来の技術) 従来において、例えば雨戸枠および戸袋を備え
たサツシ枠に手摺を取付けるのに利用されるブラ
ケツトとしては、第5図に示すように雨戸戸当り
枠に取付けるものと、第6図に示すように戸袋妻
板に取付けるものがあつた。
第5図に示す雨戸戸当り枠用ブラケツト100
は、全体として平面から見てL字状をなし、平板
100aの一端部には、前記平板100aに対し
ほぼ直角に曲がつた水平状手摺取付片100eを
備えていて、ボルト通入孔100dを有し、前記
平板100aの他端に直角に連設した取付け片1
00bにはボルト通入孔100cを備えている。
第6図に示す戸袋妻板用ブラケツト200は平
面から見てL字状に曲げた戸袋側取付板200a
の端部にさらに側面から見てL字状に曲げ加工し
た手摺側取付け板200bを備えるもので、前記
の取付板200aにはボルト通入孔200cを有
し、前記取付板200bにはボルト通入孔200
dを備えている。
上記の雨戸戸当り枠用ブラケツト100は取付
け片100bのボルト通入孔100cにボルトを
通入して雨戸戸当り枠に固定され、戸袋妻板用ブ
ラケツト200は戸袋側取付板200aのボルト
通入孔200cにボルトを通入して戸袋妻板に固
定され、雨戸戸当り枠用ブラケツト100の水平
状手摺取付片100eと戸袋妻板用ブラケツト2
00の手摺取付け片200b上に、各々のボルト
通入孔100d,200dに通したボルトで手摺
笠木を固定して手摺を形成するものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のような従来のブラケツト
においては、建物の開口部における戸袋の取付け
位置が左右逆になつた場合、第5図および第6図
に図示したものをそのまま兼用することはできな
いため、別構成のブラケツトを各々準備せねばな
らず、部品生産上および部品管理上の問題点があ
つた。
さらに、前述の従来のブラケツトにおいては、
建材取付け部が平板で形成されているために、ね
じ止めによる強度が低く手摺等を取付ける際に折
れ曲り易いなどの問題点もあつた。
この考案は、上記したような従来の問題点に着
目してなされたもので、建物の開口部における戸
袋の取付け位置の左右勝手に対応して使用するブ
ラケツトの兼用化を図ることができるとともに、
建材の取付け作業がやりやすく、取付け強度にす
ぐれた建材取付け用ブラケツトを提供することを
目的としている。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案による建材取付け用ブラケツトは、手
摺や面格子などの建材を取付けるのに使用するブ
ラケツトであつて、固定用基端部と、前記固定用
基端部より延びる延長部と、前記延長部の先端片
側に突設した横開放状態の中空部とから成り、こ
の中空部の外側上面と外側下面を建材取付け面と
し、いずれか一方の建材取付け面に建材を取付け
ることを特徴としている。
(実施例) 第1図ないし第4図は、この考案による建材取
付け用ブラケツトの一実施例を示す図である。
すなわち、第1図に示す第1ブラケツト11
は、雨戸戸当り竪枠に取付けられるものであり、
3箇所にボルト孔11aを備えた長方形の板状固
定用基端部11bの一端11cに二等辺三角形状
の延長部11dを90°の角度をもつて備えている。
また前記延長部11dの先端部11eには90°の
角度をもつて前記固定用基端部11bとは反対の
方向へ突出した横開放状態の中空部11fを備え
ている。前記中空部11fは一枚板を角形に曲げ
加工して成るもので、その外側上面と外側下面を
建材取付け面11g,11gとし、且つねじ類を
上下に貫通させる複数のボルト孔11hを備えて
いるとともに、両建材取付け面11gの端部11
iには互いに上下逆向きに突出する建材係止部1
1jを各々備えている。
第2図に示す第2ブラケツト12は、戸袋妻板
に取付けられるものであり長方形状の固定用基端
部12aと二等辺三角形状の延長部12bとを同
一面上に形成し、前記固定用基端部12aにボル
ト孔12cを設けている。さらに、前記固定用基
端部12aの先端部12dには、前記延長部12
bと90°の角度をもつて突出する横開放状態の中
空部12fが設けてある。この中空部12fは、
先のものと同様に一枚板を角形に曲げ加工して成
るもので、その外側上面と外側下面を建材取付け
面12e,12eとし、且つ複数のボルト孔12
gを備えていると共に、両建材取付け面12eの
端部12hには互いに上下逆向きに突出する建材
係止部12iを各々備えている。
第3図および第4図は、この考案による第1ブ
ラケツト11および第2ブラケツト12を使用し
て建材である手摺を建物側に取付ける状態を示す
ものである。
図において、手摺17の手摺笠木20は、中空
本体の下面中央に格子桟取付け溝20aを備え且
つ、その室内側に下面開口のブラケツト取付け溝
20cを備えている。前記格子桟取付け溝20a
には、手摺用格子桟30の上端が嵌合され、ビス
31で固定してある。第1ブラケツト11は中空
部11fの上側建材取付け面11gを手摺笠木2
0のブラケツト取付け溝20cの下側に当接さ
せ、前記上側建材取付け面11gより突出する建
材係止部11jを前記ブラケツト取付け溝20c
の開口部20bに嵌合して、前記中空部11fに
設けたボルト孔11hに下側から通したねじ21
を、予めブラケツト取付け溝20c内に設けてお
いためねじプレート32に螺着することにより、
該ブラケツト11に手摺笠木20を固定してい
る。第3図に示した実施例においては第1ブラケ
ツト11側のみを図示しているが第2ブラケツト
12も上述の構成と同様に笠木に取付けられる。
このとき、各ブラケツト11,12は、ブラケ
ツト取付け溝20cに嵌合する建材係止部11
i,12iを有しているので、手摺笠木20の長
手方向にガイドされ、位置決めが容易になると共
に、見込み方向のがたつき等も防止されることと
なる。
そして、第4図に示すように、平面から見て戸
袋が建物開口部の右側にある場合、第1ブラケツ
ト11はその固定用基端部11bをサツシ竪枠2
5の室外側に設けられた取付片25aと重なる雨
戸戸当り枠16の取付片16aに、重合状態でね
じ止めすることにより固定される。また戸袋妻板
15には第2ブラケツト12がその固定用基端部
12aをボルト孔12cを介してねじ止めするこ
とにより固定される。
また、開口部左側に戸袋を備えたサツシに手摺
を取付ける場合には、右側に雨戸戸当り枠が位置
するので第1ブラケツト11を第4図に示した状
態のものと天地を逆にしてその中空部11fを左
側に向けるとともに固定用基端部11bを右側に
向けて雨戸戸当り枠とサツシ竪枠の重合部分に取
付ける一方戸袋妻板は左側に位置するので第2ブ
ラケツト12を第4図に示した状態と天地を逆に
してその中空部を12fを右側に向けるとともに
固定用基端部12aを戸袋妻板に取付けて、この
状態で上側となつた各建材取付け面11g,12
eに手摺笠木を第4図と同様に固定し手摺を形成
する。
[考案の効果] 以上説明してきたように、この考案による建材
取付け用ブラケツトによれば、建材取付け部分を
立体構造の中空部とすることで非常に強固なブラ
ケツトを形成することができ、その強度向上によ
つて取付け作業がやりやすくなると共に、充分な
取付け強度を得ることができる。また、建物の開
口部における戸袋の取り付け位置の左右勝手に対
応して同一のブラケツトを天地逆にし、且つ上下
の建材取付け面を選択的に用いることができるの
で、使用するブラケツトの兼用化を図れると共
に、中空部の外側の上下面を建材取付け面として
いるので、建材の様々な大きさや形状に広く対応
することができるなどの非常に優れた効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による建材取付け
用第1ブラケツトの斜視図、第2図はこの考案の
一実施例による建材取付け用第2ブラケツトの斜
視図、第3図はこの考案の一実施例による第1ブ
ラケツトと手摺笠木と竪桟の組付け状態を示す断
面図、第4図はこの考案の一実施例による第1ブ
ラケツトと第2ブラケツトを使用して手摺をサツ
シに取付ける際の状態を示す平面図、第5図およ
び第6図は従来のブラケツトの斜視図である。 11,12……建材取付け用ブラケツト、11
b,12a……固定用基端部、11d,12b…
…延長部、11f,12f……中空部、11g,
12e……建材取付け面、17……手摺、20…
…手摺笠木(建材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手摺や面格子などの建材を取付けるのに使用す
    るブラケツトであつて、固定用基端部と、前記固
    定用基端部より延びる延長部と、前記延長部の先
    端片側に突設した横開放状態の中空部とから成
    り、この中空部の外側上面と外側下面を建材取付
    け面とし、いずれか一方の建材取付け面に建材を
    取付けることを特徴とする建材取付け用ブラケツ
    ト。
JP1985076150U 1985-05-21 1985-05-21 Expired JPH0355688Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985076150U JPH0355688Y2 (ja) 1985-05-21 1985-05-21

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JP1985076150U JPH0355688Y2 (ja) 1985-05-21 1985-05-21

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Publication Number Publication Date
JPS61192028U JPS61192028U (ja) 1986-11-29
JPH0355688Y2 true JPH0355688Y2 (ja) 1991-12-12

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ID=30618027

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JP1985076150U Expired JPH0355688Y2 (ja) 1985-05-21 1985-05-21

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5138170Y2 (ja) * 1971-04-15 1976-09-18
JPS52142748U (ja) * 1976-04-23 1977-10-28
JPS6226490Y2 (ja) * 1981-03-03 1987-07-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61192028U (ja) 1986-11-29

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