JPH0355687Y2 - - Google Patents

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JPH0355687Y2
JPH0355687Y2 JP1985038255U JP3825585U JPH0355687Y2 JP H0355687 Y2 JPH0355687 Y2 JP H0355687Y2 JP 1985038255 U JP1985038255 U JP 1985038255U JP 3825585 U JP3825585 U JP 3825585U JP H0355687 Y2 JPH0355687 Y2 JP H0355687Y2
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JP
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baluster
handrail
hole
chord
mounting structure
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JP1985038255U
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JPS61155529U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、手摺、フエンス、格子等における手
摺子の取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種取付構造の一例として、特開昭57
−103745号公報に開示されたものがある。この取
付構造は、外周面に複数の突条を有するパイプ状
縦枠の端部の突条を切除し、突条を切除した端部
を横枠に設けた透孔に挿入して裏側から挿入部を
かしめて両者を一体に結合するようにしたもので
ある。
また実公昭58−53380号公報に開示された取付
構造は、四角形の立子の端部に並行して設けた連
結片をボトムレールに設けた透孔に挿入し、裏側
から連結片を折曲げてかしめ、両者を一体に結合
している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
特開昭57−103745号公報に開示された取付構造
は、縦枠の外周に複数個の突条を設けているため
美観を損い、また縦枠の全長に亘つてかしめ可能
な肉厚としているため、強度的に問題があり、さ
らに多数の縦枠を並設した場合、突条の方向が一
定しないときわめて体裁が悪いので、これを揃え
るために多くの工数を要しコスト高になる。
また、実公昭58−53380号公報の取付構造は、
四角形の立子の平行する2面のみに連結片を設
け、これによつてボトムレールをかしめるように
しているので、強度的に問題があり、長期の使用
により緩むおそれがあるばかりでなく、連結片の
ない2面とボトムレールとの間に隙間を生じ、体
裁が悪い。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、上記のような問題点を解決するため
になされたもので、手摺の弦材に手摺子の端部を
固定する手摺子の取付け構造において、前記弦材
に手摺子が挿入される貫通穴が設けられ、該貫通
穴に挿入された手摺子の先端部に前記貫通穴の縁
部の内壁面側に当接するフランジが形成されると
共に、前記手摺子の先端部近傍外面に前記貫通穴
の縁部の外壁面側に当接する段部が形成され、前
記手摺子のフランジと段部との間に弦材が挟持固
定されたことを特徴とする手摺子の取付け構造を
提供するものである。
〔作用〕
手摺子の段部により弦材を支持し、弦材から突
出した部分を全周に亘つて外側に折曲げフランジ
を形成し、手摺子と弦材を一体にかしめる。
〔実施例〕
第1図は本考案実施例の縦断面図である。図に
おいて、1はアルミニウム形材等からなる中空の
手摺子で、第2図及び第3図aに示すように、平
行する2辺2,2a(以下平行部)と、この平行
部2,2aの端部を結ぶ円弧部3,3aとからな
る断面ほぼ小判状のもので、円弧部3,3aの外
面の半径rは、内面の半径r1に厚さtを加えたも
のより大きく、r>r1+tに形成されており、し
たがつて隅部の肉厚が大で長さ方向の強度を保持
するに充分な肉厚となつている。また、手摺子1
の円弧部3,3aの両端部隅部は、内面の半径r1
に肉厚tを加えた半径r1+tに切除され、段部4
〜4cが形成されている。
5は笠木補助材で、その長さ方向には所定の間
隔で手摺子1の端部と整合する形状の貫通穴6が
設けられている(第3図a参照)。7は笠木であ
る。8は下弦材で、その長さ方向には笠木補助材
5の貫通穴6に対応した位置に、これと同形の貫
通穴9が設けられている。
上記のように構成した本考案においては、手摺
子1の両端部を笠木補助材5及び下弦材8の貫通
穴6,9に挿通してその下面及び上面を手摺子1
の段部4〜4cに当接支持させ、上下からプレス
等によつて加圧し、第3図bに示すように笠木補
助材5及び下弦材8からの突出部を折曲げてかし
め、両者を一体に結合する。この場合、突出部の
四隅は裂けてもよい。ついで笠木補助材5にねじ
10により笠木7を取付ける。
第4図は本考案の他の実施例の斜視図である。
11はアルミニウム形材等からなる断面四角形の
中空の手摺子で、長さ方向の強度を保持するに十
分な肉厚となつている。また、手摺子11の両端
部外面の隅部は切除され、段部13〜13cを形
成している。なお、必要に応じて隅部の切除部中
央に、段部13〜13cに達するすり割り14を
設けてもよい。
15は上弦材カバーで、長さ方向には所定の間
隔で手摺子11の端部に整合する形状の貫通穴1
6が設けられている。
本実施例においても、上弦材カバー15の貫通
穴16に手摺子11の端部を挿入し、第5図に示
すように突出部をプレス等17でかしめてそれぞ
れ四方に折曲げ、両者を一体に結合する。なお、
図示していないが、下弦材も同様にして取付け
る。
なお、上記の説明では、手摺子の上端部を笠木
補助材又は上弦材カバーに取付ける場合を示した
が、本考案はこれに限定するものではなく、他の
材料に取付けてもよい(以下これらを一括して弦
材という)。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案は手摺
子の端部隅部の外面を切除して段部を形成し、こ
の端部を弦材に設けた貫通穴に挿入してかしめ、
両者を一体に結合するようにしたので、長さ方向
の強度を充分保持できるばかりでなく、端部の肉
厚を薄くしたのでかしめ作業が容易であり、その
上全周に亘つてかしめるので両者を強固に固定す
ることができ、外観も優美である。また、弦材に
設けた貫通穴と手摺子の切除部とが整合しない場
合であつても、隅部が裂けて密着し、さらに、手
摺子の切除面は金属の生地が露出するので、滑り
がなく、弦材となじみ易く、密着する等、実用上
の効果大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の縦断面図、第2図はそ
の手摺子の平面図、第3図a,bは作用説明図、
第4図は本考案の他の実施例の斜視図、第5図は
その作用説明図である。 1,11……手摺子、2,2a……平行部、
3,3a……円弧部、4〜4c,13〜13c…
…段部、5……笠木補助材、15……上弦材カバ
ー、6,9,16……貫通穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 手摺の弦材に手摺子の端部を固定する手摺子の
    取付け構造において、 前記弦材に手摺子が挿入される貫通穴が設けら
    れ、 該貫通穴に挿入された手摺子の先端部に前記貫
    通穴の縁部の内壁面側に当接するフランジが形成
    されると共に、 前記手摺子の先端部近傍外面に前記貫通穴の縁
    部の外壁面側に当接する段部が形成され、 前記手摺子のフランジと段部との間に弦材が挟
    持固定されたことを特徴とする手摺子の取付け構
    造。
JP1985038255U 1985-03-19 1985-03-19 Expired JPH0355687Y2 (ja)

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JP1985038255U JPH0355687Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

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JP1985038255U JPH0355687Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

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JPS61155529U JPS61155529U (ja) 1986-09-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723465Y2 (ja) * 1988-01-22 1995-05-31 三和シヤッター工業株式会社 縦格子パネルの組立構造
JPH0542182Y2 (ja) * 1988-05-12 1993-10-25

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5846629A (ja) * 1981-09-14 1983-03-18 Hitachi Ltd 半導体装置の製造方法

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JPS61155529U (ja) 1986-09-26

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