JPH0355176Y2 - - Google Patents

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JPH0355176Y2
JPH0355176Y2 JP15054488U JP15054488U JPH0355176Y2 JP H0355176 Y2 JPH0355176 Y2 JP H0355176Y2 JP 15054488 U JP15054488 U JP 15054488U JP 15054488 U JP15054488 U JP 15054488U JP H0355176 Y2 JPH0355176 Y2 JP H0355176Y2
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magnetic sheet
magnetic
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pin
magnet
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、画像情報を磁気記録するいわゆる電
子カメラなどに装着される磁気シート装置に関
し、特に、磁気シートの回転位置を簡単な構成で
検出し得るようにした磁気シート装置を提案しよ
うとするものである。
〔従来の技術〕
磁気ヘツドによつて磁気シート上に例えば静止
画像情報を上記磁気シートを定速度で回転させな
がら同心円状に磁気記録させるようにした磁気記
録再生装置にあつては、良好な磁気記録を行うた
め、磁気シートとこれを回転駆動させる駆動軸と
の関係を正確に対応させる必要がある。
そこで、従来、磁気シートと駆動軸との結合位
置が常に一定となるように、磁気シートのローデ
イングの際に、それらの結合時の位置合わせを行
つていた。しかし、磁気シートの回転数が低く、
また回転負荷も大きい磁気記録再生装置の場合に
は、上述のような位置合わせも比較的容易に行う
ことができるが、磁気シートの回転数が高く、ま
た回転負荷が小さい磁気記録再生装置の場合に
は、上述のような位置合わせ方法は採り得ない。
そのため、後者のような磁気シートの回転数が高
く、負荷も小さい磁気記録再生装置の場合には、
磁気シートの回転位置に対応する回転位置検出用
の信号発生手段を磁気シート側に設ける方式が有
用であることに着目し、この信号発生手段を設け
た磁気シート装置が提案されている。
この種の方式を採用するものとしては、光学方
式と電磁方式とがある。前者の光学方式の例とし
ては、磁気シートの一部に検出孔をあけ、この検
出孔を光を当てて光学的に磁気シートの回転位置
検出信号を発生させ、これをいわゆる光検出手段
により検出することにより磁気シートの回転位置
を検出するようにした方式がある。また、後者の
電磁方式としては、駆動軸側に磁気シートの回転
位置検出用信号発生手段を設けたものが提案され
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、光学方式のものにあつては、磁気シ
ートの外径寸法が小さく、上記磁気シート内に検
出孔を配置するのが困難な電子カメラ用の磁気シ
ート装置には適しない。また、磁気シートの一部
に検出孔を設けることは、磁気ヘツドと磁気シー
トとの当りが劣化して有害な振動を誘発する原因
ともなるので、採用し難いものである。
また、後者の電磁方式の磁気シート装置にあつ
ては、その構成が複雑で小型の装置に組み込むこ
とが困難であるばかりか、大変高価なものとなつ
てしまう。
そこで、本考案は、上述したような従来のもの
が有している問題点を解消を図り、簡単な構成で
回転磁気シートの回転検出を可能となすととも
に、当該磁気シート装置が装着される磁気記録再
生装置自体の小型化の達成をも可能となす磁気シ
ート装置を提供することを目的に提案されたもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述したような目的を達成するた
め、磁気シートの中心孔に、駆動側の駆動軸を受
ける取付け孔を有する補強部材に一体化された円
板状の磁性板を設け、該磁性板を下方に露出した
構造とすることにより上記駆動軸側に設けられた
マグネツトで上記磁気シートを上記駆動軸側に吸
引固定できるように構成した磁気シート装置にお
いて、上記円板状の磁性板と一端が磁気的に結合
されたピンを上記補強部材を貫通して上方に露出
するように設け、上記ピンの他端を上記駆動軸側
に設けた検出素子に対向できるように構成したも
のである。
〔作用〕
本考案は、駆動軸に装着すると、この駆動軸側
に設けらたマグネツトと磁気シート側に設けられ
た磁性板とが磁気吸引力により一体的に吸引結合
され、上記磁気シートが上記駆動軸と一体になつ
て回転駆動される。このとき、上記マグネツトよ
りの磁束が磁性板を介してピンの先端に生じ、こ
のピンが検出素子に対向することにより所定のパ
ルス状の信号が発生する。そして、上記ピンが検
出素子から離れると、磁束の検出がなされず、信
号も発生しないが、再度、上記ピンが検出素子に
接近すると、この検出素子にパルス状の信号が発
生する。
〔実施例〕 以下、本発明を図面に示す具体的な実施例を参
照して説明する。
第1図は本発明に係る磁気シート装置の一実施
例を駆動軸とともに示したものである。第2図は
上記駆動軸側に組み込まれるマグネツトを示した
ものである。
上記第1図に示すように磁気記録再生装置に設
けられた回転自在な駆動軸1側には、円盤状のマ
グネツト2が配置されている。このマグネツト2
の回転中心部には、第2図に示すように上記駆動
軸1の外周径よりも、わずかに大径の貫通孔3が
穿設されており、この貫通孔3内に上記駆動軸1
が挿入されている。また、磁気シート5は、駆動
軸1に装着され、この駆動軸1の回転により同方
向に回転駆動されることによつて磁気ヘツド(図
示せず)との相対摺接が図られ、この磁気ヘツド
により画像情報等の所定の情報信号が同心円状の
記録トラツクを形成するようにして磁気記録され
るようになつている。
そして、上記磁気シート5の回転中心部には、
中心孔5aが穿設されており、この中心孔5a内
には、この磁気シート5を上記駆動軸1に装着す
るための取付孔6aを有する円板状の補強部材6
が一体的に取り付けられている。この補強部材6
の下面側には、円板状をなす磁性板7が取付けら
れている。この磁性板7は、上記補強部材6の下
面側に突設したリング状のリブ6bで囲まれた凹
部10内に取付けられ、当該磁気シート装置の下
方に露出するように配設されている。このように
磁性板7を配設することにより、磁気シート5を
駆動軸1に装着すると、上記磁性板7と前述のマ
グネツト2とは互いに対向する位置に配置されて
なり、上記磁性板7はマグネツト2の磁力により
吸引されている。このため、駆動軸1が回転する
と、マグネツト2の磁気吸引力により磁性板7を
吸引した状態で磁気シート5は同方向に回転操作
される。
さらに、磁気シート5の回転中心部の補強部材
6の下面に一体的に取り付けた磁性板7の上面に
は、一端を上記磁性板7に磁性的に結合させた磁
性体からなるピン4が形成されている。このピン
4は、他端側が上記補強部材6及び磁気シート5
に穿設した透孔11を貫通して磁気シート5の上
面側に臨むように形成されている。そして、上記
ピン4の磁気シート5の上面側に臨む他端側は、
駆動側に配設される検出素子としての検出コイル
8と対向するように形成されている。すなわち、
上記ピン4は、上記検出コイル8が回転軌跡上に
位置し得る位置に形成されてなる。
なお、上記ピン4の補強部材6に形成した取付
孔6aを中心にして反対側の磁性板7上の位置に
は、磁気シート5の偏心した状態での回転が生じ
ないように、非磁性材料よりなるバランス用突起
9が、上記ピン4と同様に補強部材6及び磁気シ
ート5に穿設した透孔12を貫通するように設け
られている。
上述のように構成されてなる磁気シート装置
は、磁気シート5を駆動軸1に装着してこの駆動
軸1を回転駆動すると、上記駆動軸1側に設けら
れているマグネツト2と上記磁気シート5側に設
けられている磁性板7とが磁気吸引力により一体
的に吸引結合される。そして、上記磁気シート5
は、上記駆動軸1と一体になつて当該駆動軸1と
同方向に同期して回転駆動される。一方、上記駆
動軸1にはマグネツト2が一体的に取り付けられ
ているので、このマグネツト2も駆動軸1と同方
向に同期して回転駆動する。この場合、上記マグ
ネツト2からの磁束が磁性板7を介してピン4の
他端側先端に誘導されるので、このピン4が検出
コイル8に対向すると、所定のパルス状の信号が
発生する。また、上記ピン4が検出コイル8から
離れると、磁束の検出は行われず、従つて信号も
発生しないが、再度、上記ピン4が検出コイル8
に接近すると、この検出コイル8にはパルス状の
信号が発生する。さらに、磁性板7を磁気的に吸
引するマグネツト2自体が検出コイル8に所定の
信号を発生する磁場を発生するための磁束発生用
マグネツトをも兼用しているので、使用する部品
点数の削減を図ることができる。
なお、上述の実施例では、磁性板7にピン4を
形成した例を示したが、例えば、磁性板7の端部
の一部をピン状に上方向に折り曲げ、この折り曲
げ部分を補強部材6及び磁気シート5を貫通して
磁気シート5の上面側に臨むように形成したもの
であつてもよい。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案は、磁気シート側に設
けられた磁性板と磁気的に結合されたピンを設け
る一方、このピンの回転軌跡上に検出コイルの如
き検出素子を配置したものであるから、磁気シー
トの回転位置検出用の信号を容易に得ることがで
きるとともに、磁気シートに検出孔をあける必要
がないので、機械的に安定した磁気シート装置を
得ることができる。
また、駆動軸側に設けられたマグネツトを利用
して磁気シート側に設けられた磁性板をそのまま
磁場発生用のピンとして用いるものであるから、
その構成が簡単で且つ安価に提供することができ
る。
さらに、上記ピンが、上記補強部材を貫通して
上方に露出するように設けられ、上記ピンの他端
を上記駆動軸側に設けた検出素子に対向させなる
ので、上記検出素子の配設位置を磁気シート面上
になすことができることから、上記検出素子を設
けることによる駆動側の外径を大きくすることを
防止でき、当該磁気シート装置が装着される磁気
記録再生装置自体の小型化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る磁気シート装置の一実施
例を示す縦断面図であり、第2図は上記磁気シー
ト装置に使用されているマグネツトを示す平面図
である。 1……駆動軸、2……マグネツト、4……ピ
ン、5……磁気シート、5a……磁気シートの中
心孔、7……磁性板、8……検出コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁気シートの中心孔に、駆動側の駆動軸を受け
    る取付け孔を有する補強部材に一体化された円板
    状の磁性板を設け、該磁性板を下方に露出した構
    造とすることにより上記駆動軸側に設けられたマ
    グネツトで上記磁気シートを上記駆動軸側に吸引
    固定できるように構成した磁気シート装置におい
    て、 上記円板状の磁性板と一端が磁気的に結合され
    たピンを上記補強部材を貫通して上方に露出する
    ように設け、上記ピンの他端を上記駆動軸側に設
    けた検出素子に対向できるように構成した磁気シ
    ート装置。
JP15054488U 1988-11-18 1988-11-18 Expired JPH0355176Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15054488U JPH0355176Y2 (ja) 1988-11-18 1988-11-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15054488U JPH0355176Y2 (ja) 1988-11-18 1988-11-18

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Publication Number Publication Date
JPH0178358U JPH0178358U (ja) 1989-05-26
JPH0355176Y2 true JPH0355176Y2 (ja) 1991-12-06

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JP15054488U Expired JPH0355176Y2 (ja) 1988-11-18 1988-11-18

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