JP2501312B2 - デイスク装置 - Google Patents

デイスク装置

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JP2501312B2
JP2501312B2 JP59063814A JP6381484A JP2501312B2 JP 2501312 B2 JP2501312 B2 JP 2501312B2 JP 59063814 A JP59063814 A JP 59063814A JP 6381484 A JP6381484 A JP 6381484A JP 2501312 B2 JP2501312 B2 JP 2501312B2
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magnetic
hub
pole
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magnet
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JP59063814A
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JPS60205857A (ja
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誠司 川越
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、磁性体のハブを備えたディスク状記録媒
体を磁気力供給源である磁石の吸着力を利用して回転テ
ーブル上に装着させるディスク装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、第1図に示すようにディスク状磁気記録体1の
中央部に磁性体のハブ2を一体に設け、このハブ2を駆
動機構の回転テーブル3に設けた磁石4により吸着して
保持するディスク装置がある。
しかし、この装置に用いられる磁石4は図に示すよう
に上側がN極に、下側がS極に磁着されているため、ハ
ブ2を吸着するのに有効な磁束はN極から磁石4の側面
を通ってS極に入るが、特に外側の漏れ磁束が多くなる
問題がある。
このように、漏れ磁束が多くなると、磁気回路の損失
が大きくなり、磁石4の吸着力が弱くなるため、ディス
ク状記録媒体1を十分に保持することはできなくなり、
回転負荷の変動等によってはハブ2が回転テーブル3の
回転軸3aから外れるおそれがある。
また、漏れ磁束が多くなると、この漏れ磁束の影響に
より磁気ヘッドの記録,再生特性が著しく損なわれる欠
点があった。
〔発明の目的〕
この発明は上記の欠点を解消するためになされたもの
で、ディスク状記録媒体に対する磁石の吸着力を高めて
その保持を確実にするとともに、漏れ磁束が少なく記録
再生特性を向上させることでき、しかも製作の容易なデ
ィスク装置を得ることを目的とする。
〔発明の概要〕
この発明は、磁気力供給源を有してなる回転テーブル
上に対して、中心部に磁性体製のハブを有したディスク
状記録媒体を、上記ハブと上記磁気力供給源との間に生
じる磁気力で吸着保持させるととも、上記回転テーブル
に設けられた駆動ピンを上記ハブに係合させることによ
り上記回転テーブルの回転力を上記ディスク状記録媒体
に伝達するように構成されたディスク装置において、上
記回転テーブルは、その回転軸を中心とする中央部分に
上記ハブの一部と接触する唯一の受け面が形成された突
部を有し、上記磁気力供給源は、上記受け面の外周側に
設けられる上記回転軸に略垂直な同一面上にN極及びS
極の磁極面を位置させて構成されていることを特徴とし
ている。
〔発明の効果〕
この発明によれば、回転テーブルに搭載された磁気力
供給源が、回転テーブルの回転軸と直交する同一面上に
N極およびS極の磁極面を位置させて設けられているの
で、磁気力供給源である磁石の漏れ磁束を減少させて磁
石の吸着力を増大させることができ、ディスク状記録媒
体を確実に保持することができるととも、装置の記録再
生系に与える外乱を少なくして記録再生特性を向上させ
ることができる。また、ディスク状記録媒体のハブと、
回転テーブルとの接触を該回転テーブルの回転軸を中心
とする中央部分に形成される受け面のみとすることによ
り、ハブの駆動ピン挿入孔への駆動ピンの係合を容易に
行うことができるため、ディスク装置へのディスク状記
録媒体のセットを確実に行うことが可能となる。また、
磁気供給源を上記受け面の外周側に設けるとともに、そ
のさらに外周側にはハブと接触する部分が存在しない構
造とすることにより、ハブと受け面との接触にともない
生じる摩耗粉を磁気供給源により吸着させることがで
き、摩耗粉がディスク状記録媒体の記録領域まで達する
ことがなく、摩耗粉の影響による記録再生特性の劣化を
防止することが可能となる。さらに、磁気力供給源とな
る磁石材料を装着したり、磁気力供給源を構成するため
に着磁用の継鉄を装着したりするときの作業性を向上さ
せることができ、製作の容易化も図ることができる。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明す
る。
第2図はこの実施例において用いるフロッピディスク
を分解して示したものである。図において11は中央部に
磁性体からなる有底短円筒状のハブ12を一体に設けた磁
気記録媒体である。この磁気記録媒体11はプラスチック
製の上部シェル13と下部シェル14に納められている。上
部シェル13と下部シェル14の内側には記録媒体11に付着
するゴミやほこりを取り除くとともに、帯電防止を行な
うライナ15,16が設けられている。また、上部シェル13
と下部シェル14には磁気ヘッドが記録媒体11をアクセス
するヘッドウインドウ13a,14aが形成されている。この
ヘッドウインドウ13a,14aにはシャッタ17が設けられて
おり、不使用時にはスプリングによりシャッタ17が自動
的に閉じるようになっている。
18はハブ12の中心部に形成され記録媒体11の回転中心
位置を決める中心孔で、19は駆動ピン挿入孔である。
次に、上述のフロッピディスクを装着させるディスク
装置の駆動機構を第3図および第4図を用いて説明す
る。
図中21は駆動モータの回転軸22に固着した回転テーブ
ルである。この回転テーブル21には、回転軸22を中心と
する中央部のみに突部21aが形成されており、この突部2
1aの図中上面にハブ12の中央部に接触する受け面21bが
形成されている。この回転テーブル21の上面で、受け面
21bの回りにはハブ12を吸着させる磁石23が取付けられ
ている。この磁石23は回転軸22と垂直な板面内にN極と
S極を回転軸22を中心にして同心円状に交互に着磁させ
たものである。
24は回転テーブル21のガイド孔より突出させて設けた駆
動ピンで、回転軸22と垂直な平面内の動きは回転テーブ
ル21のガイド孔により拘束され、かつ回転軸方向の動き
は弾性体に支持され上下に移動できるようになってい
る。
この駆動機構にフロッピディスクをセットすると、ハ
ブ12が磁石23により吸着された状態で磁気記録媒体11が
回転テーブル21上に載置される。このとき、駆動ピン24
は磁石23の吸着力によってハブ12が吸引されことにより
下方に押し下げられる。この状態で記録再生操作が行な
われると、記録媒体11は磁気ヘッドとパッドにより挾持
されるために、駆動ピン24はハブ12に摺接しながら移動
する。この駆動ピン24が駆動ピン挿入孔19に一致する
と、弾性体により上方に押し上げられて駆動ピン挿入孔
19に係合し、その後は記録媒体11及びハブ12と回転テー
ブル21とは一体的に回転する。ここで、駆動ピン24が駆
動ピン挿入孔19に係合するまでは、記録媒体11はハブ12
を介して回転テーブル21の回転軸22を中心とする突部21
aに形成される受け面21bのみに支持されていることか
ら、回転テーブルの回転力が上記受け面21bのみから伝
達される。かかる受け面21bは、回転テーブル21の回転
軸近傍に設けられていることから、その回転半径が小さ
く、伝達される回転力は小さくなるため、この回転力に
よってハブ12が回転を始めるおそれはない。従って、駆
動ピン24の係合を容易に行うことができるため、駆動機
構へのフロッピディスクのセットを確実に行うことが可
能となる。
このとき、磁石23を構成する同心円状の単位磁石の磁
束は第4図に示すように同一平面内に隣接するN極とS
極との間でハブ12および回転テーブル21を通じて閉ルー
プを形成するとともに、一番外側に位置する単位磁石の
磁束の一部は一方の面に着磁したN極から磁石23の外側
を通して他方の面に着磁したS極に閉ループを形成す
る。また、一番内側に位置する単位磁石の磁束の一部は
磁性体からなる回転テーブル21を通して閉ループを形成
する。
したがって、このような構成によれば、磁石23の平面
とハブ12との間に磁気回路を形成することができるた
め、磁石23の外側を通る漏れ磁束を減少させることがで
きる。これにより、磁石23の吸着力が増加させ、磁気記
録媒体11を回転テーブル21上に確実に保持することがで
きる。しかも、装置の記録再生系に与える外乱を減少し
得る特長がある。
また、同一材料を用いて同等の吸着力を実現させる場合
には、従来のものに比べてこの実施例によれば磁石の形
状を小さくすることができるため、磁気ディスク装置の
小型化を計ることができる。しかも、この磁気ディスク
装置においては、漏れ磁束を小さくおさえることによ
り、磁気ヘッドの記録再生特性を劣化させることを少な
くできる。
また、磁石23の搭載されている部分より外側にハブ12
と接触する部分が存在しない形状に回転テーブル21を形
成しているので、ハブ12と回転テーブル21の受け面21b
との接触にともない生じる摩耗粉を磁石23により吸着さ
せることができるため、摩耗粉が磁気ディスクの記録領
域まで達することがなく、摩耗粉の影響による記録再生
特性の劣化を防止することが可能となるとともに、磁石
材料を回転テーブル21に装着したり、この磁石材料の着
磁に使用する継鉄を装着したりするときの作業性を向上
させることができ、製作の容易化も図ることができると
ともに、より確実で強力な着磁を行うことが可能とな
る。
次にこの発明の他の実施例を第5図または第6図を用
いて説明する。
第5図は上記実施例の駆動機構の磁石23に換えて、回
転軸22と垂直な平面内にN極とS極を回転軸22を中心に
して放射状に交互に着磁させた磁石31を回転テーブル21
に取付けたものである。
したがってこのような構成によれば吸着力および漏れ
磁束ならびに製作性に関して上述と同様の効果を挙げる
ことができる。
また、第6図は第3図に示す駆動機構の磁石23に換え
て、回転軸22と垂直な平面内にN極とS極を帯状に交互
に着磁させた磁石41を回転テーブル21に取付けたもので
ある。
したがってこのような構成によっても上述と同様の効
果を挙げることができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、要旨を変更しない範囲において種々変形して実施す
ることができる。
例えば上記実施例ではこの発明を磁気ディスク装置に
適用させたが、この発明は光学ディスク装置や静電ディ
スク装置にも適用させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気ディスク装置を示す断面図、第2図
はこの発明の実施例において用いるフロッピディスクの
構成を示す分解斜視図、第3図はこの発明の一実施例を
示す斜視図、第4図は同実施例の縦断面図、第5図およ
び第6図はこの発明の他の実施例を示す斜視図である。 1…ディスク状磁気記録媒体 2…ハブ、3…回転テーブル 3a…回転軸、4…磁石 11…磁気記録媒体、12…ハブ 13…上部シェル、14…下部シェル 13a,14a…ヘッドウインドウ 15,16…ライナ、17…シャッタ 18…中心孔、19…駆動ピン挿入孔 21…回転テーブル、21a…突部、21b…受け面 22…回転軸 23…磁石、24…駆動ピン 31,41…磁石

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気力供給源を有してなる回転テーブルに
    対して、中心部に磁性体製のハブを有したディスク状記
    録媒体を、上記ハブと上記磁気力供給源との間に生じる
    磁気力で吸着保持させるとともに、上記回転テーブルに
    設けられた駆動ピンを上記ハブに係合させることにより
    上記回転テーブルの回転力を上記ディスク状記録媒体に
    伝達するように構成されたディスク装置において、上記
    回転テーブルは、その回転軸を中心とする中央部分に上
    記ハブの一部と接触する唯一の受け面が形成された突部
    を有し、上記磁気力供給源は、上記受け面の外周側に設
    けられる上記回転軸に略垂直な同一面上にN極及びS極
    の磁極面を位置させて構成されていることを特徴とする
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】上記磁気力供給源は、上記受け面の外周側
    に設けられる上記回転軸に略垂直な同一面上に上記N極
    及びS極の磁極面を交互に位置させたものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】上記磁気力供給源は、上記受け面の外周側
    に設けられる上記回転軸に略垂直な同一面上に、上記回
    転軸を中心にして同心円上に上記N極及びS極の磁極面
    を交互に位置させたものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のディスク装置。
JP59063814A 1984-03-30 1984-03-30 デイスク装置 Expired - Lifetime JP2501312B2 (ja)

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JPS60205857A JPS60205857A (ja) 1985-10-17
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JPS60194741U (ja) * 1984-06-04 1985-12-25 三菱電機株式会社 磁気デイスク装置における回転駆動機構
JPS62197955A (ja) * 1986-02-25 1987-09-01 Ricoh Co Ltd 垂直磁気記録媒体チヤツキング用磁石装置
JPS62147163U (ja) * 1986-03-10 1987-09-17
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JPS6080556U (ja) * 1983-11-09 1985-06-04 三洋電機株式会社 回転駆動装置
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