JPH0361267B2 - - Google Patents

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JPH0361267B2
JPH0361267B2 JP56155576A JP15557681A JPH0361267B2 JP H0361267 B2 JPH0361267 B2 JP H0361267B2 JP 56155576 A JP56155576 A JP 56155576A JP 15557681 A JP15557681 A JP 15557681A JP H0361267 B2 JPH0361267 B2 JP H0361267B2
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JP
Japan
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magnetic sheet
magnetic
sheet
jacket
regulating
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JP56155576A
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JPS5857667A (ja
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Etsuro Saito
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS5857667A publication Critical patent/JPS5857667A/ja
Publication of JPH0361267B2 publication Critical patent/JPH0361267B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor

Landscapes

  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転記録媒体、例えば回転磁気シー
ト(以下、単に磁気シートという。)の磁気記録
面上に環状の記録トラツクを順次同心円状に形成
するようにした記録又は再生する回転記録媒体の
記録再生装置等に使用して有用な回転磁気シート
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
本件出願人は、既に、高速回転している磁気シ
ートの半径方向に磁気ヘツドを間欠的に移動させ
つつ上記磁気シート上に所要の静止画像信号等を
記録及び/又は再生できるようにした新規な回転
磁気シート装置を提案している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、この種の装置では、信頼性が高く、
かつ、安定した記録・再生を実現する上で、高速
回転する磁気シートと磁気ヘツドとの安定した摺
接状態を得ることが特に重要な事柄となる。
そこで、磁気シートと磁気ヘツドとの安定した
摺接状態を得るために、本件出願人は、磁気ヘツ
ドの近傍位置に、磁気シートの回転の安定化を図
るための案内板を設ける一方、この案内板と対峙
した位置、すなわち、上記磁気シートを挟んで上
記案内板と反対側位置に、上記案内板のシート案
内面と実質的に平行となるようなシート規制面を
有する規制板を上記磁気ヘツドに対して所定の間
隔を置いて設けるようにした回転磁気シート装置
も既に提案している。
しかし、従来上記規制板の磁気ヘツドに対する
間隔を簡単な構造で容易に調整することができな
かつた。
そこで、本発明は、上記規制板の磁気ヘツドに
対する間隔調整が極めて簡単な構成で、しかも高
精度に実現し得るような回転磁気シート装置を提
案することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明にかかる回転磁気シート装置
は、上記目的を達成するため、取付基板に対し
て、磁気シートジヤケツトを挿入し得る挿入位置
と上記磁気シートジヤケツトに内蔵された磁気シ
ートを回転駆動し得る動作位置とにそれぞれ移動
可能に、上記磁気シートジヤケツトが挿入される
カセツトホルダを取り付け、上記取付基板には、
磁気ヘツドが設けられとともに、上記カセツトホ
ルダには、上記磁気シートを位置規制するための
規制板がそのカセツトホルダに対し移動可能に取
り付けられ、上記カセツトホルダを上記動作位置
に移動せしめたときに、上記規制板の位置が上記
磁気ヘツドに対して位置規制されるようにしてな
るものである。
なお、上記規制板の位置調整は、上記磁気ヘツ
ドとの間隔を調整する間隔調整ネジを設けること
により行うようにしてもよい。
また、この間隔調整ネジによる上記磁気ヘツド
に対する上記規制板の間隔調整の規準は、少なく
とも上記磁気シートの回転中心部位置と、その磁
気シートの外周部外で、かつ、上記シートジヤケ
ツト内の位置の2点により決定されることとすれ
ばよい。
さらに、上記間隔調整ネジは、上記カセツトホ
ルダを挟んだ上記規制板との反対側位置より間隔
調整し得るようにしてもよい。
〔作用〕
上記本発明によれば、カセツトホルダに対し規
制板を移動可能に取り付けたので、上記カセツト
ホルダを磁気シートの動作可能な位置に移動させ
たときに、規制板を磁気ヘツドに対し正確に位置
規制することができる。そして、規制板に設けた
間隔調整ネジで、規制板の磁気ヘツドに対する間
隔調整を行なうことができる。また、間隔調整ネ
ジによる上記磁気ヘツドに対する上記規制板の間
隔調整の規準が少なくとも上記磁気シートの回転
中心部位置と、その磁気シートの外周部外で、か
つ、上記シートジヤケツト内の位置の2点により
決定されるので、磁気シートに対しても規制板の
位置を正しく設定することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は、回転磁気シート装置を構成するカセ
ツトホルダ内に、磁気シートジヤケツトを挿入す
る前の状態を示したものである。
上記第1図において、磁気記録装置1が載置さ
れた取付基板2には、磁気シートジヤケツト3を
挿脱し得るようにしたカセツトホルダ4がヒンジ
軸4aを介して開閉自在に取り付けられている。
すなわち、カセツトホルダ4が取付基板2に対
し、磁気シートジヤケツト3が挿入し得る挿入位
置(第1図参照)と、後述するように磁気シート
ジヤケツト3内の磁気シート6を回転駆動し得る
動作位置(第2図及び第3図参照)とにそれぞれ
移動できるように取り付けられている。上記磁気
シートジヤケツト3の外筐部分を構成するジヤケ
ツト筐体5内には、円盤状の磁気シート6が回転
自在に収納されており、このシート6上には、例
えば静止画像情報等の映像信号が複数の環状トラ
ツクを形成するように磁気記録されるようになつ
ている。このジヤケツト筐体5の一部には、窓部
7が開口形成されており、上記磁気シート6の磁
気記録面6aの一部が外部に露呈するようになつ
ている。この窓部7内には、1つ又は複数(この
実施例では1つ)の磁気ヘツド8が挿入され、こ
の磁気ヘツド8により磁気シート6上に複数の映
像信号が磁気記録されるようになつている。この
磁気ヘツド8は、窓部7内に挿入されて磁気シー
ト6の半径方向(例えば内周側位置から外周側位
置の方向)に磁気シート6の1回転ごとに移動
し、その都度磁気シート6上に環状に映像信号を
磁気記録するようになつている。また、上記取付
基板2上には、磁気シート6の回転中心部に設け
られた補強部材9が載置されるシート回転台10
と、磁気シートジヤケツト3内の磁気シート6に
対して例えば静止画像情報等を記録及び/又は再
生するための磁気ヘツド8と、この磁気ヘツド8
の磁気シート6に対する当接状態の安定化を図る
ための案内板12と、磁気ヘツド8を磁気シート
6の半径方向に順次間欠的に自動送りさせるため
のヘツド移動操作部13と、シート回転軸台10
等を回転駆動するための駆動モーター14等が設
けられている。
上記磁気ヘツド8は、ヘツド移動操作部13を
構成する移動アーム15の中途部上に取り付けら
れているが、この磁気ヘツド8は、磁気シート6
に対する当りを安定化するための案内板12に形
成したヘツド突出用窓部16内に下方位置から臨
まれている。この案内板12上には、一対の高さ
規制ピン17,17が植立されている。これら各
ピン17,17は、カセツトホルダ4を構成する
ケースカバー18側に設けた後述の規制板19と
の間に所定の間隔が得られるように設けられたも
のである。
なお、上記移動アーム15には、スプリング2
0の一端20aが係止されており、この移動アー
ム15が枢軸21を中心として常時第1図中矢印
A方向に引つ張られている。
前記取付基板2のほぼ中央部には、磁気シート
ジヤケツト3側の挿入孔22内に挿入される固定
軸23が配置されており、この固定軸23のまわ
りには、第2図及び第3図に示すように、フライ
ホイールを兼ねた前記回転台10がボールベアリ
ング24を介して回転自在に取り付けられてい
る。この回転台10と駆動モーター14の駆動軸
14aに取り付けられたベルトプーリ25とには
ベルト25aが掛け渡されている。上記固定軸2
3の先端部23aは、第2図に示すように、磁気
記録装置1内に磁気シートジヤケツト3を装着し
た時、磁気シート6の中央部に取り付けた補強部
材9の挿入孔22内を貫通して、磁気シートジヤ
ケツト3の上方に突出されるようになつている
が、この先端部23aは、規制板19の先端に螺
着された間隔調整ネジ26と当接係合するように
なつている。
また、案内板12は、磁気シートジヤケツト3
の窓部7内に挿入されて、そのシートジヤケツト
3内の磁気シート6が安定した状態で回転される
ように、それを案内するためのものであるが、こ
の案内板12は、第4図に示すように、板状の水
平部27とその基端に形成した基端ブロツク28
とから一体形成されており、上記水平部27の上
端面には、磁気シート6をその回転面に対して実
質的に平行となるように案内するためのシート案
内面27aが平滑面状に形成されている。このシ
ート案内面27aは、磁気ヘツド8が磁気シート
6に対して当接するヘツド当接部周辺において、
そのシート6を下面側から位置規整するためのも
のである(第2図参照)。そのために、このシー
ト案内面27aの周側縁部27bは、円弧状に面
取りが施こされている。また、基端ブロツク28
の下面には、前記磁気ヘツド8を取り付けたヘツ
ドスライダー29の各当接摺動部29a,29b
の上面が相対向して摺動されるガイド面28d,
28eが形成されている。この各ガイド面28
d,28eは、前記シート案内面27aと平行と
なつている。さらに、この水平部27の中央部分
には、上述した磁気ヘツド突出用の窓部16が貫
通して形成されている。この窓部16は、磁気シ
ート6への磁気記録のために、第2図に示すよう
にそのシート6の最内周トラツクT1から最外周
トラツクTnに亘る全記録トラツクに対して磁気
ヘツド8がトラツキングし得るように、その磁気
ヘツド8を案内板12のシート案内面27aに突
出させるために開口されたものである。
次に、ヘツド移動操作部13は、前述したよう
に、磁気ヘツド8を磁気シート6の半径方向に間
欠的に移動させながらその磁気シート6上に、例
えばその最内周トラツクT1から最外周トラツク
Tnの位置に亘つて順次所要の情報が磁気記録で
きるように、その磁気ヘツド8をトラツキング操
作させるためのものである。この図示の例では、
取付基板2に植立した枢軸21により回動自在に
枢支されたL字状のヘツド移動アーム15を主体
として構成されており、このヘツド移動アーム1
5の中途部に取り付けたヘツドスライダ29上に
は、磁気ヘツド8が一体的に取り付けられてい
る。なお、ヘツドスライダ29とヘツド移動アー
ム15との間には、磁気ヘツド8を磁気シート6
に対して弾性的に当接させることなどを目的とし
た板バネ(図示せず)が介在配置されている。
一方、カセツトホルダ4は、第5図に示すよう
に、磁気シートジヤケツト3を受け入れる板状の
受枠52と、磁気シートジヤケツト3の全体を上
方位置から被覆するケースカバー18とから構成
されている。
前者の受枠52の両側部には、第6図に示すよ
うに、磁気シートジヤケツト3の両側部3a,3
bを受け入れる断面略コ字状の受部52a,52
bが形成されているとともに、受枠52の天上部
分を構成する天板部52cには、後述する磁気シ
ートジヤケツト3に設けた目盛51が外部から視
認できるようにした円孔53と、規制板19の移
動の際に邪魔とならないように形成した開口部5
4が設けられている。
また、この受枠52の一方の側部52bには、
係合溝52dが設けられているとともに、その先
端には、カセツトホルダ4を動作位置において取
付基板2に対し仮固定するストツパー部55が形
成されている。このストツパー部55は、取付基
板2側に設けた係止片56と係合するようになつ
ている。
また、ケースカバー18には、受枠52に設け
た円孔53と対応する位置に、その円孔53と同
形状の円孔57が形成されているとともに、ケー
スカバー18の両側縁に沿つて折曲形成された折
曲部18a,18bのうちの一方の折曲部18b
には、受枠52の係合溝52dに挿入されてその
係合溝52dと係合する係合ピン58が固着され
ている。この係合ピン58は、受枠52に対して
ケースカバー18が開放されすぎないように、そ
れを阻止するために設けられたものである。従つ
て、この係合ピン58と係合溝52dの働きによ
り、受枠52とケースカバー18とは分離不能と
なつている。
後者のケースカバー18には、規制板19が配
設されているが、この規制板18は、第1図及び
第4図に示すように磁気シート6をその上面側よ
り位置規制するための矩形のシート規制部19a
と、この規制部19aの上面に一体形成された板
状の取付部19bとから形成されており、上記磁
気ヘツド8と対峙するケースカバー18側の位置
に配設されている。この実施例では、規制板19
は、第4図に示すように、ケースカバー18に植
立した4本の係止ピン30a,30b,30c及
び30dによつてそれらの軸方向に可動自在に支
持されて磁気ヘツド8及び案内板12と対峙して
いる。
また、このケースカバー18と規制板19との
間には、圧縮スプリング31が介在されている。
この実施例では、規制板19の上面中央部分に設
けた凹部32内に圧縮スプリング31は収納され
ている。従つて、この圧縮スプリング31の弾性
力によつて、規制板19は、常時各係止ピン30
a,30b,30c,30dに沿つて磁気ヘツド
8の方向に弾性付勢されている。上記取付部19
bの先端部は、第4図に示すように案内板12の
先方位置にまで突出されており、この先端部に
は、前述した間隔調整ネジ26が螺着されてい
る。
また、上記規制板19を構成するシート規制部
19aの下端面には、第2図に示すような平滑面
状のシート規制面19cが形成されている。この
規制面19cは、前述の案内板12のシート案内
面27aとで磁気シート6のシート面6aと上下
両側から所定の間隔を置いて位置規整するための
ものである。この規制面19cを有する規制板1
9の上記磁気ヘツド8に対する高さ調整は、取付
部19bに螺着した間隔調整ネジ26の下端面2
6aが当接する固定軸23の先端部23aと、取
付部19bの後端部に螺着した2本の間隔調整ネ
ジ33,34の下端面33a,34aが当接する
一対の高さ規制ピン17,17の頭部17a,1
7bとの三点を規準として行なわれるようになつ
ている。
上記間隔調整ネジ26,33,34は、上述し
たように、案内板12のシート案内面27a及び
磁気ヘツド8と、これと対向する位置に配置され
た規制板19のシート規制面19cとの間の間隔
を調整するために上記規制板19に設けられたも
のであるが、この各調整ネジ26,33,34
は、カセツトホルダ4を挟んだ上記規制板19と
の反対側位置(ケースカバー18側位置)より間
隔調整できるようになつている。このために、各
間隔調整ネジ26,33,34と対応したケース
カバー18の位置には、それらのネジ26,3
3,34をねじ込んだり、あるいはゆるめたりす
る際に用いられるドライバー等の挿入用のドライ
バ挿入孔59a,59b,59cが形成されてい
る。
なお、ケースカバー18の内側面には、板バネ
60がビス61,61により固着されているが、
これは、カセツト挿入口53eより磁気シートジ
ヤケツト3が容易に挿入できるようにケースカバ
ー18から受枠52を所定の間隔だけ離すためな
どの目的で設けられたものである。なお、上記シ
ート規制面19cの中央部付近の前記磁気ヘツド
突出用窓部16と対峙する位置には、磁気ヘツド
8が磁気シート6に対して摺接されたとき、その
磁気シート6の逃げ部を形成するように、半円状
の凹条部35が形成されている。また、シート規
制面19cの周側縁19dは円弧状に面取りが施
こされている。
上記規制板19の凹条部35と一つの間隔調整
ネジ26との間には、2つの透孔36a,36b
から成る略8字状の検出コイル収納部36が形成
されており、この収納部36内には、検出コイル
37が配置されている。検出コイル37の中央部
には、板状の支持部材38の一端から、上記各透
孔36a内に臨まれるように垂下されたヨーク3
9が配置されている。なお、上記支持部材38の
他端は、規制板19に固着ビス40a,40aに
より固着されており、また、支持部材38の上面
には、検出コイル37より検出された出力を所定
の電子回路に導くための所要の配線41a,41
b…の一端が半田付けされている。
上記検出コイル37は、後述する回転位相被検
出体を検出するためのものである。この検出コイ
ル37を規制板19に取り付けたのは、規制板1
9が高さ規制ピン17,17等によつて案内板1
2に対して高精度に位置決めされていることに着
目し、このような規制板19に検出コイル37を
設けることによつて、回転位相被検出体が高精度
に検出できるようにするためである。
一方、磁気記録装置1に装着される磁気シート
ジヤケツト3内の磁気シート6の回転中央部に
は、磁気記録装置1側の固定軸23を受け入れこ
の固定軸23により保持される補強部材9が取り
付けられている。この補強部材9は、プラスチツ
ク等の樹脂材料により、円板状又は板状に形成さ
れている。上記補強部材9のほぼ中心部には、上
記固定軸23が挿入される固定軸挿入用の挿入孔
22が貫通形成されている。
この補強部材9の下面9aの中心部側には、第
2図に示すように、環状の磁性体42が一体的に
取り付けられている。この磁性体42は、第2図
に示すように固定軸23のまわりを高速回転する
回転台10に一体的に設けられた環状のマグネツ
ト43と互いに対向する位置に配置されており、
マグネツト43の磁力により吸着されるようにな
つている。このめ、回転台10が回転すると、マ
グネツト43の磁気吸着作用により磁性体42を
吸着した状態で磁気シート6が同方向に回転する
ようになつている。
上記補強部材9の挿入孔22を中心とした対向
する位置には、磁気シート6の回転位相を検出す
るために、前記検出コイル37により検出される
回転位相被検出体44と、この被検出体44と同
程度の重量を有するバランス用被磁性ピン45と
が埋設されている。上記被検出体44は、この被
検出体44の回転軌跡上(第7図参照)に設けた
一つの検出コイル37と相まつて、磁気シート6
が一定の回転速度で回転しているか否かを検出し
ようとするためのものであり、磁気シート6の回
転に伴つて上記被検出体44が回転して検出コイ
ル37に接近するたびごとに、磁気シート6の回
転位相を検出するための検出信号を検出コイル3
7から発生させることにより、磁気シート6の回
転速度を検出しようとするものである。上記回転
位相被検出体44は、この実施例では、ピン状に
形成された磁性体より構成されている。
そこで、次に、磁気シートジヤケツト3を磁気
記録装置1に装着する場合について説明する。
まず、磁気シートジヤケツト3をカセツトホル
ダ4のカセツト挿入口52eより挿入する。する
と、カセツトホルダ4の一側部52a内に突出し
て設けられた蓋体開放用突部46により蓋体47
が窓部7の外に押し出される。従つて、窓部7か
ら磁気シート6の磁気記録面6aの一部が露呈状
態となる。引ひ続いて磁気シートジヤケツト3を
押し込んで、その前端縁が受枠52の連結部52
fに当接させ、その状態において受枠52に対し
ケースカバー18を押し下げると、上記連結部5
2fとケースカバー18の前側部18cと磁気シ
ートジヤケツト3は取り囲まれるので、そのジヤ
ケツト3はカセツトホルダ4内の所定位置におい
て位置決め固定される。このとき、規制板19の
シート規制面19cは、磁気シートジヤケツト3
の窓部7内に上方から臨まれるので、そのシート
規制面19cは、磁気シート6の記録面6aの一
部と対向することとなる。
次に、上記ジヤケツト3をホルダ4内の所定位
置に装填した状態でそのカセツトホルダ4を磁気
記録装置1の内部に押し込むと、このジヤケツト
3の中央部に形成した中心孔48を通つて、ジヤ
ケツト筐体5内の磁気シート6の回転中心部に設
けた補強部材9の挿入孔22内に固定軸23が挿
入される。これと同時に、規制部19cに螺着さ
れた間隔調整ネジ33,34の下端面33a,3
4aは、第2図に示すように、ジヤケツト3の窓
部7内を通つて、案内板12に植立された高さ規
制ピン17,17の頭部17a,17aに当接係
合する一方、この規制板19の取付部19bに螺
着された間隔調整ネジ26の下端面26aは、固
定軸23の先端部23aに当接係合するので、こ
の規制板19の上記磁気ヘツド8に対する対向間
隔位置は、案内板12側の高さ規制ピン17,1
7と固定軸23の先端部23aの三点を規準とし
て正確に設定されることとなる。
この場合、規制板19は、カセツトホルダ4に
対して移動可能に取り付けられているので、取付
基板2に対するカセツトホルダ4のケースカバー
18の配置位置とは無関係に、上記規制板19を
磁気ヘツド8に対して正確にしかも圧縮スプリン
グ31のバネ力で確実に位置させることができ
る。
ケースカバー18の前側部18cに設けた係合
孔18d内に取付基板2側に設けた係止爪59が
挿入されてそれらが係止状態となると、ジヤケツ
ト筐体5の一部に開口形成した窓部7内に、磁気
ヘツド8と案内板27のシート案内面27aとが
それぞれ挿入されて、その窓部7内に臨まれてい
る磁気記録面6aと上記シート案内面27aとが
対向することとなる。従つて、磁気ヘツド8が磁
気シート6に対して摺動される磁気記録面6aの
周辺は、シート規制面19cとシート案内面27
aとにより、所定の間隔を置いて、上下の各方向
より挟持されることとなる。
次に、磁気シート6の磁気記録面6aに磁気ヘ
ツド8当接している状態で、回転台10を回転駆
動すると、この回転台10に設けられているマグ
ネツト43と磁気シート6側に設けられている磁
性体42とは磁力により一体的に吸着結合されて
いるので、磁気シート6は上記回転台10と同期
して同方向に回転駆動することとなる。磁気シー
ト6が回転すると、磁性体42の上面には回転位
置被検出体44が形成されているとともに、この
被検出体44と対応する規制板19の位置には、
検出コイル37が配置されているので、上記被検
出体44は、検出コイル37の真下を通過しつつ
回転することとなる。この場合、回転位相被検出
体44の位置する部分は、他の部分とは異なつた
磁場を形成しているのであるから、検出コイル3
7に上記被検出体44が接近すると、その都度、
検出37には、その磁場の作用に応じた電磁誘導
により措定のパルス状の信号が発生する。逆に、
上記被検出体44が検出コイル37から離れる
と、磁場は平常にもどり、従つて信号も発生しな
いが、再度、上記被検出体44が検出コイル37
に接近すると、再度、この検出コイル37にはパ
ルス状の位置検出信号が発生する。このようにし
て、回転台10を1回転駆動させるごとに、検出
コイル37にはパルス状の信号がその回転台10
の回転速度に対応して周期的に発生されることと
なる。従つて、この周期的な信号を規準として回
転台10と磁気シート6との回転位置合わせを行
なえば、極めて簡単かつ確実にそれらの位置合わ
せを行なうことができる。しかも、磁気ヘツド8
及び固定軸23に対する高さ位置や位置決めが高
精度に実現されている規制板19に、検出コイル
37を配置されたものであるから、上記固定軸2
3のまわりに配置された回転台10上に載置され
る磁気シート6の補強部材9内の回転位相被検出
体44に対して上記検出コイル37を所望する間
隔を置いて所定位置に配置することができる。従
つて、上記被検出体44を検出コイル37で高精
度に検出することができる。
回転台10が高速回転して、磁気シート6も同
方向に回転すると、磁気記録面6aの最内周又は
最外周下面位置に、現状の記録トラツクを形成す
るように例えば静止画像情報がその部分に磁気記
録される。磁気シート6の1回転が完成してその
位置に所要の情報が記録された後は、直ちにヘツ
ド移動操作部13が駆動されて、その操作部13
により上記記録済トラツクの隣りの位置に磁気ヘ
ツド8が自動送りされるとともに、ジヤケツト筐
体5に設けたダイヤル表示部材49が磁気記録装
置1の側に設けた回転ピン50により回転して、
そのピン50に設けられた指標部50aが目盛り
51の「1」のポジシヨンを指す。従つて、現在
の記録トラツク数を上記目盛51を指示する指標
部50aの位置により肉眼で確実に視認すること
ができる。
次に、磁気シート6の最内周又は最外周から2
つ目の磁気トラツクの位置に、磁気シート6を高
速回転させつつ磁気ヘツド8により所要の情報を
磁気記録する。このようにして、磁気シート6の
所定位置に磁気ヘツド8が磁気シート6の径方向
にその1回転ごとにヘツド移動操作部13により
移動され、その移動位置で所要の情報が環状の磁
気トラツクを形成するように磁気記録されて行
く。
次に、案内板12のシート案内面27a及び磁
気ヘツド8に対する規制板19のシート規制面1
9cとの間隔を微調整するには、ケースカバー1
8にドライバ挿入孔59a,59b,59cが設
けられているので、これらの挿入孔59a,59
b,59cよりドライバ等を挿入して各間隔調整
ネジ26,33,34をねじ込んだり、あるいは
ゆるめたりすればよい。従つて、案内板12に対
する最良の規制板19の間隔位置を容易かつ迅速
に設定することができる。また、間隔調整ネジ2
6,33,34の調整は、ケースカバー18の外
部から行なえるので、磁気シートジヤケツト3を
磁気記録装置1に装着した後でも、また磁気シー
ト6の回転中においても行なうことができる。ま
た、検出コイル37は規制板19に取り付けられ
ているので、このコイル37と回転位相被検出体
44との間隔も、上記各間隔調整ネジ26,3
3,34を調整することにより容易に行なうこと
ができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明では、
カセツトホルダに対し規制板を移動可能に取り付
けたので、上記カセツトホルダを磁気シートの動
作可能な位置に移動させたときに、規制板を磁気
ヘツドに対し正確に位置規制することができる。
また、本発明では、規制板に間隔調整ネジを設
けたので、規制板の磁気ヘツドに対する間隔調整
を行なうことができる。
また、本発明では、間隔調整ネジによる上記磁
気ヘツドに対する上記規制板の間隔調整の規準が
少なくとも上記磁気シートの回転中心部位置と、
その磁気シートの外周部外で、かつ上監シートジ
ヤケツト内の位置の2点により決定されるので、
磁気シートに対しても規制板の位置を正しく設定
することができる。
さらに、本発明では、間隔調整ネジが上記カセ
ツトホルダを挟んだ上記規制板との反対側位置よ
り間隔調整し得るようにしたので、磁気シートジ
ヤケツトを動作位置に移動させた後でも、また磁
気シートの動作中においても間隔調整ネジによる
磁気ヘツドに対する規制板の間隔調整を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された磁気記録装置とこ
の装置に装着される磁気シートジヤケツトとを示
す外観斜視図、第2図は磁気シートの補強部材に
埋設された回転位相被検出体と規制板に取り付け
た検出コイルとの対応関係を示す要部拡大断面
図、第3図は上記第2図と同じく回転位相被検出
体と検出コイルとの対応関係を上記第2図と直交
する位置より視た要部拡大断面図、第4図はケー
スカバー、規制板及び案内板等の取り付け状態を
分解して示す要部拡大斜視図、第5図は取付基板
に対しカセツトホルダを押し込む前の状態を示す
左側面図、第6図は上記第5図に示した状態の正
面図、第7図は規制板に設けられた検出コイルと
回転位相被検出体との関係を説明するための底面
図である。 1……磁気記録装置、2……取付基板、3……
磁気シートジヤケツト、4……カセツトホルダ、
6……回転磁気シート、8……磁気シート、9…
…補強部材、10……回転台、12……案内板、
17,17……高さ規制ピン、18……ケースカ
バー、19……規制板、19c……シート規制
面、23……固定軸、26,33,34……間隔
調整ネジ、37……検出コイル、42……磁性
体、44……回転位相被検出体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 取付基板に対して、磁気シートジヤケツトを
    挿入し得る挿入位置と上記磁気シートジヤケツト
    に内蔵された磁気シートを回転駆動し得る動作位
    置とのそれぞれ移動可能に、上記磁気シートジヤ
    ケツトが挿入されるカセツトホルダを取り付け、
    上記取付基板には、磁気シートを案内する案内板
    及び磁気ヘツドが設けられるとともに、上記カセ
    ツトホルダには、上記磁気シートを位置規制する
    ための規制板がそのカセツトホルダに対し移動可
    能に取り付けられ、上記カセツトホルダを上記動
    作位置に移動せしめたときに、上記規制板の位置
    が上記案内板及び磁気ヘツドに対して位置規制さ
    れるようにしたことを特徴とする回転磁気シート
    装置。 2 上記規制板には、上記案内板及び磁気ヘツド
    との間隔を調整する間隔調整ネジが設けられてい
    ることを特徴とする上記特許請求の範囲第1項記
    載の回転磁気シート装置。 3 上記間隔調整ネジによる上記案内板及び磁気
    ヘツドに対する上記規制板の間隔調整の基準は、
    少なくとも上記磁気シートの回転中心部位置と、
    その磁気シートの外周部外で、かつ、上記シート
    ジヤケツト内の位置の2点により決定されること
    を特徴とする上記特許請求の範囲第2項記載の回
    転磁気シート装置。 4 上記間隔調整ネジは、上記カセツトホルダを
    挟んだ上記規制板との反対側位置より間隔調整し
    得るようにしたことを特徴とする上記特許請求の
    範囲第2項記載の回転磁気シート装置。
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JPS59215074A (ja) * 1983-05-23 1984-12-04 Fuji Photo Film Co Ltd 回転磁気シ−ト案内方式
JPS59229772A (ja) * 1983-06-10 1984-12-24 Canon Electronics Inc デイスク装置
JPS6190362A (ja) * 1984-10-09 1986-05-08 Tokyo Electric Co Ltd 磁気記録再生装置
JPH0514351Y2 (ja) * 1985-02-06 1993-04-16
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JP2558657B2 (ja) * 1986-11-05 1996-11-27 松下電器産業株式会社 磁気デイスク装置
DE102015118221A1 (de) * 2015-10-26 2017-04-27 Hanon Systems Kältemittelkreislauf für eine Fahrzeugklimaanlage mit Wärmepumpenfunktion

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