JPH0354808A - 積層型インダクタンス部品 - Google Patents

積層型インダクタンス部品

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JPH0354808A
JPH0354808A JP18983589A JP18983589A JPH0354808A JP H0354808 A JPH0354808 A JP H0354808A JP 18983589 A JP18983589 A JP 18983589A JP 18983589 A JP18983589 A JP 18983589A JP H0354808 A JPH0354808 A JP H0354808A
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JP
Japan
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coil
sheet
spiral pattern
turns
base sheet
Prior art date
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Application number
JP18983589A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Takeuchi
宏幸 竹内
Yoshibumi Yamanaka
山中 義文
Haruhisa Isoda
磯田 治久
Takashi Kobayashi
隆 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コイル等の積層型インダクタンス部品に関す
る。
従来の技術と課題 従来、この種の積層型インダクタンス部品としては、第
12図、第13図に示す3.5回巻の積層型チップコイ
ル30が知られている。第12図において、6枚の基材
シ一ト31a, 31b, 31c. 31d, 31
e.31fはそれらの表面上にコイル用渦巻パターン3
3.34, 35. 36, 37. 38及び引出し
電極39a. 39bが印刷によって形成されている。
基材シ一ト31a〜31fは順次積み重ねられ、積層さ
れる。基材シ一ト31aは、その下面に174回巻の渦
巻パターン33及び引出し電極39aが形成されている
。渦巻パターンは基材シ一トの外周に沿って1周すると
き1回巻とし、基材シ一トの1辺に沿って形成された1
/4周の渦巻パターンは174回巻とする。これに従っ
て、1/4回巻の渦巻パターン33の場合は、基材シ一
ト31aの左辺中央の位置から手前の辺中央の位置まで
外周に沿って形成されている。引出し電極39aは基材
シ一ト31aの左辺に露出している。渦巻パターン33
の接続端33bは、積層されている状態では基材シ一ト
31bの上面に位置する渦巻パターン34の接続端34
aと重なり、渦巻パターン33と34は電気的に接続さ
れる。
渦巻パターン34は、基材シ一ト3lbの上下面にそれ
ぞれ形成されている378回巻の渦巻パターンから構成
されている。その上下面に形成されている渦巻パターン
の電気的接続はスルーホール39を利用して行なわれ、
上下面を合わせた渦巻パターン34の巻数は3/4回巻
となっている。
同様にして、渦巻パターン34の接続端34b一渦巻パ
ターン35の接続端35a間、渦巻パターン31cの接
続端35b一渦巻パターン36の接続端36a間、渦巻
パターン36の接続端36b一渦巻パターン37の接続
端37a間、渦巻パターン37の接続端37b一渦巻パ
ターン38の接絖端38a間が電気的に接続される。従
って、積層されている状態では、渦巻パターン33〜3
8は電気的にシリーズに接続されており、コイルが形成
されていることになる。なお、基材シ一ト31fの上面
に形成されている渦巻パターン38の引出し電極39b
は、基材シ一ト31fの右辺に露出している。
一方、渦巻パターン35, 36. 37の巻数は、渦
巻パターン34の巻数と同じ<374回巻であり、渦巻
パターン38の巻数は渦巻パターン33の巻数と同じ1
74回巻であるので、合わせて3.5回巻のコイルが形
成されている。
この基材シ一ト31a〜31fの上下に複数枚のダミー
シ一ト32を積層して第13図に示す一体積層構造の積
層型チップコイル30が得られる。積層型チップコイル
30の両端には、外部電極40. 41が引出し電極3
9a. 39bに接続された状態で形成されている。
ところで、この積層型チップコイル3oにおいて、コイ
ル用渦巻パターン33〜38を形成するためには10回
の印刷作業を行なう必要がある。しかも、基材シ一トの
上下面に相互位置関係がずれないように渦巻ハターン3
4, 35, 36. 37を印刷しなければならない
ため、印刷作業が複雑となり、作業性に優れたものとは
言い難かった。また、各渦巻パターンの接続数は、スル
ーホール39での接続が4箇所、接続端での接続が5箇
所の合計9箇所も必要であるため、接続信頼性の上から
も問題があった。
そこで、本発明の課題は、コイル用渦巻パターンの印刷
作業性及び接続信頼性が向上した積層型インダクタンス
部品を提供することにある。
課題を解決するための手段 以上の課題を解決するため、本発明に係る積層型インダ
クタンス部品は、 (1) 1/8 . 3/8 . 5/8回巻の少なく
ともいずれかの巻数のコイル用渦巻パターンがシートの
片面に形成されていて、かつ、パターンの一方の端は引
出し電極に接続され、他方の端にはスルーホールが形成
されている第1基材シートと、 (2) 3/4回巻のコイル用渦巻パターンがシートの
片面に形成されていて、かつ、パターンの一方の端には
スルーホールが形成されている第2基材シートと、 (3) 1/8 . 3/8 . 5/8回巻の少なく
ともいずれかの巻数のコイル用渦巻パターンがシートの
片面に形成されていて、かつ、パターンの一方の端は弓
出し電極に接続されている第3基材シートと、を備え、
前記第1材基材シートと第3基材シートとの引出し電極
間で前記各コイル用渦巻パターンがスルーホール形成位
置で電気的にシリーズに接続されるように、第1基材シ
ートと第3基材シートとが1枚以上の第2基材シートを
間に挾み込んで一体積層構造を成していることを特徴と
する。
作用 以上の構成により、第2基材シートの片面に形成されて
いる374回巻のコイル用渦巻パターンは、その接続端
に形成されているスルーホールを介して電気的に接続さ
れコイルとなる。
そして、1回の印刷作業で印刷するコイル用渦巻パター
ンの長さを従来の積層型インダクタンス部品に比べて長
くしたので、同じ巻数のコイルを得るために必要な印刷
の回数は従来より少なくなる。しかも基材シ一トの片面
にのみ印刷すればよいので、印刷作業は簡単になり、作
業性が向上する。
また、各渦巻パターンの接続はスルーホール形成位置の
みで行なわれるので、その接続数も従来より少なくなり
、接続信頼性が向上する。
実施例 以下、本発明に係る積層型インダクタンス部品の実施例
についてその製造方法と共に図面に従って説明する。本
実施例は、積層型チップコイルについてのものである。
第1図(a). (b)は本発明の実施例に用いる基材
シ一ト1,8を示している。第1図(a)に示す基材シ
ート1は孔2゛がコーナ部に明いている矩形状のシート
である。第1図(b)に示す基材シ一ト8は孔が明いて
いない矩形状のシートである。この基材シ一ト1,8の
材料にはフエライト等の磁性体材料、あるいは絶縁体材
料等が使用される。
なお、実際には基材シ一ト1,8は広面積のものを使用
して、後で所定寸法にカットするなどの方法を用いるが
、説明の都合上単一部品について説明する。基材シ一ト
1は必要により第1図(a)で示された状態から180
度回転して使用されたり、上下方向に裏返して、あるい
は左右方向に裏返して使用される。
第1基材シートはこの基材シ一ト1の上面に引出し電極
に接続された178 , 378あるいは578回巻の
コイル用渦巻パターンを形成して作製される。
第2図(a)は5/8回巻の渦巻パターン4が形成され
ている第1基材シ一ト3aを示す。基材シ一ト1は第1
図(a)で示された状態から上下方向に裏返した状態で
使用されている。基材シ一ト1の上面には、Ag , 
Ag− Pd等の導電性ペーストを使用して引出し電極
5及び5/8回巻の渦巻パターン4が印刷等の方法によ
って形成されている。引出し電極5は基材シ一ト1の左
辺に露出している。基材シ一ト1に明けられている孔2
゛は渦巻パターン4の接続端4aに位置していて、渦巻
パターン4の形成時に孔2゛内に導電性ペーストが充填
され、スルーホール2となる。578回巻の渦巻パター
ン4は、基材シ一ト1の外周に沿って左辺中央の位置か
ら時計回りに右辺下端まで形成されている。
なお、渦巻パターンの巻数を考える際は渦巻パターンが
引出し電極に接続されている場合、例えば第2図(a)
の場合においては渦巻パターン4は引出し電極5に接続
している位置に関係なく、常に辺の中央の位置に接続し
ているものと考える。
即ち、第2図(d), (e)に示す引出し電極5に接
続されている渦巻パターン4゛,4“も第2図(a)の
渦巻パターン4と同じ578回巻と考えるものとする。
さらに、3/8及び178回巻のコイル用渦巻パターン
6,7が形成されている第1基材シ一ト3b.3cを第
2図(b), (c)に示す。
次に、第2基材シート10a. 10bは第3図(a)
,(b)に示すように基材シ一ト1の上面に導電性ペー
ストを使用して、374回巻のコイル用渦巻パターン1
1. 12を形成して作製される。例えば、第3図(a
)に示す3/4回巻の渦巻パターン11は、基材シ一ト
1の外周に沿って下辺右端の位置から時計回りに上辺右
端まで形成されている。基材シ一ト1に明けられている
孔2゛は渦巻パターン11の接続端1lbに位置してい
て、渦巻パターン11の形成時に孔2゛内に導電性ペー
ストが充填され、スルーホール2となる。第2基材シー
トには、第3図(a). (b)に示す2種類の第2基
材シートから必要な枚数だけ選んで使用する。
また、第3基材シ一ト15a. 15b, 15cは、
第1図(b)に示した基材シ一ト8の上面に引出し電極
17に接続された1/8 . 3/8あるいは578回
巻のコイル用渦巻パターン16. 18. 19を形成
して作或される。
第4図(a)は578回巻の渦巻パターン16が形成さ
れている第3基材シ一ト15aを示す。5/8回巻の渦
巻パターン16は、基材シ一ト8の外周に沿って右辺中
央の位置から反時計回りに左辺下端まで、導電性ペース
トを印刷等の方法によって塗布して形成されている。同
様に、378及び1/8回巻のコイル用渦巻パターン1
8. 19が形成されている第3基材シ一ト15b.1
5cを第4図(b), (C)に示す。なお、引出し電
極17は基材シ一ト8の右辺に露出している。
第3基材シートには、主として第4図(a)に示す5/
8回巻の渦巻パターン16を多用するが、第1基材シー
トあるいは第2基材シートに使用されるシートによって
は578回巻の渦巻パターンに限定されることな<17
8回巻又は3/8回巻の渦巻パターン18. 19が使
用されることがある。
積層型チップコイルは、前記第1基材シート、第2基材
シート及び第3基材シートを組み合わせて製作される。
第5図は3.5回巻の積層型チップコイル25を構成す
る場合を示す。第1基材シートには、第2図(a)に示
した578回巻渦巻パターン4が形成されているシート
3aを使用する。その下側に積層される第2基材シート
には、第3図(a), (b), (a)に示した3/
4回巻渦巻パターン11. 12. 11が形成されて
いるシート10a, 10b. 10aを上からこの順
序で積み重ねて使用する。さらに、その下側に積層され
る第3基材シートには、第4図(.)に示した5/8回
巻渦巻パターン16が形成されているシート15aを使
用する。さらに、複数枚のダミーシ一トがこれらの各シ
ートが組み合わされた状態のものを上下から挾み込んで
積層する。ダミーシートには第1図(b)に示した基材
シ一ト8が使用される。積層されている状態では、第1
基材シ一ト3aの渦巻パターン4の接続端4aに位置し
ているスルーホール2は、第2基材シー} 10aの渦
巻パターン11の接続端11aに重なり、渦巻パターン
4と11とは電気的に接続される。同様にして、渦巻パ
ターンl1の接続端1lb一渦巻パターンl2の接続端
12a間、渦巻パターン12の接統端12b一渦巻パタ
ーン11の接続端11a間、渦巻パターン11の接続端
11b一渦巻パターン16の接続端16a間が電気的t
r接続されている.従って、渦巻パターン4 . 11
, 12, 11. 16は電気的にシリーズに接続さ
れており、コイルが形成されていることになる。
一方、渦巻パターン11.12.11の巻数は3/4回
巻であり、渦巻パターン4,16の巻数は5/8回巻で
あるので合わせて3.5回巻のコイルが形成されている
組み合わされた積層型チップコイル25は、適当な温度
、例えば、900’Cで90分間焼成して一体積層構造
にする。この後、側壁面を研摩して、第5図(b)に示
すように両端部にAg等の導電性ペーストを引出し電極
と導通状態に塗布し、これを焼き付けて外部電極26a
. 26bとする。こうして3.5回巻の積層型チップ
コイル25が形成される。
従って、3.5回巻の積層型チップコイルを得るために
、従来は、10回印刷作業を行なう必要があったのに対
し、5回の印刷作業でよく、しかも片面にのみ印刷すれ
ばよいので印刷作業工程が大幅に削減できる。また、各
渦巻パターンの接続数は、従来はスルーホール形成位置
と渦巻パターンの接続端の合計9箇所も必要であったの
に対して、スルーホール形成位置の4箇所でよく、接続
数が大幅に削減できる。
第6図は2.5回巻の積層型チップコイル27を構成す
る場合を示す。第1基材シートには、第2図(b)に示
したシ一ト3bを使用する。その下側に積層される第2
基材シートには、第3図(b), (a)に示したシー
ト10b,10aを使用して上からこの順序で積み重ね
る。さらにその下側に積層される第3基材シートには、
第4図(a>に示したシ一ト15aを使用する。
第7図は1.5回巻の積層型チップコイル28を構成す
る場合を示す。第1基材シートには、第2図(C)に示
したシ一ト3cを使用する。その下側に積層される第2
基材シートには、第3図(a)に示したシ一ト10aを
使用する。さらにその下側に積層される第3基材シート
には、第4図(a)に示したシ一ト15aを使用する。
また、第8図は引出し電極を有さないコイル部だけの3
回巻挿入コイル29の構或を示したものであり、第3図
(a), (b), (a), (b)に示した374
回巻渦巻パターン11,12. 11. 12が形成さ
れている第2基材シート10a. 10b, 10a.
 10bを上からこの順序で積み重ねたものである。こ
の第8図に示した挿入コイル29を第5図、第6図、第
7図に示した3.5回巻、2.5回巻、1、5回巻の積
層型チップフイル25, 27. 28の下から2枚目
と3枚目の基材シ一トの間(図中Aの矢印で示した位置
)に挿入することによって、各々6.5回巻、5.5回
巻、4.5回巻の積層型チップコイルが得られる。また
、挿入フィル29を上下2段積み重ねたものを、前記2
枚目と3枚目の基材シ一トの間に挿入すると、9.5回
巻、8.5回巻、7.5回巻の積層型チップコイルが得
られる。従って、1.5〜9.5回巻の積層型チップコ
イルが1回巻毎の単位で設計できることになる。このよ
うに、3.5回巻、2.5回巻、1.5回巻の積層型チ
ップコイル25. 27. 28を基本にして、3回巻
挿入コイル29を任意に挿入することにより、165回
巻を最小巻数として、1回巻毎の単位で巻数の異なる積
層型チップコイルを作製することができる.なお、本発
明に係る積層型インダクタンス部品は前記実施例に限定
するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更する
ことができる。
第1基材シー} 3a. 3b等及び第3基材シ一ト1
5a,15b等上の渦巻パターン4,6等及び16.1
8等の形状は任意のものでよく、例えば、第2図(a)
, (e)に示した渦巻パターン4゛,4“の替わりに
第9図(a), (b)に示した渦巻パターン21.2
2 ヲ使用してもよい。
また、第5図、第6図、第7図に示した3.5回巻、2
.5回巻、1.5回巻の積層型チップコイル25,27
. 28において下から1枚目と2枚目の基材シ一トを
第10図に示す1枚の第3基材シート20に替えてもよ
い。シート20は第1図(a)の基材シ一ト1の上面に
3/4回巻の渦巻パターン23aを導電性ペーストを印
刷等によって形成し、下面に5/8回巻の渦巻パターン
23b及び引出し電極17を形成したものである。上下
面の電気的接続はスルーホール2によって行なわれる。
さらに、引出レ電極15.17を対向する辺の位置に設
けるだけでなく、隣り合う辺の位置に設けてもよい。こ
の場合は、1.5回巻の積層型チップコイルではなく、
1.25回巻あるいは1,75回巻を最小巻数としてシ
リーズ化された積層型チップコイルを得ることができる
また、実施例ではコイルを1個有する積層型チップコイ
ルを説明したが、さらにコイルを1個追加して2段にし
て積層して2個のコイルを有する積層型チップコイルに
してもよく、コイルの数は任意に選択することができる
一方、積層型インダクタンス部品の形状及びコイルの形
状を正方形にすると、第2基材シートは1種類でよいこ
とになる。しかも、引出し′wL極5.17は常に同じ
形状となる。例えば、第5図に示した積層型チップコイ
ル25と等しい巻数の積層型チップコイル50を構成し
た場合を第11図(a)に示す。第1基材シートには、
578回巻渦巻パターン52が形成されているシ一ト5
1を使用する。その下側に積層される第2基材シートに
は、3/4回巻渦巻パターン54が形成されているシー
1−53ヲ3&選んで、90度あるいは180度回転し
て積み重ねて使用する。さらに、その下側に積層される
第3基材シートには、578回巻渦巻パターン56が形
成されているシ一ト55を使用する。さらに、複数枚の
ダミーシ一トがこれらの各シートが組み合わされた状態
のものを上下から挾み込んで積層し、第11図(b)に
示す積層型チップコイル5oを得る。なお、チップコイ
ル50はその形状が正方形である故、製造時の外部電極
57a, 57bの誤塗布及びユーザ側での誤実装を防
止するために側壁面に切り込み58を入れる等の対策が
採られている。
発明の効果 本発明によれば、第2基材シートの片面に形成されてい
る374回巻のコイル用渦巻パターンは、その接続端に
形成されているスルーホールを介して電気的に接続され
コイルとなる。そして、1回の印刷作業で印刷するコイ
ル用渦巻パターンの長さを従来の積層型インダクタンス
部品と比較して長くしたので、同じ巻数のコイルを得る
ために必要な印刷の回数は従来より少なくなり、印刷作
業性の優れた積層型インダクタンス部品が得られるので
、製造コストが削減される。
また、各渦巻パターンの接続は、従来はスルーホール形
成位置と渦巻パターンの接続端で行なわれていたのに対
し、スルーホール形成位置のみで行なわれるので、接続
数が大幅に削減され、これによってコイルの接続の信頼
性を向上させることができる。これと共に渦巻パターン
の接続端の重なり部分が不要となるので渦巻パターンの
材料として使用される導電性ペーストの量も削減できる
.さらに、3種類の基本巻数のコイルと1種類の挿入コ
イルによって、異なる巻数のコイルをシリーズに構成す
ることができるので、生産管理の標準化が容易にできる
しかも、1枚の基材シ一トでの渦巻パターンの印刷を最
大3/4回巻で片面印刷としたことにより、極小シート
における層聞及び同一平面内のパターンショート等の異
常を皆無にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a). (b)は本発明の一実施例である積層
型チップコイルに使用される基材シ一トを示した平面図
、第2図(a). (b). (c). (d). (
e)は第1基材シートの平面図、第3図(a). (b
)は第2基材シートの平面図、第4図(a). (b)
, (c)は第3基材シートの平面図である。第5図(
a)は、3.5回巻の積層型チップコイルの構成を示す
平面図、第5図(b)はその外観を示す斜視図である。 第6図、第7図はそれぞれ2.5回巻、1.5回巻の積
層型チップコイルの構成を示す平面図である。第8図は
3回巻挿入コイルの構成を示す平面図である。第9図(
a). (b)は渦巻パターンの変形例を示す平面図で
ある。第10図は第3基材シートの変形例を示す平面図
である。第11図(a)は積層型インダクタンス部品の
形状及びコイルの形状を正方形にしたときの積層チップ
コイルの構成を示す平面図、第11図(b)はその外観
を示す斜視図である。第12図は従来の積層型チップコ
イルの分解斜視図、第13図はその外観を示す斜視図で
ある。 1・・・基材シート、2・・・スルーホール、3a, 
3b. 3c,3d.3e−第1基材シート、4 . 
4 ’. 4−578回巻コイル用渦巻パターン、5・
・・引出し電極、6・・・3/8回巻コイル用渦巻パタ
ーン、7・・・1/8回巻コイル用渦巻パターン、8・
・・基材シート、10a:.10b・・・第2基材シー
ト、11.12・・・374回巻コイル用渦巻パターン
、15a. 15b. 15c ・−・第3基材シート
、16・・・5/8回巻コイル用渦巻パターン、17・
・・引出し電極、18・・・3/8回巻コイル用渦巻パ
ターン、19・・・178回巻コイル用渦巻パターン、
20・・・第3基材シート、21 . 22・・・57
8回巻コイル用渦巻パターン、23a・・・374回巻
コイル用渦巻パターン、23b・・・5/8回巻コイル
用渦巻パターン、25. 27. 28. 50・・・
積層型インダクタンス部品(積層型チップコイル)、5
1・・・第1基材シート、52・・・578回巻コイル
用渦巻パターン、53・・・第2基材シート、54・・
・3/4回巻コイル用渦巻パターン、55・・・第3基
材シート、56・・・5/8回巻コイル用渦巻パターン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.基板層とコイル用渦巻パターンとが、該コイル用渦
    巻パターンが層間で接続されるように交互に積層されて
    いる積層型インダクタンス部品において、 1/8,3/8,5/8回巻の少なくともいずれかの巻
    数のコイル用渦巻パターンがシートの片面に形成されて
    いて、かつ、パターンの一方の端は引出し電極に接続さ
    れ、他方の端にはスルーホールが形成されている第1基
    材シートと、 3/4回巻のコイル用渦巻パターンがシートの片面に形
    成されていて、かつ、パターンの一方の端にはスルーホ
    ールが形成されている第2基材シートと、 1/8,3/8,5/8回巻の少なくともいずれかの巻
    数のコイル用渦巻パターンがシートの片面に形成されて
    いて、かつ、パターンの一方の端は引出し電極に接続さ
    れている第3基材シートと、 を備え、前記第1基材シートと第3基材シートとの引出
    し電極間で前記各コイル用渦巻パターンがスルーホール
    形成位置で電気的にシリーズに接続されるように、第1
    基材シートと第3基材シートが1枚以上の第2基材シー
    トを間に挾み込んで一体積層構造を成していることを特
    徴とする積層型インダクタンス部品。
JP18983589A 1989-07-21 1989-07-21 積層型インダクタンス部品 Pending JPH0354808A (ja)

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