JPH0354348Y2 - - Google Patents

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JPH0354348Y2
JPH0354348Y2 JP1986025860U JP2586086U JPH0354348Y2 JP H0354348 Y2 JPH0354348 Y2 JP H0354348Y2 JP 1986025860 U JP1986025860 U JP 1986025860U JP 2586086 U JP2586086 U JP 2586086U JP H0354348 Y2 JPH0354348 Y2 JP H0354348Y2
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signal
air conditioner
circuit
switch
pulse
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はパルス信号でオン−オフ制御する空調
機において、無電圧常時開及び常時閉接点出力の
プログラムタイマからの信号で自動発停させるこ
とを可能とした空調制御装置に関する。
(従来の技術) 複数台の空調機本体を集中コントローラで一個
所において遠隔制御するなど、最近の空調機はマ
イコン制御によるものが多くなつてきており、1
列が特開昭59−63438号公報などにより開示され
ており公知の内容であるが、かかるマイコン制御
によるものは空調機を発停させるのは電源をオン
−オフすることによつてなされるのとは異なり、
運転スイツチから出されるパルス信号を処理装置
(CPU)で受けて起動信号、停止信号に別けて処
理しオン−オフを反転制御するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) このようなマイコン制御方式の空調機は、タイ
マーを利用し設定時間になると自動発停させるこ
とが屡々行われるが、発停のための信号がパルス
信号であるために、CPUにクロツクパルス回路
による電子的タイマを内蔵させた構成とする必要
があり、そのままでは接点を開放するか閉成する
かで出力を発生する形態の市販プログラムタイマ
は使用することができなく、即ち、外部接点入力
による制御ができなくて、不便なことが多い。
このような問題点を解決するために本考案は成
されたものであつて、特有の構成及び配線になる
パルス発生手段をマイコン制御方式の空調機に組
み込ませることによつて市販のプログラムタイマ
ーの直接々続を可能ならしめることにより、遠隔
制御の簡易化ならびに合理化をはからせる点を目
的とする。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は、運転スイツチ4の操作により
所定ポートに入力されたパルス信号を空調運転中
は停止信号、空調停止中は運転信号に夫々変換し
出力する処理装置2を有する所謂マイコン制御方
式の空調機において、電圧の立上り又は立下りを
運転信号、その逆を停止信号に変換し出力するプ
ログラムタイマの出力接点48を接続するための
タイマ端子49,50と、電圧信号の立上り変化
をパルス電気信号に変換し出力する第1パルス発
生手段46と、電圧信号の立下り変化をパルス電
気信号に変換し出力する第2パルス発生手段47
とを設けて、前記両パルス発生手段46,47の
各入力端子を前記タイマ端子49,50に夫々接
続すると共に、それ等両パルス発生手段46,4
7の各出力端子を、停止信号を出力する一方につ
いては、前記空調機が運転中の際発信する電気信
号との論理積をとる論理回路27を介して、ま
た、運転信号を出力する他方については、前記空
調機が停止中の際発信する電気信号との論理積を
とる論理回路26を介して、前記処理装置2の前
記所定ポートに夫々接続した構成を有するもので
ある。
(作用) 本考案は接点を開放、閉成することで運転と停
止との限時信号を発信する市販のタイマを、前記
タイマ端子49,50を利用して空調機の制御回
路に直接的に接続することができる。
すなわち、タイマ端子49,50に入力された
電圧信号のレベルが変化する点に同期して前記両
パルス発生手段46,47が夫々パルス電気信号
を発信することと、運転信号に対応するパルス電
気信号は空調機が現に停止中であることを条件と
して、また停止信号に対応するパルス電気信号は
逆に運転中であることを条件として処理装置2に
入力させるようにしていることとの両機能によつ
て、確実に、かつ安定的にオン−オフ制御が可能
となるものである。
(実施例) 以下、本考案の1実施例を添付図面によつて説
明する。
第1図及び第2図は本考案の実施例に係る空調
機、すなわち複数台の空調機ユニツト1-1〜1-o
を集中管理及び集中・各室併行管理することが可
能な空調機における電気制御回路図であつて、各
室に設置する空調機ユニツト1-1〜1-oには、第
2図に示す如く運転制御のための諸情報を演算処
理する処理装置CPU2と、多出力指定回路のIC
マトリクス7と、押操作により電気信号を出力す
る手元側運転スイツチ8を有するリモコンとを備
えていて、前記手元側運転スイツチ8に連動して
ICマトリクス7の端子Z・M間が開閉せしめら
れるものであり、また、前記処理装置2は、所定
ポートO4,R4間に導入された電気信号をユニツ
ト停止の際の運転信号とユニツト運転の際の停止
信号とに交互に繰り返して変換出力し、当該空調
機1-1〜1-oを発停制御するようになつている。
なお、前記所定ポートO4,R4にはICマトリク
ス7の端子ZとMを抵抗40,41とダイオード
42とを介して夫々接続させて、手元側運転スイ
ツチ8を押操作する毎に処理装置2は運転信号、
停止信号を交互に出力すよう形成している。
3は、寮の管理人室、ホテルのフロント等に設
置した集中コントローラであつて、第1図及び第
2図に示す如く、各室に対応させた個別運転スイ
ツチ4-1〜4-o、全室を一括して運転するための
全室始動スイツチ4-0及び全室を一括して停止す
るための全室停止スイツチ4-sよりなる運転スイ
ツチ4と、個別に集中管理運転するために各室に
対応させた個別集中スイツチ5-1〜5-o、全室を
一括して集中管理運転するための一括集中スイツ
チ5-0よりなる集中管理スイツチ5、個別に集
中・各室併行管理運転するために各室に対応させ
た個別各室スイツチ6-1〜6-o、全室を一括して
集中・各室併行管理運転するための一括各室スイ
ツチ6-0よりなる集中・各室管理スイツチ6の各
スイツチが前面操作部に設けられ、さらに集中・
各室併行管理が成されていることを各室毎に表示
するための個別各室表示ランプ9-1〜9-o,集中
管理が成されていることを各室毎に表示するため
の個別集中表示ランプ10-1〜10-o,運転中で
あることを各室毎に表示するための個別運転表示
ランプ11-1〜11-oの各表示ランプが前面表示
部に設けられている。
上記集中コントローラ3の内部回路を次に説明
すると、各空調機ユニツト1-1〜1-oに対応させ
た制御基板部12-1〜12-oと、それ等制御基板
部12-1〜12-oに共通させた共通回路部と、図
示しない直流定電圧電源装置とからなつていて、
まず各制御基板部12-1〜12-oは、いずれも同
じ構成であるので、そのうちの1つ12-1につい
て説明すると、空調機ユニツト1-1のCPU2側
に信号を伝達する出力部には発停信号用の第1フ
オトカプラ14と、集中管理用(空調機1-1側で
の発停操作を拘束させるためのもの)の第2フオ
トカプラ15とが備わつており、一万、空調機ユ
ニツト1-1側からの運転信号を受けるためのモニ
ター入力端子にはモニター用の第3フオトカプラ
16が備えられている。
さらに第1フオトカプラ14を制御するための
第1トランジスタ21、第2フオトカプラ15を
制御するための第2トランジスタ22を備えてい
ると共に、それ等両トランジスタ21,22に関
連して各論理回路24〜31及びフリツプフロツ
プ35を有し、また、第3フオトカプラのトラン
ジスタに関連してNOT回路32を、フリツプフ
ロツプ35の出力端子に関連してNOT回路33,
34を夫々有している。
第1トランジスタ21は第1フオトカプラ14
の発光ダイオードに抵抗23を介し直列に接続さ
せてこの直列回路を直流電源の12V正極と接地極
との間に配設しており、一方、第1フオトカプラ
14はトランジスタをダイオード43を介して
CPU2の前記両所定ポートO4,R4間に亘らせて
接続している。
従つて、第1トランジスタ21が作動し導通す
ると、両ポートO4,R4が導通して手元側運転ス
イツチ8と同じように、CPU2から運転信号又
は停止信号を出力させるようになる。
しかして第1トランジスタ21のベースには、
第3フオトカプラのトランジスタにおけるエミツ
タがNAND回路27、OR回路28及びNOT回
路29を介して接続しており、また、前記エミツ
タがNOT回路31、NAND回路26、OR回路
28及びNOT回路29を介して接続している。
なお、NAND回路26の入力側には、全室始
動スイツチ4-0の閉操作により「H」信号が出さ
れるリングカウンタ(後述する)13の出力側対
応端子F0が接続され、一方、NAND回路27の
入力側には、一端を接地した全室停止スイツチ4
−sの他端がNOT回路37、OR回路57を介して
接続されている。
また、OR回路28の入力側には、一端を接地
した個別運転スイツチ4-1の他端が接続されてい
る。
かかる回路構成としたことによつて、第1トラ
ンジスタ21は、個別運転スイツチ4-1が閉操作
されると、全室始動スイツチ4-0が閉操作(運転
操作)されてリングカウンタ13の対応端子Fo
から「H」信号が出ており、かつフオトカプラ1
6が不作動状態(後述する通り空調機ユニツト1
−1が停止している状態)であること、また、全室
停止スイツチ4-sの閉操作(停止操作)により
OR回路57を介し「H」信号が出ており、か
つ、第3フオトカプラ16が作動状態(空調機ユ
ニツト1-1が運転している状態)であることの三
つの条件のいずれかによつて導通作動し、従つて
個別運転スイツチ4-1の閉操作(運転あるいは停
止の操作)、空調機ユニツト1-1が停止いている
ときの全室始動スイツチ4-0の閉操作、前記ユニ
ツト1-1が運転しているときの全室停止スイツチ
-sの閉操作のいずれかで第1トランジスタ21
は導通作動してCPU2を作動せしめるのである。
次に第2トランジスタ22は第2フオトカプラ
15の発光ダイオードに抵抗39を介し直列に接
続させて、この直列回路を直流電源の12V正極と
接地極との間に配設しており、一方、第2フオト
カプラ15はトランジスタのエミツタを接地させ
ると共に、コレクタを抵抗40を介してCPU2
の前記ポートO4に、また抵抗41を介してICマ
トリクス7の端子Zに夫々接続させている。
従つて、第2トランジスタ22が作動し導通す
ると、ICマトリクス7の端子Zは接地されて
「L」レベルになるので、CPU2のポートO4から
のスキヤン信号はICマトリクス7に入力されな
くなつて、手元側運転スイツチ8からの電気信号
は効かなくなり、一方、この場合に集中コントロ
ール3側からの電気信号によつて第1フオトカプ
ラ14が作動した状態では、ポートO4からのス
キヤン信号は該フオトカプラ14のトランジスタ
及びダイオード43を介してポートR4に送られ
ることとなる。
以上の作動から明らかなように、第2トランジ
スタ22が導通作動すると、集中コントローラ3
からの運転、停止信号はCPU2を介し空調機ユ
ニツト1-1に伝達されるが、手元側運転スイツチ
8からの運転、停止信号は断たれて伝達されなく
なる。
しかして第1トランジスタ22のベースには、
フリツプフロツプ35の正転出力端子がNOT回
路30を介して接続しており、このフリツプフロ
ツプ35は、前記正転出力端子をNOT回路33
及び個別各室表示ランプ9-1である発光ダイオー
ドを介して直流電源の12V正極に接続していると
共に、反転出力端子をNOT回路34及び個別集
中表示ランプ10-1である発光ダイオードを介し
て直流電源の12V正極に接続している。
上記フリツプフロツプ35の一方の入力端子に
は、一端を接地した個別集中スイツチ5-1及び一
括集中スイツチ5-0の各他端がNAND回路24
を介し接続され、また他方の入力端子には、一端
を接地した個別各室スイツチ6-1及び一括各室ス
イツチ6-0の各他端がNAND回路25を介し接
続されている。
かく構成することによつて第2トランジスタ2
2は、個別集中スイツチ5-1又は一括集中スイツ
チ5-0が閉操作されて、フリツプフロツプ35の
正転出力端子が「L」レベルに保持されると導通
作動し、一方、個別各室スイツチ6-1又は一括各
室スイツチ6-0が閉操作されてフリツプフロツプ
35の正転出力端子が「H」レベルに保持される
と不作動になる。
前記第3フオトカプラ16は前述する如くモニ
タ用の中継素子であつて、入力側の発光ダイオー
ドには空調機ユニツト1-1が空調運転している間
通電されるようになつており、出力側のトランジ
スタはダイオード44及び抵抗36を直列に介し
て直流電源の12V正極と接地極との間に亘らせ接
続している。
そして、このトランジスタのエミツタを
NAND回路27及びNOT回路31に接続してい
ることは前述した通りであり、さらにNOT回路
32を介して個別運転表示ランプ11-1である発
光ダイオードの接地側端子に接続している。
しかして前記制御基板部12-1には、さらに切
換スイツチ17が設けられているが、この切換ス
イツチ17は第2フオトカプラ15の発光ダイオ
ードにおけるカソード側端子と第3フオトカプラ
16のトランジスタにおけるエミツタとの間にダ
イオード45を直列に介した状態で亘らせて設け
ており、第2フオトカプラ15を空調機ユニツト
-1が運転している間、不作動に拘束させたい場
合に閉成させるように操作するものである。
すなわち、切換スイツチ17を図示の如く開放
させた状態では、第2トランジスタ22が導通作
動していれば空調機1-1が運転中、停止中のいず
れを問わず第2フオトカプラ15を作動状態に保
持しているので、前述の如く、手元側運転スイツ
チ8の押操作を無効にさせて運転信号、停止信号
のいずれもが手元側運転スイツチ8の操作では出
力されることがなくなり、一方、切換スイツチ1
7を閉成させた状態では、空調機ユニツト1-1
運転中で第3フオトカプラ16が作動していると
第2フオトカプラ15におけるダイオードのカソ
ード側端子は切換スイツチ17を介して「H」レ
ベルに保持される結果、第2トランジスタ22が
たとえ導通作動していても第2フオトカプラ15
を不作動に保持させることが可能であり、従つ
て、空調機ユニツト1-1が運転中の場合だけ手元
側運転スイツチ8の押操作による電気信号を有効
にさせ、停止信号としてCPU2で処理すると共
に、空調機ユニツト1-1に停止出力として伝達さ
せることが可能であり、かくして切換スイツチ1
7の開放操作によつて手元側運転スイツチ8の電
気信号は運転信号、停止信号共に無効となり、逆
に閉成操作によつて運転信号のみ無効とすること
が可能となるものである。
以上の説明により明らかなように、第2フオト
カプラ15、第3フオトカプラ16及び切換スイ
ツチ17によつて、集中管理スイツチ5と集中・
各室管理スイツチ6の一方の操作により作動し、
他方の操作により不作動となつて集中管理スイツ
チ5を操作した際に手元側運転スイツチ8の電気
信号のうち運転信号に相当するものを前記処理装
置2に導入させないよう拘束する拘束手段18を
構成している。
次に前記制御基板部12-1〜12-oに共通させ
た共通回路部を第1図により説明する。
この共通回路部は、全室始動スイツチ4-0、全
室停止スイツチ4-s、一括集中スイツチ5-0、一
括各室スイツチ6-0を操作部に有し、プログラム
タイマの出力接点48を接続するためのタイマ端
子49,50を外部信号取入れ部に有し、さらに
回路部には、3個のフリツプフロツプ52〜54
と2進カウンタ55と、2進−10進デコーダ19
とからなるリングカウンタ13、第1パルス発生
手段46、第2パルス発生手段47、クロツク発
生回路51、OR回路56,57、AND回路5
8、OR回路59及びNOT回路60を夫々備えて
いる。
全室始動スイツチ4-0における電圧側の端子
は、NOT回路38、OR回路56及びAND回路
58を直列に介してリングカウンタ13の前記フ
リツプフロツプ52におけるCL端子に接続せし
めており、全室停止スイツチ4-sは電圧側の端子
を、NOT回路37、OR回路57及びOR回路5
9を直列に介して前記フリツプ・フロツプ52の
リセツト端子Rに接続せしめている。
一方、タイマ端子49,50は、一方を抵抗を
介し12V正極に接続して電圧側端子に形成し、他
方を接地極に接続して接地側端子に形成してい
て、電圧側端子をNOT回路60を直列に介して、
第1パルス発生手段46の入力端子Aと第2パル
ス発生手段47の入力端子Bに夫々接続してい
る。
クロツク発生回路51はリングカウンタ13の
動作基準となるクロツクパルスを発生するもので
あつてクロツクパルスをAND回路58及びリン
グカウンタ13における2進カウンタ55のCL
端子に送るように設けられる。
前記第1パルス発生手段46はモノマルチ発振
回路を要素となしていて、入力端子Aに電圧信号
が入力されるとその立上り変化が生じた時点に同
期して幅の狭いパルス電気信号を出力端子Qから
出力するよう作動するものであつて、このパルス
電気信号をOR回路56に入力させるように設け
ている。
一方、第2パルス発生手段47はモノマルチ発
振回路を要素となしていて、入力端子Bに入力さ
れている電圧信号が消失すると、その立下り変化
が生じた時点に同期して幅の狭いパルス電気信号
を出力端子Qから出力するよう作動するものであ
つて、このパルス電気信号をOR回路57に入力
させるように設けている。
なお、上記OR回路57の出力側は各制御基板
部12-1〜12-oにおける前記各NAND回路2
7の入力側に対し夫々接続させている。
次にリングカウンタ13は、フリツプ・フロツ
プ52の「CL」端子にAND回路58からの
「H」出力が入力されると共に、クロツク発生回
路51のクロツクパルスが2進カウンタ55の
「CL」端子に入力され、さらにOR回路59の
「H」出力がフリツプ・フロツプ52の「R」端
子に入力されるようになつており、AND回路5
8が「H」出力を発信すると、2進−10進デコー
ダ19が作動して出力端子F0から始まつて最後
の出力端子F9までの10個の出力端子より、1.0秒
のインターバルをとつたパルス信号を順番に出力
し、かつ、この1サイクルの作動を2回繰り返す
ようになり、一方、OR回路59が「H」出力を
発信すると作動が解除されて初めの状態に復する
ようになる。
前記2進−10進デコーダ19は各出力端子F0
〜F9が各制御基板部12-1〜12-o(この場合n
=10)のNAND回路26の入力端子に夫々接続
されており、従つて、全室始動スイツチ4-0を閉
操作するか、又はプログラムタイマの出力接点4
8が閉成するかによつて、リングカウンタ13が
出力端子F0から出力端子F9までの1秒毎に「H」
出力を発して停止中の空調機ユニツトに対し運転
信号を送信し、しかも、この送信を2回繰り返さ
せて誤作動の防止をはかることにより確信性を保
証させるように作動し、一方、全室停止スイツチ
-sを閉操作するか、又は出力接点48が閉成か
ら開放に転じるかによつて、リングカウンタ13
が初期状態に復帰し、同時に各制御基板部12-1
〜12-oのNAND回路27の入力端子に「H」
出力を発することにより、運転中の空調機ユニツ
トに対して一斉に停止信号を送信するよう作動す
る。
この作動により、空調機ユニツト1-1〜1-o
順序起動し、また一斉に運転停止するようにな
る。
叙上の構成を有する制御装置の作動を説明する
と、プログラムタイマの出力接点48をタイマ端
子49,50間に接続した後、集中・各室管理ス
イツチ6の何れかのスイツチ6-1,6-0を閉操作
すると、第2トランジスタ22及び第2フオトカ
プラ15は共に不作動であつて、個別運転スイツ
チ4-1又は手元側運転スイツチ8を押操作した場
合、空調機ユニツト1-1が停止していれば運転信
号となつて空調機ユニツト1-1が運転し、一方、
運転中であれば停止信号となつて空調機ユニツト
-1が停止する。
この場合、停止中であつて、全室始動スイツチ
-0を閉操作するか、プログラムタイマが作動し
て所定時間経過後に出力接点48を閉成すること
により、リングカウンタ13を介し、さらに第1
トランジスタ21及び第1フオトカプラ14を介
し運転信号が各空調機ユニツト1-1〜1-oに与え
られるが、すでに運転中の空調機ユニツトについ
てはNAND回路26によつて第1トランジスタ
21に対する出力を発せしめないようになつてい
るので、停止中のもののみ運転信号が発せられ
る。
一方、空調機ユニツト1-1〜1-oが全数又は過
半数運転している状態では、全室停止スイツチ4
−sを閉操作するか、プログラムが作動して所定時
間経過後に出力接点48を開放することにより、
運転中の空調機ユニツトに対応する第1トランジ
スタ21、第1フオトカプラ14が作動して、停
止信号を発生せしめ一斉に停止することが可能で
ある。
次に、集中管理スイツチ5の何れかのスイツチ
-1,5-0を閉操作させると、第2トランジスタ
22が作動し、切換スイツチ17を開放させてい
る場合は、第2フオトカプラ15が第2トランジ
スタ22に同期作動する結果、個別運転スイツチ
-1による運転・停止操作、全室始動スイツチ4
−0による停止中のものの一括運転操作、全室停止
スイツチ4-sによる運転中のものの一斉停止操作
は可能であるが、空調機側の手元側運転スイツチ
8の操作は前記拘束手段18によつて発信が拘束
される。
従つて、集中コントローラ3側においてのみ運
転、停止が操作可能である。
なお、切換スイツチ17を閉成させているもの
については、第2フオトカプラ15は空調機が運
転中は不作動、停止中は作動の状態になるので、
手元側運転スイツチ8を押操作しても停止信号に
相当するものが有効で運転信号に相当するものは
無効となり、従つて、停止操作のみが可能であ
る。
かくして空調機ユニツトの運転を集中コントロ
ーラ3によつて優先的に、また各室側と併行的に
運転管理することができ、さらに、汎用のプログ
ラムタイマを直接接続して発停制御することがで
きる。
なお、実施例は第1パルス発生手段46を起動
運転用、第2パルス発生手段47を停止用に夫々
使つているが、これはプログラムタイマの出力接
点48が閉成した場合に運転信号となり開放した
場合に停止信号となる種類のものであるからであ
つて、プログラムタイマが出力接点48を逆に作
動させる形式のものであれば、前記両発生手段4
6,47は入れ替えて回路中に組み込めばよい。
また、この実施例はプログラムを一括運転用、
一括停止用に使用した例であるが、勿論、プログ
ラムタイマを個別運転スイツチ4-1〜4-oの特定
のものに並列的に組み付けてタイマ制御により自
動発停させることも可能である。
(考案の効果) 本考案は以上述べたように、電圧信号の立上り
変化をパルス電気信号に変換し出力する第1パル
ス発生手段46と、逆に立上り変化をパルス電気
信号に変換し出力する第2パルス発生手段47と
を、停止信号として出力する一方については、空
調機が運転中であることにより発信する電気信号
との論理積により、運転信号として出力する他方
については、空調機が停止中であることにより発
信する電気信号との論理積によつて、パルス信号
を処理する処理装置2に送信するよう形成してい
るので、電圧信号の存否によつて運転又は停止の
信号を発する汎用のプログラムタイマを、パルス
信号でオン−オフ反転制御するマイコン制御方式
の空調機に対して直接接続することが可能とな
り、廉価で操作が簡単なプログラムタイマがその
まま利用し得るので頗る便利であつて、病院、ホ
テル、寮などの集中管理方式による空調機の管理
を自動化する際に極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の1実施例に係る電
気制御回路図であり第1図は共通回路部分図、第
2図は制御基板部内と空調機ユニツトの個別回路
部分図である。 2……処理装置、4……運転スイツチ、26,
27……論理回路、46……第1パルス発生手
段、47……第2パルス発生手段、48……プロ
グラムタイマの出力接点、49,50……タイマ
端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転スイツチ4の操作により所定ポートに入力
    されたパルス信号を空調運転中は停止信号に、空
    調停止中は運転信号に変換し出力する処理装置2
    を有する空調機において、電圧信号の立上り又は
    立下りを運転信号、その逆を停止信号として夫々
    出力するプログラムタイマの出力接点48を接続
    するためのタイマ端子49,50と、電圧信号の
    立上り変化をパルス電気信号に変換し出力する第
    1パルス発生手段46と、電圧信号の立下り変化
    をパルス電気信号に変換し出力する第2パルス発
    生手段47とを設けて、前記両パルス発生手段4
    6,47の各入力端子を前記タイマ端子49,5
    0に夫々接続すると共に、それ等両パルス発生手
    段46,47の各出力端子を、停止信号を出力す
    る一方については、前記空調機が運転中の際発信
    する電気信号との論理積をとる論理回路27を介
    して、また、運転信号を出力する他方について
    は、前記空調機が停止中の際発信する電気信号と
    の論理積をとる論理回路26を介して、前記処理
    装置2の前記所定ポートに夫々接続したことを特
    徴とする空調制御装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60218548A (ja) * 1984-04-13 1985-11-01 Sharp Corp 電気機器の制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60218548A (ja) * 1984-04-13 1985-11-01 Sharp Corp 電気機器の制御装置

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