JPH0354072A - 鉄道車両のレール摩擦式ブレーキ装置

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】従来の鉄道車両のブレーキ装置は、車輪に制輪子を押し
付けて、その摩擦力で、・あるいは電動機の逆起電力に
より、また、内燃機関のエンジンブレーキを利用して、
車輪を制動するものであった。

そのために、強いブレーキを掛けると、車輪が停止し、
レール上を滑走してしまい、それ以上のブレーキ力は得
られなかった。それと同時に、車輪に滑走傷ができ、次
に走行するとカタカタと不快な音と振動を発するにいた
っていた。

本発明は、それらの欠点を除くために発明されたもので
ある。鉄道には、ポイントや踏切りがありケーブルカー
の非常ブレーキのように、制動子でレールを挟むことが
出来ないので、レール上面に制動子を押し付け、その摩
擦力で車両にブレーキを掛ける装置とした。

これを図面について説明すれば、５．レール上を車両が
走行している間は、１．制動子受け及び２．制動子は上
方に上がり、レールとの間に隙間がある。

ブレーキを掛けると、空気圧、あるいは油圧が作用し１
．制動子受けおよび２，制動子は５．レールに車両重量
あるいは電磁吸引力により強力に圧着され、その摩擦力
によって車両を制動する装置である。

尚、１．制動子受けに、３．フランジを付けているのは
、故障等で制動子圧力が過大になり、車両をレール面上
から持ち上げた場合、脱線を防止するためのものである
。また、４．取り付けボルトは制動子を取り付けると共
に、制動子が摩耗しタ場合、３．フランジの高さを調整
するためのものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の正面概念図第２図は本発明の側面概念図第３図は本発明の斜視図１．制動子受け２６制動子３．フランジ４．取り付けボルト５．レール

【特許請求の範囲】