JPH0353936Y2 - - Google Patents

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JPH0353936Y2
JPH0353936Y2 JP14386087U JP14386087U JPH0353936Y2 JP H0353936 Y2 JPH0353936 Y2 JP H0353936Y2 JP 14386087 U JP14386087 U JP 14386087U JP 14386087 U JP14386087 U JP 14386087U JP H0353936 Y2 JPH0353936 Y2 JP H0353936Y2
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attached
holding member
claw
vertical column
sliding frame
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JP14386087U
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JPS6448339U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、バン型車両の荷室に搭載した荷物の
荷くずれ防止装置、特に有輪ラツクコンテナ用の
荷くずれ防止装置に関するものである。
(従来技術) 従来の荷くずれ防止装置は、第11図に示すよ
うに荷室の左右の側壁aの長手方向にラツシング
レールbが取り付けられていて、これに剛性又は
可撓性の保持部材cを係脱自在にしたものであつ
た。
かゝる構成の荷くずれ防止装置を使用する際に
は、その都度保持部材cを格納場所から運搬し、
所定位置に取り付けなければならなかつた。又不
使用時には取外して再び格納場所に運搬しなけれ
ばならないので実際の作業面で非常にわずらわし
かつた。
(考案の解決しようとする問題点) 本考案は上記の従来技術の問題点に鑑みて考案
されたもので、保持部材の不使用時にはバン型車
両の荷室天井面に沿わせて格納しておくことがで
き、使用時には天井面から所望高さ位置まで降下
させ、これによつて荷くずれを防止するように
し、しかもこの保持部材の昇降操作を容易にでき
るようにしようとするものである。
(考案による解決手段) 両側にフランジを有し、中央部にU型凹溝を備
えた垂直柱を対向する側壁に対をなして立設し、
各垂直柱のU型凹溝の下部に取付けたワイヤリー
ル内のワイヤの一端に取付けられ、垂直柱のU型
凹溝の内側面に案内されて上下動可能な摺動架台
と、対向する摺動架台間に水平に固設した保持部
材と、保持部材の上下位置を保持するための垂直
柱に取付けた上部爪具及び下部爪具及び摺動架台
に取付けられた上部突片及び下部突片と前記摺動
架台の下端にとりつけられた下部ストツパと、垂
直柱に取付けられたワイヤリールの上方位置にあ
り、かつ下部爪具の下方位置にあつて垂直柱にと
りつけられた下方ストツパとよりなる保持機構
と、前記保持部材内に押出可能に取付けられ、常
時引込方向に付勢されたロツドを有する前記保持
機構の爪解除機構とよりなり、使用時と不使用時
には簡単な操作で自動的にその位置を移動させる
ことができ、かつその位置を保持できるようにし
た。
(実施例) 第1図は本考案の荷くずれ防止装置を備えたバ
ン型車両で、側壁面aに所定の間隔を置いて、両
側にフランジ1bを有し中央部に横断面がU型を
した凹溝1aを備えた垂直柱1が立設されてい
る。これら垂直柱1は左右側壁面aに凹溝1aを
互に向い合わせて対をなして設けられている。2
は荷物例えば有輪ラツクコンテナ3の位置を保持
する保持部材で、たとえば断面H型をなし、垂直
柱1にそつて上下に移動可能である。4は保持部
材2と一体の摺動架台で、第3図に示す如く左右
2枚の平板よりなる縦部材5,5と、上下2枚の
横部材6,6が井桁状に組まれて、上方の横部材
6に保持部材2の端部が固着されている。横部材
6の両側背面には前後方向規制用のローラ7が取
付けられ、両側に夫々フランジ1bを備え、中央
部に横断面がU型をした凹溝1aを備えた垂直柱
1の溝の両側面上を転動する。8は横部材6の背
面に平行して固設された縦部材5,5(第4図)
に対をなして取付けられた巾方向規制用のローラ
である。
10は一方の縦部材5の上下に取付けられた上
部ストツパ(第3図)、11は同じく下端に取付
けられた下部ストツパである。12は他方の縦部
材5の下端に取付けられたワイヤフツクである。
13は垂直柱1の下端に取付けられたワイヤリ
ール(第5図)で、いわゆるスプリングバランサ
ーが使用される。これは内蔵されているスプリン
グのトルクと、保持部材2の自重がバランスし
て、手で保持部材2を押せば軽く上下するように
なつており、市販されているものを使用するもの
とする。ワイヤリール13に巻かれたワイヤ14
は滑車15、垂直柱1の上部中央に取付けられた
滑車16を経て、前記摺動架台4の縦部材5の下
端に設けたワイヤフツク12に固着されている。
17は前記摺動架台4の縦部材下端の下部スト
ツパ11に対応する下方ストツパ、18は同じく
上部ストツパ10に対応する上方ストツパで、夫
夫垂直柱1の溝部側壁に固着されている。
19は保持部材2に上部位置を保持する上部爪
具(第6図)、20は同じく下部位置を保持する
下部爪具である。これら爪具は垂直柱1の溝部中
央位置の上下に取付けられている。即ち保持部材
2の格納位置並びに使用位置に夫々反対向きに取
付けられている。第8図に示す如く、垂直柱1に
固着された断面コ型のブラケツト19aにピン1
9cで枢着され、常時ブラケツト19aからスプ
リング19bによつて荷室側に突出するよう付勢
された爪19bよりなつている。この爪19bが
第9図に示す如く摺動架台4の上部横部材6の背
面中央部に固設された上部突片21の下面と係合
し、これにより保持部材2の上方位置が保持され
る。保持部材2の使用時には上部横部材6の背面
中央に取付けられた下部突片22の上面と下部爪
具20の爪20bの下端が係合し、保持部材2の
使用時位置が保持され(第6図)、保持部材2の
下部位置(使用時の位置)における上方へのはね
上りを防止している。
次に爪解除装置について説明する(第6図、第
7図)。保持部材2のリブ部に回転板23が軸2
3aでとりつけられている。この回転板23には
左ロツド24と右ロツド25の端が回転板の直径
方向に隔てて枢着されており、回転板23に固設
したハンドル26を手動操作で第7図の矢印方向
に回転すると、左ロツド24が左方に又右ロツド
25が右方に押し出される。なお左右のロツド先
端は上方の横部材6を貫通している。するとロツ
ド先端が前記爪19b又は20bを側方に押し、
爪19b又は20bと上部突片21との係合が解
除される。なお各ロツドはその先端でスプリング
27で常時は引き込み方向に付勢されている。
(作動) 格納状態 この状態では保持部材2は天井下に納つてい
る。このとき上部爪具19の爪19bはスプリン
グ19dで突出され、摺動架台4側の上端突片2
1と係合し、その位置が保持されている。この状
態では、又上方ストツパ18に摺動架台4の上部
ストツパ10が当りそれ以上上方へは移動不能と
なつている。
使用状態 格納状態から使用状態への移動は爪解除装置の
ハンドル26を回すと、ロツド24,25が同時
に側方に押出されるので、爪19bの係合がとか
れるので、保持部材2を手で下方に少し押すと保
持部材は自動的に下降する。
そして下降の最終段階即ち下方ストツパ17に
摺動架台4の下部ストツパ11が当る直前で、上
部横部材6の背面中央にとりつけられた下部突片
22が下部爪具20の爪20bの側部と接し、こ
れを側方に押圧し乍らのり越えると、爪20bは
ばねで元に戻り、下部突片22の上面に押し出さ
れて係合する。このとき下方ストツパ17に摺動
架台4の下部ストツパ11が当り下部位置が保持
される。
再び格納状態へ移動するには、ハンドル26を
回して爪20bと下部突片22の係合を解けば、
ワイヤリール13に貯えられたエネルギーによつ
て手で少し押上げると保持部材は上昇し、さらに
押上げると前記格納位置におさめることができ
る。
(効果) 荷くずれ防止装置の保持部材2を不使用時には
天井面に格納しておき、使用時のみ所定位置に降
下されて使用できるようにした。しかも保持部材
2の自重をワイヤーバランサーと均衡させて保持
部材2の昇降が楽にできるようにしたので、荷く
ずれ防止装置の作業性が一段と向上すると共に、
不使用時の保持部材2の運搬等の問題がなくなり
安全面からもきわめて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の荷くずれ防止装置を備えたバ
ン型車両。第2図は荷くずれ防止装置の斜視図。
第3図は摺動架台の斜視図。第4図は第2図の
矢視図。第5図はワイヤリール及びワイヤの取付
構造を示す斜視図。第6図は爪解除装置の詳細断
面図。第7図は爪解除装置の操作部の詳細を示す
図。第8図は爪とこれを枢支するブラケツトの斜
視図。第9図は爪の係合する上部及び下部突片の
構造説明図。第10図は爪解除装置の作動説明
図。第11図は従来型荷くずれ防止装置を示す。 1……垂直柱、2……保持部材、3……有輪ラ
ツクコンテナ、4……摺動架台、5……縦部材、
6……横部材、7……ローラ、8……ローラ、1
0……上部ストツパ、11……下部ストツパ、1
2……ワイヤフツク、13……ワイヤリール、1
4……ワイヤ、15……滑車、16……滑車、1
7……下方ストツパ、18……上方ストツパ、1
9……上部爪具、19a……ブラケツト、19b
……爪、19c……ピン、19d……スプリン
グ、20……下部爪具、21……上部突片、22
……下部突片、23……回転板、23a……軸、
24……左ロツド、25……右ロツド、26……
ハンドル、27……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側にフランジ1bを有し、中央部にU型凹溝
    1aを備えた垂直柱1を対向する側壁に対をなし
    て立設し、各垂直柱1のU型凹溝1aの下部に取
    付けたワイヤリール13内のワイヤ14の一端に
    取付けられ、垂直柱1のU型凹溝の内側面に案内
    されて上下動可能な摺動架台4と、対向する摺動
    架台4間に水平に固設した保持部材2と、保持部
    材2の上下位置を保持するための垂直柱1に取付
    けた上部爪具19及び下部爪具20及び摺動架台
    4に取付けられた上部突片21及び下部突片22
    と前記摺動架台4の下端にとりつけられた下部ス
    トツパ11と、垂直柱1に取付けられたワイヤリ
    ール13の上方位置にあり、かつ下部爪具20の
    下方位置にあつて垂直柱1にとりつけられた下方
    ストツパ17とよりなる保持機構と、前記保持部
    材2内に押出可能に取付けられ、常時引込方向に
    付勢されたロツドを有する前記保持機構の爪解除
    機構とよりなるバン型車両の荷くずれ防止装置。
JP14386087U 1987-09-22 1987-09-22 Expired JPH0353936Y2 (ja)

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JP14386087U JPH0353936Y2 (ja) 1987-09-22 1987-09-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14386087U JPH0353936Y2 (ja) 1987-09-22 1987-09-22

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Publication Number Publication Date
JPS6448339U JPS6448339U (ja) 1989-03-24
JPH0353936Y2 true JPH0353936Y2 (ja) 1991-11-27

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JP14386087U Expired JPH0353936Y2 (ja) 1987-09-22 1987-09-22

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