JPH0353803B2 - - Google Patents

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JPH0353803B2
JPH0353803B2 JP60136484A JP13648485A JPH0353803B2 JP H0353803 B2 JPH0353803 B2 JP H0353803B2 JP 60136484 A JP60136484 A JP 60136484A JP 13648485 A JP13648485 A JP 13648485A JP H0353803 B2 JPH0353803 B2 JP H0353803B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は入力信号の電圧に対応して出力信号の
周波数又は周期を制御する電圧制御発振回路に関
する。
〔発明の概要〕
本発明は電圧制御発振回路において、第1のト
ランジスタと第2のトランジスタとを差動接続し
て第1のコンパレータとし、第3のトランジスタ
と第4のトランジスタとを差動接続して第2のコ
ンパレータとし、第1のコンパレータが接続され
た第5のトランジスタと、第2のコンパレータが
接続された第6のトランジスタとを差動接続し、
第2のトランジスタと第3のトランジスタを流れ
る電流又は第1のトランジスタと第4のトランジ
スタを流れる電流に対応して第5のトランジスタ
又は第6のトランジスタのベース電圧を制御する
ようにしてシユミツト回路を構成し、コンデンサ
の充放電を制御する第7のトランジスタと第8の
トランジスタとにより充放電回路と構成し、第2
のトランジスタと第3のトランジスタのベースに
コンデンサの充電電圧を入力し、第1のトランジ
スタと第4のトランジスタのベースに第1の基準
電圧と第2の基準電圧を各々供給し、シユミツト
回路の出力により第7のトランジスタと第8のト
ランジスタのベース電圧を制御するようにし、も
つて遅延を少なくし、高い発振周波数においても
良好なリニアリテイが得られるようにしたもので
ある。
〔従来の技術〕
第6図は従来の電圧制御発振回路の構成を表し
ている。同図において1はコンパレータであり、
その反転端子に基準電圧Aが入力されるようにな
つている。2はコンパレータであり、その非反転
端子の基準電圧Bが入力されるようになつてい
る。コンパレータ1,2の出力C,Dはフリツプ
ロツプ回路3に入力され、各々フリツプフロツプ
回路3をリセツト又はセツトする。フリツプフロ
ツプ回路3の出力Eは充放電回路4に入力され、
コンデンサ5の充放電を制御するようなつてい
る。コンデンサ5の充電電圧Fはコンパレータ
1,2の非反転端子と反転端子に各々供給されて
いる。
第7図はその具体的回路図を表している。すな
わちコンパレータ1は、抵抗71と抵抗71にエ
ミツタが共通接続されたPNPトランジスタ72,
73と、トランジスタ72,73のベースにエミ
ツタが各々接続されたPNPトランジスタ74,
75と、トランジスタ72,73のコレクタにコ
レクタが各々接続されたNPNトランジスタ76,
77とより構成されている。同様にもう1つのコ
ンパレータ2は、抵抗78と、抵抗78にエミツ
タが共通接続されたPNPトランジスタ79,8
0と、トランジスタ79,80のベースにエミツ
タが各々接続されたPNPトランジスタ81,8
2と、トランジスタ79,80のコレクタにコレ
クタが各々接続されたNPNトランジスタ83,
84とより構成されている。フリツプフロツプ回
路3は、ベースとコレクタが相互に接続された
NPNトランジスタ85,86と、トランジスタ
85,86に各々並列接続されたNPNトランジ
スタ87,88と、トランジスタ85乃至88に
抵抗90,91を介して電流を供給するNPNト
ランジスタ89と、トランジスタ89をバイアス
する抵抗92とダイオード93の直列回路により
構成されている。また充放電回路4は、フリツプ
フロツプ回路3の出力がそのベースに供給される
差動接続されたNPNトランジスタ94,95と、
トランジスタ94,95のコレクタにそのコレク
タが接続されたPNPトランジスタ96,98と、
トランジスタ96,98のエミツタに各々接続さ
れた抵抗97,99と、差動接続されたトランジ
スタ94,95のエミツタにそのコレクタが接続
されたNPNトランジスタ100と、トランジス
タ100のエミツタに接続された抵抗101とよ
り構成されている。
第8図を参照してその作用を説明するに、いま
コンデンサ5の充電電圧Fが基準電圧Aより低
く、基準電圧Bより高いとき(第8図a)、コン
パレータ1においてはトランジスタ73,75が
オン、トランジスタ72,74がオフ、トランジ
スタ76,77がオンとなつており、その出力信
号Cは低レベルとなつている(第8図b)。一方
コンパレータ2においては、トランジスタ79,
81がオフ、トランジスタ80,82がオン、ま
たトランジスタ83,84がオンとなつており、
その出力信号Dは低いレベルとなつている(第8
図c)。従つてフリツプフロツプ回路3のトラジ
スタ87,88が共にオフとなつている。そして
トランジスタ85,86のうちいずれか一方、例
えばトランジスタ85がオン、他方のトランジス
タ86がオフとなつてフリツプフロツプ回路3は
セツト状態にある。その結果トランジスタ85の
コレクタ(トランジスタ95のベース)は低レベ
ルの信号を、またトランジスタ86のコレクタ
(トランジスタ94のベース)は高いレベルの信
号Eを各々出力し(第8図d)、トランジスタ9
4がオン、トランジスタ95がオフとなつてい
る。従つて抵抗99、トランジスタ98を介して
コンデンサ5に充電電流が流れ、その充電電圧F
は徐々に上昇する(第8図a)。
コンデンサ5の充電電圧Fが基準電圧Aより大
きくなると、その間コンパレータ1においてトラ
ンジスタ73,75がオフ、トランジスタ72,
74がオン、トランジス76,77がオフに反転
し、その出力信号Cは高レベルとなる(第8図
b)。従つてトランジスタ88がオンし、トラン
ジスタ85がオフ、トランジスタ86がオンに反
転してフリツプフロツプ回路3はリセツトされる
(第8図d)。その結果トランジスタ94がオフ、
トランジスタ95がオン、またトランジスタ9
6,98がオフとなり、コンデンサ5にはトラン
ジスタ95,100、抵抗101の経路で放電電
流が流れ、その充電電圧Fは徐々に低下する(第
8図a)。
コンデンサ5の充電電圧Fが基準電圧Bにより
低くなると、その間コンパレータ2において、ト
ランジスタ79,81がオン、トランジスタ8
0,82がオフ、またトランジスタ83,84が
オフとなり、その出力信号Dは高レベルとなる
(第8図c)。従つてトランジスタ87がオンとな
り、トランジスタ86がオフ、トランジスタ85
がオンに反転してフリツプフロツプ回路3はセツ
トされる。その結果トランジスタ95がオフ、ト
ランジスタ94がオン、またトランジスタ96,
98がオンとなり、コンデンサ5には抵抗99、
トランジスタ98経路で充電電流が流れ、その充
電電圧Fは徐々に増加する(第8図a)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら従来の電圧制御発振回路はコンパ
レータ1,2とフリツプフロツプ回路3と独立し
ており、その間の信号の伝達に遅延が生じ、動作
速度が遅くなり、高周波の発振が困難であるばか
りでなく、基準電圧A,Bを制御して発振周波数
を変化させたとき、電圧に対する発振周期のリニ
アリテイが悪化する欠点があつた。この遅延を減
少させるためには、例えばフリツプフロツプ回路
3をECL(Emitter Coupled Logic)等の非飽和
動作とし、素子数をさらに増加する必要が生じ
る。また従来の回路は、2つのコンパレータを常
時通電状態としているため、消費電流が大きくな
る欠点を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の電圧制御発振回路の構成を表
している。本発明においては基本的にシユミツト
回路7により充放電回路4が制御されるようにな
つている。シユミツト回路7を構成する11は
NPNトランジスタ12と13が差動増幅器とし
て接続されたコンパレータ、14はNPNトラン
ジスタ15と16が差動増幅器として接続された
コンパレータである。トランジスタ12のベース
に基準電圧VHが、またトランジスタ16のベー
スに基準電圧VHより低い基準電圧VLが、各々供
給されるとともに、トランジスタ13と15のベ
ースにコンデンサ5の充電電圧が入力されるよう
になつている。17はコンパレータ11が接続さ
れたNPNトランジスタ18、コンパレータ14
が接続されたNPNトランジスタ19とよりなる
差動増幅器である。この差動増幅器17は定電流
源を構成するNPNトランジスタ20と抵抗21
を介して負の固定電圧−Vccに接続されている。
22は、トランジスタ13とトランジスタ15の
コレクタ電流と、トランジスタ12とトランジス
タ16のコレクタ電流に対応してトランジスタ1
8又はトランジスタ19のベース電圧を制御する
制御回路部である。制御回路部22は、エミツタ
が抵抗32を介して正の固定電圧Vccに接続さ
れ、コレクタがトランジスタ18のベースに接続
されているPNPトランジスタ31と、エミツタ
が抵抗34を介して正の固定電圧Vccに接続さ
れ、コレクタがトランジスタ19のベースに接続
されているPNPトランジスタ33と、コレクタ
が負の固定電圧−Vccに接続され、エミツタが抵
抗35と36を介してトランジスタ18と19の
ベースに各々接続されているPNPトランジスタ
26とを有している。さらにまた制御回路部22
においては、NPNトランジスタ24がそのエミ
ツタが抵抗25を介して負の固定電圧−Vccに接
続され、そのベースがトランジスタ20,26の
ベースと共通接続されている。またトランジスタ
24はそのコレクタとベースがダイオード接続さ
れているとともに、そのコレクタが抵抗27を介
してPNPトランジスタ30のコレクタに接続さ
れている。トランジスタ30はそのエミツタが抵
抗29を介して正の固定電圧Vccに接続されると
ともに、そのコレクタがベースに接続され、トラ
ンジスタ31,33とカレントミラー回路28を
構成している。
コンデンサ5を充放電する充放電回路4の構成
は従来の場合と同様であり、シユミツト回路7の
出力電圧V1とV2が充放電回路4のトランジスタ
94,95のベースに供給されるようになつてい
る。
〔作用〕
しかしてその作用を第2図を参照して説明す
る。いまトランジスタ13と15のベースに入力
されるコンデンサ5の充電電圧Vcが、トランジ
スタ12のベースに供給されている基準電圧VH
より低く、基準電圧VLより高いとすると、トラ
ンジスタ13がオフ、トランジスタ12がオンと
なる。従つて電圧Vcc、抵抗32を介してトラン
ジスタ13に流れる電流Iaは0となり、電圧
Vcc、抵抗34を介してトランジスタ12に流れ
る電流Ibより小さくなる。
トランジスタ24と30のコレクタとベースが
ダイオード接続されているので、トランジスタ3
0のベースの電位、従つてそれよりベース・エミ
ツタ間電圧分だけ高いトランジスタ31と33の
エミツタの電位は所定の定電位となつている。そ
の結果抵抗32と34には所定の定電流が流れる
ようになる。その抵抗値を等しくしておくと抵抗
32と34に流れる定電流の値も等しくなる。こ
の定電流から電流Iaを引いた値の電流Icが抵抗3
5を介してトランジスタ26に流れるとともに、
電流Ibを引いた値の電流Idが抵抗36を介してト
ランジスタ26に流れる。いま電流Ibは電流Iaよ
り大きいから、電流Icは電流Idより大きくなる。
従つて抵抗35による電圧降下が抵抗36による
電圧降下より大きくなり、トランジスタ18のベ
ース電圧(出力電圧V1)が高レベル、トランジ
スタ19のベース電圧(出力電圧V2)が低レベ
ルとなり(第2図b,c)、トランジスタ18が
オン、トランジスタ19がオフとなる。従つてこ
のときコンパレータ14は実質的に非動作状態に
なる。
このときトランジスタ94がオン、トランジス
タ95がオフ、またトランジスタ96,98がオ
ンとなり、抵抗99、トランジスタ98の経路で
コンデンサ5には充電電流が流れ、その充電電圧
Vcは徐々に上昇する(第2図a)。
充電電圧Vcが基準電圧VHより高くなると、ト
ランジスタ13がオン、トランジスタ12がオフ
となり、トランジスタ12に流れる電流Ibが0と
なり、トランジスタ13に流れる電流Iaより小さ
くなる。従つて電流Idが電流Icより大きくなり、
抵抗36による電圧降下が抵抗35による電圧降
下より大きくなり、トランジスタ19のベース電
圧(出力電圧V2)が高レベル、トランジスタ1
8のベース電圧(出力電圧V1)が低レベルとな
り(第2図b,c)、トランジスタ19がオン、
トランジスタ18がオフとなる。その結果コンパ
レータ11が実質的に動作しなくなり、充電電圧
Vcは基準電圧VLより大きいので、トランジスタ
15がオン、トランジスタ16がオフとなつて、
電流Iaはトランジスタ15を流れるようになり、
コンパレータ14が動作状態になる。
このときトランジスタ94がオフ、トランジス
タ95がオン、またはトランジスタ96,98が
オフに反転するので、コンデンサ5には、トラン
ジスタ95,100、抵抗101の経路で放電電
流が流れ、その充電電圧Vcは徐々に減少する
(第2図a)。
次に充電電圧Vcが基準電圧VLより低くなる
と、トランジスタ15がオフ、トランジスタ16
がオンとなる。従つて電流Iaが0となり、電流Ib
より小さくなり、電流Icが電流Idより大きくな
る。その結果抵抗35による電圧降下が抵抗36
による電圧降下より大きくなつて、出力電圧V1
が高レベル、出力電圧V2が低レベルとなり、(第
2図b,c)、トランジスタ19がオフ、トラン
ジスタ18がオンとなる。そしてコンパレータ1
4が非動作状態となり、トランジスタ12がオ
ン、トランジスタ13がオフとなつて、前述した
場合と同様の状態となる。従つてコンデンサ5の
充電電圧Vcは再び徐々に上昇する(第2図a)。
トランジスタ100はそのベースに所定の定電
圧V0が供給され定電流源を構成しており、定電
流I0が流れるようになつている。またトランジス
タ96のコレクタとベースがダイオード接続さ
れ、トランジスタ98のベース電位、従つてそれ
よりベース・エミツタ間の電圧分だけ高い電位の
エミツタは定電位とされているので、コンデンサ
5の充放電電流は一定となり、その充電電圧Vc
の増減ほ直線的に行われる。
この電圧制御発振回路の発振周期τを求める
と、充電電圧Vcの傾斜kは、コンデンサ5の容
量をCとすると、 k=dV/dt=1/C・dQ/dt=I0/C となる。従つて周期τは、 τ=2(VH−VL)/k =2C(VH−VL)/I0 となる。すなわ基準電圧の差VH−VLと定電流I0
の値を調整することにより発振周波数を制御する
ことが可能となつている。基準電圧VLを固定し、
基準電圧VHをパラメータとする場合は周期がリ
ニアとなり、また制御電圧V0を制御して電流I0
制御すると周波数がリニアとなる。
固定電圧±Vccに変動があつた場合、電流Iaと
Ic,IbとIdが略対応して変動するので、その影響
は少ない。
尚以上においてはトランジスタ13,15及び
12,16のコレクタを、トランジスタ31,3
3のコレクタではなくエミツタに各々接続してい
る。これはトランジスタ31,33のコレクタに
接続すると、トランジスタ12,13,15、1
6のコレクタ電位がトランジスタ18,19のベ
ース電位と同じになつてしまい、これらのトラン
ジスタに電流を流すことができなくなるからであ
る。
第3図は本発明の他の実施例を表している。こ
の実施例においては、制御電圧V0がそのベース
に供給され、エミツタが抵抗118を介して負の
固定電圧−Vccに接続されているNPNトランジ
スタ117のコレクタを、エミツタが抵抗116
を介して正の固定電圧Vccに接続され、ベースが
ダイオード接続されているトランジスタ115の
コレクタに接続し、抵抗114を介してエミツタ
が正の固定電圧Vccに接続され、ベースがトラン
ジスタ115のベースと接続されているPNPト
ランジスタ113のコレクタから常に充電電流I2
が流れるようになされている。またトランジスタ
100と抵抗101以外に、NPNトランジスタ
111と抵抗112を定電流源として付加し、放
電電流(定電流)I1が充電電圧I2より大きくなる
ようになされている。斯かる構成において、差動
増幅器を構成するトランジスタ94,95をスイ
ツチングとすと、発振周波数をより高くすること
が可能となる。
第4図は本発明におけるシユミツト回路7の他
の実施例を表している。この実施例においては、
電流Ia,Ib,Ic,Idを生成する制御回路部22の
一部が、差動接続されたPNPトランジスタ41,
42と、共通接続されたそのエミツタを固定電圧
Vccに接続する抵抗43と、トランジスタ12,
16のコレクタと、トランジスタ41のベースに
電流を供給するダイオード44と抵抗45の直列
回路と、トランジスタ13,15のコレクタと、
トランジスタ42のベースに電流を供給するダイ
オード44に接続された抵抗46とより構成され
ている。
すなわちこの場合においては、トランジスタ1
3,15に流れる電流Iaが大きくなると、抵抗4
6の電圧降下が大きくなり、そのベース電圧が低
下してトランジスタ42のコレクタ電流Idが大き
くなつて、出力電圧V2(トランジスタ19のベー
ス電圧)が高くなる。またトランジスタ12,1
6に流れる電流Ibが大きくなると、抵抗45の電
圧降下が大きくなり、そのベース電圧が低下して
トランジスタ41のコレタ電流Icが大きくなつ
て、出力電圧V1(トランジスタ18のベース電
圧)が高くなるようになつている。従つてこの実
施例においては、第1図の実施例の場合とは反対
に、電流Iaによりトランジスタ19のベース電圧
を、また電流Ibによりトランジスタ18のベース
電圧を、各々制御している。
またこの実施例においては、電流IcとIdを各々
別のPNPトランジスタ50と51に流すように
している。
この他第4図におけるトランジスタ41,42
のベースからシユミツト回路7の出力信号V1
V2を得るようにすることもできる。
第5図はシユミツト回路7のさらに他の実施例
を表している。この実施例においては電流Iaを抵
抗63により電圧に変換し、抵抗63の電圧降下
が増加したときNPNトランジスタ61のベース
電圧を低下させ、そのコレクタ電流Icを減少さ
せ、この電流Icを抵抗62により電圧に変換して
出力するようにしている。また同様にして電流Ib
を抵抗66により電圧に変換し、抵抗66の電圧
降下が増加したときNPNトランジスタ64のベ
ース電圧を低下させ、そのコレクタ電流Idを減少
させ、この電流Idを抵抗65により電圧に変換し
て出力するようにしている。そしてこのコレクタ
電流IcとIdを、NPNトランジスタ67と抵抗6
8、またNPNトランジスタ69と抵抗70に
各々流すようにしている。
斯かる電圧制御発振回路は、例えば充電電圧
Vcあるいは電圧V1又はV2により三角波あるいは
方形波の出力を得ることができ、ミユージツクシ
ンセサイザに応用するとができる。また電流I0
オーデイオ信号に対応して変化させれば周波数変
調器として利用することができる。さらにビデオ
デイスクプレーヤ、デイジタルオーデイオデイス
クプレーヤ等の時間軸誤差補正装置としての
CCDを駆動する、周期がリニアであることが好
ましいクロツク発生器としても利用することがで
きる。
〔効果〕
以上の如く本発明は、電圧制御発振回路におい
て、第1のトランジスタと第2のトランジスタと
を差動接続して第1のコンパレータとし、第3の
トランジスタと第4のトランジスタとを差動接続
して第2のコンパレータとし、第1のコンパレー
タが接続された第5のトランジスタと、第2のコ
ンパレータが接続された第6のトランジスタとを
差動接続し、第2のトランジスタと第3のトラン
ジスタを流れる電流又は第1のトランジスタと第
4のトランジスタを流れる電流に対応して第5の
トランジスタ又は第6のトランジスタのベース電
圧を制御するようにしてシユミツト回路を構成
し、コンデンサの充放電を制御する第7のトラン
ジスタと第8のトランジスタとにより充放電回路
を構成し、第2のトランジスタと第3のトランジ
スタのベースにコンデンサの充電電圧を入力し、
第1のトランジスタと第4のトランジスタのベー
スに第1の基準電圧と第2の基準電圧を各々供給
し、シユミツト回路の出力により第7のトランジ
スタと第8のトランジスタのベース電圧を制御す
るようにしたので、遅延を少なくし、高い発振周
波数においても良好なリニアリテイを得ることが
できる。また部品点数を少なくし、消費電流を少
なくすることができ、低コスト化、IC化にも有
利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電圧制御発振回路の回路図、
第2図はその動作波形図、第3図はその他の実施
例の回路図、第4図及び第5図はそのシユミツト
回路の他の実施例の回路図、第6図は従来の電圧
制御発振回路のブロツク図、第7図はその回路
図、第8図はその動作波形図である。 1,2……コンパレータ、3……フリツプフロ
ツプ回路、4……充放電回路、11,14……コ
ンパレータ、17……差動増幅器、22……制御
回路部、28……カレントミラー回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1のトランジスタ12と第2のトランジス
    タ13とを差動接続して第1のコンパレータ11
    とし、 第3のトランジスタ15と第4のトランジスタ
    16とを差動接続して第2のコンパレータ14と
    し、 該第1のコンパレータ11が接続された第5の
    トランジスタ18と該第2のコンパレータ14が
    接続された第6のトランジスタ19とを差動接続
    し、 該第2のトランジスタ13と該第3のトランジ
    スタ15に流れる電流Ia又は該第1のトランジス
    タ12と該第4のトランジスタ16に流れる電流
    Ibの有無に対応して該第5のトランジスタ18又
    は該第6のトランジスタ19のいずれか一方をオ
    ン、他方をオフさせて該第1のコンパレータ11
    と第2のコンパレータ14の動作を切換え制御す
    るためのベース電圧を該第5のトランジスタ18
    と該第6のトランジスタ19のベースに供給する
    ようにしてシユミツト回路7を構成し、 コンデンサ5の充放電を制御する第7のトラン
    ジスタ94と第8のトランジスタ95とにより充
    放電回路4を構成し、 該第2のトランジスタ13と該第3のトランジ
    スタ15のベースに該コンデンサ5の充電電圧を
    入力し、 該第1のトランジスタ12と該第4のトランジ
    スタ16のベースに第1の基準電圧VHと第2の
    基準電圧VLを各々供給し、 該シユミツト回路7の出力を該第7のトランジ
    スタ94と該第8のトランジスタ95のベースに
    供給して該第7のトランジスタ94と該第8のト
    ランジスタ95を択一的に動作させるよう制御す
    ることを特徴とする電圧制御発振回路。
JP60136484A 1985-06-22 1985-06-22 電圧制御発振回路 Granted JPS61294919A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60136484A JPS61294919A (ja) 1985-06-22 1985-06-22 電圧制御発振回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60136484A JPS61294919A (ja) 1985-06-22 1985-06-22 電圧制御発振回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61294919A JPS61294919A (ja) 1986-12-25
JPH0353803B2 true JPH0353803B2 (ja) 1991-08-16

Family

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